JP3175080B2 - 給湯システム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室外機および給
湯器を有するヒートポンプ方式の給湯システムに関する
ものである。
湯器を有するヒートポンプ方式の給湯システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4は深夜電力制度対応のヒートポンプ
方式の給湯システムの模式図、図5はその要部のブロッ
ク図である。図において、1は給湯システムの給湯器
で、貯湯タンク2と、その底部に設けられ給水水圧を減
圧するための減圧弁4を有する給水管3と、タンク2の
天井部に設けられ湯水沸き上げ時の膨張による圧力上昇
を防ぐための逃し弁6を有する給湯管5と、タンク2内
の下部に設けられタンク2内の湯水を加熱する発熱体7
と、タンク2の下部に取り付けられタンク2内の湯水の
温度を検知する第1の温度センサ8と、タンク2の下部
と上部に連結された湯水配管9に設けられタンク2の下
部の湯水をタンク2の上部に搬送して循環させる循環ポ
ンプ10と、循環ポンプ10により循環される湯水を温
める給湯用熱交換器11と、給湯用熱交換器11により
温められた湯水のタンク2への流量を調整する流量調整
弁12と、給湯用熱交換器11により温められた湯水の
温度を検知する第2の温度センサ13と、発熱体7の通
電、循環ポンプ10の駆動/停止および流量調整弁12
の開度などを制御し、タンク2内の湯水に対して発熱体
7による加熱または給湯用熱交換器11によるヒートポ
ンプ加熱を行う給湯制御装置14とを備えている。
方式の給湯システムの模式図、図5はその要部のブロッ
ク図である。図において、1は給湯システムの給湯器
で、貯湯タンク2と、その底部に設けられ給水水圧を減
圧するための減圧弁4を有する給水管3と、タンク2の
天井部に設けられ湯水沸き上げ時の膨張による圧力上昇
を防ぐための逃し弁6を有する給湯管5と、タンク2内
の下部に設けられタンク2内の湯水を加熱する発熱体7
と、タンク2の下部に取り付けられタンク2内の湯水の
温度を検知する第1の温度センサ8と、タンク2の下部
と上部に連結された湯水配管9に設けられタンク2の下
部の湯水をタンク2の上部に搬送して循環させる循環ポ
ンプ10と、循環ポンプ10により循環される湯水を温
める給湯用熱交換器11と、給湯用熱交換器11により
温められた湯水のタンク2への流量を調整する流量調整
弁12と、給湯用熱交換器11により温められた湯水の
温度を検知する第2の温度センサ13と、発熱体7の通
電、循環ポンプ10の駆動/停止および流量調整弁12
の開度などを制御し、タンク2内の湯水に対して発熱体
7による加熱または給湯用熱交換器11によるヒートポ
ンプ加熱を行う給湯制御装置14とを備えている。
【0003】15は給湯システムの室外機で、給湯用熱
交換器11に連結された冷媒配管17を介して冷媒を循
環させる圧縮機16と、冷媒配管17を開閉する電磁弁
18a,18b,18cと、冷媒を減圧する膨張機構1
9a,19bと、ファン21を有し循環している冷媒と
外気とを熱交換させる室外熱交換器20と、冷媒の循環
方向を切り換える4方弁22と、圧縮機16の駆動/停
止、電磁弁18a,18b,18cの開閉および4方弁
22の切換などを制御し、冷媒を場合に応じた方向に循
環させる室外制御装置23とを備えている。また、室外
制御装置23は給湯器1の給湯制御装置14に信号線に
よって電気的に接続されており、両者14,23間では
それぞれの情報をやり取りするデータ通信が行われてい
る。
交換器11に連結された冷媒配管17を介して冷媒を循
環させる圧縮機16と、冷媒配管17を開閉する電磁弁
18a,18b,18cと、冷媒を減圧する膨張機構1
9a,19bと、ファン21を有し循環している冷媒と
外気とを熱交換させる室外熱交換器20と、冷媒の循環
方向を切り換える4方弁22と、圧縮機16の駆動/停
止、電磁弁18a,18b,18cの開閉および4方弁
22の切換などを制御し、冷媒を場合に応じた方向に循
環させる室外制御装置23とを備えている。また、室外
制御装置23は給湯器1の給湯制御装置14に信号線に
よって電気的に接続されており、両者14,23間では
それぞれの情報をやり取りするデータ通信が行われてい
る。
【0004】24は給湯器1の沸き上げ温度を所望の温
度に設定する沸き上げ設定部24aおよび給湯器1の沸
き増しを設定する沸き増し設定部24bを備えたリモコ
ンで、その操作信号は給湯器1の給湯制御装置14に送
信される。また、沸き上げ設定部24aの設定温度は、
55℃〜90℃の範囲内で1℃単位で設定可能である。
25は室外機15の冷媒配管17に連結され、冷媒と室
内空気を熱交換させることにより室内の冷房等を行う室
内機の室内熱交換器である。
度に設定する沸き上げ設定部24aおよび給湯器1の沸
き増しを設定する沸き増し設定部24bを備えたリモコ
ンで、その操作信号は給湯器1の給湯制御装置14に送
信される。また、沸き上げ設定部24aの設定温度は、
55℃〜90℃の範囲内で1℃単位で設定可能である。
25は室外機15の冷媒配管17に連結され、冷媒と室
内空気を熱交換させることにより室内の冷房等を行う室
内機の室内熱交換器である。
【0005】このように構成した給湯システムは、減圧
弁4により減圧された水が給水管3からタンク2内に供
給されてタンク2が満水状態になり、リモコン24の沸
き上げ設定部24aによって所望の沸き上げ温度が設定
され、深夜電力時間帯(例えば深夜23時から翌朝7
時)になると、給湯制御装置14は発熱体7の通電を開
始し、発熱体7はタンク2内の湯水を加熱する。そし
て、給湯制御装置14は第1の温度センサ8により検知
したタンク2内の湯水の検知温度に基づいて、発熱体7
の通電を制御し、タンク2内の湯水を設定した沸き上げ
温度に沸き上げる。沸き上げ中、膨張した湯水は逃し弁
6から排水される。そして、第1の温度センサ8の検知
温度が設定した沸き上げ温度に達すると、給湯制御装置
14は発熱体7の通電を停止し、給湯器1は給湯管5か
らの給湯可能状態となる。
弁4により減圧された水が給水管3からタンク2内に供
給されてタンク2が満水状態になり、リモコン24の沸
き上げ設定部24aによって所望の沸き上げ温度が設定
され、深夜電力時間帯(例えば深夜23時から翌朝7
時)になると、給湯制御装置14は発熱体7の通電を開
始し、発熱体7はタンク2内の湯水を加熱する。そし
て、給湯制御装置14は第1の温度センサ8により検知
したタンク2内の湯水の検知温度に基づいて、発熱体7
の通電を制御し、タンク2内の湯水を設定した沸き上げ
温度に沸き上げる。沸き上げ中、膨張した湯水は逃し弁
6から排水される。そして、第1の温度センサ8の検知
温度が設定した沸き上げ温度に達すると、給湯制御装置
14は発熱体7の通電を停止し、給湯器1は給湯管5か
らの給湯可能状態となる。
【0006】ここで、リモコン24の沸き増し設定部2
