JP3172275U - Stereoscopic viewing glasses - Google Patents
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Abstract
【課題】立体映像を表示する立体映像表示装置から送信される同期信号を受信し、視聴者へ立体映像を視聴させるための立体映像視聴用眼鏡を提供する。
【解決手段】立体映像視聴用眼鏡は、外部から受信した信号の周期を算出し、
算出した周期に従って有効な信号を決定するコマンド受信間隔算出部312と、外部から受信した信号から前記有効な信号のみを抽出する有効コマンド抽出部313と、前記抽出されたコマンドに従って、視聴者の左右両眼に入射する光量を調整する左眼フィルタ部309と右眼フィルタ部310とを制御するフィルタ制御部314と、を備える。
【選択図】図33D image viewing glasses for receiving a synchronization signal transmitted from a 3D image display device for displaying a 3D image and allowing a viewer to view the 3D image are provided.
3D image viewing glasses calculate a period of a signal received from outside,
A command reception interval calculation unit 312 that determines an effective signal according to the calculated period, an effective command extraction unit 313 that extracts only the effective signal from an externally received signal, and a viewer's left and right according to the extracted command A left eye filter unit 309 that adjusts the amount of light incident on both eyes, and a filter control unit 314 that controls the right eye filter unit 310.
[Selection] Figure 3
Description
本発明は、立体映像を表示する立体映像表示装置から送信される同期信号を受信し、視聴者へ立体映像を視聴させるための立体映像視聴用眼鏡及びその制御方法に関する。 The present invention relates to 3D image viewing glasses for receiving a synchronization signal transmitted from a 3D image display device that displays a 3D image and allowing a viewer to view a 3D image and a control method thereof.
立体映像を視聴する方法としては様々な方式が提案されている。その一つとして、立体映像を構成する左右両眼それぞれの視点での映像を時間的に交互に表示する表示装置と、該表示装置の左右それぞれの視点での映像の表示と同期して視聴者の左右それぞれの眼の前に設けられたシャッターを開閉する映像視聴用眼鏡と、により視聴者が立体映像を視聴できる立体映像システムがある(例えば、特許文献1)。 Various methods have been proposed for viewing stereoscopic images. As one of them, a display device that alternately displays images from the viewpoints of the left and right eyes constituting a stereoscopic image, and a viewer in synchronization with the display of the images from the left and right viewpoints of the display device. There is a stereoscopic video system that allows a viewer to view a stereoscopic video by using video viewing glasses that open and close a shutter provided in front of the left and right eyes (for example, Patent Document 1).
立体映像表示装置から、立体映像視聴用眼鏡へ同期信号を伝達する際に、無線や赤外線を使ったワイヤレス通信で伝送を行うと、立体映像視聴用眼鏡は同期信号以外のノイズ、例えば背景雑音(バックグラウンドノイズ)や他の機器が発する信号等、も受信する。立体映像視聴用眼鏡は、これらのノイズによりその制御が乱される可能性がある。 When transmitting a synchronization signal from the stereoscopic image display device to the stereoscopic image viewing glasses, if transmission is performed by wireless communication using wireless or infrared rays, the stereoscopic image viewing glasses have noise other than the synchronization signal, for example, background noise ( Background noise) and signals from other devices are also received. The control of the stereoscopic video viewing glasses may be disturbed by these noises.
そこで、本出願の発明ではこれらのノイズが立体映像視聴用眼鏡に及ぼす影響を低減することを目的とするものである。 Accordingly, the invention of the present application aims to reduce the influence of these noises on stereoscopic video viewing glasses.
本発明の一局面に係る立体映像視聴用眼鏡は、外部から受信した信号の周期を算出し、算出した周期に従って有効な信号を決定するコマンド受信間隔算出部と、外部から受信した信号から前記有効な信号のみを抽出する有効コマンド抽出部と、前記抽出されたコマンドに従って、視聴者の左右両眼に入射する光量を調整する左眼フィルタ部と右眼フィルタ部とを制御するフィルタ制御部と、を備える。 The stereoscopic video viewing glasses according to one aspect of the present invention calculate a period of a signal received from the outside, determine a valid signal according to the calculated period, and the effective reception from the signal received from the outside An effective command extraction unit that extracts only a simple signal, a filter control unit that controls a left eye filter unit and a right eye filter unit that adjust the amount of light incident on the left and right eyes of the viewer according to the extracted command, Is provided.
<立体映像表示システム構成>
図1は、立体映像を表示する映像表示装置100と、映像表示装置100が表示する立体映像を視聴する際に視聴者が装着する映像視聴用眼鏡150と、を備える映像表示システムを示した図である。<3D image display system configuration>
FIG. 1 is a diagram showing a video display system including a
表示部110は、映像表示装置100が視聴者に表示する映像を表示する部分である。立体映像を表示する場合は、時間軸上で、左眼用の映像と右眼用の映像を交互、又は、一定間隔毎に切り替えて表示する。
The
同期信号送信部120は、表示部110に表示する立体映像と同期した同期信号を外部、特に、映像視聴用眼鏡150へ送信する。なお、以下の説明では、同期信号の送受信に、赤外線を用いた場合を例として説明する。
The synchronization
映像視聴用眼鏡150は、右眼光学フィルタ部160と、左眼光学フィルタ部170と、同期信号受信部180と、を備える。
The
右眼光学フィルタ部160は、当該映像視聴用眼鏡150を着用した視聴者の右眼へ入射する光を制御する。より具体的には、映像表示装置100の表示部110に表示された映像による光が右眼へ入射する光量、又は、光の特性を、調整、又は、変更する。
