JP3171046B2 - Vp容量制御装置および方法 - Google Patents
Vp容量制御装置および方法Info
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- JP3171046B2 JP3171046B2 JP03876695A JP3876695A JP3171046B2 JP 3171046 B2 JP3171046 B2 JP 3171046B2 JP 03876695 A JP03876695 A JP 03876695A JP 3876695 A JP3876695 A JP 3876695A JP 3171046 B2 JP3171046 B2 JP 3171046B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期転送モード(AT
M)通信網に利用する。本発明はバーチャルパス(以
下、VPという)容量の制御技術に関する。
M)通信網に利用する。本発明はバーチャルパス(以
下、VPという)容量の制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電話端末その他を収容する通信網は同期
転送モード(以下、STMという)通信網により提供さ
れている。STM通信網では、二つの交換機間に設定可
能な回線の束であるパス毎にその帯域はあらかじめ定め
られた値に固定されていて、その値を電話回線その他の
回線の選択接続を行う交換機が認識し、その同じ値を通
信網内に多重伝送を行う伝送装置が認識していて、回線
を接続したままパスの帯域を変更することは不可能であ
った。しかし、上述の固定的に与えられた帯域のみを持
ち得るパスによって通信網を運用しても、通信サービス
の需要の変動やトラヒック量の予測不可能な変動への柔
軟な対応ができず、網資源の効率的運用には限度があっ
た。
転送モード(以下、STMという)通信網により提供さ
れている。STM通信網では、二つの交換機間に設定可
能な回線の束であるパス毎にその帯域はあらかじめ定め
られた値に固定されていて、その値を電話回線その他の
回線の選択接続を行う交換機が認識し、その同じ値を通
信網内に多重伝送を行う伝送装置が認識していて、回線
を接続したままパスの帯域を変更することは不可能であ
った。しかし、上述の固定的に与えられた帯域のみを持
ち得るパスによって通信網を運用しても、通信サービス
の需要の変動やトラヒック量の予測不可能な変動への柔
軟な対応ができず、網資源の効率的運用には限度があっ
た。
【0003】これに対して、近年の電話、データ通信、
画像通信その他の複数の通信サービスを総合的に扱う広
帯域ISDNにおいてはATMの出現により、固定長の
セルを転送することで通信サービスの種類に依存しない
一元的な交換処理を実現できるようになり、パスに代わ
って二つの交換機間で使用可能な帯域を特定する論理的
なパスであるVPの概念が提案され、VP内に設定され
た論理的な回線であるバーチャルチャネル(以下、VC
という)を接続したままそのVPに帯域を動的に割り当
てることが可能となり、種々のVPの容量制御方法が提
案されている。
画像通信その他の複数の通信サービスを総合的に扱う広
帯域ISDNにおいてはATMの出現により、固定長の
セルを転送することで通信サービスの種類に依存しない
一元的な交換処理を実現できるようになり、パスに代わ
って二つの交換機間で使用可能な帯域を特定する論理的
なパスであるVPの概念が提案され、VP内に設定され
た論理的な回線であるバーチャルチャネル(以下、VC
という)を接続したままそのVPに帯域を動的に割り当
てることが可能となり、種々のVPの容量制御方法が提
案されている。
【0004】VPを用いた伝送路網の構成については、
例えば、佐藤、金田、鴇沢による“高速バースト多重伝
送システムの構成法”,電子情報通信学会,情報ネット
ワーク研究会資料,IN87−84,1987に詳しく
記述されている。
例えば、佐藤、金田、鴇沢による“高速バースト多重伝
送システムの構成法”,電子情報通信学会,情報ネット
ワーク研究会資料,IN87−84,1987に詳しく
記述されている。
【0005】ATM網におけるトラヒック制御について
は、例えば、Saito,kawashima andSato,"Traffic Contr
ol in ATM Networks,"IEICE Transactions,Vol.E74,No.
4,April,1991 に詳しく記述されている。
は、例えば、Saito,kawashima andSato,"Traffic Contr
ol in ATM Networks,"IEICE Transactions,Vol.E74,No.
4,April,1991 に詳しく記述されている。
【0006】ATM網では各種情報は、セルの形で網内
を転送される。二つのバーチャルチャネルハンドラ(V
Cを交換する交換機、以下、VCHという)間に流れる
セル流はVP容量を使って転送されるため、流入セル量
に比べ、VP容量が小さい場合は、セル損失、あるいは
新たなセル発生源となるVCの接続不可(呼損、あふ
れ)の品質劣化が生ずる。
を転送される。二つのバーチャルチャネルハンドラ(V
Cを交換する交換機、以下、VCHという)間に流れる
セル流はVP容量を使って転送されるため、流入セル量
に比べ、VP容量が小さい場合は、セル損失、あるいは
新たなセル発生源となるVCの接続不可(呼損、あふ
れ)の品質劣化が生ずる。
【0007】VPの容量制御のアルゴリズムの例として
は、太田、佐藤による“高速バースト多重伝送システム
におけるVP容量可変化の検討”,電子情報通信学会,
画像工学研究会資料,IE88−90,1988,およ
びShioda,Uose,"Virtual Path Bandwidth Control Meth
od for ATM Networks:Successive Modification Metho
d,"IEICE Transactions,Vol.E.74,No.12,December,1991
に記述されている。
は、太田、佐藤による“高速バースト多重伝送システム
におけるVP容量可変化の検討”,電子情報通信学会,
画像工学研究会資料,IE88−90,1988,およ
びShioda,Uose,"Virtual Path Bandwidth Control Meth
od for ATM Networks:Successive Modification Metho
d,"IEICE Transactions,Vol.E.74,No.12,December,1991
に記述されている。
【0008】図14は従来例のVPの容量制御が実施さ
れているATM通信網を説明する図で、VCH1〜3、
VPハンドラ(VPを交換する交換機で通常呼設定その
他の処理は行わないのでクロスコネクトと呼ばれること
が多い。以下、VPHという)11、12、伝送パス2
1〜24、VP31〜33、VC41〜44、VP容量
制御装置51、伝送系データベース装置52、伝送装置
61〜63により構成される。
れているATM通信網を説明する図で、VCH1〜3、
VPハンドラ(VPを交換する交換機で通常呼設定その
他の処理は行わないのでクロスコネクトと呼ばれること
が多い。以下、VPHという)11、12、伝送パス2
1〜24、VP31〜33、VC41〜44、VP容量
制御装置51、伝送系データベース装置52、伝送装置
61〜63により構成される。
【0009】VP容量制御装置51は図14に示した網
内に存在する全てのVCH(VPH)1〜3(11、1
2)および伝送装置61〜63と、信号線により接続さ
れていて、VP容量制御装置51が必要とする情報の収
集および制御の指示を信号線を介して実行する。伝送系
データベース装置52は図14に示した網内に存在する
伝送装置61〜63と、信号線により接続されていて、
伝送装置61〜63が管理するVPとその帯域に関する
データを有機的に管理している。図14では煩雑さを避
けるために上記信号線の記載は省略している。
内に存在する全てのVCH(VPH)1〜3(11、1
2)および伝送装置61〜63と、信号線により接続さ
れていて、VP容量制御装置51が必要とする情報の収
集および制御の指示を信号線を介して実行する。伝送系
データベース装置52は図14に示した網内に存在する
伝送装置61〜63と、信号線により接続されていて、
伝送装置61〜63が管理するVPとその帯域に関する
