JP3171693U - 回転積み木装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】面白い競い合いと脳トレーニング効果がある回転積み木装置を提供する。【解決手段】この装置は積み木とプレートとを備える。積み木は2〜8個の正立方体ユニットからなり、少なくとも8個の稜角と12本の稜線があり、稜角はすべて外に突き出す丸いボールになっている。プレートは等間隔に複数の正方形アレーの位置決め穴が設けられる。各位置決め穴の間の距離は積み木の正立方体ユニットの各辺の長さに等しい。積み木をプレート上のスタート地点とするいずれか2個の位置決め穴の上に置き、プレート上を前後又は左右に90度回転し、数回の回転を経て、ゴール位置へ移動する。【選択図】図1

Description

本考案は、知育玩具として使用する回転積み木装置に関し、特に、積み木は正立方体ユニットの組合せ構造を有し、この積み木をプレートの上で回転移動させることをゲームの主軸とする回転積み木装置に関する。
一般的な知育玩具としての積み木ゲームは、積み木を平面的に組合せたり立体的に積み重ねたりすることによって行われるが、この種の積み木ゲームを多様化にするために、本考案者は、回転積み木を考案した。回転積み木は、その名前の通り、積み木をプレートにおいて、スタート地点から、数回の回転を経て、ゴール地点に到着させるという形式で、プレイヤーの頭脳力により、積み木を一番少ない回転数で移動を完成させる、脳トレーニングゲームである。
ところで、このような回転積み木を実現しようとすると、積み木をプレートの上で回転させる場合に、積み木の回転方向及び回転角度、積み木の形状、プレートの形状、面積、プレート上の障害物などを考慮に入れた回転積み木装置を提供する必要がある。
(1)積み木の回転方向
積み木を例えば縦向きに回転させる場合、積み木を一方の軸線(X軸)に対して直交して、他方の軸線(Y軸)に対して並行に回転させることになり、また、斜め向きに回転させる場合は、積み木を45度斜め方向に回転させることになるが、この積み木の回転方向はゲームの遊び方と難易度に密接に関わる問題である。
(2)積み木の回転角度
積み木が正方体(立方体)の場合、積み木の毎回の回転角度は90度で、積み木がシート状(平板状)の場合、積み木の毎回の回転角度は180度となるが、この積み木の回転角度は、ゲームの遊び方と難易度に密接に関わる問題である。
(3)積み木の形状
積み木は複数のユニットからなり、ユニットの形状は正方体、球体、その他各種の形状がある。このユニットの形状が異なると、組み立てられた積み木の形状もまた異なり、このユニットの数が異なると、組み立てられた積み木の体積もまた異なるものとなるが、この積み木の形状は、ゲームの遊び方と難易度に密接に関わる問題である。
(4)プレートの形状、面積
プレートは、積み木を限られた範囲で回転させるのに供せられるものであり、方形、長方形、三角形、その他各種の形状がある。プレートの形状、面積により、積み木の回転移動範囲が異なるものとなるが、このプレートの形状、面積はゲームの遊び方と難易度に密接に関わる問題である。
(5)障害物の設置
プレートの上に、積み木の回転を止める障害物が設けられると、積み木を回転移動しにくくなって、ゲームが面白くなる。この障害物の設置はゲームの遊び方と難易度に密接に関わる問題であり、障害物の位置と障害物の数は、事前に計画しておく必要がある。
本考案は、上記の5つの問題点を考慮に入れて、様々な遊び方で、ゲームの面白さを高め、また、ゲームの持つ難易度により、プレイヤーに脳力トレーニングを行わせ、頭を鍛えることのできる、積み木をプレートの上で回転移動させる形式の回転積み木装置を提供すること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の回転積み木装置は、
積み木(10)と積み木の回転に供するプレート(20)を備えてなり、
該積み木(10)は、2〜8個の正立方体ユニットからなり、少なくとも8個の稜角、12本の稜線があり、また、該稜角はすべて、外に突き出した丸いボール(11)が設けられ、各丸いボール(11)は同一外径に設けられており、
該プレート(20)のプレート面に、等間隔で複数の正方形アレーの位置決め穴(21)が設けられ、該位置決め穴(21)は浅いカーブ穴で、2個の位置決め穴(21)間の距離(b)は、積み木(10)の正立方体ユニットの各辺の長さ(a)に等しい距離に設けられるため、積み木(10)の丸いボール(11)と位置決め穴(21)は対応して嵌め合うように設けられ、丸いボール(11)の底側にある各丸いボール(11)が位置決め穴(21)に嵌め込まれることにより、積み木(10)が安定して、プレート(20)の上に置かれるようになり、
また、該積み木(10)は、各稜線の両端にある2個の丸いボール(11)の中心点から引いた線を回転軸として、プレート(20)の上で、いずれかの2個の位置決め穴(21)に嵌められたあと、90度前後または左右に回転される、
ことを特徴とする。
また、本考案の回転積み木装置は、各部に次のような構成を備えることが好ましい。
第1に、該プレート(20)のプレート面に、積み木(10)の回転を止める突出しブロック(22)が設けられ、該突出しブロック(22)は、いずれかの4個の隣接した正方形アレーにある位置決め穴(21)の間に設けられ、そして、突出しブロック(12)の占める面積は、積み木(10)の正立方体ユニットの単一面の面積に等しい。