The right eye
左眼光学フィルタ部170は、右眼光学フィルタ部160と同様に左眼へ入射する光を制御する。
The left eye
同期信号受信部180は、映像表示装置100の同期信号送信部120から送信される同期信号を受信する。
The synchronization
映像表示システムは、以上の構成を連携させて、視聴者へ立体映像を視聴させる。映像表示装置100の表示部110には、立体映像が、例えば120Hzの速度で、左眼用の映像と右眼用の映像を交互、又は、一定間隔毎に切り替えて表示する。同期信号送信部120は、表示部110に表示される左眼用の映像と右眼用の映像との切り替えと同期した同期信号を送信する。
The video display system links the above configuration to allow the viewer to view a stereoscopic video. On the
映像視聴用眼鏡150は、映像表示装置100の同期信号送信部120から出力された同期信号を同期信号受信部180で受信する。映像視聴用眼鏡150は、同期信号を受信すると、受信した同期信号に基づいて左眼光学フィルタ部170と右眼光学フィルタ部160を制御して、映像視聴用眼鏡150を着用した視聴者の左眼、右眼へ入射する光量、又は、光の特性を制御する。例えば、映像表示装置の表示部110に左眼用の映像が表示されていることを示す同期信号を受信すると、左眼光学フィルタ部170を制御して左眼へ入射する光量を増大させる。このとき、右眼光学フィルタ部160では、右眼へ入射する光量を減光させる。この結果、視聴者は表示部110に表示された左眼用の映像を、左眼で視聴し、右眼では視聴しないこととなる。反対に、表示部110に表示される映像が右眼用の映像であることを示す同期信号を受信すると、左眼光学フィルタ部170は、左眼へ入射する光量を減光し、右眼光学フィルタ部160は、右眼へ入射する光量を増大させる。この結果、表示部110に表示された右眼用の映像は、視聴者の右眼で視聴し、左眼では視聴しないこととなる。
The
この際、表示部110に表示される左眼用の映像と右眼用の映像が、視聴者の視差の分だけ異なる映像であった場合、視聴者は、表示部110に表示される映像に視差があると知覚する。その結果、表示部110が略平面状の形態を持つ表示デバイスであっても、そこに表示される映像が立体的であると視聴者は感じることができる。
At this time, if the left-eye video and the right-eye video displayed on the
<立体映像視聴眼鏡のハードウェア構成>
図2は、映像視聴用眼鏡150のハードウェア構成を示した図である。映像視聴用眼鏡150は、ハードウェア構成として、赤外線受光センサ(IRセンサ)201と、アンプ202と、LED203と、CPU204と、スイッチ(SW)205と、ROM206と、RAM207と、クロック(CLK)208と、アナログスイッチ209と、シャッター210と、アナログスイッチ211と、シャッター212とを有する。<Hardware configuration of stereoscopic video viewing glasses>
FIG. 2 is a diagram illustrating a hardware configuration of the
IRセンサ201は、立体映像表示装置100から送信される同期信号を受信するセンサである。IRセンサ201は、受光した赤外線を電気信号に変換する。本実施の形態では同期信号は赤外線により伝搬させるものとして説明するが、これに限定するものではない。無線のようにワイヤレス方式により同期信号が伝搬されるものであれば他の方式を用いても良い。
The
アンプ202は、IRセンサ201が出力した電気信号を後段の処理ブロックで処理しやすいよう、適切に電気信号を増幅等する。
The
LED203は、立体映像視聴用眼鏡150が動作中、又は、スイッチ205を入力して電源を入れた場合にユーザにその動作内容を明示するために、点灯等するものである。
The
CPU204は、立体映像視聴用眼鏡150の全般を制御する。本実施の形態では、CPUを例として説明するが、これ以外にもDSPやFPGA等で同様の処理を行うものであってもよい。
The
スイッチ(SW)205は、外部から立体映像視聴用眼鏡150への入力を実現するインターフェースである。
A switch (SW) 205 is an interface for realizing input to the stereoscopic
ROM206は、CPU204等が動作するためのプログラムや、動作パラメータ、初期値等を保持する。ROM206は、書換え可能なフラッシュメモリ等を用いるものであっても良い。
The
RAM207は、CPU204のプログラムが動作時に一時的に保持する変数値等を保持する。
The
クロック(CLK)208は、CPU204やその他のハードウェア構成部を動作させるための基準クロックを発振する。
The clock (CLK) 208 oscillates a reference clock for operating the
アナログスイッチ209、211は、後述するシャッター210、212の開閉動作を駆動させるための駆動処理を行う。二つのアナログスイッチ209と211が設けられているのは、左右両眼のシャッター210、212をそれぞれに駆動させるために必要となるからである。
The
シャッター210、212は、視聴者の左右それぞれの眼の前に設けられ、立体映像表示装置100が表示する映像と同期して開閉される。
The
<立体映像視聴眼鏡の機能構成>
図3は、立体映像視聴用眼鏡150の機能構成を示す図である。立体映像視聴用眼鏡150は、機能構成として、受信部301と、増幅部302と、表示部303と、演算部304と、入力部305と、メモリ部306と、基準信号生成部307と、駆動部308と、左眼フィルタ部309と、右眼フィルタ部310と、を有する。<Functional configuration of stereoscopic video viewing glasses>
FIG. 3 is a diagram illustrating a functional configuration of the stereoscopic
受信部301は、立体映像表示装置100から送信される同期信号を受信する。受信部301は、図2のIRセンサ201に相当する。
The receiving
増幅部302は、受信部301が受信した信号を増幅する。増幅部302は、図2のアンプ202に相当する。
The amplifying
表示部303は、立体映像視聴用眼鏡150がユーザに各種の情報を表示する。表示部303は、図2でいえばLED203に相当するが、表示方式はLEDに限定されるものではない。その他の方式でユーザに情報を表示するものであればいずれの実現方法であってもよい。
The
演算部304は、立体映像視聴用眼鏡150の全体制御を行う。演算部304は、図2のCPU204に相当する。
The
入力部305は、ユーザーからの各種指示等を受け付ける。入力部305は、図2のスイッチ205に相当する。
The
メモリ部306は、各種の情報を恒久的に、又は一時的に保持する。メモリ部306は、図2のROM206、RAM207に相当する。
The
基準信号生成部307は、演算部304等が動作に必要とする基準信号を生成する。基準信号生成部307は、図2のクロック208に相当する。
The reference
駆動部308は、後述する左眼フィルタ部309や右眼フィルタ部310のシャッター等を動作させる信号を生成して出力する。フィルタ駆動部308は、図2のアナログスイッチ209、211に相当する。
The
左眼フィルタ部309、右眼フィルタ部310は、視聴者の左右の眼へ入射する光量を制御する。左眼フィルタ部309、右眼フィルタ部310は、図2のシャッター210、212に相当する。
The left
演算部304は、さらに入力切り替え部311と、コマンド受信間隔算出部312と、有効コマンド抽出部313と、フィルタ制御部314と、を有する。
The
入力切り替え部311は、受信部301、増幅部302から入力される同期信号を演算部304が受け付けるか否かを制御する。入力切り替え部311は、例えば図2のCPU204における入力ポートの有効/無効等に相当する。
The
コマンド受信間隔算出部312は、受信部301等で受信する各種信号の受信周期を算出し、受信コマンドのグルーピング処理等により有効コマンドとそれ以外の信号(ノイズ)等との区別を行う。有効コマンドとそれ以外の信号との区別方法については後述する。
The command reception
有効コマンド抽出部313は、コマンド受信間隔算出部312により各種信号の受信周期を算出し、有効として区別されたコマンドを、実際の受信したコマンドから抽出する。有効コマンド抽出部313が受信信号から抽出したコマンドのみが、後述のフィルタ制御部に出力される。
The valid
フィルタ制御部314は、有効コマンド抽出部313により抽出されたコマンドに従って、駆動部308を介して左眼フィルタ部309と、右眼フィルタ部310との開閉を制御する。
The
なお、本実施の形態で説明する図3の機能構成と図2のハードウェア構成の対応は、一例であり、本出願の発明はこの対応関係に限定するものではない。 Note that the correspondence between the functional configuration in FIG. 3 and the hardware configuration in FIG. 2 described in this embodiment is an example, and the invention of the present application is not limited to this correspondence.
