JP3162282U - 発光ダイオード - Google Patents
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Abstract
【課題】広い照明範囲を有し、輝度が高い発光ダイオードを提供する。【解決手段】光源本体1および反射層2から構成される。光源本体1には、外部に光線を投射する発光面11を有し、発光面11と反対の他方の表面上に、予め設けられた回路モジュールが電気的にそれぞれ接続される複数の電極ピン12が配置されることにより、発光ダイオードが必要とする電源および制御プログラムが提供される。光源本体1の発光面11の上方には、反射層2が接合される。反射層2は、少なくとも3層以上の複数の反射体21からなり、各反射体21は、それぞれ形状が異なり、各反射体21の表面には、傾斜角度の異なる反射面がそれぞれ設けられる。光線が反射層2に透過および反射されることにより、発光ダイオードの照明範囲を拡大し、輝度を高めることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、発光ダイオードに関し、特に、多段式の反射層を有する構造により、光源本体(発光ダイオード)が光線を投射する範囲を拡大し、輝度を高め、良好な照明効果を達成する発光ダイオードに関する。
電球が発明されて以来、蛍光灯から、さらには省エネ電球と、照明灯具の形態は変化し、様々な照明効果を生成できるようになった。しかし、各種の灯具は、使用するとき、多くの電気を消費する上、特に、照明に使用される灯具は、何れも、体積が大きい。また、使用寿命が短いため、頻繁に交換する必要がある。また、交換した後の灯具は、処理が非常に面倒である。特に、ガラス製のケーシングは、壊れやすい上、周辺の物品または人員に傷を負わせる危険があるため、回収処理するとき、時間を掛けて解体する必要がある。現在、時代の潮流、環境保護意識の台頭、省エネおよび二酸化炭素排出量削減の観点から、エネルギーを多く消費し、効果が優れない製品は、除々に淘汰されている。
そこで、発光ダイオード(LED)が、電球、灯管、省エネ電球などの従来の照明灯に代わって使用されている。発光ダイオードの消費電力が少ない、発熱量が少ない、使用寿命が長いといった特徴から、発光ダイオードが使用された新しい形態の照明灯具が従来の照明灯具に代わって各種の照明に使用されている。
図12、図13および図14を参照する。図12は、従来の発光ダイオードを示す斜視図である。図13は、従来の発光ダイオードの光線の投射範囲を示す図である。図14は、従来の発光ダイオードの光線の投射角度を示す図である。従来の発光ダイオードAは、封止成形された後、発光ダイオードAの発光チップA1の外部に、平面状または円柱形の透光層A2が成形される。これにより、発光チップA1から投射された光線は、透光層A2から外部に投射される。しかし、従来の発光ダイオードAは、実際に使用するとき、以下に示す多くの欠点を有する。
1.従来の発光ダイオードAの発光特性は、中央の光線が周囲に拡散し(図13を参照)、発光ダイオードの照射面積が狭いため、照明効果に劣る。また、可視距離が短く、可視面積が小さい(図14を参照)。
2.大きな面積の照明範囲を形成する場合、通常、複数の発光ダイオードを使用され、大量の発光ダイオードを発光させて集光する。しかし、これにより、多くのエネルギーが消費されるため、省エネおよび二酸化炭素排出量削減を達成することができず、経済効果に優れない。
2.大きな面積の照明範囲を形成する場合、通常、複数の発光ダイオードを使用され、大量の発光ダイオードを発光させて集光する。しかし、これにより、多くのエネルギーが消費されるため、省エネおよび二酸化炭素排出量削減を達成することができず、経済効果に優れない。
そこで、従来の発光ダイオードの輝度が不均一であり、照射範囲が狭く、照明効果に優れないという欠点を如何に解決するかは、当業者の目標であった。
そこで、本考案の考案者は、上述の従来技術の欠点に鑑み、関連資料を収集し、当該業界における長年の経験に基づき、幾度もの試作および修正を行った結果、ついに、均一に発光し、照明範囲を拡大することができる発光ダイオードを案出した。
本考案の第1の目的は、光源本体は、一方の表面に、外部に光線を投射する発光面を有し、発光面と反対の他方の表面上に、予め設けられた回路モジュールが電気的にそれぞれ接続される複数の電極ピンが配置されることにより、発光ダイオードが必要とする電源および制御プログラムが提供され、光源本体の発光面の上方には、形状がそれぞれ異なり、表面に傾斜角度がそれぞれ異なる反射面を有する少なくとも3層以上の反射体からなる反射層が接合されることにより、光線を透過および反射させ、それにより、照明範囲を拡大し、輝度を高めることができる発光ダイオードを提供することにある。
