JP3169124U - スクリュー形曝気機 - Google Patents
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Abstract
【課題】好気運転と嫌気運転とを切り替えて行えるようにしたスクリュー形曝気機において、中空軸内に汚泥等が付着堆積することを防止できるようにしながら、シール部材等の摩耗しやすい部品をなくすことができるようにしたスクリュー形曝気機を提供する。【解決手段】中空軸の基端部を構成する回転駆動機構の駆動軸50の外周面に沿って、中空軸の内部と大気とを連通させる空気流路9を形成するとともに、この空気流路9に中空軸の外周面に向けて突出する複数のリング形状のリブ91aを備えた空気流量制限部材91を配設する。【選択図】図4
Description
本考案は、スクリュー形曝気機に関し、特に、好気運転と嫌気運転とを切り替えて行えるようにしたスクリュー形曝気機において、中空軸内に汚泥等が付着堆積することを防止できるようにしたスクリュー形曝気機に関するものである。
従来、汚水処理場における曝気槽には、汚水を攪拌するとともに、汚水中に空気を放出して曝気するスクリュー形曝気機が設置されている。
このスクリュー形曝気機は、図5に示すように、回転駆動機構3と、回転駆動機構3によって回転駆動される中空軸2と、中空軸2の先端側2Aに設けたスクリュー20と、中空軸2の基端側2Bに設けた空気吸入部に配設した開閉弁8とからなり、スクリュー20の回転により攪拌水流を発生させるとともに、開閉弁8を開操作することによって攪拌水流に伴う負圧により中空軸2の基端側2Bに設けた空気吸入部から吸い込んだ空気を水中へ放出する好気運転と、開閉弁8を閉操作することによって行う嫌気運転とを切り替えて行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
このスクリュー形曝気機は、図5に示すように、回転駆動機構3と、回転駆動機構3によって回転駆動される中空軸2と、中空軸2の先端側2Aに設けたスクリュー20と、中空軸2の基端側2Bに設けた空気吸入部に配設した開閉弁8とからなり、スクリュー20の回転により攪拌水流を発生させるとともに、開閉弁8を開操作することによって攪拌水流に伴う負圧により中空軸2の基端側2Bに設けた空気吸入部から吸い込んだ空気を水中へ放出する好気運転と、開閉弁8を閉操作することによって行う嫌気運転とを切り替えて行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、この種の一般のスクリュー形曝気機においては、開閉弁8を閉操作することによって行う嫌気運転時に、中空軸2内が負圧になって中空軸2内に汚水を吸い上げ、これが繰り返されることによって、中空軸2内に汚泥等が付着堆積して中空軸2が閉塞し、好気運転を行えなくなることがあった。
これに対処するため、このスクリュー形曝気機1’においては、中空軸2と固定側部品との間にシール部材Sを配設し、さらに、中空軸2の内部と大気とを連通させる微小な空気流路Hを形成することによって、嫌気運転時に、中空軸2内が負圧になって中空軸2内に汚水が吸い上げられることを防止するようにしていた。
しかしながら、中空軸2と固定側部品との間に配設したシール部材Sは、中空軸2が高速で回転することによって摩耗しやすく、頻繁に交換補修する必要があった。
本考案は、好気運転と嫌気運転とを切り替えて行えるようにしたスクリュー形曝気機において、中空軸内に汚泥等が付着堆積することを防止できるようにしながら、シール部材等の摩耗しやすい部品をなくすことができるようにしたスクリュー形曝気機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案のスクリュー形曝気機は、回転駆動機構と、該回転駆動機構によって回転駆動される中空軸と、中空軸の先端側に設けたスクリューと、中空軸の基端側に設けた空気吸入部に配設した開閉弁とからなり、該スクリューの回転により攪拌水流を発生させるとともに、開閉弁を開操作することによって攪拌水流に伴う負圧により中空軸の基端側に設けた空気吸入部から吸い込んだ空気を水中へ放出する好気運転と、開閉弁を閉操作することによって行う嫌気運転とを切り替えて行えるようにしたスクリュー形曝気機において、中空軸の基端側の外周面に沿って、中空軸の内部と大気とを連通させる空気流路を形成するとともに、該空気流路に中空軸の外周面に向けて突出する複数のリング形状のリブを備えた空気流量制限部材を配設したことを特徴とする。
