JP3165414U - 1枚刃切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】刃体の加工に手間がかからず、切削時に切屑をスムーズに排出できる1枚刃切削工具を提供する。【解決手段】握持ロッドと、握持ロッドの一端に設けられ、自由端の頂点に円心21が形成されると共に、縦方向切刃221を有する面状の縦方向刃体22が形成されるボディ20とを備える。縦方向切刃221とボディ20の外周面との間に刃角222が形成されると共に、縦方向切刃221と円心21との間に横方向切刃223が形成され、また、縦方向刃体22の後方に切削面23が形成され、切削面23と縦方向刃体22との交差位置に第1稜線が形成され、切削面23の後方に円錐面24が形成されると共に、円錐面24から、握持ロッドに向って螺旋状の切屑排出溝25が形成され、切削面23と円錐面24との交差位置に第2稜線が形成される。【選択図】図2

Description

本考案は、切削工具に関し、特に切削力及び刃体の耐磨耗性に優れた1枚刃切削工具に関するものである。
図4及び図5に示すように、従来の切削工具は、握持ロッド90と、該握持ロッド90の一端に設けられるボディ91とを有し、該ボディ91に2つの切屑排出口93が形成されると共に、該切屑排出口93の間に切削用の刃体92が形成され、また、該ボディ91の自由端における頂点部位から下方に向って稀傾斜状の端面94が形成され、該2つの端面94が交差する位置に稜線95が形成される。
しかしながら、前記従来の切削工具を用いて切削作業を行う場合、被加工物に最初に接触するのは、切削力のない稜線95であり、該稜線95が被加工物と高速で摩擦するので、回転軸にぶれが生じ穿孔精度が低下するといった問題があった。
また、従来の切削工具は、複数の刃体92と端面94を有するものであり、構造が複雑なため、加工に手間がかかるばかりでなく、被加工物が2種類の材料からなる場合には、図4に示す従来の切削工具における2つの刃体によりそれぞれ異なる材料を切削するとき、2つの刃体に生ずる応力が異なるので、回転軸にぶれが生じやすくなるといった問題があった。
更に、従来の切削工具においては、切屑排出口93のねじれ角度が一定であることから、切削時に発生する切屑の分断性が不十分で排出が難いので、加工時の切削抵抗が増大し、その結果、刃体92の強度及び切削力が過熱によって低下して切削作業の効率が悪化したり、被加工物の加工面にバリが発生したりするなどの不具合が生じることもあった。
故に、如何にして切削工具の加工を簡略化させると共に、耐摩耗性及び切屑排出性を向上させるかが当業界の課題となっていた。
そこで、案出されたのが本考案であって、1枚刃の構造を採用することによって、刃体の加工に手間がかかる欠点と切削時に切屑をスムーズに排出できないといった欠点を解決できる切削工具を提供することを目的としている。
本考案は、握持ロッドと、該握持ロッドの一端に設けられ、自由端の頂点に円心が形成されると共に、縦方向切刃を有する面状の縦方向刃体が形成されるボディとを備え、その内、該縦方向切刃とボディの外周面との間に刃角が形成されると共に、該縦方向切刃と前記円心との間に横方向切刃が形成され、また、該縦方向刃体の後方に、前記円心を中心として時計回りに下方に傾斜する切削面が形成され、該切削面と縦方向刃体との交差位置に第1稜線が形成され、更に、該切削面の後方に、前記円心を中心として時計回りに円錐面が形成されると共に、該円錐面から、握持ロッドに向って螺旋状の切屑排出溝が形成され、該切削面と円錐面との交差位置に第2稜線が形成されることを特徴とする1枚刃切削工具を提供するものである。
尚、前記螺旋状の切屑排出溝は、ねじれ角度が異なり、互いに接続する第1溝と第2溝からなり、その内、第1溝は、円心側から切屑排出溝の全長の5分の1の位置に形成されると共に、該第1溝以外の部分が第2溝であり、該第1溝のねじれ角は、45度以上且つ50度以下の範囲内に設定され、また、該第2溝のねじれ角は、51度以上且つ60度以下の範囲内に設定されることが好ましい。
また、前記握持ロッドにおけるボディ側にシャンクが形成されることが好ましい。
本考案は上記の課題を解決するものであり、切削時には、点状の円心が最初に被加工物と接触することから、圧力が集中して被加工物に食い込みやすく、縦方向刃体はより早く被加工物を切削でき、作業中に回転軸のぶれや縦方向刃体の破損を防止することができるので、穿孔精度を向上させることができる。また、切屑は、ねじれ角度の異なる分断機能を有する切屑排出溝によって分断されて効率的に排出されることから、切屑の詰まりを防止することができるので、切削力の向上に繋がる。
本考案に係る1枚刃切削工具の斜視図である。 本考案に係る1枚刃切削工具の部分拡大斜視図である。 本考案に係る1枚刃切削工具の拡大側面図である。 従来の切削工具の部分平面図である。 従来の切削工具の拡大側面図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1乃至図3に示すように、本考案の1枚刃切削工具は、握持ロッド10と、ボディ20とを備え、その内、該握持ロッド10に、本1枚刃切削工具を駆動する駆動部に挟持用のシャンク11が形成される。
前記ボディ20は、握持ロッド10の一端に設けられ、自由端の頂点に円心21が形成されると共に、一定の面積の縦方向切刃221を有する縦方向刃体22が形成され、更に、該縦方向切刃221とボディ20の外周面との間に刃角222が形成されると共に、縦方向切刃221と円心21との間に横方向切刃223が形成され、また、該縦方向刃体22の後方に、前記円心21を中心として時計回りに適当な角度で下方に傾斜する切削面23が、形成されると共に、該切削面23と縦方向刃体22との交差位置に第1稜線224が形成され、一方、該切削面23の後方に、前記円心21を中心として時計回りに円錐面24が形成されると共に、該切削面23と円錐面24との交差位置に第2稜線231が形成される。
また、前記円錐面24から、握持ロッド10に向けて螺旋状の切屑排出溝25が形成され、該切屑排出溝25は、ねじれ角度が異なる、互いに接続する第1溝251と第2溝252からなり、その内、第1溝は、円心側から切屑排出溝の全長の5分の1の位置に形成されると共に、該第1溝以外の部分が第2溝であり、該第1溝のねじれ角は、45度以上且つ50度以下の範囲内に設定され、また、該第2溝のねじれ角は、51度以上且つ60度以下の範囲内に設定されることが好ましい。
本考案の1枚刃切削工具は、駆動設備により回転駆動して切削作業を行うものであり、切削時には、先ず円心21を被加工物の表面に当てて圧力を加える。すると縦方向刃体22が回転しながら被加工物に食い込み被加工物を破砕することができ、この時、該縦方向刃体22により切削された切屑は切屑排出溝25から排出される。
本考案は上記の構成を有するので、切削時には、点状の円心21が最初に被加工物と接触することから、圧力が集中して被加工物に食い込みやすく、縦方向刃体22によってより早く被加工物を切削できるので、切削効率の向上につながる。
また、本考案の1枚刃切削工具における切屑排出溝25は、ねじれ角度が異なる第1溝251と第2溝252からなる構造であることから、第1溝251と第2溝252との交差位置に切屑が分断されてスムーズに排出されるので、切削作業をより順調に行うことができる。
更に、2種類の材料からなる被加工物に使用する場合、本考案は1枚刃の構造であることから、切削時に回転軸の不安定または縦方向刃体22の破損を防止することができ、また、切削面23と縦方向刃体22との交差位置に形成される第1稜線224と、切削面23と円錐面24との交差位置に形成される第2稜線231とが切刃としての機能を持つので、被加工物をスムーズに切削することができる。
10 握持ロッド
11 シャンク
20 ボディ
21 円心
22 縦方向刃体
221 縦方向切刃
222 刃角
223 横方向切刃
224 第1稜線
23 切削面
231 第2稜線
24 円錐面
25 切屑排出溝
251 第1溝
252 第2溝
90 握持ロッド
91 ボディ
92 刃体
93 切屑排出溝
94 端面
95 稜線

