JP3171955U - 水力発電装置 - Google Patents

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    • Y02E10/20Hydro energy

Abstract

【課題】小規模から中、大規模地域単位の電力を賄うことができる安価で環境に優しい水力発電装置を提供する。【解決手段】水力発電装置10は、貯留水11がオーバーフローして河川12に流れ込むダム璧13と、この下部に2つが並列する貯留水11取り入れ用の取水口14、14aと、これのそれぞれから並列して河川12の下方に傾斜する流水15通過用の水路16、16aと、これのそれぞれに1又は複数が連続して備える水車17と、これの近傍に取り付けて水車17と連結させる発電機22を有し、ダム璧13頂部から貯留水11を河川12に放出させながら取水口14、14aからの貯留水11を流速のある略一定水量の流水15とすると共に、これで水車17を回転させて発電機22を可動させ、しかも、水路16、16aの終端から排出される流水15を河川12に還元させている。【選択図】図1

Description

本考案は、山野や、谷川等に流れる比較的小規模の河川を利用して簡単な設備で小規模から中、大規模までの発電が可能な水力発電装置に関する。
従来から発電装置には、大型ダムによる高い水の落差を利用した水力発電装置や、石油、石炭、天然ガス等の燃料を熱源とする大型タービンの回転を利用した火力発電装置や、核燃料の核分裂エネルギーを利用した原子力発電装置が存在している。
しかしながら、従来の大型ダムによる高い水の落差を利用する水力発電装置は、設置場所が山中に集中せざるを得ない大型のダムの建設に費用が掛かると共に、需要先までの送電距離が長くなってそこで得られる電力量が少なくなり、電力コストの上昇を抑えることが難しくなっている。また、大型のダムの建設は、自然環境を大きく破壊することとなり、自然保護の観点からは大きく逆行することとなっている。
また、従来の石油、石炭、天然ガス等の燃料を熱源とする大型タービンの回転を利用した火力発電装置は、石油や、石炭や、天然ガス等の燃焼により大気中に排出される炭酸ガスが地球温暖化を促進することとなり、世界規模で取り組まれている地球温暖化防止の取り組みに逆行することとなっている。
更に、従来の核燃料の核分裂エネルギーを利用した原子力発電装置は、核物質に対する地震等の自然災害に対処する防災手立ての確立が充分でなく安全性に問題を残している現状となっている。
そこで、発電装置には、太陽光の光エネルギーを電気エネルギーに変換できることを利用したソーラー発電装置や、風の風力エネルギーを風車による回転エネルギーに変換させるのを利用した風力発電装置等のようなクリーンな自然エネルギーを利用する発電装置が存在している。
また、従来の発電装置には、小規模発電を目的とした小さな滝から落下する水による水車の回転エネルギーを利用する水力発電装置や、給水管や、配水管等の水パイプ内を流れる流水による水車の回転エネルギーを利用する水力発電装置等が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2011−127334号公報 実用新案登録第3117512号公報
しかしながら、前述したような従来のソーラー発電装置や、風力発電装置や、水力発電装置は、いまだ解決すべき次のような問題がある。
(1)ソーラー発電装置のための太陽光や、風力発電装置のための風力といった自然エネルギーを利用する発電装置は、エネルギーを得るのが完全に天候状態に左右されるので、大、中規模の電力を得ようとするには不安がある。また、ソーラー発電装置や、風力発電装置は、装置自体が高額である上に、発電効率が天候に左右され、得られる電力が高価なものとなっている。
(2)特開2011−127334号公報、実用新案登録第3117512号公報等で開示される小規模の電力を得ようとする水力発電装置は、日本における豊富に存在する水をエネルギーとして利用し、比較的安価で環境に優しい発電装置であるものの、個人的な使用を目的としているので、大きな規模の電力を得ようとする場合には不向きとなっている。また、特開2011−127334号公報で開示される水力発電装置は、滝といった特別な場所で得られるエネルギーを利用するものであり、限られた場所での個人的な使用に限定されている。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、小規模から中、大規模地域単位の電力を賄うことができる安価で環境に優しい水力発電装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る水力発電装置は、ダム底より3m以上の高さから貯留水がオーバーフローして河川に流れ込むダム璧と、ダム璧の下部にダム底あたりを底辺とする1〜1.5m角からなる2つが並列する貯留水取り入れ用の取水口と、取水口のそれぞれから並列して河川の下方に20〜30度の角度で傾斜する凹状深さが1.5〜2mの流水通過用の水路と、水路のそれぞれに1又は等間隔を設けて複数が連続して取り付けられる水路の高さの略2倍の直径を備える水車と、水路のそれぞれに設ける水車の近傍に水路の側壁頂部間をブリッジ状に取り付けて水車と連結させる発電機を有し、ダム璧頂部から貯留水を河川に放出させながら取水口からの貯留水を流速のある略一定水量の流水とすると共に、流水で水車を回転させて発電機を可動させ、しかも、水路の終端から排出される流水を河川に還元させている。
ここで、上記の水力発電装置は、取水口のそれぞれに貯留水の流入を堰き止めるためのシャッターが設けられているのがよい。
また、上記の水力発電装置は、水路が河川の流れに沿って蛇行、河川の川岸に沿った山の尾根や谷を伝って直線状、又はこれらの両方を含んで設けられているのがよい。
