JP3165411U - フライパン - Google Patents

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Abstract

【課題】分割型のフライパンにおいて、ヘラなどの調理用具を使用して調理を行う際の調理容易性を向上させるフライパンを提供する。【解決手段】フライパン(1000)は、フライパン本体(1100)と、フライパン本体(1100)の外面においてフライパン本体(1100)に取り付けられた把手(1200)と、からなり、把手が延びる方向と同一の方向に延びる少なくともN個(Nは2以上の正の整数)の仕切り壁(1310,1320)を備え、仕切り壁はフライパン本体(1100)の内面に沿って取り付けられ、フライパン本体(1100)の内部を(N+1)個に分割する。フライパン本体(1100)の外形は正方形または長方形である。【選択図】図1

Description

本考案は、フライパン、特に、内部が複数の領域に仕切られている分割型のフライパンに関する。
近年、調理の多様性に対応して、内部が複数個の領域に分割されているフライパンが提案されており、そのようなフライパンの一つとして実用新案登録第3159288号公報に記載されたものがある。
図5は上記公報に記載されたフライパンの斜視図である。
図5に示す従来のフライパン100は、フライパン本体110と、フライパン本体110の外面においてフライパン本体110に取り付けられた把手120と、2個の仕切り壁131、132と、から構成されている。
フライパン本体110の周壁は全体としてはほぼ長円形をなしているが、周壁の一部として、把手120が延びる方向と直交する方向に延び、かつ、相互に平行に対向する一対の側壁111、112を備えている。
2個の仕切り壁131、132の各々は把手120が延びる方向と同一の方向に延びており、一対の側壁111、112の間において、フライパン本体110の内面に沿って取り付けられている。
2個の仕切り壁131、132の各々の高さはフライパン本体110の周壁の高さの約2/3である。
仕切り壁131、132の両端は、強度向上のため、幅(把手120が延びる方向と直交する方向の長さ)が拡幅されている。
2個の仕切り壁131、132によって、フライパン本体110の内部は3個の領域、すなわち、第一領域141、第二領域142及び第三領域143に分割されている。これら3個の領域141、142、143は把手120が延びる方向と直交する方向に並んでいる。
フライパン100は以下のようにして使用される。
フライパン100の使用時には、第一領域141、第二領域142及び第三領域143の各々に異なる食材を入れて調理を行うことができる。フライパン100においては、第一領域141、第二領域142及び第三領域143は全て把手120が延びる方向と同一の方向に延び、かつ、把手120が延びる方向において他の領域と交差していない。このため、各領域内の食材を混ぜ合わせるために、フライパン100をスイング(具体的には、食材をフライパン100の上方にはね上げ、かつ、上下が逆になるように裏返す動作)させたとしても、一の領域内の食材が他の領域に入り込むことはなく、異なる食材同士の混合を防止することができる。
このように、フライパン100によれば、一の領域内にある食材が他の領域内にある食材と混合することなく、一つの領域内においてのみ、食材を相互に混ぜ合わせる(あるいは、上下を入れ替える)ことが可能になる。
図5に示した従来のフライパン100においては、第二領域142は長方形形状をなしているのに対して、第一領域141及び第三領域143は角部が丸くなっている曲線(円弧)を含む形状をなしている。
ここで、例えば、フライパン100で卵焼きをつくる場合を想定する。
卵焼きをつくる場合、フライパン内に解いた卵を入れ、下半分の部分(フライパンの底面に接している部分)が焼き上がった後に、ヘラなどの調理用具を用いて、卵を裏返す作業を行う。
長方形形状をなしている第二領域142は四方を直線状の壁に囲まれているため、例えば、壁に沿ってヘラを卵の中に入れることにより、卵を裏返す作業を容易に行うことができる。
これに対して、曲線を含む形状をなしている第一領域141及び第三領域143においては、曲線形状の壁に沿ってヘラを卵の中に入れるという作業は極めて行いにくい。このため、第一領域141及び第三領域143においては、卵を裏返す作業が比較的行いにくい、という問題点が発生していた。
このような問題点は、卵焼きにおける卵を裏返す作業のみならず、ヘラなどの調理用具を使用して調理を行う場合に共通する問題点である。
本考案はこのような従来のフライパン100における問題点に鑑みてなされたものであり、分割型のフライパンにおいて、ヘラなどの調理用具を使用して調理を行う際の調理容易性を向上させるフライパンを提供することを目的とする。
