JP3174800U - 埋込設置用照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け及びメンテナンスが容易な埋込設置用照明器具を提供する。
【解決手段】ボルト3bを緩めることによって、ヒンジ5を介して発光板3の他側を下方に回動できる。ケース体2の底面部2aの内側が開放しケース体2の下側からアクセス可能になる。ヒンジ5を介して発光板3の他側を上方に回動させてボルト3bを固定することにより、発光板3をケース体2内に水平に収容できる。ケース体2から発光板3を取り外すことなく、取付ボルトAをケース体2に挿通させて取り付けることができる。ケース体2内の安定器の点検作業や、交換作業を容易に行うことができる。
【選択図】図5

Description

本考案は、例えば建物内の天井面等に埋め込まれて設置され、複数の発光ダイオード素子を備えた埋込設置用照明器具に関する。
従来、この種の埋込設置用照明器具としては、例えば下記特許文献1に記載の構成の照明器具が知られている。この照明器具は、LEDチップを用いた発光行装置が取り付けられる器具本体が、造営材である天井材に貫設した長方形状の埋込穴から天井裏に挿入されて埋め込まれて設置されている。
また、この器具本体は、この器具本体に設けられた各ボルト挿通孔のそれぞれに、天井裏に吊り下げられた2つの取付ボルトを挿通させてボルトにて締付固定されて取り付けられている。さらに、この器具本体の各ボルト挿通孔は、取付ボルトを挿通できる程度の比較的小さな大きさの円形状に形成された構成とされている。
また、この器具本体には、LEDが取り付けられた器具本体にねじ止めして反射板が取り付けられており、器具本体を天井裏の取付ボルトに固定させてから、この器具本体にねじ止めして反射板を取り付けなければならない構成とされている。
特開2011−150815号公報
しかしながら、上記特許文献1にかかる従来技術によれば、器具本体の各ボルト挿通孔が取付ボルトを挿通できる程度の比較的小さな大きさの円形状に形成されており、これら計2つのボルト挿通孔のそれぞれに取付ボルトを挿通させて取り付けられている。
このため、天井裏への取付ボルトの取り付け間隔が、器具本体のボルト挿通孔の間隔に適合しない場合においては、この器具本体を天井裏に取り付けることができない。また、これら計2つのボルト挿通孔のそれぞれに取付ボルトを挿通させて取り付けなければならず、これら取付ボルトを各ボルト挿通孔に挿通させる際の位置合わせに手間が掛かる。
さらに、器具本体にねじ止めして反射板を固定する構成であるため、この器具本体を天井裏の取付ボルトに固定してから、天井面に反射板を嵌合させつつ、この反射板を器具本体にねじ止めして取り付けなければならない。このため、天井面への取り付けが容易でないという問題を有している。
そこで本考案は、従来技術における上記問題を解決し、取り付けが容易な埋込設置用照明器具を提供することを目的とする。
この課題を解決するため、請求項1にかかる本考案は、天井面等に埋め込まれて設置される埋込設置用照明器具であって、平板状の底面部、この底面部の周縁を覆う周面部、および下方に向けて開口する開口部を備えた器具本体と、平板状の板材、およびこの板材の一主面に実装された複数の発光ダイオード素子を備え、これら発光ダイオード素子を下方に向けた状態で、前記板材を前記器具本体内に収容させて取り付けられた発光板と、を具備し、この発光板の板材は、この板材の一側縁が前記器具本体の周面部に上下方向に回動可能に接続されて、前記器具本体の底面部に対して平行にこの器具本体内に収容されて取り付けられている、ことを特徴とする埋込設置用照明器具である。
そして、このように構成したことにより、器具本体の発光板の板材を下方に回動させることにより、この器具本体の底面部を露出させることができ、この状態から発光板の板材を上方に回動させることにより、この発光板を器具本体内に収容させることができる。よって、発光板を器具本体から取り外す等することなく、この器具本体を天井裏の取付ボルト等に挿通させて取り付けることができるから、この器具本体の取り付けを容易にできる。
