JP3161736U7 - - Google Patents
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Description
本考案は、商品等の展示や商品説明、価額表示POP等に利用される展示装置に係り、特に、展示台の向きや傾きを調節可能にした展示装置に関する。
従来の商品の展示装置として、基台に設立された支柱上に商品の展示台を取り付けたものが、種々提案されている。この商品の展示装置では、前記支柱が大径のパイプ材内に小径のパイプ材を昇降自在に収納したものからなり、大径のパイプ材の外からねじ込んだ螺子部材の尖端を、小径パイプ材の外周に突き当てることによって、小径のパイプ材を任意の昇降位置にロックできるようにしている。従って、大径のパイプ材に対する小径のパイプ材の高さ位置、つまり小径のパイプ材に支持された展示台の高さ位置が調節可能となっている(例えば、特許文献1〜4参照)。
しかしながら、従来の展示装置にあっては、支柱の高さ調整をするための前記螺子部材の頭部が、大径のパイプ材の表面(外周面)から突出した形態をなし、この螺子部材によって支柱部分のデザイン性が大きく損なわれている。また、前記螺子部材は大径のパイプ材に螺合によって支持されて、先端部を大径のパイプ材内を摺動する小径のパイプ材の外周に突き当てることによって、小径のパイプ材を保持(ロック)するという構成であるため、小径のパイプ材や展示台自体、さらにはこの展示台に載せられる商品等の重量が、前記螺子部材先端による小径のパイプ材の保持力(摩擦力)を超えることがあると、小径のパイプ材が次第に下方にズリ下がってしまう場合があった。かかる現象は、小径パイプの高さ位置調節を繰り返し行うことよって顕著に発生し、遂には小径パイプの保持、つまり展示台を任意の高さ位置に保持することが全くできなくなるという不都合があった。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、支柱部分の周りに螺子部材などの突出部をなくすることにより、支柱付近のデザイン性を向上できるとともに、支柱に損傷を与えることなく、任意にその支柱のその昇降位置を確実に保持することができる展示装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本考案に係る展示装置は、基台上に設立され、基部を除いて円周方向の複数箇所に長切欠が縦方向に設けられることで拡径/縮径自在となる、「く」の字状断面を持つ複数本の開閉部材を有し、かつ内外径が変化しない前記基部から上方に向って徐々に径大となる第1の傾斜部と、この第1の傾斜部に続く最大径部を頂部として上端に向って徐々に径小となる第2傾斜部とを有し、前記基部と前記第1の傾斜部とが連続する部位付近の外周に上下方向の所定幅に亘って螺条が設けられた支持筒と、前記支持筒の前記螺条に螺合される螺条を内周面に有し、かつこの螺条に続いて、上方に向って徐々に径大となる第3の傾斜部と、この第3の傾斜部の上方に続いて内径が変化しない垂直面部と、この垂直面部に続いて上端に向って内径が径小となる第4の傾斜部とを有し、前記両螺条の螺合量に応じて前記開閉部材の第2傾斜部の外周面に対し前記第4の傾斜部を内径方向に抑圧および外径方向に抑圧解除させることによって前記支持筒内に昇降自在および回動自在に挿通された円筒状断面を持つ昇降柱の外周を前記開閉部材によって挟圧保持させる保持/解除筒と、前記昇降柱の上端に螺合される取付螺条部を下端に有し、コイルばねの反力を調節するばね受用螺条部を一端に有するネジ部材と、前記ばね受け用螺条部とこのばね受け用螺条部の外周に下端部が螺合されたばね収納筒と、該ばね収容筒の上端部内周に突設された抜け止め突起と、前記ばね収納部材内に摺動可能に収納されて、前記抜け止め突起との間において前記コイルばねの前記調節された反力に応じた摩擦力でボール部材を支持するスライドリングと、前記ボール部材の上端に連設されたネジ軸と、
該ネジ軸に下端部が螺合された展示台支持部材と、を備え、前記支持筒内に昇降柱を昇降させた後昇降柱保持/解除筒を締め込むことにより、前記開閉部材に対し前記昇降柱を所定の昇降位置および回動位置で挟圧保持させるとともに、前記ばね受け用螺条部に対する前記ばね収納筒部材の螺合量を調整することにより、前記抜け止め突起およびスライドリングの前記ボール部材に対する摩擦抵抗を調整して、前記展示台支持部材を所定の角度で保持させることとしている。