以下に、「考案を実施するための最良の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案を実施するための最良の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、フライパン本体(1100)と、前記フライパン本体(1100)の外面において前記フライパン本体(1100)に取り付けられた把手(1200)と、からなるフライパン(1000)において、前記把手(1200)が延びる方向と同一の方向に延びる少なくともN個(Nは2以上の正の整数)の仕切り壁(1310、1320)を備えており、前記仕切り壁(1310、1320)は前記フライパン本体(1100)の内面に沿って取り付けられ、前記フライパン本体(1100)の内部を(N+1)個に分割するものであり、前記フライパン本体(1100)の外形は正方形または長方形であることを特徴とするフライパン(1000)を提供する。
本発明に係るフライパン(2000)においては、(N+1)個に分割された前記フライパン本体(1100)の分割領域の少なくとも一つには、その底面に波形の凹凸(2100)が形成されていることが好ましい。
本発明に係るフライパン(3000)においては、(N+1)個に分割された前記フライパン本体(1100)の分割領域の少なくとも一つは、前記把手(1200)が延びる方向と同一の方向における長さに関して、他の分割領域と異なる長さを有することが好ましい。
フライパン本体は正方形または長方形形状をなしているため、フライパン本体の内部を(N+1)個に分割した各領域は長方形形状をなしている。図5に示した従来のフライパン100においては、曲線を含む形状をなしている第一領域141及び第三領域143において、曲線形状の壁に沿ってヘラを卵の中に入れるという作業は極めて行いにくい、という問題点が発生していたが、本考案に係るフライパンにおいては、各領域はいずれも長方形状をなしているため、このような問題点が発生することはない。すなわち、長方形形状をなしている各領域は四方を直線状の壁に囲まれているため、壁に沿ってヘラを卵の中に入れる作業を容易に行うことができ、ひいては、卵を裏返す作業を容易に行うことが可能である。
図1は本考案の第一の実施形態に係るフライパンの斜視図である。 図2は本考案の第二の実施形態に係るフライパンの斜視図である。 図3は図2のA−A線における断面図である。 図4は本考案の第三の実施形態に係るフライパンの斜視図である。 従来のフライパンの斜視図である。
(第一の実施形態)
図1は本考案の第一の実施形態に係るフライパン1000の斜視図である。
本実施形態に係るフライパン1000は、フライパン本体1100と、フライパン本体1100の外面においてフライパン本体1100に取り付けられた把手1200と、2個の仕切り壁1310、1320と、から構成されている。
フライパン本体1100の周壁(外形)は全体としては長方形をなしている。
2個の仕切り壁1310、1320の各々は把手1200が延びる方向と同一の方向に延びており、フライパン本体110の内面に沿って取り付けられている。
2個の仕切り壁1310、1320の各々の高さはフライパン本体1100の周壁の高さの約2/3である。
2個の仕切り壁1310、1320によって、フライパン本体1100の内部は3個の領域、すなわち、第一領域1410、第二領域1420及び第三領域1430に等分割されている。これら3個の分割領域1410、1420、1430は把手1200が延びる方向と直交する方向に並んでいる。
フライパン本体1100は長方形形状をなしているため、フライパン本体1100の内部を3分割した第一領域1410、第二領域1420及び第三領域1430も同様に長方形形状をなしている。
図5に示した従来のフライパン100においては、曲線を含む形状をなしている第一領域141及び第三領域143において、曲線形状の壁に沿ってヘラを卵の中に入れるという作業は極めて行いにくい、という問題点が発生していたが、本実施形態に係るフライパン1000においては、第一領域1410、第二領域1420及び第三領域1430の各領域はいずれも長方形状をなしているため、このような問題点が発生することはない。
すなわち、長方形形状をなしている第一領域1410、第二領域1420及び第三領域1430の各領域は四方を直線状の壁に囲まれているため、壁に沿ってヘラを卵の中に入れる作業を容易に行うことができ、ひいては、卵を裏返す作業を容易に行うことが可能である。
なお、本実施形態に係るフライパン1000の構造は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係るフライパン1000においては、フライパン本体110の形状は長方形とされているが、フライパン本体110の形状は長円形には限定されず、正方形とすることも可能である。