4bにより沸き増しが設定されると、給湯制御装置14
は第1の温度センサ8の検知温度が例えば45℃以上で
あるかを判定し、検知温度が45℃未満の場合はタンク
2内の湯水が湯切れ状態であると判断して室外制御装置
23にヒートポンプ加熱要求の信号を送信し、流量調整
弁12を開放させるとともに、循環ポンプ10を駆動さ
せ、タンク2下部の湯水を湯水配管9を介してタンク2
上部に搬送し、循環させる。また、ヒートポンプ加熱要
求の信号を受信した室外制御装置23は、圧縮機16を
駆動させて、図4の実線矢印に示すように、高温高圧の
ガス冷媒を冷媒配管17を介して給湯用熱交換器11に
送る。給湯器1側の給湯用熱交換器11を通過する湯水
は室外機15側の給湯用熱交換器11を通過する高温高
圧のガス冷媒と熱交換されて温められ、第2の温度セン
サ13により検知される湯水の検知温度が例えば55℃
になるように流量調整弁12により調整された流量で、
タンク2上部に送られる。この時、流量調整弁12を絞
れば高温の湯水が得られる。また、圧縮機16からの高
温高圧のガス冷媒は、給湯用熱交換器11の熱交換によ
り高圧の液冷媒となり、膨張機構19bにより低圧の液
冷媒となって室外熱交換器20に送られ、さらに外気と
の熱交換により低圧のガス冷媒になって圧縮機16に送
られる。
4bにより沸き増しが設定されると、給湯制御装置14
は第1の温度センサ8の検知温度が例えば45℃以上で
あるかを判定し、検知温度が45℃未満の場合はタンク
2内の湯水が湯切れ状態であると判断して室外制御装置
23にヒートポンプ加熱要求の信号を送信し、流量調整
弁12を開放させるとともに、循環ポンプ10を駆動さ
せ、タンク2下部の湯水を湯水配管9を介してタンク2
上部に搬送し、循環させる。また、ヒートポンプ加熱要
求の信号を受信した室外制御装置23は、圧縮機16を
駆動させて、図4の実線矢印に示すように、高温高圧の
ガス冷媒を冷媒配管17を介して給湯用熱交換器11に
送る。給湯器1側の給湯用熱交換器11を通過する湯水
は室外機15側の給湯用熱交換器11を通過する高温高
圧のガス冷媒と熱交換されて温められ、第2の温度セン
サ13により検知される湯水の検知温度が例えば55℃
になるように流量調整弁12により調整された流量で、
タンク2上部に送られる。この時、流量調整弁12を絞
れば高温の湯水が得られる。また、圧縮機16からの高
温高圧のガス冷媒は、給湯用熱交換器11の熱交換によ
り高圧の液冷媒となり、膨張機構19bにより低圧の液
冷媒となって室外熱交換器20に送られ、さらに外気と
の熱交換により低圧のガス冷媒になって圧縮機16に送
られる。
【0007】そして、第1の温度センサ8の検知温度が
55℃になると、給湯制御装置14は室外制御装置23
にヒートポンプ加熱停止の信号を送信し、流量調整弁1
2を閉塞させるとともに、循環ポンプ10を停止させ
る。また、ヒートポンプ加熱停止の信号を受信した室外
制御装置23は圧縮機16を停止させ、ヒートポンプ加
熱を終了させる。そして、給湯器1は沸き増し完了状態
となる。なお、ここでは室内熱交換器25を使用しない
場合で説明している。
55℃になると、給湯制御装置14は室外制御装置23
にヒートポンプ加熱停止の信号を送信し、流量調整弁1
2を閉塞させるとともに、循環ポンプ10を停止させ
る。また、ヒートポンプ加熱停止の信号を受信した室外
制御装置23は圧縮機16を停止させ、ヒートポンプ加
熱を終了させる。そして、給湯器1は沸き増し完了状態
となる。なお、ここでは室内熱交換器25を使用しない
場合で説明している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の給
湯システムの給湯制御装置14は、リモコン24の沸き
増し設定部24bにより沸き増しが設定されると、室外
制御装置23にヒートポンプ加熱要求の信号を送信し、
給湯用熱交換器11により温められた湯水が所定温度
(55℃)に達すると、室外制御装置23にヒートポン
プ加熱停止の信号を送信する。この時、両者14,23
間において通信異常が発生すると、ヒートポンプ加熱要
求等の信号が室外制御装置23に伝わらなくなり、給湯
器1の沸き増しが行われずタンク2の湯切れが発生して
しまったり、沸き増しは行われたものの室外機15側が
沸き増し状態のままとなって、圧縮機16や給湯用熱交
換器12等に負担をかけるとともに無駄に電力を消費さ
せてしまうなどの問題があった。
湯システムの給湯制御装置14は、リモコン24の沸き
増し設定部24bにより沸き増しが設定されると、室外
制御装置23にヒートポンプ加熱要求の信号を送信し、
給湯用熱交換器11により温められた湯水が所定温度
(55℃)に達すると、室外制御装置23にヒートポン
プ加熱停止の信号を送信する。この時、両者14,23
間において通信異常が発生すると、ヒートポンプ加熱要
求等の信号が室外制御装置23に伝わらなくなり、給湯
器1の沸き増しが行われずタンク2の湯切れが発生して
しまったり、沸き増しは行われたものの室外機15側が
沸き増し状態のままとなって、圧縮機16や給湯用熱交
換器12等に負担をかけるとともに無駄に電力を消費さ
せてしまうなどの問題があった。
【0009】また、給湯制御装置14と室外制御装置2
3間の通信が正常に行われてヒートポンプ加熱要求等の
信号が室外制御装置23に送信された場合でも、室外機
15側の例えば圧縮機16が何らかの原因で温度上昇し
その内部に設けられているサーモスタットが作動して圧
縮機16が駆動しなくなるなど、室外機15側の動作異
常が発生すると、冷媒配管17を流れるガス冷媒が給湯
用熱交換器11に送られなくなって湯水のヒートポンプ
加熱による給湯器1の沸き増しが行われず、通信異常の
場合と同様にタンク2の湯切れが発生してしまうことが
あった。
3間の通信が正常に行われてヒートポンプ加熱要求等の
信号が室外制御装置23に送信された場合でも、室外機
15側の例えば圧縮機16が何らかの原因で温度上昇し
その内部に設けられているサーモスタットが作動して圧
縮機16が駆動しなくなるなど、室外機15側の動作異
常が発生すると、冷媒配管17を流れるガス冷媒が給湯
用熱交換器11に送られなくなって湯水のヒートポンプ
加熱による給湯器1の沸き増しが行われず、通信異常の
場合と同様にタンク2の湯切れが発生してしまうことが
あった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、給湯器と室外機間の通信異常お
よび室外機側の動作異常が発生しても、発熱体による湯
水の沸き増しを行って給湯器の湯切れを防止することの
できる給湯システムを提供することを目的としたもので
ある。
ためになされたもので、給湯器と室外機間の通信異常お
よび室外機側の動作異常が発生しても、発熱体による湯
水の沸き増しを行って給湯器の湯切れを防止することの
