JP3161651U - Led光学レンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のエピタキシャル型素子が出射した光束が拡散され、元々通過した光束の屈折方向を維持し、複数のエピタキシャル型素子の間に生じた陰影が淡化されて、飽和したスポット光として現れるのみならず、さらには元来の集光効果も保持できるLED光学レンズを提供する。【解決手段】LED光学レンズは、上から下に向けて幅が逓減していく円弧状曲面である外径面を備えており、外径面の底部には環状底面が形成される。環状底面の中心軸方向には、LEDを実装するためのキャビティが設けられており、その内壁が多角形柱面とされて、その内側最上面が光入射平面である。外径面の最上端で環状底面に対向して光出射平面が設けられており、光出射平面の外縁には外側に広がる光出射斜面が延びている。【選択図】図2
Description
本考案はLED光学レンズに関し、とりわけマルチチップ(multi−chip)LED光源装置用の照明機器を提供する。
発光ダイオードはLED(Light Emitting Diode)は、半導体材料で製造された発光素子であって、消費電力が少なく、素子の寿命が長く、予熱時間を必要とせず、反応速度が速いなどの長所を備えているため、近年来広く運用されている。LED光は指向性が高いという特性を備えているため、光学レンズにより、LEDから出射された光束の大きさを調節して、LEDの光束の分布を最適化することで、所望の規格・基準を実現している。
一方、LEDランプに合わせて設けられる光学レンズを利用するということは、サイズにおいて制限があって、LEDの主な光も発光角度の小さな範囲内に集中してしまうので、もし光学レンズの大きさが足らない場合、LEDにおける角度の小さな光は全く利用されない。もしLEDの光エネルギーが最も多い場所を利用できれば、集光効果を高めることができる。
さらには、一般的な光学レンズを、複数のエピタキシャル型素子を封止にてLEDとしたマルチチップLED光源モジュールに組付けた後、光学レンズがLEDが出射した光束を小さく調整したとき、光束は平行光に近く出射されるが、マルチチップLEDは複数のエピタキシャル型素子を含むため、複数のエピタキシャル型素子は互いの間に隙間ができることから、エピタキシャル型素子が光を個別に平行に出射した後には、隣接するエピタキシャル型素子の平行光の間にも隙間が生じる。四個のエピタキシャル型素子を田の字状に配設したマルチチップLEDを例にとり、さらに図7に示すものを合わせると、LEDの光束が、入射面が円形柱面133を通過するとき、LEDの光束は円形柱面133を通過した後にはX−Y面の方向(例えば一点破線の中心線に示す)では変わることはないので、前記の生じた隙間はスクリーン上で四個の四角形のスポット光となって現れて、各スポット光の間には隙間、ちょうど十字状の陰影が中間に存在してしまう。
従来の光学レンズをLEDに組み合わせた後における、LEDにおける角度の小さな光を十分に利用できない、そしてスクリーン上にエピタキシャル型素子の間で生じた陰影隙間が現れてしまうという欠点に鑑み、本考案の技術では特に前記した改善が待たれる部分に刷新的な改良を加えて、数回に及ぶ試作および実験を経て、ついに本考案を完成させるとともに、本願の実用新案を出願するものである。
本考案の主な目的は、構造形態を改変することにより、前記LED光学レンズは、LED光束を規則的に拡散させるのみならず、LEDにおける角度の小さな光を十分に利用し、そしてマルチチップLEDがスクリーン上に生じてしまう隙間陰影を淡化させて、飽和したスポット光の状態で表現して、集光効果の要求に影響を及ぼさないマルチチップLED光源に組付けられて使用されるLED光学レンズを提供するものである。
上記目的を達成するために、本考案では、外径面と、環状底面と、キャビティと、光出射平面と、光出射斜面とを備えているLED光学レンズであって、
前記外径面は上から下に向けて幅が逓減していく円弧状曲面であり、
前記環状底面は外径面の底部に設けられており、
前記キャビティは、LED素子を収容するために環状底面から上に向かって適度な高さで形成された凹部空間であって、前記キャビティは主にその内壁に多角形柱面が設けられ、内側最上面には光入射平面が設けられており、
前記光出射平面は、本実施例においては周縁が円形とされており、キャビティの光入射平面上方に設けられ、光入射平面との間に適度な距離を持っており、
前記光出射斜面は、光出射平面の周縁から上に向かって外側に広がるように外径面の最上端にまで延びており、前記光出射斜面は光出射平面と挟角を形成する傾斜テーパ面となっている。
前記外径面は上から下に向けて幅が逓減していく円弧状曲面であり、
前記環状底面は外径面の底部に設けられており、
前記キャビティは、LED素子を収容するために環状底面から上に向かって適度な高さで形成された凹部空間であって、前記キャビティは主にその内壁に多角形柱面が設けられ、内側最上面には光入射平面が設けられており、
前記光出射平面は、本実施例においては周縁が円形とされており、キャビティの光入射平面上方に設けられ、光入射平面との間に適度な距離を持っており、
前記光出射斜面は、光出射平面の周縁から上に向かって外側に広がるように外径面の最上端にまで延びており、前記光出射斜面は光出射平面と挟角を形成する傾斜テーパ面となっている。
前記構造の構成によれば、キャビティにマルチチップLEDを装着した後、マルチチップLEDにより発生した光束は外径面により全反射されて光束が小さくなり、さらに外径面で全反射された光束を光出射傾斜面により調整して、光束の集光効果を所定の要求にまで達成させて、しかもマルチチップLEDにおける角度の小さな光を十分に利用する効果を備えている。また、マルチチップLEDの光束は多角形柱面を通過した後に屈折して、X−Y面における光束の屈折方向を改変することができ、そして光束はキャビティ最上面に配置されている光入射平面を通過する、つまりZ方向の屈折光束には大きな影響変化はない。これにより、マルチチップLEDの複数のエピタキシャル型素子が出射した光束は多角形柱面により拡散されて、隣接するエピタキシャル型素子の間で生じた元よりの陰影がスクリーン上で淡化されるとともに、スポット光が飽和して現れ、しかも集光には影響しないという効果を備える。
さらに、キャビティ内に設けられている前記多角形柱面の辺の数には一定の制限がある。もし多すぎると、多角形が円形に近くなりすぎて、LEDの光束を拡散させる効果が失われ、もし少なすぎると、スポット光が多角形の形状となって現れるので、本考案における多角形柱面の辺の数は10辺から40辺の範囲が好ましく、特に25辺で設計したときに最適な効果をもたらす。
ここでは、本考案の各々の好ましい実施例における図面を合わせて、詳しい説明を行うことにより、本考案に関連する技術の当業者が本発明の記載により実施できることを図るものである。まず、図1ないし図4を合わせて参照されたい。本考案はLED光学レンズ10であって、外径面11と、環状底面12と、キャビティ13と、光出射平面14と、光出射斜面15とからなる。
前記外径面11は上から下に向けて幅が逓減していく円弧状曲面である。
前記環状底面12は外径面11の底部に設けられている。
前記キャビティ13は、LED素子を収容するために環状底面12から上に向かって適度な高さで形成された凹部空間であって、本実施例における前記キャビティ13は主にマルチチップLED(図示しない)の装着のために提供されるものであり、マルチチップLEDは複数のエピタキシャル型素子を封止してなり、そして前記キャビティ13は主にその内壁に多角形柱面131が設けられ、内側最上面には光入射平面132が設けられている。
前記光出射平面14は、本実施例においては周縁が円形とされており、キャビティ13の光入射平面132上方、つまり対向する位置の外側に設けられており、光入射平面132との間に適度な距離を持って平行状態となっている。
前記光出射斜面15は、光出射平面14の周縁から上に向かって外側に広がるように外径面11の最上端にまで延びており、前記光出射斜面15は光出射平面14と挟角を形成する傾斜テーパ面となっている。光出射平面14と光出射斜面15との挟角の大きさを調整することで、外径面11を通過した全反射後のLED光束を調整することになる。
図5に示すように、上記構造で構成されたLED光学レンズ10によれば、キャビティ13にマルチチップLEDを装着した後、マルチチップLEDにより発生した光束は外径面11により全反射されて光束が小さくなり、さらに外径面で全反射された光束を光出射斜面15により調整して、光束の集光効果を所定の要求にまで達成させて、しかもマルチチップLEDにおける角度の小さな光を十分に利用する効果を備えている。
さらには、図7に示すように、マルチチップLEDの光束は多角形柱面131を通過した後に屈折して、X−Y面における光束の屈折方向を改変することができ(破線で示す)、そして光束はキャビティ13最上面に配置されている光出射平面132を通過する、つまりZ方向の屈折光束には大きな影響変化はない。これにより、マルチチップLEDの複数のエピタキシャル型素子が出射した光束は多角形柱面131により拡散されて、隣接するエピタキシャル型素子の間で生じた元よりの陰影がスクリーン上で淡化されるとともに、スポット光が飽和して現れ、しかも集光には影響しないという効果を備える。
また、キャビティ13に設けられている前記多角形柱面131の辺の数には一定の制限がある。もし多すぎると、多角形が円形に近くなりすぎて、LEDの光束を拡散させる効果が失われ、もし少なすぎると、スポット光が多角形の形状となって現れるので、本考案における多角形柱面131の辺の数は10辺から40辺の範囲が好ましく、特に25辺で設計したときに最適な効果をもたらす。
上記をまとめるに、これは本考案の好ましい一実施例に過ぎず、本考案の実施範囲を限定するためのものではない。本考案の実用新案登録請求の範囲に基づき行われる均等の変化および付加は、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものである。
10 LED光学レンズ
11 外径面
12 環状底面
13 キャビティ
131 多角形柱面
132 光入射平面
133 円形柱面
14 光出射平面
15 光出射斜面
11 外径面
12 環状底面
13 キャビティ
131 多角形柱面
132 光入射平面
133 円形柱面
14 光出射平面
15 光出射斜面
Claims (8)
- 外径面を備えており、外径面の底面には中心軸方向にキャビティが設けられており、外径面の最上端には光出射平面が設けられているLED光学レンズであって、
前記キャビティの内壁が多角形柱面とされていることを特徴とするLED光学レンズ。 - 前記外径面が上から下に向けて幅が逓減していく円弧状曲面であることを特徴とする請求項1に記載のLED光学レンズ。
- 前記キャビティの最上端には光入射平面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のLED光学レンズ。
- 前記光出射平面の周縁に沿って上に向かって、外側に広がる光出射斜面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のLED光学レンズ。
- 前記多角形柱面の辺の数が10辺ないし40辺であることを特徴とする請求項1に記載のLED光学レンズ。
- 外径面を備えており、外径面の底面には中心軸方向にキャビティが設けられており、外径面の最上端には光出射平面が設けられているLED光学レンズであって、
前記キャビティの内壁が多角形柱面とされており、そして前記光出射平面の周縁に沿って上に向かって、外側に広がる光出射斜面が設けられていることを特徴とするLED光学レンズ。 - 前記キャビティの最上端には光入射平面が設けられており、光出射平面が光入射平面と対向する外側端に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のLED光学レンズ。
- 前記多角形柱面の辺の数が10辺ないし40辺であることを特徴とする請求項6に記載のLED光学レンズ。
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CN104534287A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-04-22 | 中国计量学院 | 一种远近光圈可调led手电筒透镜 |
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- 2010-05-07 TW TW099208608U patent/TWM388649U/zh not_active IP Right Cessation
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TWM388649U (en) | 2010-09-11 |
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