請求項2は、請求項1記載の埋込設置用照明器具において、前記器具本体の底面部には、円形状の挿通部、およびこの挿通部に連続して設けられこの挿通部より小さな幅寸法の長穴状の固定部を有する取付開口が設けられている、ことを特徴とする。
そして、このように構成したことにより、例えば天井面等に取り付けられた取付ボルトにナットが取り付けられた状態であっても、このナットを器具本体の底面部に設けられた取付開口の挿通部に挿通させてから、この取付開口の固定部に取付ボルトを嵌合させることによって、この固定部にナットを係止させることができる。よって、器具本体を取付ボルトに挿通させて取り付けた後に、この取付ボルトにナットを取り付ける作業を不要にできるから、器具本体の取り付けをより容易にできるとともに、この器具本体を確実に天井等に固定することができる。
請求項3は、請求項2記載の埋込設置用照明器具において、前記取付開口は、この取付開口の固定部の端部の円弧面の中心が、前記器具本体の底面部の中心となる位置に設けられている、ことを特徴とする。
そして、このように構成したことにより、例えば天井面等に取り付けられた取付ボルトに器具本体の取付開口の挿通部を挿通させてから、この取付開口の固定部の端部に取付ボルトが接するように器具本体を調整することによって、この器具本体の底面部の中心に取付ボルトが位置するようになる。よって、器具本体の底面部の中心位置への取付ボルトの取り付けが容易にできるとともに、この器具本体をバランス良く天井面等に取り付けることができる。
本考案によれば、器具本体に取り付けられている発光板の板材を下方に回動させることにより、この器具本体の底面部を露出させることができる。また、この状態から発光板の板材を上方に回動させることにより、この発光板を器具本体内に収容させることができる。よって、発光板を器具本体から取り外す等することなく、この器具本体を天井裏の取付ボルト等に挿通させて取り付けることができるから、この器具本体の取り付けを容易にできる。
本考案の一実施形態の埋込設置用照明器具を示す概略正面図である。 上記埋込設置用照明器具を示す概略左側面図である。 上記埋込設置用照明器具の器具本体の概略底面図である。 上記埋込設置用照明器具の取付状態において発光板を下方に回動させた状態を示す概略右側面図である。 上記埋込設置用照明器具の取付状態を示す概略右側面図である。
本考案の一実施形態の埋込設置用照明器具について図1ないし図3を参照して説明する。
<全体構成>
この埋込設置用照明器具1は、例えば天井裏Eに所定の間隔で垂直に取り付けられている取付ボルトAに固定して、天井面Cに開口した略正方形状の設置開口Dに埋め込んで設置して使用するための照明器具である。この埋込設置用照明器具1は、図1ないし図3に示すように、下方が開口した直方体状の器具本体としてのケース体2と、このケース体2内に水平に設置された発光板3と、このケース体2の下部を閉塞する拡散板4とを備えている。
<ケース体>
ケース体2は、図3に示すように、正方形状の底面部2aと、この底面部2aの各縁部から垂直に下方に突出した角枠状の周面部2bとで構成されており、この周面部2bの下部には、下方に向けて開口した開口部2cが設けられている。さらに、周面部2bの下端部には、この周面部2bの下端縁から水平に外側に延出する係止片部2dが一体的に設けられている。これら各係止片部2dは、図3に示すように、平面視細長矩形状に形成されており、これら各係止片部2dの幅方向の一側縁が周面部2bの下端縁に一体的に接続されて構成されている。
