JP3172965U - 植物鉢の立体設置装置 - Google Patents

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健次郎 三苫
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Abstract

【課題】細線を天井や壁面上部に固定するだけで簡単に立体設置する事が出来、また、植物鉢は簡単に取り外す事が出来、移動や増減が出来る立体植物設置装置を提供する。
【解決手段】壁面に植物7を多数設置する時、上部に細線10を固定して、その細線に一定間隔で植物鉢を上下に取り付ける。細線は一定間隔を空けて複数本設置して、それぞれに植物鉢を取り付ける。更に、細線を一定間隔で横細線13でつないでおくと横揺れを防ぎ安定して設置できる。植物鉢を防水性のあるプラスチック収納袋12に入れて収納する、これで水漏れも無くなり、植物鉢は安定して固定され簡単に緑化が実現する。
【選択図】図4

Description

本考案は、建物周辺の内部、外部に植物鉢を設置して、外観の美化や夏季における気温上昇を抑えて、環境改善と省エネルギーの実現を目指す道具である。植物鉢を立体的に取り付ける時、専用器具や施工が必要でその設置は大掛かりになり普及を妨げていたが、本発明のように複数の細線を固定し、その細線上に植物鉢を取り付けるだけで立体的な設置が可能となる。この事は環境改善技術と省エネルギー技術である。
植物にある程度の時間給水をしなくても育成できる保水性植物鉢が開発された。この鉢により建物に立体設置すると緑化建築物が出来るようになった。しかし、その設置は専用金具などが必要で、大掛かりな工事となる。もっと手軽な方法で設置出来ないかとの要望が高まった、そこで保水性植物鉢に防水性を持たせた収納袋に入れて、細線に固定することで簡単に屋外や室内で使用できる方法を考案した。
保水性植物鉢は保水以上の給水では水があふれて外に落ちるため、植物鉢を収納する容器に入れると、その容器に止水性を持たせあふれた水を保存する。保水性植物鉢は乾燥すると吸水性が起り、保水した水を吸水する。この事で長時間給水なしでも植物の育成に必要な水が確保され、給水の回数を減らす事が出来る。
特開 平97−008126号公報 特開 平05−137471号公報
壁面緑化や植物日除けなどで植物鉢を立体に設置する時、壁面に固定するため専用の固定器具が必要であり、その器具を壁面へ固定する必要があった。また、器具を固定するため壁面を傷つける事があり、その普及の障害となっていた。
壁面などへ植物鉢を固定したり取り外したりする時は、それなりの工事と手間がかかり、その分人件費などの費用がかかり普及の障害となっていた。
立体的に設置された植物鉢に給水をする時、自動給水などの専用装置が必要であり、その装置を設置するため、大きな設置費用が負担となりその普及の障害となっていた。
給水時に、植物鉢からあふれる水を止水するため、水受け装置などその設備が必要で、その負担が大きく、植物鉢を多数設置する時などは、その装置も大掛かりとなり設置費用が高額になりその普及の障害となっていた。
壁面に植物鉢を多数設置する時、上部に細線を固定して、その細線に一定間隔で植物鉢を上下に取り付ける。細線は一定間隔を空けて複数本設置して、それぞれに植物鉢を取り付ける。更に、細線を図4のように一定間隔で横線でつないでおくと横揺れを防ぎ安定して設置できる。この方法は壁面や間仕切り、窓の日除けなどに利用できる。
植物鉢を固定するため、図3に示す通り、プラスチック収納袋に収納する、これで鉢は安定して固定される。プラスチック収納袋は封筒状に近い、フイルムのシール加工でも良いが、射出成型品や真空成型品又はブロー成型品でも良い。
植物鉢は封筒の片面又は両面にあけた穴から出し入れして設置する。その為、植物鉢が通る最小限の穴を空けておき、植物鉢を自由に出し入れ出来るようにしておく。また、収納袋から簡単に脱落しないように、適当な狭さの穴としておく。
プラスチック収納袋は、底部を完全密封しており、防水性となっている。そのため給水時の余分な水は容器の底に溜まって外部には漏れない。植物鉢の乾燥に従いその水は鉢内に吸い上げられて、ある程度の期間水の補給機能を果たす。
植物鉢は透水性があり吸水性を持った材質を使用する、これは鉢本体に保水性があり尚且つ乾燥すると吸水するので、容器の周辺の水分を吸水して、長時間植物の育成を保持する働きがある。
プラスチック収納袋には端部に複数の小穴をあけて、その穴に細線固定用の部材を固定して細線に固定する。室内用途には簡単な固定でも良いが、屋外用途には風雨などで外れないように厳重に固定する必要がある。
植物鉢を収納した袋を固定する細線は、柔軟で強度があり錆や等が発生しにくい材質が望ましい、ステンレスワイヤー等の撚線が適している。また、プラスチック収納袋を構成するには封止部が完全密着する材質が望ましい、ポリエステルフイルム、ポリプロピレンフイルム、塩化ビニルフイルム等が適している。
プラスチックフイルムは透明でも良いし、着色や印刷でより色彩を上げた製品に仕上げても良い。特に室内で使用する用途にはインテリア性を持たせるなど、それなりの工夫によりより目的に沿った製品が出来る。
植物鉢を低コストで簡単に建築物の外壁面へ設置出来る事で,夏季の気温上昇を抑え冷房用の電力削減効果がある。また、建物の外観を植物で覆う事で緑化効果があり、環境改善への効果は大きい。
図1は植物鉢収納袋の正面図 図2は収納袋断面図で(A)は片面開口、(B)は両面開口 図3は収納袋に鉢を入れた断面図で(A)は片面開口、(B)は両面開口 図4は細線に植物鉢を取り付けた正面図
都市の緑化や環境改善のため植物を建築物に立体的に取り付けるニーズが高まっている。従来はその設置のため専用器具が必要で手軽に設置する事は難しいと思われていた。本考案は細線を天井や壁面上部に固定するだけで簡単に立体設置する事が出来る。設置業者に依頼しても良いし自分で設置しても良い。また、植物鉢は簡単に取り外す事が出来るので、移動や増減が出来る。この事で最適な緑化が手軽に実現できる。
植物鉢に使われている材質は、吸水性と透水性を持つ材質で構成されている。適度の保水性があり給水時にあふれた水は収納袋の底に溜まっており、鉢が乾燥すると吸水機能が働き底の水を再吸収する。この事で長時間給水をしなくても植物の育成に支障がなく手間がかからない立体植的な植物育成面が出来る。
植物鉢収納袋は片面開口と両面開口がある。壁面などへ沿って設置する時は片面開口から植物を育成させるが、間仕切りや窓部への設置には両面開口部から育成させるなど、目的に沿って使い分ける。
植物収納袋はプラスチックフイルムで出来ている、あらかじめ表面に印刷など色彩を施しておくと、室内で使用する時などインテリア性を持たせて環境維持と同時に外観性を上げる効果がある。
工場の外壁面への設置により、夏場の建物内温度上昇を抑え冷房費用を削減する。工場内の温度上昇を抑えると同時に工場周辺の温度上昇も抑え、環境改善への効果を上げる。建物の外壁に設置された植物により直射日光の熱線をカットし、植物から発散する水分の気化熱で温度上昇を抑える。また、窓などの開口部に設置すると、入射する太陽光を遮り工場内の温度上昇を抑える効果がある。
1 プラスチック収納袋
2 植物鉢を出し入れする開口部
3 収納袋固定用小穴
4 片面開口部
5 両面開口部
6 収納袋底部
7 植物
8 鉢
9 植物の根部
10 細線
11 細線と収納袋の固定部
12 植物入り収納袋
13 横細線
14 上部固定用構造物
15 細線の上部固定部

