JP3174861U - 混合食品製造機 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で軽量且つ小型の混合食品製造機を提供する。
【解決手段】混合食品製造機1であって、破砕可能食品を収容可能に構成され破砕食品を底壁開口から下方に排出可能な破砕可能食品収容部21が上部に形成され、外部の攪拌可能食品収容容器Aの上端開口を被覆可能な被覆部22が下部に形成された装置本体2と、装置本体に装着され、破砕可能食品収容部に収容された破砕可能食品を破砕可能に構成された破砕機構40とを設ける。さらに、装置本体に装着され、被覆部で外部の攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆した状態で、当該外部の攪拌可能食品収容容器に収容された攪拌可能食品と、破砕可能食品収容部から排出された破砕食品とを攪拌可能な攪拌機構50と、破砕機構40及び攪拌機構を動作させる操作部材と、を備えている。
【選択図】図2
【解決手段】混合食品製造機1であって、破砕可能食品を収容可能に構成され破砕食品を底壁開口から下方に排出可能な破砕可能食品収容部21が上部に形成され、外部の攪拌可能食品収容容器Aの上端開口を被覆可能な被覆部22が下部に形成された装置本体2と、装置本体に装着され、破砕可能食品収容部に収容された破砕可能食品を破砕可能に構成された破砕機構40とを設ける。さらに、装置本体に装着され、被覆部で外部の攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆した状態で、当該外部の攪拌可能食品収容容器に収容された攪拌可能食品と、破砕可能食品収容部から排出された破砕食品とを攪拌可能な攪拌機構50と、破砕機構40及び攪拌機構を動作させる操作部材と、を備えている。
【選択図】図2
Description
本考案は、混合食品製造機に関するものである。
従来、手動回転式調理器として、操作ハンドルを回転させることによって、食品を薄切りするものが知られている。また、混合器として、操作ハンドルを回転させることによって、粘性の高い流動性食品を捏ねるものが知られている。
しかし、手動回転式調理器では、食品を薄切りにすることは可能であるが、例えば、アイスクリームを薄切りにしてトッピング材と混ぜようとする場合、アイスクリームとトッピング材が十分に混ざらないという問題がある。
一方、混合器では、例えば、アイスクリームとトッピング材とを十分に混ぜようとする場合には、トッピング材を小片化しておくと共に、アイスクリームを少しずつ投入しないと、アイスクリームとトッピング材とを十分に混合することができない。
しかし、手動回転式調理器では、食品を薄切りにすることは可能であるが、例えば、アイスクリームを薄切りにしてトッピング材と混ぜようとする場合、アイスクリームとトッピング材が十分に混ざらないという問題がある。
一方、混合器では、例えば、アイスクリームとトッピング材とを十分に混ぜようとする場合には、トッピング材を小片化しておくと共に、アイスクリームを少しずつ投入しないと、アイスクリームとトッピング材とを十分に混合することができない。
この点、かかる問題点に鑑みなされたもので、第1の食品を小片化することができるとともに、小片化された第1の食品を第2の食品と十分に混ぜ合わせることができる混合食品製造機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1に開示された混合食品製造機は、製造機本体内部に、第1の食品を破砕するための破砕室と、小片化された第1の食品と第2の食品とを攪拌する攪拌室とを備えている。そのため、混合食品製造器の構成が複雑で、重量が嵩み、しかも、大型の混合食品製造器となっていた。
このため、小さな子供等が簡易かつ手軽に各種食品の混ぜ合わせを楽しめるような構成になっていなかった。
このため、小さな子供等が簡易かつ手軽に各種食品の混ぜ合わせを楽しめるような構成になっていなかった。
本考案は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で軽量且つ小型の混合食品製造機を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本考案の混合食品製造機は、
破砕可能食品を収容可能に構成され破砕食品を底壁開口から下方に排出可能な破砕可能食品収容部が上部に形成され、外部の攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆可能な被覆部が下部に形成された装置本体と、
前記装置本体に装着され、前記破砕可能食品収容部に収容された前記破砕可能食品を破砕可能に構成された破砕機構と、
前記装置本体に装着され、前記被覆部で前記外部の前記攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆した状態で、当該外部の攪拌可能食品収容容器に収容された前記攪拌可能食品と、前記破砕可能食品収容部から排出された前記破砕食品とを攪拌可能な攪拌機構と、
前記破砕機構及び前記攪拌機構を動作させる操作部材と、
を備えていることを特徴としている。
破砕可能食品を収容可能に構成され破砕食品を底壁開口から下方に排出可能な破砕可能食品収容部が上部に形成され、外部の攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆可能な被覆部が下部に形成された装置本体と、
