JP3170784U - 商品前出しケース用マガジン及び商品前出しケース - Google Patents
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Abstract
【課題】商品の残量を簡便かつ確実に把握して商品の在庫管理を的確に行うことができる商品前出しケース用マガジン及び商品前出しケースを提供する。【解決手段】商品Tを一方向に複数陳列して収納するケーシング2と、ケーシング2の底板5に前記一方向に形成されたレール部に摺動自在に係合するとともに、陳列された最後尾の商品Tの後方側に配置され商品Tを押し出す押出部材3と、巻回された状態の習性が付与された板バネ4とを備え、板バネ4の巻回部4aを、押出部材3の後方側に配置するとともに、巻回部4aから引き出された板バネ4の端部をケーシング2の前方側に固定し、商品Tの後面に押出部材3を付勢させて商品Tを一方向に押し出し可能な商品前出しケース用マガジンであって、巻回部4aの外側を向く面には、ケーシング2内において押出部材3よりも前方に収納されている商品Tの個数に対応する表示20が付されていることを特徴とする。【選択図】図4
Description
本考案は、ケース内に一方向に陳列された商品を前方側から取り出した際に順次商品を前出しする商品前出しケース用マガジン及び商品前出しケースに関する。
一般に、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等において、煙草等の箱状の商品を一方向に複数列収容した商品陳列棚を上下方向に段積みしてレジカウンタ等に設置し、顧客が商品をケースの前方から容易に取り出すことができるようにした商品前出しケースが広く用いられている。通常、この商品前出しケースは、商品陳列棚の前方側から商品が取り出された際、後続の商品が最前列に前進するよう押し出されるようになっており、このような商品前出しケースとしては、例えば下記特許文献1に開示されたものが知られている。
特許文献1に記載された商品前出しケースは、煙草陳列収納用の細長矩形のトレイを複数隣接させて配置した商品陳列棚を上下方向に段積みして形成されている。この商品陳列棚の両サイド、すなわちトレイの長手方向と同方向に延びる縁部には側壁部材が取り付けられている。また、各トレイには、最前列に位置する商品がトレイから取り出された際に残りの商品全体を前進させる付勢手段が設けられている。
上記のような商品前出しケースは、トレイ毎に異なる銘柄の煙草が陳列されており、残量が少なくなった煙草を販売員が適宜補充するようになっている。
上記のような商品前出しケースは、トレイ毎に異なる銘柄の煙草が陳列されており、残量が少なくなった煙草を販売員が適宜補充するようになっている。
ところで、上記従来の商品前出しケースは、コンビニエンスストア等のレジカウンタ等において、商品が押し出される前方側を顧客が立つ方に対向させ、レジカウンタ内の販売員に対しては側方又は後方側を向くように設置されている。したがって、販売員が商品前出しケース内の商品の残数を側方から見ようとしても、側壁部材によってトレイ内の商品の残量を把握することが出来ず、また後方から見ようとしても、商品数又は付勢手段の位置が分かり難くやはり商品の残量を把握し難いため、商品の補充のタイミングが分かり難く各トレイにおいて欠品状態が発生し易いという問題があった。
また、商品の残量を確認するためには、各段の商品陳列棚を取り出すか商品前出しケースの前方側に回って各トレイ内を見る必要があり、確認作業を行い難いため、各販売員の確認頻度の差異によって商品の補充のタイミングにバラつきが生じ易くなるという問題があった。
また、商品の残量を確認するためには、各段の商品陳列棚を取り出すか商品前出しケースの前方側に回って各トレイ内を見る必要があり、確認作業を行い難いため、各販売員の確認頻度の差異によって商品の補充のタイミングにバラつきが生じ易くなるという問題があった。
本考案は、上記問題に鑑みて、商品前出しケース用マガジン内に陳列された各商品の残量を簡便かつ確実に把握することができ、商品の在庫管理を的確に行うことができる商品前出しケース用マガジン及び商品前出しケースを提供する。
