JP3172459U - 水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶 - Google Patents

水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶 Download PDF

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Abstract

【課題】水深が深い場所で高速に走る(航行)時には、水中翼並びにモーター及びプロペラを共に下方に降下させることにより、水中翼船として使用することができる船舶を提供する。
【解決手段】モーター3により駆動するプロペラ4とを有し、船体の前に配設されている水中翼2Aが上下方向に昇降可能であると共に、船体の後に配設されている水中翼2Bは同じく船体の後に配設されているモーター3及びプロペラ4と共に船体の後方において上下方向に昇降可能で、モーター3は太陽光発電10とエンジン発電機8との発電により蓄電器9に蓄電された電力により駆動するようにしてなる。水深が浅い所では前部及び後部の水中翼2A,2B並びにモーター3及びプロペラ4を上方に掲げることにより一般のモーターボートとして使用することができ、水深が深い場所での高速航行時には下方に下げることにより水中翼船として使用することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶に関するものである。
ガソリンエンジンなどの内燃機関で推進する比較的高速の小型舟艇であるモ−タ−ボ−トは、そのエンジンの装備形態から、船外機(Outboard motor)と通常の船内装備とに分けられ、前者の船外機には、小型・軽量のガソリンエンジンをプロペラ、舵(かじ)と一体化し、船尾後方の船外に脱着できる構造にしたものがあり、レジャ−ボ−トなど比較的高速の小型艇に広く採用されている。船内装備は、船の船内にエンジンを置きスタンドライブにて船外のスクリュ−に接続している。
モ−タ−ボ−トは、又、滑走艇と排水量型に分類され、前者の滑走艇は、なるべく重量を軽くし、大馬力の推進機関によって高速を得、船底に作用する揚力を利用して前部の船底を水面上に露出し、後部船底を水面に接して飛ぶように滑走するもので、競走艇や高速のレジャ−ボ−トなどがある。一方、後者の排水量型は、比較的速力が低く揚力は無視できる程度の常に浮力と重力がつり合っているモ−タ−ボ−トで、大部分のモ−タ−ボ−トはこの型式に属する。
高速に航走できる高速艇としては、他に、水中翼船がある。水中翼船は、一般に、船体本体の下部に設けた水中翼を有するストラット(支持部材)から水を吸収して船体を浮揚させ、吸水をウオ−タジェットとして後方に噴射してその反力で航行するようになっている。当該水中翼船には、高速航行時に水中翼の一部が水面に出る半水没型水中翼船と、水中翼の全てが水面下にある全水没型水中翼船とに大きく分類されるが、現在では、全水没型が主流となっている。
当該水中翼船は、通常、船体本体と該船体本体の前部に前部ストラットを介して支持された前部翼と前記船体本体の後部に後部ストラットを介して支持された後部翼とを備えてなるが、上記の船外機(推進プロペラ)を当該水中翼に加えて取付けたものもある。
当該水中翼や船外機を、水深などに応じて、昇降させる高速艇も次のように提案されている。
(1)船外機を昇降させるもの。
例えば、特開昭57−130894号公報、特公平6−41277号公報、実用新案登録3063109号(特開平4−5193号公報)、特開平9−309492号公報、特開2002−19687号公報、特開2005−212670号公報、特開2007−290644号公報。
(2)水中翼を昇降させるもの。
実開平3−24988号公報、実開平5−1692号公報、特開平6−247285号公報、特開平09−142373号公報、特開2001−347989号公報、特開2002−53093号公報。
(3)水中翼及び船外機を昇降させるもの。
実開昭52−76095号公報。
しかしながら、前者の船外機を昇降させる機能を有し、且つ、船外機(推進プロペラ)及び水中翼を共に備えた船舶において、当該船外機を昇降させるとしても、浅瀬走行時等を考慮すると、水中翼は、着脱自在にしておき、浅瀬走行時等では、水中翼を取り外せるようにしておく必要があり、即ち、その都度、水中翼を取り外したり、取り付けたりする必要があり、操作が煩雑になる(特開2002−19687号公報)。