第2に、該積み木(10)は、突出しブロック(22)に対応するための切り込み(12)が設けられ、該切り込み(12)は開放式切り込みで、切り込み(12)の面積は、1または2個の正立方体ユニットの単一面の面積に等しく、該切り込み(12)により、積み木(10)が回転している時に、対応する突出しブロック(22)が避けられる。
第3に、該プレート(20)において、隣接した4個の正方形アレーの位置決め穴(21)間に透かし穴(23)が形成され、プレート(20)の底部にカード(30)が設けられ、カードの表面に複数の標記(31)が印刷され、透かし穴(23)からカード(30)の表面における対応の標記(31)が見られ、また、少なくとも、2個の標記(31)をゲームの時に、積み木(10)の回転を止めるための仮想突出しブロック(32)として用いられるが、2個の該仮想突出しブロック(32)は、標記(31)が丸印内に表示されている。
第4に、該プレート(20)は透明体で、プレート(20)の底部にカード(30)が設けられ、カードの表面に複数の標記(31)が印刷され、透明のプレート(20)から、カード(30)の表面にある標記(31)が見られ、また、各標記(31)は、隣接した正方形アレーにある四個の位置決め穴(21)の間に対応するように設けられ、それに、少なくとも、2個の標記(31)をゲームの時に、積み木(10)回転を止めるための仮想突出しブロック(32)として用いられるが、該2個の仮想突出しブロック(32)は、標記(31)が丸印内に表示されている。
第5に、該プレート(20)の下に、カードボックス(40)が増設され、該カードボックス(40)の中に、数枚のカード(30)を平らに重ねることができ、一番上のカード(30)は、プレート(20)の底部に対応するように設けられている。
第6に、該カードボックス(40)の内底面は、プレート(20)に対応するように設けられ、内底面の上に積み木(10)が嵌め込み、位置決められるためのフレームスロット(41)が設けられ、それにより、積み木(10)がカードボックス(40)内に収納されることになり、該数枚のカード(30)は、フレームスロット(41)と積み木(10)の上に重ねられるように設けられている。
第7に、該プレート(20)の上に、プレート(20)を覆うための上蓋(50)が増設され、該上蓋(50)の内底面に積み木(10)が嵌め込み、位置決められるためのフレームスロット(41)が設けられ、積み木(10)が上蓋(50)内に収納されることになる。
第8に、該積み木の12本の稜線は、外に突き出したアークバー(13)に取って代わられるが、また、該プレート(20)の位置決め穴(21)の間がアーク溝(25)で連結し、該アークバー(13)とアーク溝(25)が相互に対応し、嵌め合うように設けられている。
第9に、該積み木(10)は、上下両面があり、その幅(W)は2個の位置決め穴(21)間の距離(b)となり、形状はそれぞれ、次の中から選ばれるが、第一積み木(101)は、2個の正立方体ユニットが並列している長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代わられるが、
第二積み木(102)は、3個の正立方体ユニットが並列している長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代わられるが、第三積み木(103)は、4個の正立方体ユニットからなる長方体で、下段は2ユニット、上段は2ユニットで、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代わられるが、第四積み木(104)は、6個の正立方体ユニットからなる長方体で、下段は計3ユニット、上段は計3ユニット、該積み木の上下両面は計8個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代わられるが、第五積み木(105)は、8個の正立方体ユニットからなる長方体で、下段は計4ユニット、上段は計4ユニット、該積み木の上下両面は計8個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代わられるが、第六積み木(106)は、5個の正立方体ユニットと1ユニットの開放式切り込み(12)からなり、下段は計3ユニットが並列し、上段にも3ユニットがあり、しかし、中央部に1ユニットが足らず、上下両面の周辺は計12個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代わられるが、第七積み木(107)は、6個の正立方体ユニットと2ユニットの開放式切り込み(12)からなり、下段は計4ユニットが並列し、上段にも4ユニットがあり、しかし、中央部に2ユニットが足らず、該積み木の上下両面は計12個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代わられるが、第八積み木(108)は、7個の正立方体ユニットと1ユニットの開放式切り込み(12)からなり、下段は計4個のユニットが並列し、上段にも4ユニットがあり、しかし、中央部に右向きに1ユニットが足らず、該積み木の上下両面は計12個の稜角があり、そして、外に突き出した丸いボール(11)に取って代られるように設けられている。
本考案は上記の構成により次のような効果を奏する。
第1に、各積み木(10)は、2〜8個の正立方体ユニットからなり、少なくとも8個の稜角、12本の稜線があり、そして、稜角は、外に突き出した丸いボール(11)に取って代えられ、正立方体ユニットの各辺の長さは、プレート(20)での2個の位置決め穴(21)間の距離に等しい距離であるため、積み木(10)の丸いボール(11)はそれぞれ、プレート(20)での位置決め穴(21)に対応して嵌められるようになる。