データを有機的に管理している。図14では煩雑さを避
けるために上記信号線の記載は省略している。
【0010】図15は伝送系データベース装置52が管
理する伝送パス21〜24とVP31〜33に関するデ
ータのテーブルを示す図であり、図15(a)に示す伝
送パステーブル101は網に対する伝送パス21〜24
とその帯域および伝送パス21〜24の中でいかなるV
P31〜33にも設定されていない未設定の部分の帯域
を示す。
理する伝送パス21〜24とVP31〜33に関するデ
ータのテーブルを示す図であり、図15(a)に示す伝
送パステーブル101は網に対する伝送パス21〜24
とその帯域および伝送パス21〜24の中でいかなるV
P31〜33にも設定されていない未設定の部分の帯域
を示す。
【0011】201、202、203、204はそれぞ
れ伝送パス21、22、23、24のアドレスを示すレ
コードであり、221、222、223、224はそれ
ぞれ伝送パス21、22、23、24の中でいかなるV
P31〜33にも設定されていない未設定の部分の帯域
を示すレコードである。
れ伝送パス21、22、23、24のアドレスを示すレ
コードであり、221、222、223、224はそれ
ぞれ伝送パス21、22、23、24の中でいかなるV
P31〜33にも設定されていない未設定の部分の帯域
を示すレコードである。
【0012】図15(b)に示すVPHテーブル102
は網に対するVP31〜33とその帯域(容量)および
そのVP31〜33が設定されている伝送パス21〜2
4の真偽を示すテーブルであり、301、302、30
3はそれぞれVP31、32、33のアドレスを示すレ
コードであり、311、312、313はそれぞれVP
31、32、33の帯域(容量)を示すレコードであ
り、321、322、323はそれぞれVP31、3
2、33が伝送パス21に設定されているか否かの真偽
を示すレコードであり、331、332、333はそれ
ぞれVP31、32、33が伝送パス22に設定されて
いるか否かの真偽を示すレコードであり、341、34
2、343はそれぞれVP31、32、33が伝送パス
23に設定されているか否かの真偽を示すレコードであ
り、351、352、353はそれぞれVP31、3
2、33が伝送パス24に設定されているか否かの真偽
を示すレコードである。
は網に対するVP31〜33とその帯域(容量)および
そのVP31〜33が設定されている伝送パス21〜2
4の真偽を示すテーブルであり、301、302、30
3はそれぞれVP31、32、33のアドレスを示すレ
コードであり、311、312、313はそれぞれVP
31、32、33の帯域(容量)を示すレコードであ
り、321、322、323はそれぞれVP31、3
2、33が伝送パス21に設定されているか否かの真偽
を示すレコードであり、331、332、333はそれ
ぞれVP31、32、33が伝送パス22に設定されて
いるか否かの真偽を示すレコードであり、341、34
2、343はそれぞれVP31、32、33が伝送パス
23に設定されているか否かの真偽を示すレコードであ
り、351、352、353はそれぞれVP31、3
2、33が伝送パス24に設定されているか否かの真偽
を示すレコードである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来例の
技術では、VP容量の増設量または減設量(以下、増減
設量という)増減設量あるいは、増設または減設(以
下、増減設という)の必要性判断に際し、その値や判断
が適切であることを前提としているため、例えば、容量
算出方法のトラヒックモデルが適当でないときに、その
結果を次回以降の増減設量や必要性判断にフィードバッ
クできない。
技術では、VP容量の増設量または減設量(以下、増減
設量という)増減設量あるいは、増設または減設(以
下、増減設という)の必要性判断に際し、その値や判断
が適切であることを前提としているため、例えば、容量
算出方法のトラヒックモデルが適当でないときに、その
結果を次回以降の増減設量や必要性判断にフィードバッ
クできない。
【0014】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、VPの帯域をVPの使用状況に応じて動的に変
更することによりその時々の通信サービス需要およびト
ラヒック量に見合う設備量を網に分配し、通信網を効率
的に運用することができるVP容量制御装置を提供する
ことを目的とする。本発明は、トラヒック特性が未知で
あったり、時々刻々変動する場合でも良好に動作するV
P容量制御方法を実現することができるVP容量制御装
置を提供することを目的とする。
であり、VPの帯域をVPの使用状況に応じて動的に変
更することによりその時々の通信サービス需要およびト
ラヒック量に見合う設備量を網に分配し、通信網を効率
的に運用することができるVP容量制御装置を提供する
ことを目的とする。本発明は、トラヒック特性が未知で
あったり、時々刻々変動する場合でも良好に動作するV
P容量制御方法を実現することができるVP容量制御装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
ATM通信網に設けられ、VPのトラヒック状態および
伝送品質を測定管理する手段を備えたVP容量制御装置
である。
ATM通信網に設けられ、VPのトラヒック状態および
伝送品質を測定管理する手段を備えたVP容量制御装置
である。
【0016】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記測定管理する手段は、管理対象のVPのトラヒックお
よび伝送品質の測定データとVPの増減設の要求のため
の判定閾値とを比較しVPの増減設量を決定するところ
にある。これにより、VPの帯域をVPの使用状況に応
じて動的に変更することによりその時々の通信サービス
需要およびトラヒック量に見合う設備量を網に分配し、
通信網を効率的に運用することができる。
記測定管理する手段は、管理対象のVPのトラヒックお
よび伝送品質の測定データとVPの増減設の要求のため
の判定閾値とを比較しVPの増減設量を決定するところ
にある。これにより、VPの帯域をVPの使用状況に応
じて動的に変更することによりその時々の通信サービス
需要およびトラヒック量に見合う設備量を網に分配し、
通信網を効率的に運用することができる。
【0017】前記測定管理する手段は、前記管理対象の
VPの過去の増減設の履歴を用いて増減設すべきVPの
量を決定することが望ましい。
VPの過去の増減設の履歴を用いて増減設すべきVPの
量を決定することが望ましい。
【0018】前記測定管理する手段は、VPの増減設を
行うごとに前記履歴を更新することが望ましい。
行うごとに前記履歴を更新することが望ましい。
【0019】前記測定管理する手段は、VPの直前の増
減設量およびその増減設からの経過時間にしたがってV
Pの増減設量を決定することもできる。
減設量およびその増減設からの経過時間にしたがってV
Pの増減設量を決定することもできる。
【0020】直前の増減設数の値および直前までの適正
であった増減設の回数を変数とする関数にしたがって算
出された増減設必要指数によりVPの増減設量を決定す
ることもできる。
であった増減設の回数を変数とする関数にしたがって算
出された増減設必要指数によりVPの増減設量を決定す
ることもできる。
【0021】前記判定閾値は、過去の履歴にしたがって
変更されることが望ましい。
変更されることが望ましい。
【0022】本発明の第二の観点は、管理対象のVPの
トラヒックおよび伝送品質の測定データを判定閾値と比
較してVPの増減設を行うVP容量制御方法である。
トラヒックおよび伝送品質の測定データを判定閾値と比
較してVPの増減設を行うVP容量制御方法である。
【0023】
【作用】本発明では、VP容量制御装置がこれまでの増
減設量や判断の履歴から増減設量や必要性を学習して次
回の増減設量を決定する。具体的には、あるVPの品質
の劣化を検出し、VP容量を増設したにもかかわらず品
質劣化がおさまらない場合は増設量が過小であったと判
断し、次回の増設時は、より多くの容量を増設する。こ
のように本発明は、過去の増減設履歴を用いることによ
りこれを実現する。
減設量や判断の履歴から増減設量や必要性を学習して次
回の増減設量を決定する。具体的には、あるVPの品質
の劣化を検出し、VP容量を増設したにもかかわらず品
質劣化がおさまらない場合は増設量が過小であったと判