請求項1に記載の考案は、商品を前方側から後方側に向けて一方向に複数陳列して収納するケーシングと、該ケーシングの底板に前記一方向に形成されたレール部に摺動自在に係合するとともに、陳列された最後尾の前記商品の前記後方側に配置され該商品を押し出す押出部材と、巻回された状態の習性が付与された板バネとを備え、該板バネの巻回部を、前記押出部材の後方側に配置するとともに、前記巻回部から引き出された前記板バネの端部を前記ケーシングの前方側に固定し、前記商品の後面に前記押出部材を付勢させて前記商品を前記一方向に押し出し可能な商品前出しケース用マガジンであって、前記巻回部の外側を向く面には、前記ケーシング内において前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応する表示が付されていることを特徴とする。
本考案では、巻回部の外側を向く面に、ケーシング内において押出部材よりも前方に収納されている商品の個数に対応する表示が付与されているため、ケーシング内に陳列された商品の残量を容易にかつ的確に把握することができる。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の商品前出しケース用マガジンであって、前記表示が、前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた色彩であることを特徴とする。
本考案では、表示が前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた色彩であるため、一見してケーシング内の商品の個数を判別することができる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の商品前出しケース用マガジンであって、前記表示が、前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた数字であることを特徴とする。
本考案は、表示が前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた数字であるため、商品前出しケース用マガジン内の商品の個数を簡便かつ正確に把握することができるという効果を奏する。
請求項4に記載の考案は、請求項2又は3に記載の商品前出しケース用マガジンであって、前記表示は、前記板バネに表示シールを貼着することにより付されることを特徴とする。
本考案では、表示が板バネに表示シールを貼着することにより付されるものであるため、押出部材よりも前方に収納されている商品の個数に対応する表示を既存の商品前出しケース用マガジンにも事後的に付することができる。
請求項5に記載の考案は、商品前出しケースであって、請求項1から4のいずれか一項に記載の商品前出しケース用マガジンを備えたことを特徴とする。
本考案は、請求項1から4と同様の効果を奏し得る商品前出しケースを得ることができる。
本考案では、巻回部の外側を向く面に、ケーシング内において押出部材よりも前方に収納されている商品の個数に対応する表示が付与されているため、ケーシング内に陳列された商品の残量を容易にかつ的確に把握することができる。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の商品前出しケース用マガジンであって、前記表示が、前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた色彩であることを特徴とする。
本考案では、表示が前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた色彩であるため、一見してケーシング内の商品の個数を判別することができる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の商品前出しケース用マガジンであって、前記表示が、前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた数字であることを特徴とする。
本考案は、表示が前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた数字であるため、商品前出しケース用マガジン内の商品の個数を簡便かつ正確に把握することができるという効果を奏する。
請求項4に記載の考案は、請求項2又は3に記載の商品前出しケース用マガジンであって、前記表示は、前記板バネに表示シールを貼着することにより付されることを特徴とする。
本考案では、表示が板バネに表示シールを貼着することにより付されるものであるため、押出部材よりも前方に収納されている商品の個数に対応する表示を既存の商品前出しケース用マガジンにも事後的に付することができる。
請求項5に記載の考案は、商品前出しケースであって、請求項1から4のいずれか一項に記載の商品前出しケース用マガジンを備えたことを特徴とする。