本考案の第2の目的は、発光ダイオードの反射層は、少なくとも3層以上の反射体からなり、上部反射体は、円錐状であり、中間層反射体は、円錐柱状であり、底部反射体は、円柱状であり、光源本体から投射された光線(0度〜±90度)を、段階に分けて外部に投射し、円錐状である上部反射体は、0度〜±20度の一部の光線を反射し、円錐柱状である中間層反射体は、21度〜±50度の一部の光線を反射し、円柱状である底部反射体は、51度〜±90度の一部の光線を反射する発光ダイオードを提供することにある。
本考案の第3の目的は、反射層の上部反射体と中間層反射体と底部反射体とは、それぞれ異なる形状および傾斜角度に設計され、上部反射体は、円錐状であり、底面と外側の斜面との間の挟角は、約60度であり、中間層反射体の外部の傾斜表面の角度と、垂直基準線と、の間の挟角は、約13度〜25度であり、底部反射体は、円柱状であり、外部の表面は、垂直であるか、或いは、0度〜8度の傾斜を有する形状であり、反射層の外部には、研磨処理が行われることにより、良好な光線透過および反射効果を達成することができる発光ダイオードを提供することにある。
本考案の第2の目的は、発光ダイオードの反射層は、少なくとも3層以上の反射体からなり、上部反射体は、円錐状であり、中間層反射体は、円錐柱状であり、底部反射体は、円柱状であり、光源本体から投射された光線(0度〜±90度)を、段階に分けて外部に投射し、円錐状である上部反射体は、0度〜±20度の一部の光線を反射し、円錐柱状である中間層反射体は、21度〜±50度の一部の光線を反射し、円柱状である底部反射体は、51度〜±90度の一部の光線を反射する発光ダイオードを提供することにある。
本考案の第3の目的は、反射層の上部反射体と中間層反射体と底部反射体とは、それぞれ異なる形状および傾斜角度に設計され、上部反射体は、円錐状であり、底面と外側の斜面との間の挟角は、約60度であり、中間層反射体の外部の傾斜表面の角度と、垂直基準線と、の間の挟角は、約13度〜25度であり、底部反射体は、円柱状であり、外部の表面は、垂直であるか、或いは、0度〜8度の傾斜を有する形状であり、反射層の外部には、研磨処理が行われることにより、良好な光線透過および反射効果を達成することができる発光ダイオードを提供することにある。
上述の課題を解決するため、請求項1の考案は、多段式の反射層を有する発光ダイオードの構造であって、発光ダイオードは、光源本体および反射層から構成され、光源本体は、一方の表面上に、外部に光線を投射する発光面を有し、発光面と反対の他方の表面上に、予め設けられた回路モジュールが電気的にそれぞれ接続される複数の電極ピンが配置され、反射層は、少なくとも3層以上の形状がそれぞれ異なる複数の反射体からなり、光源本体の発光面の上方に接合され、各反射体の表面には、傾斜角度がそれぞれ異なり、光線を透過および反射する反射面が設けられることを特徴とする発光ダイオードの構造である。
請求項2の考案は、光源本体は、表面実装型(SMT)の発光ダイオード、スルーホール型(Through hole)の発光ダイオード、発光ダイオードチップ、有機発光ダイオード(OLED)などの発光体であることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造である。
請求項3の考案は、反射層は、ポリカーボネート(Polycarbonate:PC)、ポリメタクリル酸メチル(アクリル、Polymethylmethacrylate:PMMA)、シリコン(Silicone)、COC(型番E480R)などの熱可塑性の光学材料から製造されることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造である。
請求項4の考案は、反射層は、少なくとも3層以上の形状がそれぞれ異なる複数の反射体から構成され、複数の反射体は、上部反射体、少なくとも1つ以上の中間層反射体および底部反射体を含み、光源本体の発光面上に積層固定されることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造である。
請求項5の考案は、上部反射体は、円錐状であり、光源本体の発光面から投射される光線(0度〜±90度)の一部(0度〜±20度)の光線を屈折させて外部に投射することを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造である。
請求項6の考案は、円錐状の上部反射体の底面の長さは、光源本体の幅と同一であり、底面と両側の斜面との間の各内角は、約60度(60±5度の範囲内)の挟角であることを特徴とする請求項5記載の発光ダイオードの構造である。