該ネジ軸に下端部が螺合された展示台支持部材と、を備え、前記支持筒内に昇降柱を昇降させた後昇降柱保持/解除筒を締め込むことにより、前記開閉部材に対し前記昇降柱を所定の昇降位置および回動位置で挟圧保持させるとともに、前記ばね受け用螺条部に対する前記ばね収納筒部材の螺合量を調整することにより、前記抜け止め突起およびスライドリングの前記ボール部材に対する摩擦抵抗を調整して、前記展示台支持部材を所定の角度で保持させることとしている。
この構成により、昇降柱を片手で保持した状態で昇降保持/解除筒を他方の片手で支持筒の廻りに正方向または逆方向に回動操作することで、開閉部材による昇降柱の保持および保持解除を可能にし、昇降柱の支持筒に対する高さと向きを簡単かつ迅速に調節することができる。
また、ばね収納筒のばね受け用螺条部に対する螺合量(螺合深さ)を調節することで、ばね収納筒内のコイルばねの圧縮量(つまり、反力)を調節できる。従って、コイルばねに支持されたスライドリングの前記ボール部材外周面に対する接触圧力(摩擦抵抗)が調節される。この摩擦抵抗の調節によってボール部材を所定の円周方向位置へ回動させて、その回動させた位置に保持させることができる。従って、このボール部材の一部に連結された前記展示台の方向および傾きを任意に調節でき、同時に展示台上の商品の展示を販売促進に最適となる状態にすることができる。
また、本考案に係る展示装置は、拡径/縮径自在で、「く」の字状断面を持つ複数本の開閉部材を上端部に有する支持筒が基台上に設立され、前記開閉部材下部の支持筒外周に、前記支持筒内に挿通された展示台支持用の昇降柱の外周を挟圧保持するように前記開閉部材を開閉させる保持/解除筒が螺合されてなり、前記支持筒内に昇降柱を昇降させた後昇降柱保持/解除筒を締め込むことにより、前記開閉部材の弾発力を利用して前記昇降柱を所定位置で挟圧保持させることを特徴とする。
本考案によれば、展示台を支持する支柱部分の周りに螺子部材などの突出部がなくなり、これによって支柱付近のデザイン性を向上させることができるとともに、支柱に損傷を与えることなくその展示台の昇降位置をスムースかつ確実に保持することができる。
以下、本考案の実施の形態による展示装置を、図面を参照しながら説明する。図1は、展示装置の全体を示す斜視図、図2は、昇降柱の昇降調節部付近を示す縦断面図、図3は、ボール支持部付近を示す縦断面図である。
本実施形態による展示装置は、基台1と、昇降柱の昇降調節部2と、ボール部材支持部3と、商品の展示台4と、を備えている。これらのうち、基台1は、鉄板などの重量素材を用いて、例えば図示のような扁平なボックス状、或いはカップ状や半球面状に形成されている。この基台1は、支柱の上端に展示台4が装着されても、また展示台4上に載せた商品が所定の重量範囲内であれば、容易に倒れることがない重量を持つ。
基台1には、支持筒5の下端が垂直方向に設立されている。この支持筒5は硬質の合成樹脂製や金属製のパイプ材からなり、上部は所定長に亘って径小部6とされている。この径小部6には、基部(下部)を除いて円周方向の複数箇所に長切欠7が縦方向に設けられることで、複数本の開閉部材8が成形されている。従って、これらの開閉部材8は基部を支点としてそれぞれ径方向に傾動(開閉)自在となっている。
これらの開閉部材8は、内外径が変化しない(一定の)前記基部9の上部付近から上方に向って徐々に径大となる第1の傾斜部8aと、この第1の傾斜部8aに続く最大径部8bを頂部として上端に向って徐々に径小となる第2傾斜部8cとを有する。また、径小部6の外周、詳しくは基部9と前記第1の傾斜部8aとが連続する部位付近の外周には、上下方向の所定幅に亘って螺条10が設けられている。従って、これらの開閉部材8は、図2に示すように、全体として断面が「く」の字状に曲げられて、それぞれに弾性が付与されている。
この螺条10には、保持/解除筒11の下部内周に設けられた螺条12が螺合されている。この保持/解除筒11は外径が全長に亘り一定であるが、内径は螺条12に続いて、上方に向って徐々に径大となる第3の傾斜部11aと、この第3の傾斜部11aの上方に続いて内径が変化しない垂直面部11bと、この垂直面部11bに続いて上端部に向って内径が径小方向に変化する第4傾斜部11cとを有する。
