JP3162070U - 光制御式電源装置 - Google Patents

Abstract

【課題】環境の光強度変化に基づき電子機器のオンオフを制御する光制御式電源装置を提供する。
【解決手段】光制御式電源装置は、ケース、ケースに固定されて交流電源入力に用いられる複数の導電端子とケース内に取付けられた光制御回路を包含し、光制御回路はこれら導電端子に電気的に接続された電源回路ユニット、スイッチ回路ユニット、及び制御ユニットを包含し、スイッチ回路ユニットはリレーとリレー動作を制御する駆動回路を包含し、制御ユニットは電源回路ユニットの出力端に接続された光検出電源ユニット、光検出電源ユニットの出力端に接続された光検出ユニット及びスイッチ制御回路ユニットを包含し、スイッチ制御回路ユニットは光検出ユニットの出力端に接続され、スイッチ制御回路ユニットの出力端は駆動回路の入力端に接続される。
【選択図】図２

Description

本考案は一種の電源装置に係り、特に一種の光制御式電源装置に関する。

現実の生活中、ある電子電気機器例えばツリーライト、学校の教室用照明、街灯などは環境の光強度変化に応じてオンオフする必要がある。電源装置はプラグ、コネクタ、ソケット或いは分電器中に応用され得る。周知の電源装置は一般に、絶縁ケースと導電片で構成され、そのうち、一部は制御スイッチを有し、使用時に導電片を電源と接続させ、電源切断が必要な時は、導電片を抜き取るか或いは制御スイッチを切断する。

しかし、上述の電源装置には光制御機能がなく、使用時には、手動で電子電気機器のオンオフ制御をしなければならず、状況によっては電源を切断するタイミングが合わずに電力を浪費する。

本考案の目的は上述の周知の技術の不足に対して、環境光変化に基づき電子電気機器のオンオフを制御できる光制御式電源装置を提供することにある。

上述の目的を実現するため、本考案の光制御式電源装置は、ケースと、複数の導電端子と、光制御回路を包含する。これら複数の導電端子は該ケースに固定され、これら複数の導電端子は交流電源を入力するのに用いられる。該光制御回路は該ケース内に取付けられ、該光制御回路は、電源回路ユニット、スイッチ回路ユニット、及び制御ユニットを包含する。該電源回路ユニットの入力端はこれら導電端子と電気的に接続され、該電源回路ユニットは降圧器、整流器、電圧安定器、及びろ波器を包含する。該電圧安定器は第１トランジスタとフィードバック回路を包含し、該フィードバック回路は第１比較器を包含し、第１トランジスタのコレクタとエミッタが整流器出力端の間に電気的に接続され、第１トランジスタのベースは比較器の出力端と電気的に接続され、スイッチ回路ユニットは電源回路ユニットの出力端に電気的に接続され、該スイッチ回路ユニットはリレーと該リレーの動作を制御する駆動回路を包含する。該制御ユニットは光検出電源ユニット、光検出ユニット、及びスイッチ制御回路ユニットを包含する。光検出電源ユニットは電源回路ユニットの出力端に電気的に接続され、光検出ユニットは光検出電源ユニットの出力端に電気的に接続され、スイッチ制御回路ユニットは光検出ユニットの出力端に電気的に接続され、スイッチ制御回路ユニットの出力端は駆動回路の入力端に電気的に接続される。

本考案の光制御式電源装置は、スイッチ制御回路ユニットが光検出ユニットの光強度変化の電位信号を受け取って出力信号を駆動回路に提供してリレーを制御し、これにより被制御交流回路のオンオフを制御して電子電気機器のオンオフを制御する。

本考案の光制御式電源装置の実施例の構造表示図である。 図１の光制御式電源装置の光制御回路のブロック図である。 図２の光制御回路の原理図である。

本考案の技術内容、構造特徴、その達成する目的及び作用効果について、以下に実施例を挙げ並びに図面と組み合わせて詳細に説明する。

図１及び図２を参照されたい。本考案の光制御式電源装置１００は、ケース１と、複数の導電端子２と、光制御回路３を包含する。ケース１は通用のコネクタケースとされ、該ケース１の一側に透光孔４０が開設され、複数の導電端子２は該ケース１に固定されて交流電源を入力するのに用いられる。該光制御回路３は該ケース１内に取付けられる。

図２を参照されたい。該光制御回路３は、電源回路ユニット１０、スイッチ回路ユニット２０、及び制御ユニット３０を包含する。

図２及び図３を参照されたい。該電源回路ユニット１０の入力端はこれら導電端子２と電気的に接続され、該電源回路ユニット１０は、降圧器１１、整流器１２、電圧安定器１３、及びろ波器１４を包含する。電圧安定器１３は第１トランジスタＱ１とフィードバック回路１３１を包含し、該フィードバック回路１３１は第１比較器Ｕ１Ａと複数の抵抗Ｒ１１、Ｒ１２、Ｒ１３を包含する。抵抗Ｒ１１の一端は抵抗Ｒ１２の一端に接続され、抵抗Ｒ１１の別端は電源回路ユニット１０のプラス出力端ＶＣＣに接続され、抵抗Ｒ１２の別端は接地し、第１比較器Ｕ１Ａの同相入力端は抵抗Ｒ１１と抵抗Ｒ１２の間に接続され、第１比較器Ｕ１Ａの逆相入力端は標準電圧に接続される。第１トランジスタＱ１のコレクタとエミッタは整流器１２のプラス、マイナス出力端の間に電気的に接続され且つ整流器１２のマイナス出力端は接地し、第１トランジスタＱ１のベースは第１比較器Ｕ１Ａの出力端と電気的に接続される。

