JPH054648A - 瓶用こじ開け防止閉止体 - Google Patents

瓶用こじ開け防止閉止体

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Publication number
JPH054648A
JPH054648A JP3172002A JP17200291A JPH054648A JP H054648 A JPH054648 A JP H054648A JP 3172002 A JP3172002 A JP 3172002A JP 17200291 A JP17200291 A JP 17200291A JP H054648 A JPH054648 A JP H054648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
stopper
closure
prevention
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3172002A
Other languages
English (en)
Inventor
Piero Battegazzore
バツテガツツオーレ ピエロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GUARA SpA
Guala SpA
Original Assignee
GUARA SpA
Guala SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GUARA SpA, Guala SpA filed Critical GUARA SpA
Priority to JP3172002A priority Critical patent/JPH054648A/ja
Publication of JPH054648A publication Critical patent/JPH054648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り外されそして装着し戻されたという明確
な痕跡を残すこと、即ち、防止用バンドはストッパに対
して決して以前の状態に戻すことができない。 【構成】 瓶用こじ開け防止閉止体は、瓶(2)とスト
ッパ(3)との双方からバンド(6)が積極的に取り外
されて瓶(2)が開放されてしまった確実な痕跡を残
し、バンド(6)は少なくとも2つの環状部(8)に分
割されており、回り止め(13、14)の対応する1つ
は各橋架連結部(11、12)に近接して位置決めされ
ていて橋架連結部(11、12)を破壊するようになっ
ており、回り止め(13、14)はストッパ(3)を最
初に螺合解除する際に停止部(17、18)のうちの対
応する1つに係合した状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、瓶等のためのこじ開け
防止閉止体に関わり、より具体的には、瓶に対して螺合
することができ、また、螺合解除することがきでるキャ
ップ状ストッパと、破壊橋架連結部によりストッパに連
結された防止用バンドと、その防止用バンドに形成され
ていて瓶に形成された対応する停止部に係合するように
された回り止めとを有している瓶用こじ開け防止閉止体
に関わる。
【0002】
【従来の技術】周知のごとく、このような閉止体は満足
のいく状態で頻繁に利用されているけれども、こじ開け
た形跡を残すという点でまだ充分なものでなく、また、
最初に用いた場合、それら閉止体は不確かな任意の態様
で振舞い、形態が一定していないのである。
【0003】キャップ状ストッパから一度取り外された
防止用バンドが瓶に留まっている場合、僅かな熟練でそ
のバンドをストッパに再び取り付けることができ、見せ
かけのこじ開け防止が形成されてしまう。加えて、防止
用バンドは瓶を使用する際邪魔であり、瓶を再び使用す
る場合結局そのバンドを除去することが必要となる。
【0004】また、このバンドは時として充填中瓶から
は離れてしまい、それは明らかに好ましいことではな
い。また、時として生ずることだが、防止用バンドは瓶
に接合された状態にならず、破壊しなかった橋架連結部
のいくつかによりストッパと一緒に引きずられて回転し
てしまう。この場合、防止用バンドはストッパに不均一
に取り付けられた状態となり、ストッパが瓶の首部に対
して螺合解除されることを常に邪魔し、その結果だらし
のない外見となり、また、後に予想していない分離を生
じさせるかも知れないのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適宜
の構造及び作用的特徴を有していて前述した欠点を除去
する上述したごとき閉止体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この問題は、防止用バン
ドが少なくとも2つの環状部に分割されており、各環状
部が螺合解除方向において先行する端部と後行する端部
とを有しており、それら先行端部及び後行端部がその環
状部に連続した他の環状部と対面するよう配列されてお
り、各橋架連結部に近接して位置しているのは回り止め
のうちの対応する1つであって、ストッパを最初に螺合
解除させる際停止部のうちの対応する1つと係合してい
る回り止めに関連した橋架連結部が破壊されるようにな
っていることを特徴とする瓶用こじ開け防止閉止体によ
って解決される。
【0007】本発明による閉止体の別の特徴及び利点
は、限定されるべきでない実施例、即ち好適実施例の、
