JP3167823B2 - 容器蓋 - Google Patents

容器蓋

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JP3167823B2
JP3167823B2 JP05186793A JP5186793A JP3167823B2 JP 3167823 B2 JP3167823 B2 JP 3167823B2 JP 05186793 A JP05186793 A JP 05186793A JP 5186793 A JP5186793 A JP 5186793A JP 3167823 B2 JP3167823 B2 JP 3167823B2
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    • B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
    • B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
    • B65D41/3442—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container
    • B65D41/3447—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
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    • B65D2401/00—Tamper-indicating means
    • B65D2401/15—Tearable part of the closure
    • B65D2401/35—Vertical or axial lines of weakness

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は容器蓋、特に捩じり抵抗
リング(tamper-evident ring) を有する容器蓋に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、この種の蓋の場合、蓋の
自由端から複数個の脆弱連結部により環状の捩じり抵抗
リングを取り付けており、容器頸部からそこに取り付け
られた蓋を取る際に、これらの脆弱連結部を破断するこ
とによって、捩じり抵抗リングを蓋の本体から離反し、
これによって該容器頸部から少なくとも１度蓋が除去さ
れていることがわかる。
【０００３】この種の構造の問題点の一つは、前記脆弱
連結部が必ずしも連続して破損せず、実際には全く破損
しないような状況も生じることである。後者の場合、容
器頸部から容器蓋を除去することは困難となる。
【０００４】本発明は、環状保持帯が形成された容器頸
部からねじを弛めて蓋を取り、蓋から捩じり抵抗リング
を制御して離反させる際に、前記脆弱連結部が少なくと
もほぼ連続して破断するようにすることを目的としてい
る。
【０００５】ＤＥ−Ａ−３９１２１３７に記載の容器蓋
は、弾性プラスチックより成り、頂部と、これに延設さ
れた環状スカートと、該環状スカートの自由端に設けら
れた捩じり抵抗リングとを有するものである。この捩じ
り抵抗リングは脆弱連結部によって前記環状スカートの
自由端に固定される。捩じり抵抗リングの端部には複数
個の内向きセグメントを設け、各セグメントには半径方
向上方向きの接触面を有する内向き突起部を設ける。使
用の際、容器頸部上に蓋が配置されると、前記セグメン
トは容器頸部上の環状保持帯の下方に着座するまで外側
に押しやられる。
【０００６】しかしながら、ねじを弛める作業中、捩じ
り抵抗リングの末端部は、容器頸部から蓋をねじ外す時
に容器頸部上の環状保持帯の下側とねじ部との間の張力
によって外側に変形する。前記内向きセグメントは前記
最下ヒンジ部から懸垂するので、前記突起部と前記環状
保持帯との接触は不規則である。従って捩じり抵抗リン
グを蓋に固定する脆弱連結部は張力によって破損する
が、その破損方法は全く不定となる。
【０００７】ＥＰ−Ａ−０４５１１０２に記載の構造の
場合、蓋の捩じり抵抗リングと環状スカートとの間に脆
弱連結部が形成される。該脆弱連結部は、蓋部材の各側
にある地点（Ｐ）付近にて互いに対向するように涙の滴
形状に形成される。仕事のやり方(modus operandi)は以
下のようになる。容器頸部の蓋のねじを弛めることによ
