JP3161537U - 便器清掃具の手持水切器 - Google Patents

Abstract

【課題】便器清掃後のモップやブラシ等清掃具の水切り手段を提供する。【解決手段】水切手持具１の把部２を握り押付面１ａにモップやブラシの擦拭部を押し付け捩り該擦拭部の含水を水切りする。結果床面への清掃具からの水滴りや清掃具内の水溜りを減少させ清掃具の乾燥を促進し得る。【選択図】図１

Description

本考案は、便器清掃具のモップやブラシの擦拭部の水切具に関するものである。

便器内を清掃したモップやブラシの擦拭部の水切り方法は、該清掃具の柄部分を撓らせて水を切るための柄部の提案や、便器内に水滴が自然落下し得るように便器内に吊るす方法等が提供されている。

最近の水洗便器は、汚れ付着防止の観点から便器内の表面処理が極微細な平滑処理がなされている。この為清掃具も表面に傷が付かない様に極柔らかな清掃具が用意されている。しかしスポンジや埴毛形状の清掃具は洗浄水を多く含みそのまま収容器に収めると水が滴り、収容器内に水が溜り、自然ではなかなか乾燥しない。この為便器内で振って水切りしたり、便器内に押しつけたりして大よその水は切れるが、不十分な為便器回りに水が滴り拭き掃除が間々必要になる。

課題を解決する手段

清掃が終わった清掃具を便器内で保持している為、他の片手で保持し得る軽量小型な道具であることが必要条件である。さらにトイレのスペースと外観上の観点から清掃具の収容器に収まる等の条件が満たされることも必要条件である。該清掃具水切手持具にモップやブラシの擦拭部を押し付け捩る操作により該清掃具擦拭部の含水を絞り便器内に流し得る。清掃具を収容器に収める時該清掃具からの含水滴りにより床面を汚す防止課題を提供し得る。

考案の効果

本考案は便器内で振ったり押し付ける水切方法より、効果的に便器内に掃除具の含水を流し得る手段を提供できる。この結果清掃具の含水は水切りされ床への水の滴りは防止される。さらに該水切具により該清掃具の含水を絞る結果、清掃具収容器内での乾燥も図られる。

本考案の手持水切具の外観図。Ａは正面、Ｂは背面 本考案の他の形状図。Ａはコップ型、Ｂは漏斗型。 本考案の使用例 清掃具収容器に収めた一例図。Ａは楯型、Ｂはコップ型

考案を実施する形態

清掃具先端の擦拭部が丸型や長円形どちらでも対応出来、片手で手持ちし、且つ清掃具の収容器に一緒に収容できる為には楯形が望ましいが、上記条件を緩和すればコップ型（ラッパ型）漏斗型も選択し得る。

以下添付図面に従って実施例を説明する。図１の形状は本考案で言う楯形を説明したものである。略コの字型をした水切り具１は背面１ｂに把部２を備える。水切具１は手持ちした状態で掃除具３の擦拭部３ａを押し付け捩り、手持具１下部より便器内に水を滴下させる。該水切具１には条突起が有る方が水切り効果は上がるが、無くとも良い。図２は本考案の他の実施形態を表わしている。Ａはコップ型で口に比べ底は細くなり底は水切り孔が施工されている。該コップ型水切用具の容器材質が柔らかで有る場合、清掃具擦拭部を収容した該容器外側から掌で絞ると効率的に水切りが可能となる。Ｂは漏斗型であり底は有孔形状の水切り具である。図３は本考案の水切具の使用形態説明図である。図４は清掃具収容器４へ本考案の水切具１を収めた説明例図。Ａは楯形の収容例。Ｂはコップ型の収容例。

１ 水切具本体
１ａ 清掃具の押し付け面
１ｂ 水切具背面
２ 水切具１の把部
３ 清掃具
３ａ 清掃具の擦拭部
４ 清掃具収容器

Claims (3)

1. 便器清掃後のモップやブラシの洗浄水の滴りを防ぐ水切り手段として、モップやブラシの擦拭部を圧着と捩り操作により該モップ・ブラシの擦拭部の洗浄水を絞り得る水切具にあって、片手で握る為の把部とモップやブラシの擦拭部を押し付け得る寸法とモップやブラシの収納箱に収まる楯形状を特徴とする便器清掃具の手持水切具。
2. 請求項１の手持水切具の形状がコップ型を特徴とする便器清掃具の手持水切具。
3. 請求項１の手持水切具の形状が漏斗型を特徴とする便器清掃具の手持水切具。

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