第2に、積み木(10)の底側にある各丸いボール(11)がプレート(20)での位置決め穴(21)に嵌め込まれることにより、積み木(10)が安定してプレート(20)の上に置かれることになり、積み木(10)は、その中の2個の丸いボール(11)の中心点から引いた線を回転軸として、プレート(20)のいずれかの2個の位置決め穴(21)の上で回転でき、毎回の回転角度は90度である。
第3に、プレート(20)の上に、積み木(10)の回転を止めるための突出しブロック(22)が設けられ、突出しブロック(22)の数が多いほど、積み木(10)が受ける阻害が多くなり、逆の場合は、その受ける阻害が少なくなり、突出しブロック(22)の増減により、積み木(10)の回転の難易度が増減され、脳トレーニング効果が高められる。
第4に、積み木(10)は、突出しブロック(22)に対応するための切り込み(12)が設けられ、それにより、プレート(20)上の突出しブロック(22)を避けられ、異なるゲーム効果が生まれ、ゲームの面白さが高まる。
第5に、プレート(20)は、4個の位置決め穴(21)の間に1個の透かし穴(23)が形成され、また、プレート(20)の底部にカード(30)が設けられ、カードの表面に複数の標記(31)が印刷され、標記(31)はそれぞれ、プレート(20)の透かし穴(23)の下に対応するように設けられ、少なくとも、2個の標記(31)は、ゲームの時に、積み木(10)の回転を止めるための仮想突出しブロック(32)として用いられ、それにより、積み木の回転は難易度があり、そこから娯楽と面白さが生まれる。
第6に、プレート(20)は透明体で、プレート(20)の底部にカード(30)が設けられ、カードの表面に複数の標記(31)が印刷され、透明のプレート(20)から、カード(30)の表面にある標記(31)が見られ、また標記(31)はそれぞれ、4個の位置決め穴(21)の間に対応するように設けられ、それに、2個の標記(31)は、ゲームの時に、積み木(10)の回転を止めるための仮想突出しブロック(32)として用いられ、それにより、積み木の回転は難易度があり、そこから娯楽と面白さが生まれる。
第7に、カード(30)は数枚設けられ、各カード(30)の2個の仮想突出しブロック(32)は位置が異なり、そして、プレート(20)の下に、カード(30)を重ねるためのカードボックス(40)が増設され、プレイヤーがいつでも、カードボックス(40)内のカード(30)を取り替えるように設けられ、取り出したカード(30)を、プレート(20)の底面に近づくように一番上に置き、それにより、プレイヤーがそれを見ることができるが、それに、該プレート(20)を覆う上蓋(50)が設けられ、それにより、保護やほこり防止の効果が達成される。
第8に、カードボックス(40)または上蓋(50)の内壁面に、フレームスロット(41)、(51)が設けられ、それにより、積み木(10)が嵌め込み、位置決められ、積み木(10)がカードボックス(40)又は上蓋(50)内に収納され、積み木を隠し、紛失を防ぐ効果が達成される。
本考案の一実施の形態における回転積み木装置を示す分解斜視図 同回転積み木装置の積み木とプレートの対応関係を示す図 同回転積み木装置の積み木とプレートの対応関係を示す図 同回転積み木装置の積み木を構成する1個の正立方体ユニットのイメージを示す図 同回転積み木装置の動作例として、プレート上で積み木を回転移動させる状態を示す図 同回転積み木装置の動作例として、プレート上での積み木の移動位置のイメージを示す図 同回転積み木装置の動作例として、プレート上での積み木の移動位置のイメージを示す図 同回転積み木装置のプレートの上に突出しブロックを設けた場合のイメージを示す図 同回転積み木装置のプレートの上に突出しブロックを設け、このプレートの上で積み木を突出しブロックを避けながら移動させる状態のイメージを示す図 同回転積み木装置のプレートの上に突出しブロックを増設した場合のイメージを示す図 同回転積み木装置に採用されるカードを示す斜視図 同回転積み木装置の、特にカードとプレート、積み木を組合せる状態のイメージを示す斜視図 同回転積み木装置の、特にカードとプレート、積み木を組合せた後の状態のイメージを示す平面図 同回転積み木装置の、特にカードとプレート、積み木を組合せた後の状態で、プレイヤーがカードを肉眼で見るときのイメージを示す図 同回転積み木装置の、特にプレートのみを別のプレートに代えて、プレイヤーがカードを肉眼で見るときのイメージを示す図 同回転積み木装置の、特にカードと別のプレート、積み木を組合せる状態のイメージを示す斜視図 同回転積み木装置の、特にカードと別のプレート、積み木を組合せた後の状態のイメージを示す平面図 同回転積み木装置の、特にプレートに上蓋、カードボックスを組合せた状態のプレート、上蓋が開時の斜視図 同回転積み木装置の、特にプレートに上蓋、カードボックスを組合せた状態のプレート、上蓋が閉時の斜視図 同回転積み木装置の、特にプレートに上蓋、カードボックスを組合せた状態の断面図 同回転積み木装置の、特にプレートと別のカードボックスを組合せる状態を示す斜視図 同回転積み木装置の、特にプレートと別のカードボックスを組合せた後の状態を示す斜視図 同回転積み木装置の、特にプレートと別のカードボックスを組合せた後の状態を示す断面図 同回転積み木装置に採用される8個の積み木を示す斜視図
