JP3174449U - 携帯型電子機器の双方向ワイヤレス充放電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリを充電する度に生じる累積的損壊を避けられるとともに、ワイヤレス充放電効率及び昇降圧効率を向上させることも可能な双方向ワイヤレス充放電装置を提供する。
【解決手段】ワイヤレス受取・発射手段2と、該回路装置とワイヤレス受取・発射手段との間に電気的に接続された論理制御手段1と、昇圧・降圧手段3と、第1、第2の逆流防止器4,4aと、制御スイッチ5と、少なくとも1つの電気二重層コンデンサとを含む。第1、第2の逆流防止器は、逆流防止及びスイッチングの役割を有し、昇圧・降圧手段は、放電時の昇圧及び充電時の降圧を制御し、論理制御手段は、ワイヤレス受取・発射手段の相手側に負荷を有するか否かを検出するとともに、昇圧・降圧手段と第1、第2の逆流防止器の動作を制御し、さらに、制御スイッチと合わせて放電や充電を制御でき、電気二重層コンデンサ6は、充電をする度に生じるサージを吸収する。
【選択図】図1

Description

本考案は、双方向ワイヤレス充放電装置に関し、特に、バッテリを充電する度に生じる累積的損壊を避けることができるとともに、ワイヤレス充放電効率及び昇降圧効率を向上させることができる携帯型電子機器の双方向ワイヤレス充放電装置に関する。
ワイヤレス充電が盛んに行われることに伴い、将来、どこでもワイヤレス充電可能になるような状態が実現されるであろう。
どこもワイヤレス充電が可能であることは、大きな利便性を齎すが、ケーブル充電もワイヤレス充電も、何れも、充電の始めに生じるサージがバッテリに損壊を累積的に与えるはずである。そのため、バッテリの寿命が減って行くようになり、言い換えれば、充電回数が増えれば、バッテリの寿命も短くなり、バッテリの充放電の効率も悪くなる一方である。
どこもワイヤレス充電可能な場合では、人々の活動領域内において複数のワイヤレス充電場所が同時に存在するはずで、もしくは、人々が同一のワイヤレス充電場所に複数回に出入りし、そうすることで、所持する携帯型電子機器が一日の内に差別なく複数回ワイヤレス充電され、携帯型電子機器に内蔵するバッテリの寿命が短くなってしまう。
次に、今なおもワイヤレス充放電の効率が低く、すなわち、放電量が充電量より高く、さらに昇降圧効率が低いということを加え、ワイヤレス充放電の実用性を向上させ難いことは、以前から指摘されてきた。
そのため、バッテリを充電する度に生じる累積的損壊を避けられるとともに、ワイヤレス充放電効率及び昇降圧効率を向上させることも可能な本考案は、どうすれば設計できるのかが、本考案の創作者が解決しようとする大きな課題である。
本考案は、電気二重層コンデンサの特別な設置位置と電気二重層コンデンサのインピーダンスがバッテリより低いとのことで、充電された時に電気二重層コンデンサを先に充電でき、充電する度に生じるサージを電気二重層コンデンサで遮断することにより、バッテリを充電する度に生じる累積的損壊を避けられ、第1、第2の逆流防止器の逆流防止役割により、漏電が避けられ、省電力の効果を有する双方向ワイヤレス充放電装置を提供することを1つの目的とする。
本考案は、昇圧・降圧手段が同期整流方式の昇圧・降圧手段(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET;以下にMOSFETとも称する)型同期整流が好ましい)であることにより、昇降圧の効率を向上させる双方向ワイヤレス充放電装置を提供することを次の目的とする。
本考案は、前記第1〜第3の逆流防止器も、第1、第2のMOSFETを逆流防止として用い、またはスイッチの重要な部材とすることにより、オンの際に消費された電気が低くなるので、放電効率が高くなり、ワイヤレス充放電効率を向上させる双方向ワイヤレス充放電装置を提供することを3つ目の目的とする。
本考案は、双方向ワイヤレス充放電型であるため、本考案の双方向ワイヤレス充放電装置が設けられた携帯型電子機器が、ワイヤレス充電やワイヤレス放電の何れも可能となる双方向ワイヤレス充放電装置を提供することを4つ目の目的とする。