請求項7の考案は、中間層反射体は、円錐柱状であり、光源本体の発光面から投射される光線(0度〜±90度)の一部(±21度〜±50度)の光線を屈折させて外部に投射したり、上部反射体に直射および反射したりすることを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造である。
請求項8の考案は、中間層反射体の外部は、傾斜表面を有し、傾斜表面と垂直基準線との間の挟角は、約13度〜25度であることを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造である。
請求項9の考案は、底部反射体は、円柱状であり、光源本体の発光面から投射される光線(0度〜±90度)の一部(±51度〜±90度)の光線を屈折させて外部に投射したり、中間層反射体および上部反射体に直射および反射したりすることを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造である。
請求項10の考案は、底部反射体の外表面は、0度の垂直状であるか、或いは、約0度〜8度の範囲で内側に傾斜することを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造である。
請求項11の考案は、反射層の底部は、光源本体の発光面上に貼設されるか、或いは、光源本体の発光面との間に適当な隙間が形成されることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造である。
本考案の発光ダイオードの構造は、光源本体の発光面の上方に外形および傾斜角度がそれぞれ異なる複数の反射体からなる反射層が接合される。光源本体の発光面から投射された光線が反射層を透過して外部に投射されることにより、発光ダイオードの照明範囲を拡大し、照明輝度を均一にすることができる。
本考案の目的、特徴および効果を示す実施形態を図面に沿って詳細に説明する。
図1〜図4を参照する。図1は、本考案の一実施形態による発光ダイオードを示す分解斜視図である。図2は、本考案の一実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図3は、本考案の一実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図4は、本考案の一実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図1〜図4から分かるように、本考案の発光ダイオード(LED)は、光源本体1および反射層2から構成される。
光源本体1は、発光ダイオードチップとすることができ、上部の一方の表面は、発光面11を有する。発光面11と反対の他方の表面には、複数の電極ピン12が配置される。
反射層2は、少なくとも3層以上の反射体21からなる。複数の反射体21は、上部反射体211、少なくとも1つ以上の中間層反射体212および底部反射体213を含み、一体に積層される。
上述の各部材を組み立てるとき、光源本体1の発光面11の上方に、反射層2の底面22を位置合わせして組み合わせる。これにより、光源本体1の発光面11から外部に投射された光線は、反射層2中に投射され、反射層2の上部反射体211、中間層反射体212および底部反射体213からなる反射体21によって反射および屈折し、外部に様々な角度に投射される。以上の構造により、本実施形態による発光ダイオードが構成される。
光源本体1は、表面実装型(SMT)の発光ダイオード、スルーホール型(Through hole)の発光ダイオード、発光ダイオードチップ、有機発光ダイオード(OLED)などの発光体とすることができる。
上述の複数の反射体21中の上部反射体211は、円錐状である。円錐状の上部反射体211の底部と外側の斜面との間の挟角θ1およびθ2は、約60度(60度±5度の範囲内)である。また、円錐状の上部反射体211の直径は、光源本体1の発光面11の幅と同一の長さである。
少なくとも1つ以上の中間層反射体212は、円錐柱状である。中間層反射体212の上面は、上部反射体211の底面と接合される。中間層反射体212の傾斜角度は、上部反射体211の傾斜角度とは異なる。中間層反射体212の外部の傾斜表面2121と垂直基準線との間の挟角αは、約13度〜25度の範囲である。
底部反射体213は、円柱状である。底部反射体213の上面は、中間層反射体212の底面と接合される。底部反射体213の外表面2131は、垂直状であるか、或いは、内側に適当な角度傾斜した形状とすることができる。即ち、挟角βは、垂直状である0度か、或いは、0度〜8度の僅かに傾斜した形状とすることができる。
上部反射体211、中間層反射体212および底部反射体213を含む複数の反射体21からなる反射層2の外部は、研磨処理が行われることにより、良好な光線透過および反射効果を有する。
