JP3164627U - 点火炭 - Google Patents

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Abstract

【課題】普通豆炭や木炭等への着火を効果的に実施出来ると共に、特に豆炭こたつへの使用に適する点火炭を提供する。【解決手段】無煙炭や木炭粉の炭化原料と酸化剤(硝酸バリウム)を約6:4で混合して成形したものであって、豆炭の外形に対応する外径約40〜45mm、厚さ15〜25mmの円盤形で、中央に直径12〜20mmの貫通孔を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、豆炭器具や木炭への点火に使用する点火炭に関するものである。
豆炭及び練炭は、周知の通り無煙炭を主原料とし、成形を容易にする繋ぎ(粘着作用)、カロリー調製、灰の固定作用等を目的として消石灰及びベントナイトを数%添加し、全体を粉砕混練し、所定の成形型で成形し乾燥してなるものである。
これらのものは、そのままでは着火することができないので、ガスコンロを使用しており、ガス点火から着火まで豆炭では10〜15分程度、練炭で20分程度必要とするものである。
また着火機能を高めるために、酸化剤を混合した豆炭(スーパー豆炭と称されている:点火型豆炭という)や、上面に着火層(無煙炭と素灰からなる)や点火層(無煙炭と素灰と酸化剤からなる)を形成したり、塗布したりする着火練炭・マッチ練炭等と称されている点火型練炭や点火型成形木炭が知られている(特許文献1,2)。
実開昭61−187352号公報。 特開2009−19155号公報。
近年のガスコンロは、安全対策のために空炊き等を感知するとガス供給を停止するようにしている。このためガスコンロで、木炭、豆炭、練炭等の着火を行うと、高熱感知によってガス供給が停止してしまい、燃焼継続が可能なまでの着火ができない。
また前記の点火型練炭は、通常豆炭や練炭等と相違し、短時間でのガスコンロ着火やマッチ・ライターによる直接着火を行うことができるが、通常本体部分を成形した後に、更に着火層を積層成形する必要があり、製造が煩瑣となる。
更に酸化剤を混合した点火型豆炭(スーパー豆炭)は、それ自体の着火は容易で、豆炭1個を使用するアンカには最適であるが、豆炭の利点である燃焼継続時間を長くするために、立ち上がりの温度上昇速度が抑えられ、他の普通豆炭を素早く着火燃焼させるには適さないので、多数の豆炭を組み込む豆炭こたつのような場合には、全て通常豆炭より高価な点火型豆炭を使用することになり、経済的には見合わない。
そこで本考案は、豆炭こたつへの使用に適すると共に、その他木炭等の着火を容易に行うことのできる新規な点火炭を提案したものである。
本考案に係る点火炭は、無煙炭や木炭粉の炭化原料と酸化剤を約6:4で混合して成形したものであって、豆炭の外形に対応する大きさで中央に貫通孔を形成してなることを特徴とするものである。
而して前記点火炭は、多量の酸化剤(酸素を放ちやすい化合物)を含んで構成されているので、マッチやライターで炭化原料部分に点火すると直ぐに燃焼が開始し、貫通孔によって熱流が生ずるので、当該貫通孔上に普通豆炭や木炭を配置すると、空気供給量の増大によって燃焼速度が高まり、速やかに普通豆炭や木炭に着火することができる。更に木炭や普通豆炭への着火後の点火炭は、そのまま燃料として継続使用でき、特に豆炭としても暖房器具(豆炭こたつ)に使用することができる。
また本考案(請求項2)に係る点火炭は、特に外径約40〜45mmで、厚さ15〜25mmの円盤形で、中央に直径12〜20mmの貫通孔を形成してなるものであり、また本考案(請求項3)に係る点火炭は、重量比で、炭化原料が無煙炭20%、木炭粉37%で、硝酸バリウムからなる酸化剤が40%とした主原料に、灰固定材と繋ぎ材を添加物として形成したもので、前記した木炭や普通練炭への着火がよりスムーズになされるものである。
本考案の構成は上記のとおりで、酸化剤を含んで容易に点火することができると共に、特に貫通孔を設けることで、燃焼開始時の温度上昇を速やかにして木炭や普通豆炭への着火をスムーズに行えると共に、製造時の乾燥工程における乾燥時間を短縮できるので、点火型豆炭に比較してその製造効率も高められたものである。
本考案の実施形態の全体斜視図。 同使用状態の説明図(普通豆炭着火状態)。 同使用状態の説明図(器具の使用状態)。 同使用状態の説明図(木炭着火状態)。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した点火炭は、通常の豆炭製造工程と同様に、原材料を粉砕混合し、更に混練して所定の成形型に入れて成形し、成形した後乾燥して製出するもので、特に本考案の点火炭は、その原材料と形状に特徴を有するものである。
点火炭1の原材料は、重量比で、炭化原料約60%(例えばホゲー8号炭10%、洛陽炭10%、素灰:おが屑等の炭化物である木粉炭37%)、硝酸バリウムからなる酸化剤が40%、灰固定材となる硝酸カリウム2%、繋ぎ材となるコーンスターチ1%で、これらの粉砕物を混合し、加水して練り込み、成形するものである。
成形は、外径約40〜45mm(具体的には45mm)で、厚さ15〜25mm(同20mm)の円盤形で、中央に直径12〜20mm(同15mm)の貫通孔11を形成し、約25gとしたものである。
前記の点火炭1は、マッチやライターで直接着火させて燃焼を開始させることができるもので、例えば図2,3に示すように豆炭こたつ(こたつ本体)3に使用する場合には、本具(豆炭の火床となる器具)31を開口して、中央に点火炭1を配置し、その周囲及び上面に普通豆炭2を配し、点火炭1に付け木4で点火すると、点火炭1の燃焼が開始する。
本具31を開口した状態で点火炭1の燃焼を約10分継続すると、普通豆炭2も着火するので、点火炭1及び普通豆炭2を通常配置(本具31の所定個所)に戻して蓋をし、本具31をこたつ本体3に装着し、暖房具として使用に供するものである。
従って、ガスコンロを使用することなく普通豆炭2に着火して使用できると共に、普通豆炭の着火に使用した点火炭1も、そのまま暖房用燃料として使用できるものである。
また本考案の点火炭1は、前記の豆炭こたつ3に使用できる他、一般的な点火用燃料としても使用できるものである。
例えば図4に示すように、屋外のバーベキュー調理に際して、点火炭1の周囲に木炭5を配置し、点火炭1に付け木4で点火すると、点火炭1の燃焼が開始する。点火炭1の燃焼によって木炭5に着火することができ、着火した木炭5での屋外調理が可能となるものである。
1 点火炭
11 貫通孔
2 普通豆炭
3 豆炭こたつ
31 本具
4 付け木
5 木炭

Claims (3)

  1. 無煙炭や木炭粉の炭化原料と酸化剤を約6:4で混合して成形したものであって、豆炭の外形に対応する大きさで中央に貫通孔を形成してなることを特徴とする点火炭。
  2. 外径約40〜45mmで、厚さ15〜25mmの円盤形で、中央に直径12〜20mmの貫通孔を形成してなる請求項1記載の点火炭。
  3. 重量比で、炭化原料が無煙炭20%、木炭粉37%で、硝酸バリウムからなる酸化剤が40%とした主原料に、灰固定材と繋ぎ材を添加物として形成した請求項1又は2記載の点火炭。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015145469A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 株式会社ニイタカ 固形燃料及び固形燃料の製造方法
RU2631505C1 (ru) * 2016-12-27 2017-09-25 Богдан Сергеевич Куркачев Изделие из древесного угля

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