JP3173548U - ガーデニングテーブル - Google Patents

Abstract

【課題】テーブルの上に置いた観賞用植物等を必要に応じてテーブルの中に収納し、観賞用植物等を収納した時には、普通のテーブルとして使用できるテーブルを提供する。
【解決手段】テーブルの天板２の中央部分を切断して、観賞用植物１４等を置くための昇降天板１とし、この昇降天板をジャッキ４の上側に取付けジャッキの下側には小型モーター５を取付け、この小型モーターの回転によりジャッキの可動部を昇降させ、昇降天板の上に置いた観賞用植物等を自動で収納し、テーブルの上に戻すことを可能とする。また、ジャッキを長ネジボルト９と丸パイプ１０で角パイプ１１に固定して吊り下げることで、テーブルに座った時の足先の空間が確保できる。
【選択図】図３

Description

本考案は、テーブルの上に置いた観賞用植物等をテーブルの中に収納する機構を備えたテーブルに関するものである。

食事や会議で使用するテーブルの上で観賞用植物等を栽培できれば、部屋の片隅ではなく、人目につきやすい場所で観賞用植物等を栽培することできる。

特開平１０−７５８２９公報 実開平６−８６５７５公報 実登３１４２０８７公報 特開２００８−１４２３６１公報

食事や会議で使用するテーブルの上で観賞用植物等を栽培すれば、食事や会議をする度に、テーブルの上の観賞用植物等を取り除く作業が必要となる。また、取り除いた観賞用植物等を置くためのスペースが必要になる。そこで、テーブルの上で栽培する観賞用植物等をテーブルの中に自動収納することができれば、テーブルの天板の上で観賞用植物等を栽培し、かつ食事や会議で使用したいときには普通のテーブルとして使用することができる。

本考案は、テーブルの天板中央部分を切断分離し、この切断分離した天板中央部分をモーターとジャッキを用いて昇降する昇降天板とし、この昇降天板をモーターとジャッキで下げることで昇降天板の上に置いた観賞用植物等を天板の下に収納することができる。この時、切断されたテーブルの天板中央部分は穴が空いた状態となるが、この部分をセンター天板でふさぐことでテーブル全体を使用することができる。また、観賞用植物等を昇降させる、モーターとジャッキを、テーブルの脚により支えられている鋼材に吊り下げることで、食事や会議のためにテーブルの前に座った時に足先に障害物がなく普通に座ることができる。

上述の様に、本考案のガーデニングテーブルは、テーブルの上で栽培する観賞用植物等を必要に応じてモーターとジャッキでテーブルの天板の下に収納し、かつ、天板の穴が空いた部分をセンター天板でふさぐことで、食事や会議で使用したい時には普通のテーブルと変わりなく使用することを可能とした。
また、観賞用植物等を置く昇降天板及びモーターとジャッキを、天板ではなくテーブルの脚により支えられている鋼材に吊り下げることにより、昇降天板の上に置かれる観賞用植物等の重さが鋼材を通してテーブルの脚に伝わり、昇降天板の上に重量物を置いてもテーブルを破損することなく、テーブルの上でガーデニングを楽しむことができる。

テーブルとして使用している状態 観賞用植物等を栽培する状態 観賞用植物等を収納した状態

テーブルの天板中央部分を切断分離し、この切断分離した天板中央部分をジャッキに取り付け、観賞用植物等を置くための昇降天板とする。ジャッキの下側には小型モーターを取り付け、このモーターの回転によりジャッキの可動部を昇降させ、昇降天板の上に置いた観賞用植物等を自動で収納し、テーブルの上に戻すことを可能としている。また、テーブルに座った時の足先の空間を確保し、かつ、昇降天板の上に置く観賞用植物等の重さによるテーブルの破損を防ぐため、モーターとジャッキを長ネジボルトと丸パイプで、テーブルの脚により支えられている鋼材に固定し吊り下げる形態とした。

以下、添付図面により説明する。本考案のガーデニングテーブルは図３に示すようにテーブルの２天板の中央部分を切断して、１４観賞用植物等を置くための１昇降天板とし、この１昇降天板を４ジャッキの上側に取付け、４ジャッキの下側には５小型モーターと８Ｌアングルを取付ける。この８Ｌアングルに９長ネジボルトと１０丸パイプを取付け、９長ネジボルトと１０丸パイプの上側は１１角パイプに固定して４ジャッキを吊り下げる。

１１角パイプは、１３脚パイプに取付けられている１２Ｌアングル大に取付けるため、１１角パイプに固定して吊り下げている４ジャッキに取付けられている１昇降天板の上に置かれた１４観賞用植物等の重さは、１１角パイプと１２Ｌアングル大を通して１３脚パイプに伝わり、１４観賞用植物等の重さで２天板が破損することがない。

図２は観賞用植物等を栽培する状態で、４ジャッキの可動部が上昇した状態にある。観賞用植物等を収納する時は、スイッチを押し５小型モーターを起動させ、６スプロケット及び７チェーンを通して４ジャッキの台形ネジを回転させる。上昇していた４ジャッキの可動部が降下し、４ジャッキの可動部が下端に達するとリミットスイッチが働き５小型モーターを停止させ、図３の観賞用植物等を収納した状態となる。この時、２天板の中央部が穴の空いた状態となるため、ここに３センター天板を設置し穴をふさぐことで、普通のテーブルと変わりなく食事や会議でテーブルを使用することができる。
逆に図２の観賞用植物等を栽培する状態にする時は、２センター天板を取り外し５小型モーターを逆回転させるスイッチを押す。４ジャッキの可動部が上昇し、上端に達するとリミットスイッチが働き５小型モーターを停止させ、図２の観賞用植物等を栽培する状態となる。

１ 昇降天板
２ 天板
３ センター天板
４ ジャッキ
５ 小型モーター
６ スプロケット
７ チェーン
８ Ｌアングル
９ 長ネジボルト
１０ 丸パイプ
１１ 角パイプ
１２ Ｌアングル大
１３ 脚パイプ
１４ 観賞用植物

Claims (3)

1. テーブルの天板中央部分を切断分離し、この天板中央部分を小型モーターとジャッキを用いて昇降させることで、昇降する天板の上に置いた観賞用植物等をテーブルの天板の下に収納できることを特徴とするテーブル。
2. 前述の観賞用植物等をテーブルの天板の下に収納した時に、切断した天板中央部分をセンター天板でふさぐことを特徴とする請求項１記載のテーブル。
3. 前述の天板の中央部分を昇降させるモーターとジャッキが、テーブルの脚により支えられている鋼材に吊り下げられていることを特徴とする請求項１記載のテーブル。