って、前記環状保持帯の内面の突起部と蓋との間の張力
を脆弱連結部の強度を越える点まで増加させて該脆弱連
結部を破損させる。当然のことながら脆弱連結部の破損
は弱い部分から始まり、いずれの場合も脆弱連結部の断
面形状が雫の形である場合には横断面が狭くなった箇所
で起こる。この明細書で重要なことは、少なくとも２個
の相対向する雫形連結部にとって、張力が加わった場
合、これらはほぼ同時に破損し、前記環状保持帯をルー
プにして下がるようにすることである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】前記構造は、張力が唯
一の力である場合には満足に作動するので、突起部の接
触面と容器頸部の環状保持帯とのせん断効果によって一
つの脆弱連結部が破壊力に近い力を受けると、対向する
脆弱連結部はせん断効果から保護される。この効果と
は、結局は捩じれ抵抗リングと蓋との間の張力によって
脆弱連結部を何らかの順序で破損させることになり、実
際の効果として前述のように形成した脆弱部分を有する
脆弱連結部をまずねじの弛む方向に破壊し、続いて反対
向きの別の連結部を破壊する。
【０００９】しかしながら本出願人により判明したこと
によれば、この種の蓋のせん断力はある状況下において
のみ比較的信頼出来る方法で脆弱連結部を連続破損可能
なことである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】従って本発明の第１の構
成は、プラスチック材で成形され、頂部と、該頂部から
懸垂して内面にねじ部を備える環状スカートと、環状ス
カートの自由端と連結する捩じり抵抗リング（tamper-e
vident ring ）であって、一連の脆弱なブリッジが環状
スカートと捩じり抵抗リングとの間の軸方向間隙に渡っ
て延び、あるいは円弧状柔軟部が環状スカートと捩じり
抵抗リングとの間に設けられていることにより、環状ス
カートの自由端と連結する捩じり抵抗リングとを有し、
該リングの内側面には半径方向内側に突出する一連の一
体型突起部を設け、該突起部の各々が前記頂部にほぼ面
する接触面と接触面から下方に延びる複合湾曲部とを有
する容器蓋であって、各ブリッジは、ねじを緩める方向
に沿ってブリッジの先端もしくは先端付近に脆弱部分を
有し、各突起部に形成される複合湾曲部は、ねじを締め
る方向に沿って緩やかに傾斜する面とねじを弛める方向
に沿って急激に傾斜する面とを有することを特徴とす
る。
【００１１】前述の張力とは、ねじ弛め中に生じるもの
で、蓋のねじ部と突起部の接触面との間に生じる。せん
断力は、ねじ弛め工程中に突起部の接触面と環状保持帯
の作用面との間の摩擦によって生じる力である。この摩
擦力はねじ弛め中に張力と共に増加し、突起部の接触面
や容器頸部にある環状保持帯の接触面等の特性と、捩じ
り抵抗リングを構成する材料によって左右される。
【００１２】 本出願人によるＥＰ−Ａ−０３０６２５
９に記載の容器蓋は、プラスチック材より成り、頂部
と、該頂部に連接して内面にねじ部を設けた環状スカー
トと、リングと該スカートとの間の軸方向間隙を越えて
延びる一連の脆弱連結部によって頂部から離れた該スカ
ートの末端部と連結する捩じり抵抗リングとを包含し、
このリング内面には、通常頂部に面して半径方向内向き
の接触面をそれぞれ有する一連の半径方向内側に突出す
る突起部を有し、リングは、径方向外面に形成され、か
つ軸方向に沿って突起部と脆弱連結部との間に形成され
る環状溝を有する。
【００１３】この構造の場合捩じり抵抗リングにヒンジ
部を設けており、これは特に本発明の構造に適するもの
である。従ってこのような方法には、各ブリッジのねじ
の弛め方向に脆弱部分を形成することによって、保持帯
を有する容器頸部から螺子を弛めて蓋を取り外す間に、
張力とせん断力との合力によってブリッジが破損し、引
き続き調整されて分離する、という別の特徴がある。
【００１４】 本発明の好適実施例の場合、脆弱連結部
の横断面は雫型で、最も狭い部分はねじの緩め方向に向
いている。また、上記のものとは異なる形状を用いても
よく、例えば、三角形又は卵形の横断面でもよい。しか
しながら、一般に前述の脆弱連結部は蓋と同じ材料で形
成されるので、連結部の最も弱い部分が張力とせん断力
とによって最初に破損するように脆弱連結部を非相称形
にする必要がある。
【００１５】前記突起部の形状も各種各様であり、本出
願人によるＥＰ−Ａ−０３０６２５９に示すように、く
さび形の一つにすることもできる。しかしながら本発明