また、本実施形態に係るフライパン1000においては、仕切り壁1310、1320の高さはフライパン本体1100の周壁の高さの約2/3とされているが、仕切り壁1310、1320の高さはこれには限定されない。例えば、仕切り壁1310、1320の高さはフライパン本体1100の周壁の高さに等しく設定してもよく、あるいは、フライパン本体1100の周壁の高さよりも高くすることも可能である。さらには、必要に応じて、仕切り壁1310の高さと仕切り壁1320の高さを相互に異なるように設定することも可能である。
また、本実施形態に係るフライパン1000は2個の仕切り壁1310、1320を有するものとして構成されているが、フライパン1000が有し得る仕切り壁の数は2には限定されない。仕切り壁の数として、2以上の任意の数を選択することができる。
(第二の実施形態)
図2は本考案の第二の実施形態に係るフライパン2000の斜視図であり、図3は図2のA−A線における断面図である。
本実施形態に係るフライパン2000においては、第二領域1420の底面に波形の凹凸形状2100(図3参照)が形成されている。第二領域1420の底面に波形の凹凸形状2100が形成されている点を除いて、本実施形態に係るフライパン2000は第一の実施形態に係るフライパン1000と同一の構造を有している。
このように、第二領域1420の底面に波形の凹凸形状2100を形成することにより、第二領域1420において、卵を焼いた場合に、卵を裏返すことをより容易に行うことが可能になる。
なお、本実施形態に係るフライパン2000においては、第二領域1420にのみ、その底面に凹凸形状2100が形成されているが、他の二つの領域1410、1430の何れかあるいは双方にも底面に凹凸形状2100を形成することは可能である。
(第三の実施形態)
図4は本考案の第三の実施形態に係るフライパン3000の斜視図である。
本実施形態に係るフライパン3000においては、3つの領域1410、1420、1430のうち、中央の第二領域1420は、把手1200が延びる方向と同一の方向において、他の領域1410、1430よりも長く形成されている。すなわち、第二領域1420のみが他の領域1410、1430よりも延長して形成されている。この点を除いて、本実施形態に係るフライパン3000は第一の実施形態に係るフライパン1000と同一の構造を有している。
このため、フライパン本体1100の外形は、全体として、「凸」の字の形状をなしている。
このように、中央の領域である第二領域1420を他の二つの領域1410、1430よりも延長して形成することにより、調理すべき食材の量が多いときに、中央の第二領域1420をその食材の調理用として用いることができる。
本実施形態に係るフライパン3000においては、中央の第二領域1420が第一領域1410及び第三領域1430よりも長く形成されているが、第一領域1410及び第三領域1430の何れか一方または双方を第二領域1420よりも長く形成することも可能である。
また、長さを延長する分割領域の数は1に限定されるものではなく、フライパン本体1100の分割数に応じて、任意の数を選択することができる。
すなわち、(N+1)個(Nは2以上の正の整数)に分割されたフライパン本体1100の分割領域の少なくとも一つが、把手1200が延びる方向と同一の方向における長さに関して、他の分割領域と異なる長さを有するものである限りにおいて、長さを延長する分割領域の選定及び長さを延長する分割領域の数は任意に決定することが可能である。
1000 本考案の第一の実施形態に係るフライパン
1100 フライパン本体
1200 把手
1310、1320 仕切り壁
1410 第一領域
1420 第二領域
1430 第三領域
2000 本考案の第二の実施形態に係るフライパン
2100 凹凸形状
3000 本考案の第三の実施形態に係るフライパン

Claims (3)

  1. フライパン本体と、前記フライパン本体の外面において前記フライパン本体に取り付けられた把手と、からなるフライパンにおいて、
    前記把手が延びる方向と同一の方向に延びる少なくともN個(Nは2以上の正の整数)の仕切り壁を備えており、
    前記仕切り壁は前記フライパン本体の内面に沿って取り付けられ、前記フライパン本体の内部を(N+1)個に分割するものであり、
    前記フライパン本体の外形は正方形または長方形であることを特徴とするフライパン。
  2. (N+1)個に分割された前記フライパン本体の分割領域の少なくとも一つには、その底面に波形の凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
  3. (N+1)個に分割された前記フライパン本体の分割領域の少なくとも一つは、前記把手が延びる方向と同一の方向における長さに関して、他の分割領域と異なる長さを有することを特徴とする請求項1または2に記載のフライパン。
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