上述の反射層2の複数の反射体21は、ポリカーボネート(Polycarbonate:PC)、ポリメタクリル酸メチル(アクリル、Polymethylmethacrylate:PMMA)、シリコン(Silicone)、COC(型番E480R)などの熱可塑性の光学材料から製造される。
図2〜図6を参照する。図2は、本考案の一実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図3は、本考案の一実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図4は、本考案の一実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図5は、本考案の一実施形態による発光ダイオードを示す側面図である。図6は、本考案の一実施形態による発光ダイオードを示す側面図である。図2〜図6から分かるように、本考案の発光ダイオードの光源本体1の発光面11から投射される光線の範囲は、0度〜±90度とすることができる。
光源本体1の発光面11から投射された光線は、反射層2の複数の反射体21に投射されたとき、上部反射体211は、光源本体1の発光面11から投射される光線の一部(0度〜±20度)の光線を直接外部に投射したり、屈折させて外部に投射したりする。
中間層反射体212は、光源本体1の発光面11から投射される光線の一部(±21度〜±50度)の光線を直接外部に投射したり、屈折させて外部に投射したりする。また、光線を上部反射体211に反射した後、外部に投射することもできる。
底部反射体213は、光源本体1の発光面11から投射される光線の一部(±51度〜±90度)の光線を直接外部に投射したり、屈折させて外部に投射したりする。また、光線を中間層反射体212および上部反射体211に反射した後、外部に投射することもできる。
反射層2の複数の反射体21は、それぞれ異なる傾斜角度を有するため、光源本体1が反射層2内に光線を投射したとき、光線は、幾何光学中のスネルの法則に基づいて進行する。
入射光線が第1の媒質から、第1の媒質と第2の媒質との境界面に入射したとき、入射角α、反射角βおよび屈折角γが形成される。全反射条件を満たす場合、入射光線は、第1の媒質と第2の媒質との境界面に到達したとき、直接反射して反射光線が生成され、入射光線を第2の媒質中に進入させることができない。全反射条件を満たさない場合、スネルの法則に従い、入射光線は、第1の媒質から進入した後、屈折して第2の媒質中に進入し、第2の媒質を透過して外部に向かって屈折光線が生成される。
従って、反射層2の複数の反射体21に、光源本体1の発光面11から光線が投射されたとき、光線は、底部反射体213に進入した後、一部(±51度〜±90度の間)が底部反射体213から外部に投射される。他の光線は、中間層反射体212に進入した後、一部(±21度〜±51度の間)が外部に投射される。他の光線は、上部反射体211に進入した後、一部(±0度〜±20度の間)が外部に投射される。さらに、他の屈折光線が外部に均一に投射されることにより、広範囲の照射を達成することができる。
図5〜図8を参照する。図5は、本考案の一実施形態による発光ダイオードを示す側面図である。図6は、本考案の一実施形態による発光ダイオードを示す側面図である。図7は、本考案の他の実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図8は、本考案の他の実施形態による発光ダイオードの反射層を示す側面図である。図5〜図8から分かるように、本考案の発光ダイオードの反射層2の外形は、円錐状、三角錐状、四角錐状または四角以上の錐状体とすることができる。反射層2の外表面には、複数の反射面23が形成されることにより、良好な光線反射効果を達成することができる(図7を参照)。反射層2の底面22は、光源本体1の発光面11上に直接貼設される(図6を参照)か、或いは、発光面11との間に隙間が設けられる(図5を参照)。光源本体1および反射層2が灯具の回路基板上に位置決めされることにより、灯具の照射面積を増大し、輝度を高める効果が達成される。
反射層2の複数の反射体21の上部反射体211と底部反射体213との間には、複数の中間層反射体212が配置される(図8を参照)。各中間層反射体212の外部には、それぞれ異なる傾斜角度が設けられる。各中間層反射体212は、上部反射体211と底部反射体213との間に配置され、各接合表面は、同一の寸法であり、互いに強固に接合される。複数の中間層反射体212が上部反射体211および底部反射体213と整った状態で接合されることにより、反射体21が構成され、有効に光線を反射する。