この場合において、中空軸の基端側の外周面を、中空軸の基端側に着脱可能に配設したスリーブによって構成することができる。
また、回転駆動機構及び中空軸を覆うカバー部材を配設するとともに、該カバー部材の前記空気吸入部が位置する箇所に開口部を形成し、該開口部に、点検口及び空気吸引用のスリットを形成したカバー片を配設し、前記点検口を蓋片によって開閉可能とすることができる。
本考案のスクリュー形曝気機によれば、中空軸の基端側の外周面に沿って、中空軸の内部と大気とを連通させる空気流路を形成するとともに、該空気流路に中空軸の外周面に向けて突出する複数のリング形状のリブを備えた空気流量制限部材を配設することにより、嫌気運転時に、空気流量制限部材により付与される抵抗によって、流量が制限された空気流路を介して、中空軸内に微小量の空気が吸引されるので、中空軸内は常に空気で満たされて汚水が中空軸内に侵入することがなく、中空軸内に汚泥等が付着堆積することを防止でき、シール部材等の摩耗しやすい部品をなくすことができることと相俟って、長期間に亘って曝気機を安定して運転することができる。
また、中空軸の基端側の外周面を、中空軸の基端側に着脱可能に配設したスリーブによって構成することにより、複数のリング形状のリブを備えた空気流量制限部材との間に形成される空気流路の寸法精度を向上することができ、空気の流量を正確に維持し、曝気機による嫌気運転を安定して行うことができる。
また、外径の異なるスリーブを選択的に配設することによって、複数のリング形状のリブを備えた複雑な形状の空気流量制限部材を交換することなく、最適な空気流量が実現し、曝気機による嫌気運転を安定して行うことができる。
また、外径の異なるスリーブを選択的に配設することによって、複数のリング形状のリブを備えた複雑な形状の空気流量制限部材を交換することなく、最適な空気流量が実現し、曝気機による嫌気運転を安定して行うことができる。
また、回転駆動機構及び中空軸を覆うカバー部材を配設するとともに、該カバー部材の前記空気吸入部が位置する箇所に開口部を形成し、該開口部に、点検口及び空気吸引用のスリットを形成したカバー片を配設し、前記点検口を蓋片によって開閉可能とすることにより、カバー片によって異物の吸い込み、特に、異物の吸い込みによる空気吸入部や中空軸の基端側の外周面に沿って形成した中空軸の内部と大気とを連通させる空気流路が閉塞することを防止しながら、曝気機の点検、整備、特に、中空軸の詰まりの点検、整備を、その都度カバー片を取り外すことなく簡易に行うことができる。
以下、本考案のスクリュー形曝気機の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図4に、本考案のスクリュー形曝気機の一実施例を示す。
このスクリュー形曝気機1は、回転駆動機構3と、回転駆動機構3によって回転駆動される中空軸2と、回転駆動機構3及び中空軸2を覆うカバー部材4と、カバー部材4から突出した中空軸2の先端側2Aに設けたスクリュー20とからなり、スクリュー20の回転により攪拌水流を発生させるとともに、攪拌水流に伴う負圧により中空軸2の基端側2Bに設けた空気吸入部5から吸い込んだ空気を水中へ放出するようにし、カバー部材4に、曝気機1の水中への浸漬深さを目視によって確認できるようにするための帯状の境界標示10を形成するようにしている。
このスクリュー形曝気機1は、回転駆動機構3と、回転駆動機構3によって回転駆動される中空軸2と、回転駆動機構3及び中空軸2を覆うカバー部材4と、カバー部材4から突出した中空軸2の先端側2Aに設けたスクリュー20とからなり、スクリュー20の回転により攪拌水流を発生させるとともに、攪拌水流に伴う負圧により中空軸2の基端側2Bに設けた空気吸入部5から吸い込んだ空気を水中へ放出するようにし、カバー部材4に、曝気機1の水中への浸漬深さを目視によって確認できるようにするための帯状の境界標示10を形成するようにしている。
境界標示10は、曝気機1の水中への浸漬深さを目視によって確認できるようにするものであれば、特に限定されるものではないが、本実施例においては、図1に示すように、推奨運転範囲11と、推奨運転範囲11を挟んだ運転可能範囲12と、それ以外の範囲を運転不可能範囲13とした3つの範囲に区分けするようにしている。