前記装置本体に装着され、前記破砕可能食品収容部に収容された前記破砕可能食品を破砕可能に構成された破砕機構と、
前記装置本体に装着され、前記被覆部で前記外部の前記攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆した状態で、当該外部の攪拌可能食品収容容器に収容された前記攪拌可能食品と、前記破砕可能食品収容部から排出された前記破砕食品とを攪拌可能な攪拌機構と、
前記破砕機構及び前記攪拌機構を動作させる操作部材と、
を備えていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の混合食品製造機において、前記被覆部は、前記攪拌可能食品収容容器の上端開口の縁部に装着可能に構成され、装着状態で当該攪拌可能食品収容容器の上端開口を閉塞する蓋部として構成されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の混合食品製造機において、前記操作部材、前記破砕機構の破砕部材、前記攪拌機構の攪拌部材は、上下方向に延在する共通軸線を有し、
前記操作部材、前記破砕機構の破砕部材、前記攪拌機構の攪拌部材は、前記共通軸線の延在方向に一体的に動作可能、且つ、当該共通軸線を中心に一体的に回転可能に構成されていることを特徴としている。
前記操作部材、前記破砕機構の破砕部材、前記攪拌機構の攪拌部材は、前記共通軸線の延在方向に一体的に動作可能、且つ、当該共通軸線を中心に一体的に回転可能に構成されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3の何れかに記載の混合食品製造機において、前記攪拌部材は、前記装置本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の考案は、請求項1から請求項4の何れかに記載の混合食品製造機において、前記攪拌部材は、前記外部の攪拌可能食品収容容器に収容された前記攪拌可能食品が切削可能な食品である場合に当該食品を切削可能な切削刃を備えていることを特徴としている。
この考案によれば、外部の攪拌可能食品収容容器内で攪拌を行うため、攪拌室を特別に設ける必要がないので、簡素、軽量且つ小型の混合食品製造機が実現できる、との効果を奏する。
以下、図1から図8を参照しつつ、本考案に係る混合食品製造機の一実施形態について詳細に説明する。
この混合食品製造機は、破砕可能な食品(破砕可能食品)を破砕するとともに、破砕された食品(破砕食品)を攪拌可能な食品(攪拌可能食品)と攪拌混合して混合食品を製造する装置である。ここで、「破砕可能食品」としては、例えば、アーモンド、ピーナッツ、バナナ、ビスケット、固形チョコレートなどの破砕できる食品が挙げられ、また、「攪拌可能食品」としては、アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、牛乳、液状チョコレートなどなどの攪拌できる食品が挙げられる。
この混合食品製造機は、破砕可能な食品(破砕可能食品)を破砕するとともに、破砕された食品(破砕食品)を攪拌可能な食品(攪拌可能食品)と攪拌混合して混合食品を製造する装置である。ここで、「破砕可能食品」としては、例えば、アーモンド、ピーナッツ、バナナ、ビスケット、固形チョコレートなどの破砕できる食品が挙げられ、また、「攪拌可能食品」としては、アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、牛乳、液状チョコレートなどなどの攪拌できる食品が挙げられる。
1.混合食品製造機の全体構成
図1は、本実施形態に係る混合食品製造機の外観斜視図であり、図2(A)は、図1の混合食品製造機を示した正面側の分解断面図であり、図3は、図1の混合食品製造機を示した正面側の断面図である。
この混合食品製造機1は、装置本体2、破砕機構40、攪拌機構50及び操作部材(グリップ6)を備えている。この混合食品製造機1は、ねじを除いた全ての部品がプラスチックで形成されている。
図1は、本実施形態に係る混合食品製造機の外観斜視図であり、図2(A)は、図1の混合食品製造機を示した正面側の分解断面図であり、図3は、図1の混合食品製造機を示した正面側の断面図である。
この混合食品製造機1は、装置本体2、破砕機構40、攪拌機構50及び操作部材(グリップ6)を備えている。この混合食品製造機1は、ねじを除いた全ての部品がプラスチックで形成されている。
2.混合食品製造機1の細部構成
(1)装置本体2
装置本体2は、上下が開口したほぼ円筒状の部材であり、上下端が波形状に形成されている。
また、この装置本体2には、筒の上下方向のほぼ中央部に仕切り板23が設けられており、この仕切り板23によって、上部の破砕可能食品収容部21と下部の蓋部22とに仕切られている。
(1)装置本体2
装置本体2は、上下が開口したほぼ円筒状の部材であり、上下端が波形状に形成されている。
また、この装置本体2には、筒の上下方向のほぼ中央部に仕切り板23が設けられており、この仕切り板23によって、上部の破砕可能食品収容部21と下部の蓋部22とに仕切られている。