本考案は、請求項1から4と同様の効果を奏し得る商品前出しケースを得ることができる。
本考案に係る商品前出しケース用マガジンによれば、巻回部の外側を向く面に、ケーシング内において押出部材よりも前方に収納されている商品の個数に対応する表示が付与されているため、ケーシング内に陳列された商品の残量を的確に把握することができ、商品が無くなる前に補充し易くなるため欠品状態の発生を防止し易くなるという効果を奏する。
また、ケーシング内の残量の確認作業が容易となるため、販売員の確認頻度の差異による商品補充のタイミングのバラつきを防止し易く、誰でも商品の在庫管理を行い易くなるという効果を奏する。
また、ケーシング内の残量の確認作業が容易となるため、販売員の確認頻度の差異による商品補充のタイミングのバラつきを防止し易く、誰でも商品の在庫管理を行い易くなるという効果を奏する。
以下、図を参照して本考案の実施形態について説明する。
図1,図2は、本考案の一実施形態として示した商品前出しケース用マガジン(以下「マガジン」という)1に商品Tを収納した状態を示した図であって、商品を陳列収納するケーシング2と、ケーシング2内に収納された商品Tを前出しする付勢手段となる押出部材3及び板バネ4とを備えている。マガジン1は、商品Tを一方向に陳列した際に該陳列状態を維持して該一方向に商品Tを前出し可能な商品であればどのような物にも用いることが可能であるが、本実施形態においては、煙草を収容したケース(以下単に「タバコ」という)用のマガジンを例として説明する。
図1,図2は、本考案の一実施形態として示した商品前出しケース用マガジン(以下「マガジン」という)1に商品Tを収納した状態を示した図であって、商品を陳列収納するケーシング2と、ケーシング2内に収納された商品Tを前出しする付勢手段となる押出部材3及び板バネ4とを備えている。マガジン1は、商品Tを一方向に陳列した際に該陳列状態を維持して該一方向に商品Tを前出し可能な商品であればどのような物にも用いることが可能であるが、本実施形態においては、煙草を収容したケース(以下単に「タバコ」という)用のマガジンを例として説明する。
図1,図2に示すように、ケーシング2は、矩形形状の底板5と底板5の四方を取り囲むように立ち上がった側板6a〜6dの内側に仕切板7,7を有したものであり、仕切板7,7によって形成された収納部8A,8B,8Cにそれぞれ異なる銘柄のタバコTを前方側Fから後方側Rに向けて一方向に陳列できるようになっている。ケーシング2の前方側Fの側板6aには各収納部8A,8B,8Cに収納されるタバコTの銘柄を表示したラベルを収納可能なラベル収納部9A〜9Cが設けられている。
図3,図4に示すように、ケーシング2の底板5には、各収納部8A,8B,8Cに長手方向に形成された開口領域P1が形成されているとともに、開口領域P1の幅方向中央部を塞ぐように底板5の下面5sに帯状壁部5mが配され、その結果、帯状壁部5mを挟んで平行に延在する長孔10a,10aが形成されている。
また、底板5の上面5tには、長孔10a,10aを間に挟むように形成された断面視三角形の突条10b,10bが設けられ、これら長孔10a,10aと突条10b,10bとによりレール部を構成している。
また、底板5の上面5tには、長孔10a,10aを間に挟むように形成された断面視三角形の突条10b,10bが設けられ、これら長孔10a,10aと突条10b,10bとによりレール部を構成している。
図2,図3に示すように、底板5の前方側Fには、板バネ4の端部4bを挿通させる矩形の開口部11が形成されており、開口部11の上方には前方側Fの側板6aから後方側Rに向かって突出する壁部5bが形成されている。
この壁部5bの下面には、板バネ4の端部4bを係止させて固定する凸部12が形成されている。
突条10bは後方側Rから前方側Fに向かって略一定の高さ寸法に形成されており、最前列のタバコTが位置する前方位置において側面視三角形に突出した突出部10dと連続して形成されている。
この壁部5bの下面には、板バネ4の端部4bを係止させて固定する凸部12が形成されている。
突条10bは後方側Rから前方側Fに向かって略一定の高さ寸法に形成されており、最前列のタバコTが位置する前方位置において側面視三角形に突出した突出部10dと連続して形成されている。
図1に示すように、ケーシング2の長手方向に延在する側板6b,6dの外面の前方側F及び後方側Rにはそれぞれ円柱状の突部13,13が形成されている。