また、境界標示10は、境界線によって区分けすることもできるが、本実施例においては、色分けするようにしている。
また、境界標示10は、境界線によって区分けすることもできるが、本実施例においては、色分けするようにしている。
そして、このスクリュー形曝気機1を設置する場合、曝気槽の標準水位(図1(a)のMWL)が、推奨運転範囲11に入るように設置する。
これにより、曝気槽の水位が通常想定される範囲(図1(a)のHWLとLWLとの範囲)で変動しても、運転可能範囲12から外れることはなく、曝気機1の運転を安定して行うことができる。
そして、このように、曝気機1が最適な曝気性能を発揮する浸漬深さに設置されていることを目視によって確認することができることから、曝気機1の設置作業を簡易に行うことができるとともに、曝気機1の運転中に、例えば、設備機器の故障等によって、曝気槽の水位が大幅に変動した場合に、曝気機1の浸漬深さを目視によって容易に確認することができ、曝気機1の運転の停止等の処置を早期に行うことができ、曝気機1の運転を安定して行うことができる。
これにより、曝気槽の水位が通常想定される範囲(図1(a)のHWLとLWLとの範囲)で変動しても、運転可能範囲12から外れることはなく、曝気機1の運転を安定して行うことができる。
そして、このように、曝気機1が最適な曝気性能を発揮する浸漬深さに設置されていることを目視によって確認することができることから、曝気機1の設置作業を簡易に行うことができるとともに、曝気機1の運転中に、例えば、設備機器の故障等によって、曝気槽の水位が大幅に変動した場合に、曝気機1の浸漬深さを目視によって容易に確認することができ、曝気機1の運転の停止等の処置を早期に行うことができ、曝気機1の運転を安定して行うことができる。
また、スクリュー形曝気機1は、水中に浸漬する際に、水面に対して所定の浸漬角度(30〜40°、より好ましくは35°程度)をもって浸漬するようにしているが、この境界標示10を、カバー部材4の表面に、中空軸2の軸心に対して曝気機1の水面に対する浸漬角度と同じ角度をもって帯状に形成することによって、曝気機1の水面に対する浸漬角度も容易に調整することができる。
また、スクリュー形曝気機1は、曝気機1の基準位置に対する水平面内での揺動角度を目視によって確認できるようにするための角度標示部材14を配設するようにしている。
そして、本実施例においては、角度標示部材14を、曝気機1の固定部材(本実施例においては、曝気槽に架設した梁部材15)に配設した角度標示板14aと、曝気機1の揺動に伴って移動することにより角度標示板14aに角度を標示する移動片14bとで構成するようにしている。
これにより、曝気機1が最適な曝気性能を発揮する水平面内での所要角度に設置されていることを目視によって確認することができることから、曝気機1の設置作業を簡易に行うことができる。
そして、本実施例においては、角度標示部材14を、曝気機1の固定部材(本実施例においては、曝気槽に架設した梁部材15)に配設した角度標示板14aと、曝気機1の揺動に伴って移動することにより角度標示板14aに角度を標示する移動片14bとで構成するようにしている。
これにより、曝気機1が最適な曝気性能を発揮する水平面内での所要角度に設置されていることを目視によって確認することができることから、曝気機1の設置作業を簡易に行うことができる。
空気吸入部5は、中空軸2の基端側2Bに配設され、スクリュー20の回転によって生じる攪拌水流に伴う負圧により空気を吸入するものであれば、特に限定されるものではないが、本実施例においては、回転駆動機構3の中空状の駆動軸50と、駆動軸50と連通される吸入管51とからなる。
また、中空軸2は、中空軸の基端部を構成する回転駆動機構3の駆動軸50と連結部材52を介して連結され、回転駆動機構3の回転に伴って回転駆動するようにする。
また、空気吸入部5に開閉弁8を配設し、開閉弁8を開閉操作することによって、すなわち、開閉弁8を開操作することによって攪拌水流に伴う負圧により中空軸2の基端側に設けた空気吸入部5から吸い込んだ空気を水中へ放出する好気運転と、開閉弁8を閉操作することによる嫌気運転とを切り替えて行えるようにしている。
