JP3163394U - 麺打ち台 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化することができ、簡単に持ち運ぶことができ、家庭における麺類作り用の道具としての利便性を高めることができる麺打ち台を提供する。【解決手段】蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板1からなり、麺板は芯材2及び芯材の表裏面の表面材3を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、芯材は、ハニカム状材である。このため、麺板を従来の無垢構造のものに比べて遙かに軽量化することができ、簡単に持ち運ぶことができ、家庭における麺類作り用の道具としての利便性を高めることができる。【選択図】図2

Description

本考案は、例えば、蕎麦、饂飩等の麺類の生地を麺棒を用いて延ばす際に用いられる麺打ち台に関するものである。
従来、この種の麺打ち台として、例えば、90cm×90cm、120cm×120cm程度の平面で厚さが30mm程度の木製や合成樹脂製等の板状の麺板からなる構造のものが知られている。
実用新案登録第3096151号
しかしながらこれら従来構造の場合、所謂、麺板は無垢の木材や中実の合成樹脂板状からなり、かつ、90cm方形板、120cm方形板であるから、簡単に持ち運べない重量物となって可搬性に劣ることがあり、例えば、家庭における蕎麦作り用の道具としての利便性が低いことになるという不都合を有している。
本考案はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうち、請求項1記載の考案にあっては、蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板からなり、上記麺板は芯材及び該芯材の表裏面の表面材を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、該芯材は、ハニカム状材であることを特徴とする麺打ち台にある。
又、請求項2記載の考案は、蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板からなり、上記麺板は芯材及び該芯材の表裏面の表面材を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、該芯材は、発泡スチロール、発泡ウレタン等の発泡合成樹脂からなることを特徴とする麺打ち台にある。
又、請求項3記載の考案は、上記表面材は、シナ合板、桐材、アラスカ檜等の木材、合成樹脂、ステンレス材からなることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板は芯材及び芯材の表裏面の表面材を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、芯材は、ハニカム状材により形成され、このため、麺板を従来の無垢構造のものに比べて遙かに軽量化することができ、簡単に持ち運ぶことができ、家庭における麺類作り用の道具としての利便性を高めることができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板は芯材及び芯材の表裏面の表面材を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、芯材は、発泡スチロール、発泡ウレタン等の発泡合成樹脂からなり、このため、麺板を従来の無垢構造のものに比べて遙かに軽量化することができ、簡単に持ち運ぶことができ、家庭における麺類作り用の道具としての利便性を高めることができる。
又、請求項3記載の考案にあっては、上記表面材は、シナ合板、桐材、アラスカ檜等の木材、合成樹脂、ステンレス材からなるので、一層軽量化することができる。
本考案の実施の第一形態例の全体斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の断面図である。 本考案の実施の第一形態例の部分平断面図である。 本考案の実施の第二形態例の部分平断面図である。
図1乃至図4は本考案の実施の形態例を示し、図1乃至図3は請求項1に対応する第一形態例、図4は請求項2に対応する第二形態例である。
図1乃至図3の第一形態例において、1は麺板であって、この場合、横及び幅が90cm、厚さ30mmの方形板状に形成され、この麺板1は芯材2及び芯材2の表裏面の表面材3・3を接着剤により一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成されている。
そして、この場合、芯材2は、紙製の四角状のハニカム状材が用いられており、このハニカム状材としては、空洞部たるセルSが四角状に限らず、六角状、三角状などの各種の構造、紙製に限らず、FRP製、合成樹脂製、金属製等の材質のものが用いられる。又、ハニカム状材のセルS中に発泡樹脂を充填した構造のハニカム状材を用いることもある。
又、上記表面材3・3は、この場合、シナ合板からなる木材製のものが用いられ、その他、桐材、アラスカ檜等の木材や合成樹脂、ステンレス材が用いられ、望ましくは、木材が用いられる。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板1は芯材2及び芯材2の表裏面の表面材3・3を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、芯材2は、ハニカム状材により形成され、このため、麺板1を従来の無垢構造のものに比べて遙かに軽量化することができ、簡単に持ち運ぶことができ、家庭における蕎麦や饂飩等の麺類作り用の道具としての利便性を高めることができる。
又、この場合、上記表面材3・3は、シナ合板、桐材、アラスカ檜等の木材、合成樹脂、ステンレス材からなるので、一層軽量化することができる。
図4の第二形態例において、1は麺板であって、この場合、横及び幅が90cm、厚さ30mmの方形板状に形成され、この麺板1は芯材2及び芯材2の表裏面の表面材3・3を接着剤により一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成されている。
そして、この場合、芯材2は、発泡スチロール、発泡ウレタン等の発泡樹脂からなる。
又、上記表面材3・3は、上記第一形態例と同様に、シナ合板からなる木材製のものが用いられ、その他、桐材、アラスカ檜等の木材や合成樹脂、ステンレス材が用いられ、望ましくは、木材が用いられる。
この実施の第二形態例は上記構成であるから、蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板1は芯材2及び芯材2の表裏面の表面材3・3を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、芯材2は、発泡スチロール、発泡ウレタン等の発泡合成樹脂からなり、このため、麺板1を従来の無垢構造のものに比べて遙かに軽量化することができ、簡単に持ち運ぶことができ、家庭における蕎麦や饂飩等の麺類作り用の道具としての利便性を高めることができる。
又、この場合、第一形態例と同様に、上記表面材3・3は、シナ合板、桐材、アラスカ檜等の木材、合成樹脂、ステンレス材からなるので、一層軽量化することができる。
尚、本考案は上記の形態例に限られるものではなく、上記麺板1、芯材2、表面材3の形状、材質、構造や、芯材2と表面材3・3との一体化手段等は適宜変更して設計される。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
1 麺板
2 芯材
3 表面材

Claims (3)

  1. 蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板からなり、上記麺板は芯材及び該芯材の表裏面の表面材を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、該芯材は、ハニカム状材であることを特徴とする麺打ち台。
  2. 蕎麦、饂飩等の麺類の生地を延ばす板状の麺板からなり、上記麺板は芯材及び該芯材の表裏面の表面材を一体化してなる三層のサンドイッチ構造に形成され、該芯材は、発泡スチロール、発泡ウレタン等の発泡合成樹脂からなることを特徴とする麺打ち台。
  3. 上記表面材は、シナ合板、桐材、アラスカ檜等の木材、合成樹脂、ステンレス材からなることを特徴とする請求項1又は2記載の麺打ち台。
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