できる給湯システムを提供することを目的としたもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る給湯シス
テムは、内部に加熱手段を備えた貯湯タンク、貯湯タン
ク内の湯水を湯水配管を介して循環させる循環ポンプ、
湯水配管に設けられた給湯用熱交換器、およびこれらの
運転を制御して湯水を設定された沸き上げ温度に沸き上
げる給湯制御装置を有する給湯器と、給湯用熱交換器に
連結された冷媒配管を介して冷媒を循環させる圧縮機、
冷媒配管に設けられた複数の弁、およびこれらの運転を
制御し給湯制御装置と電気的に接続された室外制御装置
を有する室外機と、給湯制御装置に対して貯湯タンク内
の湯水の沸き上げ温度の設定および湯水の沸き増し設定
を含む各種制御信号の入出力を行う操作ユニットとを備
えてなり、給湯器に給湯制御装置と室外制御装置との通
信異常を検知する第1の異常検知手段を設けるととも
に、室外機に圧縮機および複数の弁の動作異常を検知す
る第2の異常検知手段を設け、給湯制御装置は、第1の
異常検知手段または第2の異常検知手段により通信異常
または動作異常が検知されたときに、給湯器の加熱手段
により強制的に湯水を沸き上げるものである。
テムは、内部に加熱手段を備えた貯湯タンク、貯湯タン
ク内の湯水を湯水配管を介して循環させる循環ポンプ、
湯水配管に設けられた給湯用熱交換器、およびこれらの
運転を制御して湯水を設定された沸き上げ温度に沸き上
げる給湯制御装置を有する給湯器と、給湯用熱交換器に
連結された冷媒配管を介して冷媒を循環させる圧縮機、
冷媒配管に設けられた複数の弁、およびこれらの運転を
制御し給湯制御装置と電気的に接続された室外制御装置
を有する室外機と、給湯制御装置に対して貯湯タンク内
の湯水の沸き上げ温度の設定および湯水の沸き増し設定
を含む各種制御信号の入出力を行う操作ユニットとを備
えてなり、給湯器に給湯制御装置と室外制御装置との通
信異常を検知する第1の異常検知手段を設けるととも
に、室外機に圧縮機および複数の弁の動作異常を検知す
る第2の異常検知手段を設け、給湯制御装置は、第1の
異常検知手段または第2の異常検知手段により通信異常
または動作異常が検知されたときに、給湯器の加熱手段
により強制的に湯水を沸き上げるものである。
【0012】また、この発明に係る給湯システムは、湯
水配管を循環する湯水を給湯用熱交換器により冷媒配管
を循環する冷媒と熱交換させてヒートポンプ加熱し、ヒ
ートポンプ加熱により湯水の沸き増しを行う場合に、給
湯制御装置および室外制御装置は、第1の異常検知手段
または第2の異常検知手段により通信異常または動作異
常が検知されたときに、ヒートポンプ加熱を中断し給湯
器の加熱手段により強制的に湯水の沸き増しを行うもの
である。
水配管を循環する湯水を給湯用熱交換器により冷媒配管
を循環する冷媒と熱交換させてヒートポンプ加熱し、ヒ
ートポンプ加熱により湯水の沸き増しを行う場合に、給
湯制御装置および室外制御装置は、第1の異常検知手段
または第2の異常検知手段により通信異常または動作異
常が検知されたときに、ヒートポンプ加熱を中断し給湯
器の加熱手段により強制的に湯水の沸き増しを行うもの
である。
【0013】さらに、この発明に係る給湯システムは、
給湯器の加熱手段による強制的な湯水の沸き上げまたは
沸き増しの温度を、操作ユニットにより設定された沸き
上げ温度よりも高い温度とするものである。
給湯器の加熱手段による強制的な湯水の沸き上げまたは
沸き増しの温度を、操作ユニットにより設定された沸き
上げ温度よりも高い温度とするものである。
【0014】この発明に係る給湯システムは、第1の異
常検知手段により検知される給湯制御装置と室外制御装
置の通信異常は、給湯制御装置からの送信信号に対する
室外制御装置からの信号を第1の異常検知手段が連続し
て複数回検知できなかったときに異常と判断するもので
ある。
常検知手段により検知される給湯制御装置と室外制御装
置の通信異常は、給湯制御装置からの送信信号に対する
室外制御装置からの信号を第1の異常検知手段が連続し
て複数回検知できなかったときに異常と判断するもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】実施形態1. 図1はこの発明の第1の実施形態の要部のブロック図で
ある。なお、図4、図5で説明した従来例と同一部分に
は同じ符号を付し、説明を省略する。図において、26
は図4の給湯システムの給湯器1の給湯制御装置14に
電気的に接続され、給湯器1の給湯制御装置14と室外
機15の室外制御装置23間の通信異常を検知する第1
の異常検知部、27は室外機15の圧縮機16、電磁弁
18a,18b,18c、4方弁22および室外制御装
置23に電気的に接続され、圧縮機16等の動作異常を
検知する第2の異常検知部である。そして、この実施形
態は、深夜電力時間帯における沸き上げが行われている
場合、または、リモコン24の沸き増し設定部24bに
より沸き増しが設定された場合において、第1の異常検
知部26または第2の異常検知部27により給湯制御装
置14と室外制御装置23間の通信異常または圧縮機1
6等の動作異常が検知されると、給湯制御装置14およ
び室外制御装置23は、第1の異常検知部26または第
2の異常検知部27の検知信号に基づいて、通信異常ま
たは動作異常の発生を検知し、給湯器1の発熱体7によ
り給湯器1のタンク2内の湯水をリモコン24の沸き上
げ設定部24aで設定した設定温度に関係なく予め設定
されている所定最高温度、例えば90℃に沸き上げるよ
うにしたものである。なお、給湯制御装置14と室外制
御装置23間の通信は常時行われており、例えば深夜電
力時間帯においてタンク2内の湯水を設定温度に沸き上
げる場合でも、室外機15側からの異常の有無が給湯器
1側に通信されている。
ある。なお、図4、図5で説明した従来例と同一部分に
は同じ符号を付し、説明を省略する。図において、26
は図4の給湯システムの給湯器1の給湯制御装置14に
電気的に接続され、給湯器1の給湯制御装置14と室外
機15の室外制御装置23間の通信異常を検知する第1
の異常検知部、27は室外機15の圧縮機16、電磁弁
18a,18b,18c、4方弁22および室外制御装
置23に電気的に接続され、圧縮機16等の動作異常を
検知する第2の異常検知部である。そして、この実施形
態は、深夜電力時間帯における沸き上げが行われている
場合、または、リモコン24の沸き増し設定部24bに
より沸き増しが設定された場合において、第1の異常検
知部26または第2の異常検知部27により給湯制御装
置14と室外制御装置23間の通信異常または圧縮機1
6等の動作異常が検知されると、給湯制御装置14およ
び室外制御装置23は、第1の異常検知部26または第
2の異常検知部27の検知信号に基づいて、通信異常ま
たは動作異常の発生を検知し、給湯器1の発熱体7によ
り給湯器1のタンク2内の湯水をリモコン24の沸き上
げ設定部24aで設定した設定温度に関係なく予め設定