このうち、破砕可能食品収容部21は、後述の押圧板41とともに上室3aを構成する。この破砕可能食品収容部21の底壁を構成する仕切り板23の中央部は開口しており、この開口の縁は上方向に垂直に立ち上がって、筒状軸部24を形成している。この筒状軸部24には、後述する攪拌部材5の軸部52が挿通されている。
また、仕切り板23には、筒状軸部24の近くから外周部に向かって放射状に延びる8つのスリット(開口)25が円周方向に等間隔で形成されている。このスリット25によって、仕切り板23の上下が連通されている(図4参照)。
また、仕切り板23には、筒状軸部24の近くから外周部に向かって放射状に延びる8つのスリット(開口)25が円周方向に等間隔で形成されている。このスリット25によって、仕切り板23の上下が連通されている(図4参照)。
また、蓋部22は、攪拌可能食品を収容する攪拌可能食品収容容器Aとともに下室3bを構成する。この蓋部22には、下方に行くほど径が段階的に大きくなるように複数の段部が設けられている。そして、蓋部22の下端部には、攪拌可能食品収容容器Aの上端の縁部に嵌合する溝22aが形成されている。この蓋部22は、攪拌可能食品収容容器Aの上端開口を上方から被覆できるものであれば十分であり、ここで例示したような形に限定されない。例えば、攪拌可能食品収容容器A全体を被覆し、台座として使用できるものであってもよい。
(2)破砕機構40
仕切り板23の上面には、各スリット25の隣に、複数の突起部(歯部)26がそれぞれ設けられている。この突起部26は、当該突起部26に押し付けられた破砕可能食品を破砕する働きをする。この突起部26は、次に述べる破砕部材4とともに破砕機構40を構成する。
(2)破砕機構40
仕切り板23の上面には、各スリット25の隣に、複数の突起部(歯部)26がそれぞれ設けられている。この突起部26は、当該突起部26に押し付けられた破砕可能食品を破砕する働きをする。この突起部26は、次に述べる破砕部材4とともに破砕機構40を構成する。
破砕部材4は、破砕可能食品を仕切り板23の上面と突起部26とに押し付ける押圧板41と、この押圧板41の中央にある開口の縁から上方向に垂直に立ち上がる筒状軸部42と、を備えている。
このうち、押圧板41は、破砕可能食品収容部21に平面視でちょうど収まる大きさで、破砕可能食品収容部21に上方から挿入可能となっている。この押圧板41の外周部には、上方向にほぼ垂直に僅かに立ち上がる起立部41aが形成されている。この起立部41aは、押圧板41の外周部の強度を高めるためのものである。また、押圧板41の下面には、放射方向に延在する送り部41bが円周方向に等間隔で複数(本実施例では2つ)下方に僅かに突出して形成されている。この送り部41bは、破砕部材4を回転させて破砕可能食品を破砕する際に、破砕可能食品を強制的に破砕部材4と供回りさせ、突起部26に押し付ける働きをする。
また、筒状軸部42は、下半部の内径が上半部の内径よりも大きくなっている。そして、筒状軸部42の下半部には装置本体2の筒状軸部24が内側から嵌合され、上半部にはグリップ6の筒状軸部61が内側から嵌合されている。なお、筒状軸部42の上半部と下半部との境界部分の内壁には段部が形成されている。この段部は、筒状軸部24の上端に当接することで、送り部41bが突起部26に当接することを防止する働きをする。なお、この筒状軸部42の上半部と下半部との境界部分に上記段部の箇所を視認できる覗き窓を形成して、当該段部と筒状軸部24の上端との当接を確認できるようにしてもよい。
このうち、押圧板41は、破砕可能食品収容部21に平面視でちょうど収まる大きさで、破砕可能食品収容部21に上方から挿入可能となっている。この押圧板41の外周部には、上方向にほぼ垂直に僅かに立ち上がる起立部41aが形成されている。この起立部41aは、押圧板41の外周部の強度を高めるためのものである。また、押圧板41の下面には、放射方向に延在する送り部41bが円周方向に等間隔で複数(本実施例では2つ)下方に僅かに突出して形成されている。この送り部41bは、破砕部材4を回転させて破砕可能食品を破砕する際に、破砕可能食品を強制的に破砕部材4と供回りさせ、突起部26に押し付ける働きをする。
また、筒状軸部42は、下半部の内径が上半部の内径よりも大きくなっている。そして、筒状軸部42の下半部には装置本体2の筒状軸部24が内側から嵌合され、上半部にはグリップ6の筒状軸部61が内側から嵌合されている。なお、筒状軸部42の上半部と下半部との境界部分の内壁には段部が形成されている。この段部は、筒状軸部24の上端に当接することで、送り部41bが突起部26に当接することを防止する働きをする。なお、この筒状軸部42の上半部と下半部との境界部分に上記段部の箇所を視認できる覗き窓を形成して、当該段部と筒状軸部24の上端との当接を確認できるようにしてもよい。
(3)攪拌機構50
攪拌機構50は、攪拌可能食品収容容器Aに収容されている攪拌可能食品を攪拌するものであり、攪拌部材5を備えている。この攪拌部材5は、羽根部材51と、この羽根部材51を支持する軸部52とを備えている。
攪拌機構50は、攪拌可能食品収容容器Aに収容されている攪拌可能食品を攪拌するものであり、攪拌部材5を備えている。この攪拌部材5は、羽根部材51と、この羽根部材51を支持する軸部52とを備えている。
