JP3162284B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

Info

Publication number
JP3162284B2
JP3162284B2 JP01416296A JP1416296A JP3162284B2 JP 3162284 B2 JP3162284 B2 JP 3162284B2 JP 01416296 A JP01416296 A JP 01416296A JP 1416296 A JP1416296 A JP 1416296A JP 3162284 B2 JP3162284 B2 JP 3162284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range gate
signal
range
clutter
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01416296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09211118A (ja
Inventor
洋 風間
正樹 安福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP01416296A priority Critical patent/JP3162284B2/ja
Publication of JPH09211118A publication Critical patent/JPH09211118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3162284B2 publication Critical patent/JP3162284B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレーダ装置に関
し、特に強大なクラッタ下で小目標を探知するレーダ装
置の目標検出手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のレーダ装置のブロック図
で、例えば電子通信学会より発行されているレーダ技術
の図に類似した図である。図において、1は送受信アン
テナ、2は送信機、3は送信機2の出力を送受信アンテ
ナ1に供給するとともに、送受信アンテナ1の受信信号
をミクサ4に供給する送受信切換器、4は送受信アンテ
ナ1の受信信号とSTALO5の出力信号とを混合する
ミクサ、5は局部発振信号を発生するSTALO(St
ableLocal Oscillator)、6はN
個のレンジゲート回路7−1〜7−Nからなり、レンジ
ごとに受信信号を振り分けるレンジゲートバンク回路、
8−1〜8−Nはレンジゲート回路7−1〜7−Nの出
力を受けて、出力に含まれるクラッタをそれぞれ除去す
るクラッタ除去フィルタ(Clutter Rejec
tion Filter:以下「CRJF」とも記
す)、9−1〜9−Nはクラッタ除去フィルタ8−1〜
8−Nの出力を受けて、これら出力の位相検波をそれぞ
れ行う位相検波器、10−1〜10−Nは位相検波器9
−1〜9−Nの出力を受けて、これら出力をアナログ信
号からデジタル信号にそれぞれ変換するA/D変換器で
ある。
【0003】図9は、このレーダ装置の運用状況を示す
説明図である。同図において、101はこのレーダ装置
が搭載された航空機(自機)、102は自機101の後
方に存在する目標、103は自機101の送信波、10
4は目標からの反射波、105は地表波からの反射波
(クラッタ)、106は地表面である。レーダ装置は自
機101の後部に取り付けられ、後方の目標を探知す
る。レーダ装置は本来目標102を探知するものである
が、それ以外に地表面106からの反射信号のクラッタ
105も受信する。これは、送受信アンテナ1にサイド
ローブがあるためである。
【0004】図10は、送信波103と目標からの反射
波104、地表面からの反射波105の時間分布を示す
図である。107〜109がそれぞれ103〜105の
時間分布に対応する。図10の横軸は距離(時間)、縦
軸は強度を示す。同図からわかるように、送信波107
の終了時刻を「0」としている。それから所定の時間遅
れをもって、すなわち送信波107の右側に、地表から
の反射波109と目標からの反射波108が存在する。
地表からの反射波109と目標からの反射波108は、
それぞれピークをもつなだらかな分布であり、互いの中
心は異なっている。目標からの反射波108の分布の中
心は、自機101と目標102との距離により定まる。
地表からの反射波109の分布の中心は、自機101と
地表面106との距離、すなわち自機101の高度Hに
より定まる。
【0005】次に動作について、図8〜図10を用いて
説明する。送信機2から出力された送信信号は、送受信
切換装置3を経由して送受信アンテナ1に供給され、送
受信アンテナ1を介して外部へ放射される。目標102
及び地表面等からの反射信号が送受信アンテナ1より入