電源回路ユニット１０のプラス出力端ＶＣＣが設定値より高い時、第１比較器Ｕ１Ａは信号を第１トランジスタＱ１に伝送し、第１トランジスタＱ１は閉じた状態を呈し、このとき、整流器１２のプラス出力端は接地し、電源回路ユニット１０は電源出力を停止する。電源回路ユニット１０のプラス出力端ＶＣＣが設定値より低い時、第１比較器Ｕ１Ａは別の信号を第１トランジスタＱ１に伝送し、第１トランジスタＱ１は開いた状態となり、この時、整流器１２の出力電圧は正常に出力される。

図２と図３を参照されたい。上述のスイッチ回路ユニット２０は電源回路ユニット１０の出力端と電気的に接続される。該スイッチ回路ユニット２０はリレー２１と該リレー２１の動作を制御する駆動回路２２を包含する。該リレー２１は駆動回路２２の出力端と接続されて、被制御交流回路のオンオフを制御するのに用いられる。駆動回路２２は第２トランジスタＱ２を包含する。該第２トランジスタＱ２のコレクタとエミッタはリレー２１の入力端回路に接続され、第２トランジスタＱ２のベースは駆動回路２２の入力端に対応し、第２トランジスタＱ２は制御ユニット３０の伝送する信号を受けてオンオフ動作を行ない、リレー２１の動作を駆動し、これにより被制御交流回路のオンオフを制御して電子電気機器のオンオフを制御する。

図２、図３を参照されたい。上述の制御ユニット３０は、光検出電源ユニット３１、光検出ユニット３２、及びスイッチ制御回路ユニット３３を包含する。該光検出電源ユニット３１は電源回路ユニット１０の出力端に電気的に接続され、上述の標準電圧は光検出電源ユニット３１の出力電圧とされ、該光検出電源ユニット３１は分圧抵抗Ｒ６とツェナダイオードＤ３を包含する。分圧抵抗Ｒ６とツェナダイオードＤ３が電圧安定化回路を形成して光検出ユニット３２の必要とする電圧を提供する。分圧抵抗Ｒ６の一端はツェナダイオードＤ３と逆方向端に接続され、抵抗Ｒ６の別端は電源回路ユニット１０のプラス出力端ＶＣＣ部分に接続され、ツェナダイオードＤ３の正方向端は接地する。光検出ユニット３２はホトトランジスタＱ３と抵抗Ｒ７を包含し、ホトトランジスタＱ３と抵抗Ｒ７は直列に接続されてケース１の透光孔４０部分に並んで置かれる。ホトトランジスタＱ３のコレクタは光検出電源ユニット３１のプラス出力端に電気的に接続され、抵抗Ｒ７の一端は接地する。スイッチ制御回路ユニット３３と光検出ユニット３２の出力端は接続され、該スイッチ制御回路ユニット３３は第２比較器Ｕ１Ｂと複数の抵抗Ｒ３、Ｒ４、Ｒ５を包含する。抵抗Ｒ３と抵抗Ｒ４は直列に接続され、抵抗Ｒ３の一端は電源回路ユニット１０のプラス出力端ＶＣＣ部分に接続され、抵抗Ｒ４の一端は接地する。該第２比較器Ｕ１Ｂの同相端は抵抗Ｒ３と抵抗Ｒ４の間に接続されて、標準光強度を反映する電位信号Ｎ１を導入するのに用いられ、該第２比較器Ｕ１Ｂの逆相端はホトトランジスタＱ３のエミッタと抵抗Ｒ７の間に接続されて、光強度変化を反映する電位信号Ｎ２を導入するのに用いられる。スイッチ制御回路ユニット３３の第２比較器Ｕ１Ｂの出力端は駆動回路２２の入力端に電気的に接続される。

図１、図２及び図３を参照されたい。本考案の光制御式電源装置１００は交流電源を導入し、環境光強度が設定値より低い時、ホトトランジスタＱ３の抵抗値が非常に大きくなり、このとき、光検出ユニット３２の電位信号Ｎ２が標準電位信号Ｎ１より低くなり、第２比較器Ｕ１Ｂが信号を駆動回路２２に出力し、第２トランジスタＱ２部分を閉じた状態とし、リレー２１を駆動して吸着させ、被制御交流回路を導通させ、電子電気機器をオンする。ホトトランジスタＱ３が受信する環境光強度が設定値より高くなると、ホトトランジスタＱ３の抵抗値が小さくなり、このとき、光検出ユニット３２の電位信号Ｎ２は標準電位信号Ｎ１より高くなり、第２比較器Ｕ１Ｂは別の信号を駆動回路２２に出力し、第２トランジスタＱ２部分を切断状態となし、リレー２１を駆動し釈放させ、これにより被制御交流回路をオフし、電子電気機器をオフする。