の好適実施例の場合、該突起部はそれの接触面から下方
に延長する複合湾曲部を有する。この複合湾曲部の主要
面はねじ方向に比較的ゆるやかな丸みをつけて形成する
ことが望ましい。
【００１６】本発明による蓋の場合、脆弱連結部の数と
突起部の数は同じでも異なってもよい。突起部の数が脆
弱連結部の数と異なる場合、その差は１乃至５の整数
で、１であることが望ましい。
【００１７】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は、本発明の好適
実施例を非制限例として示す添付の図面を参照して以下
に詳述する。図１ないし図５において、図示の蓋は弾性
プラスチック材で成形され、頂部１と、該頂部から懸垂
して内面にねじ部を形成した環状スカート２と、軸方向
間隙５を介してスカート２の端部に形成された捩じり抵
抗リング４と、環状スカートと捩じり抵抗リングとを一
体的に結合するために前記間隙５に架設された脆弱連結
部６とを有する。
【００１８】リング４の内面には、円周方向に隔設され
て軸方向に延びる一連の突起部７を形成し、各突起部は
前記頂部に向かう接触面８を有し、該接触面は該頂部か
ら離れて半径方向内側に１５°までの小さな角度で傾斜
し、複合湾曲部９を有する。
【００１９】突起部７には複合湾曲部９を形成し、（図
１の右側に対して）ねじの締まる方向に沿って緩やかに
傾斜する面と、複合湾曲部９の左側（截頭部）に、ねじ
の弛む方向に沿って急激に傾斜する面とを有する。前記
突起部は間隙５から軸方向に離間して形成され、間隙５
と突起部の接触面８との間に対応するリング４の外面に
アーチ形断面の溝１１を形成する。
【００２０】図１の好適実施例の場合、突起部４の数よ
り脆弱連結部の数の方が１個多いが、よいし必要な成果
に応じて全く同数でもよいし、全く異なる数でもよい。
【００２１】図３から分かるように、本発明による蓋に
は図２の蓋の扇形部「ＡＡ」で示すように間隙５及び脆
弱連結部６に取って変わる中実部１３を形成する。この
構造の目的は、捩じり抵抗リング４の隔設縁から蓋２の
環状スカートまで延びる軸方向脆弱部１４を提供するこ
とである。これは中実部１３と協働することによって捩
じり抵抗リング４は全ての脆弱連結部が分離した後で該
スカートに取り付けられたまま留まるので蓋と捩じり抵
抗リングは共に処分可能である。必要ならば環状スカー
ト２に複数個のギザギザを形成してもよい。
【００２２】特に図４を参照すると、下端に肩部を形成
した環状保持帯を有するねじ切り容器に、既知の方法で
蓋を取り付ける場合、複合湾曲部９を有する突起部は上
記環状保持帯（図示せず）と相互に係合し、環状保持帯
によって外側に広がるので、捩じり抵抗リング４は局部
的に膨脹する。この工程は蓋が完全に係合してしまうま
で続けられ、突起部７の接触面８は環状保持帯の下側に
接触するようになりリング４は弾性で収縮する。
【００２３】脆弱連結部６の上部からの横断面図である
図５から分かるように、脆弱連結部６は脆弱縁１７及び
強化部１８を有し、リング４の外周面の方に半径方向外
側に延びている。
【００２４】使用中に蓋を弛めるとき、ねじ３は容器頸
部のねじ部と螺合し、突起部７の接触面８が環状保持帯
の下方肩部に対してロックされるので張力は増加し、ね
じ部３は、容器蓋がねじが弛む方向に回転するに連れ
て、容器頸部のねじ部と係合する。
【００２５】ねじを弛める工程中に張力が増加すると、
突起部７の接触面８と環状保持帯の肩部との間にせん断
力が生じることが分かる。該張力とせん断力との合力に
よって捩じり抵抗リングは環状スカートの回転速度より
遅く回転することになり、脆弱連結部６の脆弱部に破壊
力を生じさせる。
【００２６】脆弱連結部６はねじが弛む方向に向いた脆
弱縁１７を有する雫形に形成される。上述したようにね
じ部３が容器頸部のねじ部に螺合すると、急速に図４及
び図５に示す状態となり、第１の脆弱連結部６が破壊さ
れる。第１の脆弱連結部６が破壊されると、既に弱くな
っている次の脆弱連結部に同様なせん断力が加わり、更
にこの第１脆弱連結部の破損によって開放される第１ブ
リッジによって予め吸収される残留荷重が次のブリッジ
に瞬間的に伝達されることになる。この構造によって脆
弱連結部は規則的に連続して破損するので、細心の成形
技術によってほとんどの場合、本発明による蓋を容器頸
部に付けると目的通りに分離可能となる。
【００２７】脆弱連結部６の連続破損に中実部１３が介
入してもよい。当然のことながら中実部１３は破損せず
にある程度の軸方向弾性を有するようにしてあり、特に
