JP3166658U - スリッタのレザーホルダ位置決め方法及び装置 - Google Patents

Abstract

【課題】レザーホルダ取付けシャフト上でレザーホルダを切巾毎に位置決めする作業を簡易化して作業者の熟練度に関係なくレザーホルダ位置決め調節作業が短時間で行える、頻繁な切巾変更にも作業負担を軽減又切巾間違いを減少させるようにすること。【解決手段】目盛付レザーホルダをレザーホルダ取付けシャフト上に切断条数分設置して基準レザーホルダ（Ｎｏ．１）から切巾毎に目盛付レザーホルダ（Ｎｏ．２〜）を順次設定していく、ホルダを移動させながら目盛が読める為、作業者の熟練度に関係なくレザーホルダ位置決め調節作業が簡単に短時間で行える又上述の作業方法により頻繁な切巾変更にも作業負担を軽減されると共に位置決め寸法が各レザーホルダ毎に常時目視できるので切巾間違いが少なくなり問題点を解決している。【選択図】図１

Description

本考案は、スリッタ等で目盛付レザーホルダを使用して切巾を迅速かつ正確に位置決めできる装置に関するものである。

従来のレザーホルダ位置決め方法はレザーホルダ取付けシャフト（目盛付又は目盛なし）にレザーホルダを取付け、切巾の位置決めには片手でスケール（メジャー）等を持ち片方の手でレザーホルダを移動させ各々切巾位置に固定、又レザーホルダ取付けシャフトに目盛付が付いている場合は基準レザーホルダから切巾毎に加減計算を行い目盛にホルダを移動、固定していた。

レザーホルダ取付けシャフト上でレザーホルダを切巾毎に移動、位置決めする場合、片手でスケールを持ち片方の手でレザーホルダを移動、その後片手又は両手でレザーホルダを固定させることは切巾位置が不安定となる。これらの作業動作は切断条数分が多い場合特にレザーホルダの位置決めに長時間を要する又位置決め後の切巾が数値確認できず切巾間違いが起る原因となる、したがって目盛付レザーホルダ使用することにより位置決め時間の短縮及び切巾間違いを少なくすることが可能になり前途の点を解決しようとするものである。

本考案は、目盛付レザーホルダをレザーホルダ取付けシャフト上に切断条数分設置して基準レザーホルダ（Ｎｏ．１）から切巾毎に目盛付レザーホルダ（Ｎｏ．２〜）を順次設定していく、目盛付レザーホルダを使用することにより切巾数値が直読でき両手で作業可能となる為確実な位置固定が可能となる。又、切巾数値が各々のホルダにて常時目視できるので切巾間違いが少なくなり問題点を解決している。

上述の様に、本考案の目盛付レザーホルダを使用することによりレザーホルダ位置決め時間の短縮、切巾間違いによる仕損品の減少は勿論、切巾調整、頻繁な切巾変更にも作業負担が大幅に軽減される。

本考案の目盛付レザーホルダの構成を表示する。 目盛付レザーホルダの実施例、目盛位置を示す全体図である。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。図１の１はホルダ本体、２は目盛板、３はスケールプレート（スケール取付け台・目盛基準パネル兼用）、４は目盛板ガイド、５はレザー刃取付板、６はホルダ固定ノブ、７はレザー刃固定ノブ、８はレザーホルダ取り付けシャフト、９はレザー刃の構成で３のスケールプレートはスケール取付け台と目盛基準パネルを兼ねている。スケール巾は任意で取換え可能としている。レザーホルダ取付けシャフト上に目盛付レザーホルダを複数取付けたときスケールは重なるので段違いとし収納可能としている。図１及び図２において、レザーホルダ取付けシャフトに目盛付レザーホルダを切断条数分取付ける。基準レザーホルダをＮｏ．１としその他の目盛付レザーホルダはＮｏ．２〜Ｎｏ．９（個数は任意）としてレザーホルダの目盛を見ながら移動させ順次位置決め固定していく。

１ ホルダ本体
２ 目盛板
３ スケールプレート（スケール取付け台、目盛基準パネル兼用）
４ 目盛板ガイド
５ レザー刃取付け板
６ ホルダ固定ノブ
７ レザー刃固定ノブ
８ レザーホルダ取付けシャフト
９ レザー刃

Claims (1)

1. レザーホルダ本体に目盛板を有するスケールプレート（スケール取付け台、目盛基準パネル兼用）、目盛板ガイド、レザー刃取付け板、ホルダ固定ノブ、レザー刃固定ノブ、レザー刃から構成される目盛付レザーホルダを使用することによりレザーホルダ位置決め及び調節作業を短時間で行える。各ホルダの目盛を直読、確認でき切巾間違いの減少、切巾調整、頻繁な切巾変更にも作業負担が大幅に軽減されることを特徴とした目盛付レザーホルダ。

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