又、水中翼船においては、通常、船体本体の前部に前部ストラットを介して支持された前部水中翼と船体本体の後部に後部ストラットを介して支持された後部水中翼とを備えてなるが、その場合、前部の水中翼のストラットが起こした波が後部の水中翼のストラットに当たって障害になることがある。前部のストラットのみを上下に伸縮自在にして後部の水中翼のストラットに悪影響を与えないようにしているものがあるが(特開平09−142373号公報)、片方のみのストラットの昇降では、もう片方のストラットが昇降しないので、浅瀬走行時等に支障を来たす。
更に、水中翼を昇降させるとしても、はね上げ式のものがあり、水中翼を円周方向にはね上げて当該水中翼を昇降させるものがあるが、浅海域での航行時或いは着岸時の浅吃水化の為には、ストラットをはね上げればよいが、艇走から翼走に移行する段階(テイクオフ)或いは翼走中には、当該はね上げは出来なくなり、又、当該はね上げ式では、全水没型水中翼船の特徴の一つである乗り心地の良さを失う場合がある(実開平3−24988号公報)。尚、船外機を当該はね上げ式で昇降させるものもあるが、同様の翼走中には、当該はね上げは出来なくなる(特開昭57−130894号公報、実用新案登録3063109号、特開2007−290644号公報)。
一方、地球上では化石燃料の枯渇が叫ばれ、又、地球温暖化の観点から化石燃料の使用によるCOの排出の低減が叫ばれており、地球上多くの面積を占める洋上にあっても、化石燃料の使用に代えて自然エネルギ−を使用した浮体固定式洋上プラントや無係留式洋上風力プラントや潮流発電などの数多くの試みがなされている。。
船舶にあっても、モ−タ−ボ−トや水中翼船は、化石燃料を使用したガソリンエンジンが使用されており、自然エネルギ−を使用したモ−タ−ボ−トや水中翼船の出現が望まれる。水中翼及び船外機を昇降させるもの。
実開昭52−76095号公報には、水中翼及び船外機(推進装置)を昇降させる水中翼船が記載されているが、当該推進装置19は、プロペラのみで構成されている。
モ−タ−ボ−トや水中翼船にあっては、高速走行が可能であり、モ−タ−ボ−トは船底を水面に接して飛ぶように滑走し、一方、水中翼船は、高速艇として高速に航走できるので、当該高速走行を利用し、又、海上を走行するので、太陽光の利用を考慮した船舶の出現が望まれる。
特開昭57−130894号公報、特公平6−41277号公報、実用新案登録3063109号(特開平4−5193号公報)、特開平9−309492号公報、特開2002−19687号公報、特開2005−212670号公報、特開2007−290644号公報、実開昭52−76095号公報、実開平3−24988号公報、実開平5−1692号公報、特開平6−247285号公報、特開平09−142373号公報、特開2001−347989号公報、特開2002−53093号公報
本考案は、上記のような従来技術の欠点を解消し、又、上記の要望に応えることができる技術を提供することを目的としたものである。
本考案の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本考案の実用新案登録請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1) 船体の前後に配設されている水中翼の全てが水面下に位置することができる全水没型水中翼と船体の後に配設されているモ−タ−と該モ−タ−により駆動するプロペラとを有し、船体の前に配設されている水中翼が上下方向に昇降可能であると共に、船体の後に配設されている水中翼は同じく船体の後に配設されている当該モ−タ−及び当該プロペラと共に船体の後方において上下方向に昇降可能で、水深に応じて、船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に下方に降下させて水中翼船型の船舶として使用すると共に、当該船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に上昇させてモ−タ−ボ−ト型の船舶として使用するようにしてなり、且つ、当該船体のモ−タ−は発電により蓄電器に蓄電された電力により駆動するようにしてなることを特徴とする水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶
(請求項2) 水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶が、太陽光発電とエンジン発電機とを備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶。
