JP3161214U - スライド装置及び該スライド装置を備えた電子機器 - Google Patents

スライド装置及び該スライド装置を備えた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3161214U
JP3161214U JP2010003130U JP2010003130U JP3161214U JP 3161214 U JP3161214 U JP 3161214U JP 2010003130 U JP2010003130 U JP 2010003130U JP 2010003130 U JP2010003130 U JP 2010003130U JP 3161214 U JP3161214 U JP 3161214U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
substrate
bottom plate
fixing member
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010003130U
Other languages
English (en)
Inventor
朱瑞霖
張志成
呉承學
Original Assignee
新日興股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日興股▲ふん▼有限公司 filed Critical 新日興股▲ふん▼有限公司
Priority to JP2010003130U priority Critical patent/JP3161214U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3161214U publication Critical patent/JP3161214U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】特に簡単な構造で、且つスムーズにスライド操作を行うことができるスライド装置を提供する。【解決手段】底板と、スライド可能に底板に設置されるスライド板と、底板とスライド板との間に設置される弾性ユニットとを備える。弾性ユニットは、固定部材と、スライド部材と、複数のピンと、複数の圧縮ばねとを具備する。固定部材は、底板に枢設され、スライド部材は、スライド板に枢設されると共に、複数の貫通孔が形成される。ピンの数は、貫通孔の数と対応し、各ピンは、一端が固定部材に固定されると共に、他端がスライド部材における対応する貫通孔に挿設され、圧縮ばねの数は、ピンの数と対応し、各圧縮ばねは、対応するピンに環設されると共に、両端が夫々固定部材とスライド部材に当接される。【選択図】図2