次に、この考案を実施するための形態について図を用いて説明する。図1に本考案の回転積み木装置を示している。この図1には、1個の積み木10が図示されているが、この積み木10は、回転積み木装置に使用する積み木群の一個で、代表例として示されている。積み木はすべて、2〜8個の正立方体ユニット、言い換えれば、少なくとも2個、最大8個の正立方体ユニットからなり、少なくとも8個の稜角、12本の稜線がある。そして、この積み木10では、稜角はすべて外に突き出す丸いボール11に取って代わり、各丸いボール11が同一外径により形成され、また、稜線はすべて外に突き出すアークバー(13)に取って代わり、各アークバー13が同一外径により形成される。また、図1には、プレート20が図示されている。プレート20はプレート面に等間隔に複数の正方形アレーの位置決め穴21が設けられる。これらの位置決め穴21は浅いカーブ穴で、丸いボール11が局所で嵌め込まれて、積み木10が安定してプレート20の上に置かれるようになっている。
ここで正立方体ユニットは、図4に示すように、同じ面積の6面があり、各辺の長さaは同じであり、本考案は、その他の異なる形状のユニットの実施を除いて行われ、この正立方体ユニットでは、毎回の回転は90度で行い、180度回転の可能性は除かれる。
図1、図2及び図3に示すように、積み木10は、2個の正立方体ユニットからなり、正立方体ユニットの各辺の長さaは、プレート20での2個の位置決め穴21間の距離bに等しく、その長さの関係はa=bで、これにより、積み木の丸いボール11が、プレートの位置決め穴21に対応して嵌められるようになっている。
積み木の形状はそれぞれ異なり、図24に例示したとおり、8つの異なる形状の積み木(101〜108)がある。各積み木の幅Wは同じで、幅Wは正立方体ユニットの辺の長さaに等しく、また、2個の位置決め穴21間の距離bに等しく、この関係は数学的に、W=a=bと表示される。
また、各積み木は長さLと高さHが異なる。長さについて言えば、積み木101、103の場合、長さLは2個の正方体ユニットの辺の長さaに等しく、また、3個の位置決め穴21間の距離bに等しく、この関係は数学的に、L=2a=2bと表示される。
積み木102、104、106の場合、長さLは、3個の正方体ユニットの辺の長さaに等しく、4個の位置決め穴21間の距離に等しく、この関係は数学的に、L=3a=3bと表示される。
積み木105、107、108の場合、長さLは、4個の正方体ユニットの辺の長さaに等しく、5個の位置決め穴21間の距離に等しく、この関係は数学的に、L=4a=4bと表示される。
高さについて言えば、積み木101、102の場合、高さHは、1個の正方体ユニットの辺の長さaに等しく、また、2個の位置決め穴21間の距離に等しく、この関係は数学的に、H=a=bと表示される。
積み木103〜108の場合、高さHは、2個の正方体ユニットの辺の長さaに等しく、また、3個の位置決め穴21間の距離に等しく、この関係は数学的に、H=2a=2bと表示される。
プレート20の位置決め穴21は各位置決め穴21間のアーク溝25により連接され、アーク溝25はちょうど、積み木のアークバー13に対応するように形成されて、アークバー13がアーク溝25内に嵌め込まれた状態で積み木が回転するようになっている。積み木にアークバー13を設けない場合は、アーク溝25を設ける必要がない。
積み木10は、各稜線の両端にある2個の丸いボール11の中心点から引いた線を回転軸として、プレート20におけるいずれか2個の位置決め穴21に合わせて、90度の回転が行われ、180度又はその他の角度の回転は行われない。図5の(1)〜(6)に示すように、符号Aは積み木10のスタート位置、符号Bは積み木10のゴール位置で、これらのスタート位置とゴール位置は、プレイヤーが自ら決められる。積み木10は、スタート位置Aから、90度の回転を数回経て、ゴール位置Bに着くようにするが、実際は、スタート位置Aからゴール位置Bに着くまでの解き方はいろいろあり、一番少ない回転数で完成させれば勝ちとする。なお、図5はこのゲームの唯一の解き方ではなく、このゲームの解き方の一つであり、また、スタート位置Aとゴール位置Bが変わると、解くための難易度も異なってくる。
以上説明したように、これらの積み木10は、その特徴として、
(1)各積み木は長方体で、少なくとも2個の正方体ユニットからなり、
(2)各積み木の毎回の回転角度は90度で、
(3)各積み木は縦向き運動のみ、すなわち前後または左右に回転可能で、斜め45度の回転を不可能とし、
(4)各積み木の回転時、各稜線の両端にある2個の丸いボール11の中心点から引いた線を軸として、プレート20のいずれか2個の位置決め穴21上で回転するようになっている。
積み木10の稜角は、外に突き出した丸いボール(11)になっているため、次のような効果がある。
(1)丸いボールは、プレート20の位置決め穴21内に容易に嵌め込まれ、嵌め込まれた後、積み木10の表面は、プレート20の表面と平行に、また面で接触されるようになる。
(2)位置決め穴21は浅いカーブ穴で、丸いボールは浅いカーブ穴にあることで、摩擦抵抗力が小さくて、回転しやすい。
(3)丸いボールは、位置決め穴21内に位置決めされ、簡単に移動したりせず、プレート20が揺れたりしても、丸いボール11が安定して位置決め穴21内に置かれる。
(4)外に突き出した丸いボール11は安全、保護機能を果たし、積み木10の稜角が完全に外部に露出せず、擦り傷などの発生が避けられる。
また、積み木10の稜線が、外に突き出したアークバー13により形成されているため、次のような効果がある。
