JP3166970U - ギターのブリッジピン - Google Patents

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Abstract

【課題】ギター等の弦楽器のブリッジピンの先端を加工することにより弦を巻き上げてもエンドボールによって破損することのないブリッジピンを提供する。【解決手段】ブリッジ6のブリッジピン挿入穴8の上方から挿入してナットとブリッジの間に張設された複数の弦7の一端を固定するギターのブリッジピン9であって、ブリッジピン挿入部は頭部から先端に向かってテーパー状に形成され、軸方向に沿って弦を挿通する収容溝を備えるとともにブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部11の一部を切削加工して弦の一端にかかる力をブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部11の切削加工した部分に及ぼす構造とする。【選択図】図2

Description

本考案は、弦を楽器本体に接触しない位置で保持し、弦の振動を効率よく胴に伝えるためのブリッジに用いられ、ブリッジピン挿入穴に挿入して弦の一端を固定するギターのブリッジピンに関する。
従来から、ギターなどの弦楽器においては、図5に示すように、ブリッジ101のブリッジピン挿入穴102に弦103のエンドボール104を挿通し、エンドボール104に連結された弦103を固定するブリッジピン105が知られている。ブリッジピン105は、図4(a)に示すように、ブリッジピン挿入穴102に挿入され、弦103を固定するもので、プラスチック製或いは木製等の材質からなり、楔状のテーパー部106には軸方向に沿って弦103を収容する収容溝107が形成されている(特許文献1)。
特開2001−142455号公報
ところで、ギターの弦103を調律するにはヘッドに取り付けられたペグによって弦の張力を調整するが、弦を巻き上げる力が強すぎると弦103のエンドボール104がブリッジピン105の収容溝107により細くなっているテーパー部106に当たり、図4(b)に示すように、エンドボール104によってブリッジピン105が破損することがある。ブリッジピン105が破損するとエンドボール104に連結された弦103の固定が緩み、演奏の途中で音程が狂ったり、弦103を巻き上げても調整できないという問題が発生した。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、ブリッジピンの先端を加工することにより弦を巻き上げてもエンドボールによって破損することのないブリッジピンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の考案は、ブリッジのブリッジピン挿入穴の上方から挿入してナットとブリッジの間に張設された複数の弦の一端を固定するギターのブリッジピンであって、ブリッジピン挿入部は頭部から先端に向かってテーパー状に形成され、軸方向に沿って弦を挿通する収容溝を備えるとともにブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部の一部を切削加工して弦の一端にかかる力をブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部の切削加工した部分に及ぼす構造としたことを特徴とするものである。
また、請求項2の考案は、請求項1に記載のギターのブリッジピンであって、ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部は、弦を挿通する収容溝を削除することによりブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にしたことを特徴とするものである。
また、請求項3の考案は、請求項1又は請求項2に記載のギターのブリッジピンであって、ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部は、テーパー状の形成を止めて一定の太さにすることによりブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にしたことを特徴とするものである。
本考案によれば、ブリッジのブリッジピン挿入穴の上方から挿入して複数の弦の一端を固定するギターのブリッジピン挿入部は、頭部から先端に向かってテーパー状に形成され、軸方向に沿って弦を挿通する収容溝を備えるとともにブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部の一部を切削加工したので、弦の一端にかかる力をブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部の切削加工した部分に及ぼすことができ、ギターの弦を調律するために弦を巻き上げてもエンドボールによってブリッジピンのテーパ部が破損することがない。
また、ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部は、弦を挿通する収容溝を削除したので、ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にしてブリッジピンの強度を高めることができる。
また、ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部は、テーパー状の形成を止めて一定の太さにしたので、ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にしてブリッジピンの強度を高めることができる。
本考案のブリッジピンを示し、(a)は斜視図、(b)は中央縦断面図である。 本考案のブリッジピンを用いたブリッジ機構の説明図である。 ギターの全体図である。 従来のブリッジピンを示し、(a)は正常状態、(b)は破損状態を示す斜視図である。 従来のブリッジピンを用いたブリッジ機構の説明図である。
以下、添付の図面に従って本考案を詳細に説明する。ギターなどの弦楽器は、図3に示すように、ヘッド2とネック3との境界部分に取り付けられたナット5と共鳴胴4に取り付けられたブリッジ6の間に複数の弦7が張られ、これらの弦7の一端はブリッジ6のブリッジピン挿入穴8に挿入されたブリッジピン9により固定され、他端はヘッド2に取り付けられたペグ1により巻き上げられ張力が調整され、開放弦の音程が決められる。そして、ネック3の指板の上に特定の間隔に埋め込まれた多数のフレット10を設け、このフレット10の間を指で押さえ、振動する弦の長さを変えることにより音程を変え演奏が行われる。