より具体的には、開閉弁8は、空気吸入部5の固定部材である吸入管51に配設し、吸入管51の流路の遮断と開放とを行うようにしている。
このとき、開閉弁8として、開度調節機構を備えた開閉弁を用いることによって、吸入する空気量を調節できるようにすることもできる。
より具体的には、開閉弁8は、空気吸入部5の固定部材である吸入管51に配設し、吸入管51の流路の遮断と開放とを行うようにしている。
このとき、開閉弁8として、開度調節機構を備えた開閉弁を用いることによって、吸入する空気量を調節できるようにすることもできる。
また、中空軸の基端側、本実施例においては、中空軸の基端部を構成する回転駆動機構3の駆動軸50の外周面に沿って、中空軸2の内部と大気とを連通させる空気流路9を形成するとともに、この空気流路9に駆動軸50の外周面に向けて突出する複数のリング形状のリブ91aを備えた空気流量制限部材91を配設するようにしている。
これにより、開閉弁8を閉操作することによって行う嫌気運転時に、空気流量制限部材91により付与される抵抗によって、流量が制限された空気流路9を介して、中空軸2内に微小量の空気が吸引されるので、中空軸2内は常に空気で満たされて汚水が中空軸2内に侵入することがなく、中空軸2内に汚泥等が付着堆積することを防止でき、長期間に亘って曝気機1を安定して運転することができる。
これにより、開閉弁8を閉操作することによって行う嫌気運転時に、空気流量制限部材91により付与される抵抗によって、流量が制限された空気流路9を介して、中空軸2内に微小量の空気が吸引されるので、中空軸2内は常に空気で満たされて汚水が中空軸2内に侵入することがなく、中空軸2内に汚泥等が付着堆積することを防止でき、長期間に亘って曝気機1を安定して運転することができる。
さらに、中空軸の基端側、本実施例においては、中空軸の基端部を構成する回転駆動機構3の駆動軸50の基端側の外周面を、駆動軸50の基端側に着脱可能に配設したスリーブ92によって構成するようにしている。
これにより、複数のリング形状のリブ91aを備えた空気流量制限部材91との間に形成される空気流路9の寸法精度を向上することができ、空気の流量を正確に維持し、曝気機1による嫌気運転を安定して行うことができる。
また、外径の異なるスリーブ92を選択的に配設することによって、複数のリング形状のリブ91aを備えた複雑な形状の空気流量制限部材91を交換することなく、最適な空気流量が実現し、曝気機1による嫌気運転を安定して行うことができる。
これにより、複数のリング形状のリブ91aを備えた空気流量制限部材91との間に形成される空気流路9の寸法精度を向上することができ、空気の流量を正確に維持し、曝気機1による嫌気運転を安定して行うことができる。
また、外径の異なるスリーブ92を選択的に配設することによって、複数のリング形状のリブ91aを備えた複雑な形状の空気流量制限部材91を交換することなく、最適な空気流量が実現し、曝気機1による嫌気運転を安定して行うことができる。
また、スクリュー形曝気機1は、空気吸入部5が位置するカバー部材4に開口部4aを形成するとともに、この開口部4aに、点検口6b及び空気吸引用のスリット6aを形成したカバー片6を配設し、点検口6bを蓋片7によって開閉可能となるようにしている。
開口部4aに配設するカバー片6は、図3(b)に示すように、カバー部材4の開口部4aが全面開放されることを防止するとともに、所定の空気を吸引するための吸引口としてのスリット6aを形成するものであれば、その設置構造は特に限定されないが、本実施例においては、空気吸入部5の吸入管51の端面から、スリット6aを介して吸引する空気の流通路が確保できる程度の間隔Dを開けるようにして、吸入管51の端面側に配設するようにしている。
なお、カバー片6は、カバー部材4の開口部4aに固定することもできる。
なお、カバー片6は、カバー部材4の開口部4aに固定することもできる。
そして、カバー片6の中央(吸入管51の端面と対向する位置)には、点検口6bを形成する。
この点検口6bは、常時は、蓋片7によって閉鎖され、運転中に点検口6bから異物が吸い込まれることを防止している。