(1)アークバー13は、プレート20のアーク溝25内に容易に嵌め込まれ、嵌め込まれた後、積み木10の表面は、プレート20の表面と平行に、また、面で接触されるようになる。
(2)アークバー13は、アーク溝25内にあると、簡単に移動せず、プレート20が揺れたりしても、アークバー13が安定してアーク溝25内に置かれる。
(3)外に突き出したアークバー13は、安全、保護機能を果たし、積み木10の稜線が完全に外部に露出せず、擦り傷などの発生が避けられる。
図6、図7に積み木がプレート上を移動しているときのイメージを示している。図6では、プレート20における積み木10のスタート位置Aとゴール位置Bが対角線上にあり、図7では、プレート20における積み木10のスタート位置Aとゴール位置Bが対角線上にあらず、それぞれ異なる位置にある。これら二つの例示を見て分かるように、スタート位置Aとゴール位置Bの位置はプレート20上でいずれの位置を指定してもよく、上述した例示(図6、図7)制限されることがなく、スタート位置Aとゴール位置Bはプレイヤーが自ら決められる。そして、プレイヤーが積み木10をスタート位置Aからゴール位置Bに移動したときに、ゲームが完了となり、二人のプレイヤーがプレーする場合、回転数が少ない方が勝ち、又はゲーム完了時間が一番短い方が勝ちであり、このようなゲーム形式によれば、柔軟性があり、面白さが多く、相互の競合が可能となり、脳トレーニングを行え、頭を鍛えることができる。
図8にプレートの上に突出しブロックを設けたときのイメージを示している。図8に示すように、プレート20のプレート面に、積み木10の回転を止めるための突出しブロック22が2個設けられる。これら突出しブロック22は4個の位置決め穴21の間にあり、これら突出しブロック22の占める面積は、正立方体ユニットの単一面の面積に等しい。
この場合、突出しブロック22の形状は制限されることがないが、高さは正立方体ユニットの辺の長さaを超えないこととする。突出しブロック22の数は少なくとも1個必要で、必要に応じて増加してもよく、数量が多いほど、プレート20上における積み木10が受ける障害が多くなって、ゲームの難しさが高くなる。突出しブロック22の設定位置は固定しても、固定しなくてもよいが、固定しない場合は、プレート(20)の上の好きな位置に置けばよい。
この突出しブロック22は、ゲームの時の障害物に相当するもので、積み木10の回転をよりうまく行わせるため、また、ゲームの面白さを高めるため、考案者は、図9に示すように、積み木10に切り込み12を増設した。この場合、積み木10は、5個の正立方体ユニットからなり、開き口が外向きに設けられる1個の切り込み12があり、切り込み12の面積は、正立方体ユニットの単一面の面積に等しく、突出しブロック22の面積に等しいので、切り込み12の面積の範囲に、突出しブロック22を収納することができ、積み木10を回転しているときに、突出しブロック22に遭った場合、切り込み12によって突出しブロック22を避けて、直接に通るようにし、それを避けられない場合は、突出しブロック22の両側へ回って通らなければならない。ゴール位置Bに着くと、ゲーム終了となる。なお、図中の積み木10’はゲーム終了時の最終位置にある。
図10にプレート上に突出しブロックを増設したときのイメージを示している。この場合、図9をもとにして、プレート20の上に2個の突出しブロック22を増設し、突出しブロック22の数量は計4個とした。積み木10をスタート位置Aからゴール位置Bへ移動するとき、この4個の突出しブロック22を避けて行わなければならない。そこで、積み木10は突出しブロック22の両側から通るか、又は切り込み12によって突出しブロック22を避けて通ることになる。この場合、ゲームの難しさは図9の場合よりも高い。
以上の説明から分かるように、プレート上に突出しブロック22を設置すると、ゲームの難しさが突出しブロック22の未設置の場合に比べて高くなり、また、突出しブロック22の数量が多いほど、ゲームがより難しくなる。加えて、積み木10は、2〜8個の正立方体ユニットからなり、正立方体の組合せ数量が多いほど、積み木10の体積が大きくなって、ゲームが更に難しくなり、また、積み木10に切り込み12を設けることで、ゲームの面白さがさらに高くなる。
突出しブロック22をプレート20上で自由に移動させるために、突出しブロック22を移動可能部品として設けているが、言い換えれば、突出しブロック22の位置をプレート20上で変更できるように、図10に示すように、プレート20には、4個の正方形アレーの位置決め穴21の間に、貫通した透かし穴23が設けられ、突出しブロック22の底部を透かし穴23内に嵌めこんで、固定できるようにしている。この固定は幾つかの方法があるが、本考案の求める要点ではないので、ここでそれ以上述べないことにする。このようにして突出しブロック22を、透かし穴23から取り出して、位置を変えることができるようにしたので、ゲームのときに、異なる脳トレーニング効果がある。
突出しブロック22は、障害物としてプレート20上に設けられるが、これについて、以下のように実施することができる。図11に示すカード30は、正面及び/又は背面に複数の標記31が印刷される。これらの標記は、アラビア数字または符号で、この場合、アラビア数字にしてある。これらの標記31から2個又は複数の標記を、ゲームのときの積み木の回転を止めるための仮想突出しブロック32として選び出す。ここで仮想突出しブロック32は、アラビア数字が丸印内に表示される。このカード30は、プレート20に合わせて使用される。実施方法は、次のとおりである。
