JP3171579U - スポーツ用品の保護テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に剥がれが生じず高い貼り付け耐久性を有するとともに使い勝手に優れたラケットフレーム先端のエッジなどの保護テープを提供する。【解決手段】保護テープ1は、基材層と該基材層の裏面の粘着層とから薄板帯状に形成される。基材層は、PU(ポリウレタン)やTPU(サーモプラスティックポリウレタン)などの伸縮性を有する素材からなり、裏面の粘着層によって、ラケットなどの貼り付け対象物にエッジの保護をするためのテープとして貼り付けて使用する。保護テープ1の長手方向の両端部、すなわち始端部1cと終端部1dは、丸く切断されて曲線部2として形成する。曲線部とすることで、角部が手やコート、あるいは収納バッグ内で引っ掛かり、めくれて剥がれてしまい易い始端部と終端部の引っ掛かりを解消することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、スポーツ用品の保護テープに関し、特に、硬式テニス及びソフトテニスのラケット、バトミントンラケット、卓球ラケットなどのフレームを傷から保護するテープや、グリップに巻き付ける滑り止めグリップテープの終端を止めるエンドテープに関する。
従来から、テニスラケットなどのフレーム先端のエッジ部を傷から保護するための保護テープがよく知られている。これらの保護テープは、ポリウレタンなどの伸縮性のある素材で裏面に粘着層を有しているので、伸ばしながら貼ることで3次曲面のエッジ部にシワにならずに貼り付けることができる。
例えば、実開昭61−18834号公報(特許文献1)に開示された「球技用打具の保護テープ」や、実開昭61−172143号公報(特許文献2)に開示された「保護用テープ」などがある。
実開昭61−18834号公報 実開昭61−172143号公報
ところで、従来の保護テープは、テニスラケットやバトミントンラケット、卓球ラケットなどのフレームサイズに合わせて適宜長さに切断して製品として構成している。
図7及び図8は、従来例を示す図である。従来の保護テープ(10)は、前記したように適宜長さで切断されているため、図7に示すように始端部(10c)と終端部(10d)は、直角な角部(10e)を有している。そして伸縮性のある素材からなるとともに裏面に備えた粘着層で、シワが生じないように伸ばしながらラケットのエッジ部に貼り付けて使用するが、角部は触れたものに極めて引っ掛かってめくれやすい性質があるため、図8に示すように、貼り付け後、前記した角部(10e)に手が触れたり、スウィングによって角部(10e)が地面と擦れたりすることによって、この角部(10e)にめくれが生じて容易に剥がれてしまう。このようにいったん角部(10e)がめくれて剥がれが生じてしまうと徐々に剥がれの範囲が拡大し、もはや保護テープとしての役をなさなくなる。このため、早々に新しい保護テープに貼り替える必要が生じ、その度に購入する手間や出費、貼り替えの手間が生じるなど課題があった。
また、前記したラケットのエッジの保護テープ(10)と同様に、短めの長さで構成したエンドテープにも同様な剥がれの課題があった。エンドテープとは、ラケット類をはじめとして、野球やクリケットのバット、ホッケーのスティック、ゴルフのクラブなどのグリップを有する打球具や釣り竿のグリップ部分に、滑り止めを主な目的として巻き付けて使用するグリップテープの終端を止めるためのテープである。(図示せず)
そこで本考案は、ラケットのフレーム先端部をプレイ中などの傷から守る保護テープや、グリップに巻き付けたグリップテープの終端を止めるエンドテープが、貼り付けた際に容易に剥がれが生じず高い貼り付け耐久性を有するとともに使い勝手に優れた保護テープを提供することを目的とするものである。
伸縮性と有する基材層と、該基材層の裏面に粘着層を備えた薄板帯状の保護テープであって、始端部と終端部、あるいは始端部と終端部のどちらか一方の端部に曲線部を形成して構成したスポーツ用品の保護テープとしたことで解決される。
また、該保護テープに多数の小孔を開孔したことで解決される。
さらに、該保護テープの該基材層の表面に、印刷層を備えたことで解決される。
請求項1においては、伸縮性と有する基材層と、該基材層の裏面に粘着層を備えた薄板帯状の保護テープであって、端部に曲線部を形成して構成したので、テニスラケットなどのフレーム先端のエッジ部に貼り付けて使用する際、端部が曲線によって構成されているので、端部に手が触れたり、スウィングによって端部が地面と擦れたりしても、容易に剥がれが生じず高い貼り付け耐久性を得るとともに使い勝手の向上を実現した。
請求項2においては、該保護テープに多数の小孔を開孔して構成したので、ラケットなどの貼り付け対象物の3次曲面に対して、伸縮性を有する基材と相まってさらに馴染み易くなり、確実かつ容易な貼り付け性と、軽量化を実現した。特に、バトミントンラケットなど軽量のラケットにおいては、保護テープ自体が軽い重量であってもラケットの重量バランスに少なからず影響を与えることがあるのでこれを防止することができる。
請求項3においては、該保護テープの該基材層の表面に印刷層を備えたので、容易に剥がれが生じず高い貼り付け耐久性を得たことと相まって、企業の名称やそのブランド、スポーツクラブや同好会の名称、スポーツ大会の名称などのロゴを、ラケットなど貼り付け対象物に長期間掲示することを実現した。
本考案の第1の実施例を示す正面図である。 本考案の断面図である。 本考案の第2の実施例を示す正面図である。 本考案の第3の実施例を示す正面図である。 使用状態を示す図である。 曲線部の拡大図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。