上記の構成からなるケーシング2は、アクリル,アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂等の合成樹脂材料により形成されたものである。
上記の構成からなるケーシング2は、アクリル,アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂等の合成樹脂材料により形成されたものである。
図2,図4に示すように、押出部材3は、ケーシング2の各収納部8A〜8Cに具備され、長孔10a及び突条10bからなるレール部を摺動自在とされた摺動部3Aと、各収納部8A〜8Cに陳列収納されたタバコTを後方側Rから前方側Fに向かって押圧する押出部3Bとを備えている。
摺動部3Aは、図3,図4に示すように、突条10b上に跨って配置される矩形形状の水平板部14と水平板部14の下面から突出し長孔10a内に挿入されて底板5に係合する脚部15,15とを備えている。
水平板部14は、その幅方向中央部に形成された板バネ4挿通用の挿通孔14aを有している。
脚部15は、その先端に底板5の下面5sに係合する爪部15aを有している。
摺動部3Aは、図3,図4に示すように、突条10b上に跨って配置される矩形形状の水平板部14と水平板部14の下面から突出し長孔10a内に挿入されて底板5に係合する脚部15,15とを備えている。
水平板部14は、その幅方向中央部に形成された板バネ4挿通用の挿通孔14aを有している。
脚部15は、その先端に底板5の下面5sに係合する爪部15aを有している。
押出部3Bは、図2,図4に示すように、水平板部14の前方側Fの端縁から鉛直方向上方に延びた板部であり、その上方側に板面間方向に貫通する貫通孔16が形成され、更に貫通孔16に跨るとともに後方に突出したつまみ部17と、背面側下方に板バネ4の巻回部4aを間に挟んで位置させる板バネ配置側壁18,18とを有している。
板バネ4は、図5に示すように、巻回された状態の習性が付与されており、常態において渦巻状に巻回された巻回部4aを有し、端部4bを引き出した場合には復帰力が働き、引き出す力を解放したときに元の形状、すなわち引き出された部分が巻回部4aに巻き取られるようになっている。そして、図2に示す巻回部4aの外側に位置し一方向に引き出し可能な端部4bには、ケーシング2の底板5の壁部5bの裏面に形成された凸部12に係止するための孔19が形成されている。
また、端部4bの外表面(巻回方向に垂直な方向で、かつ径方向の外側面)には、商品の個数に対応する表示シール20が貼着されている。表示シール20の表面には、先端側に向かって5から0の数字が示されているとともに、5から2の数字の背景色が薄い色で示し、1から0の数字の背景色が濃い色で示されている。表示シール20の数字は、板バネ4が巻回部4aに巻回された状態での押出部材3の背面側(押し出し方向とは逆向き)に表れる(すなわち、ケーシング2の後方から確認できる)位置に付されていることが好ましい。
また、数字間の距離(いわゆる数字を付すピッチ)は、商品Tが取り出された後、次の商品Tが前出しされたときに上記ケーシング2の後方から確認できる位置に表れるように定められている。
表示シール20の材質としては、一般的なものを用いることができるが、紫外線による変色等が起こり難いものを用いることが望ましい。
また、数字間の距離(いわゆる数字を付すピッチ)は、商品Tが取り出された後、次の商品Tが前出しされたときに上記ケーシング2の後方から確認できる位置に表れるように定められている。
表示シール20の材質としては、一般的なものを用いることができるが、紫外線による変色等が起こり難いものを用いることが望ましい。
板バネ4は、図4に示すように、巻回部4aを押出部材3の背面側の板バネ配置側壁18,18の間に配置されるとともに、図2,図3に示すように、端部4bが下方から引き出されるように配置されている。板バネ4の端部4bは、水平板部14に形成された挿通孔14aを通って押出部材3の押出部3Bの下端部をくぐり、更にケーシング2の開口部11を通って壁部5bの裏面に形成された凸部12に係合して固定されている。
この構成において、図4に示すように、表示シール20は、収納部8A〜8C内に陳列されたタバコTの残数が5個以上あるか又は5個以下になったことをケーシング2の後方から数字と色とによって把握できるようになっている。
この構成において、図4に示すように、表示シール20は、収納部8A〜8C内に陳列されたタバコTの残数が5個以上あるか又は5個以下になったことをケーシング2の後方から数字と色とによって把握できるようになっている。
