JP3164000U - 女性用胸当て - Google Patents
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Abstract
【課題】厚着になることなく、胸部の傷あとを隠し、上に羽織る衣服の選択の幅を広げる女性用胸当てを提供する。【解決手段】一枚に仕立てられた前身ごろ上端にギャザーを設け、その上端の左右端に、ブラジャーなどの女性用下着のストラップ（肩紐）との係止具をそれぞれ設け、前身ごろ両脇にもブラジャーなどの女性用下着のベルト（アンダーバスト部分を胸部を一周する形で囲む細い帯）との係止具をそれぞれ設け、ブラジャーなどの女性用下着を上から覆う。【選択図】図２
Description
本願考案は、女性用胸当てに関するものである。
薄着になる夏などでは、乳がんの手術などで胸部に傷あとなどがある女性は、極力その傷あとを隠すなど、衣服の選択に制限が課せられる。
しかも、夏の猛暑の時期などでは、胸部の傷あとなどを隠すため、重ね着をすれば、体温も上昇し、酷なものである。
特に、台所での洗いものなど、うつむいたときに、他人から胸部の傷あとが見えるのを気にするなど、気を使うことが多かった。
しかも、夏の猛暑の時期などでは、胸部の傷あとなどを隠すため、重ね着をすれば、体温も上昇し、酷なものである。
特に、台所での洗いものなど、うつむいたときに、他人から胸部の傷あとが見えるのを気にするなど、気を使うことが多かった。
本願考案は、重ね着することなく、胸部の傷あとを隠し、上に羽織る衣服の選択の幅を広げることにある。
本願考案は、上述の課題を解決するため、一枚に仕立てられた前身ごろ上端にギャザーを設け、その上端の左右端に、ブラジャーなどの女性用下着のストラップ（肩紐）との係止具をそれぞれ設け、前身ごろ両脇にもブラジャーなどの女性用下着のベルト（アンダーバスト部分を胸部を一周する形で囲む細い帯）との係止具をそれぞれ設け、ブラジャーなどの女性用下着を上から覆った。
本願考案は、女性用下着のストラップ及びベルトに係止する女性用胸当てであり、背面はなく、温度や湿度の高い夏などに着用しても快適に過すことができ、かつ乳がんの手術などの傷あとを隠すことができる。
以下、本願考案の実施例について、図面を用いながら説明する。
図１は、本願考案の請求項１に係る実施例を示す裏面図である。
本実施例の女性用胸当て１の前身ごろ上端１１は、ゴムひもを通したり、通常の紐を通し、絞ることによりギャザーを寄せる。ギャザーを寄せるのは、うつむいたときに、傷あとを見えにくくするためである。
１２ないし１５は係止具であり、本実施例では、スナップを用いる。ブラジャーのストラップにも相方となるストラップが設けられる。スナップのほか、面ファスナーを係止具として用いることが可能である。
１２は、ブラジャーの左ストラップとの係止具であり、１３は、ブラジャー右ストラップとの係止具、１４は、ブラジャー左脇ベルトとの係止具、１５は、同右脇ベルトとの係止具である。
本実施例の女性用胸当て１の前身ごろ上端１１は、ゴムひもを通したり、通常の紐を通し、絞ることによりギャザーを寄せる。ギャザーを寄せるのは、うつむいたときに、傷あとを見えにくくするためである。
１２ないし１５は係止具であり、本実施例では、スナップを用いる。ブラジャーのストラップにも相方となるストラップが設けられる。スナップのほか、面ファスナーを係止具として用いることが可能である。
１２は、ブラジャーの左ストラップとの係止具であり、１３は、ブラジャー右ストラップとの係止具、１４は、ブラジャー左脇ベルトとの係止具、１５は、同右脇ベルトとの係止具である。
図２は、図１の実施例の使用状態を示す平面図である。
ブラジャー２の破線部分は、本考案の女性用胸当て１に覆われている。
ブラジャー右ストラップ２１には、本考案に係る女性用胸当て１の右ストラップとの係止具１３の相方となる係止具が設けられる（図示せず）。
またブラジャー左ストラップ２２にも、本考案に係る女性用胸当て１の左ストラップとの係止具１２の相方となる係止具が設けられ、ブラジャー脇ベルト右側２３にも右脇ベルトとの係止具１５の相方となる係止具が、ブラジャー脇ベルト左側２４には左脇ベルトとの係止具１４の相方となる係止具が設けられる（いずれも図示せず）。
上記２１ないし２４に設けられた係止具（いずれも図示せず）に、相応する１２ないし１５の係止具（本図では図示せず）を係止することによりブラジャー２及び胸元を覆うことにより、乳がん手術などによる胸部の傷あとを隠すことができる。
ブラジャー２の破線部分は、本考案の女性用胸当て１に覆われている。