ここで、羽根部材51は、図3等に示すように、基端部が軸部52の底にねじを介して結合されている。この羽根部材51は、図6に示すように、基端部を要とする扇形状の攪拌羽根511を備えている。この攪拌羽根511は、基端部から外周部近くまでヘリカル状に延在する切り込み部511cによって区画された、円周方向一端部側の第1の羽根部511aと、円周方向他端部側の第2の羽根部511bとから構成されている。
すなわち、第1の羽根部511aと第2の羽根部511bとは第2の羽根部511bの外周部で互いに結合されているとともに、第1の羽根部511aの第2の羽根部511b側の端と、第2の羽根部511b側の第1の羽根部511a側の端とは、ヘリカル状の切り込み部511cを介して、それぞれ弧状に形成されている。そして、図7(A)に示すように、第2の羽根部511bの第1の羽根部511a側の端は、第1の羽根部511aの第2の羽根部511b側の端よりも下方に位置し、第2の羽根部511bの第1の羽根部511a側の端は切削刃を構成している。なお、図6のVII−VII線で沿った断面である図7(A)に示すように、第1の羽根部511aは上記一端部側が高く切り込み部511c側が低くなるように下方に向けて膨出するように湾曲し、第2の羽根部511bは上記他端部側が高く切り込み部511c側が低くなるように上方に向けて膨出するように湾曲している。
また、羽根部材51の基端部の下側には、図7(B)に示すように、ヘリカル状に延在する4つの突起512が形成されている。この突起512は、第2の羽根部511bの第1の羽根部511a側の端からなる切削刃を一方向に回転させて攪拌可能食品を切削する際に、攪拌可能食品を羽根部材51の基端部外へ逃がす働きをする。
すなわち、第1の羽根部511aと第2の羽根部511bとは第2の羽根部511bの外周部で互いに結合されているとともに、第1の羽根部511aの第2の羽根部511b側の端と、第2の羽根部511b側の第1の羽根部511a側の端とは、ヘリカル状の切り込み部511cを介して、それぞれ弧状に形成されている。そして、図7(A)に示すように、第2の羽根部511bの第1の羽根部511a側の端は、第1の羽根部511aの第2の羽根部511b側の端よりも下方に位置し、第2の羽根部511bの第1の羽根部511a側の端は切削刃を構成している。なお、図6のVII−VII線で沿った断面である図7(A)に示すように、第1の羽根部511aは上記一端部側が高く切り込み部511c側が低くなるように下方に向けて膨出するように湾曲し、第2の羽根部511bは上記他端部側が高く切り込み部511c側が低くなるように上方に向けて膨出するように湾曲している。
また、羽根部材51の基端部の下側には、図7(B)に示すように、ヘリカル状に延在する4つの突起512が形成されている。この突起512は、第2の羽根部511bの第1の羽根部511a側の端からなる切削刃を一方向に回転させて攪拌可能食品を切削する際に、攪拌可能食品を羽根部材51の基端部外へ逃がす働きをする。
(4)グリップ6
グリップ6は、図2(A)及び図3に示すように、円環状のグリップ本体60と筒状軸部61とを備えている。
このうち、グリップ本体60は、上方から片手で握れる程度の大きさを有している。このグリップ本体60の中央には円状の窪み65が形成されている。この窪み65は、後述の圧入キャップ7を着座させるためのものである。
また、グリップ本体60には、窪み65を間に挟んで対向する位置に、上方及び内周側に向けて開口し且つ平面視で半径方向外方に向けて膨出する形状を有する舌片状の窪み64が一対形成されている(図1及び図2(B)参照)。この窪み64の底壁の上下面と、上記窪み65の上下面とは面一となっている。
さらに、グリップ本体60の窪み65の底壁の中央には円形の開口が形成され、この開口の縁は下方に垂直に垂れ下がり上記筒状軸部61を構成している。
また、グリップ本体60には、6つの補強部材62が円周方向にほぼ等間隔で1つずつ配置されている。これによって、グリップ本体60と筒状軸部61の結合を補強している。なお、この補強部材62は、上記窪み64と円周方向で干渉しない位置に配置されている。
グリップ6は、図2(A)及び図3に示すように、円環状のグリップ本体60と筒状軸部61とを備えている。
このうち、グリップ本体60は、上方から片手で握れる程度の大きさを有している。このグリップ本体60の中央には円状の窪み65が形成されている。この窪み65は、後述の圧入キャップ7を着座させるためのものである。
また、グリップ本体60には、窪み65を間に挟んで対向する位置に、上方及び内周側に向けて開口し且つ平面視で半径方向外方に向けて膨出する形状を有する舌片状の窪み64が一対形成されている(図1及び図2(B)参照)。この窪み64の底壁の上下面と、上記窪み65の上下面とは面一となっている。
さらに、グリップ本体60の窪み65の底壁の中央には円形の開口が形成され、この開口の縁は下方に垂直に垂れ下がり上記筒状軸部61を構成している。
また、グリップ本体60には、6つの補強部材62が円周方向にほぼ等間隔で1つずつ配置されている。これによって、グリップ本体60と筒状軸部61の結合を補強している。なお、この補強部材62は、上記窪み64と円周方向で干渉しない位置に配置されている。
(5)グリップ6と破砕機構40との連結
破砕部材4の筒状軸部42の上端部には、筒状軸部42の上端に開口し上下方向に延びた6つのスリット43が円周方向に等間隔で1つずつ形成されている。