<コマンド受信信号の周期の算出>
図4は、受信信号の受信タイミングとそれぞれの周期を示す図である。図4(a)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信する信号を時間軸上で示した図である。図4(b)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信したそれぞれの種類のコマンドの周期を算出した図である。立体映像視聴用眼鏡150は、左眼フィルタ部309、右眼フィルタ部310の開閉を制御するコマンド以外の、その他の信号(ノイズ)等の信号も含めて受信している。図4(a)、図4(b)にはこれらノイズを含めた6種類の信号が存在している。図4に示す例では、立体映像視聴用眼鏡150を制御するコマンドとして、図4(a)の第1から第6までの6種類のコマンドが定義されているとして、それらのコマンド列から有効なコマンドを抽出する方法を説明する。<Calculation of command received signal cycle>
FIG. 4 is a diagram illustrating reception timings of received signals and respective periods. FIG. 4A shows a signal received by the stereoscopic
コマンド受信間隔算出部312は、図4(a)に示す第1から第6の信号(6種類の異なる信号)を受信すると、これらの信号の受信タイミングに基づいてそれぞれの信号の周期を算出する。例えば、第1の信号について、最初に第1の信号を受信してから次の第1の信号を受信するまでの時刻を、コマンド受信間隔算出部312は計測する。この計測は、基準信号生成部307から供給される基準信号をベースに計測する。コマンド受信間隔算出部312は、この計測により受信間隔T11を取得する。コマンド受信間隔算出部312は、第1のコマンドについて、同様の計測を続く第1の信号を受信する度に繰り返すことで、図4の場合には、受信間隔T12とT13を取得する。
When receiving the first to sixth signals (six different types of signals) shown in FIG. 4A, the command reception
コマンド受信間隔算出部312は、同様に第2から第6の信号受信についても、それぞれの信号受信の受信間隔を計測する。第2の信号については、受信間隔T21、T22、T23を、第3の信号については、受信間隔T31、T32、T33を、第4の信号については受信間隔T41、T42、T43を、第5の信号については、受信間隔T51、T52、T53を、第6の信号については、受信間隔T61、T62を、コマンド受信間隔算出部312は取得する。
Similarly, the command reception
コマンド受信間隔算出部312は、取得した受信間隔から、信号の種類毎にそれぞれの周期を算出する。第1の信号について、コマンド受信間隔算出部312は、取得した受信間隔から第1の信号の周期T1を以下の計算式で決定する。
The command reception
T1 = (T11+T12+T13)/3 T1 = (T11 + T12 + T13) / 3
コマンド受信間隔算出部312は、第2の信号の周期T2、第3の信号の周期T3、第4の信号の周期T4、第5の信号の周期T5、第6の信号の周期T6,についても同様にそれぞれの周期を算出する。
The command reception
T2 = (T21+T22+T23)/3
T3 = (T31+T32+T33)/3
T4 = (T41+T42+T43)/3
T5 = (T51+T52+T53)/3
T6 = (T61+T62)/2T2 = (T21 + T22 + T23) / 3
T3 = (T31 + T32 + T33) / 3
T4 = (T41 + T42 + T43) / 3
T5 = (T51 + T52 + T53) / 3
T6 = (T61 + T62) / 2
図5に、第1から第6の信号の周期について算出した場合の例を示す。図5にはそれぞれのコマンドについて受信間隔が最小となった場合の時間間隔と、受信間隔が最大となった場合の時間間隔と、上記の式等により算出したそれぞれの信号の周期(平均周期)とを示す。 FIG. 5 shows an example in the case of calculating the periods of the first to sixth signals. FIG. 5 shows the time interval when the reception interval is minimum for each command, the time interval when the reception interval is maximum, and the period (average period) of each signal calculated by the above formula and the like. It shows.
なお、本実施の形態では、第1から第6の信号の周期を、それぞれの信号について取得した受信間隔を平均した値としたが、本出願の発明はこれに限定されるものではない。その他の方法として、取得した複数の受信間隔の値から中間値を採用するものであってもよいし、また、別の方法として最小値、最大値を除いた分での平均値を用いるものであっても良い。つまり、実際に受信した信号の受信間隔に基づいて代表となる受信間隔を算出するものであればいずれの算出方法であってもよい。 In the present embodiment, the period of the first to sixth signals is a value obtained by averaging the reception intervals acquired for the respective signals, but the invention of the present application is not limited to this. As another method, an intermediate value may be adopted from a plurality of acquired reception interval values, and another method is to use an average value obtained by removing the minimum value and the maximum value. There may be. In other words, any calculation method may be used as long as the representative reception interval is calculated based on the reception interval of the actually received signal.
なお、コマンド受信間隔算出部312は、上記の信号毎の周期を、一度決定した周期に必ずしも固定する必要はない。コマンドを受信するたびに、当該周期を更新するものであってもよい。この場合には、立体映像表示装置側で表示周期をシーン毎に変化させる場合等に、立体映像視聴用眼鏡150は、コマンド周期の変化を追随されることができる。
Note that the command reception
<コマンド受信信号のグルーピングと判定>
コマンド受信間隔算出部312は、受信した信号毎に算出した周期に基づいてグルーピング処理を行う。グルーピングの方法には幾つかの方法がある。<Command reception signal grouping and determination>
The command reception
例えば、コマンド受信間隔算出部312は、あらかじめ左右両目のフィルタを開閉動作させる周期が、幾つか決まった周期の中のひとつと一致するような場合がある。このような場合、コマンド受信間隔算出部312は、その予め決まった周期から、受信した信号のグルーピングを行う。立体映像が120Hzで左右の映像を表示している場合、単純に計算すると、それぞれのフレームの表示時間は、
1000(ms) / 120(Hz) = 8.3(ms/frame)
となる。For example, the command reception
1000 (ms) / 120 (Hz) = 8.3 (ms / frame)
It becomes.
コマンド受信間隔算出部312が本来受信するべき信号が、左眼フィルタ部309を開けるコマンド、左眼フィルタ部309を閉めるコマンド、右眼フィルタ部310を開けるコマンド、右眼フィルタ部310を閉めるコマンド、とした場合に、これらのコマンドによる動作は図4(c)に示すようになる。コマンド受信間隔算出部312は、これらの周期に基づいてそれぞれの信号(コマンド)が上記フレーム表示時間の約2倍の受信間隔で受信されると推定することができる。
The signal that should be received by the command reception
これにより、コマンド受信間隔算出部312は、8.3(ms)の2倍となる16.6(ms)の近辺の受信間隔で受信される信号を有効コマンドとして推定する。それ以外の信号を無効な信号(ノイズ)とする。図5の平均周期により、コマンド受信間隔算出部312は、第1から第4の信号を有効コマンドとしてグルーピングし、第5、第6の信号をノイズとして判定する。つまり、コマンド受信間隔算出部312は、受信した信号の周期が、予め決まっている周期の整数倍近辺となるか否かにより有効コマンドか否かを判定することができる。なお、ここで「近辺」とは理論的なコマンド周期の前後数パーセント程度の誤差の範囲、信号周期が存在する場合である。
As a result, the command reception
また別の方法としてコマンド受信間隔算出部312は、算出したそれぞれの信号の周期のみに基づいて有効コマンドのグルーピングを行うことも可能である。コマンド受信間隔算出部312は、図5で示される各信号の周期より、各信号の周期の値の97%から103%(つまり、その値の前後3%の幅の範囲)の範囲に他の信号の周期が含まれるか否かでグルーピングを行う。この場合、図6で示すように、第1から第4の信号についてはこの前後3%の幅の範囲に、すべての信号が収まっているが、第5、第6の信号については含まれていない。これにより、コマンド受信間隔算出部312は、有効コマンドのみをグルーピングすることも可能である。なお、本実施の形態では、例として前後3%の幅としたが、本発明はこの値に限定されない。
As another method, the command reception
図7は、コマンド受信間隔算出部312により、グルーピングした結果を図示したものである。図7は、多角形の各頂点に受信した信号をそれぞれ記載し、コマンド受信間隔算出部312により有効グループと判定された信号については、相互に実践で結んでいる。こうすることで、有効な信号のみが明確に理解できることとなる。
FIG. 7 illustrates a result of grouping by the command reception
<有効コマンドによるフィルタ部制御>
有効コマンド抽出部313は、受信部301、増幅部302から入力される信号から、コマンド受信間隔算出部312により有効コマンドと認められた信号のみを抽出する。有効コマンド抽出部313は、それ以外に入力される信号については無視する。有効コマンド抽出部313は、有効コマンドの制御内容にしたがって、フィルタ制御部314、フィルタ駆動部308を介して左眼フィルタ部309、右眼フィルタ部310の開閉動作を制御する(図4(c))。<Filter section control by valid command>
The valid
以上により、本実施の形態では、受信した信号から有効なコマンドのみを自動的に抽出し、ノイズ等を除去することで、ノイズによる影響を抑制することができる。その結果、立体映像視聴用眼鏡150は、ノイズによる制御の乱れを低減することとなる。