力される。送受信アンテナ1の受信信号は、送受信切換
装置3を経由してミクサ4に入力される。ミクサ4は、
この受信信号と、STALO5からの局部発振信号とを
混合し、中間周波数に変換してからレンジゲートバンク
回路6に出力する。レンジゲートバンク回路6は、N個
のレンジゲート回路7−1〜7−Nからなっており、入
力された信号はN個のレンジゲート回路7−1〜7−N
に分配される。
【0006】レンジゲートバンク回路6のN個のレンジ
ゲート回路7−1〜7−Nでは、あらかじめそれぞれに
定められたあるレンジ(距離)に相当する信号のみサン
プリングし、出力する。レンジゲート回路7−1〜7−
Nは、目標102を検出すべき距離全体をカバーしてい
る。レンジゲート回路7−1〜7−Nにより、目標の距
離情報を得ることができる。
【0007】距離と信号強度のグラフは図10のようで
ある。クラッタの強度は距離と母機高度が等しくなる位
置(図中R=Hと示された位置)で最大となる。つま
り、直下クラッタが最大である。この距離に対応するレ
ンジゲート回路7が、クラッタ109の最大信号を出力
する。また、目標からの反射波108のピークの距離に
対応するレンジゲート回路7が、目標からの反射波10
8の最大信号を出力する。
【0008】レンジゲート回路7−1〜7−Nにより振
り分けられた信号は、それぞれに接続されたクラッタ除
去フィルタ8−1〜8−Nへ入力される。特に強大なク
ラッタ下で小目標を探知するレーダでは、クラッタ内に
目標からの反射信号が埋もれることにより目標が検出で
きなくなるのを防ぐためにフィルタを挿入するが、通
常、このようにビデオ信号段以前(通常は中間周波数
段)にクラッタ除去フィルタ8を挿入する。
【0009】ただし、このフィルタに目標からの反射信
号を直接入力すると距離情報が失われてしまう。この様
子を図11に示す。この図11は2目標からの反射信号
をモデル的に表している。縦軸は強度、横軸は距離(時
間)である。クラッタ除去フィルタを挿入しない場合は
図11(a)のように距離情報は失われないが、前述の
ようにクラッタの影響を受けてしまう。それを避けるた
めにクラッタ除去フィルタを挿入するが、この場合クラ
ッタ除去フィルタの帯域幅が目標からの反射信号よりは
るかに狭いために、図11(b)のように波形がなまっ
てしまう。そこで、このフィルタの前段に前述のレンジ
ゲートバンク回路6を設けることにより、距離情報が失
われないようにしているのである。
【0010】クラッタ除去フィルタ8によりクラッタ成
分を除去された各信号はそれぞれ位相検波器9−1〜9
−Nへ入力され、ビデオ信号に変換される。次いで、A
/D変換器10−1〜10−Nでディジタル信号に変換
され、後段の信号処理部等へ入力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ装置は以
上のように構成されているので、受信信号がクラッタ除
去フィルタ8を通過する前に、レンジゲート回路7−1
〜7−Nを用いてレンジ(距離)で分割しなければなら
なかった。したがって、以後はレンジゲートの数だけ位
相検波器9、A/D変換器10を設けることが必要で、
装置規模が大きくなるという問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、クラッタ除去性能をほとんど低
下させることなく装置規模を小さくすることのできるレ
ーダ装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るレーダ装
置は、航空機に搭載されるレーダ装置において、受信信
号を距離ごとの複数のレンジゲート信号に分配するレン
ジゲートバンク回路と、上記複数のレンジゲート信号の
うちの一部の信号を選択して第2の信号として出力する
とともに、選択されなかった信号を第1の信号として出
力するレンジゲート選別回路と、上記第2の信号に含ま
れる不要信号を除去するクラッタ除去フィルタと、上記
第1の信号を検波する第1の位相検波器と、上記クラッ
タ除去フィルタの出力信号を検波する第2の位相検波器
とを備えたものである。
【0014】上記第1の信号は不要信号が多く含まれて
いる信号であり、上記第2の信号は不要信号が比較的少
ない信号である。
【0015】請求項2に係るレーダ装置は、上記第1の
信号を合成するレンジゲート合成回路を備え、上記第1
の位相検波器が、上記レンジゲート合成回路の出力信号
を検波するものである。
【0016】レンジゲート合成回路において第1の信号
を合成することにより、クラッタ除去フィルタが挿入さ
れなかったレンジゲートの信号の数を減らしたので、第
1の位相検波器の数が少なくなる。
【0017】請求項3に係るレーダ装置は、上記レンジ
ゲート選別回路が、レーダ装置が搭載される航空機から
の高度情報に基づき上記複数のレンジゲート信号から1
つのレンジゲート信号を選択して、上記第2の信号とし
て出力するものである。
【0018】通常、最も強大な不要信号(クラッタ)が
入力される、レンジ(距離)と高度が等しくなるレンジ
