JP3164633U - 眼鏡フレーム - Google Patents

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JP3164633U JP2010006408U JP2010006408U JP3164633U JP 3164633 U JP3164633 U JP 3164633U JP 2010006408 U JP2010006408 U JP 2010006408U JP 2010006408 U JP2010006408 U JP 2010006408U JP 3164633 U JP3164633 U JP 3164633U
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一十三 石田
一十三 石田
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有限会社ジェイ企画
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Abstract

【課題】 金属製眼鏡フレームの彩色においてVOCを発生することなく、豊富な装飾デザインを備えた眼鏡フレームを提供する。【解決手段】 少なくとも構成部材1の一部に金属材料からなる基材2を備え、基材2の表面に、下から順に、プライマ塗膜層3、カラー塗膜層4及びコート塗膜層5からなる塗膜層6を備えるとともに、これらの塗膜層3、4、5が全て、水性塗料によって形成される。基材2は、フロント部を形成するリム、ブリッジ、或いはテンプルである。【選択図】 図1

Description

本考案は眼鏡フレームに関し、特に、金属製フレームの表面に積層して形成する塗膜に特徴を備える眼鏡フレームに関する。
眼鏡フレームは、その素材に金属又はプラスチックが多く用いられ、主要部の素材によって金属フレーム、プラスチックフレーム、及び両者の組み合わせによるコンビネーションフレームに区別される。最近では、強度及び弾力性に優れて軽量化もできることから、チタンを主体とした金属フレームが多く使用されている。
しかし、プラスチックフレームが多様な彩色によって豊富な装飾デザインが可能であるのに対して、金属フレームの彩色ではメッキによる彩色が主体であり、比較的地味な彩色に止まっている。金属フレームにおいて塗装による彩色があまり行なわれない理由としては、施工時にVOC(揮発性有機化合物)が発生し、これが火災や爆発の危険性を伴う上に、人体に有害な物質であり、作業環境における安全性の確保や、自然環境保護に必要な排出基準を遵守することが求められるからである。
例えば、特許文献1には、電着メッキ又は塗装により形成される樹脂被膜層と染色により形成される染色層とを備える金属フレームが紹介され、眼鏡フレームを二色以上に彩色する発明が記載されている。しかしながら、VOCが発生する問題は何等解決されておらず、安全な作業環境を確保するとともに排出基準を遵守するためには多額の費用を要することから、彩色された眼鏡フレームを安価に提供することはできない。
特開2007−25485号公報
本考案が解決しようとする課題は、金属製眼鏡フレームの彩色においてVOCを発生することなく、豊富な装飾デザインを備えた眼鏡フレームを提供することにある。
本考案の請求項1に係る眼鏡フレームは、少なくとも構成部材の一部に金属材料からなる基材を備える眼鏡フレームであって、前記基材の表面に、下から順に、プライマ塗膜層、カラー塗膜層及びコート塗膜層からなる塗膜層を備えるとともに、前記全ての塗膜層が水性塗料によって形成されている手段を採用している。
また、本考案の請求項2に係る眼鏡フレームは、請求項1に記載の眼鏡フレームであって、前記基材が、フロント部を形成する部材である手段を採用している。また、本考案の請求項3に係る眼鏡フレームは、請求項1又は2に記載の眼鏡フレームであって、前記基材が、テンプルを形成する部材である手段を採用している。また、本考案の請求項4に係る眼鏡フレームは、請求項1乃至3の何れかに記載の眼鏡フレームであって、前記カラー塗膜層が、2色以上の塗料で形成されている手段を採用している。さらに、本考案の請求項5に記載の眼鏡フレームは、請求項1乃至4の何れかに記載の眼鏡フレームであって、前記水性塗料が、常温硬化型または加熱硬化型である手段を採用している。
