JP3168477B2 - 発芽・発根した種子の播種機 - Google Patents

発芽・発根した種子の播種機

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JP3168477B2
JP3168477B2 JP07897392A JP7897392A JP3168477B2 JP 3168477 B2 JP3168477 B2 JP 3168477B2 JP 07897392 A JP07897392 A JP 07897392A JP 7897392 A JP7897392 A JP 7897392A JP 3168477 B2 JP3168477 B2 JP 3168477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発芽・発根した種籾を
田畑に直播き可能な播種機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の種籾の播種機は、ホッパーの直下
に全周面に多数の凹みを設けた種籾繰ローラーを設け
たもので、未発芽・未発根の種籾を貯留したホッパーか
繰出ローラーを回転させて、種籾を定量的に繰出すよ
うにしたものである。このように未発芽・未発根の種籾
を田畑に直播きした場合、直播き後、発芽・発根するま
で期間が長く、気温が低い時期に播くと、種籾が発芽せ
ず、腐敗することがあり、発芽率が低下し、反対に気温
が高くなて播くと、生育日数が不足し、収量が低下し
たり、不安定となると言う問題点がある。これに対し、
予め発芽・発根させた種籾は、直播した場合、少しばか
り気温が低くても、生育し、それだけ生育日数を多く確
保することが出来るため、収量を安定して増大させるこ
とが出来る。
【0003】しかしながら、上記従来の播種機を使っ
て、予め発芽・発根させた種籾を播くと、芽・根が絡ん
でホッパー内に詰り、安定して種籾を繰出すことが出来
なかったり、繰出し時、芽・根が損傷を受け、播種後に
枯死したり、腐敗したりすることがあると言う問題点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の播種機には、以
上に示した問題点があることから、予め発芽・発根させ
た種籾を定量的に、しかも芽・根に損傷を与えることな
く繰出し、田畑に直播すことが出来る播発芽・発根した
種籾の直播機が求められている。
【0005】本発明は、上記課題を解決した発芽発根し
た種籾の直播機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図面を参考に説明する。
上記目的を達成するために、本発明に係る発芽・発根
た種子の播種機は、投入ホッパー20の下部をテーパー
状に配置した2箇の揺動板37,38で構成し、繰出ロ
ーラー41の周面に等角度間隔で画した複数個の仮想母
2a,2b…に沿って且つ順次母線方向の位置をずら
せながら繰出用爪群a…nを植設し、下位の揺動板
38に連設した傾斜板32に水平横方向に植設した逆転
用ブラシ42の先端を横から繰出ローラー41に接触さ
せ、繰出ローラー41の上側に配置した水平板43から
垂下した正転用ブラシ44の先端を上から繰出ローラー
41に接触させたものである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参考に説明す
る。9は田植機、14は田植機9の後斜め下方に突出さ
せた腕部材で油圧機構(図示省略)によって上下するよ
うになつている。12は腕部材1の先端に取付けた枠
体である。13は種籾案内部材、15は上端を枠体12
に取付けたフロート支え、16はフロート支え15の下
端に取付けたフロート、17は枠体12の後部に垂下し
て取付けた種子摺込機である。
【0008】播種ユニット10について説明する。21
が前側、22が後側である。左右の相平行する壁板2
3,24の前後上下には連結板25,26,27,28
が設けられている。
【0009】前後の上連結板25,26の下部には短い
内下向傾斜部29,30が設けられている。
【0010】後傾斜部30の略延長線上には間隔を保っ
て後傾斜板32が設けられており、前傾斜部29の下方
には間隔を保って前傾斜板31が設けられている。
【0011】前後傾斜部29,30の下端外側にそれぞ
れ前後の水平な揺動軸33,34が横架されている。
【0012】前後の水平揺動軸33,34の内向下側に
はそれぞれ前後のカム軸35,36が横架支承されてい
る。
【0013】前後の揺動軸33,34に上端を軸支した
前後の揺動板37,38が前後のカム軸35,36上に
それぞれ載せられている。前後の揺動板37,38は、
前後のばね39,40によって、前後のカム軸35,3
上にそれぞれ付勢されている。
【0014】後揺動板38が後カム36のカム部の谷
に接触しているとき後揺動板38の下端部外面が後傾斜
板32の上端部内面に近接するようになっている。
【0015】前揺動板37の下端は、後揺動板38の内
面中位よりやや下寄りの位置との間に、芽付種子19を
通す間隔Sを保って配置されている。
【0016】前傾斜板31と後傾斜板32との間の上方
で且つ前揺動板37の下側に繰出ローラー41が横架配
置されている。
【0017】繰出ローラー41の周面には等角間度間隔
で画いたn−1個の仮想母線2a,2b…に沿って、且