本願において開示される考案のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本考案によれば、その水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶は、請求項1に示すように、船体の前後に配設されている水中翼の全てが水面下に位置することができる全水没型水中翼と船体の後に配設されているモ−タ−と該モ−タ−により駆動するプロペラとを有し、船体の前に配設されている水中翼が上下方向に昇降可能であると共に、船体の後に配設されている水中翼は同じく船体の後に配設されている当該モ−タ−及び当該プロペラと共に船体の後方において上下方向に昇降可能で、水深に応じて、船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に下方に降下させて水中翼船型の船舶として使用すると共に、当該船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に上昇させてモ−タ−ボ−ト型の船舶として使用するようにしてなり、且つ、当該船体のモ−タ−は発電により蓄電器に蓄電された電力により駆動するようにしてなることを特徴とするもので、通常の状態や水深が浅い所では、船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に上昇させることにより、一般のモ−タ−ボ−として使用することができ、一方、水深が深い場所で高速に走る(航行)時には、船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に下方に降下させることにより、水中翼船として使用することができる。
当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)は、モ−タ−に加えて、水中翼船のように水中翼を有し、それも、船体本体の前部及び後部に配設されているので、滑走艇の高速のレジャ−ボ−トや競走艇のようなスピ−ドを具現できる。こうした事から、小さなモ−タ−でも走行が可能になるので、消費燃費を少なくできる。又、波しぶきを上げて滑走する滑走艇ではないので、引き波も小さくなり周囲に掛ける迷惑も少なくなる。
従来例では、船外機及び水中翼を共に備えてはいるが、船外機を昇降させる機能しか有しない船舶が存在したが、当該船舶においては、浅瀬走行時には船外機は昇降できても、水中翼は昇降できないので、その分、水中翼を着脱自在にしておき、浅瀬走行時に、いちいち、水中翼を取り外したり、取り付けたりする必要があり、操作が煩雑になる。これに対し、本考案では、船外機のみならず、前部及び後部の水中翼も上下に昇降可能であるので、当該問題を解消できる。
又、水中翼船においては、船体本体の前部に前部ストラットを介して支持された前部水中翼と船体本体の後部に後部ストラットを介して支持された後部水中翼とを備えてなるが、前部の水中翼のストラットが起こした波が後部の水中翼のストラットに当たって障害を起こすことがあり、その対策として、前部のストラットのみを上下に伸縮自在にして後部の水中翼のストラットに悪影響を与えないようにしているものがあるが、片方のみのストラットの昇降では、もう片方のストラットが昇降しないので、浅瀬走行時等に支障を来たすことがある。これに対し、本考案では、これを回避できる。
更に、水中翼を昇降させるとしても、はね上げ式のものがあり、水中翼を円周方向にはね上げて当該水中翼を昇降させるものがあるが、浅海域での航行時或いは着岸時の浅吃水化の際には、ストラットをはね上げればよいが、艇走から翼走に移行する段階或いは翼走中には、当該はね上げは出来なくなり、又、当該はね上げ式では、全水没型水中翼船の特徴の一つである乗り心地の良さを失う場合がある。これに対して、本考案では、はね上げ式ではなく、上下(垂直)方向に昇降可能としているので、当該問題を解消できる。
更に又、船外機についても同様に円周方向にはね上げる方式のものがあるが、船舶の翼走中には当該はね上げは出来なくなるのに対して、本考案では、はね上げ式ではなく、船外機を上下方向に昇降可能としているので、当該問題を解消できる。