前記目的を達成するため、本考案による双方向ワイヤレス充放電装置は、受電端とバッテリとが接続された回路装置を有する携帯型電子機器に適用される双方向ワイヤレス充放電装置であって、論理制御手段と、ワイヤレス受取・発射手段と、昇圧・降圧手段と、第1の逆流防止器と、第2の逆流防止器と、制御スイッチと、第1の電気二重層コンデンサとを含む。前記論理制御手段は、複数のピンを有し、前記ワイヤレス受取・発射手段は、伝送端子と、前記論理制御手段のセンシングピンに電気的に接続された被検出端子とを有し、前記昇圧・降圧手段は、第1の調圧端子と、前記ワイヤレス受取・発射手段の伝送端子に電気的に接続された第2の調圧端子と、前記論理制御手段の第1、第2の制御ピンにそれぞれ電気的に接続された2つの制御端子とを有し、前記の互いに接続された第2の調圧端子と前記伝送端子とに前記論理制御手段の電源ピンが電気的に接続され、前記第1の逆流防止器は、入口端と、出口端と、制御端部とを有し、入口端及び出口端が前記バッテリの放電端と前記昇圧・降圧手段の第1の調圧端子とにそれぞれ電気的に接続され、前記制御端部が前記論理制御手段の第3の制御ピンに電気的に接続され、前記制御スイッチの一方の端が前記バッテリの放電端に電気的に接続され、他方の端が前記第1の逆流防止器の制御端部と前記論理制御手段の第3の制御ピンとに電気的に接続され、前記第2の逆流防止器は、入口端と、出口端と、制御端部とを有し、出口端及び入口端が前記回路装置の受電端と前記昇圧・降圧手段の第1の調圧端子とにそれぞれ電気的に接続され、前記制御端部が前記論理制御手段の第5の制御ピンに電気的に接続され、前記第1の電気二重層コンデンサの一方の電極が前記回路装置の受電端と前記第2の逆流防止器の出口端との接続箇所に電気的に接続され、そこで第1のノードを形成し、他方の電極がアースに接続された。
よって、充電する度に生じるサージを電気二重層コンデンサで遮断することにより、バッテリを充電する度に生じる累積的損壊を避けられ、さらに、第1、第2の逆流防止器の逆流防止役割により、漏電が避けられ、省電力の効果を有する。
また、本考案は、さらに、昇圧・降圧手段が同期整流方式の昇圧・降圧手段(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ型同期整流が好ましい)であることにより、昇降圧の効率を向上させる双方向ワイヤレス充放電装置を提供する。
本考案の特徴、特点及び技術内容のさらに深い了解は、以下の本考案に係る詳細説明及び添付図面を参照すれば得られるが、前記添付図面は参考や説明としてのみ提供されるものであり、本考案を局限するものではない。
本考案による携帯型電子機器に接続された双方向ワイヤレス充放電装置の第1実施例の回路図である。 本考案の図1による等価回路ブロック図である。 本考案による第2実施例の等価回路ブロック図である。
本考案は、携帯型電子機器の双方向ワイヤレス充放電装置を提供し、図1〜図2は、本考案による第1実施例を示し、図3は、本考案による第2実施例を示す。
図2に示す本考案による第1実施例は、回路装置91を有する携帯型電子機器9に適用され、回路装置91には受電端921とバッテリ93とが電気的に接続され、回路装置91は、受電端921とバッテリ93との間に電気的に接続された保護回路92をさらに有するのがより好ましい。双方向ワイヤレス充放電装置は、論理制御手段1と、ワイヤレス受取・発射手段2と、昇圧・降圧手段3と、第1の逆流防止器4と、第2の逆流防止器4aと、制御スイッチ5と、第1の電気二重層コンデンサ6とを含み、さらに、第3の逆流防止器4bと、第2の電気二重層コンデンサ(図示せず)とを含むのがより好ましい。
論理制御手段1は、第1〜第6の制御ピン11〜16と、電源ピン17と、センシングピン18とを有し、符号を示されないピンはアースピンである。
ワイヤレス受取・発射手段2は、伝送端子21と、被検出端子22とを有し、被検出端子22が論理制御手段1のセンシングピン18に電気的に接続されている。
昇圧・降圧手段3は、第1の調圧端子31と、第2の調圧端子32と、2つの制御端子33、34とを有し、第2の調圧端子32がワイヤレス受取・発射手段2の伝送端子21に電気的に接続され、2つの制御端子33、34が論理制御手段1の第1、第2の制御ピン11、12にそれぞれ電気的に接続され、論理制御手段1の電源ピン17が互いに接続された第2の調圧端子32と伝送端子21とに電気的に接続されている。昇圧・降圧手段3は、同期整流方式の昇圧・降圧手段3であって、且つ、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor;MOSFET)型同期整流であるのが好ましい。図1及び図2に合わせて示すように、同期整流方式の昇圧・降圧手段3は、インダクタンス37と、互いに同方向で直列に接続された2つの第1、第2のMOSFET35、36とを有し、第1、第2のMOSFET35、36は、1つの制御電極(符号を示さず)をそれぞれ有し、2つの制御電極が昇圧・降圧手段3の2つの制御端子33、34にそれぞれ電気的に接続され、直列に接続された第1、第2のMOSFET35、36の一方の端子が第2の調圧端子32に電気的に接続され、他方の端子がアースに接続され、インダクタンス37の一方の端子が第1の調圧端子31に電気的に接続され、他方の端子が第1、第2のMOSFET35、36の間に電気的に接続されている。