さらに、ケース体2の底面部2aには、この底面部2aの上面側に向けて突出した収容凹部2eが設けられている。この収容凹部2eは、図3に示すように、平面視長方形状の底部2eaと、この底部2eaの周縁を覆う縁部2ebとで構成されている。さらに、この収容凹部2eは、底部2eaの幅方向の中間位置が、ケース体2の底面部2aの一方の幅方向の中間位置に合致し、この底部2eaの長手方向の中間位置が、ケース体2の底面部2aの他方の幅方向の中間位置から所定間隔ほどずれた位置に設けられている。また、この収容凹部2eの縁部は、図4に示すように、取付ボルトAに取り付けられるナットBの厚さ寸法より大きな上下方向の幅寸法に形成されている。
そして、この収容凹部2eの底部2eaには、ケース体2を取付ボルトAに取り付けて位置決め固定させるための取付開口2fが設けられている。この取付開口2fは、ナット挿通用の円形状の挿通部である挿通開口2faと、この挿通開口2faに連続して設けられたボルト挿通用の固定部としての固定開口2fbとを備えている。そして、挿通開口2faは、取付ボルトAに取り付けられるナットBの外径寸法より若干大きな内径寸法に形成されており、底面部2aの中心位置、すなわち重心位置からずれた位置に設けられている。具体的に、この挿通開口2faは、底面部2aの一方の幅方向の中間位置であって、他方の幅方向の中間位置から所定間隔ほどずれた位置に設けられている。
また、固定開口2fbは、取付ボルトAの外径寸法より若干大きく、この取付ボルトAに取り付けられるナットBの外径寸法より小さな幅寸法を有するとともに、この取付ボルトAの外径寸法より大きな長手寸法を有する長穴状に形成されている。さらに、この固定開口2fbは、図3に示すように、この固定開口2fbの長手方向の一端部が挿通開口2faの周縁に連続するように設けられており、これら挿通開口2faおよび固定開口2fbの各中心を通過する仮想線が底面部2aの幅方向の中心を通過する位置に設けられている。さらに、固定開口2fbは、この固定開口2fbの挿通開口2faに連続している側とは反対側の端部である内縁部2fcが円弧状に形成されている。そして、この内縁部2fcは、この内縁部2fcの中心点が、ケース体2の底面部2aの一方の幅方向および他方の幅方向のそれぞれの中間位置に重なる位置、すなわち重心位置となるように設けられている。
<発光板>
発光板3は、ケース体2の底面部2aより若干小さな略正方形板状の板材としてのプリント基板3aを備えている。このプリント基板3aの幅方向の一側縁には、ヒンジ5の一側片5aが取り付けられている。このヒンジ5の他側片5bは、図1および図2に示すように、ケース体2の周面部2bの内側面の下端縁から所定間隔ほど上方に離間させた中間位置に固定されている。すなわち、このヒンジ5は、ケース体2内に水平に収容されているプリント基板3aの一側縁を回転中心として、このプリント基板3aの他側を上下方向に回動可能とされている。よって、ヒンジ5は、プリント基板3aの他側を水平位置から下方に回動させることによりケース体2の底面部2aの取付開口2fを露出させ、この取付開口2fへのアクセスを容易にさせる構成とされている。
さらに、プリント基板3aの幅方向の他側部には、このプリント基板3aをケース体2内で水平に固定するためのボルト3bが取り外し可能に取り付けられている。このボルト3bは、図2に示すように、ケース体2の周面部2bの内側に設けられた断面L字状の取付片部3cに取り付けられている。そして、プリント基板3aは、取付片部3cに取り付けられたボルト3bを締め付け操作することによって、このプリント基板3aが水平状態でケース体2内に取り付けられる構成とされている。
また、プリント基板3aの一主面である下面には、発光素子としての複数の発光ダイオード(LED)3dがマトリクス状に実装されて取り付けられている。これら発光ダイオード3dは、プリント基板3aの一側縁に取り付けられているコネクタ3eに電気的に接続されている。このコネクタ3eは、電線6aを介して安定器7に電気的に接続されている。そして、この安定器7は、ケース体2の底面部2aの下面側に固定されて収容されている。さらに、この安定器7には、この安定器7を外部商用電源(図示せず)等に電気的に接続するための電線6bが取り付けられている。そして、この電線6bは、電線保護チューブ6cにて覆われて被覆されており、ケース体2の底面部2aに貫通させて取り付けられている。