添付図面を参照した以下の詳細な説明から明らかであ
る。
【0008】
【実施例】図面を参照して、全体が参照番号1で示され
ているのは瓶2のためのこじ開け防止閉止体である。
【0009】この閉止体1は軸線X−Xを有するキャッ
プ状ストッパ3を有している。ストッパ3の内側にはネ
ジ山4が備えられており、また、瓶2の外側にはそのネ
ジ山4に係合する相手ネジ山5が備えられている。かく
て、ストッパ3は、そのストッパ3を矢印F及びGの方
向に回すことにより必要に応じて瓶2に対して螺合及び
螺合解除することができる。
【0010】閉止体1は防止用バンド6を更に有してお
り、該防止用バンド6は適宜のプラスチック材料を射出
成形することにより形成されたストッパ3と一体になっ
ている。防止用バンド6は、後述するごとく弱化線7を
備えることによりストッパ3から分離することができる
ようになっている。
【0011】この閉止体1において、防止用バンド6は
2つの等しい環状部8に分割されており、各環状部8は
180°よりも僅かに小さい角方向幅即ち周方向幅を有
している。各環状部8は、ねじ込み方向において考えた
場合、先行する端部9と後行する端部10とを有してい
る。
【0012】各環状部8の端部9及び10は他の環状部
8の端部10及び9に連続している。各環状部8とスト
ッパ3との間には2つの破裂架橋連結部11及び12が
延びている。注意されるべきは、先行する橋架連結部1
1は環状部8の先行端部9に近接して位置しており、そ
れに対し後行する架橋連結部12は同じ環状部8の後行
端部10に近接して位置している。
【0013】各環状部8の内側に形成されているのは2
つの回り止め13及び14である。注目すべきは、先行
する回り止め13は先行橋架連結部11に近接して位置
しており、後行する回り止め14は後行橋架連結部12
に近接して位置している。各環状部8の回り止め13及
び14は、角度A、例えば約150°周方向に離隔して
セットされている。
【0014】好ましくは、回り止め13(14)とスト
ッパ3との間には副破壊橋架連結部15(16)が延在
している。各環状部8の橋架連結部11及び12並びに
副橋架連結部15及び16は互いに協働して前述した弱
化線7を形成している。
【0015】各環状部8に対して瓶2に形成されている
のは2つの停止部17及び18であり、該停止部17及
び18は、ストッパ3が矢印Fの方向に螺合が解除され
るように回される際に環状部8のそれぞれの回り止め1
3及び14に係合するようにされている。
【0016】前述した停止部17及び18は角度B、例
えば130°周方向に離隔されてセットされている。か
くて、図に示された実施例の場合、角度Aは角度Bより
も約20度大きくなっている。好ましくは、回り止め1
3及び14は、背部13a、14a及び前部13b、1
4bを備えた鋸歯形状をしている。
【0017】同様に、停止部17及び18は背部17
a、18a及び前部17b、18bを備えた鋸歯形状を
している。前部はそれぞれの接線tに対して等しい鋭角
Gを形成しており、それにより各回り止めがそれぞれの
停止部に係合するのを容易ならしめている。
【0018】更に注目すべきは、薄い破壊用脚部19
が、環状部8に連続して、一方の環状部8の端部9と他
方の環状部8の端部10との間に延在しており、また、
その破壊用脚部19は後行橋架連結部12と副後行橋架
連結部16との組合せよりも容易に破壊されるよう寸法
決めされている。
【0019】本発明による閉止体1の作動を、第1図及
び第2図を参照して、開始状態に関連して説明する。そ
の開始状態では、充填後に閉止体1を、例えば矢印Gの
方向に軸線方向に嵌合させることにより、即ち軸線方向
に螺合させることによりその閉止体1を瓶2に装着して
いる。このような状態の元では回り止め及び停止部はそ
れらの背部の相互のゆるやかな係合により互いに重なり
合っている。
【0020】注目すべきは、開始状態において、各環状
部8の回り止め13及び14はそれらのそれぞれの停止
部17及び18の周方向前方の位置を占めている。スト
ッパ3を矢印Fの方向に回すこと等でそのストッパ3を
螺合解除することにより瓶2の開放が行われる。僅かな
距離にわたり引続き回転させることにより、先行回り止
め13は面係合(第3図参照)をなして停止部17に係
合する。
【0021】連続して回転させた場合、各環状部8の脚
部19、先行橋架連結部11及び先行副橋架連結部15
は直ちに破壊される。脚部19及び橋架連結部11及び
15を破壊することは、それらが回り止めに近接して位
置しているために最も積極的な態様で即ち確実に生じ、
したがって脚部19及び橋架連結部11及び15に力が
直接集中し、回り止め13が停止部17に係合した後、
そのストッパ3は十分な力でもって更に螺合解除され
る。
【0022】破壊時、各環状部の先行端部はストッパ及
び他の環状部から分離され、先行停止部の位置で瓶に取
り付けられたままになっている。回転を連続させると、
後行回り止め14は停止部18に対して面係合が生じ、
周方向の遅れCは約20°のA及びB間の周方向の差に
等しい。
【0023】この遅れCの間、環状部の後行端部10は
先行端部9近くにもちきたらされる。この移動を行うに
当たって、環状部は圧縮され、弾性エネルギがその環状
部に貯えられる。更に回転させた場合、後行橋架連結部
12及び副後行橋架連結部16は直ちに破壊される。再
び言うが、橋架連結部12及び16の破壊は上述した理
由で積極的なもの、即ち確実なものである。
【0024】破壊に続いて、各環状部8の後行端部10
もストッパから分離される。もはやストッパに保持され