As described above, in the present embodiment, it is possible to suppress the influence of noise by automatically extracting only valid commands from the received signal and removing noise and the like. As a result, the stereoscopic
図8は、本発明の実施例の別の例を示したもので、受信信号の受信タイミングとそれぞれの周期を示す図である。図8(a)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信する信号を時間軸上で示した図である。図8(b)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信したそれぞれの種類のコマンドの周期を算出した図である。図8(a)には、立体映像視聴用眼鏡150を制御するための4種類のコマンドを受信しているが、第1の信号(図8(a)中、円で囲まれた番号「1」及び下付番号「1」乃至「5」で示される。)には、ノイズが混入し不定期にコマンドを受信していることを示している。以下、図8(a)中、第1の信号を表す円で囲まれた番号に対応する「11」乃至「15」の符号を用いて、第1の信号のコマンド列が説明される。この図8に示す例では、第1の信号(「11」から「15」)のコマンド列から有効なコマンドを抽出する方法を説明する。FIG. 8 shows another example of the embodiment of the present invention, and is a diagram showing reception timing of received signals and respective periods. FIG. 8A shows a signal received by the stereoscopic
コマンド受信間隔算出部312は、図8(a)に示す第1の信号(「11」から「15」)を受信すると、これらの信号の受信タイミングに基づいてそれぞれの信号の受信間隔を算出する。図8の例では、受信間隔T1−12からT1−45までの計10個の受信間隔をコマンド受信間隔算出部312は取得する。When receiving the first signals (“1 1 ” to “1 5 ”) shown in FIG. 8A, the command reception
コマンド受信間隔算出部312は、取得したコマンド受信間隔が、あらかじめ想定されるフレームの表示時間の約2倍の時間の間隔になっているかを判定する。すなわち、例えば、立体映像が120Hzで左右の映像を表示している場合、左右それぞれのフレームの表示時間は、
1000(ms) / 120(Hz) = 8.3(ms/frame)
となり、その2倍の約16.6msに、取得したコマンド受信間隔が一致するかどうかをコマンド受信間隔算出部312は判定する。The command reception
1000 (ms) / 120 (Hz) = 8.3 (ms / frame)
Thus, the command reception
図9は、その結果を示したもので、T1-12、T1−14、T1−24のコマンド間隔があらかじめ想定されるフレーム間隔の整数倍で受信されていることを意味しており、検査した5つの第1の信号から「11」、「12」、「14」の3つの信号が正しい制御信号であると推定することができる。FIG. 9 shows the result, which means that the command intervals of T 1-12 , T 1-14 , and T 1-24 are received at an integer multiple of a presumed frame interval. From the five first signals examined, it can be estimated that the three signals “1 1 ”, “1 2 ”, and “1 4 ” are correct control signals.
これにより、コマンド受信間隔算出部312は、8.3(ms)の2倍となる16.6(ms)の近辺の受信間隔で受信される信号を有効コマンドとして推定する。それ以外の信号を無効な信号(ノイズ)とする。図9の結果から、コマンド受信間隔算出部312は、「11」、「12」、「14」を有効コマンドとしてグルーピングし、「13」、「15」を無効な信号(ノイズ)と判定する。つまり、コマンド受信間隔算出部312は、受信した信号の周期が、予め決まっている周期の整数倍付近となるか否かにより、信号が有効であるか否かを判定することができる。As a result, the command reception
以上により、本実施の形態では、受信した信号から有効な信号のみを自動的に抽出し、ノイズ等を除去することで、ノイズによる影響を抑制することができる。その結果、立体映像視聴用眼鏡150は、ノイズによる制御の乱れを低減することとなる。
As described above, in the present embodiment, only the effective signal is automatically extracted from the received signal, and the influence of noise can be suppressed by removing noise and the like. As a result, the stereoscopic
なお、本実施の形態で説明した演算部304(入力切り替え部311、コマンド受信間隔算出部312、有効コマンド抽出部313、フィルタ制御部314)は、図2で示したCPU204のソフトウェアプログラムとして実現することも、FPGA等のハードウェア構成として実現することも可能である。
Note that the calculation unit 304 (the
上述された実施形態は、以下の構成を主に備える。 The above-described embodiment mainly includes the following configuration.
上述の実施形態の一局面に係る立体映像視聴用眼鏡は、外部から受信した信号の周期を算出し、算出した周期に従って有効な信号を決定するコマンド受信間隔算出部と、外部から受信した信号から前記有効な信号のみを抽出する有効コマンド抽出部と、前記抽出されたコマンドに従って、視聴者の左右両眼に入射する光量を調整する左眼フィルタ部と右眼フィルタ部とを制御するフィルタ制御部と、を備えることを特徴とする。 The glasses for stereoscopic video viewing according to one aspect of the above-described embodiment calculate a period of a signal received from the outside, and determine a valid signal according to the calculated period, and a signal received from the outside An effective command extraction unit that extracts only the effective signal, and a filter control unit that controls a left eye filter unit and a right eye filter unit that adjust the amount of light incident on the left and right eyes of the viewer according to the extracted command And.
これにより、外部からのコマンド受信がある期間に立体映像視聴用眼鏡はコマンドの受け入れを行うので、ノイズを受信する確率が低くなり、立体映像視聴用眼鏡の制御が乱される可能性を低くすることができる。 This allows the stereoscopic video viewing glasses to accept commands during a period in which a command is received from the outside, so the probability of receiving noise is low and the possibility of disturbing the control of the stereoscopic video viewing glasses is reduced. be able to.
上記構成において、前記コマンド受信間隔算出部は、外部から受信した信号の周期を信号の種類毎に算出し、該算出した周期の整数倍と予め設定された周期との差が所定の範囲内となる信号を、有効な信号と決定することが好ましい。 In the above configuration, the command reception interval calculation unit calculates the period of the signal received from the outside for each signal type, and the difference between the integer multiple of the calculated period and a preset period is within a predetermined range. Is preferably determined as a valid signal.
上記構成によれば、立体映像視聴用眼鏡は、ノイズによりその制御を乱される可能性を低減することができる。 According to the above configuration, the glasses for viewing stereoscopic images can reduce the possibility that the control is disturbed by noise.
上記構成において、前記コマンド受信間隔算出部は、外部から受信した信号の周期を信号の種類毎に算出し、該信号相互間の周期の誤差の大きさにより、有効な信号を決定することが好ましい。 In the above configuration, it is preferable that the command reception interval calculation unit calculates the period of a signal received from the outside for each type of signal, and determines an effective signal according to the magnitude of the period error between the signals. .
上記構成によれば、立体映像視聴用眼鏡は、ノイズによりその制御を乱される可能性を低減することができる。 According to the above configuration, the glasses for viewing stereoscopic images can reduce the possibility that the control is disturbed by noise.
本出願の発明は立体映像表示装置からの信号に基づいてシャッター(フィルター)の開閉制御を行う立体映像視聴用眼鏡に利用である。 The invention of the present application is used for stereoscopic video viewing glasses that perform opening / closing control of a shutter (filter) based on a signal from a stereoscopic video display device.
