JP3166975U - 伸縮ランタン - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトに収納できる伸縮ランタンを提供する。【解決手段】伸縮ランタンは、発光体4を設けた本体部1と、本体部1に接近可能な蓋体2と、本体部1と蓋体2とを連結するテレスコピック状に伸縮自在な透明伸縮体3とを、具備している。本体部1は、中央平面域12と、中央平面域12の周囲に上向きに立設される外輪壁8とを、有する皿型に形成されている。本体部1にLED6〜8個よりなる発光体4を内接する。蓋体2の内側には、反射体5が付設されている。透明伸縮体3は、短縮状態では同心状を保ちつつ分離する複数の短筒体6…から成る。透明伸縮体3は、その上端(最上位置の短筒体6)を、蓋体2の外輪壁18の内側に固着し、かつ、下端(最下位置の短筒体6)を、発光体4を包囲状として本体部1に固着している。透明伸縮体3は、複数の短筒体6…が上方から下方に向けて縮径するように順次重ね合わせて連結する。【選択図】図1
Description
本考案は、伸縮ランタンに関する。
従来、折り畳み可能な携帯型照明器具として、ロウソクの周囲を竹ヒゴで囲って和紙を貼り付けて成膜した小田原提灯や、光源である電球の周囲を蛇腹折りにした透光膜で包囲したランプシェードが提案されている(特許文献1参照)。
しかし、従来の小田原提灯は、ロウソクの火が和紙や竹ヒゴに着火する虞れがあり、火災を起す危険性が高かった。
また、従来のランプシェードは、電球の電気消費量が大きく非効率であると共に、透光膜が折り畳まれて本体部と蓋体が接近した短縮状態に於て、透光膜の弾発力によって本体部と蓋体が反発し、縮まった状態を保持できないという欠点があった。
また、従来のランプシェードは、電球の電気消費量が大きく非効率であると共に、透光膜が折り畳まれて本体部と蓋体が接近した短縮状態に於て、透光膜の弾発力によって本体部と蓋体が反発し、縮まった状態を保持できないという欠点があった。
そこで、本考案は、コンパクトに収納できる伸縮ランタンを提供することを目的とする。
本考案に係る伸縮ランタンは、発光体を設けた本体部と、該本体部に接近可能な蓋体と、該本体部と蓋体とを連結するテレスコピック状に伸縮自在な透明伸縮体とを、具備し、該透明伸縮体は、短縮状態では同心状を保ちつつ分離する複数の短筒体から成るものである。
また、発光体を設けた本体部と、該本体部に接近可能な蓋体と、該本体部と蓋体とを常時密封状に連結するためのテレスコピック状に伸縮自在な透明弾性体とを、具備するものである。
また、上記発光体をLEDとし、かつ、上記蓋体の内側に反射体を付設しているものである。
また、上記発光体をLEDとし、かつ、上記蓋体の内側に反射体を付設しているものである。
本考案の伸縮ランタンによれば、本体部と蓋体とを嵌合して固定しなくても、簡単に縮まった状態を保持できる。本体部と蓋体が接近した短縮状態で全体を小さく収納でき、また、短縮状態での強度と剛性も十分に高くできて、収納時の変形やへこみ等を防止できる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本考案を詳説する。
図1は、本考案の伸縮ランタンを使用する時の伸長状態を示した断面図であり、図2は、非使用時の短縮状態を示した断面図である。
本考案の伸縮ランタンは、発光体4を設けた本体部1と、本体部1に接近可能な蓋体2と、本体部1と蓋体2とを連結するテレスコピック状に伸縮自在な透明伸縮体3とを、具備している。
本体部1は、中央平面域12と、中央平面域12の周囲に上向きに立設される外輪壁8とを、有する皿型に形成されている。本体部1に内設する発光体4は、豆電球であって良いが、より好ましくは、LEDとし、複数個(6個〜8個が最適)のLEDを円形に並べて付設するのが望ましい。発光体4は、電源となる電池10に接続された基板9の上に配設されている。本体部1には、外輪壁8に貫通状に取付けられた有頭ピン11が付設され、有頭ピン11の操作によって、発光体4のON/OFFを切換可能としている。
図1は、本考案の伸縮ランタンを使用する時の伸長状態を示した断面図であり、図2は、非使用時の短縮状態を示した断面図である。
本考案の伸縮ランタンは、発光体4を設けた本体部1と、本体部1に接近可能な蓋体2と、本体部1と蓋体2とを連結するテレスコピック状に伸縮自在な透明伸縮体3とを、具備している。
本体部1は、中央平面域12と、中央平面域12の周囲に上向きに立設される外輪壁8とを、有する皿型に形成されている。本体部1に内設する発光体4は、豆電球であって良いが、より好ましくは、LEDとし、複数個(6個〜8個が最適)のLEDを円形に並べて付設するのが望ましい。発光体4は、電源となる電池10に接続された基板9の上に配設されている。本体部1には、外輪壁8に貫通状に取付けられた有頭ピン11が付設され、有頭ピン11の操作によって、発光体4のON/OFFを切換可能としている。
蓋体2は、本体部1の上方位置に接近離間自在に設けられ、中央平面域22と、中央平面域22の周囲に下向きに立設される外輪壁18とを、有する皿型に形成されている。