断し、次回の増設時は、より多くの容量を増設する。こ
のように本発明は、過去の増減設履歴を用いることによ
りこれを実現する。
【0024】すなわち、VPのトラヒック状態および伝
送品質の測定データとVPの増減設の要求のための判定
閾値とを比較しVPの増減設量を決定することにより、
VPの帯域をVPの使用状況に応じて動的に変更するこ
とによりその時々の通信サービス需要およびトラヒック
量に見合う設備量を網に分配し、通信網を効率的に運用
することができる。
送品質の測定データとVPの増減設の要求のための判定
閾値とを比較しVPの増減設量を決定することにより、
VPの帯域をVPの使用状況に応じて動的に変更するこ
とによりその時々の通信サービス需要およびトラヒック
量に見合う設備量を網に分配し、通信網を効率的に運用
することができる。
【0025】管理対象のVPの過去の増減設の履歴を用
いて増減設すべきVPの量を決定するとよい。VPの増
減設は多くの場合に、周期性あるいは規則性を持ってい
るため、過去の増減設履歴を参考にすることは有用であ
る。
いて増減設すべきVPの量を決定するとよい。VPの増
減設は多くの場合に、周期性あるいは規則性を持ってい
るため、過去の増減設履歴を参考にすることは有用であ
る。
【0026】この過去の増減設履歴は、VPの増減設を
行うごとに更新することがよい。この更新は、例えば、
直前の増減設履歴をその都度更新するようにしてもよい
し、あるいは、一定期間の増減設履歴を残すようにして
おいて、その一定期間の内で最も古いものから順次更新
するようにしてもよい。
行うごとに更新することがよい。この更新は、例えば、
直前の増減設履歴をその都度更新するようにしてもよい
し、あるいは、一定期間の増減設履歴を残すようにして
おいて、その一定期間の内で最も古いものから順次更新
するようにしてもよい。
【0027】直前の増減設量およびその増減設からの経
過時間にしたがって増減設量を決定するようにしてもよ
い。この場合には、増減設量と経過時間の関数を用いて
増減設量を決定するようにするとよい。
過時間にしたがって増減設量を決定するようにしてもよ
い。この場合には、増減設量と経過時間の関数を用いて
増減設量を決定するようにするとよい。
【0028】あるいは、直前の増減設数の値および直前
までの適正であった増減設の回数の関数にしたがって増
減設必要指数を算出し増減設量を決定してもよい。増減
設必要指数とは、増減設量を決定する指針となる指数で
あり、直接、増減設量を求める場合と比較して数値を簡
略化できるので扱い易い。
までの適正であった増減設の回数の関数にしたがって増
減設必要指数を算出し増減設量を決定してもよい。増減
設必要指数とは、増減設量を決定する指針となる指数で
あり、直接、増減設量を求める場合と比較して数値を簡
略化できるので扱い易い。
【0029】判定閾値は、過去の履歴にしたがって変更
されることにより、さらにその時々の通信サービス需要
およびトラヒック量に見合う設備量を網に分配し、通信
網を効率的に運用することができる。
されることにより、さらにその時々の通信サービス需要
およびトラヒック量に見合う設備量を網に分配し、通信
網を効率的に運用することができる。
【0030】
【実施例】管理対象としては、同一のVCHを両端とす
るVPの集まりである「VPグループ」や同一の発着加
入者VCHを結ぶVP(またはVPグループ)の継続設
である「発着対地」も考えられるが、本発明実施例では
管理対象として、VPを考える。管理対象としてVPグ
ループや発着対地を考えた場合は、VPグループや発着
対地の品質劣化その他を契機としてVP容量の増減設を
行うことになるが、本発明実施例より類推は容易であ
る。図6ないし図13に各種テーブルを示す。図6、図
9、図11は増減設テーブルである。図7は増減設候補
テーブルである。図8は増減設閾値テーブルである。図
10は関数f(x、t)に関するテーブルである。図1
2は実行増減設テーブルである。図13は減設フラグを
含むVPHテーブルである。図13において361、3
62、363は本発明のために用意されたVP31、3
2、33に対する減設フラグ設定用レコードである。従
来のデータベースに本レコードを付与して用いている
が、別に本レコードのみを有する記憶装置を用いてもよ
い。
るVPの集まりである「VPグループ」や同一の発着加
入者VCHを結ぶVP(またはVPグループ)の継続設
である「発着対地」も考えられるが、本発明実施例では
管理対象として、VPを考える。管理対象としてVPグ
ループや発着対地を考えた場合は、VPグループや発着
対地の品質劣化その他を契機としてVP容量の増減設を
行うことになるが、本発明実施例より類推は容易であ
る。図6ないし図13に各種テーブルを示す。図6、図
9、図11は増減設テーブルである。図7は増減設候補
テーブルである。図8は増減設閾値テーブルである。図
10は関数f(x、t)に関するテーブルである。図1
2は実行増減設テーブルである。図13は減設フラグを
含むVPHテーブルである。図13において361、3
62、363は本発明のために用意されたVP31、3
2、33に対する減設フラグ設定用レコードである。従
来のデータベースに本レコードを付与して用いている
が、別に本レコードのみを有する記憶装置を用いてもよ
い。
【0031】(第一実施例)本発明第一実施例の構成を
図1を参照して説明する。図1は本発明実施例装置のブ
ロック構成図である。
図1を参照して説明する。図1は本発明実施例装置のブ
ロック構成図である。
【0032】本発明は、ATM通信網に設けられ、VP
のトラヒック状態および伝送品質を測定管理する手段と
してのVP容量算出部53を備えたVP容量制御装置5
1である。
のトラヒック状態および伝送品質を測定管理する手段と
してのVP容量算出部53を備えたVP容量制御装置5
1である。
【0033】ここで、本発明の特徴とするところは、V
P容量算出部53は、管理対象のVPのトラヒックおよ
び伝送品質の測定データとVPの増減設の要求のための
判定閾値とを比較しVPの増減設量を決定するためのト
ラヒック品質データ記憶部54および信号送受信部55
を備えたところにある。
P容量算出部53は、管理対象のVPのトラヒックおよ
び伝送品質の測定データとVPの増減設の要求のための
判定閾値とを比較しVPの増減設量を決定するためのト
ラヒック品質データ記憶部54および信号送受信部55
を備えたところにある。
【0034】この装置構成に基づき、VP容量算出部5
3の動作を図2および図3を参照して説明する。図2お
よび図3はVP容量算出部53の動作を示すフローチャ
ートである。
3の動作を図2および図3を参照して説明する。図2お
よび図3はVP容量算出部53の動作を示すフローチャ
ートである。
【0035】トラヒック品質データ記憶部54に記憶さ
れているVPのトラヒックまたは品質測定データによ
り、VP使用率、あふれ率、セル損失率を算出する(S
1)。トラヒック品質データ記憶部54のデータは常に
信号送受信部55を介し、VCHその他から収集、蓄積
されている。VP容量算出部53内に記憶されたあらか
じめ定められた増設閾値を越えたとき、同VPの増設が
必要と判断する(S11)。VP容量算出部53内に記
憶されたあらかじめ定められた減設閾値を下回ったと
き、同VPの減設が必要と判断する(S12 )。増設要
求があったとき、同VPの前回の増減設量をVP容量算
出部53内に記憶された増減設テーブル(図6)より読
み出し(S2)、正の値(増設)なら、前回の増設量の
a倍(aは例えば前回増設量に依存してあらかじめ定め
られた定数)あるいは前回の増設量にaだけ加えた量
(aは例えば前回増設量に依存して)あらかじめ定めら
れた定数)あるいはVP容量算出部53に記憶された増
減設量候補テーブル(図7)の前回の増設量のkカラム
先の値(kは、例えば前回増設量に依存してあらかじめ
定められた定数)を今回増設量として増設要求する(S
21 )。
れているVPのトラヒックまたは品質測定データによ
り、VP使用率、あふれ率、セル損失率を算出する(S
1)。トラヒック品質データ記憶部54のデータは常に
信号送受信部55を介し、VCHその他から収集、蓄積
されている。VP容量算出部53内に記憶されたあらか
じめ定められた増設閾値を越えたとき、同VPの増設が
必要と判断する(S11)。VP容量算出部53内に記
憶されたあらかじめ定められた減設閾値を下回ったと
き、同VPの減設が必要と判断する(S12 )。増設要