本考案は、立体映像を表示する立体映像表示装置から送信される同期信号を受信し、視聴者へ立体映像を視聴させるための立体映像視聴用眼鏡及びその制御方法に関する。 This invention receives a synchronization signal transmitted from the stereoscopic image display apparatus for displaying a stereoscopic image, to a stereoscopic image viewing glasses, and a control method thereof in order to view stereoscopic images to the viewer.
立体映像を視聴する方法としては様々な方式が提案されている。その一つとして、立体映像を構成する左右両眼それぞれの視点での映像を時間的に交互に表示する表示装置と、該表示装置の左右それぞれの視点での映像の表示と同期して視聴者の左右それぞれの眼の前に設けられたシャッターを開閉する映像視聴用眼鏡と、により視聴者が立体映像を視聴できる立体映像システムがある(例えば、特許文献1)。 Various methods have been proposed for viewing stereoscopic images. As one of them, a display device that alternately displays images from the viewpoints of the left and right eyes constituting a stereoscopic image, and a viewer in synchronization with the display of the images from the left and right viewpoints of the display device. There is a stereoscopic video system that allows a viewer to view a stereoscopic video by using video viewing glasses that open and close a shutter provided in front of the left and right eyes (for example, Patent Document 1).
立体映像表示装置から、立体映像視聴用眼鏡へ同期信号を伝達する際に、無線や赤外線を使ったワイヤレス通信で伝送を行うと、立体映像視聴用眼鏡は同期信号以外のノイズ、例えば背景雑音(バックグラウンドノイズ)や他の機器が発する信号等、も受信する。立体映像視聴用眼鏡は、これらのノイズによりその制御が乱される可能性がある。 When transmitting a synchronization signal from the stereoscopic image display device to the stereoscopic image viewing glasses, if transmission is performed by wireless communication using wireless or infrared rays, the stereoscopic image viewing glasses have noise other than the synchronization signal, for example, background noise ( Background noise) and signals from other devices are also received. The control of the stereoscopic video viewing glasses may be disturbed by these noises.
そこで、本出願の考案ではこれらのノイズが立体映像視聴用眼鏡に及ぼす影響を低減することを目的とするものである。 Therefore, the idea of the present application is to reduce the influence of these noises on stereoscopic video viewing glasses.
本考案の一局面に係る立体映像視聴用眼鏡は、外部から受信した信号の周期を算出し、算出した周期に従って有効な信号を決定するコマンド受信間隔算出部と、外部から受信した信号から前記有効な信号のみを抽出する有効コマンド抽出部と、前記抽出されたコマンドに従って、視聴者の左右両眼に入射する光量を調整する左眼フィルタ部と右眼フィルタ部とを制御するフィルタ制御部と、を備える。 Stereoscopic image viewing glasses according to an aspect of the present invention calculates the period of the signal received from the outside, and a command reception interval calculating unit that determines a valid signal in accordance with the calculated period, effective from said signal received from the outside An effective command extraction unit that extracts only a simple signal, a filter control unit that controls a left eye filter unit and a right eye filter unit that adjust the amount of light incident on the left and right eyes of the viewer according to the extracted command, Is provided.
<立体映像表示システム構成>
図1は、立体映像を表示する映像表示装置100と、映像表示装置100が表示する立体映像を視聴する際に視聴者が装着する映像視聴用眼鏡150と、を備える映像表示システムを示した図である。
<3D image display system configuration>
FIG. 1 is a diagram showing a video display system including a
表示部110は、映像表示装置100が視聴者に表示する映像を表示する部分である。立体映像を表示する場合は、時間軸上で、左眼用の映像と右眼用の映像を交互、又は、一定間隔毎に切り替えて表示する。
The
同期信号送信部120は、表示部110に表示する立体映像と同期した同期信号を外部、特に、映像視聴用眼鏡150へ送信する。なお、以下の説明では、同期信号の送受信に、赤外線を用いた場合を例として説明する。
The synchronization
映像視聴用眼鏡150は、右眼光学フィルタ部160と、左眼光学フィルタ部170と、同期信号受信部180と、を備える。
The
右眼光学フィルタ部160は、当該映像視聴用眼鏡150を着用した視聴者の右眼へ入射する光を制御する。より具体的には、映像表示装置100の表示部110に表示された映像による光が右眼へ入射する光量、又は、光の特性を、調整、又は、変更する。
The right eye
左眼光学フィルタ部170は、右眼光学フィルタ部160と同様に左眼へ入射する光を制御する。
The left eye
同期信号受信部180は、映像表示装置100の同期信号送信部120から送信される同期信号を受信する。
The synchronization
映像表示システムは、以上の構成を連携させて、視聴者へ立体映像を視聴させる。映像表示装置100の表示部110には、立体映像が、例えば120Hzの速度で、左眼用の映像と右眼用の映像を交互、又は、一定間隔毎に切り替えて表示する。同期信号送信部120は、表示部110に表示される左眼用の映像と右眼用の映像との切り替えと同期した同期信号を送信する。
The video display system links the above configuration to allow the viewer to view a stereoscopic video. On the
映像視聴用眼鏡150は、映像表示装置100の同期信号送信部120から出力された同期信号を同期信号受信部180で受信する。映像視聴用眼鏡150は、同期信号を受信すると、受信した同期信号に基づいて左眼光学フィルタ部170と右眼光学フィルタ部160を制御して、映像視聴用眼鏡150を着用した視聴者の左眼、右眼へ入射する光量、又は、光の特性を制御する。例えば、映像表示装置の表示部110に左眼用の映像が表示されていることを示す同期信号を受信すると、左眼光学フィルタ部170を制御して左眼へ入射する光量を増大させる。このとき、右眼光学フィルタ部160では、右眼へ入射する光量を減光させる。この結果、視聴者は表示部110に表示された左眼用の映像を、左眼で視聴し、右眼では視聴しないこととなる。反対に、表示部110に表示される映像が右眼用の映像であることを示す同期信号を受信すると、左眼光学フィルタ部170は、左眼へ入射する光量を減光し、右眼光学フィルタ部160は、右眼へ入射する光量を増大させる。この結果、表示部110に表示された右眼用の映像は、視聴者の右眼で視聴し、左眼では視聴しないこととなる。
The
この際、表示部110に表示される左眼用の映像と右眼用の映像が、視聴者の視差の分だけ異なる映像であった場合、視聴者は、表示部110に表示される映像に視差があると知覚する。その結果、表示部110が略平面状の形態を持つ表示デバイスであっても、そこに表示される映像が立体的であると視聴者は感じることができる。
At this time, if the left-eye video and the right-eye video displayed on the
<立体映像視聴眼鏡のハードウェア構成>
図2は、映像視聴用眼鏡150のハードウェア構成を示した図である。映像視聴用眼鏡150は、ハードウェア構成として、赤外線受光センサ(IRセンサ)201と、アンプ202と、LED203と、CPU204と、スイッチ(SW)205と、ROM206と、RAM207と、クロック(CLK)208と、アナログスイッチ209と、シャッター210と、アナログスイッチ211と、シャッター212とを有する。
<Hardware configuration of stereoscopic video viewing glasses>
FIG. 2 is a diagram illustrating a hardware configuration of the
IRセンサ201は、立体映像表示装置100から送信される同期信号を受信するセンサである。IRセンサ201は、受光した赤外線を電気信号に変換する。本実施の形態では同期信号は赤外線により伝搬させるものとして説明するが、これに限定するものではない。無線のようにワイヤレス方式により同期信号が伝搬されるものであれば他の方式を用いても良い。
The
アンプ202は、IRセンサ201が出力した電気信号を後段の処理ブロックで処理しやすいよう、適切に電気信号を増幅等する。