Description

本考案は、特にカバーと本体との間に設置することにより、本体に対してカバーを摺動させるスライド装置に関するものである。
一般の携帯電話やデジタルカメラ等のカバースライド式電子機器は、主にカバーと本体を有し、該カバーと本体に、例えばキーボードや、表示器、レンズ等の部品が設置されるものであり、該カバーを本体と完全に重なり合う閉止位置までスライドさせれば、該カバーにより本体に設けられた部材を覆い隠すことができ、一方、カバーを本体に対して開放位置までスライドさせれば、該本体上の部材を露出させてそれらを操作することができる。
また、従来のカバースライド式電子機器においては、カバーを本体に対してスライド可能とするために、カバーと本体との間にスライド装置が設置されており、該スライド装置の一例としては、例えば、台湾実用新案第M304877号に記載されるものが知られ、このスライド装置は、カバーに固定される上板と、該上板に対してスライド可能にその一側面に設置されると共に、本体に固定される底板と、該上板と底板に設置されると共に、両端が夫々該上板と底板に枢設されるばねとを有し、該ばねの弾力によりカバーを閉止位置若しくは開放位置に位置決めさせる。
しかしながら、前記従来のスライド装置は、上板の底板に対するスライド距離を制御する機能がないことから、上板のスライド時におけるばねの引っ張りすぎを防止するために、更に上板と底板との間に上板のスライド距離を制御する制御ブロックを設けなければならなかった。
また、従来のスライド装置に用いられるばねは、その殆どがトーションばねであり、該トーションばねは、安価であるという利点を有するが、安定した弾性を提供できないという欠点もあることから、トーションばねを使用する場合は、スライド装置の構造を、その欠点を補うことができるように製造しなければ、トーションばねの寿命を短縮してしまうだけなく、上板の底板に対するスライドもスムーズに行えないという欠点があった。また、こういった問題を解決したスライド装置はすでに開発されているが、その構造は複雑であることから、生産コストが非常に高いものが殆どであった。
そこで、案出されたのが本考案であって、圧縮ばねを用いることにより、安定した弾性を提供できると共に、引っ張られすぎて壊れてしまうといった欠点を解決できるスライド装置を提供することを目的としている。
本考案は、上記の目的を達成するために、2つの形態のスライド装置を提供するものであり、その内第1の形態は、底板と、スライド可能に該底板に設置されるスライド板と、該底板とスライド板との間に設置される弾性ユニットと備え、その弾性ユニットは、該底板に枢設される固定部材と、該スライド板に枢設されると共に、複数の貫通孔が形成されるスライド部材と、夫々、一端が該固定部材に固定されると共に、他端が該スライド部材における対応する貫通孔に挿設される、該貫通孔の数と対応する数のピンと、対応する該ピンに環設されると共に、両端が夫々該固定部材とスライド部材に当接される、ピンの数と対応する数の圧縮ばねとを具備するものである。
尚、それらのピンにおける、少なくとも1つのピンの貫通孔を通過した側の一端に、該貫通孔の直径より大きい突縁が形成されることが好ましい。
一方、本考案の第2の形態は、弾性部材が更に、長手方向に沿って長溝が形成される長尺状の基板と、該基板と軌道を取り囲むように基板の2つの長辺側に延設されて折り曲げられると共に、該軌道の両端の間に開口が形成される2つの側板を有するフレームとを具備し、固定部材は、両側が夫々軌道内に位置するように基板の長手方向の一端に固設され、スライド部材は、両側が夫々軌道内に位置するように基板の長手方向の他端に設置され、更に、該スライド部材に、基板における長溝を通ってスライド板に枢設される突起部が形成されるものである。
尚、前記基板に係合片が形成されると共に、前記固定部材に、該係合片に係合される係合溝が形成されることが好ましい。
更に、本考案は、カバーと、本体と、前記第1又は第2の形態のスライド装置とを備える電子機器であり、該カバーは、スライド装置におけるスライド板に固定され、該本体は、スライド装置における底板に固定される構成を有する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、安定した弾性を提供できる圧縮ばねを用いることにより、構造が簡単となり、トーションばねを使用する従来のスライド装置より使用寿命を延ばすことができると共に、よりスムーズにスライド操作を行うことができ、同時に、圧縮ばねがスライド部材に固定されていないので、圧縮ばねが、スライドするスライド部材に引っ張られて破損するといった問題も解決できる。
本考案に係るスライド装置の第1実施例におけるスライド操作を示す図である。 本考案に係るスライド装置の第1実施例における弾性ユニットの斜視図である。 本考案に係るスライド装置の第1実施例における弾性ユニットの分解斜視図である。 本考案に係るスライド装置の第1実施例における弾性ユニットの断面図である。 本考案に係るスライド装置の第1実施例におけるスライド操作を示す図である。 本考案に係るスライド装置の第1実施例におけるスライド操作を示す図である。 本考案に係るスライド装置の第2実施例における弾性ユニットの斜視図である。 本考案に係るスライド装置の第2実施例における弾性ユニットの分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1に示すように、本考案に係るスライド装置の第1実施例は、底板(10)と、スライド可能に該底板(10)に設置されるスライド板(20)と、該底板(10)とスライド板(20)との間に設置される弾性ユニット(A)とを有するものである。