<拡散板>
拡散板4は、図1および図2に示すように、ケース体2の開口部2cを覆う大きさの平板状のアクリル材等で形成されており、発光板3の各発光ダイオード3dから発する光が拡散板4を透過する際に、この光を下方に拡散させるものである。そして、この拡散板4は、ケース体2の周面部2bの対向する位置に取り付けられた一対の取付バネとしてのスプリング8を介して着脱可能にケース体2の開口部2cに取り付けられている。ここで、スプリング8は、拡散板4の落下防止機能を有するとともに、この拡散板4を上下方向に移動可能としており、この拡散板4にてケース体2の開口部2cを閉塞させる構造とされている。
さらに、拡散板4の周縁には、ケース体2の係止片部2dの下面を覆う枠状のモールとしてのフレーム体9が取り付けられており、この拡散板4の周縁がフレーム体9の内側縁部に嵌合して係止される構成とされている。
次に、上記一実施形態の埋込設置用照明器具1の設置方法を説明する。
まず、取付ボルトAが中心位置に位置して露出するように天井面Cを略正方形状に切り欠いて取付開口2fを形成する。この後、この取付開口2fに埋込設置用照明器具1のケース体2を嵌合させて、このケース体2の各係止片部2dが天井面Cに接する位置まで埋め込んだ際に、このケース体2の収容凹部2eの底部2eaに係止する位置となるように、取付ボルトAにナットBを取り付けておく。
次いで、埋込設置用照明器具1のケース体2からフレーム体9および拡散板4を順次取り外してから、この埋込設置用照明器具1の発光板3のボルト3bを緩める等し、図4に示すように、ヒンジ5を介して発光板3の他側を下方に回動させてケース体2の底面部2aの内側を露出させる。
この状態で、ケース体2を持ち上げて、このケース体2に取り付けられている安定器7への電源供給用の電線6bの端部を、外部商用電源等に電気的に接続させるとともに、このケース体2の取付開口2fの挿通開口2faに、取付ボルトAに取り付けられたナットBを挿通させる。
さらに、このナットBをケース体2の収容凹部2eに収容させた状態で、このケース体2を取付開口2fの固定開口2fb側に移動させて、この固定開口2fbに取付ボルトAを嵌合させるとともに、この固定開口2fbの下面にナットBを係止させて収容凹部2e内に固定させる。
この後、ヒンジ5を介して発光板3の他側を上方に回動させてケース体2内にプリント基板3aを水平に収容させ、この発光板3の一側縁を取付片部3cに接触させた状態で、この発光板3の一側縁をボルト3bにて取付片部3cに固定させる。
さらに、ケース体2の開口部2cにスプリング8を介して拡散板4を取り付けてから、このケース体2の各係止片部2dを覆うようにフレーム体9を嵌合させつつ、このフレーム体9の内側縁部に拡散板4の周縁を嵌合させて係止させることによって、埋込設置用照明器具1が天井面Cに取り付けられる。
<作用効果>
以上のように、上記一実の形態の埋込設置用照明器具1によれば、ケース体2の収容凹部2eの底部2eaに、ナットBの外径寸法より若干大きな内径寸法の挿通開口2faと、この挿通開口2faに連続する長穴状で取付ボルトAの外径寸法より若干大きくナットBの外径寸法より小さな幅寸法の固定開口2fbとで構成された取付開口2fを設けた構成とした。この結果、例えば天井面Cに開口させた設置開口Dにて露出された取付ボルトAにナットBを取り付けた状態であっても、このナットBを取付開口2fの挿通開口2faに挿通させてから、ケース体2を固定開口2fb側に移動させて、この固定開口2fbに取付ボルトAを嵌合させることによって、収容凹部2eの下面側の固定開口2fbの周縁部にナットBを係止させることができる。