上記の押出部材3及び板バネ4が設けられたケーシング2は、図示しない枠体に上下方向に複数段配置され、全体として商品前出しケースを構成している。
次に、マガジン1の使用方法について説明する。
まず、図1に示すように、押出部材3の図2に示すつまみ部17を持って押出部材3をケーシング2の後方側Rに摺動させ、収納部8A〜8C毎に異なる銘柄のタバコTを陳列収納させる。収納部8A〜8Cの全てに収納可能なタバコTを収納させたらつまみ部17を開放し、押出部材3をタバコTに対して付勢させる。
そして、ケーシング2を段積みし、ケーシング2の前方側Fをレジカウンタ等に並ぶ顧客に対向するように設置する。
顧客がケーシング2の収納部8A〜8Cのいずれかの前方側FからタバコTを取り出すと、押出部材3の付勢力により後続のタバコTが順次前進する。
まず、図1に示すように、押出部材3の図2に示すつまみ部17を持って押出部材3をケーシング2の後方側Rに摺動させ、収納部8A〜8C毎に異なる銘柄のタバコTを陳列収納させる。収納部8A〜8Cの全てに収納可能なタバコTを収納させたらつまみ部17を開放し、押出部材3をタバコTに対して付勢させる。
そして、ケーシング2を段積みし、ケーシング2の前方側Fをレジカウンタ等に並ぶ顧客に対向するように設置する。
顧客がケーシング2の収納部8A〜8Cのいずれかの前方側FからタバコTを取り出すと、押出部材3の付勢力により後続のタバコTが順次前進する。
販売員が、各ケーシング2の収納部8A〜8CにおけるタバコTの残数を確認する場合には、図4に示すようにケーシング2の後方側Rから収納部8A〜8C内を覗き、板バネ4の巻回部4aを確認する。板バネ4に貼着された表示シール20が表れていない場合には、当該板バネ4が設置された収納部8A〜8CにおいてはタバコTが5個以上保持されているので、該収納部8A〜8CにタバコTを補充しないでもよい。
しかし、ケーシング2の後方側Rから収納部8A〜8C内を覗き板バネ4の巻回部4aを確認した際に、板バネ4の表示シール20が現れ2から5の数字を示している場合には、他の収納部8A〜8Cの残量に応じて段積みされたマガジン1を取り出して適宜残量の少ない銘柄のタバコTを補充し、表示シール20の数字が0から1を表示している場合には、即時に段積みされたマガジン1を取り出して該収納部8A〜8Cに当該銘柄のタバコTを補充する。
以上のように、マガジン1によれば、巻回部4aの外側を向く面に、ケーシング2内において押出部材3よりも前方に収納されているタバコTの個数に対応する色と数字による表示シール20が付されているため、ケーシング2の収納部8A〜8Cを後方側Rから覗き、板バネ4の巻回部4aの色と数字を確認することによって、陳列されたタバコTの残量を的確に把握することができ、タバコTが無くなる前に補充し易くなるため欠品状態の発生を防止し易くなるという効果を奏する。
また、ケーシング2内の残量の確認作業が容易となるため、販売員の確認頻度の差異によるタバコTの補充のタイミングのバラつきを防止し易く、誰でもタバコTの在庫管理を行い易くなるという効果を奏する。
また、ケーシング2内の残量の確認作業が容易となるため、販売員の確認頻度の差異によるタバコTの補充のタイミングのバラつきを防止し易く、誰でもタバコTの在庫管理を行い易くなるという効果を奏する。
なお、本実施形態において、板バネ4に示すタバコの残数の表示は、0から5までで、数字に伴う背景色は、1と2との間で分けられているが、これに限られるものではなく、5以上の数字を示し得るものであってもよく、また色彩も2色以上を用いて、適宜設定されたものであってもよい。また、表示シール20には、数字と数字の範囲に対応した色彩が付されているが、数字のみとするか又は所定の個数の範囲を示す色彩のみ、例えば残数が無くなる予備段階では黄色で示し、即タバコTを補充すべき個数となった場合には、赤で示す等としたものであってもよい。ケーシング2内のタバコTの個数を数字で表した場合には、ケーシング2内の個数を的確に把握することができ、また、色彩で表示した場合には、一見して補充の要否を判別することができる。もちろん、巻回部4aの端部だけでなく外側を向く面全体に表示を行った(すなわち収納部8A〜8Cが後方側Rの端部まで商品によって完全に満たされた状態から商品が無くなった状態までを表示する)ものであってもよい。その他、表示は、文字、模様等によるものであってもよい。
また、商品の個数に対応する表示として板バネ4に表示シール20を貼着したが、表示となるものであればこれに限られるものではなく、板バネ4に、剥げ落ち難くかつ色あせし難い塗料を直接塗布したもの等であってもよい。
