JP3168943U - センターポール式タラップ - Google Patents

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手塚 純一
純一 手塚
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Abstract

【課題】タラップ自体が意匠性に優れ、建造物のデザインする上で、メインの場所に設置したくなるようなセンターポール式タラップを提供する。【解決手段】センターポール式タラップ1は、センターポール2と、その左右に段差を設けて梯子状にステップパイプ3を取り付けた構成とする。しかし、建造物上端面より上の部分は、本タラップへの乗り降りするため、センターポール2を中心に体を回転して足と手を添えるものが必要であり、足を添える部分のステップパイプ3−1がセンターポール2を中心にある角度をもって段差を付けて取り付け、さらに、手を添えるためのステップパイプ3−2を段差を付けて取り付ける。【選択図】図2

Description

本考案は、住宅、集合住宅、店舗、工場、倉庫などや土木工事などによる建造物の点検・避難用に設けられるタラップに関するものである。
従来の点検・避難用タラップは梯子状に形成されたものが主で、以下に示す特許文献のように、どのようなデザインの建造物に対しても同一の形状のタラップしか選定できないのが現状である。
特許文献1には、梯子状の組立式のもので、現場で組立が可能で運搬が容易な組立式タラップが開示されており、このような形式が今主流となっている。
特開平8−296326
特許文献1のものや今主流となっているアルミ製組立式タラップは、店舗・工場・倉庫など立面的に四角い建造物には適しているが、住宅やアパート、RCマンションなどの外・内観デザインの優れた建築物、及びデザイン性の高いRC建造物などのタラップには適さない。
近年、意匠性の高い外・内観デザインを有する建造物が多く建てられているが、建造物の色と同系色ものを用い、できるだけ目立たないように取り付けられているのが現状である。
意匠設計事務所によるデザイン住宅など、デザイン性の高い外・内観を有する建造物においては、長期メンテナンスのためや避難用のタラップが必要であるが、意匠的に取り付けたくないとの声も多い。
本考案は、従来の梯子状タラップの概念を打破し、タラップ自体が意匠性に優れ、建造物デザイン上、メインの場所に設置したくなるようなセンターポール式タラップを提供することを目的とする。
本考案は以上説明したようになるから、次のような効果を得ることができる。
▲1▼従来は建造物北側などの目立たない場所に取り付けていたが、目立つ場所で利用しやすいところに自由に設置できる。
▲2▼意匠性にすぐれているので、センターポールに地上デジタルアンテナを内蔵し、小型風力発電装置、太陽光発電パネル及び蓄電バッテリーを内蔵することで、これらの専用架台が不要となり、建物外観がスッキリする。また、内蔵バッテリーとLED照明器具を組み合わせて用いることで、省エネタイプのイルミネーションポールや、タイマーとセットした電飾時計ポールなどとしての活用が図れる。
▲3▼一体式のセンターポール式タラップの他に、現場組立式も可能とすることで軽量化が図れ、運搬・取り付けも容易となる。
▲4▼建造物の上端面より出た部分のステップパイプは、体を回転しながら手と足を添えることができるように設計されているので安全に昇降ができる。
▲5▼さらに、昇降時の安全確保のために既存のフック付きの安全ロープを用いてステップパイプに掛けながら昇降を可能とし、さらに既存の安全ガード(背カゴ)を取り付けることでさらに安全性が高まり高齢者対応も図ることができる。
▲6▼また、昇降時の安全と安心感を保てるように湾曲したセンターポール式タラップも提供できる。
▲7▼そして、建造物に限らず室内の二段ベッドやロフトの昇降に用いることも可能とする。
本考案の正面の上面図と側面の正面図である。 本考案の正面図と側面図である。 本考案のものに安全ガードを取り付けた図である。 本考案のものに安全ガードを取り付けた図である。 本考案の建造物上端面より傾斜を有するセンターポール式タラップの一実施例の図である。 本考案の建造物上端面より傾斜を有するセンターポール式タラップの一実施例の図である。 本考案の湾曲したセンターポールと建造物上端面より傾斜を有するセンターポール式タラップの一実施例の図である。 本考案の湾曲したセンターポールと建造物上端面より傾斜を有するセンターポール式タラップの一実施例の図である。 本考案を建造物に用いた立面図である。
写真1
本考案を建造物に取り付けている参考写真である。
写真2
本考案を建造物に取り付けた全景の参考写真である。
実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すものは、本考案のセンターポール式タラップを建造物6に取り付けたものを図面化したもので、図1はその上面図を示し、図2はその正面図と側面図である。
本考案のセンターポール式タラップは、図2の正面図に示すセンターポール2と、その左右に段差を設けて梯子状にステップパイプ3を取り付けた構成となる。しかし、建造物上端面より上の部分は、本タラップへの乗り降りするため、センターポール2を中心に体を回転して足と手を添えるものが必要であり、足を添える部分のステップパイプ3−1がセンターポール2を中心にある角度をもって段差を付けて取り付け、さらに、手を添えるためのステップパイプ3−2を段差を付けて図1の上面図のように取り付ける。