図12にカード、プレート及び積み木の組合せのイメージを示し、図13にその使用状態を示している。図12に示すように、カード30は、プレート20の底部に置かれ、カード30の表面にある複数の標記31がちょうど、それぞれの透かし穴23の下に対応するように設けられている。これにより、プレイヤーは肉眼で、透かし穴23から、カード30の表面にある標記31と仮想突出しブロック32を見ることができる。したがって、図14に示すように、積み木10がプレート20上で回転されていき、仮想突出しブロック32に遭ったときに、積み木10を切り込み12によってそれを避けて通るか、又は積み木10を仮想突出しブロック32の両側から通るようにすることになる。このことから分かるように、実体の突出しブロック22は、カード30の仮想突出しブロック32に取って代わり、突出しブロック22と同様に使用される。
図15にプレイヤーが肉眼で、プレートの底部にあるカードを見るときのイメージを示している。この場合、図14の場合と異なり、プレート20は透かし穴がないが、透明なプラスチック材質であり、カード30をプレート20の底部に置くと、カードの表面にある標記31がすべて、隣接した正方形アレーの4個の位置決め穴21間に対応するように設けられており、これにより、プレイヤーが肉眼で、プレート20からカード30表面にある標記31と仮想突出しブロック32を見ることができる。以下、その詳しい構造について説明を続ける。
図16に示すように、カード30はプレート20の底部に設けられ、カード30の表面にある複数の標記31が隣接する正方形アレーの4個の位置決め穴21間に対応するように設けられている。そして、図17に示すように、プレート20とカード30を組み合わせると、プレイヤーが肉眼で、プレート20からカード30の表面にある標記31と仮想突出しブロック32を見ることができる。このようにして仮想突出しブロック32が上述した実体の突出しブロック22取って代わり、実体の突出しブロック22と同様に用いられる。
このように突出しブロック22と仮想突出しブロック32は積み木10の回転を止めるための障害物として用いられるが、スタート地点と終了地点としても用いることができる。例えば、図9では、2個の突出しブロック22をそれぞれプレート20上における積み木10のゲームのスタート地点と終了地点としているが、それと同じように、仮想突出しブロック32をプレート20における積み木10のスタート地点と終了地点としてもよい。
図18は、プレートと、カードボックス、及び上蓋の組合せを示し、図19はその組合せ後の収納状態を示し、図20はその断面を示している。カード30は数枚あり、これらのカード30はカードボックス40内にきれいに収納され、集中的に保管される。カードボックス40はプレート20の底部に設けられ、また、上蓋50はプレート20を覆うように設けられる。上蓋50は防塵機能のほかに、内壁にフレームスロット51があり、このフレームスロット51に各積み木10が収納され、抜けることなく、位置決めされるようになっている。また、プレート20、カードボックス40、上蓋50は一側が結合され、他方側は結合されないようになっている。この結合は従来の周知の技術なので、ここでそれ以上述べないことにする。上蓋50は開閉機能があり、プレート20も同様に開閉機能があり、この三者を閉じたとき、図19に示すように、携帯可能なケース体になり、また、図20に示すように、複数の積み木10、突出しブロック22、数枚のカード30がすべて携帯可能なケース体に収納され、簡単に収納、保管できるほか、積み木とカードの紛失も避けられる。
図21〜図23にプレートとカードボックスの組合せのまた別の実施例を示している。この実施例では、図18〜図20の示すものと異なり、上蓋50がなく、カードボックス40の内部底面には、積み木10を嵌め込み、位置決めするためのフレームスロット41が設けられて、積み木10はカードボックス40内に収納され、数枚のカード30がフレームスロット41と積み木10の上に重ねられるようになっている。この場合、カードボックス40の深さは、上述した実施例の場合より大きくなっている。フレームスロット41の数量は、積み木10の使用個数により設けられるが、例えば、形状の異なる2個の積み木10だけを用いる場合、フレームスロット41は2個だけ必要である。この例からわかるように、上蓋50がない場合でも、携帯可能なケース体になる。
この回転積み木装置では、積み木は多くの実施形態があり、図24に形状の異なる8個の積み木10を例示してある。これらの積み木10は、上下両面があり、幅Wは2個の位置決め穴21間の距離bに等しく、形状は次の(A)〜(H)の中から選ばれる。
(A)第1積み木101は、2個の正立方体ユニットが並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
(B)第2積み木102は、3個の正立方体ユニットが並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
(C)第3積み木103は、4個の正立方体ユニットが下段に2個、上段に2個それぞれ並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
(D)第4積み木104は、6個の正立方体ユニットが下段に3個、上段に3個それぞれ並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