そして、グリップ6と破砕部材4との連結は、図5に示すように、破砕部材4の筒状軸部42にグリップ6の筒状軸部61を嵌合させるとともに、6つのスリット43の各々に6つの補強部材62を1つずつきつく嵌合することによって行われる(図5参照)。これにより、グリップ6の回転に同期して破砕部材4が、回転可能状態となる。一方、グリップ6と破砕部材4との連結解除は、グリップ6と破砕部材4とを上下方向に離間させることによって行われる。
破砕部材4の筒状軸部42の上端部には、筒状軸部42の上端に開口し上下方向に延びた6つのスリット43が円周方向に等間隔で1つずつ形成されている。
そして、グリップ6と破砕部材4との連結は、図5に示すように、破砕部材4の筒状軸部42にグリップ6の筒状軸部61を嵌合させるとともに、6つのスリット43の各々に6つの補強部材62を1つずつきつく嵌合することによって行われる(図5参照)。これにより、グリップ6の回転に同期して破砕部材4が、回転可能状態となる。一方、グリップ6と破砕部材4との連結解除は、グリップ6と破砕部材4とを上下方向に離間させることによって行われる。
(6)グリップ6と攪拌機構50との連結
攪拌部材5の軸部52の上端部は、図2(A)及び図6に示すように、軸方向に直交する外形断面が長円形の軸部52Aとなっている。また、軸部52Aの上端部の直下部分は、軸方向に直交する外形断面が6角形の軸部52Bとなっている。一方、グリップ6の筒状軸部61は、図2(A)、(B)に示すように上記軸部52Bと相補的形状となるように、軸方向に直交する内形断面が6角形となっている。これによって、攪拌部材5の軸部52はグリップ6の筒状軸部61に嵌合し、グリップ6と羽根部材51とは、グリップ6の回転と同期して、軸部52を中心に回転する構成となる。
また、軸部52Aには、図5及び図6に示すように、中心に後述の圧入キャップ7のロッド71が挿入可能な円穴54が形成されている。さらに、軸部52Aには、図2(A)に示すように、外面が平面となっている2つの壁部分に、当該壁部分の外面から円穴54に達する深さのU字状の切り込みが形成されている。このU字状の切り込みによって爪部材53が画成されている。この爪部材53の下端部の外面には、外方に向けて突出する爪53Aが形成されている。この爪部材53は、軸部52Aに対して爪53Aが出没方向に変形可能となるように弾性を有しており、常態で、下端部が円穴54内に突出し、且つ、爪53Aが軸部52Aの外面から大きくは突出しない状態となっている。一方、グリップ6の筒状軸部61には、図2(A)に示すように、攪拌部材5の軸部52をグリップ6の筒状軸部61に嵌合した状態で、上記爪部材53の爪53Aに係合可能な係合凹部63が形成されている。
さらに、この混合食品製造機1は、圧入キャップ7を備えている。この圧入キャップ7は、グリップ6の上記窪み65に着座可能に構成されている。この圧入キャップ7の外周部には、圧入キャップ7本体の中心を挟んで対峙する部分に弾性変形可能な爪部材72が垂設されている。この爪部材72の下端部の外面には、外方に向けて突出する爪72aが形成されている。一方、グリップ本体60の窪み65の底壁には、図2(B)に示すように、圧入キャップ7をグリップ6の窪み65に着座させる際に、爪部材72が差し込まれる差し込み口67が形成されている。そして、爪部材72の爪72aは、図3に示すように、圧入キャップ7を窪み65に着座させた際に差し込み口67の縁下に係止される(図3参照)。
また、圧入キャップ7の中心にはロッド71が垂設されている。このロッド71は、圧入キャップ7を窪み65に着座させた際に上記軸部52Aの円穴54に圧入可能となっている。そして、ロッド71は、図5に示すように、圧入キャップ7を窪み65に着座させた際に上記軸部52Aの円穴54に圧入され、上記爪部材53の内面側を押圧し、爪部材53の爪53Aを軸部52Aの外面から大きく突出させる。これにより、上記爪部材53の爪53Aが係合凹部63に係合し、グリップ6が引き上げられるとき、攪拌部材5も一緒に引き上げられる構成となる。
このようにして、グリップ6と攪拌部材5とが連結される。一方、グリップ本体60の舌片状の窪み64に指を入れて圧入キャップ7を取り外し、攪拌部材5の軸部52とグリップ6の筒状軸部61とを上下方向に離間させることでその連結が解除される。
攪拌部材5の軸部52の上端部は、図2(A)及び図6に示すように、軸方向に直交する外形断面が長円形の軸部52Aとなっている。また、軸部52Aの上端部の直下部分は、軸方向に直交する外形断面が6角形の軸部52Bとなっている。一方、グリップ6の筒状軸部61は、図2(A)、(B)に示すように上記軸部52Bと相補的形状となるように、軸方向に直交する内形断面が6角形となっている。これによって、攪拌部材5の軸部52はグリップ6の筒状軸部61に嵌合し、グリップ6と羽根部材51とは、グリップ6の回転と同期して、軸部52を中心に回転する構成となる。
また、軸部52Aには、図5及び図6に示すように、中心に後述の圧入キャップ7のロッド71が挿入可能な円穴54が形成されている。さらに、軸部52Aには、図2(A)に示すように、外面が平面となっている2つの壁部分に、当該壁部分の外面から円穴54に達する深さのU字状の切り込みが形成されている。このU字状の切り込みによって爪部材53が画成されている。この爪部材53の下端部の外面には、外方に向けて突出する爪53Aが形成されている。この爪部材53は、軸部52Aに対して爪53Aが出没方向に変形可能となるように弾性を有しており、常態で、下端部が円穴54内に突出し、且つ、爪53Aが軸部52Aの外面から大きくは突出しない状態となっている。一方、グリップ6の筒状軸部61には、図2(A)に示すように、攪拌部材5の軸部52をグリップ6の筒状軸部61に嵌合した状態で、上記爪部材53の爪53Aに係合可能な係合凹部63が形成されている。
さらに、この混合食品製造機1は、圧入キャップ7を備えている。この圧入キャップ7は、グリップ6の上記窪み65に着座可能に構成されている。この圧入キャップ7の外周部には、圧入キャップ7本体の中心を挟んで対峙する部分に弾性変形可能な爪部材72が垂設されている。この爪部材72の下端部の外面には、外方に向けて突出する爪72aが形成されている。一方、グリップ本体60の窪み65の底壁には、図2(B)に示すように、圧入キャップ7をグリップ6の窪み65に着座させる際に、爪部材72が差し込まれる差し込み口67が形成されている。そして、爪部材72の爪72aは、図3に示すように、圧入キャップ7を窪み65に着座させた際に差し込み口67の縁下に係止される(図3参照)。
また、圧入キャップ7の中心にはロッド71が垂設されている。このロッド71は、圧入キャップ7を窪み65に着座させた際に上記軸部52Aの円穴54に圧入可能となっている。そして、ロッド71は、図5に示すように、圧入キャップ7を窪み65に着座させた際に上記軸部52Aの円穴54に圧入され、上記爪部材53の内面側を押圧し、爪部材53の爪53Aを軸部52Aの外面から大きく突出させる。これにより、上記爪部材53の爪53Aが係合凹部63に係合し、グリップ6が引き上げられるとき、攪拌部材5も一緒に引き上げられる構成となる。
このようにして、グリップ6と攪拌部材5とが連結される。一方、グリップ本体60の舌片状の窪み64に指を入れて圧入キャップ7を取り外し、攪拌部材5の軸部52とグリップ6の筒状軸部61とを上下方向に離間させることでその連結が解除される。
4.混合食品製造機1の使用の一例
ここでは、破砕可能食品としてのあられ菓子を、攪拌可能食品としてのアイスクリームを用いた場合を例として説明する。
図8は、混合食品製造機1の使用状態を示した正面側の断面図である。
まず、アイスクリームが収容された攪拌可能食品収容容器Aの上端の縁部に装置本体2の溝22aを嵌合させる。次に、破砕可能食品収容部21にあられ菓子を投入する。その後、片方の手で装置本体2を握り、他方の手でグリップ6を下方に押圧しつつ時計回りに回転させる。
このとき、あられ菓子が押圧板41の直下まで目一杯投入されているものとすれば、破砕可能食品収容部21と押圧板41によって画成される上室3aでは、押圧板41による押圧によって、あられ菓子同士が擦れたり、あられ菓子が仕切り板23や突起部26に押し付けられたりして、あられ菓子が破砕される。そして、この上室3aで破砕されたあられ菓子の粉粒はスリット25から下室3bに排出される。
同時に、下室3bでは、攪拌部材5によってアイスクリームの切削、攪拌が行われる。具体的には、攪拌部材5が回転しながら下方に進み、第2の羽根部511bの切削刃によってアイスクリームを切削して薄片化してゆく。その際、薄片化されたアイスクリームは、図7に実線で示す矢印の方向に切り込み部511cを通って、第2の羽根部511bの上方に押し出され、アイスクリームの上に存在するあられ菓子の粉粒の上に被さる。さらに、攪拌部材5が回転しながら下方に進むと、アイスクリームの薄片が今度は第1の羽根部511aによって切断又はかき混ぜられる。
このようにして、羽根部材51が攪拌可能食品収容容器Aの底にまで達したら、今度は、グリップ6を引き上げながら反時計回りに回転させる。すると、第2の羽根部511bの下に位置するアイスクリームは図7の破線で示した矢印の方向に2分され、あられ菓子の粉粒とアイスクリームとが攪拌され混合される。
このようにして、アイスクリームの一番上まで攪拌部材5を引き上げた後、混合食品製造機1を攪拌可能食品収容容器Aから取り外す。最後に、攪拌部材5についたアイスクリームをヘラHで攪拌可能食品収容容器Aに落とすことで混合食品の製造が終了する。
ここでは、破砕可能食品としてのあられ菓子を、攪拌可能食品としてのアイスクリームを用いた場合を例として説明する。
図8は、混合食品製造機1の使用状態を示した正面側の断面図である。
まず、アイスクリームが収容された攪拌可能食品収容容器Aの上端の縁部に装置本体2の溝22aを嵌合させる。次に、破砕可能食品収容部21にあられ菓子を投入する。その後、片方の手で装置本体2を握り、他方の手でグリップ6を下方に押圧しつつ時計回りに回転させる。
このとき、あられ菓子が押圧板41の直下まで目一杯投入されているものとすれば、破砕可能食品収容部21と押圧板41によって画成される上室3aでは、押圧板41による押圧によって、あられ菓子同士が擦れたり、あられ菓子が仕切り板23や突起部26に押し付けられたりして、あられ菓子が破砕される。そして、この上室3aで破砕されたあられ菓子の粉粒はスリット25から下室3bに排出される。
同時に、下室3bでは、攪拌部材5によってアイスクリームの切削、攪拌が行われる。具体的には、攪拌部材5が回転しながら下方に進み、第2の羽根部511bの切削刃によってアイスクリームを切削して薄片化してゆく。その際、薄片化されたアイスクリームは、図7に実線で示す矢印の方向に切り込み部511cを通って、第2の羽根部511bの上方に押し出され、アイスクリームの上に存在するあられ菓子の粉粒の上に被さる。さらに、攪拌部材5が回転しながら下方に進むと、アイスクリームの薄片が今度は第1の羽根部511aによって切断又はかき混ぜられる。