図1及び図2に示すものは、センターポール式タラップを地盤面又は段差のある建造物の屋根や庇上面から直接取り付けるためのベースプレート5を有する実施例である。この場合、図1に示す上面図にはこのベースプレート5の図示は省略しているが、ベースプレート5の形状は丸又は方形でも良いものとする。
また、センターポール2及びステップパイプ3は丸で図示しているが、パイプ以外の丸材や角材で製作も可能とする。また、特に図示はしないが、ステップパイプ3は太いボルト状の雄ネジを有するもので構成してもよく、これを受けるためにセンターポール2の所定箇所の穴に雌ネジを施すことや、ナットを設ける構成とすることも可能とする。このことで、子供の昇り降り危険防止のため、ステップパイプ3をある程度の高さまで取り外し可能とすることで必要時に取り付けられて、使い勝手の良いタラップとすることができる。さらに、センターポール2を所定の長さにネジ式や嵌め込みビス止め式などとすることにより分割・組立が可能で、現場組立を可能とし、規格化・量産化によるコストダウンが図れる。これらは以下に示すセンターポール式タラップに共通するものである。
図3及び図4に示すものは、子供の昇り降り防止のため、ある程度の高さより上から取り付けられた場合を示し、さらに既存の安全ガード7(背カゴ)を取り付けた一実施例を示している。
図5及び図6に示すものは、本考案の他の実施例によるタラップで、建造物6上端面より上の部分を建造物側にある角度を有したセンターポール2−1とし、センターポールを中心に体を回転して足を掛けるためのある角度をもって取り付けられるステップパイプ3−1と、手を添えるためのステップパイプ3−2を段差を付けて取り付けたことを特徴とするセンターポール式タラップである。
図7及び図8に示すものは、本考案の他の実施例による湾曲したセンターポール式タラップを建造物6に取り付けた場合のもので、図7はその上面図を示し、図8はその正面図と側面図である。
この湾曲したセンターポール2−2を用いることで昇降時の安心感と安全性を保つことができ、従来のタラップに無い安全・安心な点検・避難用タラップを提供できる。
図7及び図8に示すように、この場合、建造物上端上端面より上の部分は乗り降りするために湾曲したセンターポール2−2の角度をさらに急にしたセンターポール2−1で乗り降りし易くする。さらに、体を回転して足を掛けるためのある角度をもって取り付けられるステップパイプ3−1と、手を添えるためのステップパイプ3−2を湾曲したセンターポール2−2の先端部分から角度をさらに急にしたセンターポール2−1の間にある角度と段差を設けて、図7の上面図及び図8に示すように取り付けられる。
図9は、本考案を建造物6−1に用いた一実施例の立面図である。この場合、建造物6−1の庇6−2上端より取り付けた場合を示している。また、参考のため、建造物6−1の左側面壁に従来の梯子状タラップを図示している。さらに小型風力発電装置8の取り付けた状態も示す。
図面では特に図示しないが、一体式のセンターポール式タラップの他に、現場組立式も可能としたセンターポールを、ある程度の長さに分割して製作し、現場にて組立を可能とすることで軽量化が図れ、運搬・取り付けも容易となる。
素材にはアルミ、ステンレス、鋼材、強化プラスチックなどを用いることで強度の高いセンターポールとステップパイプとなり、工場での規格・量産化も図れることでコストダウンできる。
さらに、昇降時の高齢者対策として、安全確保のために既存のフック付きの安全ロープを用いてステップパイプに掛けながら昇降を可能とし、また、既存の安全ガード(背カゴ)を取り付けることでさらに安全性が高まる。
意匠性に優れているので、地上デジタルアンテナを内蔵することでアンテナ専用ポールが不要となるので建物外観がスッキリする。また、内蔵バッテリーとLED照明器具を組み合わせて用いることで、デコレーション機能のアップやイルミネーションポール、電飾時計ポールなどとして活用が図れる。さらに、小型風力発電装置、太陽光発電パネル及び蓄電バッテリーを内蔵することで、これらの専用架台が不要となり、建物外観がスッキリして省エネが図れる。
また、建造物の外部に限らず室内の二段ベッドやロフトの昇降に梯子の代わりに用いることも可能である。
また、特に図示しないが、センターポールに伸縮機能をもたせ、折りたたみ収納可能としたステップパイプとすることでマンションのベランダなどに設ける避難梯子の代わりとして用いることも可能である。
参考写真の説明
写真1は、図9に示す建造物6−1にセンターポール式タラップを庇6−2上端より取り付けを行なっているもので、写真2は図9に示す建造物に取り付けた全景の写真である。このように外観デザイン性の高い建造物に意匠性に優れているセンターポール式タラップを取り付けることで建物との調和が図れ、屋根の中間部に設けたスノーダクト(樋)や太陽光発電パネルの長期メンテナンスを可能としている。また、ステップパイプ先端に設けたLED照明器具によりイルミネーションポールとして活用している。
1は、本考案のセンターポール式タラップである。
2は、センターポールである。
3は、ステップパイプである。
4は、建造物に止め付ける固定金具である。
5は、センターポール下端のベースプレートである。
6は、建造物である。
7は、安全ガードである。
8は、小型風力発電装置である。