ブリッジピン9は、図1(a)に示すように、プラスチック製或いは木製等の材質からなり、ブリッジピン挿入部11は、頭部12の根元から先端に向かってテーパー状に形成され、軸方向に沿って弦7を挿通する収容溝13を備えている。
一方、ブリッジピン挿入穴8は、ブリッジピン9を挿入し易いように、上部の径は大きく、下部の径は小さく、ブリッジピン9のテーパー状に合わせて穿設されている。
また、ブリッジピン9は、ブリッジピン挿入穴8の上方から挿入したときブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部の一部11aを切削加工して、弦7の一端にかかる力をブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部の切削加工した部分に及ぼす構造とする。
更に、ブリッジ6のブリッジピン挿入穴8に挿入され、下方から突出したブリッジピン挿入部11は、図1(b)に示すように、弦7を挿通する収容溝13を削除することによりブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にする。
更にまた、ブリッジピン9のテーパー状の形成は、頭部12の根元からブリッジピン挿入穴8の下方までとし、ブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部は、図1(a)、(b)に示すように、テーパー状の形成を止めて一定の太さにすることによりブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にする。
頭部12は、通常は球形状に形成されていて、ブリッジピン9を引き抜く際の手掛かりとなる機能を有している。頭部12の中央に白蝶貝ドット14を埋め込み、ギターの外周やヘッド、サウンドホール周り、フィンガーボード周り等に、同様の素材が使用されているギターに適応することができる。
このようなブリッジピン9を用いて弦を張設する動作を説明する。ブリッジ6は、図2に示すように、ギターの共鳴胴4に固着され、ブリッジピン挿入穴8が穿設されている。ブリッジピン挿入穴8の上方から弦7の一端に連結されたエンドボール7aを挿入し、その後からブリッジピン9をブリッジピン挿入穴8の上方から挿入するとエンドボール7aはブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11に当たる。なお、ブリッジピン挿入穴8に挿入された弦7はブリッジピン挿入部11に備えた収容溝13の中を挿通するので、ブリッジピン9をブリッジピン挿入穴8にしっかりと嵌め合わせることができる。
弦7の張設は、ヘッド2に取り付けられたペグ1により弦7の他端を巻き上げて張設する。弦7がペグ1により巻き上げられると弦7の一端に連結されたエンドボール7aがブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11の切削加工した一部11aに当たり、弦7の一端にかかる力をブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11の切削加工した部分に及ぼすようにした。
弦7の一端にかかる力をブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11の切削加工した部分に及ぼす構造としても、ブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11の一部11aを切削加工し、弦7を挿通する収容溝13を削除したので、ブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11は強固になり、ブリッジピン9が破損することはない。
また、ブリッジピン9のテーパー状の形成は、頭部12の根元からブリッジピン挿入穴8の下方までとし、ブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11は、テーパー状の形成を止めて一定の太さにしたので、ブリッジピン挿入穴8の下方から突出したブリッジピン挿入部11は更に強固になり、ブリッジピン9が破損することはない。
6 ブリッジ
7 弦
7a 弦の一端(エンドボール)
8 ブリッジピン挿入穴
9 ブリッジピン
11 ブリッジピン挿入部
11a ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部の一部
12 頭部
13 収容溝

Claims (3)

  1. ブリッジのブリッジピン挿入穴の上方から挿入してナットとブリッジの間に張設された複数の弦の一端を固定するギターのブリッジピンであって、ブリッジピン挿入部は頭部から先端に向かってテーパー状に形成され、軸方向に沿って前記弦を挿通する収容溝を備えるとともに前記ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部の一部を切削加工して前記弦の一端にかかる力を前記ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部の切削加工した部分に及ぼす構造としたことを特徴とするギターのブリッジピン。
  2. 前記ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部は、前記弦を挿通する収容溝を削除することにより前記ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にしたことを特徴とする請求項1に記載のギターのブリッジピン。
  3. 前記ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部は、前記テーパー状の形成を止めて一定の太さにすることにより前記ブリッジピン挿入穴の下方から突出したブリッジピン挿入部を強固にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のギターのブリッジピン。
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