図2ないし図4に示すように、弾性ユニット(A)は、フレーム(30)と、固定部材(40)と、スライド部材(50)と、複数のピン(60)と、複数の圧縮ばね(70)とを具備する。
そのうちフレーム(30)は、長尺状の基板(31)と、該基板(31)の2つの長辺側に延設される2つの側板(32)とを有し、その基板(31)は、長手方向に沿って長溝(311)が形成されると共に、該長手方向上の一端に基板(31)を切削してなる係合片(312)が形成され、一方、該2つの側板(32)は夫々、基板(31)と軌道(321)を取り囲むように折り曲げられ、該軌道(321)の両端の間に開口(322)が形成される。
前記固定部材(40)は、その両側が夫々前記フレーム(30)における軌道(321)内に位置するように基板(31)の長手方向の一端に設置され、且つ前記底板(10)に枢設されると共に、該フレーム(30)の基板(31)における係合片(312)に係合される係合溝(41)が形成され、これによって基板(31)に固定される。
前記スライド部材(50)は、その両側が夫々、前記フレーム(30)における開口(322)を通って軌道(321)内に設置されることにより、基板(31)に対してスライド可能となり、また、該スライド部材(50)には、複数の貫通孔(52)が形成されると共に、基板(31)における長溝(311)を通って突起部(51)が枢設される。尚、該突起部(51)は、長溝(311)内において移動するものであるので、該長溝(311)の長さは、スライド部材(50)のスライド距離と等しい。
前記ピン(60)の数は、前記貫通孔(52)の数と対応し、該各ピン(60)の一端は、前記固定部材(40)に固定されると共に、他端はスライド部材(50)における、対応する貫通孔(52)に挿設され、これにより、スライド部材(50)をピン(60)の長手方向に沿って摺動させる。また、前記ピン(60)の一端を固定部材(40)に固定する方法としては、例えば、固定部材(40)に穴(42)を形成すると共に、該穴(42)にピン(60)の一端を挿嵌することが好ましい。
前記圧縮ばね(70)の数は、ピン(60)の数と対応し、該各圧縮ばね(70)は、対応するピン(60)に環設され、且つその両端は夫々、固定部材(40)とスライド部材(50)に当接され、また、該固定部材(40)は基板(31)に固定されるので、該スライド部材(50)は、圧縮ばね(70)の弾性により基板(31)の長手方向の他端へ押し付けられる。
図1に示すように、本考案の第1実施例においては、弾性ユニット(A)の長手方向がスライド板(20)のスライド方向と平行にならないように設置されるので、圧縮ばね(70)の弾性によってスライド部材(50)を固定部材(40)から離間する方向へ押しつけることにより、該スライド部材(50)に枢設されるスライド板(20)を底板(10)の一端に位置決めることができる。一方、図5及び図6に示すように、スライド板(20)が底板(10)の他端へ押し込まれると、スライド部材(50)が固定部材(40)に近づいて圧縮ばね(70)を圧縮し、更に該スライド板(20)がスライド可能な距離の半分以上他端へ移動すると、該スライド部材(50)が再び圧縮ばね(70)の弾性によって固定部材(40)から離間する方向へ押し付けられるので、該スライド板(20)が底板(10)の他端に位置決められる。
図7及び図8に示すように、本考案の第2実施例では、弾性ユニット(A')において、前記第1実施例におけるフレーム(30)を省略したが、スライド部材(50')は、第1実施例と同じくピン(60')の長手方向に沿ってスライドすることができるので、固定部材(40')に近づいて圧縮ばね(70')を圧縮したり、該圧縮ばね(70')の弾性によって固定部材(40)から離間する方向へ押し付けたりすることができる。尚、前記スライド部材(50')がピン(60')から離脱するのを防止するために、前記複数のピン(60')における、少なくとも1つのピン(60')の貫通孔(52')を通過した一端に、該貫通孔(52')の直径より大きい突縁(521')が形成される。
本考案の第1実施例又は第2実施例のスライド装置は、カバースライド電子機器におけるカバー(図示せず)と本体(図示せず)との間に設置され、該本体に底板(10)が固定されると共に、該カバーにスライド板(20)が固定される構成であることから、底板(10)に対してスライド板(20)が摺動可能であるので、カバーを本体に対してスライドさせることができる。また、本考案は安定した弾性を提供できる圧縮ばね(70)(70')を採用するので、本考案のスライド装置を取り付けた電子機器におけるカバーをよりスムーズにスライドさせることができるだけでなく、従来のスライド装置のように、ばねが引っ張られることによる破損の問題も解決することができる。
10 底板
20 スライド板
A、A' 弾性ユニット
30 フレーム
31 基板
311 長溝
312 係合片
32 側板
321 軌道
322 開口
40、40' 固定部材
41 係合溝
42 穴
50、50' スライド部材
51 突起部
52、52' 貫通孔
521' 突縁
60、60' ピン
70、70' 圧縮ばね