されている所定最高温度、例えば90℃に沸き上げるよ
うにしたものである。なお、給湯制御装置14と室外制
御装置23間の通信は常時行われており、例えば深夜電
力時間帯においてタンク2内の湯水を設定温度に沸き上
げる場合でも、室外機15側からの異常の有無が給湯器
1側に通信されている。
【0016】次に、この実施形態の作用について図2、
図3のフローチャートを用いて説明する。まず、減圧弁
4により減圧された水が給水管3からタンク2内に供給
されてタンク2が満水状態になり、リモコン24の沸き
上げ設定部24aによって所望の沸き上げ温度(設定温
度t)が設定され、深夜電力時間帯(例えば深夜23時
から翌朝7時)になると(図2のステップ31)、給湯
器1の給湯制御装置14は第2の異常検知部27による
室外機15側の動作異常の有無および第1の異常検知部
26による給湯制御装置14と室外制御装置23間の通
信異常の有無の検知を行う(ステップ32)。そして、
いずれの異常も検知されなかった時は、第1の温度セン
サ8により検知したタンク2内の湯水の温度(検知温度
T1)と設定温度tを比較し(ステップ33)、検知温
度T1が設定温度tより低い場合は、発熱体7の通電を
開始してタンク2内の湯水を加熱し(ステップ34)、
設定温度tに沸き上げる。沸き上げ中、膨張した湯水は
逃し弁6から排水される。そして、第1の温度センサ8
の検知温度T1が設定温度tに達すると、給湯制御装置
14は発熱体7の通電を停止し(ステップ35)、給湯
器1は給湯管5からの給湯可能状態となる。
図3のフローチャートを用いて説明する。まず、減圧弁
4により減圧された水が給水管3からタンク2内に供給
されてタンク2が満水状態になり、リモコン24の沸き
上げ設定部24aによって所望の沸き上げ温度(設定温
度t)が設定され、深夜電力時間帯(例えば深夜23時
から翌朝7時)になると(図2のステップ31)、給湯
器1の給湯制御装置14は第2の異常検知部27による
室外機15側の動作異常の有無および第1の異常検知部
26による給湯制御装置14と室外制御装置23間の通
信異常の有無の検知を行う(ステップ32)。そして、
いずれの異常も検知されなかった時は、第1の温度セン
サ8により検知したタンク2内の湯水の温度(検知温度
T1)と設定温度tを比較し(ステップ33)、検知温
度T1が設定温度tより低い場合は、発熱体7の通電を
開始してタンク2内の湯水を加熱し(ステップ34)、
設定温度tに沸き上げる。沸き上げ中、膨張した湯水は
逃し弁6から排水される。そして、第1の温度センサ8
の検知温度T1が設定温度tに達すると、給湯制御装置
14は発熱体7の通電を停止し(ステップ35)、給湯
器1は給湯管5からの給湯可能状態となる。
【0017】また、第1の異常検知部26または第2の
異常検知部27による通信異常または動作異常が検知さ
れた時は(ステップ32)、タンク2内の湯水をリモコ
ン24の沸き上げ設定部24aにより設定された沸き上
げ温度(設定温度t)に関係なく、予め設定された最高
温度(所定最高温度t3)、例えば90℃に沸き上げら
れるように加熱する(ステップ36,37)。そして、
所定最高温度t3に沸き上がると、給湯制御装置14は
発熱体7の通電を停止し(ステップ35)、給湯器1は
給湯管5からの給湯可能状態となる。
異常検知部27による通信異常または動作異常が検知さ
れた時は(ステップ32)、タンク2内の湯水をリモコ
ン24の沸き上げ設定部24aにより設定された沸き上
げ温度(設定温度t)に関係なく、予め設定された最高
温度(所定最高温度t3)、例えば90℃に沸き上げら
れるように加熱する(ステップ36,37)。そして、
所定最高温度t3に沸き上がると、給湯制御装置14は
発熱体7の通電を停止し(ステップ35)、給湯器1は
給湯管5からの給湯可能状態となる。
【0018】深夜電力時間帯以外において(ステップ3
1)、リモコン24の沸き増し設定部24bにより沸き
増しが設定されると(ステップ38)、給湯器1の給湯
制御装置14は第1の温度センサ8の検知温度T1が所
定温度t1、例えば45℃以上であるかを判定し(ステ
ップ39)、検知温度T1が所定温度t1(45℃)以
上の場合は沸き増しを行わず給湯器1をそのままの状態
で待機させ(ステップ31…)、所定温度t1より低い
場合は、タンク2内の湯水が湯切れ状態であると判断し
て室外機15の室外制御装置23にヒートポンプ加熱要
求の信号を送信し、流量調整弁12を開放させるととも
に、循環ポンプ10を駆動させ、タンク2下部の湯水を
湯水配管9を介してタンク2上部に搬送し、循環させ
る。この時、第1の異常検知部26は給湯制御装置14
と室外制御装置23との間の通信が正常に行われたかど
うかを検知しており(ステップ40)、通信が正常に行
われた時はヒートポンプ加熱を行う(ステップ41)。
1)、リモコン24の沸き増し設定部24bにより沸き
増しが設定されると(ステップ38)、給湯器1の給湯
制御装置14は第1の温度センサ8の検知温度T1が所
定温度t1、例えば45℃以上であるかを判定し(ステ
ップ39)、検知温度T1が所定温度t1(45℃)以
上の場合は沸き増しを行わず給湯器1をそのままの状態
で待機させ(ステップ31…)、所定温度t1より低い
場合は、タンク2内の湯水が湯切れ状態であると判断し
て室外機15の室外制御装置23にヒートポンプ加熱要
求の信号を送信し、流量調整弁12を開放させるととも
に、循環ポンプ10を駆動させ、タンク2下部の湯水を
湯水配管9を介してタンク2上部に搬送し、循環させ
る。この時、第1の異常検知部26は給湯制御装置14
と室外制御装置23との間の通信が正常に行われたかど
うかを検知しており(ステップ40)、通信が正常に行
われた時はヒートポンプ加熱を行う(ステップ41)。
【0019】室外制御装置23はヒートポンプ加熱要求
の信号を受信すると、電磁弁18a,18bを閉塞させ
電磁弁18cを開放させるとともに、圧縮機16を駆動
させて、図4の実線矢印に示すように、高温高圧のガス
冷媒を冷媒配管17を介して給湯用熱交換器11に送
り、給湯器1側の給湯用熱交換器11を通過する湯水と
室外機15側の給湯用熱交換器11を通過する高温高圧
のガス冷媒とを熱交換させ、湯水を温める。この時、第
2の温度センサ13により検知される湯水の検知温度T
2が所定温度t2、例えば55℃になるように湯水配管
9を流れる湯水の流量が流用調整弁12によって調整さ
れている。なお、流量調整弁12をさらに絞れば高温の
湯水が得られる。また、圧縮機16からの高温高圧のガ
ス冷媒は、給湯用熱交換器11の熱交換により高圧の液
冷媒となり、膨張機構19bにより低圧の液冷媒となっ
て室外熱交換器20に送られ、さらに外気との熱交換に
より低圧のガス冷媒になって圧縮機16に送られ、冷媒
配管17を循環する。
の信号を受信すると、電磁弁18a,18bを閉塞させ
電磁弁18cを開放させるとともに、圧縮機16を駆動
させて、図4の実線矢印に示すように、高温高圧のガス