このようにして、羽根部材51が攪拌可能食品収容容器Aの底にまで達したら、今度は、グリップ6を引き上げながら反時計回りに回転させる。すると、第2の羽根部511bの下に位置するアイスクリームは図7の破線で示した矢印の方向に2分され、あられ菓子の粉粒とアイスクリームとが攪拌され混合される。
このようにして、アイスクリームの一番上まで攪拌部材5を引き上げた後、混合食品製造機1を攪拌可能食品収容容器Aから取り外す。最後に、攪拌部材5についたアイスクリームをヘラHで攪拌可能食品収容容器Aに落とすことで混合食品の製造が終了する。
5. 混合食品製造機1の使用の他例
上記では破砕可能食品収容部21にあられ菓子を目一杯投入した場合を説明したが、あられ菓子を少量投入する場合には、最初に攪拌部材5によるアイスクリームの薄片化及び攪拌が行われ、その後、この攪拌に加えてあられ菓子の破砕が行われる。
また、破砕可能食品がピーナッツのように硬く、破砕と攪拌を同時に行うことが難しい場合には、混合食品製造機1の装置本体2から攪拌部材5を外し、まず破砕可能食品の破砕を行い、その後、攪拌部材5を装置本体2に装着して攪拌可能食品と破砕食品とを攪拌することによって混合食品を製造することができる。
なお、グリップ6と破砕部材4と攪拌部材5とは、ねじ等によって共通軸の延在方向に螺進可能に構成されていてもよい。
上記では破砕可能食品収容部21にあられ菓子を目一杯投入した場合を説明したが、あられ菓子を少量投入する場合には、最初に攪拌部材5によるアイスクリームの薄片化及び攪拌が行われ、その後、この攪拌に加えてあられ菓子の破砕が行われる。
また、破砕可能食品がピーナッツのように硬く、破砕と攪拌を同時に行うことが難しい場合には、混合食品製造機1の装置本体2から攪拌部材5を外し、まず破砕可能食品の破砕を行い、その後、攪拌部材5を装置本体2に装着して攪拌可能食品と破砕食品とを攪拌することによって混合食品を製造することができる。
なお、グリップ6と破砕部材4と攪拌部材5とは、ねじ等によって共通軸の延在方向に螺進可能に構成されていてもよい。
6.実施形態の効果
この混合食品製造機1によれば、次のような効果を得ることができる。
第1に、外部の攪拌可能食品収容容器A内で攪拌を行うため、攪拌室を特別に設ける必要がないので、簡素、軽量且つ小型の混合食品製造機1が実現できる。
第2に、装置本体2を片手で保持しつつ、他方の手でグリップ6を操作すれば、混合食品が製造できる構成となっているので、簡素、軽量且つ小型の混合食品製造機1が実現できる。
第3に、装置本体2の蓋部22が攪拌可能食品収容容器Aの上端開口の縁に係合して当該上端開口を覆うので、破砕食品が周囲に飛び散るのを可及的に防止することができる。
第4に、混合食品製造機1は、分解可能となっているので、簡単に洗浄を行い、清潔に保つことが可能である。
第5に、混合食品製造機1は、分解可能となっているので、破砕部材4又は攪拌部材5だけを装置本体2に装着して使用することもできる。
第6に、グリップ6、破砕部材4及び攪拌部材5は、上下方向に延在する共通軸線を有し、グリップ6と破砕部材4と攪拌部材5とが、その共通軸線の軸線方向に一体的に動作可能、且つ、当該共通軸線を中心に一体的に回転可能に構成されているので、構造が簡素となるばかりか、その取り扱いも簡単となる。
第7に、本実施形態において、混合食品製造機1の蓋部22の形状やサイズ等は特に限定されず、「攪拌可能食品収容容器A」及び「破砕可能食品」が既製品のカップ入りアイスクリームやカップ入りヨーグルトであっても、蓋部22の形状やサイズ等がこれらカップに取り付け可能なサイズであれば、蓋部22を直接これらのカップに取り付けることが可能である。このため、別途専用の攪拌可能食品収容容器を用意する必要がなく、アイスクリームなどを別容器に移し変える手間もかからないので便利である。
第8に、本考案の攪拌部材5に設けられた切削刃が鉋と同様の役割を果たすため、ある程度凍っているアイスクリームなどの硬い食材であっても削りながら攪拌することができる。このため、単に攪拌羽根で攪拌するだけの従来技術にはない作用・効果を有している。
この混合食品製造機1によれば、次のような効果を得ることができる。
第1に、外部の攪拌可能食品収容容器A内で攪拌を行うため、攪拌室を特別に設ける必要がないので、簡素、軽量且つ小型の混合食品製造機1が実現できる。
第2に、装置本体2を片手で保持しつつ、他方の手でグリップ6を操作すれば、混合食品が製造できる構成となっているので、簡素、軽量且つ小型の混合食品製造機1が実現できる。
第3に、装置本体2の蓋部22が攪拌可能食品収容容器Aの上端開口の縁に係合して当該上端開口を覆うので、破砕食品が周囲に飛び散るのを可及的に防止することができる。
第4に、混合食品製造機1は、分解可能となっているので、簡単に洗浄を行い、清潔に保つことが可能である。
第5に、混合食品製造機1は、分解可能となっているので、破砕部材4又は攪拌部材5だけを装置本体2に装着して使用することもできる。
第6に、グリップ6、破砕部材4及び攪拌部材5は、上下方向に延在する共通軸線を有し、グリップ6と破砕部材4と攪拌部材5とが、その共通軸線の軸線方向に一体的に動作可能、且つ、当該共通軸線を中心に一体的に回転可能に構成されているので、構造が簡素となるばかりか、その取り扱いも簡単となる。