該軸方向弾性を有するように働く環状溝１１と協働する
場合がそうである。したがって中実部１３の末端部に隣
接する次に続く環状連結部６は全く同じように破損す
る。
【００２８】全ての脆弱連結部が破壊されると、蓋のス
カート及び頂部は容器頸部まで回転を続け、捩じり抵抗
リング４は容器頸部の環状保持帯の肩部によって保持さ
れる。従って図２及び図３において最も明らかなよう
に、軸方向脆弱部１４が破損し、前記リングは末端部に
おいて中実部１３と連結する場所を除いて自由に浮動す
る。以上に説明したとおり、本発明は捩じり抵抗リング
の分離機能を制御可能な容器蓋に関する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の蓋の部分断面図である。
【図２】図１の蓋から分離した捩じり抵抗リングの上面
図である。
【図３】図２の扇形ＡＡにおいて本発明の蓋の一部を示
す側面図である。
【図４】ねじ弛め工程中の図２の扇形ＢＢにおける拡大
側面図である。
【図５】本発明によるブリッジの好適実施例を示す上方
から見た平面図である。
【符号の説明】
１ 頂部 ２ 環状スカート ３ ねじ部 ４ 捩じり抵抗リング ５ 軸方向間隙 ６ 脆弱連結部 ７ 突起部 ８ 接触面 ９ 複合湾曲部 １１ 溝 １３ 中実部 １４ 脆弱部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−70364（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−55256（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−116456（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 41/34

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 プラスチック材で成形され、頂部と、該
    頂部から延設されて内面にねじ部を備える環状スカート
    と、前記環状スカートの自由端と連結する捩じり抵抗リ
    ング（tamper-evident ring ）であって、一連の脆弱な
    ブリッジが前記環状スカートと前記捩じり抵抗リングと
    の間の軸方向間隙に渡って延び、あるいは円弧状柔軟部
    が前記環状スカートと前記捩じり抵抗リングとの間に設
    けられていることにより、前記環状スカートの自由端と
    連結する前記捩じり抵抗リングとを有し、該リングの内
    側面には半径方向内側に突出する一連の一体型突起部を
    設け、該突起部の各々が前記頂部にほぼ面する接触面と
    前記接触面から下方に延びる複合湾曲部とを有する容器
    蓋において、前記各ブリッジが、ねじを緩める方向に沿ってブリッジ
    の先端もしくは先端付近に脆弱部分を有し、 前記各突起部に形成される前記複合湾曲部が、ねじを締
    める方向に沿って緩やかに傾斜する面とねじを弛める方
    向に沿って急激に傾斜する面とを有することを特徴とす
    る容器蓋。
  2. 【請求項２】 前記脆弱連結部の横断面が、雫型、三角
    形又は卵形であり、前記脆弱部分が、前記横断面のねじ
    を弛める方向に向く狭い部分であることを特徴とする請
    求項１に記載の容器蓋。
  3. 【請求項３】 前記脆弱連結部の数と前記突起部の数と
    が同じであることを特徴とする請求項１に記載の容器
    蓋。
  4. 【請求項４】 前記脆弱連結部の数と前記突起部の数と
    が異なり、その差が１乃至５の整数であることを特徴と
    する請求項１に記載の容器蓋。
  5. 【請求項５】 前記リングが、前記捩じり抵抗リングの
    径方向外面に形成され、かつ軸方向に沿って前記突起部
    と前記脆弱連結部との間の位置に形成される環状溝を有
    することを特徴とする請求項１に記載の容器蓋。
  6. 【請求項６】 前記捩じり抵抗リングの末端縁から前記
    環状スカートまで延びている軸方向脆弱部が前記容器蓋
    に形成されていることを特徴とする請求項１に記載の容
    器蓋。
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DE (1) DE69311206T2 (ja)
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