冷媒を冷媒配管17を介して給湯用熱交換器11に送
り、給湯器1側の給湯用熱交換器11を通過する湯水と
室外機15側の給湯用熱交換器11を通過する高温高圧
のガス冷媒とを熱交換させ、湯水を温める。この時、第
2の温度センサ13により検知される湯水の検知温度T
2が所定温度t2、例えば55℃になるように湯水配管
9を流れる湯水の流量が流用調整弁12によって調整さ
れている。なお、流量調整弁12をさらに絞れば高温の
湯水が得られる。また、圧縮機16からの高温高圧のガ
ス冷媒は、給湯用熱交換器11の熱交換により高圧の液
冷媒となり、膨張機構19bにより低圧の液冷媒となっ
て室外熱交換器20に送られ、さらに外気との熱交換に
より低圧のガス冷媒になって圧縮機16に送られ、冷媒
配管17を循環する。
【0020】そして、第1の温度センサ8の検知温度T
1が所定温度t2(55℃)になると(ステップ4
2)、給湯制御装置14は室外制御装置23にヒートポ
ンプ加熱停止の信号を送信し、流量調整弁12を閉塞さ
せるとともに、循環ポンプ10を停止させる。また、ヒ
ートポンプ加熱停止の信号を受信した室外制御装置23
は圧縮機16を停止させ、ヒートポンプ加熱を終了させ
る(ステップ43)。そして、給湯器1は沸き増し完了
状態となる。なお、ここでは室内熱交換器25を使用し
ない場合で説明しているが、室外熱交換器20を使用せ
ずに室内熱交換器25における冷房の排熱を利用してヒ
ートポンプ加熱を行ったり、室外熱交換器20および室
内熱交換器25の両者を使用し、室内熱交換器25にお
ける冷房の排熱の一部を利用してヒートポンプ加熱を行
ってもよい。
1が所定温度t2(55℃)になると(ステップ4
2)、給湯制御装置14は室外制御装置23にヒートポ
ンプ加熱停止の信号を送信し、流量調整弁12を閉塞さ
せるとともに、循環ポンプ10を停止させる。また、ヒ
ートポンプ加熱停止の信号を受信した室外制御装置23
は圧縮機16を停止させ、ヒートポンプ加熱を終了させ
る(ステップ43)。そして、給湯器1は沸き増し完了
状態となる。なお、ここでは室内熱交換器25を使用し
ない場合で説明しているが、室外熱交換器20を使用せ
ずに室内熱交換器25における冷房の排熱を利用してヒ
ートポンプ加熱を行ったり、室外熱交換器20および室
内熱交換器25の両者を使用し、室内熱交換器25にお
ける冷房の排熱の一部を利用してヒートポンプ加熱を行
ってもよい。
【0021】また、リモコン24により沸き増しが設定
されて、給湯制御装置14がタンク2内の湯水が湯切れ
状態であると判断し、室外制御装置23にヒートポンプ
加熱要求の信号を送信した時、第1の異常検知部26に
より両者14,23間の通信異常が検知されたり、また
は第2の異常検知部27により圧縮機16等の動作異常
が検知されると(ステップ40)、給湯制御装置14は
流量調整弁12を閉塞させるとともに循環ポンプ10を
停止させてヒートポンプ加熱を中断し、深夜電力時間帯
において発熱体7に強制的に通電する。そして、タンク
2内の湯水をリモコン24の沸き上げ設定部24aによ
り設定された沸き上げ温度(設定温度t)に関係なく、
予め設定された所定最高温度t3(90℃)に沸き上げ
られるように加熱し(ステップ44,36,37)、給
湯器1を沸き増し完了状態とする。タンク2内の湯水が
所定最高温度t3であるに90℃に沸き上がると、給湯
制御装置14は発熱体7の通電を停止し(ステップ3
5)、給湯器1は給湯管5からの給湯可能状態となる。
されて、給湯制御装置14がタンク2内の湯水が湯切れ
状態であると判断し、室外制御装置23にヒートポンプ
加熱要求の信号を送信した時、第1の異常検知部26に
より両者14,23間の通信異常が検知されたり、また
は第2の異常検知部27により圧縮機16等の動作異常
が検知されると(ステップ40)、給湯制御装置14は
流量調整弁12を閉塞させるとともに循環ポンプ10を
停止させてヒートポンプ加熱を中断し、深夜電力時間帯
において発熱体7に強制的に通電する。そして、タンク
2内の湯水をリモコン24の沸き上げ設定部24aによ
り設定された沸き上げ温度(設定温度t)に関係なく、
予め設定された所定最高温度t3(90℃)に沸き上げ
られるように加熱し(ステップ44,36,37)、給
湯器1を沸き増し完了状態とする。タンク2内の湯水が
所定最高温度t3であるに90℃に沸き上がると、給湯
制御装置14は発熱体7の通電を停止し(ステップ3
5)、給湯器1は給湯管5からの給湯可能状態となる。
【0022】ここで、第1の異常検知部26における通
信異常の検知は、次のように行われる。まず、第1の異
常検知部26の有するエラー回数をカウントするエラー
カウンタが初期(0)の状態で(図3のステップ5
0)、例えばヒートポンプ加熱要求の信号が給湯制御装
置14から室外制御装置23に送信されると(ステップ
51)、第1の異常検知部26は給湯制御装置14から
の信号に対する室外制御装置23からの信号があったか
を判定する(ステップ52)。そして、室外制御装置2
3からの信号があった場合は、その信号のパリティチェ
ックを行い(ステップ53)、パリティエラーがない時
は通信が正常に行われたと判断し、給湯制御装置14は
この第1の異常検知部26の検知結果に基づいてヒート
ポンプ加熱を行う(図2のステップ41)。また、室外
制御装置23からの信号がなかった場合(ステップ5
2)、または信号のパリティエラーがある時(ステップ
53)は、通信が正常に行われなかったと判断し、エラ
ーカウンタをインクリメントしてエラー回数を1つ増加
させる(ステップ54)。そして、室外制御装置23か
らの信号なしまたはパリティエラーありが連続して3回
以上、つまりエラーカウンタによるエラー回数が3回以
上になると(ステップ55)、通信異常が発生したと判
断し(ステップ56)、給湯制御装置14は第1の異常
検知部26による検知結果に基づいて発熱体7による湯
水の沸き増しを行う。
信異常の検知は、次のように行われる。まず、第1の異
常検知部26の有するエラー回数をカウントするエラー
カウンタが初期(0)の状態で(図3のステップ5
0)、例えばヒートポンプ加熱要求の信号が給湯制御装
置14から室外制御装置23に送信されると(ステップ
51)、第1の異常検知部26は給湯制御装置14から
の信号に対する室外制御装置23からの信号があったか
を判定する(ステップ52)。そして、室外制御装置2
3からの信号があった場合は、その信号のパリティチェ
ックを行い(ステップ53)、パリティエラーがない時
は通信が正常に行われたと判断し、給湯制御装置14は
この第1の異常検知部26の検知結果に基づいてヒート
ポンプ加熱を行う(図2のステップ41)。また、室外
制御装置23からの信号がなかった場合(ステップ5
2)、または信号のパリティエラーがある時(ステップ
53)は、通信が正常に行われなかったと判断し、エラ
ーカウンタをインクリメントしてエラー回数を1つ増加
させる(ステップ54)。そして、室外制御装置23か