本考案の眼鏡フレームは、上記のように構成したことにより、製作時にVOCを発生することなく彩色することが可能であり、金属製であるにもかかわらず樹脂製と同様に彩色することが可能であり、また安価に製作することができる。そして、順にプライマ塗膜層、カラー塗膜層及びコート塗膜層を形成することにより、従来の溶剤系塗料を用いた場合と同様に、優れた着色性と光沢を得ることができる。
構成部材の断面を示す説明図である。 眼鏡フレームの一例を示す概略正面図である。 図2に示す眼鏡フレームの概略平面図である。 図2に示す眼鏡フレームの概略側面図である。
本考案の眼鏡フレームは、少なくとも構成部材の一部に金属材料を備えるものであり、金属フレーム又はコンビネーションフレームと呼ばれるものである。図2〜図4には本考案の実施形態の一例である金属製ハーフリムタイプの眼鏡フレーム10を示しており、図2は正面図、図3は平面図、図4は側面図である。
眼鏡フレーム10は、フロント部に一対のレンズ40、40を保持するリム30、30を備え、中央のブリッジ35によって両リム30、30が一体に固定されている。両リム30、30の外側には、ヨロイ31、31が設けられ、蝶番32、32を介してテンプル20、20が回動自在に連結されている。また、テンプル20、20の端部にはモダン25、25が取付けられている。
図1に示すように、本考案の眼鏡フレーム10の構成部材1は、金属材料からなる基材2の表面に、塗膜層6を備えていることを特徴としている。塗膜層6は3つの層からなり、下から順に、プライマ塗膜層3、カラー塗膜層4及びコート塗膜層5で形成されている。そして、プライマ塗膜層3、カラー塗膜層4及びコート塗膜層5の全てが水性塗料によって形成されている。
塗膜層6を水性塗料により形成することにしたので、有機溶剤を全く使用しないで塗装することができる。したがって、製作時に火災や爆発の危険性がない。また、人体に有害な物質を発生することがないので、安全な作業環境で作業を行うことができる。さらに、VOCを発生しないので、排出を抑制するための設備を必要とせず、安価に製品を生産することができる。
また、単に水溶性の塗料でカラー塗膜層4を形成するのではなく、同時にプライマ塗膜層3及びコート塗膜層5を形成することにより、鮮明な彩色を行うことが可能であるとともに、光沢を備えた彩色を行うことができる。
本考案の眼鏡フレーム10は、そのフロント部を形成するリム30、30及びブリッジ35に塗膜層6を備えることが好ましい。または、テンプル20、20に塗膜層6を備えることが好ましい。或いは、フロント部及びテンプル20、20に塗膜層6を備えることが好ましい。さらに、カラー塗膜層4を2色以上で形成することにより、多彩なデザインを施すことができる。
使用する水性塗料には、エマルジョン系や水溶性プラスチック系があり、アクリル塗料、ウレタン塗料、またはポリエステル樹脂塗料等を、何れも使用することができる。また、加熱硬化型と常温硬化型があるが、通常は常温硬化型を用いることが好ましい。特に設備を必要としないので、眼鏡フレームを安価に製作することができるからである。
1 構成部材
2 基材
3 プライマ塗膜層
4 カラー塗膜層
5 コート塗膜層
6 塗膜層
10 眼鏡フレーム
20 テンプル
25 モダン
30 リム
31 ヨロイ
32 蝶番
35 ブリッジ
40 レンズ

Claims (5)

  1. 少なくとも構成部材の一部に金属材料からなる基材を備える眼鏡フレームであって、
    前記基材の表面に、下から順に、プライマ塗膜層、カラー塗膜層及びコート塗膜層からなる塗膜層を備えるとともに、前記全ての塗膜層が水性塗料によって形成されていることを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. 前記基材が、フロント部を形成する部材であることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
  3. 前記基材が、テンプルを形成する部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム。
  4. 前記カラー塗膜層が、2色以上の塗料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の眼鏡フレーム。
  5. 前記水性塗料が、常温硬化型または加熱硬化型であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の眼鏡フレーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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