図5、図6および図9〜図11を参照する。図5は、本考案の一実施形態による発光ダイオードを示す側面図である。図6は、本考案の一実施形態による発光ダイオードを示す側面図である。図9は、本考案の発光ダイオードの光線の投射範囲を示す図表である。図10は、本考案の発光ダイオードの光線の投射角度を示す図表である。図11は、本考案の発光ダイオードの応用例を示す分解斜視図である。図5、図6および図9〜図11から分かるように、本考案の発光ダイオードは、光源本体1の発光面11から光線が生成された後、その光線が反射層2に進入して外部に反射するとき、上部反射体211、中間層反射体212、底部反射体213などを透過する。これにより、光線が屈折して外部に拡散されたり、中央部分から直接外部に投射されたり、中央から両側に拡散されたりすることにより、大きな面積の照射範囲が形成される。また、反射体21は、上部が、円錐状の上部反射体211であり、中間部が、垂直基準線から約13度〜25度外側に傾斜した円錐柱状の中間層反射体212であり、底部が、外部が約0度〜8度内側に傾斜した円柱状の底部反射体213である。これにより、光源本体1の発光面11から投射された光線が、様々な形状である上、様々な傾斜角度を有する複数の反射体21中に透過されることにより、直射光、屈折光および反射光が生成される。これにより、光線の照射範囲内の光線輝度は、非常に均一なものとなり、輝度の高い光線が中央に集中して周囲がぼやけた状態になることがなく、高輝度発光ダイオード3の照明効果を有効に高めることができる。従って、照明灯具4に少数の高輝度発光ダイオード3を組み合わせるだけで、強力な照明光線を生成でき、広い照明面積を有する照明灯具4を構成することができる。即ち、高輝度発光ダイオード3の照明時の可視範囲を有効に拡大することができる上、照明の可視距離を延長することができる。
図11に示すように、光源本体1と反射層2とが接合されて構成される高輝度発光ダイオード3は、照明灯具4の回路モジュール41上に適当な数配置される。また、複数の高輝度発光ダイオード3および回路モジュール41は、共に、ベース42内に配置され、外部に透明外蓋43が接合される。これにより、複数の高輝度発光ダイオード3を利用して投射された光線は、高輝度であり、照射面積が広い。
以上の説明は、本考案の好適な実施形態を示したものであり、本考案の範囲を限定するものではない。本考案の発光ダイオードの構造は、光源本体1の発光面11の上方に反射層2が接合される。反射層2は、上部反射体211、中間層反射体212および底部反射体213を含む複数の反射体21からなる。形状、角度および寸法がそれぞれ異なる反射体21により、発光面11から投射された光線は、外部に拡散され、照明範囲内の輝度を均一にし、良好な照明効果を達成することができる。また、高輝度発光ダイオード3を使用する場合、少数の高輝度発光ダイオード3を使用するだけで、強力な光線を照射し、照射範囲を拡大することができる。ここで、前述の効果を達成することができる構造および装置は、すべて、本考案の範囲に含まれ、簡単な修飾および同等効果である構造の変更は、すべて、本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれる。
上述の本考案の発光ダイオードは、実際に使用するとき、下記の長所を有する。
(1)発光ダイオードの光源本体1から投射された光線は、反射層2の複数の反射体21によって反射されることにより、発光範囲が拡大され、照明輝度が強化され、照明範囲の中央部分と外周部分の輝度が同一となり、良好な照明効果を達成することができる。また、可視距離を延長し、可視面積を拡大することができる。
(2)少数の高輝度発光ダイオード3を使用するだけで、大きな発光面積を有し、照明範囲の広い照明を構成することができる。さらに、消費エネルギーが少ないため、省エネおよび二酸化炭素排出量削減を達成でき、経済的に優れる。
(2)少数の高輝度発光ダイオード3を使用するだけで、大きな発光面積を有し、照明範囲の広い照明を構成することができる。さらに、消費エネルギーが少ないため、省エネおよび二酸化炭素排出量削減を達成でき、経済的に優れる。
本考案の発光ダイオードの構造の主な特徴は、光源本体の発光面の上方に外形および傾斜角度がそれぞれ異なる複数の反射体からなる反射層が接合され、光源本体の発光面から投射された光線が反射層を透過して外部に投射されることにより、発光ダイオードの照明範囲を拡大し、照明輝度を均一にすることができる点にある。
ここで、以上の説明は、本考案の好適な実施形態を示すものであり、本考案の範囲を限定するものではない。従って、本考案の明細書および図面に記載の内容の簡単な修飾および同等効果である変更は、全て、本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれる。
以上の説明から分かるように、本考案の発光ダイオードは、使用するとき、その効果および目的を確実に達成できるものであり、実用性に優れた考案である。