ゲートにクラッタ除去フィルタを挿入するようにレンジ
ゲート選別回路を動作させるので、クラッタ除去性能を
ほとんど低下させずにクラッタ除去フィルタの数を減ら
すことができる。
【0019】請求項4に係るレーダ装置は、上記第1の
位相検波器の出力の振幅を比較する振幅比較器を備え、
上記レンジゲート選別回路は、上記振幅比較器の出力に
基づき上記複数のレンジゲート信号から1つのレンジゲ
ート信号を選択して、上記第2の信号として出力するも
のである。
【0020】ビデオ信号の振幅を比較し、最も強大なク
ラッタが入力されている、最大振幅を示すレンジゲート
にクラッタ除去フィルタを挿入するようにレンジゲート
選別回路を動作させるので、クラッタ除去性能をほとん
ど低下させずにクラッタ除去フィルタの数を減らすこと
ができる。
【0021】請求項5に係るレーダ装置は、上記複数の
レンジゲート信号の数をNとし、上記第2の信号の数を
kとし、N>kであるとし、上記レンジゲート選別回路
がは、選択された1つのレンジゲート信号に加えて、こ
の近傍のレンジゲート信号を選択し、これらk個のレン
ジゲート信号を上記第2の信号として出力するものであ
る。
【0022】クラッタ除去フィルタを、複数のレンジゲ
ート信号回路の数より少数だが複数個設け、クラッタ除
去フィルタを挿入するレンジゲート数を多くした。これ
により、クラッタ等が広範囲にわたって存在する場合
に、クラッタ除去性能をほとんど損なうことなくフィル
タ数を少なくできる。
【0023】請求項6に係るレーダ装置は、選択される
レンジゲート信号の数a個をk>aの範囲において可変
にすることにより、上記第2の信号の数を制御するフィ
ルタ挿入レンジゲート数制御回路を備えたものである。
【0024】請求項7に係るレーダ装置は、上記フィル
タ挿入レンジゲート数制御回路がは、レーダ装置のアン
テナの方位情報に基づきフィルタを挿入するレンジゲー
ト数aを決定するものである。
【0025】請求項8に係るレーダ装置は、上記フィル
タ挿入レンジゲート数制御回路がは、レーダ装置が搭載
される航空機からの母機姿勢情報に基づきフィルタを挿
入するレンジゲート数aを決定するものである。
【0026】請求項9に係るレーダ装置は、上記フィル
タ挿入レンジゲート数制御回路が、レーダ装置のアンテ
ナ方位情報およびレーダ装置が搭載される航空機からの
母機姿勢情報に基づきフィルタを挿入するレンジゲート
数aを決定するものである。
【0027】アンテナの方位情報や母機姿勢情報をもと
にクラッタ除去フィルタを挿入するレンジゲート数を制
御するようにしたので、処理時間の短縮化を図ることが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1の
レーダ装置について説明する。図1は、実施の形態1の
レーダ装置の概略構成図である。同図において、1は送
受信アンテナ、2は送信機、3は送信機2の出力を送受
信アンテナ1に供給するとともに、送受信アンテナ1の
受信信号をミクサ4に供給する送受信切換器、4は送受
信アンテナ1の受信信号とSTALO5の出力信号とを
混合するミクサ、5は局部発振信号を発生するSTAL
O(Stable Local Oscillato
r)、6はN個のレンジゲート回路7−1〜7−Nから
なり、レンジごとに受信信号を振り分けるレンジゲート
バンク回路である。
【0029】また、11はN個のスイッチ回路12−1
〜12−Nを持ち、外部から入力される母機高度情報を
もとにレンジゲート回路7−1〜7−Nの出力のいずれ
かを選択するレンジゲート選別回路である。この選択さ
れた出力に対してクラッタ除去フィルタ8が挿入され
る。このとき選択されなかった出力は、クラッタ除去フ
ィルタ8が挿入されることなく、直接、後述の位相検波
器9−1〜9−Nに入力される。
【0030】8はレンジゲート回路7−1〜7−Nのい
ずれかの出力を受けて、出力に含まれるクラッタを除去
するクラッタ除去フィルタ(Clutter Reje
ction Filter:以下CRJFとも記す)、
9−1〜9−Nはレンジゲート回路7−1〜7−Nの出
力を受けて、これら出力の位相検波をそれぞれ行う位相
検波器、9−(N+1)はクラッタ除去フィルタ8の出
力を受けて、この出力の位相検波を行う位相検波器、1
0−1〜10−(N+1)は位相検波器9−1〜9−
(N+1)の出力を受けて、これら出力をアナログ信号
からデジタル信号にそれぞれ変換するA/D変換器であ
る。A/D変換器10−1〜10−(N+1)の出力
は、図示しない信号処理装置あるいは表示装置に送られ
て所定の処理が行われる。
【0031】図9は、このレーダ装置の運用状況を示す
説明図である。同図において、101はこのレーダ装置
が搭載された航空機(自機)、102は自機101の後
方に存在する目標、103は自機101の送信波、10
4は目標からの反射波、105は地表波からの反射波
(クラッタ)、106は地表面である。レーダ装置は自
機101の後部に取り付けられ、後方の目標を探知す
る。レーダ装置は本来目標102を探知するものである