ブラジャー右ストラップ２１には、本考案に係る女性用胸当て１の右ストラップとの係止具１３の相方となる係止具が設けられる（図示せず）。
またブラジャー左ストラップ２２にも、本考案に係る女性用胸当て１の左ストラップとの係止具１２の相方となる係止具が設けられ、ブラジャー脇ベルト右側２３にも右脇ベルトとの係止具１５の相方となる係止具が、ブラジャー脇ベルト左側２４には左脇ベルトとの係止具１４の相方となる係止具が設けられる（いずれも図示せず）。
上記２１ないし２４に設けられた係止具（いずれも図示せず）に、相応する１２ないし１５の係止具（本図では図示せず）を係止することによりブラジャー２及び胸元を覆うことにより、乳がん手術などによる胸部の傷あとを隠すことができる。
図３は、本考案の請求項１に係る他の実施例の使用状態を示す平面図である。本実施例の女性用胸当て１は、前身ごろ下端１８がＶ字形に裁断されている。ブラジャーのベルトより下まで胸元が開いた上着などを着用する場合のものである。
図４は、本考案の請求項２に係る実施例を示す裏面図である。本実施例では、図１に示した請求項１に係る実施例の左脇ベルトとの係止具１４より下方に左脇ベルトとの第二係止具１６が、右脇ベルトとの係止具１５の下方に右脇ベルトとの第二係止具１７が設けられている。脇が大きく開いた上着などを着用する場合に脇部を係止を確実にし、脇に及ぶ傷あとを隠すものである。
以上、本願考案の実施例を説明したが、本願考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本願考案の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能なことは容易に推察できるものである。
１ 胸当て
２ ブラジャー
１１ 前身ごろ上端
１２ 左ストラップとの係止具
１３ 右ストラップとの係止具
１４ 左脇ベルトとの係止具
１５ 右脇ベルトとの係止具
１６ 左脇ベルトとの第二係止具
１７ 右脇ベルトとの第二係止具
１８ 前身ごろ下端
２１ ブラジャー右ストラップ
２２ ブラジャー左ストラップ
２３ ブラジャー脇ベルト右側
２４ ブラジャー脇ベルト左側
２ ブラジャー
１１ 前身ごろ上端
１２ 左ストラップとの係止具
１３ 右ストラップとの係止具
１４ 左脇ベルトとの係止具
１５ 右脇ベルトとの係止具
１６ 左脇ベルトとの第二係止具
１７ 右脇ベルトとの第二係止具
１８ 前身ごろ下端
２１ ブラジャー右ストラップ
２２ ブラジャー左ストラップ
２３ ブラジャー脇ベルト右側
２４ ブラジャー脇ベルト左側
Claims (2)
- 一枚に仕立てた前身ごろ上端にギャザーを設け、その上端の左右端に、ブラジャーなどの女性用下着の左右のストラップ（肩紐）との係止具をそれぞれ設け、前身ごろ両脇にもブラジャーなどの女性用下着のベルト（アンダーバスト部分を胸部を一周する形で囲む細い帯）との係止具をそれぞれ設け、ブラジャーなどの女性用下着を上から覆うことを特徴とする女性用胸当て
- 両脇に設けた女性用下着のベルトとの係止具を各二つずつとしたことを特徴とする請求項１記載の女性用胸当て
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010005897U JP3164000U (ja) | 2010-08-16 | 2010-08-16 | 女性用胸当て |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010005897U JP3164000U (ja) | 2010-08-16 | 2010-08-16 | 女性用胸当て |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3164000U true JP3164000U (ja) | 2010-11-11 |
Family
ID=54875445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010005897U Expired - Fee Related JP3164000U (ja) | 2010-08-16 | 2010-08-16 | 女性用胸当て |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3164000U (ja) |
-
2010
- 2010-08-16 JP JP2010005897U patent/JP3164000U/ja not_active Expired - Fee Related
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