1 光源本体
11 発光面
12 電極ピン
2 反射層
21 反射体
211 上部反射体
212 中間層反射体
2121 傾斜表面
213 底部反射体
2131 外表面
22 底面
23 反射面
3 高輝度発光ダイオード
4 照明灯具
41 回路モジュール
42 ベース
43 透明外蓋
A 発光ダイオード
A1 発光チップ
A2 透光層
11 発光面
12 電極ピン
2 反射層
21 反射体
211 上部反射体
212 中間層反射体
2121 傾斜表面
213 底部反射体
2131 外表面
22 底面
23 反射面
3 高輝度発光ダイオード
4 照明灯具
41 回路モジュール
42 ベース
43 透明外蓋
A 発光ダイオード
A1 発光チップ
A2 透光層
Claims (11)
- 多段式の反射層を有する発光ダイオードの構造であって、
前記発光ダイオードは、光源本体および反射層から構成され、
前記光源本体は、一方の表面上に、外部に光線を投射する発光面を有し、前記発光面と反対の他方の表面上に、予め設けられた回路モジュールが電気的にそれぞれ接続される複数の電極ピンが配置され、
前記反射層は、少なくとも3層以上の形状がそれぞれ異なる複数の反射体からなり、前記光源本体の発光面の上方に接合され、前記各反射体の表面には、傾斜角度がそれぞれ異なり、光線を透過および反射する反射面が設けられることを特徴とする発光ダイオードの構造。 - 前記光源本体は、表面実装型(SMT)の発光ダイオード、スルーホール型(Through hole)の発光ダイオード、発光ダイオードチップ、有機発光ダイオード(OLED)などの発光体であることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造。
- 前記反射層は、ポリカーボネート(Polycarbonate:PC)、ポリメタクリル酸メチル(アクリル、Polymethylmethacrylate:PMMA)、シリコン(Silicone)、COC(型番E480R)などの熱可塑性の光学材料から製造されることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造。
- 前記反射層は、少なくとも3層以上の形状がそれぞれ異なる複数の反射体から構成され、前記複数の反射体は、上部反射体、少なくとも1つ以上の中間層反射体および底部反射体を含み、前記光源本体の発光面上に積層固定されることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造。
- 前記上部反射体は、円錐状であり、前記光源本体の発光面から投射される光線(0度〜±90度)の一部(0度〜±20度)の光線を屈折させて外部に投射することを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造。
- 前記円錐状の上部反射体の底面の長さは、前記光源本体の幅と同一であり、前記底面と両側の斜面との間の各内角は、約60度(60±5度の範囲内)の挟角であることを特徴とする請求項5記載の発光ダイオードの構造。
- 前記中間層反射体は、円錐柱状であり、前記光源本体の発光面から投射される光線(0度〜±90度)の一部(±21度〜±50度)の光線を屈折させて外部に投射したり、前記上部反射体に直射および反射したりすることを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造。
- 前記中間層反射体の外部は、傾斜表面を有し、前記傾斜表面と垂直基準線との間の挟角は、約13度〜25度であることを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造。
- 前記底部反射体は、円柱状であり、前記光源本体の発光面から投射される光線(0度〜±90度)の一部(±51度〜±90度)の光線を屈折させて外部に投射したり、前記中間層反射体および前記上部反射体に直射および反射したりことを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造。
- 前記底部反射体の外表面は、0度の垂直状であるか、或いは、約0度〜8度の範囲で内側に傾斜することを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの構造。
- 前記反射層の底部は、前記光源本体の発光面上に貼設されるか、或いは、前記光源本体の発光面との間に適当な隙間が形成されることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの構造。
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