JP3167750U - 簡易心肺蘇生器具 - Google Patents

Abstract

【課題】老人や子供、骨粗鬆症の方も安心して使用できる簡易心肺蘇生器具を提供する。【解決手段】蛇腹管ポンプ１の天井２と底３に衝撃盤４を装着し空気調整弁５を設けた心肺蘇生器具。以下のような構成でこれを使用するときは患者の胸部に当て、浮き輪に空気を入れる要領で胸部を圧迫する。ポンプを押すと上下の衝撃盤がぶつかり合い大きな衝撃と振動が心肺に伝わり蘇生させる。電源の必要がなく軽量コンパクトで携帯にも便利である。蛇腹管のスプリング効果で手や腕の疲労が極端に少ない。空気調整弁で強弱の調整が簡単にできる。【選択図】図１

Description

本考案は蛇腹管ポンプに衝撃盤を装着し空気調整弁を設けた心肺蘇生器具に関するものである。

従来手で行うのが主だが現在ＡＥＤ（自動体外式除細動器）があり装着した電極パッドから自動的に心臓の状態を判断し、もし不整脈だった場合、強い電流を一瞬流して心臓にショックを与えることで正常に戻す機能を持っている。最近は設置している場所も多い。又、研究により心肺蘇生をしてから使用した方がＡＥＤが効きやすくなることが明らかになった。

そのために、次のような問題点があった。
（イ）近年ＡＥＤの設置している場所も増えたが、ＴＰＯ問わず起こりうる心停止に間に合うほどではない。そんな時患者に周囲が即座に対処すべきは心肺蘇生しかない。
しかし手で行う場合、体力の消耗が大きく１００／分を繰り返す事は容易ではない。
又、心肺に衝撃を伝えるには胸骨が４〜５ｃｍ沈む程押すので肋骨が折れる場合も多々ある。
以上のような問題点があった。

蛇腹管ポンプの天井と底の部分に衝撃盤を装着し空気調整弁を設けたことを特徴とした心肺蘇生器具である。

（イ）蛇腹管のスプリング作用で老人や子供、骨粗鬆症の方にも安心して使用できる。
（ロ）ポンプを押すと上下の衝撃盤がぶつかり合い大きな衝撃と振動が心肺に伝わり蘇生させる。
（ハ）電源の必要がなく軽量コンパクトで携帯にも便利である。
（二）蛇腹管のスプリング効果で手や腕の疲労が極端に少ない。
（ホ）空気調整弁で強弱の調整が簡単にできる。

以下、本考案の形態について説明する。
（イ）蛇腹管ポンプ（１）の天井（２）と底（３）の部分に衝撃盤（４）を装着し空気調整弁（５）と空気排出口（６）を設ける。本考案は以上のような構成でこれを使用するときは患者の胸部に当て、浮輪に空気を入れる要領で胸部を圧迫する。

本考案の正面図 本考案の上面図 本考案の底面図 本考案の背面図

１ 蛇腹管ポンプ
２ 天井
３ 底
４ 衝撃盤
５ 空気調整弁
６ 空気排出口

Claims (1)

1. 蛇腹管ポンプの天井部と底部に衝撃盤を装着し空気調整弁を設けた心肺蘇生器具。

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