Claims (4)

  1. 握持ロッド10と、
    前記握持ロッド10の一端に設けられ、自由端の頂点に円心21が形成されると共に、縦方向切刃221を有する面状の縦方向刃体22が形成されるボディ20とを備え、
    前記縦方向切刃221とボディ20の外周面との間に刃角222が形成されると共に、該縦方向切刃221と前記円心21との間に横方向切刃223が形成され、また、前記縦方向刃体22の後方に、前記円心21を中心として時計回りに下方に傾斜する切削面23が形成され、該切削面23と縦方向刃体22との交差位置に第1稜線224が形成され、更に、該切削面23の後方に、前記円心21を中心として時計回りに円錐面24が形成されると共に、該円錐面24から、握持ロッド10に向って螺旋状の切屑排出溝25が形成され、該切削面23と円錐面24との交差位置に第2稜線231が形成されることを特徴とする1枚刃切削工具。
  2. 前記螺旋状の切屑排出溝25は、ねじれ角度が異なり、互いに接続する第1溝251と第2溝252からなることを特徴とする請求項1に記載の1枚刃切削工具。
  3. 前記握持ロッド10におけるボディ20側にシャンク11が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の1枚刃切削工具。
  4. 前記切屑排出溝25における、円心側から全長の5分の1の位置に第1溝が形成されると共に、該第1溝以外の部分が第2溝であり、該第1溝のねじれ角は、45度以上且つ50度以下の範囲内に設定され、また、該第2溝のねじれ角は、51度以上且つ60度以下の範囲内に設定されることを特徴とする請求項2に記載の1枚刃切削工具。
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