JP3163783U

JP3163783U - 掲示機能を備えた電気自動車充電スタンド

Info

Publication number: JP3163783U
Application number: JP2010005608U
Authority: JP
Inventors: 義和畑野
Original assignee: 日本システムバンク株式会社
Priority date: 2010-08-20
Filing date: 2010-08-20
Publication date: 2010-10-28
Anticipated expiration: 2020-08-20

Abstract

【課題】電気自動車用の充電設備を活用して、省スペースで宣伝広告等の掲示を効率的に行うことができる掲示機能を備えた電気自動車充電スタンドを提供する。【解決手段】駐車場において設置される電気自動車等の充電スタンドにおいて、外部電源から電力供給される通電スロット11を有する充電ポール１・１…を複数設ける一方、これらの充電ポール１・１間に亙り掲示体２を架設して、かつ、この掲示体２の表面に広告情報部２１を表示可能に構成するという技術的手段を採用したことにより、掲示機能を備えた電気自動車充電スタンドを完成させた。【選択図】図１

Description

本発明は、駐車場設備の改良、更に詳しくは、電気自動車用の充電設備を活用して、省スペースで宣伝広告等の掲示を効率的に行うことができる掲示機能を備えた電気自動車充電スタンドに関するものである。

近年の電気自動車等（電気自動車やプラグインハイブリッド車など（ＥＶ：electric-vehicle））の普及によって、時間貸し駐車場においても、駐車中に電気自動車の充電を行うことができるものがある（例えば、特許文献１参照）。

ところで、このような駐車場施設には、駐車場の駐車料金の案内表示するもののほか、企業等の宣伝広告、地域情報、告知広告などの情報を掲示するために、看板等が設置されている。

しかしながら、かかる広告看板等の掲示手段を設置するためには、その分のスペースを敷地内に確保しなければならず、都心部などの狭小な駐車場にとっては、高い地価に対する土地のロスが大きいという不満があった。

特開２００１−３１２７７２号公報

本考案は、従来の駐車場設備に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、電気自動車用の充電設備を活用して、省スペースで宣伝広告等の掲示を効率的に行うことができる掲示機能を備えた電気自動車充電スタンドを提供することにある。

本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。

即ち、本考案は、駐車場において設置される電気自動車等の充電スタンドにおいて、
外部電源Ｐから電力供給される通電スロット11を有する充電ポール１・１…を複数設ける一方、
これらの充電ポール１・１間に亙り掲示体２を架設して、かつ、この掲示体２の表面に広告情報部21を表示可能に構成するという技術的手段を採用したことにより、掲示機能を備えた電気自動車充電スタンドを完成させた。

また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、掲示体２の裏面または内部に外部電源Ｐから通電する分電盤22を収容するという技術的手段を採用した。

更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、掲示体２を剛性を有する板体にするという技術的手段を採用した。

更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、掲示体２の外縁部に照明手段23を設け、広告情報部21を照射可能にするという技術的手段を採用した。

更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、掲示体２の照明手段23の電源を、充電ポール１の外部電源Ｐから供給するという技術的手段を採用した。

本考案にあっては、駐車場において設置される電気自動車等の充電スタンドにおいて、外部電源から電力供給される通電スロットを有する充電ポールを複数設ける一方、これらの充電ポール間に亙り掲示体を架設して、かつ、この掲示体の表面に広告情報部を表示可能に構成したことによって、電気自動車用の充電設備を活用して、省スペースで宣伝広告等の掲示を効率的に行うことができることから、駐車場設備における実用的利用価値は頗る高いものがあると云える。

本考案の実施形態の充電スタンドを表わす正面図である。本考案の実施形態の充電スタンドを表わす側面図である。本考案の実施形態の充電スタンドの使用状態を表わす正面図である。

本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。

本考案の実施形態を図１から図３に基づいて説明する。図１中、符号１で指示するものは充電ポールであり、充電ポール１は、外部電源Ｐから電力供給される通電スロット11を有している。