求があったとき、同VPの前回の増減設量をVP容量算
出部53内に記憶された増減設テーブル(図6)より読
み出し(S2)、正の値(増設)なら、前回の増設量の
a倍(aは例えば前回増設量に依存してあらかじめ定め
られた定数)あるいは前回の増設量にaだけ加えた量
(aは例えば前回増設量に依存して)あらかじめ定めら
れた定数)あるいはVP容量算出部53に記憶された増
減設量候補テーブル(図7)の前回の増設量のkカラム
先の値(kは、例えば前回増設量に依存してあらかじめ
定められた定数)を今回増設量として増設要求する(S
21 )。
【0036】負の値(減設)なら、例えば前回の減設量
の−b倍(bは、例えば前回減設量に依存してあらかじ
め定めた定数)あるいは前回の減設量にbだけ加えた量
(bは、例えば減設量に依存してあらかじめ定められた
定数)あるいはVP容量算出部53に記憶された増減設
量候補テーブル(図7)の前回の減設量のnカラムだけ
先の値(nは、例えば減設量に依存してあらかじめ定め
られた定数)を今回増設量として増設要求する(S
22 )。
の−b倍(bは、例えば前回減設量に依存してあらかじ
め定めた定数)あるいは前回の減設量にbだけ加えた量
(bは、例えば減設量に依存してあらかじめ定められた
定数)あるいはVP容量算出部53に記憶された増減設
量候補テーブル(図7)の前回の減設量のnカラムだけ
先の値(nは、例えば減設量に依存してあらかじめ定め
られた定数)を今回増設量として増設要求する(S
22 )。
【0037】“0”(増減設なし)なら、加わるトラヒ
ック量とアーランB式を用い、あるいは、VP使用率測
定値から現在のセル流量でVP使用率があらかじめ定め
られた基準の値になるようにVP容量を決定し、あるい
はあらかじめ定められた単位量をVP容量算出部53内
の記憶部から読み出し、今回の増設要求量とする(S2
3 )。
ック量とアーランB式を用い、あるいは、VP使用率測
定値から現在のセル流量でVP使用率があらかじめ定め
られた基準の値になるようにVP容量を決定し、あるい
はあらかじめ定められた単位量をVP容量算出部53内
の記憶部から読み出し、今回の増設要求量とする(S2
3 )。
【0038】減設要求があったとき、同VPの増減設量
をVP容量算出部53内に記憶された増減設テーブル
(図6)より読み出し(S2′)、正の値(増設)な
ら、前回の増設量の−a′倍(a′は、例えば増設量に
依存してあらかじめ定められた定数)あるいは前回の増
設量からa′だけ減らした量(a′は、例えば増設量に
依存してあからじめ定められた定数)あるいは記憶部に
記憶された増減設量候補テーブル(図7)の前回の増設
量のk′カラム前の値(k′は、例えば前回増設量に依
存してあらかじめ定められた定数)を今回減設量として
減設要求する(S2′1 )。
をVP容量算出部53内に記憶された増減設テーブル
(図6)より読み出し(S2′)、正の値(増設)な
ら、前回の増設量の−a′倍(a′は、例えば増設量に
依存してあらかじめ定められた定数)あるいは前回の増
設量からa′だけ減らした量(a′は、例えば増設量に
依存してあからじめ定められた定数)あるいは記憶部に
記憶された増減設量候補テーブル(図7)の前回の増設
量のk′カラム前の値(k′は、例えば前回増設量に依
存してあらかじめ定められた定数)を今回減設量として
減設要求する(S2′1 )。
【0039】負の値(減設)なら、例えば前回の減設量
のb′倍(b′は、例えば前回減設量に依存してあらか
じめ定められた定数)あるいは前回の減設量にb′だけ
減らした量(b′は、例えば前回減設量に依存してあら
かじめ定められた定数)あるいは記憶部に記憶された増
減設量候補テーブル(図7)の前回の減設量のn′カラ
ムだけ前の値(n′は、例えば前回減設量に依存してあ
らかじめ定められた定数)を今回減設量として減設要求
する(S2′2 )。
のb′倍(b′は、例えば前回減設量に依存してあらか
じめ定められた定数)あるいは前回の減設量にb′だけ
減らした量(b′は、例えば前回減設量に依存してあら
かじめ定められた定数)あるいは記憶部に記憶された増
減設量候補テーブル(図7)の前回の減設量のn′カラ
ムだけ前の値(n′は、例えば前回減設量に依存してあ
らかじめ定められた定数)を今回減設量として減設要求
する(S2′2 )。
【0040】“0”(増減設なし)なら、加わるトラヒ
ック量とアーランB式を用い、あるいは、VP使用率測
定値から現在のセル流量でVP使用率があらかじめ定め
られた基準の値になるようにVP容量を決定し、あるい
はあらかじめ定められた単位量をVP容量算出部53内
の記憶部から読み出し、今回の減設要求量とする(S
2′3 )。減設を行うかまたは減設対象VPに伝送系デ
ータベース装置52上に図13に示すように減設対象フ
ラグを設定する(S3)。
ック量とアーランB式を用い、あるいは、VP使用率測
定値から現在のセル流量でVP使用率があらかじめ定め
られた基準の値になるようにVP容量を決定し、あるい
はあらかじめ定められた単位量をVP容量算出部53内
の記憶部から読み出し、今回の減設要求量とする(S
2′3 )。減設を行うかまたは減設対象VPに伝送系デ
ータベース装置52上に図13に示すように減設対象フ
ラグを設定する(S3)。
【0041】増設要求量の実行可能性を伝送系データベ
ース装置52にアクセスし、このVPの収容されている
伝送パスの未設定帯域を全て読み出し、このVPを収容
する伝送パスのうち最も小さい未設定帯域と増設要求量
の大小比較により実行可能か判断する。図14の網のV
P31の増設の場合、図15のレコード321、33
1、341、351から、同VP31が伝送パス21、
22に収容されていることが分かり、同伝送パスの未設
定帯域が、レコード221、222から分かる。このう
ちの小さい方と、増設要求量の大小比較を行う(S
4)。
ース装置52にアクセスし、このVPの収容されている
伝送パスの未設定帯域を全て読み出し、このVPを収容
する伝送パスのうち最も小さい未設定帯域と増設要求量
の大小比較により実行可能か判断する。図14の網のV
P31の増設の場合、図15のレコード321、33
1、341、351から、同VP31が伝送パス21、
22に収容されていることが分かり、同伝送パスの未設
定帯域が、レコード221、222から分かる。このう
ちの小さい方と、増設要求量の大小比較を行う(S
4)。
【0042】増設すべき増設量が実行可能でなければ、
増設対象VPと同一の伝送パスに含まれる減設対象フラ
グのついたVPを減設、具体的には伝送系データベース
装置52のレコードの書き替え、このVPを終端するV
CHのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応
じてこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコ
ードの書き替えを行う(S41 )。
増設対象VPと同一の伝送パスに含まれる減設対象フラ
グのついたVPを減設、具体的には伝送系データベース
装置52のレコードの書き替え、このVPを終端するV
CHのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応
じてこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコ
ードの書き替えを行う(S41 )。
【0043】減設により新たに生じた伝送パスの未設定
帯域を含めたうちでこのVPを含む伝送パス中最小の伝
送パス未設定帯域(またはそれより小さい増減設候補テ
ーブル上の値)を実行可能な増設量として、実行可能な
増設量だけ増設する。具体的には伝送系データベース装
置52のレコードの書き替え、このVPを終端するVC
HのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応じ
てこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコー
ドの書き替えを行う(S5)。
帯域を含めたうちでこのVPを含む伝送パス中最小の伝
送パス未設定帯域(またはそれより小さい増減設候補テ
ーブル上の値)を実行可能な増設量として、実行可能な
増設量だけ増設する。具体的には伝送系データベース装
置52のレコードの書き替え、このVPを終端するVC
HのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応じ
てこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコー
ドの書き替えを行う(S5)。
【0044】増減設を行ったVPについて、VP容量算
出部53に記憶された増減設テーブル上のVPの増減設
量の更新と伝送系スデータベース装置52上のVP容量
データおよび伝送パス未設定帯域データ更新を行う。増
減設を行わなかったVPについて、VP容量算出部53
に記憶された増減設テーブルの増減設量を“0”として
更新する(S6)。
出部53に記憶された増減設テーブル上のVPの増減設
量の更新と伝送系スデータベース装置52上のVP容量
データおよび伝送パス未設定帯域データ更新を行う。増
減設を行わなかったVPについて、VP容量算出部53
に記憶された増減設テーブルの増減設量を“0”として
更新する(S6)。
【0045】より高度な方法として、(S1)における
増減設閾値を過去の増減設履歴に応じて変更する方法も
ある。具体的には(S7)として以下の手順をつけ加え
る。
増減設閾値を過去の増減設履歴に応じて変更する方法も
ある。具体的には(S7)として以下の手順をつけ加え
る。
【0046】VPの増減設値をVP増減設テーブル(図
6)より読み出し(S7)、正の値(増設)ならば、増
減設閾値をc倍、c′倍の値(c、c′はあらかじめ定
められた定数)あるいは前回の増減設閾値にd、d′を
加えた値(d、d′はあらかじめ定められた定数)ある
いはVP容量算出部53に記憶された増減設閾値テーブ
ル(図8)の現在閾値のm、m′カラムだけ前(または
後ろ)のち閾値とする(S71 )。
6)より読み出し(S7)、正の値(増設)ならば、増
減設閾値をc倍、c′倍の値(c、c′はあらかじめ定
められた定数)あるいは前回の増減設閾値にd、d′を
加えた値(d、d′はあらかじめ定められた定数)ある
いはVP容量算出部53に記憶された増減設閾値テーブ
ル(図8)の現在閾値のm、m′カラムだけ前(または
後ろ)のち閾値とする(S71 )。
【0047】負の値(減設)ならば、増減設閾値をc″
倍、c′″倍の値(c″、c′″はあらかじめ定められ
た定数)あるいは前回の増減設閾値にd″、d′″を加
えた値(d″、d′″はあらかじめ定められた定数)あ
るいは、VP容量算出部53に記憶された増減設閾値テ
ーブル(図8)の現在閾値のm″、m′″カラムだけ前
(または後ろ)の値を閾値とする(S72 )。“0”
(増減設なし)なら、そのままとする(S73 )。
倍、c′″倍の値(c″、c′″はあらかじめ定められ
た定数)あるいは前回の増減設閾値にd″、d′″を加
えた値(d″、d′″はあらかじめ定められた定数)あ
るいは、VP容量算出部53に記憶された増減設閾値テ
ーブル(図8)の現在閾値のm″、m′″カラムだけ前
(または後ろ)の値を閾値とする(S72 )。“0”
(増減設なし)なら、そのままとする(S73 )。
【0048】この他、(S1)における評価尺度算出に
際し、算出のためのパラメータを前回の増減設値に応じ
て変更する方法、(S21 )、(S22 )、(S
2′1 )、(S2′2 )において増減設要求値を決める
際に、算出法のパラメータを前回の増減設値に応じて変
更する方法も考えられる。
際し、算出のためのパラメータを前回の増減設値に応じ
て変更する方法、(S21 )、(S22 )、(S
2′1 )、(S2′2 )において増減設要求値を決める
際に、算出法のパラメータを前回の増減設値に応じて変
更する方法も考えられる。
【0049】さらに、(S21 )において、(S1)で
算出した増減設判定値と、前回の増減設判定値を比較
し、今回の方が(前回増設したにもかかわらず)悪い場
合は、さらに増設量を増大させることも考えられる。こ
の場合には、各回の増減設判定値を記憶し、更新する機
能がVP容量算出部53に必要になる。
算出した増減設判定値と、前回の増減設判定値を比較
し、今回の方が(前回増設したにもかかわらず)悪い場
合は、さらに増設量を増大させることも考えられる。こ
の場合には、各回の増減設判定値を記憶し、更新する機
能がVP容量算出部53に必要になる。
【0050】(第二実施例)本発明第二実施例の動作を
図4を参照して説明する。図4は本発明第二実施例の動
作を示すフローチャートである。装置構成は本発明第一
実施例と同様である。トラヒック品質データ記憶部54
に記憶されているVPのトラヒックまたは品質測定デー
タにより、例えばVP使用率、あふれ率、セル損失率そ
の他、を算出する(S1)。トラヒック品質データ記憶
部54のデータは常に信号送受信部55を介し、VCH
その他から収集蓄積されている。
図4を参照して説明する。図4は本発明第二実施例の動
作を示すフローチャートである。装置構成は本発明第一
実施例と同様である。トラヒック品質データ記憶部54
に記憶されているVPのトラヒックまたは品質測定デー
タにより、例えばVP使用率、あふれ率、セル損失率そ
の他、を算出する(S1)。トラヒック品質データ記憶
部54のデータは常に信号送受信部55を介し、VCH
その他から収集蓄積されている。
【0051】VP容量算出部53内に記憶されたあらか
じめ定められた増設閾値を越えたとき、同VPの増設が
必要と判断する(S11 )。VP容量算出部53内に記
憶されたあらかじめ定められた減設閾値を下回ったと
き、同VPの減設が必要と判断する(S12 )。
じめ定められた増設閾値を越えたとき、同VPの増設が
必要と判断する(S11 )。VP容量算出部53内に記
憶されたあらかじめ定められた減設閾値を下回ったと
き、同VPの減設が必要と判断する(S12 )。
【0052】増設要求があったとき、同VPの前回の増
減設量と増減設日時をVP容量算出部53内に記憶され
た増減設テーブル(図9)より読み出す(S2)。
減設量と増減設日時をVP容量算出部53内に記憶され
た増減設テーブル(図9)より読み出す(S2)。
【0053】前回増減設量xと前回増減設日時からの経
過時間tから、あらかじめ定められた関数f(x、t)
を演算し、または、x,tを引数とするVP容量算出部
53内に記憶されたf(x、t)に関するテーブル(図
10)により、今回の増設要求量とする(S21 )。
過時間tから、あらかじめ定められた関数f(x、t)
を演算し、または、x,tを引数とするVP容量算出部
53内に記憶されたf(x、t)に関するテーブル(図
10)により、今回の増設要求量とする(S21 )。
【0054】減設要求があったとき、同VPの前回の増
減設日時をVP容量算出部53内に記憶された増減設テ
ーブル(図9)より読み出す(S2′)。
減設日時をVP容量算出部53内に記憶された増減設テ
ーブル(図9)より読み出す(S2′)。
【0055】前回増減設量xと前回増減設日時からの経
過時間tから、あらかじめ定められた関数g(x,t)
を演算し、またはx、tを引き数とするVP容量算出部
53内に記憶されたg(x,t)に関するテーブル(図
10と同様)により、今回の減設要求量とする(S2′
1 )。減設を行う、または伝送系データベース装置52
上の減設対象VPに減設対象フラグを設定する(S
3)。
過時間tから、あらかじめ定められた関数g(x,t)
を演算し、またはx、tを引き数とするVP容量算出部
53内に記憶されたg(x,t)に関するテーブル(図
10と同様)により、今回の減設要求量とする(S2′
1 )。減設を行う、または伝送系データベース装置52
上の減設対象VPに減設対象フラグを設定する(S
3)。
【0056】増設要求量の実行可能性を伝送系データベ
ース装置52にアクセスし、このVPの収容されている
伝送パスの未設定帯域を全て読み出し、このVPを収容
する伝送パスのうちの最も小さい未設定帯域と増設要求
量の大小比較により実行可能か判断する。例えば、VP
31の増設の場合、図15のレコード321、331、
341、351から、同VP31が伝送パス21、22
に収容されていることが分かり、同伝送パスの未設定帯
域が、レコード221、222から分かる。このうち小
さい方と、増設要求量の大小比較を行う(S4)。
ース装置52にアクセスし、このVPの収容されている
伝送パスの未設定帯域を全て読み出し、このVPを収容
する伝送パスのうちの最も小さい未設定帯域と増設要求
量の大小比較により実行可能か判断する。例えば、VP
31の増設の場合、図15のレコード321、331、
341、351から、同VP31が伝送パス21、22
に収容されていることが分かり、同伝送パスの未設定帯