なお、本実施形態では、収納された商品はタバコTであるが、他の商品の場合には、その商品毎に表示の間隔、領域等を定めて収納された商品の個数を後方側Rから認識できるようにすればよい。
また、マガジンのケーシング2が透明の素材で、下からケーシング2内を覗き込める場合には、板バネ4に示された表示が収納部8A〜8Cに陳列された商品の真下に表れるようにしたものであってもよい。
なお、本実施形態では、収納された商品はタバコTであるが、他の商品の場合には、その商品毎に表示の間隔、領域等を定めて収納された商品の個数を後方側Rから認識できるようにすればよい。
また、マガジンのケーシング2が透明の素材で、下からケーシング2内を覗き込める場合には、板バネ4に示された表示が収納部8A〜8Cに陳列された商品の真下に表れるようにしたものであってもよい。
1 商品前出しケース
2 ケーシング
3 押出部材
4 板バネ
4a 巻回部
4b 端部
5 底板
6 側板
8A〜8C 収納部
10 レール部
20 表示シール(表示)
T タバコ(商品)
D 一方向
2 ケーシング
3 押出部材
4 板バネ
4a 巻回部
4b 端部
5 底板
6 側板
8A〜8C 収納部
10 レール部
20 表示シール(表示)
T タバコ(商品)
D 一方向
Claims (5)
- 商品を前方側から後方側に向けて一方向に複数陳列して収納するケーシングと、該ケーシングの底板に前記一方向に形成されたレール部に摺動自在に係合するとともに、陳列された最後尾の前記商品の前記後方側に配置され該商品を押し出す押出部材と、巻回された状態の習性が付与された板バネとを備え、該板バネの巻回部を、前記押出部材の後方側に配置するとともに、前記巻回部から引き出された前記板バネの端部を前記ケーシングの前方側に固定し、前記商品の後面に前記押出部材を付勢させて前記商品を前記一方向に押し出し可能な商品前出しケース用マガジンであって、
前記巻回部の外側を向く面には、前記ケーシング内において前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応する表示が付されていることを特徴とする商品前出しケース用マガジン。 - 請求項1に記載の商品前出しケース用マガジンであって、
前記表示は、前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた色彩であることを特徴とする商品前出しケース用マガジン。 - 請求項1又は2に記載の商品前出しケース用マガジンであって、
前記表示は、前記押出部材よりも前方に収納されている前記商品の個数に対応させた数字であることを特徴とする商品前出しケース用マガジン。 - 請求項2又は3に記載の商品前出しケース用マガジンであって、
前記表示は、前記板バネに表示シールを貼着することにより付されることを特徴とする商品前出しケース用マガジン。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の商品前出しケース用マガジンを備えたことを特徴とする商品前出しケース。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012040070A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | Ainakku:Kk | 物品陳列装置 |
WO2013153579A1 (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-17 | 日本たばこ産業株式会社 | カートリッジ |
-
2011
- 2011-07-19 JP JP2011004183U patent/JP3170784U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
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WO2013153579A1 (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-17 | 日本たばこ産業株式会社 | カートリッジ |
JPWO2013153579A1 (ja) * | 2012-04-12 | 2015-12-17 | 日本たばこ産業株式会社 | カートリッジ |
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