つ順次母線方向の位置をずらせながらn組の繰出用爪群
1a,……1nが植設列してある。
【0018】前後カム軸35,36が回転すると、前後
の揺動板37,38がそれぞれ前後の揺動軸33,34
を中心にして揺動する。
【0019】後傾斜板32の上部には繰出ローラー41
の周面に達する逆転用ブラシ42が植設されており、後
揺動板38が揺動するときその下端は逆転用ブラシ42
に近接しながら移動するようになっている。
【0020】前揺動板37と繰出ローラー41との間に
は水平板43が配置されており、水平板43に下向に突
設した正転用ブラシ44が繰出ローラー41の上周面と
接するように配置されている。
【0021】壁板24の外側において、繰出ローラー軸
45の第3チェンホイール46と前カム軸35の第1チ
ェンホール47の間には第1チェン48が張架され、前
カム軸35の第2チェンホイール49と後カム軸36の
第4チェンホイール50との間には第2チェン51が張
架され、繰出ローラー軸45・前カム軸35・後カム軸
36は同一回転速度で同一方向に回転するように構成さ
れている。繰出ローラー軸45は減速機を介して正逆転
可能なモーター52に接続されている。以上によって播
種ユニット10が構成されている。
【0022】
【作用】連結板25,26・壁板23,24で形成され
たホッパー20中に芽付種子19を投入する、モーター
52を回わすと繰出ローラー41,カム軸35,36も
同時に回転する。繰出ローラー41及びカム軸35,3
6が図4において右回わりに回転すると、揺動板37,
38が揺動軸33,34を支点に揺動し、芽付種子19
は逆転用ブラシ42に向って落下する。逆転用ブラシ4
2上の芽付種子は爪群1a……1nに順次持上げられ、
正転用ブラシ44を通過し、前傾斜板31に沿って落下
する。この場合は播種量が少い。
【0023】繰出ローラー41を図において左回わり
に回わすと逆転用ブラシ42上の芽付種子19が、爪群
1a……1nによって順次突き落とされ、後傾斜板32
に沿って落下する。この場合は播種量が多い。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されるた
め、次の効果を奏する。すなわち、水平繰出ローラー4
によって投入ホッパー20内に詰められたところの発
芽・発根した種子19を損傷なく、且つ安定して繰出
し、地面に直播きすることが出来る。
【0025】従って、少しばかり気温が低い時期に直播
きしても、種子は丈夫に生育し、十分の生育日数を確保
することが出来るため、収量を安定して増大させること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機全体の側面図である。
【図2】複数の播種ユニットを連結した状態を示す図1
のA−A視概略図である。
【図3】1個播種ユニットの概略正面図である。
【図4】図3のB−B視図である。
【図5】図3のC−C視図である。
【図6】繰出ローラーの外周面の展開図である。
【符号の説明】1a,2a… 繰出用爪群 2a…2n 仮想母線 9 田植機 10 播種ユニット 12 枠体 13 種子案内部材 14 腕部材 15 フロート支え 16 フロート 17 種子摺込機 19 芽付種子 20 投入ホッパー 21 前側 22 後側 23,24 壁板 25,26,27,28 連結板 29,30 傾斜部 31,32 傾斜板 33,34 揺動軸 35,36 カム軸 37,38 揺動板 39,40 ばね 41 繰出ローラー 42 逆転用ブラシ 43 水平板 44 正転用ブラシ 45 繰出ローラー軸 46 第3チェンホイール 47 第1チェンホイール 48 第1チェン 49 第2チェンホイール 50 第4チェンホイール 51 第2チェン 52 モーター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入ホッパー(20)の下部をテーパー状
    に配置した2箇の揺動板(37,38)で構成し、繰出
    ローラー(41)の周面に等角度間隔で画した複数個の
    仮想母線(2a,2b…)に沿って且つ順次母線方向の
    位置をずらせながら繰出用爪群(a…n)を植設
    し、下位の揺動板(38)に連設した傾斜板(32)に
    水平横方向に植設した逆転用ブラシ(42)の先端を横
    から繰出ローラー(41)に接触させ、繰出ローラー
    (41)の上側に配置した水平板(43)から垂下した
    正転用ブラシ(44)の先端を上から繰出ローラー(4
    1)に接触させたことを特徴とする発芽・発根した種子
    の播種機。
JP07897392A 1992-02-29 1992-02-29 発芽・発根した種子の播種機 Expired - Fee Related JP3168477B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200495948Y1 (ko) * 2020-03-23 2022-09-28 강지훈 손톱 세척솔

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200495948Y1 (ko) * 2020-03-23 2022-09-28 강지훈 손톱 세척솔

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