Claims (4)

  1. 天井や壁面上部に設けた細線固定部から吊り下げた丈夫な細線に、植物鉢を収納した容器をある程度の間隔を空けて上下に複数を固定する、また、複数の細線を横方向に通して、吊り下げ細線の接点を固定すると、縦横の格子状の面が出来て外圧に対して強度を上げた立体植物鉢設置装置。
  2. 植物鉢はプラスチック収納袋に入れて細線に固定する、収納袋の片面又は両面に穴をあけて植物鉢を出し入れ出来るようにする、穴の大きさは、収納しやすく簡単に脱落しない適度の狭さに空けた前記1記載の立体植物鉢設置装置。
  3. 植物鉢を立体的に空中に固定するため、上部から吊した細線に固定する、植物鉢収納袋の上部又は下部に複数の留め金具用小孔を空ける、尚且つ底部は水漏れがないよう完全に封止して防水機能を持たせた前記1記載の立体植物鉢設置装置。
  4. 植物鉢を収納するプラスチック収納袋は透明又は着色又は印刷して彩色する、これにより外観の意匠性を上げ屋外設置に限らず、室内設置などが可能となる前記1記載の立体植物設置装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103251259A (zh) * 2013-05-25 2013-08-21 林晓春 悬挂置物架
KR102234731B1 (ko) * 2020-09-17 2021-04-01 주식회사 케이에프농업개발 레고결합형 식물공장 구조체
KR102235906B1 (ko) * 2020-09-17 2021-04-09 주식회사 케이에프농업개발 레고결합형 식물공장재배시스템

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