本考案による当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)は、当該全水没型水中翼の船体の後に配設されている水中翼と同じく船体の後に配設されているモ−タ−及びプロペラとが共に船体の後方において上下方向に昇降可能で、当該プロペラは当該モ−タ−(電気モ−タ−)により駆動するので、前記利点を有すると共に、船体の後方の船底に作用する揚力を利用して前部の船底を水面上に露出し、後部船底を水面に接して飛ぶように滑走することができる。
本考案による当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)は、当該船体には発電と蓄電との機能を具備するようにしており、適宜発電機等で発電を行い、当該発電を蓄電器に蓄電して、蓄電器の電気でモ−タ−を駆動するので、電力の消費が小さく、又、桟橋や港の中では、当該蓄電器(バッテリ−)の電気でのみ走行できるので、静かに船舶を走らせることができる。
本考案による当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)は、請求項2に示すように、太陽光発電とエンジン発電機とを備えてなるので、雨降りの場合にも、船舶の走行が可能である。
次に、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1(A)及び(B)に示すように、本考案の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sは、船体本体1の前部及び後部に水中翼2がそれぞれ配設され、又、船体本体1の船尾には当該後部水中翼2と共にモ−タ−3が配設されている。
図1(A)及び(B)に示すように、水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける前部水中翼2A、後部水中翼2B及びモ−タ−3は、夫々が上下に昇降可能に構成されおり、水中翼2の前部水中翼2A及び後部水中翼2Bのみならず、モ−タ−3も上下に昇降可能に構成されている。
図1(A)及び(B)に示すように、水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける後部水中翼2Bの下部のモ−タ−3にはスクリュ−4が接続されている。スクリュ−4は、後部水中翼2B及びその下部のモ−タ−3の昇降に伴い、一緒に上下に昇降する。
当該モ−タ−3は、図示のように、水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける後部の船外に配設されている。
尚、図1(A)及び(B)は、上下に昇降できる等の理解を助ける為に模式的に図示したものである。
図1(A)に示すように、通常の状態や水深wtが浅い所では、図示のように、前部水中翼2A及び後部水中翼2B並びにモ−タ−3及びスクリュ−4を上方に掲げて、この場合には、図2に示すように、一般のモ−タ−ボ−トMとして使用する。
モ−タ−ボ−トMは、例えば、前部デッキ、後部デッキ及びコックピット等からなるデッキ、乗船フロア及び操向ハンドル等を備えてなる。
一方、図1(B)に示すように、水深wtが深い場所で高速に走る(航行)時には、前部水中翼2A及び後部水中翼2B並びにモ−タ−3及びスクリュ−4を下方に下げて、この場合には、図3に示すように、水中翼船Hとして使用する。
当該図2及び図3は、夫々、モ−タ−ボ−トMと水中翼船Hで、別個に図示しているが、これらはイメ−ジとして表したもので、モ−タ−ボ−トM様の水中翼船若しくは水中翼船H様のモ−タ−ボ−トとして両者を兼ねた水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sとすることができる。
図2及び図3に示すように、本考案の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける水中翼2は、図示のように、船体本体1の前後に配設され、船体本体1の前部には、前部ストラット200Aを介して支持されている前部水中翼2Aが設けられ、又、船体本体1の後部には、後部ストラット200Bを介して支持された後部水中翼2Bが配設されている。
当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける船尾のモ−タ−3には、図示のように、プロペラ(スクリュ−プロペラ)4が接続されている。
図4に示すように、水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sの船尾側には、当該後部水中翼2B及びモ−タ−3の昇降装置5が設けられている。