域が、レコード221、222から分かる。このうち小
さい方と、増設要求量の大小比較を行う(S4)。
【0057】増設すべき増設量が実行可能でなければ、
増設対象VPと同一の伝送パスに含まれる減設対象フラ
グのついたVPを減設、具体的には伝送系データベース
装置52のレコードの書き替え、このVPを終端するV
CHのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応
じてこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコ
ードの書き替えを行う(S41 )。
増設対象VPと同一の伝送パスに含まれる減設対象フラ
グのついたVPを減設、具体的には伝送系データベース
装置52のレコードの書き替え、このVPを終端するV
CHのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応
じてこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコ
ードの書き替えを行う(S41 )。
【0058】減設により新たに生じた伝送パスの未設定
帯域を含めたうちでこのVPを含む伝送パス中最小の伝
送パス未設定帯域(またはそれより小さい増減設候補テ
ーブル上の値)を実行可能な増設量として、実行可能な
増設量だけ増設する。具体的には伝送系データベース装
置52のレコードの書き替え、このVPを終端するVC
HのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応じ
てこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコー
ドの書き替えを行う(S5)。
帯域を含めたうちでこのVPを含む伝送パス中最小の伝
送パス未設定帯域(またはそれより小さい増減設候補テ
ーブル上の値)を実行可能な増設量として、実行可能な
増設量だけ増設する。具体的には伝送系データベース装
置52のレコードの書き替え、このVPを終端するVC
HのこのVPに関するレコードの書き替え、必要に応じ
てこのVPを中継するVPHのこのVPに関するレコー
ドの書き替えを行う(S5)。
【0059】増減設を行ったVPについて、VP容量算
出部53上に記憶された増減設テーブル上のVPの増減
設量、増減設日時の更新と伝送系データベース装置52
上のVP容量データおよび伝送パス未設定帯域データ更
新を行う(S6)。
出部53上に記憶された増減設テーブル上のVPの増減
設量、増減設日時の更新と伝送系データベース装置52
上のVP容量データおよび伝送パス未設定帯域データ更
新を行う(S6)。
【0060】より高度な方法として、本発明第一実施例
と同じく、(S1)における増減設閾値を過去の増減設
履歴に応じて変更する方法もある。具体的には(S7)
として以下の手順をつけ加える。
と同じく、(S1)における増減設閾値を過去の増減設
履歴に応じて変更する方法もある。具体的には(S7)
として以下の手順をつけ加える。
【0061】VPの増減設値と前回増減設日時をVP容
量算出部53内に記憶されたVP増減設テーブル(図
9)より読み出し(S7)、正の値(増設)ならば、増
減設閾値をc倍、c′倍の値(c、c′は、前回増減設
量と前回増減設日時からの経過時間に依存してあらかじ
め定められた定数)あるいは前回の増減設閾値にd、
d′を加えた値(d、d′は、前回増減設量と前回増減
設日時からの経過時間に依存してあらかじめ定められた
定数)あるいは、VP容量算出部53に記憶された増減
設閾値テーブル(図8)の現在閾値のm、m′(m、
m′は、前回増減設量と前回増減設日時からの経過時間
に依存してあらかじめ定められた定数)カラムだけ前
(または後ろ)の値を閾値とする(S71 )。
量算出部53内に記憶されたVP増減設テーブル(図
9)より読み出し(S7)、正の値(増設)ならば、増
減設閾値をc倍、c′倍の値(c、c′は、前回増減設
量と前回増減設日時からの経過時間に依存してあらかじ
め定められた定数)あるいは前回の増減設閾値にd、
d′を加えた値(d、d′は、前回増減設量と前回増減
設日時からの経過時間に依存してあらかじめ定められた
定数)あるいは、VP容量算出部53に記憶された増減
設閾値テーブル(図8)の現在閾値のm、m′(m、
m′は、前回増減設量と前回増減設日時からの経過時間
に依存してあらかじめ定められた定数)カラムだけ前
(または後ろ)の値を閾値とする(S71 )。
【0062】負の値(減設)ならば、増減設閾値をc″
倍、c′″倍の値(c″、c′″は、前回増減設量と前
回増減設日時からの経過時間に依存してあらかじめ定め
られた定数)あるいは前回の増減設閾値にd″、d′″
を加えた値(d″、d′″は、前回増減設量と前回増減
設日時からの経過時間に依存してあらかじめ定められた
定数)あるいは、VP容量算出部53に記憶された増減
設閾値テーブル(図8)の現在閾値のm″、m′″
(m″、m′″は、前回増減設量と前回増減設日時から
の経過時間に依存してあらかじめ定められた定数)カラ
ムだけ前(または後ろ)の値を閾値とする(S72 )。
“0”(増減設なし)なら、そのままとする(S
73 )。
倍、c′″倍の値(c″、c′″は、前回増減設量と前
回増減設日時からの経過時間に依存してあらかじめ定め
られた定数)あるいは前回の増減設閾値にd″、d′″
を加えた値(d″、d′″は、前回増減設量と前回増減
設日時からの経過時間に依存してあらかじめ定められた
定数)あるいは、VP容量算出部53に記憶された増減
設閾値テーブル(図8)の現在閾値のm″、m′″
(m″、m′″は、前回増減設量と前回増減設日時から
の経過時間に依存してあらかじめ定められた定数)カラ
ムだけ前(または後ろ)の値を閾値とする(S72 )。
“0”(増減設なし)なら、そのままとする(S
73 )。
【0063】(第三実施例)本発明第三実施例の動作を
図5を参照して説明する。図5は本発明第三実施例の動
作を示すフローチャートである。装置構成は本発明第一
または第二実施例と同様である。トラヒック品質データ
記憶部54に記憶されているVPのトラヒックまたは品
質測定データにより、VP使用率、あふれ率、セル損失
率その他、を算出する(S1)。トラヒック品質データ
記憶部54のデータは常に信号送受信部55を介し、V
CHその他から収集、蓄積されている。
図5を参照して説明する。図5は本発明第三実施例の動
作を示すフローチャートである。装置構成は本発明第一
または第二実施例と同様である。トラヒック品質データ
記憶部54に記憶されているVPのトラヒックまたは品
質測定データにより、VP使用率、あふれ率、セル損失
率その他、を算出する(S1)。トラヒック品質データ
記憶部54のデータは常に信号送受信部55を介し、V
CHその他から収集、蓄積されている。
【0064】VP容量算出部53内に記憶されたあらか
じめ定められた増設閾値を越えたとき、同VPの増設が
必要と判断し、VP容量算出部53内に記憶されたこの
VPに対する前回の増減設必要指数を示す実行増減設テ
ーブル(図12)の値(増減設必要指数)から後述の方
法によりVP容量算出部53内に記憶された増減設必要
指数と増減設量との関係を示す増減設テーブル(図1
1)のこのVPの該当増減設必要指数Wに対応する増減
設量を更新する。例えば、前回の増減設必要指数が−5
0とする。このときの増減設量は、図11から−40な
ので40減設したとする。今回、同じVPに対し、増設
要求があった場合には、後述する方法を使って計算し、
増減設必要指数−50に対する増減設量として例えば、
−30に更新しておく(S11 )。
じめ定められた増設閾値を越えたとき、同VPの増設が
必要と判断し、VP容量算出部53内に記憶されたこの
VPに対する前回の増減設必要指数を示す実行増減設テ
ーブル(図12)の値(増減設必要指数)から後述の方
法によりVP容量算出部53内に記憶された増減設必要
指数と増減設量との関係を示す増減設テーブル(図1
1)のこのVPの該当増減設必要指数Wに対応する増減
設量を更新する。例えば、前回の増減設必要指数が−5
0とする。このときの増減設量は、図11から−40な
ので40減設したとする。今回、同じVPに対し、増設
要求があった場合には、後述する方法を使って計算し、
増減設必要指数−50に対する増減設量として例えば、
−30に更新しておく(S11 )。
【0065】VP容量算出部53内に記憶されたあらか