らの信号なしまたはパリティエラーありが連続して3回
以上、つまりエラーカウンタによるエラー回数が3回以
上になると(ステップ55)、通信異常が発生したと判
断し(ステップ56)、給湯制御装置14は第1の異常
検知部26による検知結果に基づいて発熱体7による湯
水の沸き増しを行う。
【0023】また、第2の異常検知部27はヒートポン
プ加熱中または室内熱交換機25を使用した冷房中など
の圧縮機16等の動作状態を見ており、例えば圧縮機1
6において温度上昇しその内部に設けられているサーモ
スタットが作動して圧縮機16が駆動しなくなると、第
2の異常検知部は圧縮機16の動作異常を検知し、室外
制御装置23は第2の異常検知部の検知結果に基づいて
給湯制御装置14に動作異常発生信号を送信する。動作
異常発生信号を受信した給湯制御装置14は通信異常の
場合と同様に深夜電力時間帯において発熱体7に強制的
に通電してタンク2内の湯水を所定最高温度t3である
90℃に沸き上げ、給湯器1を給湯可能状態とする。な
お、ヒートポンプ加熱中の動作異常の場合においては、
給湯制御装置14は流量調整弁12を閉塞させるととも
に循環ポンプ10を停止させ、ヒートポンプ加熱を中断
させる。
プ加熱中または室内熱交換機25を使用した冷房中など
の圧縮機16等の動作状態を見ており、例えば圧縮機1
6において温度上昇しその内部に設けられているサーモ
スタットが作動して圧縮機16が駆動しなくなると、第
2の異常検知部は圧縮機16の動作異常を検知し、室外
制御装置23は第2の異常検知部の検知結果に基づいて
給湯制御装置14に動作異常発生信号を送信する。動作
異常発生信号を受信した給湯制御装置14は通信異常の
場合と同様に深夜電力時間帯において発熱体7に強制的
に通電してタンク2内の湯水を所定最高温度t3である
90℃に沸き上げ、給湯器1を給湯可能状態とする。な
お、ヒートポンプ加熱中の動作異常の場合においては、
給湯制御装置14は流量調整弁12を閉塞させるととも
に循環ポンプ10を停止させ、ヒートポンプ加熱を中断
させる。
【0024】このように、深夜電力時間帯における沸き
上げが行われている場合、または、リモコン24の沸き
増し設定部24bにより沸き増しが設定された場合にお
いて、第1の異常検知部26または第2の異常検知部2
7により給湯制御装置14と室外制御装置23間の通信
異常または圧縮機16等の動作異常が検知されると、給
湯制御装置14および室外制御装置23は、第1の異常
検知部26または第2の異常検知部27の検知結果に基
づいて通信異常または動作異常の発生を検知し、給湯器
1の発熱体7により給湯器1のタンク2内の湯水をリモ
コン24の沸き上げ設定部24aで設定した設定温度t
に関係なく予め設定されている所定最高温度t3(90
℃)に沸き上げることができる。これにより、通信異常
および動作異常が発生しても、給湯器1の沸き上げまた
は沸き増しが確実に行われてタンク2内の湯切れの発生
を防ぐことができる。また、沸き増しは行われたものの
室外機15側が沸き増し状態のままとなって圧縮機16
や給湯用熱交換器11等に負担をかけることもなくな
り、無駄な電力の消費を防止することができる。さら
に、通信異常の場合は、室外制御装置23からの信号な
しかまたはパリティエラーありかが連続して3回以上、
つまりエラーカウンタによるエラー回数が3回以上にな
ると通信異常が発生したと判断されるので、ノイズなど
の瞬時の誤動作による異常は容易に除くことができ、給
湯制御装置14と室外制御装置23間の通信異常を正確
に検知することができる。
上げが行われている場合、または、リモコン24の沸き
増し設定部24bにより沸き増しが設定された場合にお
いて、第1の異常検知部26または第2の異常検知部2
7により給湯制御装置14と室外制御装置23間の通信
異常または圧縮機16等の動作異常が検知されると、給
湯制御装置14および室外制御装置23は、第1の異常
検知部26または第2の異常検知部27の検知結果に基
づいて通信異常または動作異常の発生を検知し、給湯器
1の発熱体7により給湯器1のタンク2内の湯水をリモ
コン24の沸き上げ設定部24aで設定した設定温度t
に関係なく予め設定されている所定最高温度t3(90
℃)に沸き上げることができる。これにより、通信異常
および動作異常が発生しても、給湯器1の沸き上げまた
は沸き増しが確実に行われてタンク2内の湯切れの発生
を防ぐことができる。また、沸き増しは行われたものの
室外機15側が沸き増し状態のままとなって圧縮機16
や給湯用熱交換器11等に負担をかけることもなくな
り、無駄な電力の消費を防止することができる。さら
に、通信異常の場合は、室外制御装置23からの信号な
しかまたはパリティエラーありかが連続して3回以上、
つまりエラーカウンタによるエラー回数が3回以上にな
ると通信異常が発生したと判断されるので、ノイズなど
の瞬時の誤動作による異常は容易に除くことができ、給
湯制御装置14と室外制御装置23間の通信異常を正確
に検知することができる。
【0025】実施形態2. 第2の実施形態は、時間帯別電灯料金制度対応の給湯シ
ステムに第1の実施形態の発明を実施したものであり、
深夜電力時間帯における沸き上げが行われている場合、
または、リモコン24の沸き増し設定部24bにより沸
き増しが設定された場合において、第1の異常検知部2
6または第2の異常検知部27により給湯制御装置14
と室外制御装置23間の通信異常または圧縮機16等の
動作異常が検知され、給湯制御装置14および室外制御
装置23が第1の異常検知部26または第2の異常検知
部27の検知結果に基づいて通信異常または動作異常の
発生を検知すると、給湯制御装置14は深夜電力時間帯
以外でも昼間電力によって強制的に発熱体7に通電し、
給湯器1のタンク2内の湯水をリモコン24の沸き上げ
設定部24aで設定した設定温度tに関係なく予め設定
されている所定最高温度t3(90℃)に沸き上げるよ
うにしたものである。
ステムに第1の実施形態の発明を実施したものであり、
深夜電力時間帯における沸き上げが行われている場合、
または、リモコン24の沸き増し設定部24bにより沸
き増しが設定された場合において、第1の異常検知部2
6または第2の異常検知部27により給湯制御装置14
と室外制御装置23間の通信異常または圧縮機16等の
動作異常が検知され、給湯制御装置14および室外制御
装置23が第1の異常検知部26または第2の異常検知
部27の検知結果に基づいて通信異常または動作異常の
発生を検知すると、給湯制御装置14は深夜電力時間帯
以外でも昼間電力によって強制的に発熱体7に通電し、
給湯器1のタンク2内の湯水をリモコン24の沸き上げ
設定部24aで設定した設定温度tに関係なく予め設定
されている所定最高温度t3(90℃)に沸き上げるよ
うにしたものである。
【0026】このように構成したことにより、第1の実
施形態とほぼ同じ作用および効果が得られ、第1の異常