(E)第5積み木105は、8個の正立方体ユニットが下段に4個、上段に4個それぞれ並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
(F)第6積み木106は、5個の正立方体ユニットが下段に3個並列配置され、上段に3個の並列配置に対して中央部の1個が足りない状態に両端に2個配置されて、上段中央に正立方体ユニット1個分の開放式切り込み12を有してなる立体形状で、上下両面の周辺は計12個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
(G)第7積み木107は、6個の正立方体ユニットが下段に4個並列配置され、上段に4個の並列配置に対して中央部の2個が足りない状態に両端に2個配置されて、上段中央に正立方体ユニット2個分の開放式切り込み12を有してなる立体形状で、上下両面の周辺は計12個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
(H)第8積み木108は、7個の正立方体ユニットが下段に4個並列配置され、上段に4個の並列配置に対して中央部の右側の1個分が足りない状態に一端に1個、他端側に2個配置されて、上段中央の右側に正立方体ユニット1個分の開放式切り込み12を有してなる立体形状で、上下両面の周辺は計12個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール11によって形成される。
積み木の12本の稜線はすべて、外に突き出したアークバー13に取って代わり、アークバー13を設置しない場合より設置したほうがよい。また、各積み木の上、下の二表面には丸い突起14が増設され、ユニーク性が高められ、美的センスと手触りがよく、滑り止め効果があるので、設置しない場合より設置した方が優れている。
3個の切り込み12を持つ積み木106、107、108は、ゲームの難易度から言えば、第8積み木108の方が難しく、第6積み木106の方が簡単であり、また、第4積み木104と第6積み木106の形状は同じ、第5積み木105と第7、第8積み木107、108の形状は同じであるが、第4積み木104のゲームは、第6積み木106の場合より難しく、第5積み木105のゲームは、第7、第8積み木107、108の場合より難しく、これらのことから分かるように、本考案は、易しいレベルから難しい、上級レベルへ進み、プレイヤーに興味を持たせ、チャレンジしようとする挑む意欲を高め、脳トレーニング効果を達成させるという頭を鍛える機能がある。
上述した図面は、本考案の好適な実施例であり、それを以って、実用新案登録請求の範囲を制限してはならないし、本考案に関わる改造、変化を行って、それと同等な効果を得たものはすべて、本考案の請求の範囲に含まれるものである。
10 積み木
10’ 積み木
11 丸いボール
12 切り込み
13 アークバー
14 丸い突起
20 プレート
21 位置決め穴
22 突出しブロック
23 透かし穴
25 アーク溝
30 カード
31 突出しブロック
32 仮想突出しブロック
40 カードボックス
41 フレームスロット
50 上蓋
51 フレームスロット
101 第1積み木
102 第2積み木
103 第3積み木
104 第4積み木
105 第5積み木
106 第6積み木
107 第7積み木
108 第8積み木
A スタート位置
B ゴール位置
L 積み木の長さ
W 積み木の幅
H 積み木の高さ
a 正方体ユニットの辺の長さ
d 2個の位置決め穴間の距離

Claims (10)

  1. 積み木(10)と積み木(10)の回転に供するプレート(20)とを備えてなり、
    該積み木(10)は2〜8個の正立方体ユニットからなり、少なくとも8個の稜角、12本の稜線があり、また、該稜角はすべて外に突き出す同一の外径を有する丸いボール(11)により形成され、
    該プレート(20)はプレート面に等間隔に複数の正方形アレーの位置決め穴(21)が設けられ、該位置決め穴(21)は浅いカーブ穴で、2個の位置決め穴(21)間の距離(b)に積み木(10)の正立方体ユニットの各辺の長さ(a)に等しい距離が設定されて、位置決め穴(21)と積み木(10)の丸いボール(11)は対応して嵌め合せ可能に設けられ、丸いボール(11)の底側が位置決め穴(21)に嵌め込まれることにより、積み木(10)が安定して、プレート(20)の上に置かれるようになっており、
    該積み木(10)は、プレート(20)の上でいずれか2個の位置決め穴(21)に嵌められた後、各稜線の両端にある2個の丸いボール(11)の中心点から引いた線を回転軸として、前後又は左右に90度回転される、
    ことを特徴とする回転積み木装置。
  2. プレート(20)のプレート面に積み木(10)の回転を止める突出しブロック(22)が設けられ、該突出しブロック(22)はいずれか4個の隣接する正方形アレーにある位置決め穴(21)の間に設けられ、該突出しブロック(12)の占める面積は積み木(10)の正立方体ユニットの単一面の面積に等しい、ことを特徴とする請求項1に記載の回転積み木装置。
  3. 積み木(10)は突出しブロック(22)に対応する切り込み(12)が設けられ、該切り込み(12)は開放式切り込みで、切り込み(12)の面積は1又は2個の正立方体ユニットの単一面の面積に等しく、積み木(10)を、該切り込み(12)により、対応する突出しブロック(22)を避けて回転させる、ことを特徴とする請求項2に記載の回転積み木装置。