が、それ以外に地表面106からの反射信号のクラッタ
105も受信する。これは、送受信アンテナ1にサイド
ローブがあるためである。
【0032】図10は、送信波103と目標からの反射
波104、地表面からの反射波105の時間分布を示す
図である。107〜109がそれぞれ103〜105の
時間分布に対応する。図10の横軸は距離(時間)、縦
軸は強度を示す。同図からわかるように、送信波107
の終了時刻を「0」としている。それから所定の時間遅
れをもって、すなわち送信波107の右側に、地表から
の反射波109と目標からの反射波108が存在する。
地表からの反射波109と目標からの反射波108は、
それぞれピークをもつなだらかな分布であり、互いの中
心は異なっている。目標からの反射波108の分布の中
心は、自機101と目標102との距離により定まる。
地表からの反射波109の分布の中心は、自機101と
地表面106との距離、すなわち自機101の高度Hに
より定まる。
【0033】次に動作について、図1、図9、図10を
用いて説明する。送信機2から出力された送信信号は、
送受信切換装置3を経由して送受信アンテナ1に供給さ
れ、送受信アンテナ1を介して外部へ放射される。目標
102及び地表面等からの反射信号が送受信アンテナ1
より入力される。送受信アンテナ1の受信信号は、送受
信切換装置3を経由してミクサ4に入力される。ミクサ
4は、この受信信号と、STALO5からの局部発振信
号とを混合し、中間周波数に変換してからレンジゲート
バンク回路6に出力する。レンジゲートバンク回路6
は、N個のレンジゲート回路7−1〜7−Nからなって
おり、入力された信号はこのN個のレンジゲート回路7
−1〜7−Nに分配される。
【0034】レンジゲートバンク回路6のN個のレンジ
ゲート回路7−1〜7−Nでは、あらかじめそれぞれに
定められたあるレンジ(距離)に相当する信号のみサン
プリングし、出力する。レンジゲート回路7−1〜7−
Nは、目標102を検出すべき距離全体をカバーしてい
る。レンジゲート回路7−1〜7−Nにより、目標の距
離情報を得ることができる。
【0035】距離と信号強度のグラフは図10のようで
ある。クラッタの強度は距離と母機高度が等しくなる位
置(図中R=Hと示された位置)で最大となる。つま
り、直下クラッタが最大である。この距離に対応するレ
ンジゲート回路7が、クラッタ109の最大信号を出力
する。また、目標からの反射波108のピークの距離に
対応するレンジゲート回路7が、目標からの反射波10
8の最大信号を出力する。
【0036】レンジゲート選別回路11はN個のスイッ
チ回路12−1〜12−Nを持ち、それぞれ前述のレン
ジゲート回路7−1〜7−Nに接続されている。これら
スイッチ回路12−1〜12−Nにはそれぞれ母機高度
情報が制御信号として入力される。スイッチ回路12−
1〜12−Nは、この制御信号に基づき母機高度と等し
い距離に対応するスイッチ回路12−iのみが作動し、
このスイッチ回路12−iの信号がクラッタ除去フィル
タ8に入力される。それ以外の信号は、クラッタ除去フ
ィルタ8は挿入されない。母機高度情報は、航空機に装
備されている図示しない高度計により得られる。このと
きの母機高度は、図10のHに相当する。前述のよう
に、図10中のR=Hと示された位置(直下クラッタ)
が最大であるから、母機高度情報によりスイッチ回路1
2−1〜12−Nを制御することにより、図10の最大
クラッタ信号に対してクラッタ除去フィルタ8を挿入す
ることになる。
【0037】このような本発明の実施の形態1において
は、レンジゲート選別回路11を設け、母機高度情報を
もとに母機高度と一致するレンジゲート1つに対してク
ラッタ除去フィルタ8を挿入することにより、通常最も
強大な真下(即ち母機高度に相当する距離)から到来す
るクラッタを効果的に除去できるようにした。したがっ
て、従来技術と比較してクラッタ除去性能は同等である
にもかかわらず、クラッタ除去フィルタ8の数の少な
い、つまり装置規模の小さいレーダ装置を得ることがで
きる。
【0038】発明の実施の形態2.上記発明の実施の形
態1では母機高度情報をもとにレンジゲート選別回路1
1を制御して、クラッタ除去フィルタ8を挿入するレン
ジゲート回路7の出力を選別するようにしたが、これに
限らず、レンジゲート回路7の出力のうちで最大のもの
にクラッタ除去フィルタ8を挿入するようにしてもよ
い。
【0039】図2にこの実施の形態2によるレーダ装置
の概略構成図を示す。同図において、13はA/D変換
器10−1〜10−(N+1)の出力を受けて、これら
出力のうちで最大の振幅のものを検出する振幅比較器で
ある。他の構成要素、1ないし10は図1のものと同一
である。
【0040】この実施の形態2のレーダ装置では、振幅
比較器13によりビデオ信号の振幅比較を行い、最も強
大なクラッタが入力されていると考えられる、最大振幅
を示すレンジゲート回路7−iの情報をレンジゲート選
別回路11へ入力する。この結果を受けて、レンジゲー
