JP3173402U - 照明付き飾り棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】飾り物が落下しにくく、しかも飾り物について上方だけではなく、側方からも照明を当てることができる照明付き飾り棚を提供する。
【解決手段】周囲に複数の貫通孔11が設けられた環状板12と、環状板12の下部後ろ側に底板13を介して連結される背面板14と、環状板12の下半分と背面板14とを連結し、底板13の上に載せた飾り物の落下を防止する柵材16〜19と、環状板12の内側円21に沿って設けられ、飾り物を上方及び側方から照明する発光ダイオード群22と、発光ダイオード群22の電源部23とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】周囲に複数の貫通孔11が設けられた環状板12と、環状板12の下部後ろ側に底板13を介して連結される背面板14と、環状板12の下半分と背面板14とを連結し、底板13の上に載せた飾り物の落下を防止する柵材16〜19と、環状板12の内側円21に沿って設けられ、飾り物を上方及び側方から照明する発光ダイオード群22と、発光ダイオード群22の電源部23とを有する。
【選択図】図1
Description
本考案は、照明機能も有し、例えば招き猫の置物を飾って収納する照明付き飾り棚に関する。
従来、招き猫等の縁起物は、購入後、神棚等に配置し大事に保管されているが、神棚には他に飾り物(例えば、神具)、お供え等を置く場合があり、これらを交換する際に縁起物を落下させて壊すことがある。更に、特許文献1に記載されているように、装飾具に宝石、模造宝石等を固着して装飾することも行われており、これらの装飾具を美しく見せるためには、照明を行うことが好ましい。
特許文献2には、照明器具を備えた飾り棚ユニットが提案されており、底板からなる棚部の上に置いた物を上部から照明器具にて光を当てるようにしている。
しかしながら、特許文献2記載の飾り棚ユニットは、壁内に埋め込まれて使用されることもあって、棚部の面積を大きくとることができず、小型の招き猫等の飾り物しか置けないという問題があり、更に棚部の手前には堰等はないので、棚部に置いた飾り物が落下し易いという問題があった。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、飾り物が落下しにくく、しかも飾り物について上方だけではなく、側方からも照明を当てることができる照明付き飾り棚を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る照明付き飾り棚は、前後に貫通する複数の孔が設けられた正面視して円形の環状板と、該環状板の下部後ろ側に底板を介して連結される背面板と、前記環状板の下半分と前記背面板とを連結し、前記底板の上に載せる飾り物の落下を防止する左右の柵材と、前記環状板の内側円に沿って設けられ、前記飾り物を上方及び側方から照明する発光ダイオード群と、該発光ダイオード群に電力を供給する電源部とを有する。
本考案に係る照明付き飾り棚において、前記背面板は前記環状板の内側円より直径の小さい円板であって、上部に該照明付き飾り棚を壁に掛ける掛止孔が設けられているのが好ましい。
また、本考案に係る照明付き飾り棚において、前記底板の上には補助台があって、該補助台を介して前記飾り物が前記底板の上に載置されるのが好ましい。
本考案に係る照明付き飾り棚において、前記補助台の内部に前記電源部が設けられているのがより好ましい。この照明付き飾り棚において、前記電源部の内部には電池が収納され、前記補助台に設けられた切り換えスイッチによって前記発光ダイオード群への電源が前記電池と外部のACアダプターに切り換え可能となっているのが更に好ましい。
本考案に係る照明付き飾り棚は、前後に貫通する複数の孔が設けられた正面視して円形の環状板と、環状板の下部後ろ側に底板を介して連結される背面板と、環状板の下半分と背面板とを連結し、底板の上に載せる飾り物が横移動して落下するのを防止する左右の柵材と、環状板の内側円に沿って設けられ、飾り物を上方及び側方から照明する発光ダイオード群と、発光ダイオード群に電力を供給する電源部とを有するので、底板の上に載せる飾り物を発光ダイオード群を構成する複数の発光ダイオードによって、上方及び側方から照明することができる。
特に、飾り物(例えば、招き猫、だるま、その他の人形等)に宝石(人造宝石、ガラス物、通称名又は商標名「スワロフスキー」を含む)等を散りばめた場合には、この宝石等に光が当たって屈折し、より装飾性が向上する。