The
LED203は、立体映像視聴用眼鏡150が動作中、又は、スイッチ205を入力して電源を入れた場合にユーザにその動作内容を明示するために、点灯等するものである。
The
CPU204は、立体映像視聴用眼鏡150の全般を制御する。本実施の形態では、CPUを例として説明するが、これ以外にもDSPやFPGA等で同様の処理を行うものであってもよい。
The
スイッチ(SW)205は、外部から立体映像視聴用眼鏡150への入力を実現するインターフェースである。
A switch (SW) 205 is an interface for realizing input to the stereoscopic
ROM206は、CPU204等が動作するためのプログラムや、動作パラメータ、初期値等を保持する。ROM206は、書換え可能なフラッシュメモリ等を用いるものであっても良い。
The
RAM207は、CPU204のプログラムが動作時に一時的に保持する変数値等を保持する。
The
クロック(CLK)208は、CPU204やその他のハードウェア構成部を動作させるための基準クロックを発振する。
The clock (CLK) 208 oscillates a reference clock for operating the
アナログスイッチ209、211は、後述するシャッター210、212の開閉動作を駆動させるための駆動処理を行う。二つのアナログスイッチ209と211が設けられているのは、左右両眼のシャッター210、212をそれぞれに駆動させるために必要となるからである。
The analog switches 209 and 211 perform a driving process for driving an opening / closing operation of
シャッター210、212は、視聴者の左右それぞれの眼の前に設けられ、立体映像表示装置100が表示する映像と同期して開閉される。
The
<立体映像視聴眼鏡の機能構成>
図3は、立体映像視聴用眼鏡150の機能構成を示す図である。立体映像視聴用眼鏡150は、機能構成として、受信部301と、増幅部302と、表示部303と、演算部304と、入力部305と、メモリ部306と、基準信号生成部307と、駆動部308と、右眼フィルタ部309と、左眼フィルタ部310と、を有する。
<Functional configuration of stereoscopic video viewing glasses>
FIG. 3 is a diagram illustrating a functional configuration of the stereoscopic
受信部301は、立体映像表示装置100から送信される同期信号を受信する。受信部301は、図2のIRセンサ201に相当する。
The receiving
増幅部302は、受信部301が受信した信号を増幅する。増幅部302は、図2のアンプ202に相当する。
The amplifying
表示部303は、立体映像視聴用眼鏡150がユーザに各種の情報を表示する。表示部303は、図2でいえばLED203に相当するが、表示方式はLEDに限定されるものではない。その他の方式でユーザに情報を表示するものであればいずれの実現方法であってもよい。
The
演算部304は、立体映像視聴用眼鏡150の全体制御を行う。演算部304は、図2のCPU204に相当する。
The
入力部305は、ユーザーからの各種指示等を受け付ける。入力部305は、図2のスイッチ205に相当する。
The
メモリ部306は、各種の情報を恒久的に、又は一時的に保持する。メモリ部306は、図2のROM206、RAM207に相当する。
The
基準信号生成部307は、演算部304等が動作に必要とする基準信号を生成する。基準信号生成部307は、図2のクロック208に相当する。
The reference
駆動部308は、後述する右眼フィルタ部309や左眼フィルタ部310のシャッター等を動作させる信号を生成して出力する。フィルタ駆動部308は、図2のアナログスイッチ209、211に相当する。
右眼フィルタ部309、左眼フィルタ部310は、視聴者の左右の眼へ入射する光量を制御する。右眼フィルタ部309、左眼フィルタ部310は、図2のシャッター210、212に相当する。
演算部304は、さらに入力切り替え部311と、コマンド受信間隔算出部312と、有効コマンド抽出部313と、フィルタ制御部314と、を有する。
The
入力切り替え部311は、受信部301、増幅部302から入力される同期信号を演算部304が受け付けるか否かを制御する。入力切り替え部311は、例えば図2のCPU204における入力ポートの有効/無効等に相当する。
The
コマンド受信間隔算出部312は、受信部301等で受信する各種信号の受信周期を算出し、受信コマンドのグルーピング処理等により有効コマンドとそれ以外の信号(ノイズ)等との区別を行う。有効コマンドとそれ以外の信号との区別方法については後述する。
The command reception
有効コマンド抽出部313は、コマンド受信間隔算出部312により各種信号の受信周期を算出し、有効として区別されたコマンドを、実際の受信したコマンドから抽出する。有効コマンド抽出部313が受信信号から抽出したコマンドのみが、後述のフィルタ制御部に出力される。
The valid
フィルタ制御部314は、有効コマンド抽出部313により抽出されたコマンドに従って、駆動部308を介して右眼フィルタ部309と、左眼フィルタ部310との開閉を制御する。
なお、本実施の形態で説明する図3の機能構成と図2のハードウェア構成の対応は、一例であり、本出願の考案はこの対応関係に限定するものではない。 Note that the correspondence between the functional configuration of FIG. 3 and the hardware configuration of FIG. 2 described in this embodiment is an example, and the idea of the present application is not limited to this correspondence.
<コマンド受信信号の周期の算出>
図4は、受信信号の受信タイミングとそれぞれの周期を示す図である。図4(a)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信する信号を時間軸上で示した図である。図4(b)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信したそれぞれの種類のコマンドの周期を算出した図である。立体映像視聴用眼鏡150は、右眼フィルタ部309、左眼フィルタ部310の開閉を制御するコマンド以外の、その他の信号(ノイズ)等の信号も含めて受信している。図4(a)、図4(b)にはこれらノイズを含めた6種類の信号が存在している。図4に示す例では、立体映像視聴用眼鏡150を制御するコマンドとして、図4(a)の第1から第6までの6種類のコマンドが定義されているとして、それらのコマンド列から有効なコマンドを抽出する方法を説明する。
<Calculation of command received signal cycle>
FIG. 4 is a diagram illustrating reception timings of received signals and respective periods. FIG. 4A shows a signal received by the stereoscopic
コマンド受信間隔算出部312は、図4(a)に示す第1から第6の信号(6種類の異なる信号)を受信すると、これらの信号の受信タイミングに基づいてそれぞれの信号の周期を算出する。例えば、第1の信号について、最初に第1の信号を受信してから次の第1の信号を受信するまでの時刻を、コマンド受信間隔算出部312は計測する。この計測は、基準信号生成部307から供給される基準信号をベースに計測する。コマンド受信間隔算出部312は、この計測により受信間隔T11を取得する。コマンド受信間隔算出部312は、第1のコマンドについて、同様の計測を続く第1の信号を受信する度に繰り返すことで、図4の場合には、受信間隔T12とT13を取得する。
When receiving the first to sixth signals (six different types of signals) shown in FIG. 4A, the command reception
コマンド受信間隔算出部312は、同様に第2から第6の信号受信についても、それぞれの信号受信の受信間隔を計測する。第2の信号については、受信間隔T21、T22、T23を、第3の信号については、受信間隔T31、T32、T33を、第4の信号については受信間隔T41、T42、T43を、第5の信号については、受信間隔T51、T52、T53を、第6の信号については、受信間隔T61、T62を、コマンド受信間隔算出部312は取得する。
Similarly, the command reception
コマンド受信間隔算出部312は、取得した受信間隔から、信号の種類毎にそれぞれの周期を算出する。第1の信号について、コマンド受信間隔算出部312は、取得した受信間隔から第1の信号の周期T1を以下の計算式で決定する。
The command reception
T1 = (T11+T12+T13)/3 T1 = (T11 + T12 + T13) / 3
コマンド受信間隔算出部312は、第2の信号の周期T2、第3の信号の周期T3、第4の信号の周期T4、第5の信号の周期T5、第6の信号の周期T6,についても同様にそれぞれの周期を算出する。
The command reception
T2 = (T21+T22+T23)/3
T3 = (T31+T32+T33)/3
T4 = (T41+T42+T43)/3
T5 = (T51+T52+T53)/3
T6 = (T61+T62)/2
T2 = (T21 + T22 + T23) / 3
T3 = (T31 + T32 + T33) / 3
T4 = (T41 + T42 + T43) / 3
T5 = (T51 + T52 + T53) / 3
T6 = (T61 + T62) / 2
図5に、第1から第6の信号の周期について算出した場合の例を示す。図5にはそれぞれのコマンドについて受信間隔が最小となった場合の時間間隔と、受信間隔が最大となった場合の時間間隔と、上記の式等により算出したそれぞれの信号の周期(平均周期)とを示す。 FIG. 5 shows an example in the case of calculating the periods of the first to sixth signals. FIG. 5 shows the time interval when the reception interval is minimum for each command, the time interval when the reception interval is maximum, and the period (average period) of each signal calculated by the above formula and the like. It shows.