ト選別回路11は、最大振幅を示すレンジゲート回路7
−iにクラッタ除去フィルタ8を挿入し、それ以外のレ
ンジゲート回路7には挿入しないようにN個のスイッチ
回路12−1〜12−Nを制御する。図10に示すよう
に直下クラッタの強度が最大であるので、実施例1と同
様に動作する。
【0041】以上のように、この実施の形態2によって
も従来技術と比較してクラッタ除去性能は同等で、クラ
ッタ除去フィルタ8の数の少ない、つまり装置規模の小
さいレーダ装置を得ることができる。
【0042】発明の実施の形態3.発明の実施の形態1
では、レンジゲート数Nと同等の数の位相検波器9−1
〜9−N及びA/D変換器10−1〜10−Nを使用し
ているが、図3に示すようにレンジゲート合成回路14
を設け、クラッタ除去フィルタ8を挿入しないレンジゲ
ート信号をひとつに合成するようにしてもよい。
【0043】これにより、位相検波器9をそれぞれ合計
2個に減らすとともに、A/D変換器10を合計2個に
減らすことができるので、発明の実施の形態1で得られ
る効果に加えて更に装置規模の小型化を図ることができ
る。
【0044】発明の実施の形態4.発明の実施の形態1
〜発明の実施の形態3ではクラッタ除去フィルタ8は1
個であったが、複数個のクラッタ除去フィルタ8−1〜
8−kを用いてもよい。この実施の形態4の構成を図4
に示す。同図において、15は複数(k個)のクラッタ
除去フィルタ8−1〜8−kと、信号分配器16から成
るクラッタ除去フィルタボックスである。クラッタ除去
フィルタ8の個数は、レンジゲート回路7の個数より少
ない、つまりN>kであるものとする。信号分配器16
は、レンジゲート選別回路11のからのN個の出力線の
うちのk個の出力を選択してクラッタ除去フィルタ8−
1〜8−kに出力する。このように、レンジゲート選別
回路11のスイッチ回路12−1〜12−Nと信号分配
器16とにより、レンジゲート回路7−1〜7−NのN
個の出力からk個の出力が選択される。
【0045】次に発明の実施の形態4が他の発明の実施
の形態と異なる点について説明する。母機高度情報がレ
ンジゲート選別回路11へ入力されると、(高度)=
(距離)となるレンジゲート及びその近傍±k/2個の
範囲のレンジゲートからの信号がフィルタボックス15
へ入力されるようにスイッチ回路12を制御する。kは
N以下の任意の数であるが、レーダ装置の実際の運用状
況等により定められる。その後は発明の実施の形態1と
同様に動作する。フィルタボックス15へ入力されたk
個の信号はクラッタ除去フィルタ8を通り、それ以外の
(N−k)個の信号は直接それぞれに接続されている位
相検波器9及びA/D変換器10を経て、後段の信号処
理部等へ入力される。
【0046】このようにクラッタ除去フィルタ8を複数
使用した場合、発明の実施の形態1〜発明の実施の形態
3より装置規模が多少大きくなるが、クラッタが広範囲
にわたって存在する場合や、レンジゲートをより細かく
することによりクラッタの強大な信号が複数のレンジゲ
ートに入力された場合など、クラッタ除去フィルタ1個
では十分に除去されないクラッタを効果的に除去するこ
とができる。加えて、従来のものと比べクラッタ除去フ
ィルタ8が少なくなる分、装置規模の小型化を図ること
ができる。
【0047】発明の実施の形態5.発明の実施の形態4
において、アンテナ方位情報によりクラッタ除去フィル
タボックス15へ入力する信号の数kを増減するように
制御してもよい。この実施の形態5の構成を図5に示
す。以下、発明の実施の形態4と異なる点につき説明す
る。
【0048】アンテナの方位についての情報は、フィル
タ挿入レンジゲート数制御回路17aへ入力される。フ
ィルタ挿入レンジゲート数制御回路17aでは、アンテ
ナの方位によりクラッタ除去フィルタボックス15へ入
力するレンジゲートの数をa個(0≦a≦k)と決定す
る。この数は、アンテナ1が地面のほうを向いている場
合、つまり、入力されるクラッタの強度が強くなると考
えられる場合には多く(最大k個)、アンテナ1が空中
へ向いている場合、つまり、入力されるクラッタの強度
が弱くなると考えられる場合には小さく(最小0個)な
るように設定される。フィルタ挿入レンジゲート数制御
回路17aの出力信号はレンジゲート選別回路11へ入
力され、この制御信号にしたがって、a個のスイッチ回
路12がクラッタ除去フィルタボックス15へ信号を入
力するように動作する。クラッタ除去フィルタボックス
15を挿入されるレンジゲートは、(距離)=(高度)
となるレンジゲート及びその近傍±a/2個のレンジゲ
ートである。
【0049】フィルタを挿入するレンジは処理を別に行
う必要があるため、その数をできるだけ限定したほうが
処理速度を速くできる。本発明の実施の形態5のように
フィルタを挿入するレンジ数を制御することにより、発
明の実施の形態4で得られる効果に加えて処理速度を速
くできるという効果が得られる。
【0050】発明の実施の形態6.発明の実施の形態5
において、アンテナ方位情報によりクラッタ除去フィル
タボックス15へ入力する信号の数を増減するように制