また、正面にある環状板には前後に貫通する孔が設けられているので、この孔を利用して他の装飾物を例えば花輪状(リース状)に取り付けることができる。
また、正面にある環状板には前後に貫通する孔が設けられているので、この孔を利用して他の装飾物を例えば花輪状(リース状)に取り付けることができる。
特に、背面板が環状板の内側円より直径の小さい円板であって、上部に照明付き飾り棚を壁に掛ける掛止孔が設けられている場合は、この掛止孔を利用して、この照明付き飾り棚を壁に掛けることができる。
底板の上に補助台があって、補助台を介して飾り物が底板の上に載置される場合は、飾り物の載置高さを上げることができ、正面視して環状板の内側に飾り物を配置できる。
そして、この補助台の中に電源部が設けられている場合は、この部分から電源を供給することができる他、この照明付き飾り棚の重心の位置を下げることができる。
また、電源部の内部に電池が収納され、補助台に設けられた切り換えスイッチによって発光ダイオード群への電源が電池と外部のACアダプターに切り換え可能となっている場合は、AC電源の供給を得て、発光ダイオード群を点灯できる。
そして、この補助台の中に電源部が設けられている場合は、この部分から電源を供給することができる他、この照明付き飾り棚の重心の位置を下げることができる。
また、電源部の内部に電池が収納され、補助台に設けられた切り換えスイッチによって発光ダイオード群への電源が電池と外部のACアダプターに切り換え可能となっている場合は、AC電源の供給を得て、発光ダイオード群を点灯できる。
続いて、添付した図面を参照しながら、本考案を具体化した実施の形態について説明する。
図1〜図5に示すように、本考案の一実施の形態に係る照明付き飾り棚10は、前後に貫通する複数の孔11が設けられた正面視して円形の環状板12と、環状板12の下部後ろ側に、載置台となる底板13を介して連結される背面板14と、環状板12の下半分と背面板14とを連結し、底板13の上に載せる飾り物の一例である招き猫15が横移動して落下するのを防止する左右の柵材16〜19と、環状板12の内側円21に沿って設けられ、招き猫15を上方及び側方から照明する発光ダイオード群22と、発光ダイオード群22に電力を供給する電源部23とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。
図1〜図5に示すように、本考案の一実施の形態に係る照明付き飾り棚10は、前後に貫通する複数の孔11が設けられた正面視して円形の環状板12と、環状板12の下部後ろ側に、載置台となる底板13を介して連結される背面板14と、環状板12の下半分と背面板14とを連結し、底板13の上に載せる飾り物の一例である招き猫15が横移動して落下するのを防止する左右の柵材16〜19と、環状板12の内側円21に沿って設けられ、招き猫15を上方及び側方から照明する発光ダイオード群22と、発光ダイオード群22に電力を供給する電源部23とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。
環状板12、底板13、背面板14及び柵材16〜19は、木製(例えば、合板)又はプラスチック製からなって、この実施の形態においては、環状板12の外径d1は28〜40cm、幅aは4〜6cmとなって、厚みは4〜6mm程度となっている。なお、環状板12の下部は水平に切断されて、図3に示すように、直線部25は底板13の底面と同一高さになっている。
一方、厚みが4〜6mmの円板からなる背面板14の直径d2は環状板12の外径d1の0.5〜0.75倍程度であって、背面板14の下部も水平に切断され、その直線部26と底板13の底面は同一高さとなっている。なお、直線部26の長さは、(0.5〜0.8)×d2程度である。この実施の形態では、背面板14の直径d2は、環状板12の内側円21の直径より小さくなっている。
環状板12と背面板14とは、厚みが15〜25mmの底板13と、丸棒からなる柵材16〜19によって連結されている。なお、環状板12と背面板14は平行に配置され、その距離は、(0.3〜0.6)×d1程度である。
環状板12には前後に貫通する複数(この実施の形態では11個)の円形の孔11が設けられている。この孔11は左右対称位置に形成され、直径d3は環状板12の幅aの0.3〜0.5倍程度となっている。
環状板12には前後に貫通する複数(この実施の形態では11個)の円形の孔11が設けられている。この孔11は左右対称位置に形成され、直径d3は環状板12の幅aの0.3〜0.5倍程度となっている。