第1の逆流防止器4は、入口端41と、出口端42と、制御端部43とを有し、入口端41及び出口端42が前記バッテリ93の放電端931と昇圧・降圧手段3の第1の調圧端子31とにそれぞれ電気的に接続され、制御端部43が論理制御手段1の第3の制御ピン(発射認識用のものとし)13に電気的に接続されている。さらに論理制御手段1の第4の制御ピン14がループ方式で第3の制御ピン13に電気的に接続されたのがより好ましい、すなわち、図に示された発射保持回路19(発射モードに持続的に保持するためのものとし)のようになる。
制御スイッチ5の一方の端がバッテリ93の放電端931に電気的に接続され、他方の端が第1の逆流防止器4の制御端部43と論理制御手段1の第3の制御ピン13とに電気的に接続され、制御スイッチ5の他方の端と第1の逆流防止器4の制御端部43との接続箇所に第2のノード431が形成されている。制御スイッチ5が自動復帰型スイッチであるのがより好ましい。
第2の逆流防止器4aも、入口端41と、出口端42と、制御端部43とを有し、出口端42及び入口端41が前記回路装置91の保護回路92の受電端921と昇圧・降圧手段3の第1の調圧端子31とにそれぞれ電気的に接続され、制御端部43が論理制御手段1の第5の制御ピン15に電気的に接続されている。
第1の電気二重層コンデンサ6の一方の電極が前記回路装置91の保護回路92の受電端921と第2の逆流防止器4aの出口端42との接続箇所に電気的に接続され、そこで第1のノード61を形成し、第1の電気二重層コンデンサ6の他方の電極がアースに接続されている。
より好ましいのが、本考案による双方向ワイヤレス充放電装置の第1実施例は、さらに、第3の逆流防止器4bを含み、第3の逆流防止器4bも、入口端41と、出口端42と、制御端部43とを有し、出口端42及び入口端41が前記回路装置91の保護回路92の受電端921と第1のノード61とにそれぞれ電気的に接続され、制御端部43が論理制御手段1の第6の制御ピン16に電気的に接続され、論理制御手段1の第6の制御ピン16により制御信号を出力して第3の逆流防止器4bをオンまたはオフと制御することで、バッテリ93を充電しているか否かを制御できる。次に、第2の電気二重層コンデンサ(図示せず)をさらに含み、第2の電気二重層コンデンサが前記バッテリ93に並列に接続され、勿論、本考案の双方向ワイヤレス充放電装置が設置した電気二重層コンデンサは、前記第1の電気二重層コンデンサ6のみ、前記第2の電気二重層コンデンサ(図示せず)のみ、或いは、前記第1の電気二重層コンデンサ6と第2の電気二重層コンデンサとを共に設けても、何れも良い
第1の電気二重層コンデンサ6と第2の電気二重層コンデンサのインピーダンスがバッテリ93より低いので、充電された時に電気二重層コンデンサを先に充電でき、充電する度に生じるサージを電気二重層コンデンサで遮断し、また、電気二重層コンデンサが満充電し易いので、直ちにバッテリ93を充電することができる。
図1及び図2に合わせて示すように、各逆流防止器(4、4a、4b)は、第1の抵抗46と、互いに対向して直列に接続された2つの第1、第2のMOSFET44、45とを有し、直列に接続された2つのMOSFETの両端は、前記逆流防止器の入口端41と出口端42であり、第1、第2のMOSFET44、45は、それぞれ、1つの制御電極(符号を示さず)を有し、2つの制御電極が逆流防止器の制御端部43に電気的に接続され、第1の抵抗46の一方の端が第1、第2のMOSFET44、45の間に電気的に接続され、他方の端も逆流防止器の制御端部43に電気的に接続されている。また、各逆流防止器(4、4a、4b)は、トランジスタ47と、第2の抵抗48とをさらに有し、トランジスタ47の第1電極が第1、第2のMOSFET44、45の制御電極(符号を示さず)に電気的に接続され、トランジスタ47の第2電極がアースに接続され、第2の抵抗48がトランジスタ47の第3電極と逆流防止器の制御端部43との間に電気的に接続されている。
本考案による双方向ワイヤレス充放電装置の第1実施例の発射モードについては、以下に述べる。
双方向ワイヤレス充放電装置が受取モードに予め設けられているので、発射モードに入ろうとしたら、制御スイッチ5を押して切り替えなければならない。
本考案の双方向ワイヤレス充放電装置が設けられた携帯型電子機器9が、自体の電力をワイヤレス方式で他の双方向ワイヤレス充電装置が設けられた電子機器に伝達しようとする場合に、まず、制御スイッチ5を押してオンさせ、バッテリ93の電力が制御スイッチ5を通過した後に、第3の制御ピン(すなわち、発射認識制御ピン)13に流され、論理制御手段1に只今発射モードに切り替えられると認識させる。元々第1の逆流防止器4に遮断されたバッテリ93の電力が、制御スイッチ5がオンされたときに第1の逆流防止器4をオンして電力を通過させ、続いて、昇圧・降圧手段3の第1のMOSFET35を介して論理制御手段1の電源ピン17に接続され、論理制御手段1に電力を供給する。さらに、第2の逆流防止器4aの遮断でバッテリ93の電力が逆充電できなくなる。
論理制御手段1が現在発射モードであると認識したときに、発射保持回路(発射モードに持続的に保持するためのものとし)19で第4の制御ピン14の発射保持信号を第3の制御ピン13に継続的に供給し、発射保持の効果を達し、発射状態に保持されることもできる。
論理制御手段1のセンシングピン18は、アンテナが内蔵されたワイヤレス受取・発射手段2の相手側に充電しようとする電子機器が存在するか否かを検出し、検出されない場合に、論理制御手段1は発射を停止するよう制御し、当該検出はセンシングピン18でワイヤレス受取・発射手段2の相手側に負荷が存在するか否かを検出する。
負荷ない場合に、発射を停止し、
負荷がある場合に、論理制御手段1は、その第1、第2の制御ピン11、12よりPWM(パルス幅変調)信号を出力して昇圧・降圧手段3における第1、第2のMOSFET35、36を駆動する。これらのPWM信号により第1、第2のMOSFET35、36が高い頻度で交互的にオンまたはオフを継続的に行うことができ、第2のMOSFET36がオン、第1のMOSFET35がオフとなる場合に、第2のMOSFET36とバッテリ93の一方の端とが何れもアースでループ線路に形成されるので、バッテリ93の電力を第1の逆流防止器4と昇圧・降圧手段3のインダクタンス37を介して第2のMOSFET36に流され、インダクタンス37を充電でき、第1のMOSFET35がオン、第2のMOSFET36がオフとなる場合に、バッテリ93からの電力がインダクタンス37を通過した後に、第1のMOSFET35に流され、充電されたインダクタンス37をワイヤレス受取・発射手段2を介して外部に放電させる。
言い換えれば、第1、第2のMOSFET35、36がオン/オフ及びオフ/オンの何れか一方であることにより、インダクタンス37を受放電することができる。電流がワイヤレス受取・発射手段2内のコイルに流されると、該コイルが磁力線を発生し、相手側の電子機器が磁力線を感知してから電流に変換される。
発射のとき、バッテリ93からワイヤレス受取・発射手段2まで、その間で通過した昇圧・降圧手段3内の第1、第2のMOSFET35、36の電圧が昇圧(例えば、3.6V〜4.2Vの直流電流から約5Vの交流電流に昇圧され)される一方、ワイヤレス受取・発射手段2からバッテリ93までの電圧は、降圧となる。
前記第1、第2のMOSFET35、36のうち一つは、昇降圧のときを制御するもので、他方は同期整流を制御するものである。
本考案による双方向ワイヤレス充放電装置の第1実施例の受取モードについては、以下に述べる。
本考案の双方向ワイヤレス充放電装置が設けられた携帯型電子機器9のワイヤレス受取・発射手段2が相手側から発射された電力を受け取ったときに、まず電源ピン17を介して論理制御手段1に電力を供給し、次に、受け取った電力が昇圧・降圧手段3を介して降圧される。
論理制御手段1は、さらに発射保持回路19により第1の逆流防止器4をオフするよう制御可能とともに、論理制御手段1の第5の制御ピン15から出力された制御信号により第2の逆流防止器4aをオンするよう制御可能となるので、降圧された電力を第2の逆流防止器4aとサージを吸収するための第1の電気二重層コンデンサ6(さらに第3の逆流防止器4bを介することがより好ましい)を介して携帯型電子機器9のバッテリ93に電気を供給し、勿論、その間で保護回路92の保護によりバッテリ93の充電範囲を所定の範囲内(例えば、4〜6Vの直流電流)に規制されることもでき、バッテリ93が満充電されると、保護回路92により充電を停止するよう制御し、且つ、相手側の電子機器が負荷を検出されない場合にも、放電を自動的に停止することができる(放電ときに、自身のバッテリの電気量が一定の設定値より低くなったときも、放電を停止することができる)。