総合すると、本考案の光制御式電源装置１００はスイッチ制御回路ユニット３３該光検出ユニット３２の光強度変化の信号を受けて、スイッチ制御回路ユニット３３の第２比較器Ｕ１Ｂが信号を駆動回路２２に送りリレー２１を制御し、これにより被制御交流回路のオンオフを制御して電子電気機器のオンオフを制御する。

本考案は上述の具体的実施方式に限定されるわけではなく、当業者であればこれに基づき多くの変更をなすことが可能で、例えば、ケース１を通用のプラグケース、ソケットケース或いは電源分配器のケースのいずれかとすることができ、これらの変更はいずれも本考案の権利請求の範囲内に属する。

１００ 光制御式電源装置
１ ケース ４０ 透光孔
２ 導電端子 ３ 光制御回路
１０ 電源回路ユニット
１１ 降圧器 １２ 整流器
１３ 電圧安定器 １３１ フィードバック回路
１４ ろ波器
２０ スイッチ回路ユニット
２１ リレー ２２ 駆動回路
３０ 制御ユニット
３１ 光検出電源ユニット ３２ 光検出ユニット
３３ スイッチ制御回路ユニット
Ｕ１Ａ 第１比較器
Ｕ１Ｂ 第２比較器
Ｑ１ 第１トランジスタ Ｑ２ 第２トランジスタ
Ｄ３ ツェナダイオード Ｑ３ ホトトランジスタ
Ｒ３、Ｒ４、Ｒ５、Ｒ６、Ｒ７、Ｒ１１、Ｒ１２、Ｒ１３ 抵抗

Claims (6)

1. 光制御式電源装置において、
   ケースと、
   該ケースに固定されて交流電源を入力するのに用いられる複数の導電端子と、
   該ケース内に取付けられた光制御回路であって、
   電源回路ユニットであって、入力端がこれら導電端子に電気的に接続され、降圧器、整流器、電圧安定器、及びろ波器を包含し、該電圧安定器は第１トランジスタとフィードバック回路を包含し、該フィードバック回路は第１比較器を包含し、該第１トランジスタのコレクタとエミッタは該整流器の出力端の間に接続され、該第１トランジスタのベースは該第１比較器の出力端に電気的に接続された、上記電源回路ユニットと、
   スイッチ回路ユニットであって、該電源回路ユニットの出力端に電気的に接続され、リレーと該リレーの動作を制御する駆動回路を包含する、上記スイッチ回路ユニットと、
   制御ユニットであって、光検出電源ユニット、光検出ユニット、及びスイッチ制御回路ユニットを包含し、該光検出電源ユニットは該電源回路ユニットの出力端に電気的に接続され、該光検出ユニットは該光検出電源ユニットの出力端に電気的に接続され、該スイッチ制御回路ユニットは該光検出ユニットの出力端に電気的に接続され、該スイッチ制御回路ユニットの出力端は該駆動回路の入力端に電気的に接続された、上記制御ユニットと、 を包含する、上記光制御回路と、
   を包含したことを特徴とする、光制御式電源装置。
2. 請求項１記載の光制御式電源装置において、該ケースは通用のプラグケース、ソケットケース、コネクタケース或いは電源分配器ケースのいずれかとされることを特徴とする、光制御式電源装置。
3. 請求項１記載の光制御式電源装置において、該駆動回路は第２トランジスタを包含し、該第２トランジスタのコレクタとエミッタは該リレーの入力端回路に接続され、該第２トランジスタのベースは該駆動回路の入力端に対応することを特徴とする、光制御式電源装置。
4. 請求項１記載の光制御式電源装置において、該光検出電源ユニットは抵抗とツェナダイオードを包含し、この光検出電源ユニットの抵抗の一端が該ツェナダイオードの逆方向端に接続され、この抵抗の別端が該電源回路ユニットのプラス出力端に接続され、該プラス出力端の正方向端は接地することを特徴とする、光制御式電源装置。
5. 請求項１記載の光制御式電源装置において、該ケースの一側に透光孔が開設され、該光検出ユニットはホトトランジスタと該ホトトランジスタに直列に接続された抵抗を包含し、該ホトトランジスタと該ホトトランジスタに直列に接続された抵抗は該透光孔部分に並んで設置され、該ホトトランジスタのコレクタは該光検出電源ユニットのプラス出力端に電気的に接続され、該ホトトランジスタに直列に接続された抵抗の一端は接地することを特徴とする、光制御式電源装置。
6. 請求項１記載の光制御式電源装置において、該スイッチ制御回路ユニットは第２比較器と複数の抵抗を包含し、該第２比較器の出力端は該駆動回路の入力端に電気的に接続されたことを特徴とする、光制御式電源装置。

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