この孔11は環状板12に花(造花を含む)、お守り、リボン等の小型飾り物を紐等で取り付けるためのもので、この環状板12にこれらの小型飾り物を取り付けることによって、環状板12をリース(wreath)状とすることができる。
また、背面板14の上側にも直径が5〜10mm程度の掛止孔28が設けられているが、これはこの照明付き飾り棚10を壁に掛けるためのものである。
また、背面板14の上側にも直径が5〜10mm程度の掛止孔28が設けられているが、これはこの照明付き飾り棚10を壁に掛けるためのものである。
底板13の上は平面状となって、電源部23が設けられた補助台の一例である箱体30が設けられ、その箱体30の上に招き猫15が載置されている。招き猫15は表面に宝石やクリスタルガラス、その他のガラス等で装飾されている。この招き猫15の前後には環状板12と背面板14が、左右には柵材16〜19が設けられて、箱体30及びその上に載った招き猫15が落下しないようになっている。
電源部23は、図6に示すように、箱体30の内部に設けられた電池31と、箱体30の側部に設けられた切り換えスイッチ32と、箱体30の側部に設けられた外部電源接続コネクター33とを有している。外部電源接続コネクター33には、外部に設けられたACアダプター34より供給される低電圧の直流が供給されるようになっている。切り換えスイッチ32は電池31とACアダプター34との切り換えを行うものである。箱体30は開閉可能な蓋を有し、内部の電池31を交換できるようになっていると共に、箱体30は底板13に固定されているのが好ましい。
環状板12の内側円21の部分には、発光ダイオード群22が半径方向内側に向けて設けられている。この発光ダイオード群22は約1cmピッチで白色の発光ダイオードが配置され、電池31又はACアダプター34からの電源供給を受けて点灯するようになっている。なお、発光ダイオード群22に供給する電源にオンオフの制御回路を設け、発光ダイオード群22の一部又は全部を点滅させるようにすることもできる。
なお、この実施の形態においては、環状板12と、底板13及び柵材16〜19との連結、並びに、背面板14と、底板13及び柵材16〜19との連結には、金属製のビス35、36が使用されているが、接着剤であってもよい。
前記実施の形態においては、具体的寸法を示して照明付き飾り棚10を説明したが、本考案は、その要旨を変更しない範囲で、寸法変更、形状変更をすることもできるし、更に、材料として、木材、プラスチック材の他に、セラミック材、ガラス材、金属材、竹材等を組み合わせて使用することもできる。
10:照明付き飾り棚、11:孔、12:環状板、13:底板、14:背面板、15:招き猫、16〜19:柵材、21:内側円、22:発光ダイオード群、23:電源部、25、26:直線部、28:掛止孔、30:箱体、31:電池、32:切り換えスイッチ、33:外部電源接続コネクター、34:ACアダプター、35、36:ビス
Claims (5)
- 前後に貫通する複数の孔が設けられた正面視して円形の環状板と、該環状板の下部後ろ側に底板を介して連結される背面板と、前記環状板の下半分と前記背面板とを連結し、前記底板の上に載せる飾り物の落下を防止する左右の柵材と、前記環状板の内側円に沿って設けられ、前記飾り物を上方及び側方から照明する発光ダイオード群と、該発光ダイオード群に電力を供給する電源部とを有することを特徴とする照明付き飾り棚。
- 請求項1記載の照明付き飾り棚において、前記背面板は前記環状板の内側円より直径の小さい円板であって、上部に該照明付き飾り棚を壁に掛ける掛止孔が設けられていることを特徴とする照明付き飾り棚。
- 請求項1又は2記載の照明付き飾り棚において、前記底板の上には補助台があって、該補助台を介して前記飾り物が前記底板の上に載置されることを特徴とする照明付き飾り棚。
- 請求項3記載の照明付き飾り棚において、前記補助台の内部に前記電源部が設けられていることを特徴とする照明付き飾り棚。
- 請求項4記載の照明付き飾り棚において、前記電源部の内部には電池が収納され、前記補助台に設けられた切り換えスイッチによって前記発光ダイオード群への電源が前記電池と外部のACアダプターに切り換え可能となっていることを特徴とする照明付き飾り棚。
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2011
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