本実施形態の外部電源Ｐの入力電気方式は、単相３線、交流２００Ｖ、５０／６０Ｈｚにすることができ、また、給電出力形式はコンセント出力、定格２５０Ｖ、２０Ａにすることができる。このコンセントは、通電スロット11は電気自動車からの電源プラグを差込可能なソケットを構成する。

更にまた、給電操作方式は、セレクタスイッチ操作で、適宜、防犯および管理用に施錠することができる。そしてまた、安全装置として、充電のケーブルを外すと自動的に電力を遮断するものや警報ブザーが鳴るようにすることもできる。

また、符号２で指示するものは掲示体であり、この掲示体２の表面には、広告情報部21が表示可能に構成されている。本実施形態では、この掲示体２を剛性を有する板体（金属製や木製、プラスチック製など）にすることができる。

しかして、本考案の充電スタンドは、駐車場において設置される電気自動車等の充電スタンドであって、構成するにあっては、まず、外部電源Ｐから電力供給される通電スロット11を有する充電ポール１・１…を複数設ける。

そして、これらの充電ポール１・１間に亙り掲示体２を架設する。本実施形態では、掲示体２の左右端部を各充電ポール１に固定する。

この掲示体２の表面に広告情報部21を表示可能に構成する。本実施形態では、板体の表面に張り紙や印刷を施すことができる。なお、掲示体２は、布帛状のものであっても良いし、液晶画面を用いて表示することも可能である。

この際、この広告情報部21には、駐車場の駐車料金の案内表示するもののほか、企業等の宣伝広告、地域情報、告知広告などの情報を掲示することができる。

なお、本実施形態では、掲示体２の裏面（または内部）に外部電源Ｐから通電する分電盤22を収容することができ、外観をスッキリさせすことができ、また、より省スペース化することもできる（図２参照）。

また、本実施形態では、掲示体２の外縁部に照明手段23を設けて、広告情報部21を照射可能にすることができる。この際、照明手段23として、高輝度発光ダイオードなどを採用することができ、掲示体２の上縁部や側縁部などに設置することができる。

また、この際、掲示体２の照明手段23の電源を、充電ポール１の外部電源Ｐから供給するように構成することもできる。

そして、本実施形態では、図３に示すように、サブスタンドを４基設置して、電気自動車を１０台充電できるように構成することもできる。

本考案は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、掲示体２の広告情報部21は、両面に設けたものであっても良い。

また、外部電源Ｐから供給した電力によって、掲示体２を電飾したり、広告情報部21自体を発光させて表示することもでき、これら何れのものも本考案の技術的範囲に属する。

１充電ポール
11 通電スロット
２掲示体
21 広告情報部
22 分電盤
23 照明手段
Ｐ電源

Claims

駐車場において設置される電気自動車等の充電スタンドにおいて、
外部電源（Ｐ）から電力供給される通電スロット（11）を有する充電ポール（１・１…）が複数設けられている一方、
これらの充電ポール（１・１）間に亙り掲示体（２）が架設されており、かつ、この掲示体（２）の表面に広告情報部（21）を表示可能に構成したことを特徴とする掲示機能を備えた電気自動車充電スタンド。
掲示体（２）の裏面または内部に外部電源（Ｐ）から通電する分電盤（22）が収容されていることを特徴とする請求項１記載の掲示機能を備えた電気自動車充電スタンド。
掲示体（２）が剛性を有する板体であることを特徴とする請求項１または２記載の掲示機能を備えた電気自動車充電スタンド。
掲示体（２）の外縁部に照明手段（23）が設けられており、広告情報部（21）を照射可能であることを特徴とする請求項１〜３の何れか一つに記載の掲示機能を備えた電気自動車充電スタンド。
掲示体（２）の照明手段（23）の電源が、充電ポール（１）の外部電源（Ｐ）から供給されていることを特徴とする請求項４記載の掲示機能を備えた電気自動車充電スタンド。