検知部26または第2の異常検知部27により通信異常
または動作異常が検知されると、給湯制御装置14は深
夜電力時間帯以外でも昼間電力によって強制的に発熱体
7に通電を行い、給湯器1のタンク2内の湯水を所定最
高温度t3(90℃)に直ちに沸き上げる。これによ
り、通信異常および動作異常が発生しても給湯器1の沸
き上げまたは沸き増しを行うことができ、タンク2内の
湯切れの発生を確実に防止することができる。
施形態とほぼ同じ作用および効果が得られ、第1の異常
検知部26または第2の異常検知部27により通信異常
または動作異常が検知されると、給湯制御装置14は深
夜電力時間帯以外でも昼間電力によって強制的に発熱体
7に通電を行い、給湯器1のタンク2内の湯水を所定最
高温度t3(90℃)に直ちに沸き上げる。これによ
り、通信異常および動作異常が発生しても給湯器1の沸
き上げまたは沸き増しを行うことができ、タンク2内の
湯切れの発生を確実に防止することができる。
【0027】なお、上述の実施形態では、通信異常また
は動作異常検知時の発熱体7による沸き上げの温度を所
定最高温度t3(90℃)とした場合を例示して説明し
たが、例えばリモコン24の沸き上げ設定部24aによ
り設定した設定温度tに一定温度(例えば10℃)を加
えた温度とし、沸き上げの温度を可変可能としてもよ
い。この場合、一定温度は湯水の使用状態に応じて5℃
〜30℃の範囲内とするのが好ましい。
は動作異常検知時の発熱体7による沸き上げの温度を所
定最高温度t3(90℃)とした場合を例示して説明し
たが、例えばリモコン24の沸き上げ設定部24aによ
り設定した設定温度tに一定温度(例えば10℃)を加
えた温度とし、沸き上げの温度を可変可能としてもよ
い。この場合、一定温度は湯水の使用状態に応じて5℃
〜30℃の範囲内とするのが好ましい。
【0028】また、リモコン24、給湯器1および室外
機15の少なくともいずれか1つに、第1の異常検知部
26または第2の異常検知部27により検知した通信異
常または動作異常をユーザ等に知られるための報知手段
を設けてもよい。この場合の報知手段は例えばリモコン
24へのエラー表示やブザーなどであり、各種機構を適
用することができる。
機15の少なくともいずれか1つに、第1の異常検知部
26または第2の異常検知部27により検知した通信異
常または動作異常をユーザ等に知られるための報知手段
を設けてもよい。この場合の報知手段は例えばリモコン
24へのエラー表示やブザーなどであり、各種機構を適
用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る給湯システ
ムは、内部に加熱手段を備えた貯湯タンク、貯湯タンク
内の湯水を湯水配管を介して循環させる循環ポンプ、湯
水配管に設けられた給湯用熱交換器、およびこれらの運
転を制御して湯水を設定された沸き上げ温度に沸き上げ
る給湯制御装置を有する給湯器と、給湯用熱交換器に連
結された冷媒配管を介して冷媒を循環させる圧縮機、冷
媒配管に設けられた複数の弁、およびこれらの運転を制
御し給湯制御装置と電気的に接続された室外制御装置を
有する室外機と、給湯制御装置に対して貯湯タンク内の
湯水の沸き上げ温度の設定および湯水の沸き増し設定を
含む各種制御信号の入出力を行う操作ユニットとを備え
てなり、給湯器に給湯制御装置と室外制御装置との通信
異常を検知する第1の異常検知手段を設けるとともに、
室外機に圧縮機および複数の弁の動作異常を検知する第
2の異常検知手段を設け、給湯制御装置は、第1の異常
検知手段または第2の異常検知手段により通信異常また
は動作異常が検知されたときに、給湯器の加熱手段によ
り強制的に湯水を沸き上げるので、異常発生後でも湯水
が確実に沸き上げられ、貯湯タンクの湯切れを防止する
ことができる。
ムは、内部に加熱手段を備えた貯湯タンク、貯湯タンク
内の湯水を湯水配管を介して循環させる循環ポンプ、湯
水配管に設けられた給湯用熱交換器、およびこれらの運
転を制御して湯水を設定された沸き上げ温度に沸き上げ
る給湯制御装置を有する給湯器と、給湯用熱交換器に連
結された冷媒配管を介して冷媒を循環させる圧縮機、冷
媒配管に設けられた複数の弁、およびこれらの運転を制
御し給湯制御装置と電気的に接続された室外制御装置を
有する室外機と、給湯制御装置に対して貯湯タンク内の
湯水の沸き上げ温度の設定および湯水の沸き増し設定を
含む各種制御信号の入出力を行う操作ユニットとを備え
てなり、給湯器に給湯制御装置と室外制御装置との通信
異常を検知する第1の異常検知手段を設けるとともに、
室外機に圧縮機および複数の弁の動作異常を検知する第
2の異常検知手段を設け、給湯制御装置は、第1の異常
検知手段または第2の異常検知手段により通信異常また
は動作異常が検知されたときに、給湯器の加熱手段によ
り強制的に湯水を沸き上げるので、異常発生後でも湯水
が確実に沸き上げられ、貯湯タンクの湯切れを防止する
ことができる。
【0030】また、この発明に係る給湯システムは、湯
水配管を循環する湯水を給湯用熱交換器により冷媒配管
を循環する冷媒と熱交換させてヒートポンプ加熱し、ヒ
ートポンプ加熱により湯水の沸き増しを行う場合に、給
湯制御装置および室外制御装置は、第1の異常検知手段
または第2の異常検知手段により通信異常または動作異
常が検知されたときに、ヒートポンプ加熱を中断し給湯
器の加熱手段により強制的に湯水の沸き増しを行うの
で、異常発生後でも湯水が確実に沸き増しされ、貯湯タ
ンクの湯切れを防止することができる。
水配管を循環する湯水を給湯用熱交換器により冷媒配管
を循環する冷媒と熱交換させてヒートポンプ加熱し、ヒ
ートポンプ加熱により湯水の沸き増しを行う場合に、給
湯制御装置および室外制御装置は、第1の異常検知手段
または第2の異常検知手段により通信異常または動作異
常が検知されたときに、ヒートポンプ加熱を中断し給湯
器の加熱手段により強制的に湯水の沸き増しを行うの
で、異常発生後でも湯水が確実に沸き増しされ、貯湯タ
ンクの湯切れを防止することができる。
【0031】さらに、この発明に係る給湯システムは、
給湯器の加熱手段による強制的な湯水の沸き上げまたは
沸き増しの温度を、操作ユニットにより設定された沸き
上げ温度よりも高い温度とするので、異常発生後でも湯
水の沸き増し等が確実に行われるとともに長時間湯切れ
を防止することができ、使い勝手の良い給湯システムを
得ることができる。
給湯器の加熱手段による強制的な湯水の沸き上げまたは
沸き増しの温度を、操作ユニットにより設定された沸き
上げ温度よりも高い温度とするので、異常発生後でも湯
水の沸き増し等が確実に行われるとともに長時間湯切れ
を防止することができ、使い勝手の良い給湯システムを
得ることができる。
【0032】この発明に係る給湯システムは、第1の異
常検知手段により検知される給湯制御装置と室外制御装
置の通信異常は、給湯制御装置からの送信信号に対する
室外制御装置からの信号を第1の異常検知手段が連続し
