JP3161586U - 清掃具 - Google Patents

Abstract

【課題】浴室での清掃具に関し、浴槽、浴室壁面、蛇口、シャワーホース、腰掛け等、浴室内のもの全てに清掃可能で清掃しやすく、湯垢等の汚れが落ちやすい清掃具を提供することを目的とする。【解決手段】生地を重ね合わせ袋状に縫製し、その片面中央部付近が開口していることを特徴とする。【選択図】図１

Description

本考案は、浴室内の浴槽や蛇口、腰掛け等を清掃する為に使用する清掃具に関するものである。

現状、浴槽や浴室の壁面等を清掃する道具としては、ウレタンフォームと不織布を貼り合わせたスポンジや、そのスポンジと柄が一体化したものが使用される。また、浴室や洗面台の蛇口など細部を清掃する場合などは、細かな細部洗い用のブラシ等が使用されている。

一般的には、浴室用としての清掃スポンジは、浴槽や浴室の壁面等、主に広い面を清掃することを想定して、比較的大きなサイズ例えば、１７×９×５ｃｍくらいの大きさのものが使用されている。

また、浴室内で使用される腰掛けやシャワーのシャワーヘッドやシャワーホースを清掃する為の専用の清掃具がなく、清掃する際には、前記の浴室用スポンジやブラシを使用するのが一般的である。

しかし、浴室用スポンジやブラシでは、腰掛けやシャワーホースなどの曲面、細部の箇所を清掃しにくく、湯垢等が残りやすかった。

そこで本考案は、浴室での清掃具に関し、浴槽、浴室壁面、蛇口、シャワーホース、腰掛け等、浴室内のもの全てに清掃可能で清掃しやすく、湯垢等の汚れが落ちやすい清掃具を提供することを目的とする。

本考案の請求項１による清掃具は、生地を重ね合わせ袋状に縫製し、その片面中央部付近が開口していることを特徴とする。

請求項２による清掃具は、請求項１に記載の清掃具において、生地の一部にナイロン製のクリンプ糸を使用していることを特徴とする。

請求項３による清掃具は、請求項２に記載の清掃具において、生地の一部に極細繊維を織り込んでいることを特徴とする。

本考案にあっては、生地を重ね合わせ袋状に縫製し、その片面中央部付近を開口させることによって、清掃時に手が挿入可能になり、生地がやわらかい為、シャワーホース、蛇口等は対象物を包みこむように清掃可能となる。指先の感覚が行き届き細かな部分まで清掃可能となる。中央部付近を開口すると、その中央から容易に折りたたみ可能となる為、手を差し込んだ場合などで折りたたんで清掃できる。

請求項２による場合は、生地の一部にナイロン製のクリンプ糸を用いており、生地が凹凸しているので、浴槽や蛇口等に付着しやすい湯垢等をかき落とすことができ、汚れを落としやすい。

請求項３による場合は、生地の一部に極細繊維を織り込むことによって、繊維に汚れをとりこみ、洗剤が少量または無い状態においても、水だけで汚れを落とすことができる。

図１は本考案の実施形態による清掃具の実施例を示す図で生地中央部付近が開口しており、清掃時に手が挿入可能な形状になっている。

生地２は、生地に厚みを持たせる為に生地を２枚に積層したものを袋状に縫製している。一般的に体を洗う為に用いるナイロンタオルを利用して作成しても良い。

織り込んだ極細繊維を、清掃面に接するように外側に現れるように縫製する。

図２のように開口部に手を差し込んで洗うことができる。

開口部に手を差し込んでシャワーホースを包み込むように洗うことができるため、細部の汚れを落とすことができる。

本考案の一実施例による清掃具を示す斜視図である。 本考案の一実施例による清掃具での使用状態を示した斜視図である。 本考案の一実施例による清掃具でのシャワーホースの清掃状態を示す斜視図である。

１ 本体
２ 生地
３ 開口部
４ 極細繊維
５ シャワーホース

Claims (3)

1. 浴室や洗面台廻りで使用される清掃具において、生地を重ね合わせ袋状に縫製し、生地の片面中央部付近が開口していることを特徴とする清掃具。
2. 生地の一部にナイロン製のクリンプ糸を使用していることを特徴とする請求項１記載の清掃具。
3. 生地の一部に極細繊維を織り込んだことを特徴とする請求項２に記載の清掃具。

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