論理制御手段1が発射モードに切り替えられると、第4の制御ピン14から発射保持信号を継続的に出力し、第1の逆流防止器4をオンするよう保持し、論理制御手段1が受取モードに切り替えられると、第5の制御ピン15から受取保持信号を継続的に出力し、第2の逆流防止器4aをオンするよう保持する。
図3に示すように、本考案による第2実施例の双方向ワイヤレス充放電装置が第1実施例とは、第1実施例における制御スイッチ5が設けられず、第1実施例の制御スイッチ5の代わりに、携帯型電子機器9から出力された制御信号により制御する点で異なっている。
図のように、携帯型電子機器9の回路装置91は、信号出力端911を有し、手動操作(例えば、携帯型電子機器9のボタンを押すことや、携帯型電子機器9のタッチパネル上のボタンをタッチすることなど)で回路装置91の信号出力端911を介して制御信号を出力する。
本考案による双方向ワイヤレス充放電装置の第2実施例では、前記第1の逆流防止器4の第2のノード431が信号出力端911に電気的に接続され、信号出力端911から出力された制御信号により論理制御手段1(第3の制御ピン13を介して)を発射モードに切り替える。
以上のように、本考案による携帯型電子機器の双方向ワイヤレス充放電装置は、電気二重層コンデンサの特別な設置位置と電気二重層コンデンサのインピーダンスがバッテリより低いとのことで、充電された時に電気二重層コンデンサを先に充電でき、充電する度に生じるサージを電気二重層コンデンサで遮断することにより、バッテリを充電する度に生じる累積的損壊を避けられ、第1、第2の逆流防止器4、4aの逆流防止役割により、漏電が避けられ、省電力の効果を有し、昇圧・降圧手段2が同期整流方式の昇圧・降圧手段である(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ型同期整流(MOSFET型同期整流)がより好ましい)ことにより、昇降圧の効率を向上させ、第1〜第3の逆流防止器4、4a、4bも、第1、第2のMOSFET44、45を逆流防止として用い、またはスイッチの重要な部材とすることにより、オンの際に消費された電気が低くなるので、放電効率が高くなり、ワイヤレス充放電効率を向上させ、本考案の双方向ワイヤレス充放電装置が双方向ワイヤレス充放電型であるため、本考案の双方向ワイヤレス充放電装置が設けられた携帯型電子機器が、ワイヤレス充電やワイヤレス放電の何れも可能となることを特徴とする。
以上の説明は、単に本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を局限するものではなく、いずれの当該分野における通常の知識を有する専門家は、本考案の分野の中で、適当に変更や修飾などを実施できるが、それらの実施が本考案の主張範囲内に納入されるべきことは言うまでもないことである。
1 論理制御手段
2 ワイヤレス受取・発射手段
3 昇圧・降圧手段
4 第1の逆流防止器
4a 第2の逆流防止器
4b 第3の逆流防止器
5 制御スイッチ
6 第1の電気二重層コンデンサ
9 携帯型電子機器
11〜16 第1〜第6の制御ピン
17 電源ピン
18 センシングピン
19 発射保持回路
21 伝送端子
22 被検出端子
31 第1の調圧端子
32 第2の調圧端子
33、34 制御端子
35、36 第1、第2のMOSFET
37 インダクタンス
41 入口端
42 出口端
43 制御端部
44、45 第1、第2のMOSFET
46 第1の抵抗
47 トランジスタ
48 第2の抵抗
61 第1のノード
91 回路装置
92 保護回路
93 バッテリ
431 第2のノード
911 信号出力端
921 受電端
931 放電端

Claims (10)

  1. 受電端とバッテリとが電気的に接続された回路装置を有する携帯型電子機器に適用される双方向ワイヤレス充放電装置であって、
    複数のピンを有する論理制御手段と、
    伝送端子と、前記論理制御手段のセンシングピンに電気的に接続された被検出端子とを有するワイヤレス受取・発射手段と、
    第1の調圧端子と、前記ワイヤレス受取・発射手段の伝送端子に電気的に接続された第2の調圧端子と、前記論理制御手段の第1、第2の制御ピンにそれぞれ電気的に接続された2つの制御端子とを有し、前記の互いに接続された第2の調圧端子と前記伝送端子とに前記論理制御手段の電源ピンが電気的に接続された昇圧・降圧手段と、