Claims (5)

  1. 底板と、
    スライド可能に前記底板に設置されるスライド板と、
    固定部材と、スライド部材と、複数のピンと、複数の圧縮ばねとを具備し、前記底板とスライド板との間に設置される弾性ユニットと備え、
    前記固定部材は、底板に枢設され、
    前記スライド部材は、スライド板に枢設されると共に、複数の貫通孔が形成され、
    前記ピンの数は、貫通孔の数と対応し、該各ピンは、一端が前記固定部材に固定されると共に、他端がスライド部材における対応する貫通孔に挿設され、
    前記圧縮ばねの数は、ピンの数と対応し、該各圧縮ばねは、対応するピンに環設されると共に、両端が夫々固定部材とスライド部材に当接されることを特徴とするスライド装置。
  2. 前記複数のピン内における、少なくとも1つのピンの貫通孔を通過した側の一端に、該貫通孔の直径より大きい突縁が形成されることを特徴とする請求項1に記載のスライド装置。
  3. 前記弾性部材は更にフレームを具備し、該フレームは、長手方向に沿って長溝が形成される長尺状の基板と、該基板の2つの長辺側に延設される2つの側板とを有し、その内該2つの側板は夫々、基板と軌道を取り囲むように折り曲げられ、該各側板における軌道の両端の間に開口が形成され、
    前記固定部材は、両側が夫々軌道内に位置するように基板の長手方向の一端に固設され、
    前記スライド部材は、両側が夫々軌道内に位置するように基板の長手方向の他端に設置されると共に、基板における長溝を通って突起部が枢設されることを特徴とする請求項1に記載のスライド装置。
  4. 前記基板に係合片が設けられると共に、前記固定部材に、該係合片に係合される係合溝が形成されることを特徴とする請求項3に記載のスライド装置。
  5. カバーと本体を有する電子機器であって、
    請求項1ないし4の何れか一項に記載のスライド装置を有し、前記カバーは、スライド装置におけるスライド板に固定されると共に、前記本体は、該スライド装置における底板に固定されることを特徴とする電子機器。
JP2010003130U 2010-05-13 2010-05-13 スライド装置及び該スライド装置を備えた電子機器 Expired - Fee Related JP3161214U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003130U JP3161214U (ja) 2010-05-13 2010-05-13 スライド装置及び該スライド装置を備えた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003130U JP3161214U (ja) 2010-05-13 2010-05-13 スライド装置及び該スライド装置を備えた電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3161214U true JP3161214U (ja) 2010-07-22

Family

ID=54864155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010003130U Expired - Fee Related JP3161214U (ja) 2010-05-13 2010-05-13 スライド装置及び該スライド装置を備えた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3161214U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113915500A (zh) * 2021-09-27 2022-01-11 北京帮安迪信息科技股份有限公司 一种移动视频监控终端的工作状态监控设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113915500A (zh) * 2021-09-27 2022-01-11 北京帮安迪信息科技股份有限公司 一种移动视频监控终端的工作状态监控设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008154197A (ja) スライド機構及びそのスライド機構を備えた携帯電子装置
JP2009071806A (ja) 移動通信端末機
JP2011077495A (ja) スタンド装置及び該スタンド装置を用いる携帯式電子装置
TW200824537A (en) Sliding-cover faceplate and electronic device using the same
JP2013097363A5 (ja)
KR100865967B1 (ko) 휴대 단말기용 슬라이드식 덮개 개폐장치
CN201657561U (zh) 滑盖机构
CN104134450A (zh) 数据存储设备固定装置
JP3161214U (ja) スライド装置及び該スライド装置を備えた電子機器
KR20090129647A (ko) 슬라이딩 장치 및 이를 갖는 슬라이드형 휴대용 정보기기
KR100812626B1 (ko) 슬라이더 스윙 힌지 장치
US20120093444A1 (en) Relative displacement device with both slight push force and strong elastic pull force
KR100796944B1 (ko) 태엽 형태로 양방향으로 감긴 일체형 스프링을 이용한 탄성모듈 및 이를 구비한 슬라이딩 타입 휴대폰의 슬라이드장치
KR100765179B1 (ko) 휴대단말기용 슬라이드식 덮개 개폐장치
TW200826606A (en) Sliding hinge and electronic device using the same
KR100669990B1 (ko) 슬림형 슬라이드 모듈용 탄성스프링
US8406703B2 (en) Sliding hinge and a portable device with the sliding hinge
KR101708502B1 (ko) 휴대용 통신 장치의 단자 커버 개폐 장치
CN201674739U (zh) 滑盖装置及具有该滑盖装置的电子装置
KR200450178Y1 (ko) 휴대 단말기용 탄성 링크 모듈, 및 그를 이용한 슬라이드식 힌지장치
JP3161375U (ja) 携帯型装置用スライド機構
KR20100021256A (ko) 힌지 모듈
US20100309135A1 (en) Sliding hinge and a portable electronic device
KR100975664B1 (ko) 슬라이드 힌지 모듈
JP3165603U (ja) 摺動機構及び該摺動機構を備える携帯機器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees