JP3170572U - 惣菜の販売支援用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】どのような栄養素を摂取できるかを需要者にガイドする作用を有する価格札およびリーフレットの組み合わせからなる販売支援用具を提供する。【解決手段】惣菜の重量において野菜の原材料比率が65%以上のものを第1グループ、たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において、たんぱく質が60%以上のものを第2グループ、たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において、炭水化物が60%以上のものを第3グループ、上記第1グループ〜第3グループの条件を満たさないものを第4グループとしてそれぞれ定義し、当該惣菜が前記のどのグループに属するかを色彩をもって表示した惣菜用価格札1と、目的別の栄養素の摂取例に応じて食べ合わせるべき惣菜を、個々の惣菜でなく前記のグループ単位の惣菜として色彩をもって表示するとともに、その重量を表示したリーフレットを組み合わせる。【選択図】図1

Description

この考案は、惣菜を販売する際に店頭で使用する販売支援用具に関し、より詳細には品名や価格の表示だけでなく、どのような栄養素を摂取できるかを需要者にガイドする作用を有する価格札およびリーフレットの組み合わせからなる販売支援用具に関する。
食料品店やスーパーマーケットの店頭で惣菜などの加工食品を販売する際に、商品の包装に直接貼付する価格ラベルとは別に、陳列棚やショーケース内に並べられた同種の商品グループごとに品名と価格を表記した価格札を当該商品グループ付近に置くことが行なわれている(特許文献1)。
特開2002−221908号公報 特開2001−272913号公報
従来技術の惣菜の価格札においては品名や価格の他、原材料名やカロリー表示、それに栄養素の表示がなされている。よって、惣菜の購入にあたって、栄養学の知識がある者はそれを手がかりに栄養バランスを考慮して、買うべき惣菜の種類や分量を決定することができた。
しかしながら、上記の決定にあたっては算定作業が必要であり、いかに栄養学の知識があっても店頭でそれを行なうことは困難であり、まして栄養学の知識がない一般の需要者には栄養バランスを考慮して、買うべき惣菜の種類や分量を決定することは不可能であった。
ところで、近年、野菜の摂取の重要性が説かれており、疲れやすい、口内炎ができやすい、貧血気味、吹き出物ができやすいなどの症状は野菜不足に起因しているといわれている。しかしながら、栄養学的にはただやみくもに野菜だけを摂ればいいというものではなく、他の栄養素との摂取バランスを考慮して摂取しないと所望の効果を得られなかった。よって、栄養バランスを考慮して、買うべき惣菜の種類や分量を決定するに際しても、ただ野菜中心の惣菜のみを選べばよいというものではなく、この場合、他にどのような惣菜を選べばよいかは栄養学の知識がない一般の需要者には知るよしもなかった。
この考案は以上の従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、どのような栄養素を摂取できるかを需要者にガイドする作用を有する惣菜用の販売支援用具を提供することを目的とする。すなわち、この考案の販売支援用具は惣菜の重量において野菜の原材料比率が65%以上のものを第1グループ、たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において、たんぱく質が60%以上のものを第2グループ、たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において、炭水化物が60%以上のものを第3グループ、上記第1グループ〜第3グループの条件を満たさないものを第4グループとしてそれぞれ定義し、当該惣菜が前記のどのグループに属するかを色彩をもって表示した惣菜用価格札と、目的別の栄養素の摂取例に応じて食べ合わせるべき惣菜を、個々の惣菜でなく前記のグループ単位の惣菜として色彩をもって表示するとともに、その重量を表示したリーフレットの組み合わせからなることを特徴とする。
また、ここでは前記の価格札およびリーフレットにおいて野菜の比率、たんぱく質の比率、炭水化物の比率のデーターをそれぞれ放射状に設けられたパラメーターの軸線上にプロットし、隣り合うデータ同士を直線で結んでグラフ化したレーダーグラフとして表示するとともに、直線で結ばれた範囲内を各比率に応じて定義されるグループを示す色彩をもって塗りつぶした価格札も第2考案として開示する。
この考案の販売支援用具の価格札によれば、惣菜を栄養学的な見地から単純に4つのグループに分類している。また、リーフレットにおいて目的別の栄養素の摂取例に応じて食べ合わせるべき惣菜を、個々の惣菜でなく前記のグループ単位の惣菜として色彩をもって表示するとともに、その重量を表示している。よって、野菜中心の食事をしたい場合は惣菜の購入にあたって野菜の原材料比率が65%以上の第1グループに属する惣菜をメインの惣菜として選択し、それに加えてリーフレットにおける摂取例を参照して、第2グループに属する惣菜および第3グループに属する惣菜、あるいは第4グループに属する惣菜を所定量選択すれば自ずからバランスのとれた野菜中心の食事をとることが可能となる。
また、この場合、各グループは色彩で価格札に表示されているので、色彩を手がかりに所望のグループの惣菜を容易に選択することが可能となり、また、第2考案によれば、数字で表記されていても理解しにくい栄養素の比率がレーダーグラフで可視化されるので、栄養学の知識がない一般の需要者であっても栄養素のバランスを容易に理解することができる。
この考案の販売支援用具の惣菜用価格札の表面図。 同上、裏面図。 同上、第1グループのレーダーグラフの平面図。 同上、第2グループのレーダーグラフの平面図。 同上、第3グループのレーダーグラフの平面図。 同上、第4グループのレーダーグラフの平面図。 同上、リーフレットの表面図。
ここでは以下の条件で惣菜を4つのグループに分類し、各グループを色彩で表示している。( 優先順位が上位のものから(1) 〜(4) で条件付けする)
(1) 惣菜の重量において,野菜の原材料比率(w/w) が65%以上のものを第1グループとし、緑色で表示する。
(2) たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において,たんぱく質が60%以上のものを第2グループとし、赤色で表示する。
(3) たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において,炭水化物が60%以上のものを第3グループとし、黄色で表示する。
(4) 上記(1) 〜(3) の条件を満たさないものを第4グループとし、青色で表示する。
−条件の詳細−
第1グループ(緑)の規定について
惣菜に含まれる野菜の重量が65%以上であれば,3大栄養素のバランスと関係なく第1グループとして規定する。
野菜は水分やビタミン,ミネラル,食物繊維などが豊富なため,他の食材と比較して( エネルギーとなる3大栄養素以外の成分が多いため) 重量当たりのエネルギーが低くなると想定した。
そのため、栄養素の含有量からくるエネルギー誤差も軽微(誤差範囲内) であると考え、(2)(3)で規定しているエネルギー量の比率を無視して第1グループとして規定する。
第2グループ(赤)と第3グループ(黄)の規定について
第2グループと第3グループは3大栄養素のたんぱく質と炭水化物のエネルギー総量を100%と置いたときのエネルギー比率で、60%以上を示す栄養素を色で分類する。
上述の規定に則って分類するとたんぱく質(第2グループ) が高比率の場合,炭水化物(第3グループ) が低比率になる。また逆も成り立つ。
3大栄養素の比率で分類するので、双方のグループに栄養素的な差がなくては分類の意味がなくなるため、第2グループと第3グループの両栄養素において20%以上の差ができるように比率を規定した。
*第2グループ・・・たんぱく質60%以上:炭水化物40%以下、第3グループ・・・たんぱく質40%以下:炭水化物60%以上
第4グループ(青)の規定について
上記の第1グループ、第2グループ,第3グループの条件を満たしていないものを第4グループとして規定する。
具体的には惣菜に含まれる野菜の重量が65%未満かつ、たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率が共に40〜60%の間に分布している。
位置としては第2グループと第3グループの中間に位置する惣菜になる。
図1および図2はこの考案の販売支援用具の価格札を示す図である。図中符号1は価格札本体である。この実施例においては上記の価格札1は、紙などのシートの表裏に表示を施しているが、2つ折りのシートの前後に表示を施したり、あるいは見開き状のシートの左右に表示を施したり、あるいは表示を液晶ディスプレイ上に電子的に施してもよい。
図1は価格札1の表面を示す図であり、ここでは第1グループ(緑)に属する惣菜に関する価格札なので、表面の地色を緑色とすることにより、それが第1グループに属する惣菜であることを示している。同様に第2グループに属する惣菜の場合は地色は赤色、第3グループに属する惣菜の場合は地色は黄色、第4グループに属する惣菜の場合は地色は青色とされる。図中符号2はここに表示されるレーダーグラフであり、野菜の比率、たんぱく質の比率、炭水化物の比率のデーターをそれぞれ放射状に設けられたパラメーターの軸線上にプロットし、隣り合うデータ同士を直線で結んでグラフ化して表示するとともに、直線で結ばれた三角形の範囲内3をここでは第1グループを表す緑色をもって塗りつぶしている。上記レーダーグラフ2の上方には惣菜の栄養素の概要4が表示される。
図中符号6は惣菜を器に盛りつけた状態の写真または絵であり、その際の惣菜の重量5がその上方に表示される。これにより需要者は重量による惣菜の具体的な分量の目安を視覚的に直観することが可能となる。図中符号7は惣菜の原料に使用した代表的な食材の情報に関する表示である。
図2は価格札の裏面を示す図であり、ここには惣菜名1Aの他、単位重量あたりの価格8、原材料名9、アレルギー特定原材料名10、カロリーおよび成分(栄養素)表示11が施されれる。
図3は前記のレーダーグラフに関し、第1グループ(緑)の場合の拡大図、図4は同じく第2グループ(赤)の場合の拡大図、図5は同じく第3グループ(黄)の場合の拡大図、図6は同じく第4グループ(青)の場合の拡大図である。
図7はこの考案の販売支援用具のリーフレット20を示す図である。この実施例においては上記のリーフレット20は、紙などのシートの表面に表示を施しているが、このリーフレットは惣菜の載置用のトレイに敷設されるシートであってもよい。
この実施例のリーフレットにおいては、目的別の栄養素の摂取例をA、B、Cの3種示しており、それぞれに食べ合わせるべき惣菜のグループ名と摂取すべき重量の表示4を施すとともに、各惣菜のグループ名の横にレーダーグラフ2を施し、レーダーグラフ2中の三角形の範囲内3をグループを表す色彩で塗りつぶしている。なお、図中符号5は各摂取例における目的の概要の表示、図中符号7は各摂取例におけるカロリーと野菜摂取量の表示、図中符号Dは第4グループ(青)の解説のための表示である。また、ここでは各グループの惣菜の食べる順番の解説の表示6も施している。
1 価格札
2 レーダーグラフ
20 リーフレット

Claims (4)

  1. 惣菜の重量において野菜の原材料比率が65%以上のものを第1グループ、たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において、たんぱく質が60%以上のものを第2グループ、たんぱく質と炭水化物のエネルギー比率において、炭水化物が60%以上のものを第3グループ、上記第1グループ〜第3グループの条件を満たさないものを第4グループとしてそれぞれ定義し、当該惣菜が前記のどのグループに属するかを色彩をもって表示した惣菜用価格札と、目的別の栄養素の摂取例に応じて食べ合わせるべき惣菜を、個々の惣菜でなく前記のグループ単位の惣菜として色彩をもって表示するとともに、その重量を表示したリーフレットの組み合わせからなることを特徴とする惣菜の販売支援用具。
  2. 価格札は量り売りされる惣菜に関する重量あたりの価格を表示する価格札である請求項1記載の惣菜の販売支援用具。
  3. 野菜の比率、たんぱく質の比率、炭水化物の比率のデーターをそれぞれ放射状に設けられたパラメーターの軸線上にプロットし、隣り合うデータ同士を直線で結んでグラフ化したレーダーグラフとして惣菜用価格札およびリーフレットに表示するとともに、直線で結ばれた範囲内を各比率に応じて定義されるグループを示す色彩をもって塗りつぶした請求項1または2記載の惣菜の販売支援用具。
  4. リーレットは惣菜の載置用のトレイに敷設されるシートである請求項1から3のいずれかに記載の惣菜の販売支援用具。
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