Claims (4)

  1. 正面中央位置にセンターポールと、その左右に段差を設けて梯子状にステップパイプを取り付ける構成と、建造物上端面より上の部分は乗り降りするためのセンターポールを中心に体を回転して足と手を添えるためのステップパイプがセンターポールを中心にある角度をもって段差を付けて取り付けられるようようにしたことを特徴とする建造物のセンターポール式タラップ。
  2. 請求項1に記載のタラップにおいて、建造物上端面より上の部分を建造物側にある角度を有したセンターポールと、センターポールを中心に体を回転して足を掛けるためのある角度をもって取り付けられるようにしたステップパイプと、手を添えるためのステップパイプとを段差を付けて取り付けられるようにしたことを特徴とするセンターポール式タラップ。
  3. 請求項2に記載のタラップにおいて、センターポール本体を建造物側に湾曲したものとしたことを特徴とするセンターポール式タラップ。
  4. 本考案のタラップにおいて、センターポール及びステップパイプの所定の箇所にLED照明器具を内蔵したものと、センターポールに地上デジタルアンテナ、小型風力発電装置、太陽光発電パネル及び蓄電バッテリーとを内蔵したことを特徴とする請求項1から請求項3のセンターポール式タラップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103742068A (zh) * 2013-11-20 2014-04-23 无锡通明科技有限公司 一种梯子
WO2018104843A1 (en) * 2016-12-05 2018-06-14 GWINNETT, Simon Paul A collapsible ladder apparatus

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