上記本考案の水力発電装置は、ダム底より3m以上の高さから貯留水がオーバーフローして河川に流れ込むダム璧と、ダム璧の下部にダム底あたりを底辺とする1〜1.5m角からなる2つが並列する貯留水取り入れ用の取水口と、取水口のそれぞれから並列して河川の下方に20〜30度の角度で傾斜する凹状深さが1.5〜2mの流水通過用の水路と、水路のそれぞれに1又は等間隔を設けて複数が連続して取り付けられる水路の高さの略2倍の直径を備える水車と、水路のそれぞれに設ける水車の近傍に水路の側壁頂部間をブリッジ状に取り付けて水車と連結させる発電機を有し、ダム璧頂部から貯留水を河川に放出させながら取水口からの貯留水を流速のある略一定水量の流水とすると共に、流水で水車を回転させて発電機を可動させ、しかも、水路の終端から排出される流水を河川に還元させているので、貯留水がダム璧からオーバーフローさせた状態での取水口からの取り入れであり、貯留水の高さによって水路に高い流速と略一定水量の流水を供給でき、連接する水車であっても効率よく回転させて発電させることができる。また、水車の設置個数は、河川の水量で容易に選定でき、貯留水のダム璧からのオーバーフローが無くならない限りは、水車を増設できるので、河川の水量に合わせて小規模から中、大規模地域単位の電力を賄うことができる発電が可能となる。更には、設置場所は、需要地域の近隣に設けることが可能であると共に、ダム自体を、小型にでき、しかも、水路を通過した流水は、水質を汚すことなく元の河川に還元させているので、自然環境へ影響を及ぼすことは全くなく安心して設けることができる。
特に、上記の水力発電装置は、取水口のそれぞれに貯留水の流入を堰き止めるためのシャッターが設けられているので、並列する水路の一方のシャッターを閉めることで、給電を停止させることなく、設備装置等のメンテナンスを行うことができる。また、貯留水が減少した場合には、一方のシャッターを閉めることで、流速と水量を減少させることなく効率よく発電を続けることができる。
また、特に、上記の水力発電装置は、水路が河川の流れに沿って蛇行させたり、河川の川岸に沿った山の尾根や谷を伝って直線状に設けられているので、狭い場所で適切な高低差がとれ、狭い場所に多くの水車を設置できると共に、水路を通過した流水を河川に容易に還元させることができる。
本考案の一実施の形態に係る水力発電装置の説明図である。
図1を参照しながら、本考案の一実施の形態に係る水力発電装置を説明する。ここに、図1は、本考案の一実施の形態に係る水力発電装置の概念的な斜視説明図である。
図1に示すように、本考案の一実施の形態に係る水力発電装置10は、日本の至る所に存在する山間の比較的小さな河川を利用して水車を回転させ小規模から中、大規模までの発電を可能とすることができる装置である。この水力発電装置10は、ダム内部のダム底より3m以上の高さの上端からダム内部に蓄えられた貯留水11がオーバーフローして河川12に流れ込むダム壁13を有している。このダム壁13は、特に、形状や、大きさ、厚み等を限定するものではないが、元々の河川12の形状、周囲の谷や山間の形状、この河川12に流れる水量等の条件に合わせて水圧に耐えると共に、後述する発電のための水エネルギーを取り入れることができる最適な形状や、大きさ、厚み等を決定するのが好ましい。
なお、ダム壁13は、ダム底からの高さがあまりにも大きくなりすぎると、この水力発電装置10を設置させる場所の選定が難しくなり、設置場所が限られ、設置のためのコストが高くなる。また、ダム壁13は、ダム底からの高さがあまりにも大きくなりすぎると、ダム壁13内に貯留水11を蓄えて貯留水11をダム壁13の上端からオーバーフローさせるのに時間が掛かると共に、天候によってはオーバーフローさせることができなくなる。従って、ダム壁13は、ダム内部のダム底より3m以上で、5m以下ぐらいにするのが好ましい。
また、上記の水力発電装置10は、ダム壁13の下部にダム底あたりが丁度底辺となるような1辺が1m〜1.5mの四角形からなる貯留水11を取り入れるための2つの取水口14、14aをダム壁13を貫通させて有している。また、この水力発電装置10は、上記の2つの取水口14、14aをそれぞれが横方向に並列するようにさせて設けている。そして、更に、この水力発電装置10は、取水口14、14aのそれぞれから並列して河川12の下方に向かって20〜30度の角度で傾斜する凹状形状で、その深さが1.5〜2mからなる2つの水路16、16aを有している。この水路16、16aは、それぞれの取水口14、14aから取り込まれる貯留水11を流水15とし、この流水15を通過させるために設けられている。
なお、ダム壁13内の貯留水11をそれぞれの取水口14、14aから取り込んだ流水15には、取水口14、14aの中心部で、(貯留水11の高さ)−(取水口14、14aの高さ×1/2)の落差、即ち、少なくとも、2.5m(3−(1×1/2)=2.5)〜2.25m(3−(1.5×1/2)=2.25)の落差による流速が掛かることとなるが、ダム壁13のダム底からの高さが3mを下まわる貯留水11では、落差が低くなり、水路16、16aを流れる流水15の流速が遅くなり、後述する発電のための所望する水エネルギーを得ることができなくなる。