御していたが、母機姿勢情報を用いて同様の制御を行う
ようにしてもよい。この実施の形態6の装置の構成を図
6に示す。同図において、フィルタ挿入レンジゲート数
制御回路17bは、母機姿勢情報に基づきクラッタ除去
フィルタボックス15へ入力するレンジゲート数を制御
する。
【0051】母機姿勢情報は、航空機に搭載された図示
しない装置により出力される。母機姿勢によってもアン
テナの向きが変わるので、実施の形態5の場合と同様の
制御が可能になる。この場合は、アンテナが地面の方へ
向くような機体の姿勢となる場合にはクラッタ除去フィ
ルタボックス15へ入力するレンジゲート数を多くする
ように(最大k個)、逆にアンテナが空中へ向くような
機体の姿勢となる場合には少なくするように(最小0
個)制御する。本発明の実施の形態6においても発明の
実施の形態5と同様、処理速度を速くできる効果を得る
ことができる。なお、この実施の形態6はアンテナが固
定されているときにも適用できる。
【0052】発明の実施の形態7.発明の実施の形態5
と発明の実施の形態6とを組み合わせてもよい。すなわ
ち、図7に示すように、アンテナ方位情報及び母機姿勢
情報を用いてクラッタ除去フィルタボックス15へ入力
する信号の数を増減するフィルタ挿入レンジゲート数制
御回路17cを備えるようにしてもよい。
【0053】この発明の実施の形態7は特にアンテナ1
が可動式である場合に有効である。アンテナ1が地面の
方向を向き、かつ、アンテナ1が地面を向くような母機
姿勢をとる場合、つまり、入力されるクラッタの強度が
強くなると考えられる場合には、クラッタ除去フィルタ
15へ入力されるレンジゲートを多くし(最大k個)、
アンテナ1が空中を向き、かつ、アンテナ1が空中へ向
くような母機姿勢の場合、つまり、入力されるクラッタ
の強度が弱くなると考えられる場合には小さく(最小0
個)なるように設定される。また、クラッタ除去フィル
タボックス15へ入力されるレンジゲートは、(距離)
=(高度)となるレンジゲート及びその近傍±a/2個
のレンジゲートである。本発明の実施の形態7において
も発明の実施の形態5と同様に、処理速度を速くできる
効果を得ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
信号を距離ごとの複数のレンジゲート信号に分配するレ
ンジゲートバンク回路と、上記複数のレンジゲート信号
のうちの一部の信号を選択して第2の信号として出力す
るとともに、選択されなかった信号を第1の信号として
出力するレンジゲート選別回路と、上記第2の信号に含
まれる不要信号を除去するクラッタ除去フィルタと、上
記第1の信号を検波する第1の位相検波器と、上記クラ
ッタ除去フィルタの出力信号を検波する第2の位相検波
器とを備えたので、クラッタ除去性能を低下させずにク
ラッタ除去フィルタの数を少なくするように構成できて
装置規模を小型化でき、さらに、装置が安価にできると
いう効果が得られる。
【0055】また、この発明によれば、上記第1の信号
を合成するレンジゲート合成回路を備え、上記第1の位
相検波器が、上記レンジゲート合成回路の出力信号を検
波するので、クラッタ除去フィルタが挿入されなかった
レンジゲートの信号の数を減らしたので、第1の位相検
波器の数が少なくなり、装置規模の小型化を図ることが
でき、さらに、装置が安価にできるという効果が得られ
る。
【0056】また、この発明によれば、上記レンジゲー
ト選別回路が、レーダ装置が搭載される航空機からの高
度情報に基づき上記複数のレンジゲート信号から1つの
レンジゲート信号を選択して、上記第2の信号として出
力するので、最も強大な不要信号(クラッタ)が入力さ
れる、レンジ(距離)と高度が等しくなるレンジゲート
にクラッタ除去フィルタを挿入し、クラッタ除去性能を
ほとんど低下させずにクラッタ除去フィルタの数を減ら
すことができる。
【0057】また、この発明によれば、上記第1の位相
検波器の出力の振幅を比較する振幅比較器を備え、上記
レンジゲート選別回路は、上記振幅比較器の出力に基づ
き上記複数のレンジゲート信号から1つのレンジゲート
信号を選択して、上記第2の信号として出力するので、
最も強大なクラッタが入力されている、最大振幅を示す
レンジゲートにクラッタ除去フィルタを挿入し、クラッ
タ除去性能をほとんど低下させずにクラッタ除去フィル
タの数を減らすことができる。
【0058】また、この発明によれば、上記複数のレン
ジゲート信号の数をNとし、上記第2の信号の数をkと
し、N>kであるとし、上記レンジゲート選別回路が
は、選択された1つのレンジゲート信号に加えて、この
近傍のレンジゲート信号を選択し、これらk個のレンジ
ゲート信号を上記第2の信号として出力するので、クラ
ッタ除去フィルタを、複数のレンジゲート信号回路の数
より少数だが複数個設け、クラッタ除去フィルタを挿入
するレンジゲート数を多くできる。これにより、クラッ
タ等が広範囲にわたって存在する場合に、クラッタ除去
フィルタが1個では十分に除去されないクラッタを効果