蓋片7は、カバー片6に対して、ビス等の固着手段を枢軸7Aとして揺動自在に配設され、点検時には、作業者が蓋片7に形成した操作部7Bを持って、図3(c)に示す矢符方向に蓋片7を揺動させることによって、曝気機1の点検、整備、特に、中空軸2の詰まりの点検、整備を、その都度カバー片6を取り外すことなく簡易に行うことができるようにしている。
この点検口6bは、常時は、蓋片7によって閉鎖され、運転中に点検口6bから異物が吸い込まれることを防止している。
蓋片7は、カバー片6に対して、ビス等の固着手段を枢軸7Aとして揺動自在に配設され、点検時には、作業者が蓋片7に形成した操作部7Bを持って、図3(c)に示す矢符方向に蓋片7を揺動させることによって、曝気機1の点検、整備、特に、中空軸2の詰まりの点検、整備を、その都度カバー片6を取り外すことなく簡易に行うことができるようにしている。
以上、本考案のスクリュー形曝気機について、その実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案のスクリュー形曝気機は、中空軸内に汚泥等が付着堆積することを防止できるようにしながら、シール部材等の摩耗しやすい部品をなくすことができるという特性を有していることから、各種の用途のスクリュー形曝気機に好適に用いることができる。
1 スクリュー形曝気機
2 中空軸
2A 先端側
2B 基端側
20 スクリュー
3 回転駆動機構
4 カバー部材
4a 開口部
5 空気吸入部
50 駆動軸
51 吸入管
52 連結部材
6 カバー片
6a スリット
6b 点検口
7 蓋片
8 開閉弁
9 空気流路
91 空気流量制限部材
92 スリーブ
10 境界標示
11 推奨運転範囲
12 運転可能範囲
13 運転不可能範囲
14 角度標示部材
2 中空軸
2A 先端側
2B 基端側
20 スクリュー
3 回転駆動機構
4 カバー部材
4a 開口部
5 空気吸入部
50 駆動軸
51 吸入管
52 連結部材
6 カバー片
6a スリット
6b 点検口
7 蓋片
8 開閉弁
9 空気流路
91 空気流量制限部材
92 スリーブ
10 境界標示
11 推奨運転範囲
12 運転可能範囲
13 運転不可能範囲
14 角度標示部材
Claims (3)
- 回転駆動機構と、該回転駆動機構によって回転駆動される中空軸と、中空軸の先端側に設けたスクリューと、中空軸の基端側に設けた空気吸入部に配設した開閉弁とからなり、該スクリューの回転により攪拌水流を発生させるとともに、開閉弁を開操作することによって攪拌水流に伴う負圧により中空軸の基端側に設けた空気吸入部から吸い込んだ空気を水中へ放出する好気運転と、開閉弁を閉操作することによって行う嫌気運転とを切り替えて行えるようにしたスクリュー形曝気機において、中空軸の基端側の外周面に沿って、中空軸の内部と大気とを連通させる空気流路を形成するとともに、該空気流路に中空軸の外周面に向けて突出する複数のリング形状のリブを備えた空気流量制限部材を配設したことを特徴とするスクリュー形曝気機。
- 中空軸の基端側の外周面を、中空軸の基端側に着脱可能に配設したスリーブによって構成したことを特徴とする請求項1記載のスクリュー形曝気機。
- 回転駆動機構及び中空軸を覆うカバー部材を配設するとともに、該カバー部材の前記空気吸入部が位置する箇所に開口部を形成し、該開口部に、点検口及び空気吸引用のスリットを形成したカバー片を配設し、前記点検口を蓋片によって開閉可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載のスクリュー形曝気機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP2010111290 | 2010-05-13 | ||
JP2011002452U JP3169124U (ja) | 2010-05-13 | 2011-05-02 | スクリュー形曝気機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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- 2011-05-02 JP JP2011002452U patent/JP3169124U/ja not_active Expired - Lifetime
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