JP3167226U - 水改質用バブリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】僅かなランニングコストで副次的な負担の少ない大量水に対応できる水の改質装置を提供する。【解決手段】空気圧送装置1と、β線放射性材料を担持させた立体網目構造体3を内部に擁する空洞容器体4と、先方部に多数の小孔5が形成されたパイプ体6とを、圧送される空気が共通通路になりかつパイプ体6が最風下側にくるように連結して、本考案の水改質用バブリング装置とする。またパイプ体6の先方部に設けた小孔5に耐水性の連続空隙性多孔質物体を取り付ける。【選択図】図1

Description

この考案は、飲用水、養殖用水、水耕栽培用水、その他池沼やプール用水等の広範な水について、これを改質するためのバブリング装置に関する。
上記のような様々な水を人間等にとって好ましいものに改質または浄化するために様々な手段があることは周知の通りである。例えば、単に殺菌するだけであれば、カルキやオゾン等を添加すればよく、汚濁物を除くのであれば、濾過方式の他に、凝集剤を用いて沈殿分離させたり、或いはマイクロバブル等に付着させて浮上させる等の方法が知られている。
一方、これ等により一見クリーンな水に見える一般の水道水や河川水、井戸水、湧き水等も、それで既に最高かといえば必ずしもそうではなく、例えば酸化還元電位(ORP)において、水道水はカルキを含むこともあって数百のレベルにあり、これが人間をはじめとする生物全体にとって必ずしも望ましいとはいえないことは、近年よく指摘されるところである。この好ましくない影響の根源は、いわゆる活性酸素の作用とされる酸化障害であり、これは単に人間の各種疾患の要因であるに止まらず、広く養殖、飼育、栽培等の対象となる動植物の多くにおいても、重要な好ましくない要因になっていると考えられる。
そしてこの点に注目した水の改質手段として、水を電気分解しその陰極側の水を使う方法や、マグネシウムなど水中で水と反応して水素を発生する性質を用いる方法、或いはこれ等に類似する各種浄(整)水器(機)や各種添加用薬剤等も提案されている。
しかしながら上記のような従来の改質手段は、少量の水の場合はともかくプールや池ほどの大量の水処理ともなれば、そのランニングコストは多大なものとなると同時に、添加物等の余分な残滓や機械装置の作動及びメンテナンスが大掛りになりすぎるなど、実情にそぐわないために、その分野では未だ大して実用的実施レベルに至っていないのが現状である。
本考案はかかる現状を打破し、極めて僅かなランニングコストで副次的な負担の少ない大量水に対応できる改質装置を提供することを課題とする。
空気圧送装置1と、β線放射性材料2を担持させた立体網目構造体3を内部に擁する空洞容器体4と、先方部に多数の小孔5が形成されたパイプ体6とを、圧送される空気が共通通路になりかつパイプ体6が最風下側にくるように連結して、本考案の水改質用バブリング装置とする。
ここでいう空気圧送装置1とは、いわゆる送風機とほぼ同義であるが、ある程度の水圧に抗して空気を水中に放出しうる圧力比を有するものを言い、通常、ブロワと称されているもの等が該当する。
β線放射性材料2とは、原子崩壊によりα線、β線、γ線を放射するいわゆる放射性元素を含む物質材料のことであるが、必ずしもラジウム等を高濃度に含むレベルのものである必要はなく、法規で定められた危険性のないものでよい。それでも好ましい作用をもつβ線は空気中にまで通過浸透力があるため、その空気及びその中の水蒸気等に電子を付与してマイナスイオンの形をとりつつ強力な抗酸化ポテンシャルを有する空気に変えるものと考えられ、他方、α線は浸透力に乏しいためその+電荷は空気に達することなくアースされ、γ線は事実上微々たるものでほとんど素通りしてしまうと考えられている。
立体網目構造体3とは文字通り網目が三次元的に形成された構造体を意味し、必ずしもジャングルジムのように整然と骨格が形成された形である必要はなく、面状の網や線体などを三次元的に重ね{配置し}たり丸めたりしたものでもよい。また糸瓜束子のように、三次元的に各所で点接合しつつ屈曲した繊維体の集まり(塊)のような超高発泡の通気性スポンジ体でもよく、要はその中を空気が大きな抵抗なく通過でき、かつその繊維体に空気が接触する機会の多大なものが該当する。それには前記のβ線放射性材料2が担持(一般的には塗着)されているから、通過する空気がそのβ線放射性材料2に接触する機会は多大となる。
この立体網目構造体3を内部に擁する(収容させる)空洞容器体4は、内部スペースが十分にあれば、単なるパイプ体であってもよい。そのスペース部分は空気圧送装置1により移動する空気の通路に相当しなくてはならないから、空洞容器体4には必然的にその空気の入口4a及び出口4bが存在する。
これらの空気圧送装置1と当該空洞容器体4(その風向きに対する前後関係はいずれでもよい)を連結すると共に、それらの風下側に連結するパイプ体6の先方部には多数の小孔5が形成されているが、この箇所は使用時にパイプ体6を目的とする水の中に水没させて多数の気泡を放出(バブリング)させる箇所である。
その小孔5はできるだけ小さくかつ多数であることが好ましい。これを具現する望ましい形態として、パイプ体6の先方部に設けた小孔5に耐水性の連続空隙性多孔質物体7を取り付けることが挙げられる。この連続空隙性多孔質物体7とはいわばスポンジのような構造体であるが、これは例えば透水性セラミックスなどのように、耐水性のあるものが容易に成形可能である。そしてその中に送り込まれた空気は、その表面に無数に存在する微細開口から放出されて無数の微細泡を形成するから、水との接触面積が増大して、バブリングの目的に好都合である。なおここでいう小孔5は、パイプ体6の先端開口部そのものであってもよく、またパイプ体6は連続空隙性多孔質物体7を取り付けるために図3のように分岐させてもよい。
本考案によれば、一切の添加物や複雑な装置等を要することなく、また二次公害を伴わずに、極めて僅かなランニングコストで広範な水を改質できる。実際に試したところによると、このバブリングを行なった水は飲用としても炊飯・煮物用に用いても美味しくなるばかりでなく、例えば養殖用の水に適用すると、魚類の排泄物などの腐敗が抑制されるとともに病気が著しく減少し健康体となるため、抗生物質なども不要となり生産性も上がり、これを食する人間にとってメリットははかりしれないものがある。その他にも水泳用プール、水耕栽培、ビルの水タンク、産業用水など、甚だ多方面に適用できるという効果がある。
電磁弁振動型のルーツブロワを空気圧送装置1に採用し、それの空気排出口に管を介して略同寸法の空洞容器体4を連結し、その空洞内には、連続気泡の高発泡ウレタン樹脂からなる立体網目構造体に放射性の天然鉱物からなるβ線放射性材料2を塗着したものを詰込み、その中を通り抜けた空気の出口4bにパイプ体6を接続し、その延長部(先方部)に複数の貫通孔を設けてそれぞれ小さなパイプ体6を枝分かれさせ、それらの先端に通気性セラミックスからなる円柱状の連続空隙性多孔質物体7を取り付けて、その箇所が養殖池等の底部に水没するようにする。鰻の稚魚(シラス)について試したケースでは、カルキがなくても水を替える必要がなく、起きるはずの様々な病気も起こらず、抗生物質を用いることなく65cmもの体調に達した。同様に病気が出ないことは、金魚その他の魚類でも確認された。
なお、水泳プールなどに適用させる場合などは、そのバブリング箇所が邪魔になるから、図4に示したように、水槽部8から水を外部に誘導してそこに当該バブリング装置をセットし、ついでに砂等の濾過材9も設けて、固形夾雑物等を濾過するようにするとよい。
上記の本考案の製造は既存の技術で十分可能であり、低コストで環境や健康に望ましくニーズも多いから、産業上の利用可能性は十分にある。
本考案一例の部分断面見取図 本考案に用いられる立体網目構造体の一部拡大図 本考案のパイプ先方箇所の例を示す見取図 本考案を適用した現場の例を示す見取略図
1……空気圧送装置 2……β線放射性材料 3……立体網目構造体
4……空洞容器体 4a……入口 4b……出口
5……小孔 6……パイプ体 7……連続空隙性多孔質物体
8……水槽部 9……濾過材

Claims (2)

  1. 空気圧送装置と、β線放射性材料を担持させた立体網目構造体を内部に擁する空洞容器体と、先方部に多数の小孔が形成されたパイプ体とを、圧送される空気が共通通路になりかつパイプ体が最風下側にくるように連結して成ることを特徴とする水改質用バブリング装置。
  2. パイプ体が、先方部に設けた貫通孔に耐水性の連続空隙性多孔質物体を取り付けたパイプ体である請求項1記載の水改質用バブリング装置。
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