じめ定められた減設閾値を下回ったとき、同VPの減設
が必要と判断し、VP容量算出部53内に記憶されたこ
のVPに対する実行増減設テーブル(図12)の値(増
減設必要指数)から後述の方法によりVP容量算出部5
3内に記憶された増減設テーブル(図11)のこのVP
の該当増減設必要指数Wに対応する増減設量を更新する
(S12 )。
じめ定められた減設閾値を下回ったとき、同VPの減設
が必要と判断し、VP容量算出部53内に記憶されたこ
のVPに対する実行増減設テーブル(図12)の値(増
減設必要指数)から後述の方法によりVP容量算出部5
3内に記憶された増減設テーブル(図11)のこのVP
の該当増減設必要指数Wに対応する増減設量を更新する
(S12 )。
【0066】いずれでもなければ、VP容量算出部53
内に記憶された増減設テーブル(図11)のこのVPに
対する実行増減設テーブルの増減必要指数Wに対応する
連続適正回数に“1”加える(S13 )。
内に記憶された増減設テーブル(図11)のこのVPに
対する実行増減設テーブルの増減必要指数Wに対応する
連続適正回数に“1”加える(S13 )。
【0067】増設要求があったとき、同VPの増減設必
要指数を算出する(S2)。増減設必要指数は例えばV
P使用率、加わるトラヒック量とアーランB式により求
めたVP容量その他あらかじめ定義しておく。
要指数を算出する(S2)。増減設必要指数は例えばV
P使用率、加わるトラヒック量とアーランB式により求
めたVP容量その他あらかじめ定義しておく。
【0068】VP容量算出部53内に記憶された増減設
テーブル(図11)より、この算出された増減設必要指
数に対応する増減設要求量を読み出す(S21 )。
テーブル(図11)より、この算出された増減設必要指
数に対応する増減設要求量を読み出す(S21 )。
【0069】減設要求があったとき、増減設必要指数を
算出する(S2′)。増減設必要指数は例えばVP使用
率、加わるトラヒック量とアーランB式により求めたV
P容量その他あらかじめ定義しておく。
算出する(S2′)。増減設必要指数は例えばVP使用
率、加わるトラヒック量とアーランB式により求めたV
P容量その他あらかじめ定義しておく。
【0070】VP容量算出部53内に記憶された増減設
テーブル(図11)より、この算出された増減設必要指
数に対応する増減設要求量を読み出す(S2′1 )。
テーブル(図11)より、この算出された増減設必要指
数に対応する増減設要求量を読み出す(S2′1 )。
【0071】減設を行うまたは減設対象VPに伝送系デ
ータベース装置52上に図13に示すように減設対象フ
ラグを設定する(S3)。
ータベース装置52上に図13に示すように減設対象フ
ラグを設定する(S3)。
【0072】増設要求量の実行可能性を、伝送系データ
ベース装置52にアクセスし、このVPの収容されてい
る伝送パスの未設定帯域を全て読み出し、このVPを収
容する伝送パスのうち最も小さい未設定帯域と増設要求
量の大小比較により実行可能か判断する。例えば、VP
31の増設の場合には、図15のレコード321、33
1、341、351から、同VP31が伝送パス21、
22に収容されていることが分かり、同伝送パスの未設
定帯域が、レコード221、222から分かる。このう
ちの小さい方と、増設要求量の大小比較を行う(S
4)。
ベース装置52にアクセスし、このVPの収容されてい
る伝送パスの未設定帯域を全て読み出し、このVPを収
容する伝送パスのうち最も小さい未設定帯域と増設要求
量の大小比較により実行可能か判断する。例えば、VP
31の増設の場合には、図15のレコード321、33
1、341、351から、同VP31が伝送パス21、
22に収容されていることが分かり、同伝送パスの未設
定帯域が、レコード221、222から分かる。このう
ちの小さい方と、増設要求量の大小比較を行う(S
4)。
【0073】増設すべき増設量が実行可能でなければ、
増設対象VPと同一の伝送パスに含まれる減設対象フラ
グのついたVPを減設、具体的には伝送系データベース
装置52のレコードの書き換え、必要に応じて該VPを
中継するVPHの該VPに関するレコードの書き換えを
行う(S41 )。
増設対象VPと同一の伝送パスに含まれる減設対象フラ
グのついたVPを減設、具体的には伝送系データベース
装置52のレコードの書き換え、必要に応じて該VPを
中継するVPHの該VPに関するレコードの書き換えを
行う(S41 )。
【0074】減設により新たに生じた伝送パスの未設定
帯域を含めたうちで該VPを含む伝送パス中最小の伝送
パス未設定帯域(またはそれより小さい増減設候補テー
ブル上の値)を実行可能な増設量として、実行可能な増
設量だけ増設する。具体的には伝送系データベース装置
52のレコードの書き換え、このVPを終端するVCH
のこのVPに関するレコードの書き換え、必要に応じて
このVPを中継するVPHのこのVPに関するレコード
の書き換えを行う(S5)。
帯域を含めたうちで該VPを含む伝送パス中最小の伝送
パス未設定帯域(またはそれより小さい増減設候補テー
ブル上の値)を実行可能な増設量として、実行可能な増
設量だけ増設する。具体的には伝送系データベース装置
52のレコードの書き換え、このVPを終端するVCH
のこのVPに関するレコードの書き換え、必要に応じて
このVPを中継するVPHのこのVPに関するレコード
の書き換えを行う(S5)。
【0075】増減設要求通り増減設を行ったVPについ
て、VP容量算出部53の実行増減設テーブル上にこの
VP対応に増(減)設必要指数を記憶する。増減設を行
ったVPについて伝送系データベース装置52上のVP
容量データおよび伝送パス未設定帯域データ更新を行
う。増減設要求と異なる増減設を行ったVPについて
は、該VP対応に実行増減設テーブル上に「データな
し」を設定する(S6)。(S11 )、(S12 )にお
ける増減設テーブル上の増減設値の更新は、VP容量算
出部53に記憶された実行増減設テーブル(図12)の
増減設必要指数wに対応する増減設テーブル(図11)
上の増減設値(更新前)uと連続適正回数nからあらか
じめ定められた関数f(u,n)によって、増減設テー
ブルの増減設必要指数wに対応する要素を更新する。例
えば、 f(u,n)= u* (1+1/(n+1))(増設閾値超時) f(u,n)=−u* (1+1/(n+1))(減設閾値未満時) あるいは、図10のようなu、nを引き数としf(u,
n)を値にとる表を記憶するなどの方法がある。実行増
減設テーブルで「データなし」の場合は増減設テーブル
の増減設値更新は行わない。また、増減設テーブル(図
11)はVPI別になっているが、VPを区別せず、1
つの表とすることにより簡単化が図れる。
て、VP容量算出部53の実行増減設テーブル上にこの
VP対応に増(減)設必要指数を記憶する。増減設を行
ったVPについて伝送系データベース装置52上のVP
容量データおよび伝送パス未設定帯域データ更新を行
う。増減設要求と異なる増減設を行ったVPについて
は、該VP対応に実行増減設テーブル上に「データな
し」を設定する(S6)。(S11 )、(S12 )にお
ける増減設テーブル上の増減設値の更新は、VP容量算
出部53に記憶された実行増減設テーブル(図12)の
増減設必要指数wに対応する増減設テーブル(図11)
上の増減設値(更新前)uと連続適正回数nからあらか
じめ定められた関数f(u,n)によって、増減設テー
ブルの増減設必要指数wに対応する要素を更新する。例
えば、 f(u,n)= u* (1+1/(n+1))(増設閾値超時) f(u,n)=−u* (1+1/(n+1))(減設閾値未満時) あるいは、図10のようなu、nを引き数としf(u,
n)を値にとる表を記憶するなどの方法がある。実行増
減設テーブルで「データなし」の場合は増減設テーブル
の増減設値更新は行わない。また、増減設テーブル(図
11)はVPI別になっているが、VPを区別せず、1
つの表とすることにより簡単化が図れる。
【0076】より高度な方法として、本発明第一または
第二実施例のように(S1)における増減設閾値を過去
の増減設履歴に応じて変更する方法もある。
第二実施例のように(S1)における増減設閾値を過去
の増減設履歴に応じて変更する方法もある。
【0077】本発明によって、例えば容量算出方法やそ
のトラヒックモデルが妥当でなかったり、時々刻々と変
動する(あるいは未知の)トラヒック特性を有するAT
M網に対しても良好なVP容量制御が実現できる。本発
明第一実施例は本発明第二および第三実施例に比べ、増
減設テーブルが簡単であり、実現性の容易さの点で、本
発明第二および第三実施例に優る。一方、本発明第二お
よび第三実施例は、本発明第一実施例に比べ、容量決定
のための情報が多く、性能の点で優る。特に、本発明第
一および第三実施例は同期的にVP容量を制御するに好
適であり、本発明第二実施例は何らかの事象が生ずる毎
VP容量を制御するに好適である。
のトラヒックモデルが妥当でなかったり、時々刻々と変
動する(あるいは未知の)トラヒック特性を有するAT
M網に対しても良好なVP容量制御が実現できる。本発
明第一実施例は本発明第二および第三実施例に比べ、増
減設テーブルが簡単であり、実現性の容易さの点で、本
発明第二および第三実施例に優る。一方、本発明第二お
よび第三実施例は、本発明第一実施例に比べ、容量決定
のための情報が多く、性能の点で優る。特に、本発明第
一および第三実施例は同期的にVP容量を制御するに好
適であり、本発明第二実施例は何らかの事象が生ずる毎
VP容量を制御するに好適である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
VPの帯域をVPの使用状況に応じて動的に変更するこ
とによりその時々の通信サービス需要およびトラヒック
量に見合う設備量を網に分配し、通信網を効率的に運用
することができる。これにより、トラヒック特性が未知
であったり、時々刻々変動する場合でも良好に動作する
VP容量制御装置および方法を実現することができる。
VPの帯域をVPの使用状況に応じて動的に変更するこ
とによりその時々の通信サービス需要およびトラヒック
量に見合う設備量を網に分配し、通信網を効率的に運用
することができる。これにより、トラヒック特性が未知
であったり、時々刻々変動する場合でも良好に動作する
VP容量制御装置および方法を実現することができる。
【図1】本発明実施例装置のブロック構成図。
【図2】VP容量算出部の動作を示すフローチャート。
【図3】VP容量算出部の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明第二実施例の動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図5】本発明第三実施例の動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図6】増減設テーブルを示す図。
【図7】増減設候補テーブルを示す図。
【図8】増減設閾値テーブルを示す図。
【図9】増減設テーブルを示す図。
【図10】関数f(x、t)に関するテーブルを示す
図。
図。
【図11】増減設テーブルを示す図。
【図12】実行増減設テーブルを示す図。
【図13】減設フラグを含むVPHテーブルを示す図。
【図14】従来例のVPの容量制御が実施されているA
TM通信網を説明する図。
TM通信網を説明する図。
【図15】伝送系データベース装置が管理する伝送パス
とVPに関するデータのテーブルを示す図。
とVPに関するデータのテーブルを示す図。
1〜3 VCH 11、12 VPH 21〜24 伝送パス 31〜33 VP 41〜44 VC 51 VP容量制御装置 52 伝送系データベース装置 53 VP容量算出部 54 トラヒック品質データ記憶部 55 信号送受信部 61〜63 伝送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−38567(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告 SS E94−194(1995年1月20日) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (5)
- 【請求項1】 ATM通信網に設けられ、バーチャルパ
スのトラヒック状態および伝送品質を測定管理する手段
を備えたVP容量制御装置において、 前記測定管理する手段は、管理対象のバーチャルパスの
トラヒックおよび伝送品質の測定データがバーチャルパ
スの増設または減設を要求するための増設または減設閾
値を越えたときまたは下回ったときには、そのバーチャ
ルパスの過去の増設または減設の履歴に基づいて新たに
増設または減設するバーチャルパス容量を決定すること
を特徴とするVP容量制御装置。 - 【請求項2】 前記測定管理する手段は、直前に増設ま
たは減設されたバーチャルパス容量と 、 その増設または
減設からの経過時間とにしたがって、新たに増設または
減設するバーチャルパス容量を決定する請求項1記載の
VP容量制御装置。 - 【請求項3】 前記測定管理する手段は、バーチャルパ
スのトラヒックおよび伝送品質を測定するごとにそのバ
ーチャルパスの増設または減設が必要かどうかを判定
し、増設も減設も必要ないと連続して判定された回数
と、最後に増設または減設されたバーチャルパス容量と
から、新たに増設または減設するバーチャルパス容量を
決定する請求項1記載のVP容量制御装置。 - 【請求項4】 前記増設または減設閾値は過去の履歴に
したがって変更される請求項1記載のVP容量制御装
置。 - 【請求項5】 バーチャルパスのトラヒック状態および
伝送品質を測定し、その測定データがバーチャルパスの
増設または減設を要求するための増設または減設閾値を
越えたときまたは下回ったときには、そのバーチャルパ
スの過去の増設または減設の履歴に基づいて新たに増設
または減設するバーチャルパス容量を決定することを特
徴とするVP容量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03876695A JP3171046B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | Vp容量制御装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03876695A JP3171046B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | Vp容量制御装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237261A JPH08237261A (ja) | 1996-09-13 |
JP3171046B2 true JP3171046B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=12534419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03876695A Expired - Fee Related JP3171046B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | Vp容量制御装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3171046B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7123584B2 (en) * | 2004-01-28 | 2006-10-17 | Sbc Knowledge Ventures, L.P. | Digital subscriber line user capacity estimation |
KR100706602B1 (ko) | 2004-12-16 | 2007-04-11 | 한국전자통신연구원 | 통신 품질 측정 시스템 및 그 방법 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP03876695A patent/JP3171046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
電子情報通信学会技術研究報告 SSE94−194(1995年1月20日) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08237261A (ja) | 1996-09-13 |
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Legal Events
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