JP3175494U

JP3175494U - スッキリ完食飲料容器

Info

Publication number: JP3175494U
Application number: JP2012001282U
Authority: JP
Inventors: 勇松本
Original assignee: 勇松本
Priority date: 2012-02-21
Filing date: 2012-02-21
Publication date: 2012-05-17
Anticipated expiration: 2022-02-21

Abstract

【課題】缶ビール、缶コーヒーや粒入りコーンスープ等を飲食すると、最後に少量の飲料と数粒のコーン等が缶蓋と本体の縁の接着部に残り、完全に飲食することが困難です。容器内の内容物全部を容易に排出し、残すことなく完全に飲食できる飲料容器を提供する。
【解決手段】飲料等の容器における缶蓋に開口される飲み口先端部Ａ１を、本体容器の縁１に接触させた位置Ｂ１、或いは１ミリ程度離して設定し、内容物が残留しないようにした。さらに、容器内の内容物が排出しやすいように、本体容器の縁１と飲み口先端部Ａ１の接触幅を長めにした。
【選択図】図１

Description

この考案は、飲料等の容器における缶蓋（２）に、各種方式によって開口する飲み口（５イ）の先端部（Ａ１）を本体容器の縁（１）に接した位置（Ｂ１）、或いは１ミリ程度離して設定することによって、容器内の液体や固形物等全てが、容器を傾けることによって、容易に、残留物がなくなるまで排出可能にした容器（図１・図２）です。

従来、飲料等の容器における缶蓋に開口される飲み口（５ロ）の先端部（Ａ２）の位置は、本体容器の縁（１）から缶蓋の中心に向かって５ミリ程度（Ｂ２）内側に設定されていました。

缶ビール、缶コーヒーや粒入りコーンスープ等を飲食すると、最後に少量の飲料と数粒のコーン等が缶蓋と本体の縁に残り（図４ニ・ホ）、完全に飲食することが困難です。この考案は、容器内の内容物全部を、容易に排出できるようにしたものです。

この考案は、課題を解決する為に、飲料等の容器における缶蓋に開口される飲み口（５イ）の先端部（Ａ１）を、本体容器の縁（１）に接触させた位置（Ｂ１）、或いは１ミリ程度離して設定し、内容物がニ・ホの様に残留しないようにした。

容器内の内容物が排出しやすいように、本体容器の縁（１）と飲み口先端部（Ａ１）の接触距離（６）から（７）を長めにした。

ビールやコーヒー、或いはコーンスープや粒入りおしるこ等を飲食すると内容物が残留していたのが、この考案によって完全飲食が可能になり、満足できる。

今までは、残留物がゴミ袋の中に流出しゴミ袋に溜まり、さらにゴミ袋からも外に流出していたのが改善され、環境的に良くなります。

容器の飲み口（５イ）を密閉する蓋（４）を開放するのに、どの開放方式が使用されても、飲み口が本体容器の縁に接触した位置に設定する。

飲み口と本体容器の縁との接触幅（６から７）は、開放時に問題がおきなければ広い方が良いが、飲食者の口の大きさも考慮して設定します。

添付図面は、リベットＲでタブ（３）と飲み口を密閉する蓋（４）を缶蓋（２）に固定した、ステイオンタブ式飲料缶を参考としています。
この考案による飲料等の容器における缶蓋を上部より見た図です。この考案による飲料等の容器全体を側面より見た図です。従来の飲料等の容器における缶蓋を上部より見た図です。従来の飲料等の容器全体を側面より見た図です。

（１）本体容器の縁
（２）本体容器の缶蓋
（３）タブ
（４）飲み口を密閉する蓋
（５イ）この考案による容器の飲み口部
（５ロ）従来容器の飲み口部
（６）（７）
この考案による本体容器の縁と飲み口先端部との接触部分の両端点
（Ａ１）この考案による容器の飲み口の先端部
（Ａ２）従来容器の飲み口の先端部
（Ｂ１）この考案による容器の飲み口先端部と本体容器の縁との接触部分
（Ｂ２）従来の容器の飲み口先端部と本体容器の縁との間隔５ミリ
（ハ）この考案によって排出された固形内容物
（ニ）（ホ）
従来容器における本体容器の縁と缶蓋との接点角に残留した液体と固形物

Claims

飲料等の容器で缶蓋に有る、プルタブ方式やステイオンタブ式、或いはシール方式によって開口される飲み口（５イ）の先端部（Ａ１）を、本体容器の縁（１）に接した位置（Ｂ１）、或いは１ミリ程度離して設定することを特徴とする飲料等の容器です。