本考案の実施例1について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図においてはテニスラケットを用いて説明をする。図1は、本考案の第1の実施例を示す正面図である。図2は、断面図である。
保護テープ(1)は、図2に示されるように、基材層(1a)と該基材層(1a)の裏面の粘着層(1b)とから薄板帯状に形成される。基材層(1a)は、PU(ポリウレタン)やTPU(サーモプラスティックポリウレタン)などの伸縮性を有する素材からなり、裏面の粘着層(1b)によって、ラケットなどの貼り付け対象物にエッジの保護をするためのテープとして貼り付けて使用する。
保護テープ(1)の長手方向の両端部、すなわち始端部(1c)と終端部(1d)は、丸く切断されて曲線部(2)として形成する。図7に示すように従来の保護テープ(10)の端部である始端部(10c)と終端部(10d)は、直角な角部(10e)を有して切断されているため、図8に示すように角部(10e)が手やコート、あるいは収納バッグ内で引っ掛かり易く、容易にめくれて剥がれてしまうが始端部(10c)と終端部(10d)を曲線部(2)としたことにより引っ掛かりを解消することができる。これによって従来、角部(10e)のめくれての剥がれをきっかけに早期に貼り替えを余儀なくされていた保護テープ(10)の貼り替え時期を大幅に延長して高い貼り付け耐久性を得ることを実現した。
以上の説明では、ラケットのフレーム先端のエッジ部分の保護をするためのテープとして説明をしたので、保護テープの始端部(1c)と終端部(1d)の両方の端部に曲線部(2)を形成したが、ラケットのグリップ部分に巻き付けて使用するグリップテープの終端を止めるエンドテープとして使用する場合は、巻き終わり部分のみが表面に露出するので、始端部(1c)あるいは終端部(1d)の何れか片方に曲線部(2)を形成すればよい。
図6は、曲線部(2)の拡大図であり、曲線部(2)と保護テープ(1)の幅の直線部分の繋がり部分(繋ぎ目)をわかりやすいように誇張して示したものである。曲線部(2)を保護テープ(1)の端部に形成するとき曲線形状の抜き刃を用いて切断するが、曲線部(2)の曲線と保護テープ(1)の幅部分の直線を図1のようになだらかに繋げることは難しく厳密には図6中の矢印部分に示した如く繋ぎ目(角)が生じる。しかしながら従来の角部(10e)のような直角ではなく遙かに大きな鈍角であるので、めくれて剥がれのきっかけになることはなく、この程度は実質的に角とは見なさず、本考案の技術範囲内である。
本考案の実施例2について、図3を参照して詳細に説明する。図3は、本考案の実施例2を示す正面図である。本実施例においては、実施例1に加えて、保護テープ(1)に多数の小孔(3)を開孔して構成した。
保護テープ(1)に開孔した多数の小孔(3)は、基材層(1a)の伸縮性と相まってさらにラケットフレームのエッジなどの3次曲面に対してよく馴染み、確実かつ容易な貼り付け性能を得ることができる。このことは、貼り付ける際のシワが入ったりすることなどでの貼り直しによる粘着性能の悪化を防止することにつながるので、曲線部(2)を形成したことと相まって保護テープ(1)の貼り替え時期を大幅に延長し、高い貼り付け耐久性を得ることを実現した。
また、多数の小孔(3)を開孔したことにより、大幅な軽量化を実現した。これにより、特にバトミントンラケットなど軽量のラケットにおいては、保護テープの軽い重量であってラケットのバランスに少なからず影響を与えることがあるのでこれを防止して確実なプレイを行うことができる。
本考案の実施例3について、図4を参照して詳細に説明する。図4は、本考案の第3の実施例を示す正面図である。本実施例においては、実施例1または2に加えて、保護テープ(1)の基材層(1a)の表面に、印刷層(4)を備えて構成した。(図2参照)
印刷層(4)は、保護テープ(1)の基材層(1a)の表面に施され、図4(A)は、文字部分を印刷層として印刷したもの、図4(B)は、文字部分を抜いてその周りをベタの印刷層として印刷したものである。これによって、曲線部(2)を形成して保護テープ(1)の貼り替え時期を大幅に延長したことと、多数の小孔(3)を開孔して確実かつ容易な貼り付け性能と相まって、企業の名称やそのブランド、スポーツクラブや同好会の名称、スポーツ大会の名称などのロゴを、ラケットなど貼り付け対象物に長期間掲示することを実現した。企業の広告目的であれば長期にわたって広告効果を得ることが可能であり、スポーツクラブや同好会であれば、気に入った内容の印刷を長期にわたって貼り続けることができるので高い貼り付け耐久性や、手間や費用負担を低減することを実現した。
1 保護テープ
1a 基材層
1b 粘着層
1c 始端部
1d 終端部
2 曲線部
3 小孔
4 印刷層
10 保護テープ
10c 始端部
10d 終端部
10e 角部

Claims (3)

  1. 伸縮性と有する基材層と、該基材層の裏面に粘着層を備えた薄板帯状の保護テープであって、始端部と終端部、あるいは始端部と終端部のどちらか一方の端部に曲線部を形成して構成したことを特徴とするスポーツ用品の保護テープ。
  2. 該保護テープに多数の小孔を開孔して構成したことを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用品の保護テープ。
  3. 該保護テープの該基材層の表面に、印刷層を備えて構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスポーツ用品の保護テープ。
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