第7に、本実施形態において、混合食品製造機1の蓋部22の形状やサイズ等は特に限定されず、「攪拌可能食品収容容器A」及び「破砕可能食品」が既製品のカップ入りアイスクリームやカップ入りヨーグルトであっても、蓋部22の形状やサイズ等がこれらカップに取り付け可能なサイズであれば、蓋部22を直接これらのカップに取り付けることが可能である。このため、別途専用の攪拌可能食品収容容器を用意する必要がなく、アイスクリームなどを別容器に移し変える手間もかからないので便利である。
第8に、本考案の攪拌部材5に設けられた切削刃が鉋と同様の役割を果たすため、ある程度凍っているアイスクリームなどの硬い食材であっても削りながら攪拌することができる。このため、単に攪拌羽根で攪拌するだけの従来技術にはない作用・効果を有している。
7.本考案の変形例
本実施形態では、グリップ6、破砕部材4及び攪拌部材5が、同一軸上に備えられている混合食品製造機1を示したが、本考案はこれに限らず、同一軸上にグリップ6、破砕部材4及び攪拌部材5がないような混合食品製造機1でもよい。
また、本実施形態では、装置本体2に対して破砕部材4と攪拌部材5とが着脱可能な混合食品製造機1を示したが、本考案はこれに限らず、破砕部材4と攪拌部材5とが着脱できないような混合食品製造機1でもよい。
また、本実施形態では、羽根部511bの一辺が切削刃となっていたが、本考案はこれに限らず、切削刃のない混合食品製造機1でもよい。
1 混合食品製造機
2 装置本体
3a 上室
3b 下室
4 破砕部材
5 攪拌部材
6 グリップ
22 蓋部
22a 溝
40 破砕機構
50 攪拌機構
2 装置本体
3a 上室
3b 下室
4 破砕部材
5 攪拌部材
6 グリップ
22 蓋部
22a 溝
40 破砕機構
50 攪拌機構
Claims (5)
- 破砕可能食品を収容可能に構成され破砕食品を底壁開口から下方に排出可能な破砕可能食品収容部が上部に形成され、外部の攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆可能な被覆部が下部に形成された装置本体と、
前記装置本体に装着され、前記破砕可能食品収容部に収容された前記破砕可能食品を破砕可能に構成された破砕機構と、
前記装置本体に装着され、前記被覆部で前記外部の前記攪拌可能食品収容容器の上端開口を被覆した状態で、当該外部の攪拌可能食品収容容器に収容された前記攪拌可能食品と、前記破砕可能食品収容部から排出された前記破砕食品とを攪拌可能な攪拌機構と、
前記破砕機構及び前記攪拌機構を動作させる操作部材と、
を備えていることを特徴とする混合食品製造機。 - 前記被覆部は、前記攪拌可能食品収容容器の上端開口の縁部に装着可能に構成され、装着状態で当該攪拌可能食品収容容器の上端開口を閉塞する蓋部として構成されていること、
を特徴とする請求項1に記載の混合食品製造機。 - 前記操作部材、前記破砕機構の破砕部材、前記攪拌機構の攪拌部材は、上下方向に延在する共通軸線を有し、
前記操作部材、前記破砕機構の破砕部材、前記攪拌機構の攪拌部材は、前記共通軸線の延在方向に一体的に動作可能、且つ、当該共通軸線を中心に一体的に回転可能に構成されていること、
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の混合食品製造機。 - 前記攪拌部材は、前記装置本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の混合食品製造機。
- 前記攪拌部材は、前記外部の攪拌可能食品収容容器に収容された前記攪拌可能食品が切削可能な食品である場合に当該食品を切削可能な切削刃を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の混合食品製造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000424U JP3174861U (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 混合食品製造機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012000424U JP3174861U (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 混合食品製造機 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2012000424U Expired - Fee Related JP3174861U (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 混合食品製造機 |
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JP (1) | JP3174861U (ja) |
-
2012
- 2012-01-30 JP JP2012000424U patent/JP3174861U/ja not_active Expired - Fee Related
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