当該昇降装置5における例えば油圧パワ−ユニットにより構成された駆動装置500は、図4に示すように、油圧シリンダ501に接続され、当該油圧パワ−ユニット500からの駆動で油圧シリンダ501の駆動軸(ピストンロッド)502が上下に昇降し、当該ピストンロッド502にクランプ部503を介して接続された前記後部水中翼2B及びモ−タ−3が上下に昇降する。当該図4では、その図示が省略されているが、当該当該後部水中翼2B及びモ−タ−3の昇降に際して、当該後部水中翼2Bの上部後部ストラット200Bも共に上下に昇降する。
モ−タ−3に接続したプロペラ(スクリュ−プロペラ、Screw propellar)4は、当該モ−タ−3の駆動により回転駆動する。
当該スクリュ−プロペラ4の回転翼が水をかくことによって、前方に揚力を作り、推進する力を得る。
当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sでは、その船尾には、舵6が取付けられている。当該舵6は、モ−タ−3に接続したスクリュ−プロペラ4に連設されている。
船体は当該スクリュ−プロペラ4が生み出す強い水流の向きを右方向又は左方向へと変えることで、その向きを変えることができる。
当該舵6は、モ−タ−3及びスクリュ−プロペラ4の昇降に伴い、昇降する。
図4に示すように、当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける前部水中翼2においては、その昇降装置7における例えば油圧パワ−ユニットにより構成された駆動装置700は、油圧シリンダ701に接続され、当該油圧パワ−ユニット700からの駆動で油圧シリンダ701のピストンロッド702が上下に昇降し、当該ピストンロッド702に接続された前部ストラット200Aに接続された前部水中翼2Aが上下に昇降する。
当該昇降装置7と前記の昇降装置5とは一体化してもよい。
本考案では、図1及び図4等に示すように、発電機8と蓄電器9とを具備してなる。
当該発電機8は、例えば、整流子を用いた直流発電機(ダイナモ)や交流発電により構成される。
当該直流発電機(ダイナモ)は、一定の磁場を提供する固定部品(界磁)とその磁場の中で回転する複数のコイルとを有して構成される。小型のダイナモでは界磁に1個以上の永久磁石を使い、大型のダイナモでは界磁に1個以上の電磁石を用いる。
交流発電は、例えば、三相交流発電機により構成され、当該三相交流発電機は、電流または電圧の位相を互いにずらした3系統の単相交流を組み合わせた三相交流により構成される。
当該発電機8としては、建設現場等で使用される可搬形エンジン発電機が好ましい。
ディーゼルエンジンやガソリンエンジン発電機が使用される。
蓄電器9は、基本的には、静電容量(キャパシタンス)により電荷(電気エネルギー)を蓄えたり、放出したりする受動素子により構成される。原理的には、誘電体(絶縁体)を介した、二枚の電気伝導体平板に(直流)電圧を加えると、電荷(電気エネルギー)が蓄えられることによる。
蓄電器9としては、例えば、電気伝導体と誘電体とを交互に重ねた積層型や電気伝導体の表面に化学的に酸化皮膜による誘電体層を形成し電解液に浸した電解型や活性炭電極の表面に有機分子を吸着させ誘電体とした電気二重層型等が挙げられる。
電解型の電解コンデンサには、例えば、誘電体としてアルミニウム電極(通常はアルミ箔)表面に形成した酸化被膜を用いたアルミ電解コンデンサが挙げられる。
後者の電気二重層コンデンサは、近時、ノートパソコンの電源としての利用、ハイブリッドカ−や電気自動車の始動用電源・走行用電源として注目されており、当該電気二重層型は、活性炭電極の表面に有機分子を吸着させ、誘電体としたものであるので、誘電体の厚さを分子長さレベルにまで薄くでき、更に多孔質な活性炭により大面積を確保できるので、大容量なものが得られる。
発電機8は、図4に示すように、モ−タ−3に電力を送出し、当該モ−タ−3の駆動により、当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける船尾の当該モ−タ−3に接続したスクリュ−プロペラ4を回転させる。
当該モ−タ−3は、化石燃料に依らずに、電気的に稼働する電気モ−タ−である。