なお、図2では、螺条10に対し螺条12が深くねじ込まれ、開閉部材8の第2傾斜部8cの外周面(外側面)を保持/解除筒11の第4傾斜部11cが内径方向に、「く」の字状に曲げられた開閉部材8の弾発力に抗して抑圧している状況を示している。なお、開閉部材8および保持/解除筒11は前記昇降調節部2を構成している。
また、支持筒5および開閉部材8内には合成樹脂製や金属製の昇降柱13が昇降可能および回動可能に挿入されている。この昇降柱13の上端部は所定長に亘って均一径の径大部13aとなっている。この径大部13aの上端に所定深さのネジ孔14が形成されている。このネジ孔14にはボール支持部3の一部を構成するネジ部材15の取付螺条部15aが螺合されている。
ネジ部材15は軸部15bの一端に前記取付螺条部15aを、他端にはばね受け用螺条部15cをそれぞれ一体に形成したものからなる。ばね受け用螺条部15cは取付螺条部15aより大径であり、かつこの取付螺条部15aに対し、螺子切り方向が逆となる逆ネジとなる関係になっている。なお、取付螺条部15aの下端にはドライバなどの治具の先を嵌め込むことができる操作溝15dが刻設されている。このネジ部材15も合成樹脂製または金属製である。
一方、ネジ部材15のばね受け用螺条部15cには、ばね収納筒16の下端部内周に形成された螺条部16bが螺合されている。ばね受用螺条部15cに螺合されたばね収納筒16内にはコイルばね17およびスライドリング18が軸方向に順次重なるように収納されている。スライドリング18は下面がコイルばね17の上端に当接する平面となっており、上面は周辺部から中心部に向って略45度の角度で傾斜するテーパ面18aとなっている。
ばね収納筒16の上端内周縁には中心線方向に向って抜け止め突起16aが設けられている。この抜け止め突起16aの内側面と前記スライドリング18のテーパ面18aとの間にボール部材19が介在されている。
このボール部材19は、ばね収納筒16とともにいわゆるユニバーサルジョイント構成をなし、コイルばね17の反発力を、ばね収納筒16内で昇降可能に摺動するスライドリング18を介して受け、所定方向および傾き(例えば45度の角度)内で回動可能および回動不可能のいずれかの状態に支持されている。なお、ばね受用螺条部15c、コイルばね17およびスライドリング18はばね収納筒16とともに前記ボール支持部3を構成している。
ボール部材19には、ばね収納筒16から露出する面側に、一本のネジ軸20が連設されており、このネジ軸20端に螺条部20aが形成されている。この螺条部20aには商品の展示台4を支持する支持アーム21端の螺条部21aが螺合されている。
次に、上記構成になる展示装置の組み立ておよび使用の手順を説明する。まず、商品陳列台4の高さ調整を行う。この場合には、昇降柱13の一部を片手で支え、もう一方の片手で保持/解除筒11を正転方向または逆転方向に回動操作する。この保持/解除筒11の回動操作によって螺条部10、12の螺合深さを調節できる。ここでは、この回動操作によって保持/解除筒11を上方に移動させる。
この保持/解除筒11の移動によって開閉部材8の第2傾斜部8c外周に接してこれを抑圧している保持/解除筒11の第4傾斜部11cが、この第2傾斜部8cの外周面から離れていく。そして、保持/解除筒11の垂直面部11bが開閉部材8の最大径部8bに対向する位置に至る過程では、各開閉部材8は自身が持つ反発力によって前記抑圧から開放され、基部9付近を支点として外径方向に開く。
このため、これまで第1傾斜部8aおよび第2傾斜部8cの内周面によって挟圧保持されていた昇降柱13の昇降および回動が自由となる。そこで、この昇降柱13を前記片手で支持した状態で、所望の高さおよび回動角度に位置するように保持/解除筒11を前記とは逆方向に回動操作する。つまり、螺条部10、12の螺合を深めるようにこの保持/解除筒11を下降させる。
これにより、前記保持/解除筒11上端の第4傾斜部11cが、開閉部材8の第2傾斜部8cを縮径方向に挟圧し、この挟圧力が昇降柱13の外周に作用する。このため、この昇降柱13は前記所望の高さに保持される。例えば、商品の展示台4が顧客の目線に入る高さに設定される。
次に、商品の展示台4の方向と傾きを調節する。この場合には、まず、ネジ部材15の取付螺条部15aを、昇降柱13の径大部13a上端のネジ孔14から螺合解除する。そして、取付螺条部15a端の操作溝15dにマイナスドライバの先端を嵌め、ネジ部材15をばね収納筒16に対して回転操作する。これによりネジ部材15他端(上端)のばね受用螺条部15cと螺条部16bとの螺合量を調節することができる。
この螺合量の調節によって、コイルばね17の伸縮量が変化する。コイルばね17の圧縮量を大きくした場合には、コイルばね17の反発力が高まり、逆にコイルばね17の圧縮量を小さくした場合には、コイルばね17の反発力が弱まる。従って、このコイルばねの反発力の大きさに応じてスライドリング18および抜け止め突起16aに対するボール部材18の接触面における摩擦抵抗が設定可能になる。
つまり、後述の展示台4およびこの展示台4上に載置される商品の重量等に応じた摩擦抵抗で、展示台4を所定の方向(全方位)および傾き(例えば法線に対し45度の角度の範囲内)にて保持することができる。なお、この商品展示台4の方向や傾きの調整は、ボール部材19が略真球をなし、スライドリング18のテーパ部18aと抜け止め突起との間で摺動回動可能であるため、前記摩擦抵抗の調整によって任意に行うことができる。
そして、かかる昇降柱13の昇降および回動の操作と保持、コイルばねの反発力調整、展示台4の傾動調整のために、昇降柱13等の外周面側に突起物が設けられないので、昇降調節部2を含む支柱部形態のデザインがすっきりと収まる。また、昇降柱13の昇降位置は、従来のようなネジ先端の突き当てによるのではなく、複数本の弾性機能を持つ開閉部材8による昇降柱周面の圧接保持によって、昇降柱13の外周面に損傷を発生させることなく、スムースに昇降可能にし、確実に所定位置でロックさせることができる。
また、前記コイルばね17の圧縮量は、展示装置の組み立て完成後、例えば実使用中であっても、ばね収納筒16を昇降柱13に対し回動操作することで、任意に調整できる。なお、前記展示装置は商品を展示するものに限らず、商品説明、価格表示POP等の表示などにも広く利用できるものである。
このように、本実施形態の展示装置は、径方向に拡径/縮径自在な複数本の開閉部材8を上端部に有する支持筒5を基台1上に設立し、開閉部材8の下部外周に保持/解除筒11を螺合し、この螺合量に応じて支持筒5内に挿通された昇降柱13の外周を挟圧保持するように前記開閉部材8を開閉させ、一方、昇降柱13の上端に螺合される取付螺条部15aを下端部に有し、コイルばね17の反発力を調節するばね受用螺条部15cを上端部に有するネジ部材15を設け、このばね受け用螺条部15cの外周にばね収納筒16の下端部を螺合し、このばね収容筒16の上端部内周に抜け止め突起16aを突設し、前記ばね収納筒16内に、前記抜け止め突起16aとの間にボール部材19をばね反力に応じた摩擦力で前記コイルばね17を支持するスライドリング18を摺動可能に収納し、ボール部材19の上端にネジ軸20aを連設し、このネジ軸20aに展示台支持部材21の下端部を螺合して、支持筒5内に昇降柱13を昇降させた後、保持/解除筒11を締め込むことにより、開閉部材8に対し昇降柱13を所定位置で挟圧保持させるとともに、前記ばね受け用螺条部15cに対するばね収納筒16の螺合量を調整することにより、抜け止め突起16aおよびスライドリング18のボール部材19に対する摩擦抵抗を調整して、展示台支持部材21を所定の角度で保持させる構成としている。
従って、昇降柱13を片手で保持した状態で保持/解除筒11を、他方の片手で支持して、この保持/解除筒11の廻りに正方向または逆方向に回動操作することで、開閉部材8による昇降柱13の保持および保持解除を可能にし、昇降柱13の支持筒5に対する高さと向きを調節することができる。
また、ばね収納筒16のばね受け用螺条部15cに対する螺合量(螺合深さ)を調節することで、ばね収納筒16内のコイルばね17の圧縮量(つまり、反発力)を調節できる。従って、コイルばね17に支持されたスライドリング18の前記ボール部材19の外周面に対する接触圧力(摩擦抵抗)が調節される。この摩擦力の調節によってボール部材を所定の円周方向位置へ回動させたり、その回動させた位置に保持させたりすることができる。従って、このボール部材19に連結された展示台4の方向および傾きを任意に調節でき、同時に展示台4上の商品の展示を販売促進に最適となる状態で使用することができる。
本考案の展示装置は、展示台を支持する支柱部分の周りに螺子部材などの突起物がなくなるため、支柱付近のデザイン性を向上できるとともに、支柱に損傷を与えることなくその昇降位置を確実に保持できるという効果を有し、展示台の向きや傾きを選択して、商品を展示するものや商品説明、価額表示POPを表示するもの等に有用である。
1…基台、2…昇降調節部、3…ボール支持部、4…商品展示台、5…支持筒 7…切溝、8…開閉部材、9…基部、10…螺条部、11…昇降柱保持/解除筒、12…螺条、13…昇降柱、14…ネジ孔、15…ネジ部材、15c…ばね受用螺条部、16…ばね収納筒、16a…抜け止め突起、16b…螺条部、17…コイルばね、18…スライドリング、19…ボール部材、20…ネジ軸、21…支持アーム(展示台支持部材)
Claims (2)
- 基台上に設立され、基部を除いて円周方向の複数箇所に長切欠が縦方向に設けられることで拡径/縮径自在となる、「く」の字状断面を持つ複数本の開閉部材を有し、かつ内外径が変化しない前記基部から上方に向って徐々に径大となる第1の傾斜部と、この第1の傾斜部に続く最大径部を頂部として上端に向って徐々に径小となる第2傾斜部とを有し、前記基部と前記第1の傾斜部とが連続する部位付近の外周に上下方向の所定幅に亘って螺条が設けられた支持筒と、
前記支持筒の前記螺条に螺合される螺条を内周面に有し、かつこの螺条に続いて、上方に向って徐々に径大となる第3の傾斜部と、この第3の傾斜部の上方に続いて内径が変化しない垂直面部と、この垂直面部に続いて上端に向って内径が径小となる第4の傾斜部とを有し、前記両螺条の螺合量に応じて前記開閉部材の第2傾斜部の外周面に対し前記第4の傾斜部を内径方向に抑圧および外径方向に抑圧解除させることによって前記支持筒内に昇降自在および回動自在に挿通された円筒状断面を持つ昇降柱の外周を前記開閉部材によって挟圧保持させる保持/解除筒と、
前記昇降柱の上端に螺合される取付螺条部を下端に有し、コイルばねの反力を調節するばね受用螺条部を一端に有するネジ部材と、
前記ばね受け用螺条部とこのばね受け用螺条部の外周に下端部が螺合されたばね収納筒と、
該ばね収容筒の上端部内周に突設された抜け止め突起と、
前記ばね収納部材内に摺動可能に収納されて、前記抜け止め突起との間において前記コイルばねの前記調節された反力に応じた摩擦力でボール部材を支持するスライドリングと、
前記ボール部材の上端に連設されたネジ軸と、
該ネジ軸に下端部が螺合された展示台支持部材と、
を備え、
前記支持筒内に昇降柱を昇降させた後昇降柱保持/解除筒を締め込むことにより、前記開閉部材に対し前記昇降柱を所定の昇降位置および回動位置で挟圧保持させるとともに、
前記ばね受け用螺条部に対する前記ばね収納筒部材の螺合量を調整することにより、前記抜け止め突起およびスライドリングの前記ボール部材に対する摩擦抵抗を調整して、前記展示台支持部材を所定の角度で保持させることを特徴とする展示装置。 - 基台上に設立され、基部を除いて円周方向の複数箇所に長切欠が縦方向に設けられることで拡径/縮径自在となる複数本の開閉部材を有し、かつ内外径が変化しない前記基部から上方に向って徐々に径大となる第1の傾斜部と、この第1の傾斜部に続く最大径部を頂部として上端に向って徐々に径小となる第2傾斜部とを有し、前記基部と前記第1の傾斜部とが連続する部位付近の外周に上下方向の所定幅に亘って螺条が設けられた支持筒と、
前記支持筒の前記螺条に螺合される螺条を内周面に有し、かつこの螺条に続いて、上方に向って徐々に径大となる第3の傾斜部と、この第3の傾斜部の上方に続いて内径が変化しない垂直面部と、この垂直面部に続いて上端に向って内径が径小となる第4の傾斜部とを有し、前記両螺条の螺合量に応じて前記開閉部材の第2傾斜部の外周面に対し前記第4の傾斜部を内径方向に抑圧および外径方向に抑圧解除させることによって前記支持筒内に挿通された円筒状断面を持つ昇降柱の外周を前記開閉部材によって挟圧保持させる保持/解除筒と、を備え、
前記支持筒内に昇降柱を昇降させた後前記保持/解除筒を締め込むことにより、前記開閉部材に対し前記昇降柱を所定位置で挟圧保持させることを特徴とする展示装置。
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