したがって、この埋込設置用照明器具1のケース体2に取付ボルトAを挿通させた後、このケース体2を天井面Cに押え付けながら、このケース体2に挿通されている取付ボルトAの端部にナットBを取り付ける等する作業を不要にでき、この埋込設置用照明器具1の天井面Cの取り付けを容易にできる。また同時に、取付ボルトAに取り付けたナットBにてケース体2を天井面Cに位置決めさせつつ吊り下げ支持させることができる。よって、ケース体2の各係止片部2dを天井面Cの設置開口Dの開口縁にねじ止め固定するだけの場合に比べ、このケース体2を天井面Cの設置開口Dに確実に位置決めして固定させることができる。
さらに、ケース体2の取付開口2fの挿通開口2faを、ケース体2の底面部2aの中心位置からずれた位置に設け、この取付開口2fの固定開口2fbの内縁部2fcの中心が、ケース体2の底面部2aの重心位置となるようにした。この結果、例えば天井面Cの設置開口D内に突出している取付ボルトAにケース体2の取付開口2fの挿通開口2faを挿通させてから、この取付開口2fの固定開口2faの内縁部に取付ボルトAが接するように、ケース体2を移動させる等して位置調整することによって、このケース体2の底面部2aの中心位置、すなわち重心位置に取付ボルトAが位置するようにできる。
したがって、ケース体2の取付開口2fの固定開口2fbの内縁部2fcに取付ボルトAを接触させる調整のみによって、この取付ボルトAをケース体2の底面部2aの中心位置に位置合わせできる。よって、このケース体2の底面部2aの中心位置への取付ボルトAの取り付けを容易にできるとともに、埋込設置用照明器具1をバランス良く天井面Cの設置開口Dに埋込設置して取り付けることができる。
また、発光板3のプリント基板3aを固定するボルト3bを緩めることによって、ヒンジ5を介して発光板3の他側を下方に回動させることができ、ケース体2の底面部2aの内側、すなわち収容凹部2eをケース体2の下側からアクセス可能に開放させて露出させることができる。さらにこの状態から、ヒンジ5を介して発光板3の他側を上方に回動させて取付片部3cに接触させ、ボルト3bを締め付け固定させることによって、この発光板3をケース体2内に水平に収容させることができる。
したがって、ケース体2から発光板3を取り外す等することなく、このケース体2を天井面Cの設置開口Dに嵌合させつつ、この設置開口D内に位置する取付ボルトAをケース体2に挿通させて取り付けることができる。また同時に、このケース体2内に手を入れてナットBを回転させて位置調整することもでき、このケース体2の設置開口Dへの取り付けをより容易にすることができる。さらに、ケース体2から発光板3を取り外す等することなく、ケース体2内にアクセスでき、このケース体2内の安定器7の点検作業や、交換作業を容易に行うことができるから、メンテナンスを容易にできる。
さらに、ケース体2の底面部2aに断面凹状の収容凹部2eを設けて上方に突出させ、この収容凹部2eの底部2eaに取付開口2fを形成し、この収容凹部2eの上下方向の幅寸法である深さ寸法をナットBの厚さ寸法より大きくした。この結果、取付開口2fの固定開口2fbに取付ボルトAを挿通させてナットBを係止させた際に、このナットBを収容凹部2e内に収容させることができ、ケース体2の底面部2aより下方へナットBが突出しない。よって、このケース体2の底面部2aより下方へのナットBの突出を無くすことができるから、ケース体2内のスペースをよりすっきりとさせることができる。
以上から、埋込設置用照明器具1は、ケース体2の中心位置に取付ボルトAを確実に固定することができ、ケース体2に発光板3のプリント基板3aの一側が固定され、拡散板4がスプリングにて落下防止されている、振動に強い構造である。したがって、地震による被害等を受けにくい地震対策用の埋込設置用照明器具1となる。
<その他>
なお、上記一実施形態では、発光板3の一側縁をヒンジ5を介してケース体2の周面部2bの内側面に固定し、このヒンジ5を介して発光板3の他側を下方に回動可能にしたが、本考案はこの構成に限られるものではなく、この発光板3をケース体2から取り外し可能にすることもできる。