また、取水口14、14aの大きさは、1辺が1mを下まわる場合には、水路16、16aを流れる流水15の流量が少なくなり、後述する発電のための所望する水エネルギーを得ることができなくなる。一方、取水口14、14aの大きさは、1辺が1.5mを超える場合には、取水口14、14aから取り込まれるダム内部の貯留水11の供給が追いつけなくなり、水路16、16aを流れる流水15の流速が遅くなって、後述する発電のための所望する水エネルギーを得ることができなくなる。更に、水路16、16aの近隣には、水路16、16aに沿って、車両が通れるような通路を設けるのが好ましい。この通路によって、後述する水車17や、発電機22のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、上記の水力発電装置10は、水路16、16aのそれぞれに1、又は等間隔を設けて複数が取り付けられる水車17を有している。この水車17は、水路16、16aの高さの略2倍の直径寸法を備え、横軸方式の回転軸18を水路16、16aの側壁頂部19の両側に設ける軸受20で支持するようにしてブリッジ状に取り付けている。そして、この水車17は、略下半分部分が水路16、16aの凹状部分内に収められるようにして、水路16、16a内を通過する流水15によって回転翼21を強力に回転させ、流水15の水エネルギーを回転エネルギーに効率的に変換させている。
なお、一般的に、水車には、回転軸を縦軸として回転翼を回転させる方式と、回転軸を横軸として回転翼を回転させる方式のものがある。上記の水力発電装置10の水車17の回転軸18の形式は、その方式を限定するものではないが、水車17のメンテナンスが容易という観点から横軸方式が好ましく、この方式を採用している。また、前記の水路16、16aの河川12の下方に向かって傾斜する角度は、20度を下まわる場合には、水路16、16aを流れる流水15の流速が遅くなって、水路16、16aに設ける水車17を回転させるための水エネルギーが確保できなくなる。特に、水路16、16aに水車17を、等間隔を設けて複数設ける場合には、水路16、16a全体を一定の流速にすることが難しくなる。一方、前記の水路16、16aの河川12の下方に向かって傾斜する角度は、30度を超える場合には、水路16、16aに水車17を、等間隔を設けて複数設けることができる地形のある場所を確保するのが難しくなる。
更に、上記の水力発電装置10は、水路16、16aのそれぞれに設ける水車17の近傍に、水路16、16aの側壁頂部19間をブリッジ状に取り付けて設ける発電機22を有している。そして、水力発電装置10は、発電機22の軸心23と、水車17の横軸方式の回転軸18との間をVベルトや、チェーン等で水路16、16aの延設方向に対して略並行になるように連結させて水車17の回転エネルギーを発電機22に伝達させて発電を行っている。この発電は、水路16、16aを通過する水エネルギーによって発生した水車17の回転エネルギーで発電機22を回転させ、これで電気エネルギーを得るという構図になっている。この発電機22は、水路16、16aのそれぞれに設ける水車17の近傍に設けている。あるいは、水路16、16aのそれぞれに設ける水車17が複数からなる場合には、その中間点辺りに設けている。また、発電機22は、1つの発電機22を1つの水車17で稼動させてもよく、1つの発電機22を複数の水車17で稼動させてもよい。なお、発電機22には、防水カバー等の防水対策設備を施し、冠水からの保護をすることが好ましい。
上記の水力発電装置10は、ダム壁13頂部から貯留水11をオーバーフローさせて河川12に放出させながら、取水口14、14aからの貯留水11を流速のある略一定水量の流水15としている。これと共に、水力発電装置10は、流水15で水車17を回転させて発電機22を可動させている。しかも、水力発電装置10は、水路16、16aの終端から排出される流水15を河川12に還元させている。この水力発電装置10は、需要地に比較的近隣で豊富に得られる水を用い、簡単な設備と、全く環境に悪影響を及ぼさない水車17で発電機22を可動させて発電を行っているので、環境を損なわないようにしてクリーンで、安価な小規模から中、大規模地域単位の電気エネルギーを容易に賄うことができる。
上記の水力発電装置10においては、ダム壁13を貫通させて設ける取水口14、14aのそれぞれに、ダム壁13内部に蓄えられた貯留水11の水路16、16aへの流入を堰き止めるためのシャッター(図示せず)が設けられているのがよい。このシャッターによって、水力発電装置10は、一方のシャッターを開放して発電を行い給電を継続させながら、他方のシャッターを閉じることで、他方側の設備装置等のメンテナンスを容易に行うことができる、また、このシャッターによって、水力発電装置10は、ダム壁13内部の貯留水11が減少して両方の水路16、16aへの供給ができなくなった場合には、いずれか一方のシャッターを閉じることで、他方側の水路16、16aの流水15の流速と水量を減少させること発電を効率よく継続させることができる。
また、上記の水力発電装置10においては、水路16、16aが河川12の流れに沿って蛇行させて設けられているのがよい。又は、上記の水力発電装置10においては、水路16、16aが河川12の川岸に沿った山の尾根や谷を伝って直線状に設けられているのがよい。あるいは、上記の水力発電装置10においては、水路16、16aがこれらの河川12の流れに沿って蛇行や、河川12の川岸に沿った山の尾根や谷を伝って直線状の両方を含んで設けられているがよい。このような水路16、16aによって、水力発電装置10は、水路16、16aを狭い場所に適切な高低差をとって設けることができ、狭い場所に多くの水車17を設置できると共に、水路16、16aを通過した流水15を元の河川12に容易に還元させることができ、クリーンな電気エネルギーを容易に得ることができる。
本考案の水力発電装置は、日本国内に豊富に存在する安全で、クリーンな水資源を利用して、環境を汚染しない電力を、水路に設ける水車の数によって、小規模地域から中、大規模地域単位までに供給できる水力発電装置として利用することができる。
10:水力発電装置、11:貯留水、12:河川、13:ダム壁、14、14a:取水口、15:流水、16、16a:水路、17:水車、18:回転軸、19:側壁頂部、20:軸受、21:回転翼、22:発電機、23:軸心