蓋体2の内側には、反射体5が付設されている。反射体5は、複数の環状体17…から成り、伸縮自在なテレスコピック状に形成されている。反射体5(環状体17…)は、光を反射する素材を用いれば良く、アルミやステンレス等の金属光沢素材とするのが望ましい。反射体5は、環状体17…の外周の反射面14が下方に向けて次第に縮径するように順次重ねて連結され、伸長状態での全体形状が円錐形となる。各環状体17は、隣接する上下の周縁部15,15が抜けないように互いに塞き止め合うように構成されている。反射体5は、弾発部材13を内設し、自由状態では、弾発部材13の反発力によって伸長するように弾発付勢されている。反射体5は、その下端25が、発光体4を避けるように基板9の中央部に当接し、弾発部材13の弾発付勢に逆らって環状体17…を同心状に重ねて分離させ、短縮状態に対応するように構成されている。
蓋体2の内側には、反射体5が付設されている。反射体5は、複数の環状体17…から成り、伸縮自在なテレスコピック状に形成されている。反射体5(環状体17…)は、光を反射する素材を用いれば良く、アルミやステンレス等の金属光沢素材とするのが望ましい。反射体5は、環状体17…の外周の反射面14が下方に向けて次第に縮径するように順次重ねて連結され、伸長状態での全体形状が円錐形となる。各環状体17は、隣接する上下の周縁部15,15が抜けないように互いに塞き止め合うように構成されている。反射体5は、弾発部材13を内設し、自由状態では、弾発部材13の反発力によって伸長するように弾発付勢されている。反射体5は、その下端25が、発光体4を避けるように基板9の中央部に当接し、弾発部材13の弾発付勢に逆らって環状体17…を同心状に重ねて分離させ、短縮状態に対応するように構成されている。
透明伸縮体3は、短縮状態では同心状を保ちつつ分離する複数の短筒体6…から成る。
透明伸縮体3は、その上端(最上位置の短筒体6)を、蓋体2の外輪壁18の内側に固着し、かつ、下端(最下位置の短筒体6)を、発光体4を包囲状として本体部1に固着している。透明伸縮体3は、複数の短筒体6…が上方から下方に向けて縮径するように順次重ね合わせて連結され、テレスコピック状(筍筒状)として組み合わせられている。透明伸縮体3は、隣接する短筒体6…どうしが相互に重なり合う周縁部に、テーパー状の重合縁16,16を形成し、その重合縁16…を互いに係合させて、抜けて外れないように構成している。つまり、透明伸縮体3は、本体部1と蓋体2とを接近・離間させることで、短筒体6…が順次重合・引出され、テレスコピック状に伸縮自在となるように構成されている。
なお、本考案に於て、「テレスコピック」とは、筍筒型シリンダ、又は、伸縮式望遠鏡のように、複数の筒体が重なり合って互いに抜けないように組立てられた伸縮自在の径の異なる複数筒構造を言う。また、「透明」とは、有色、又は、擦りガラス状、若しくは、グレー等の半透明を包含するものとし、発光体4から照射された光、及び、反射体5にて反射した光を、透明伸縮体3外部に50%〜100%透過する透過性を有することを示している。
透明伸縮体3は、その上端(最上位置の短筒体6)を、蓋体2の外輪壁18の内側に固着し、かつ、下端(最下位置の短筒体6)を、発光体4を包囲状として本体部1に固着している。透明伸縮体3は、複数の短筒体6…が上方から下方に向けて縮径するように順次重ね合わせて連結され、テレスコピック状(筍筒状)として組み合わせられている。透明伸縮体3は、隣接する短筒体6…どうしが相互に重なり合う周縁部に、テーパー状の重合縁16,16を形成し、その重合縁16…を互いに係合させて、抜けて外れないように構成している。つまり、透明伸縮体3は、本体部1と蓋体2とを接近・離間させることで、短筒体6…が順次重合・引出され、テレスコピック状に伸縮自在となるように構成されている。
なお、本考案に於て、「テレスコピック」とは、筍筒型シリンダ、又は、伸縮式望遠鏡のように、複数の筒体が重なり合って互いに抜けないように組立てられた伸縮自在の径の異なる複数筒構造を言う。また、「透明」とは、有色、又は、擦りガラス状、若しくは、グレー等の半透明を包含するものとし、発光体4から照射された光、及び、反射体5にて反射した光を、透明伸縮体3外部に50%〜100%透過する透過性を有することを示している。
図3は、本考案の伸縮ランタンの他の実施形態を示した断面図である。
透明伸縮体3は、隣接する短筒体6…が相互に重なり合う周縁部に、折り返し状の係合縁19,19を形成し、透明伸縮体3が伸長状態となった際に、係合縁19…を互いに係合させて、抜けて外れないように構成している。その他の構成は、既述のとおりである。
透明伸縮体3は、隣接する短筒体6…が相互に重なり合う周縁部に、折り返し状の係合縁19,19を形成し、透明伸縮体3が伸長状態となった際に、係合縁19…を互いに係合させて、抜けて外れないように構成している。その他の構成は、既述のとおりである。
次に、本考案の伸縮ランタンの別の実施形態について説明する。