通常は、当該発電機8からの発電が蓄電器(バッテリ−)9に送られていて、図4に示すように、当該電気モ−タ−3に蓄電器(バッテリ−)9から電力が送出され、当該電気モ−タ−3の駆動により、当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける船尾の当該スクリュ−プロペラ4を回転させることができる。
本考案は、スクリュ−プロペラ4に加えて電気モ−タ−3を具備し、且つ、当該電気モ−タ−3が、蓄電器(バッテリ−)9からの蓄電により駆動し、当該電気モ−タ−3に接続したスクリュ−プロペラ4を回転させるので、推進装置がプロペラのみで構成されている実開昭52−76095号公報に記載の水中翼船とは、異なっている。
発電機8からの電力は、図4に示すように、当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sの船尾側に設けられた後部水中翼2B及び電気モ−タ−3の昇降装置5にも送出され、当該昇降装置5の駆動装置500を駆動して、前記のように、当該後部水中翼2B及び電気モ−タ−4を上下に昇降させることができる。
発電機8からの電力は、図4に示すように、当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにおける前部水中翼2の昇降装置7の駆動装置700にも送出され、前記のように、当該前部水中翼2Aを上下に昇降させる。
これらの場合も、通常は、当該発電機8からの発電が蓄電器9に送られていて、図4に示すように、当該後部水中翼2B及び電気モ−タ−3の昇降装置5並びに前部水中翼2の昇降装置7に蓄電器(バッテリ−)9から電力が送出され、当該昇降装置5及び昇降装置7の駆動により、当該後部水中翼2B及び電気モ−タ−3並びに前部水中翼2Aが上下に昇降する。
当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sにあっては、図1〜図4に示すように、屋根に太陽光パネル10を敷設して、前記エンジン発電機8と併用した発電を行うと、雨降りの日などに対応できるので好ましい。
当該太陽光発電10は、例えば、太陽電池を利用し、太陽光のエネルギ−を直接的に電力に変換する発電方式により構成される。
当該太陽光発電10は、例えば、屋外用アモルファスシリコン、インジウムなどにより構成される。
当該太陽光発電10は、基本的な複数のセル1000により構成され、更には、当該セル1000を直列接続し、樹脂や強化ガラス、金属枠で保護したモジュ−ル(パネル)により構成される。当該太陽光発電モジュ−ルは、ソ−ラ−パネルと呼ばれることもある。当該モジュ−ルは、必要に応じて複数枚数並べて直列接続してストリングを構成したり、更に、当該ストリングを並列接続してアレイを構成される。
当該太陽光発電10は、太陽電池が発電した電源をDC12V電源としてそのまま電気モ−タ−3及びスクリュ−プロペラ4の回転に利用したり、又は、12V電源としてそのまま昼間と夜間との両方利用することができる。当該後者の利用の場合の基本的な設備例としては、当該太陽電池、12V蓄電器9、チャ−ジコントロ−ラ−(バッテリ−を過充電や過放電から保護する為の機器)が挙げられる。
更に、当該太陽光発電10は、船舶用電源AC100Vとして利用することもできる。当該船舶用電源としての利用の場合の基本的な設備例としては、当該太陽電池、12V蓄電器9、チャ−ジコントロ−ラ−(バッテリ−を過充電や過放電から保護する為の機器)が挙げられ、この場合には、更に、DC/ACインバ−タ−を備えて、当該DC/ACインバ−タ−により直流のDC12Vを交流のAC100Vに変換して出力する必要がある。
図5に示すように、当該水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sの甲板に太陽光パネル10及び(又は)風力発電11を設置し、当該設置された太陽光パネル10及び(又は)風力発電11と発電機8や蓄電器9とを電気的に接続して、太陽光発電と風力発電11を兼ねた発電を行い、発電電力を蓄電器9に送出して蓄電するようにしてもよい。
風力発電11は、風の力(風力)を利用した発電方式の一つである。
風の運動エネルギーを、他の形態の機械エネルギ−へ変換する風力原動機を使用して、例えば、図5に示すように、風車1100や風力タービンを使い、発電機8を回して風力発電を起こさせ、その発電を蓄電器9に蓄電することができる。
本考案による当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)は、モ−タ−ボ−トや水中翼船として使用でき、高速走行が可能であり、風力発電11の設置により、風力の船舶に対する前進速度利用を図ることができ、又、太陽光発電10の設置により、海上走行の際の太陽光を利用することができる。