て複数回検知できなかったときに異常と判断するので、
ノイズなどの瞬時の誤動作を除いた通信異常を正確に検
知でき、貯湯タンクの湯切れを確実に防止することがで
きる。
常検知手段により検知される給湯制御装置と室外制御装
置の通信異常は、給湯制御装置からの送信信号に対する
室外制御装置からの信号を第1の異常検知手段が連続し
て複数回検知できなかったときに異常と判断するので、
ノイズなどの瞬時の誤動作を除いた通信異常を正確に検
知でき、貯湯タンクの湯切れを確実に防止することがで
きる。
【図1】 この発明の第1の実施形態の要部のブロック
図である。
図である。
【図2】 この発明の第1の実施形態の作用を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】 この発明の第1の実施形態の作用を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】 ヒートポンプ方式の給湯システムの模式図で
ある。
ある。
【図5】 図4の要部のブロック図である。
1 給湯器、2 タンク、7 発熱体、8 第1の温度
センサ、9 湯水配管、10 循環ポンプ、11 給湯
用熱交換器、14 給湯制御装置、15 室外機、16
圧縮機、17 冷媒配管、18a,18b,18c
電磁弁、224方弁、23 室外制御装置、24 リモ
コン、24a 沸き上げ温度設定部、24b 沸き増し
設定部、26 第1の異常検知部、27 第2の異常検
知部。
センサ、9 湯水配管、10 循環ポンプ、11 給湯
用熱交換器、14 給湯制御装置、15 室外機、16
圧縮機、17 冷媒配管、18a,18b,18c
電磁弁、224方弁、23 室外制御装置、24 リモ
コン、24a 沸き上げ温度設定部、24b 沸き増し
設定部、26 第1の異常検知部、27 第2の異常検
知部。
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に加熱手段を備えた貯湯タンク、該
貯湯タンク内の湯水を湯水配管を介して循環させる循環
ポンプ、前記湯水配管に設けられた給湯用熱交換器、お
よびこれらの運転を制御して湯水を設定された沸き上げ
温度に沸き上げる給湯制御装置を有する給湯器と、 前記給湯用熱交換器に連結された冷媒配管を介して冷媒
を循環させる圧縮機、前記冷媒配管に設けられた複数の
弁、およびこれらの運転を制御し前記給湯制御装置と電
気的に接続された室外制御装置を有する室外機と、 前記給湯制御装置に対して前記貯湯タンク内の湯水の沸
き上げ温度の設定および湯水の沸き増し設定を含む各種
制御信号の入出力を行う操作ユニットとを備えてなり、 前記給湯器に前記給湯制御装置と前記室外制御装置との
通信異常を検知する第1の異常検知手段を設けるととも
に、前記室外機に前記圧縮機および複数の弁の動作異常
を検知する第2の異常検知手段を設け、前記給湯制御装
置は、前記第1の異常検知手段または第2の異常検知手
段により通信異常または動作異常が検知されたときに、
前記給湯器の加熱手段により強制的に湯水を沸き上げる
ことを特徴とする給湯システム。 - 【請求項2】 湯水配管を循環する湯水を給湯用熱交換
器により冷媒配管を循環する冷媒と熱交換させてヒート
ポンプ加熱し、該ヒートポンプ加熱により湯水の沸き増
しを行う場合に、給湯制御装置および室外制御装置は、
第1の異常検知手段または第2の異常検知手段により通
信異常または動作異常が検知されたときに、ヒートポン
プ加熱を中断し給湯器の加熱手段により強制的に湯水の
沸き増しを行うことを特徴とする請求項1記載の給湯シ
ステム。 - 【請求項3】 給湯器の加熱手段による強制的な湯水の
沸き上げまたは沸き増しの温度を、操作ユニットにより
設定された沸き上げ温度よりも高い温度とすることを特
徴とする請求項1または2記載の給湯システム。 - 【請求項4】 第1の異常検知手段により検知される給
湯制御装置と室外制 御装置の通信異常は、前記給湯制御
装置からの送信信号に対する前記室外制御装置からの信
号を前記第1の異常検知手段が連続して複数回検知でき
なかったときに異常と判断することを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか記載の給湯システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16900496A JP3175080B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 給湯システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16900496A JP3175080B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 給湯システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019381A JPH1019381A (ja) | 1998-01-23 |
JP3175080B2 true JP3175080B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=15878568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16900496A Expired - Fee Related JP3175080B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 給湯システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3175080B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ603962A (en) * | 2010-07-07 | 2014-11-28 | Black Diamond Technologies Ltd | Heat pump system |
JP5682592B2 (ja) * | 2012-04-26 | 2015-03-11 | ダイキン工業株式会社 | ヒートポンプシステム |
JP6618770B2 (ja) * | 2015-10-30 | 2019-12-11 | パーパス株式会社 | 給湯システム、給湯プログラムおよび給湯方法 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16900496A patent/JP3175080B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH1019381A (ja) | 1998-01-23 |
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