なお、本実施の形態では、第1から第6の信号の周期を、それぞれの信号について取得した受信間隔を平均した値としたが、本出願の考案はこれに限定されるものではない。その他の方法として、取得した複数の受信間隔の値から中間値を採用するものであってもよいし、また、別の方法として最小値、最大値を除いた分での平均値を用いるものであっても良い。つまり、実際に受信した信号の受信間隔に基づいて代表となる受信間隔を算出するものであればいずれの算出方法であってもよい。 In the present embodiment, the period of the first to sixth signals is a value obtained by averaging the reception intervals acquired for each signal, but the idea of the present application is not limited to this. As another method, an intermediate value may be adopted from a plurality of acquired reception interval values, and another method is to use an average value obtained by removing the minimum value and the maximum value. There may be. In other words, any calculation method may be used as long as the representative reception interval is calculated based on the reception interval of the actually received signal.
なお、コマンド受信間隔算出部312は、上記の信号毎の周期を、一度決定した周期に必ずしも固定する必要はない。コマンドを受信するたびに、当該周期を更新するものであってもよい。この場合には、立体映像表示装置側で表示周期をシーン毎に変化させる場合等に、立体映像視聴用眼鏡150は、コマンド周期の変化を追随されることができる。
Note that the command reception
<コマンド受信信号のグルーピングと判定>
コマンド受信間隔算出部312は、受信した信号毎に算出した周期に基づいてグルーピング処理を行う。グルーピングの方法には幾つかの方法がある。
<Command reception signal grouping and determination>
The command reception
例えば、コマンド受信間隔算出部312は、あらかじめ左右両目のフィルタを開閉動作させる周期が、幾つか決まった周期の中のひとつと一致するような場合がある。このような場合、コマンド受信間隔算出部312は、その予め決まった周期から、受信した信号のグルーピングを行う。立体映像が120Hzで左右の映像を表示している場合、単純に計算すると、それぞれのフレームの表示時間は、
1000(ms) / 120(Hz) = 8.3(ms/frame)
となる。
For example, the command reception
1000 (ms) / 120 (Hz) = 8.3 (ms / frame)
It becomes.
コマンド受信間隔算出部312が本来受信するべき信号が、右眼フィルタ部309を開けるコマンド、右眼フィルタ部309を閉めるコマンド、左眼フィルタ部310を開けるコマンド、左眼フィルタ部310を閉めるコマンド、とした場合に、これらのコマンドによる動作は図4(c)に示すようになる。コマンド受信間隔算出部312は、これらの周期に基づいてそれぞれの信号(コマンド)が上記フレーム表示時間の約2倍の受信間隔で受信されると推定することができる。
Signal to command reception
これにより、コマンド受信間隔算出部312は、8.3(ms)の2倍となる16.6(ms)の近辺の受信間隔で受信される信号を有効コマンドとして推定する。それ以外の信号を無効な信号(ノイズ)とする。図5の平均周期により、コマンド受信間隔算出部312は、第1から第4の信号を有効コマンドとしてグルーピングし、第5、第6の信号をノイズとして判定する。つまり、コマンド受信間隔算出部312は、受信した信号の周期が、予め決まっている周期の整数倍近辺となるか否かにより有効コマンドか否かを判定することができる。なお、ここで「近辺」とは理論的なコマンド周期の前後数パーセント程度の誤差の範囲、信号周期が存在する場合である。
As a result, the command reception
また別の方法としてコマンド受信間隔算出部312は、算出したそれぞれの信号の周期のみに基づいて有効コマンドのグルーピングを行うことも可能である。コマンド受信間隔算出部312は、図5で示される各信号の周期より、各信号の周期の値の97%から103%(つまり、その値の前後3%の幅の範囲)の範囲に他の信号の周期が含まれるか否かでグルーピングを行う。この場合、図6で示すように、第1から第4の信号についてはこの前後3%の幅の範囲に、すべての信号が収まっているが、第5、第6の信号については含まれていない。これにより、コマンド受信間隔算出部312は、有効コマンドのみをグルーピングすることも可能である。なお、本実施の形態では、例として前後3%の幅としたが、本考案はこの値に限定されない。
As another method, the command reception
図7は、コマンド受信間隔算出部312により、グルーピングした結果を図示したものである。図7は、多角形の各頂点に受信した信号をそれぞれ記載し、コマンド受信間隔算出部312により有効グループと判定された信号については、相互に実践で結んでいる。こうすることで、有効な信号のみが明確に理解できることとなる。
FIG. 7 illustrates a result of grouping by the command reception
<有効コマンドによるフィルタ部制御>
有効コマンド抽出部313は、受信部301、増幅部302から入力される信号から、コマンド受信間隔算出部312により有効コマンドと認められた信号のみを抽出する。有効コマンド抽出部313は、それ以外に入力される信号については無視する。有効コマンド抽出部313は、有効コマンドの制御内容にしたがって、フィルタ制御部314、フィルタ駆動部308を介して右眼フィルタ部309、左眼フィルタ部310の開閉動作を制御する(図4(c))。
<Filter section control by valid command>
The valid
以上により、本実施の形態では、受信した信号から有効なコマンドのみを自動的に抽出し、ノイズ等を除去することで、ノイズによる影響を抑制することができる。その結果、立体映像視聴用眼鏡150は、ノイズによる制御の乱れを低減することとなる。
As described above, in the present embodiment, it is possible to suppress the influence of noise by automatically extracting only valid commands from the received signal and removing noise and the like. As a result, the stereoscopic
図8は、本考案の実施例の別の例を示したもので、受信信号の受信タイミングとそれぞれの周期を示す図である。図8(a)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信する信号を時間軸上で示した図である。図8(b)は、立体映像視聴用眼鏡150が受信したそれぞれの種類のコマンドの周期を算出した図である。図8(a)には、立体映像視聴用眼鏡150を制御するための4種類のコマンドを受信しているが、第1の信号(図8(a)中、円で囲まれた番号「1」及び下付番号「1」乃至「5」で示される。)には、ノイズが混入し不定期にコマンドを受信していることを示している。以下、図8(a)中、第1の信号を表す円で囲まれた番号に対応する「11」乃至「15」の符号を用いて、第1の信号のコマンド列が説明される。この図8に示す例では、第1の信号(「11」から「15」)のコマンド列から有効なコマンドを抽出する方法を説明する。
Figure 8 shows a further example embodiment of the present invention, is a diagram showing the respective period and the reception timing of the received signal. FIG. 8A shows a signal received by the stereoscopic
コマンド受信間隔算出部312は、図8(a)に示す第1の信号(「11」から「15」)を受信すると、これらの信号の受信タイミングに基づいてそれぞれの信号の受信間隔を算出する。図8の例では、受信間隔T1−12からT1−45までの計10個の受信間隔をコマンド受信間隔算出部312は取得する。
When receiving the first signals (“1 1 ” to “1 5 ”) shown in FIG. 8A, the command reception
コマンド受信間隔算出部312は、取得したコマンド受信間隔が、あらかじめ想定されるフレームの表示時間の約2倍の時間の間隔になっているかを判定する。すなわち、例えば、立体映像が120Hzで左右の映像を表示している場合、左右それぞれのフレームの表示時間は、
1000(ms) / 120(Hz) = 8.3(ms/frame)
となり、その2倍の約16.6msに、取得したコマンド受信間隔が一致するかどうかをコマンド受信間隔算出部312は判定する。
The command reception
1000 (ms) / 120 (Hz) = 8.3 (ms / frame)
Thus, the command reception
図9は、その結果を示したもので、T1-12、T1−14、T1−24のコマンド間隔があらかじめ想定されるフレーム間隔の整数倍で受信されていることを意味しており、検査した5つの第1の信号から「11」、「12」、「14」の3つの信号が正しい制御信号であると推定することができる。 FIG. 9 shows the result, which means that the command intervals of T 1-12 , T 1-14 , and T 1-24 are received at an integer multiple of a presumed frame interval. From the five first signals examined, it can be estimated that the three signals “1 1 ”, “1 2 ”, and “1 4 ” are correct control signals.