図6は、主に海水などの波のエネルギーを利用して発電する発電方法の波力発電12を示したもので、本考案による当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)の走行の際の海流や波の上下振動を利用したもので、波により当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)に設置された浮動部材1200に振動を起こさせ、その振動エネルギーを利用して、発電機8にて発電するようにしたものである。発電は蓄電器9に蓄電することができる。
本考案では、図4に示すように、制御装置13を設けて、前部水中翼2A及び後部水中翼2B並びに電気モ−タ−3の上下の昇降操作の制御を行うことができる。
水深wtが深い場所で高速航行する場合や通常の状態や水深wtが浅い所で航行する場合に応じて適宜昇降装置5及び昇降装置7に制御信号を送って当該前部水中翼2A及び後部水中翼2B並びに電気モ−タ−3の上下の昇降操作の制御を行うことができる。
上記実施例によれば、その水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶Sは、船体1の前後に配設されている水中翼2の全てが水面下に位置する全水没型水中翼2と電気モ−タ−3とを有し、当該全水没型水中翼2及び電気モ−タ−3とが共に上下方向に昇降可能で、水深に応じて、当該全水没型水中翼2及び電気モ−タ−3の両者を下方に降下させて水中翼船型の船舶Hとして使用すると共に、当該全水没型水中翼2及び電気モ−タ−3の両者を上昇させてモ−タ−ボ−ト型Mの船舶として使用するようにしてなり、通常の状態や水深が浅い所では、前部及び後部の水中翼2A、2B並びに電気モ−タ−3を上方に掲げることにより、一般のモ−タ−ボ−として使用することができ、一方、水深が深い場所で高速に走る(航行)時には、当該前部及び後部の水中翼2A、2B並びに電気モ−タ−3を下方に下げることにより、水中翼船として使用することができる。
当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)Mは、船底に作用する揚力を利用して前部の船底を水面上に露出し、後部船底を水面に接して飛ぶように滑走する滑走艇ではなく、比較的速力が低く揚力は無視できる程度の常に浮力と重力がつり合っている排水量型に構成されるが、電気モ−タ−3に加えて、水中翼船のように水中翼2A、2Bを有し、それも、船体本体1の前部及び後部に配設されているので、滑走艇の高速のレジャ−ボ−トや競走艇のようなスピ−ドを具現できる。こうした事から、小さな船外機3でも走行が可能になるので、消費燃費を少なくできる。又、波しぶきを上げて滑走する滑走艇ではないので、引き波も小さくなり周囲に掛ける迷惑も少なくなる。
従来例では、船外機及び水中翼を共に備えてはいるが、船外機を昇降させる機能しか有しない船舶が存在したが、当該船舶においては、浅瀬走行時には船外機は昇降できても、水中翼は昇降できないので、その分、水中翼を着脱自在にしておき、浅瀬走行時に、いちいち、水中翼を取り外したり、取り付けたりする必要があり、操作が煩雑になる。これに対し、本考案では、電気モ−タ−3のみならず、前部及び後部の水中翼2A、2Bも上下に昇降可能であるので、当該問題を解消できる。
又、本考案の水中翼船は、船体本体1の前部に前部ストラット200Aを介して支持された前部水中翼2Aと船体本体1の後部に後部ストラット200Bを介して支持された後部水中翼2Bとを備えてなるが、前部の水中翼のストラット200Aが起こした波が後部の水中翼のストラット200Bに当たって障害を起こすことがあり、その対策として、前部のストラット200Aのみを上下に伸縮自在にして後部の水中翼のストラット200Bに悪影響を与えないようにしているものがあり、片方のみのストラット200Aの昇降では、もう片方のストラット200Bが昇降しないので、浅瀬走行時等に支障を来たすことがある。これに対し、本考案では、前後両方の水中翼2A、2Bが上下に昇降可能であるので、これら問題を回避できる。