    前記バッテリの放電端と前記昇圧・降圧手段の第1の調圧端子とにそれぞれ電気的に接続された入口端及び出口端と、前記論理制御手段の第3の制御ピンに電気的に接続された制御端部とを有する第1の逆流防止器と、
    一方の端が前記バッテリの放電端に電気的に接続され、他方の端が前記第1の逆流防止器の制御端部と前記論理制御手段の第3の制御ピンとに電気的に接続された制御スイッチと、
    前記回路装置の受電端と前記昇圧・降圧手段の第1の調圧端子とにそれぞれ電気的に接続された出口端及び入口端と、前記論理制御手段の第5の制御ピンに電気的に接続された制御端部とを有する第2の逆流防止器と、
    一方の電極が前記回路装置の受電端と前記第2の逆流防止器の出口端との接続箇所に電気的に接続され、そこで第1のノードを形成し、他方の電極がアースに接続された第1の電気二重層コンデンサとを含むことを特徴とする双方向ワイヤレス充放電装置。
  2. さらに、前記バッテリに並列に接続された第2の電気二重層コンデンサを含むことを特徴とする請求項1に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  3. 前記回路装置は、前記バッテリと受電端との間に電気的に接続された保護回路を有することを特徴とする請求項1に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  4. 前記昇圧・降圧手段は、同期整流方式の昇圧・降圧手段であり、且つ、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor;MOSFET)型同期整流であることを特徴とする請求項1に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  5. 前記同期整流方式の昇圧・降圧手段は、インダクタンスと、互いに同方向で直列に接続された2つのMOSFETとを有し、前記2つのMOSFETは1つの制御電極をそれぞれ有し、前記2つの制御電極が前記昇圧・降圧手段の2つの制御端子にそれぞれ電気的に接続され、直列に接続された前記2つのMOSFETの一方の端子が前記第2の調圧端子に電気的に接続され、他方の端子がアースに接続され、前記インダクタンスの一方の端子が前記第1の調圧端子に電気的に接続され、他方の端子が前記2つのMOSFETの間に電気的に接続されたことを特徴とする請求項4に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  6. さらに、第3の逆流防止器を含み、前記第3の逆流防止器は、入口端と、出口端と、制御端部とを有し、前記出口端及び入口端が前記回路装置の受電端と第1のノードとにそれぞれ電気的に接続され、前記制御端部が前記論理制御手段の第6の制御ピンに電気的に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  7. 前記逆流防止器のそれぞれは、第1の抵抗と、互いに対向して直列に接続された2つのMOSFETとを有し、直列に接続された前記2つのMOSFETの両端は、前記逆流防止器の入口端と出口端であり、前記2つのMOSFETは、それぞれ、1つの制御電極を有し、前記2つの制御電極が前記逆流防止器の制御端部に電気的に接続され、前記第1の抵抗の一方の端が前記2つのMOSFETの間に電気的に接続され、他方の端も前記逆流防止器の制御端部に電気的に接続されたことを特徴とする請求項6に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  8. 前記逆流防止器のそれぞれは、トランジスタと、第2の抵抗とをさらに有し、前記トランジスタの第1電極が前記2つのMOSFETの制御電極に電気的に接続され、前記トランジスタの第2電極がアースに接続され、前記第2の抵抗が前記トランジスタの第3電極と前記逆流防止器の制御端部との間に電気的に接続されたことを特徴とする請求項7に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  9. 前記論理制御手段の第4の制御ピンがさらにループ方式で第3の制御ピンに電気的に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
  10. 前記制御スイッチは、自動復帰型スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の双方向ワイヤレス充放電装置。
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