的に除去することができる。
【0059】また、この発明によれば、選択されるレン
ジゲート信号の数a個をk>aの範囲において可変にす
ることにより、上記第2の信号の数を制御するフィルタ
挿入レンジゲート数制御回路を備えたので、クラッタ除
去フィルタを複数個用いる場合において、アンテナ方位
情報あるいは母機姿勢情報によりクラッタ除去フィルタ
を挿入するレンジゲート数を制御することにより、処理
速度の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1のレーダ装置の機能ブロ
ック図である。
【図2】 発明の実施の形態2のレーダ装置の機能ブロ
ック図である。
【図3】 発明の実施の形態3のレーダ装置の機能ブロ
ック図である。
【図4】 発明の実施の形態4のレーダ装置の機能ブロ
ック図である。
【図5】 発明の実施の形態5のレーダ装置の機能ブロ
ック図である。
【図6】 発明の実施の形態6のレーダ装置の機能ブロ
ック図である。
【図7】 発明の実施の形態7のレーダ装置の機能ブロ
ック図である。
【図8】 従来のレーダ装置の機能ブロック図である。
【図9】 運用状況の一例を表わす図である。
【図10】 図9の運用状況における各信号の様子を表
した図である。
【図11】 クラッタ除去フィルタをビデオ信号が通過
した場合に距離情報が失われる様子を示すモデル図であ
る。
【符号の説明】
1 送受信アンテナ、2 送信機、3 送受切換回路、
4 ミクサ回路、5STALO(Stable Loc
al Oscillator)、6 レンジゲートバン
ク回路、7 レンジゲート回路、8 クラッタ除去フィ
ルタ、9 位相検波器、10 A/D変換器、11 レ
ンジゲート選別回路、12 スイッチ回路、13 振幅
比較器、14 レンジゲート合成回路、15 クラッタ
除去フィルタボックス、16 信号分配器、17 フィ
ルタ挿入レンジゲート数制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−43453(JP,A) 特開 平5−281344(JP,A) 特開 平5−34444(JP,A) 特開 昭64−72090(JP,A) 特開 平5−45449(JP,A) 特開 平2−27283(JP,A) 特開 平2−71185(JP,A) 特開 平7−77573(JP,A) 実開 平5−14964(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機に搭載されるレーダ装置におい
    て、 受信信号を距離ごとの複数のレンジゲート信号に分配す
    るレンジゲートバンク回路と、上記複数のレンジゲート
    信号のうちの一部の信号を選択して第2の信号として出
    力するとともに、選択されなかった信号を第1の信号と
    して出力するレンジゲート選別回路と、上記第2の信号
    に含まれる不要信号を除去するクラッタ除去フィルタ
    と、上記第1の信号を検波する第1の位相検波器と、上
    記クラッタ除去フィルタの出力信号を検波する第2の位
    相検波器とを備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の信号を合成するレンジゲート
    合成回路を備え、上記第1の位相検波器は、上記レンジ
    ゲート合成回路の出力信号を検波することを特徴とする
    請求項1記載のレーダ装置。
  3. 【請求項3】 上記レンジゲート選別回路は、レーダ装
    置が搭載される航空機からの高度情報に基づき上記複数
    のレンジゲート信号から1つのレンジゲート信号を選択
    して、上記第2の信号として出力することを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の位相検波器の出力の振幅を比
    較する振幅比較器を備え、 上記レンジゲート選別回路は、上記振幅比較器の出力に
    基づき上記複数のレンジゲート信号から1つのレンジゲ
    ート信号を選択して、上記第2の信号として出力するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレーダ装
    置。
  5. 【請求項5】 上記複数のレンジゲート信号の数をNと
    し、上記第2の信号の数をkとし、N>kであるとし、
    上記レンジゲート選別回路は、選択された1つのレンジ
    ゲート信号に加えて、この近傍のレンジゲート信号を選
    択し、これらk個のレンジゲート信号を上記第2の信号
    として出力することを特徴とした請求項3又は請求項4
    記載のレーダ装置。
  6. 【請求項6】 選択されるレンジゲート信号の数a個を
    k>aの範囲において可変にすることにより、上記第2
    の信号の数を制御するフィルタ挿入レンジゲート数制御
    回路を備えたことを特徴とする請求項5記載のレーダ装
    置。
  7. 【請求項7】 上記フィルタ挿入レンジゲート数制御回