図4と図5に示すように、本考案の伸縮ランタンは、発光体4を設けた本体部1と、本体部1に接近可能な蓋体2と、を備えていることは既に述べたとおりである。本実施形態の伸縮ランタンは、本体部1と蓋体2とを常時密封状に連結するためのテレスコピック状に伸縮自在な透明弾性体7を具備している。
透明弾性体7は、シリコン樹脂やゴム等の弾性材料から成り、伸長状態で、上方から下方に向けて段階的に縮径するように成型されている。透明弾性体7は、その外周面に、複数の段付部21…を有し、本体部1と蓋体2とを接近させると、段付部21…が深く折曲り、透明弾性体7の胴体部20が波形に折り畳まれて上下方向に収縮する(図5参照)ように構成されている。
図4と図5に示すように、本考案の伸縮ランタンは、発光体4を設けた本体部1と、本体部1に接近可能な蓋体2と、を備えていることは既に述べたとおりである。本実施形態の伸縮ランタンは、本体部1と蓋体2とを常時密封状に連結するためのテレスコピック状に伸縮自在な透明弾性体7を具備している。
透明弾性体7は、シリコン樹脂やゴム等の弾性材料から成り、伸長状態で、上方から下方に向けて段階的に縮径するように成型されている。透明弾性体7は、その外周面に、複数の段付部21…を有し、本体部1と蓋体2とを接近させると、段付部21…が深く折曲り、透明弾性体7の胴体部20が波形に折り畳まれて上下方向に収縮する(図5参照)ように構成されている。
なお、本考案は、設計変更可能であって、例えば、透明伸縮体3は、テレスコピック状に伸縮自在であれば良く、短筒体6の断面形状を円形乃至楕円形、又は、多角形状とするも自由である。
以上のように、本考案に係る伸縮ランタンは、発光体4を設けた本体部1と、本体部1に接近可能な蓋体2と、本体部1と蓋体2とを連結するテレスコピック状に伸縮自在な透明伸縮体3とを、具備し、透明伸縮体3は、短縮状態では同心状を保ちつつ分離する複数の短筒体6から成るので、本体部1と蓋体2とを嵌合して固定しなくても、簡単に短縮状態を保持できる。本体部1と蓋体2が接近した短縮状態を保持したままでコンパクトに収納できる。
また、発光体4を設けた本体部1と、本体部1に接近可能な蓋体2と、本体部1と蓋体2とを常時密封状に連結するためのテレスコピック状に伸縮自在な透明弾性体7とを、具備するので、本体部1と蓋体2とを嵌合して固定しなくても、簡単に短縮状態を保持できる。本体部1と蓋体2が接近した短縮状態を保持し、かつ、内部空間を密封したままでコンパクトに収納できる。
また、発光体4をLEDとし、かつ、蓋体2の内側に反射体5を付設しているので、効率良く周囲を照らすことができ、電気消費量が小さく済む。よって、電池の寿命が長く、環境に優しい。
1 本体部
2 蓋体
3 透明伸縮体
4 発光体
5 反射体
6 短筒体
7 透明弾性体
2 蓋体
3 透明伸縮体
4 発光体
5 反射体
6 短筒体
7 透明弾性体
Claims (3)
- 発光体(4)を設けた本体部(1)と、該本体部(1)に接近可能な蓋体(2)と、該本体部(1)と蓋体(2)とを連結するテレスコピック状に伸縮自在な透明伸縮体(3)とを、具備し、該透明伸縮体(3)は、短縮状態では同心状を保ちつつ分離する複数の短筒体(6)から成ることを特徴とする伸縮ランタン。
- 発光体(4)を設けた本体部(1)と、該本体部(1)に接近可能な蓋体(2)と、該本体部(1)と蓋体(2)とを常時密封状に連結するためのテレスコピック状に伸縮自在な透明弾性体(7)とを、具備することを特徴とする伸縮ランタン。
- 上記発光体(4)をLEDとし、かつ、上記蓋体(2)の内側に反射体(5)を付設している請求項1又は2記載の伸縮ランタン。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011000202U JP3166975U (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 伸縮ランタン |
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JP2011000202U JP3166975U (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 伸縮ランタン |
Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012243728A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Monberu:Kk | ランタンシェード |
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2011
- 2011-01-18 JP JP2011000202U patent/JP3166975U/ja not_active Expired - Fee Related
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