  4. プレート(20)は隣接する4個の正方形アレーの位置決め穴(21)間に透かし穴(23)が形成され、プレート(20)の底部にカード(30)が設けられ、カードは表面に複数の標記(31)が印刷され、透かし穴(23)からカード(30)の表面における対応する標記(31)を見えるようにし、また、少なくとも2個の標記(31)が、ゲームの時に、積み木(10)の回転を止めるための仮想突出しブロック(32)として用いられ、2個の該仮想突出しブロック(32)の標記(31)が丸印内に表示される、ことを特徴とする請求項1に記載の回転積み木装置。
  5. プレート(20)は透明体で、該プレート(20)の底部にカード(30)が設けられ、該カード(30)は表面に複数の標記(31)が印刷され、透明のプレート(20)からカード(30)の表面にある標記(31)を見えるようにし、また、各標記(31)は隣接する正方形アレーにある4個の位置決め穴(21)の間に対応するように設けられて、少なくとも2個の標記(31)が、ゲームの時に、積み木(10)回転を止めるための仮想突出しブロック(32)として用いられ、該2個の仮想突出しブロック(32)の標記(31)が丸印内に表示される、ことを特徴とする請求項1に記載の回転積み木装置。
  6. プレート(20)の下にカードボックス(40)が増設され、該カードボックス(40)の中に数枚のカード(30)を平らに重ねることができ、一番上のカード(30)はプレート(20)の底部に対応するように設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の回転積み木装置。
  7. カードボックス(40)の内底面はプレート(20)に対応するように設けられ、内底面の上に積み木(10)を嵌め込み、位置決めするためのフレームスロット(41)が設けられて、積み木(10)がカードボックス(40)内に収納され、該数枚のカード(30)がフレームスロット(41)と積み木(10)の上に重ねられる、ことを特徴とする請求項6に記載の回転積み木装置。
  8. プレート(20)の上にプレート(20)を覆うための上蓋(50)が増設され、該上蓋(50)の内底面に積み木(10)を嵌め込み、位置決めするためのフレームスロット(41)が設けられ、積み木(10)が上蓋(50)内に収納される、ことを特徴とする請求項1に記載の回転積み木装置。
  9. 積み木の12本の稜線は外に突き出すアークバー(13)に取って代わり、また、プレート(20)の位置決め穴(21)の間がアーク溝(25)で連結され、該アークバー(13)とアーク溝(25)が相互に対応し、嵌合可能に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の回転積み木装置。
  10. 積み木(10)は上下両面があり、その幅(W)は2個の位置決め穴(21)間の距離(b)となり、その形状はそれぞれ、
    (A)第1積み木(101)は、2個の正立方体ユニットが並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    (B)第2積み木(102)は、3個の正立方体ユニットが並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    (C)第3積み木(103)は、4個の正立方体ユニットが下段に2個、上段に2個それぞれ並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    (D)第4積み木(104)は、6個の正立方体ユニットが下段に3個、上段に3個それぞれ並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    (E)第5積み木(105)は、8個の正立方体ユニットが下段に4個、上段に4個それぞれ並列配置されてなる長方体で、上下両面の周辺は計8個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    (F)第6積み木(106)は、5個の正立方体ユニットが下段に3個並列配置され、上段に3個の並列配置に対して中央部の1個が足りない状態に両端に2個配置されて、上段中央に正立方体ユニット1個分の開放式切り込み(12)を有してなる立体形状で、上下両面の周辺は計12個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    (G)第7積み木(107)は、6個の正立方体ユニットが下段に4個並列配置され、上段に4個の並列配置に対して中央部の2個が足りない状態に両端に2個配置されて、上段中央に正立方体ユニット2個分の開放式切り込み(12)を有してなる立体形状で、上下両面の周辺は計12個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    (H)第8積み木(108)は、7個の正立方体ユニットが下段に4個並列配置され、上段に4個の並列配置に対して中央部の右側の1個分が足りない状態に一端に1個、他端側に2個配置されて、上段中央の右側に正立方体ユニット1個分の開放式切り込み(12)を有してなる立体形状で、上下両面の周辺は計12個の稜角があり、これらの稜角は外に突き出す丸いボール(11)によって形成され、
    以上(A)〜(H)の中から選ばれる、ことを特徴とする請求項1に記載の回転積み木装置。
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