Claims (3)

  1. ダム底より3m以上の高さから貯留水がオーバーフローして河川に流れ込むダム璧と、該ダム璧の下部に前記ダム底あたりを底辺とする1〜1.5m角からなる2つが並列する前記貯留水取り入れ用の取水口と、該取水口のそれぞれから並列して前記河川の下方に20〜30度の角度で傾斜する凹状深さが1.5〜2mの流水通過用の水路と、該水路のそれぞれに1又は等間隔を設けて複数が連続して取り付けられる前記水路の高さの略2倍の直径を備える水車と、前記水路のそれぞれに設ける前記水車の近傍に前記水路の側壁頂部間をブリッジ状に取り付けて前記水車と連結させる発電機を有し、前記ダム璧頂部から前記貯留水を前記河川に放出させながら前記取水口からの前記貯留水を流速のある略一定水量の前記流水とすると共に、該流水で前記水車を回転させて前記発電機を可動させ、しかも、前記水路の終端から排出される前記流水を前記河川に還元させていることを特徴とする水車発電装置。
  2. 請求項1記載の水車発電装置において、前記取水口のそれぞれに前記貯留水の流入を堰き止めるためのシャッターが設けられていることを特徴とする水車発電装置。
  3. 請求項1又は2記載の水車発電装置において、前記水路が前記河川の流れに沿って蛇行、前記河川の川岸に沿った山の尾根や谷を伝って直線状、又はこれらの両方を含んで設けられていることを特徴とする水車発電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013055061A1 (ko) * 2011-10-10 2013-04-18 Song Tae-Won 복수의 터빈과 유로를 이용한 수력 발전 장치
CN113882990A (zh) * 2021-11-05 2022-01-04 李桂江 动能水力发电站
JP7206916B2 (ja) 2019-01-04 2023-01-18 中国電力株式会社 越流量調整装置および越流量調整方法

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