これにより、コマンド受信間隔算出部312は、8.3(ms)の2倍となる16.6(ms)の近辺の受信間隔で受信される信号を有効コマンドとして推定する。それ以外の信号を無効な信号(ノイズ)とする。図9の結果から、コマンド受信間隔算出部312は、「11」、「12」、「14」を有効コマンドとしてグルーピングし、「13」、「15」を無効な信号(ノイズ)と判定する。つまり、コマンド受信間隔算出部312は、受信した信号の周期が、予め決まっている周期の整数倍付近となるか否かにより、信号が有効であるか否かを判定することができる。
As a result, the command reception
以上により、本実施の形態では、受信した信号から有効な信号のみを自動的に抽出し、ノイズ等を除去することで、ノイズによる影響を抑制することができる。その結果、立体映像視聴用眼鏡150は、ノイズによる制御の乱れを低減することとなる。
As described above, in the present embodiment, only the effective signal is automatically extracted from the received signal, and the influence of noise can be suppressed by removing noise and the like. As a result, the stereoscopic
なお、本実施の形態で説明した演算部304(入力切り替え部311、コマンド受信間隔算出部312、有効コマンド抽出部313、フィルタ制御部314)は、図2で示したCPU204のソフトウェアプログラムとして実現することも、FPGA等のハードウェア構成として実現することも可能である。
Note that the calculation unit 304 (the
上述された実施形態は、以下の構成を主に備える。 The above-described embodiment mainly includes the following configuration.
上述の実施形態の一局面に係る立体映像視聴用眼鏡は、外部から受信した信号の周期を算出し、算出した周期に従って有効な信号を決定するコマンド受信間隔算出部と、外部から受信した信号から前記有効な信号のみを抽出する有効コマンド抽出部と、前記抽出されたコマンドに従って、視聴者の左右両眼に入射する光量を調整する左眼フィルタ部と右眼フィルタ部とを制御するフィルタ制御部と、を備えることを特徴とする。 The glasses for stereoscopic video viewing according to one aspect of the above-described embodiment calculate a period of a signal received from the outside, and determine a valid signal according to the calculated period, and a signal received from the outside An effective command extraction unit that extracts only the effective signal, and a filter control unit that controls a left eye filter unit and a right eye filter unit that adjust the amount of light incident on the left and right eyes of the viewer according to the extracted command And.
これにより、外部からのコマンド受信がある期間に立体映像視聴用眼鏡はコマンドの受け入れを行うので、ノイズを受信する確率が低くなり、立体映像視聴用眼鏡の制御が乱される可能性を低くすることができる。 This allows the stereoscopic video viewing glasses to accept commands during a period in which a command is received from the outside, so the probability of receiving noise is low and the possibility of disturbing the control of the stereoscopic video viewing glasses is reduced. be able to.
上記構成において、前記コマンド受信間隔算出部は、外部から受信した信号の周期を信号の種類毎に算出し、該算出した周期と予め設定された周期の整数倍との差が所定の範囲内となる信号を、有効な信号と決定することが好ましい。 In the above configuration, the command reception interval calculating unit calculates a period of the signal received from the outside for each type of signal, the range difference is given an integer multiple of a preset period and periodic of the calculated Is preferably determined as a valid signal.
上記構成によれば、立体映像視聴用眼鏡は、ノイズによりその制御を乱される可能性を低減することができる。 According to the above configuration, the glasses for viewing stereoscopic images can reduce the possibility that the control is disturbed by noise.
上記構成において、前記コマンド受信間隔算出部は、外部から受信した信号の周期を信号の種類毎に算出し、該信号相互間の周期の誤差の大きさにより、有効な信号を決定することが好ましい。 In the above configuration, it is preferable that the command reception interval calculation unit calculates the period of a signal received from the outside for each type of signal, and determines an effective signal according to the magnitude of the period error between the signals. .
上記構成によれば、立体映像視聴用眼鏡は、ノイズによりその制御を乱される可能性を低減することができる。 According to the above configuration, the glasses for viewing stereoscopic images can reduce the possibility that the control is disturbed by noise.
本出願の考案は立体映像表示装置からの信号に基づいてシャッター(フィルター)の開閉制御を行う立体映像視聴用眼鏡に利用である。
The idea of the present application is used for 3D image viewing glasses that perform opening / closing control of a shutter (filter) based on a signal from a 3D image display device.
Claims (3)
外部から受信した信号から前記有効な信号のみを抽出する有効コマンド抽出部と、
前記抽出されたコマンドに従って、視聴者の左右両眼に入射する光量を調整する左眼フィルタ部と右眼フィルタ部とを制御するフィルタ制御部と、
を備える立体映像視聴用眼鏡。A command reception interval calculation unit that calculates a period of a signal received from the outside and determines a valid signal according to the calculated period;
An effective command extraction unit that extracts only the effective signal from a signal received from the outside;
A filter control unit for controlling a left eye filter unit and a right eye filter unit for adjusting the amount of light incident on the left and right eyes of the viewer according to the extracted command;
Glasses for viewing stereoscopic images.
請求項1に記載の立体映像視聴用眼鏡。The command reception interval calculation unit calculates a period of a signal received from the outside for each signal type, and a signal in which a difference between an integer multiple of the calculated period and a preset period is within a predetermined range, Determine a valid signal,
The stereoscopic image viewing glasses according to claim 1.
請求項1に記載の立体映像視聴用眼鏡。The command reception interval calculation unit calculates the period of a signal received from the outside for each type of signal, and determines an effective signal according to the magnitude of the period error between the signals.
The stereoscopic image viewing glasses according to claim 1.
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3172275U true JP3172275U (en) | 2011-12-15 |
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