また、本考案の埋込設置用照明器具1は、取り付ける位置や要望する明るさ等に応じて種々の大きさや出力を有する様々なタイプに対応させることができる。このとき、ケース体2の底面部2aをある程度大きくした場合等には、このケース体2の底面部2aに複数の取付開口2fを設け、これら各取付開口2fに取付ボルトAを挿通させてナットBを係止させ天井面Cに確実に固定させることもできる。
さらに、取付ボルトAの端部に円盤状の座金(図示せず)を挿通させてから、この取付ボルトAの端部にナットBを取り付ける構成とし、埋込設置用照明器具1のケース体2の取付開口2fの挿通開口2faの内径寸法を、座金の外径寸法より若干大きくして挿通可能にし、座金が取り付けられた取付ボルトAへの取り付けを容易にすることもできる。
また、埋込設置用照明器具1のケース体2の大きさを既存の埋込設置用照明器具のケース体より一回り小さく等することにより、天井面Cに取り付けられた既存の埋込設置用照明器具のケース体に埋込設置用照明器具1を嵌め込んで天井面Cに取り付けることもできる。この場合には、既存の埋込設置用照明器具を取り外す必要がないため、既存の埋込設置用照明器具の廃棄を不要にできる。また同時に、天井面Cに確実に固定されている既存の埋込設置用照明器具に、新たな埋込設置用照明器具1を嵌合させてねじ止め等して固定するだけで、この埋込設置用照明器具1を天井面Cに確実に取り付けることができる。よって、この埋込設置用照明器具1の取り付け作業をより容易にできる。
1 埋込設置用照明器具
2 ケース体(器具本体)
2a 底面部
2b 周面部
2c 開口部
2d 係止片部
2e 収容凹部
2ea 底部
2eb 縁部
2f 取付開口
2fa 挿通開口(挿通部)
2fb 固定開口(固定部)
2fc 内縁部
3 発光板
3a プリント基板(板材)
3b ボルト
3c 取付片部
3d 発光ダイオード
3e コネクタ
4 拡散板
5 ヒンジ
5a 一側片
5b 他側片
6a 電線
6b 電線
6c 電線保護チューブ
7 安定器
8 スプリング
9 フレーム体
A 取付ボルト
B ナット
C 天井面
D 設置開口
E 天井裏

Claims (3)

  1. 天井面等に埋め込まれて設置される埋込設置用照明器具であって、
    平板状の底面部、この底面部の周縁を覆う周面部、および下方に向けて開口する開口部を備えた器具本体と、
    平板状の板材、およびこの板材の一主面に実装された複数の発光ダイオード素子を備え、これら発光ダイオード素子を下方に向けた状態で、前記板材を前記器具本体内に収容させて取り付けられた発光板と、を具備し、
    この発光板の板材は、この板材の一側縁が前記器具本体の周面部に上下方向に回動可能に接続されて、前記器具本体の底面部に対して平行にこの器具本体内に収容されて取り付けられている
    ことを特徴とする埋込設置用照明器具。
  2. 請求項1記載の埋込設置用照明器具において、
    前記器具本体の底面部には、円形状の挿通部、およびこの挿通部に連続して設けられこの挿通部より小さな幅寸法の長穴状の固定部を有する取付開口が設けられている
    ことを特徴とする埋込設置用照明器具。
  3. 請求項2記載の埋込設置用照明器具において、
    前記取付開口は、この取付開口の固定部の端部の円弧面の中心が、前記器具本体の底面部の中心となる位置に設けられている
    ことを特徴とする埋込設置用照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190055369A (ko) * 2017-11-15 2019-05-23 박경일 유지보수가 용이한 등기구의 조립구조

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