更に、水中翼を昇降させるとしても、従来例では、はね上げ式のものがあり、水中翼を円周方向にはね上げて当該水中翼を昇降させるものがあるが、浅海域での航行時或いは着岸時の浅吃水化の際には、ストラットをはね上げればよいが、艇走から翼走に移行する段階或いは翼走中には、当該はね上げは出来なくなり、又、当該はね上げ式では、全水没型水中翼船の特徴の一つである乗り心地の良さを失う場合がある。これに対して、本考案では、水中翼2は、はね上げ式ではなく、上下(垂直)方向に昇降可能としているので、当該問題を解消でき、水深に応じた水中翼による航行が可能で、又、全水没型水中翼船の特徴の一つである乗り心地の良さを失うことを回避できる。
更に又、電気モ−タ−3についても同様に円周方向にはね上げる方式のものがあるが、船舶の翼走中には当該はね上げは出来なくなるのに対して、本考案では、はね上げ式ではなく、電気モ−タ−3を上下方向に昇降可能としているので、当該問題を解消できる。
本考案による当該モ−タ−ボ−ト型船舶(船艇)は、通常の状態や水深wtが浅い所では、前部水中翼2A及び後部水中翼2B並びにモ−タ−3を上方に掲げて一般のモ−タ−ボ−トMとして使用し、一方、水深wtが深い場所では、前部水中翼2A及び後部水中翼2B並びにモ−タ−3を下方に下げて、モ−タ−ボ−トMを水中翼船型として使用することができる。
従って、水深に合わせて上記の浮動部材12の高さと発電機特性を決めるようにすることができる。
本考案は上記実施例に限定されず、適宜変更が可能である。モ−タ−3は、適宜後部水中翼2Bから取り外せるようにしてもよい。
本考案は、他の高速艇にも適用できる。
(A)本考案の実施例を示す通常の状態や水深が浅い所での航行の場合の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶の説明図、(B)本考案の実施例を示す水深が深い場所で高速に航行する場合の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶の説明図である。 本考案の実施例を示す通常の状態や水深が浅い所での航行の場合の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶(モ−タ−ボ−ト型)の構成図である。 本考案の実施例を示す水深が深い場所で高速に航行する場合の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶(水中翼船型)の構成図である。 本考案の実施例を示す水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶(モ−タ−ボ−ト型)におけるモ−タ−及びその昇降装置の構成図である。 本考案の他の実施例を示す水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶(水中翼船型)の構成図である。 本考案の更に他の実施例を示す説明図である。
1…船体本体
2A…水中翼
2B…水中翼
3…モ−タ−
4…プロペラ
5…昇降装置
6…舵
7…昇降装置
8…発電機
9…蓄電器
10…太陽光発電
11…風力発電

Claims (2)

  1. 船体の前後に配設されている水中翼の全てが水面下に位置することができる全水没型水中翼と船体の後に配設されているモ−タ−と該モ−タ−により駆動するプロペラとを有し、船体の前に配設されている水中翼が上下方向に昇降可能であると共に、船体の後に配設されている水中翼は同じく船体の後に配設されている当該モ−タ−及び当該プロペラと共に船体の後方において上下方向に昇降可能で、水深に応じて、船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に下方に降下させて水中翼船型の船舶として使用すると共に、当該船体の前に配設されている水中翼及び船体の後に配設されている水中翼並びにモ−タ−及びプロペラを共に上昇させてモ−タ−ボ−ト型の船舶として使用するようにしてなり、且つ、当該船体のモ−タ−は発電により蓄電器に蓄電された電力により駆動するようにしてなることを特徴とする水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶。
  2. 水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶が、太陽光発電とエンジン発電機とを備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の水中翼船型兼モ−タ−ボ−ト型船舶。
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