ていず、また停止部17及び18の間で弾性的に変形し
ているので、環状部8はバネの状態をなして弛緩し、そ
れに貯えられた弾性エネルギを放出する。連続して回転
させた場合、ストッパは必要に応じて後に螺合されるよ
う完全に螺合解除されて取り外され、防止用バンドは完
全にそして確実にそのストッパから分離される。
【0025】
【発明の効果】本発明による閉止体の主な利点は、取り
外されそして装着し戻されたという明確な痕跡を残すこ
とである。事実、防止用バンドはストッパに対して決し
て以前の状態に戻すことができないのである。本発明の
閉止体の別の利点は、積極的に取り残された防止用バン
ドにより、より気分良く瓶を用いることができることで
ある。
【0026】本発明による閉止体の別の利点は、脚部及
び副橋架連結部によって長い期間保持される寸法的安定
性であり、2つの環状部がバンドを作り出す所定の場所
に確実に保持されることである。
【0027】理解されるとおり、前述した閉止体は、前
掲請求項に記載された本発明の範囲を逸脱することな
く、特殊なそして今後予想される要求に合致させること
ができるよう当業者により様々な方法で変形することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2図の1−1線に沿って取られた、本発明に
よる閉止体の垂直断面図。
【図2】第1図の2−2線に沿って取られた第1図に示
されている閉止体の断面図。
【図3】第1図及び第2図に示されている閉止体の縮小
断面図であり、作業の連続的段階即ち工程を示している
図。
【図4】第1図及び第2図に示されている閉止体の縮小
断面図であり、作業の連続的段階即ち工程を示している
図。
【図5】第1図及び第2図に示されている閉止体の縮小
断面図であり、作業の連続的段階即ち工程を示している
図。
【符号の説明】
1 瓶用こじ開け防止閉止体 2 瓶 3 ストッパ 6 防止用バンド 7 弱化線 9 先行端部 10 後行端部 11 破壊橋架連結部 12 破壊橋架連結部 13 回り止め 14 回り止め 15 副破壊橋架連結部 16 副破壊橋架連結部 17 停止部 18 停止部 19 脚部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】瓶(2)等のためのこじ開け防止閉止体
    (1)にして、前記瓶(2)に対して螺合することがで
    き、また、螺合解除することがきでるキャップ状ストッ
    パ(3)と、破壊橋架連結部(11、12)により前記
    ストッパ(3)に連結された防止用バンド(6)と、該
    防止用バンド(6)に形成されていて前記瓶(2)に形
    成された対応する停止部(17、18)に係合するよう
    にされた回り止め(13、14)とを有している瓶用こ
    じ開け防止閉止体において、前記防止用バンド(6)は
    少なくとも2つの環状部(8)に分割されており、各前
    記環状部(8)は螺合解除方向において先行する端部
    (9)と後行する端部(10)とを有しており、それら
    先行端部及び後行端部がその環状部に連続した他の環状
    部(8)と対面するよう配列されており、各前記橋架連
    結部(11、12)に近接して位置しているのは前記回
    り止め(13、14)のうちの対応する1つであって、
    前記ストッパを最初に螺合解除させる際前記停止部のう
    ちの対応する1つと係合している前記回り止め(13、
    14)に関連した前記橋架連結部(11、12)が破壊
    されるようになっていることを特徴とする瓶用こじ開け
    防止閉止体。
  2. 【請求項2】前記回り止め(13、14)及び前記停止
    部(17、18)は鋸歯形状であることを特徴とする請
    求項1記載の瓶用こじ開け防止閉止体(1)。
  3. 【請求項3】各前記環状部(8)には2つの橋架連結部
    (11、12)が備えられており、一方は前記環状部
    (8)の先行端部(9)に位置しているとともに他方は
    それの後行端部(10)に位置しており、各前記環状部
    (8)の前記回り止め(13、14)は前記瓶(2)に
    形成された対応する停止部(17、18)間の周方向距
    離よりも大きな距離だけ周方向に離隔されるよう設定さ
    れていて、それにより前記環状部の後行端部(10)の
    前記回り止め(14)は、前記環状部(8)が弾性圧縮
    される遅れをもって対応する停止部(18)に係合する
    ことを特徴とする請求項2記載の瓶用こじ開け防止閉止
    体(1)。
  4. 【請求項4】各前記回り止め(13、14)と前記スト
    ッパ(3)との間に延在している副破壊橋架部(15、
    16)を更に有していることを特徴とする請求項3記載
    の瓶用こじ開け防止閉止体(1)。
  5. 【請求項5】前記環状部(8)の連続する端部(9、1
    0)間に延在する薄い破壊脚部(19)を更に有してお
    り、該破壊脚部(19)は前記橋架連結部(11、1
    2)と前記副橋架連結部(15、16)との組み合わせ
    体よりも前に破壊するよう寸法決めされていることを特
    徴とする請求項4記載の瓶用こじ開け防止閉止体
    (1)。
JP3172002A 1991-06-18 1991-06-18 瓶用こじ開け防止閉止体 Pending JPH054648A (ja)

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