    路は、レーダ装置のアンテナの方位情報に基づきフィル
    タを挿入するレンジゲート数aを決定することを特徴と
    する請求項6記載のレーダ装置。
  8. 【請求項8】 上記フィルタ挿入レンジゲート数制御回
    路は、レーダ装置が搭載される航空機からの母機姿勢情
    報に基づきフィルタを挿入するレンジゲート数aを決定
    することを特徴とする請求項6記載のレーダ装置。
  9. 【請求項9】 上記フィルタ挿入レンジゲート数制御回
    路は、レーダ装置のアンテナ方位情報およびレーダ装置
    が搭載される航空機からの母機姿勢情報に基づきフィル
    タを挿入するレンジゲート数aを決定することを特徴と
    する請求項6記載のレーダ装置。
JP01416296A 1996-01-30 1996-01-30 レーダ装置 Expired - Fee Related JP3162284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01416296A JP3162284B2 (ja) 1996-01-30 1996-01-30 レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01416296A JP3162284B2 (ja) 1996-01-30 1996-01-30 レーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09211118A JPH09211118A (ja) 1997-08-15
JP3162284B2 true JP3162284B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=11853461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01416296A Expired - Fee Related JP3162284B2 (ja) 1996-01-30 1996-01-30 レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3162284B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09211118A (ja) 1997-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1151763A (en) Steerable null antenna processor with gain control
EP0987561A2 (en) Holographic radar
EP1901087A1 (en) Distributed and cable reduced TCAS
AU2005332959B2 (en) Reducing antenna boresight error
WO1996008085A3 (en) Rfi suppression circuit and method
EP0846272B1 (en) Air traffic advisory system bearing estimation receiver
EP0110260A1 (en) Pulse radar apparatus
US5200753A (en) Monopulse radar jammer using millimeter wave techniques
US5087917A (en) Radar system
JPS6024472A (ja) レ−ダ装置
JP3162284B2 (ja) レーダ装置
CN217846611U (zh) 雷达传感器及电子设备
EP0052532B1 (en) Squelch system for use in a multiple carrier am communications systems receiver
JP3113148B2 (ja) レーダ装置
JP3199892B2 (ja) レーダ装置
JP2812319B2 (ja) アクティブ・フェイズト・アレイ・レーダの位相校正装置
JPH0968571A (ja) 捜索レーダ装置
US5138323A (en) Method and apparatus for providing optimum radar elevation patterns at long and short ranges
JP4736172B2 (ja) レーダの信号処理回路
JPH09127241A (ja) レーダ装置
JP2551301B2 (ja) フェーズドアレー空中線の監視装置
JPH08146119A (ja) レーダ装置
JP2003194926A (ja) レーダ信号処理装置及びレーダ信号処理方法
JP2001166037A (ja) 電子戦システム
CN101923156B (zh) 脉冲检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees