JP3161065U - Popハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】バー部材に吊り下げて使用し、陳列商品の情報を表示するPOPハンガーを提供する。【解決手段】バー部材3に架けられるフック状の係り部11と、該係り部の下方に位置する錘部13と、該係り部と該錘部を連結する連結部12とからなるハンガー本体部1と、該フック状の係り部の一方の側面で、該フック状の係り部と一体的に取り付けられる係止体2と、を備えるものであり、該錘部は、錘と、該錘を着脱自在に収納する錘収納部とからなる。【選択図】図1
Description
本考案は、ジャケット、コート、スーツ等をバー部材に吊り下げて陳列する際、これらの商品の商品情報を表示するPOP(point of purpose)ハンガーに関するものである。
百貨店、量販店、アパレル専門店などにおいては、ジャケット、コート、スーツ等は、1つのバー部材に数十点が吊り下げて陳列される。この際、一定の区画毎に商品のサイズ、価格、特性等の商品情報を表示することが行われている。このようなPOP表示は、天井からPOP板を吊り下げる方法、商品が吊り下げられるバー部材にPOP板を吊り下げて顧客に商品情報を示すPOPハンガーによる方法が挙げられる。
従来のPOPハンガーとしては、図4に示すように、異形板状物101の一方の側をバー部材3が挿通可能なように開口102を設け、中央の凹部103で支持可能としたものが知られている。このPOPハンガー100では、開口102の反対側の板状部104に、商品情報が示されており、陳列商品に近く、取り換えも簡単なことから便利である。また、異形板状物とするのは、表示部分を顧客から見易くするためバー部材3の近くにしたいこと、吊り下げて使用すること、更に吊り下げるため表示が顧客に対して正対するようにバランスをとるなどの諸要求を満たすためである。
しかしながら、従来のPOPハンガーは、一体物であるため、商品情報が異なる場合、別途のPOPハンガーの準備が必要であった。また、商品が変わる毎に新たなPOPハンガーを作成する必要があり、コストアップになると共に、在庫管理など煩わしいものであった。
従って、本考案の目的は、商品情報が異なるような場合あるいは商品が変わるような場合であっても、最小限のパーツの交換で済むPOPハンガーを提供することにある。
かかる実情において、本考案者は鋭意検討を行った結果、POPハンガーは、表示部のみを変更すれば足りること、また、表示部の変更により、崩れたバランスは、バランスを採る錘の重量を変更すれば解決できること等を見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、バー部材に吊り下げて使用し、該バー部材に吊り下げられた陳列商品の情報を表示するものであって、該バー部材に架けられるフック状の係り部と、該係り部の下方に位置する錘部と、該係り部と該錘部を連結する連結部とからなるハンガー本体部と、該フック状の係り部の一方の側面で、該フック状の係り部と一体的に取り付けられる係止体と、を備えるものであり、該錘部は、錘と、該錘を着脱自在に収納する錘収納部とからなることを特徴とするPOPハンガーを提供するものである。
本考案によれば、商品情報を変更したい場合あるいは陳列商品の入れ替えがある場合であっても、カードの種類の変更及び錘の重量の変更で済み、POPハンガー本体はそのまま使用できるため、最小限のパーツの交換で済み、コストを低減し、在庫管理も容易となる。
次に、本考案の実施の形態におけるPOPハンガーを図1〜図3を参照して説明する。POPハンガー10は、バー部材3に吊り下げて使用し、バー部材3に吊り下げられた陳列商品Aの情報を表示する。このような吊り下げによるPOP表示方法は、従来の使用方法を示した図4と同様の表示方法である。なお、図1では陳列商品の記載を省略した。
POPハンガー10は、バー部材3に架けられるフック状の係り部11と、係り部11の下方に位置する錘部13と、係り部11と錘部13を連結する連結部12とからなるハンガー本体部1を備えている。フック状の係り部11の形状としては、バー部材3に架けられるものであって、フック状のものであれば特に制限されない。フック状の係り部11の形状の好適なものとしては、図1に示すように、ジャケット等の吊り下げに一般的に使用される斜め下方に開口を有する3/4リング状のフックが挙げられる。斜め下方に開口を有するリング状のフックであれば、簡易な形状で吊り下げができる。
錘部13は、係り部11の下方に位置する。また、使用状態において、錘部13の重心は、バー部材3を中心にして係止体2の反対側にくる。すなわち、図2は、吊り下げられた状態において、板状のカード22が顧客に対して正対するものであるが、錘部13の重心がバー部材3の右側にあり、POPハンガー10は吊り下げ状態においてバランスを保っている。錘部13がバー部材3の直下に近くなるほど、錘の重量を重くする必要があり、逆に、錘部13がバー部材3の直下から離れすぎると、板状のカード22等の表示体が軽すぎると、板状のカード22が顧客に対して正対できないことがある。なお、本明細書中、正対とは、商品情報などの表示配列がもくろみ通り顧客から見える姿勢を言う。
錘部13は、図3に示すように、錘132と、錘132を着脱自在に収納する錘収納部131、133からなる。錘132としては、重量を付加できるものであれば、特に制限されず、本例では、金属製の四角形板状物であり、中心に取り付け用孔135が形成されている。錘132は、重量の異なる種々のものが準備される。
錘収納部13としては、錘132を収納できるものであれば、特に制限されず、本例では、浅底の箱状物131と、箱状物131の開口を閉める蓋部材133とからなる。浅底の箱状物131の上面には係止用の突起135が形成され、箱状物131の底面中央には、錘132の取り付け用孔135が係止する突起134が形成されている。蓋部材133には、箱状物131の突起135に係止する係止片136が形成されている。これにより、簡単に蓋ができ、また、蓋を外せる。浅底の箱状物131は、表示部の最大重量とバランスを採るための重量を有する錘132を収納できる容積のものとする。これにより、如何なる重量の表示部に対しても、重量の異なる錘132を替えることで、表示部を正対できるバランスを付与できる。また、浅底の箱状物131とすることで、吊り下げの際、商品の陳列の妨げとならない。
また、錘収納部13は、上記の蓋付き箱状物に限定されず、例えばマグネットであってもよい。この場合、錘132はマグネットに吸着する金属が使用される。マグネットは、所定形状のマグネット支持台に取り付けられていてもよい。
連結部12は、係り部11と錘部13を連結するものであれば、その形状は特に限定されない。そして、連結部12、係り部11及び錘部13は一体化してハンガー本体部1を構成している。連結部12は2つの脚部121、122が上方で一体化し、係り部11に連続している。脚部121、122の下方端は錘部13の浅底の箱状物131の上面に接続している。また、脚部121又は122は把持するのに好適な形状となっているため、POPハンガー10の把持部ともなる。
ハンガー本体部1は、全体に亘り薄肉状であるため、バー部材3に吊り下げても陳列の妨げとならない。
係止体2は、フック状の係り部11の一方の側面、図2ではフック状の係り部11の左側面に、フック状の係り部11と一体となるように取り付けられるものである。係止体2は、表示体の一部と係合して、表示体を支持するものである。なお、フック状の係り部11における係止体2の取り付け位置は、図2のような位置に限定されず、例えば、フック状の係り部11の右側面に、フック状の係り部11と一体となるように取り付けられるものであってもよい。
係止体2は、表示部の一部を係止するものであれば、特に限定されず、例えば、図3に示すような、逆L字形状(図1において裏面から見ればL字形状)のケース状物が挙げられる。逆L字形状のケース状物は、逆L字形状の底板と逆L字形状の2つの側板からなり、内側部分を開口して、表示板の横からの挿入及び表示板の上からの挿入を可能にしている。従来のPOPハンガーでは、ハンガー本体部と表示体が一体となっていたため、表示部を例えば大きいものに変更するには、POPハンガー全体を替える必要があったが、本考案のPOPハンガーは、係止体2に差し込む表示体のみを替えればよく、変更パーツを最小限にできる。係止体2は、上記の逆L字形状又はL字形状の他、円弧形状、I字形状、異形形状のものが使用できる。また、係止体2は、上記の雌係止体ではない、雄係止体であってもよい。係止体2が雄係止体の場合、係止する表示体には雌係合部を有する。
表示体は、本例では、板状カード挿入口212を有する4辺の縁部材211で囲まれた枠体構造のカードケース21と、カードケース21に挿入される商品情報が表示された板状カード22からなる。カードケース21の四隅は、係止体2に係止できる厚みと形状に成形されている。板状カード22は、板状カード挿入口212から抜き差しされる。
本考案のPOPハンガー10において、カードケース21を使用せず、板状のカード22を直接、係止体2に取り付けるものであってもよい。この場合、表示板が板状のカードとなり、板状のカード22の少なくとも、係止体2に挿入される部分は、係止体2と係止するに十分な厚みとされる。
板状のカード22には、POP表示がされる。POP表示としては、顧客へのキャッチフレーズ、サイズ、価格、特性などが文字又は絵柄で表現されたものである。
次に、本考案のPOPハンガーの使用方法の一例について説明する。先ず、商品情報が表示された板状カード22が準備され、そのサイズに見合うカードケース21が準備される。カードケース21には板状カード22を挿入しておく。次いで、板状カード22付きカードケース21を係止体2に係止する。一方、箱状物131の中に、予測される重量の錘132あるいは蓄積された表示体と錘の関係を示すデータから選定された所定重量の錘132を入れ、蓋133をする。このようにセットされたPOPハンガー10をバー部材3に吊り下げる。
吊り下げられたPOPハンガー10において、板状カード22に記載された商品情報が顧客に対して正対するものであれば、このまま使用する。吊り下げられたPOPハンガー10において、板状カード22に記載された商品情報が顧客に対して左下がりに見えるようであれば、すなわち、表示部側の重量が重く、左に傾くような場合には、錘部13の錘を、別途準備されている更に重い錘に変更し、同様にバー部材3に吊り下げる。このように、板状カード22に記載された商品情報が顧客に対して正対するまで、バランス調整、すなわち、錘132の重量調整を行う。また、吊り下げられたPOPハンガー10において、板状カード22に記載された商品情報が顧客に対して右下がりに見えるようであれば、すなわち、錘部13の重量が重く、右に傾くような場合には、錘部13の錘を、別途準備されている更に軽い錘に変更し、同様にバー部材3に吊り下げる。このように、板状カード22に記載された商品情報が顧客に対して正対するまで、バランス調整、すなわち、錘132の重量調整を行う。
また、表示部の大きさ等が変更され、バランスが崩れた場合も前記と同様の方法で錘を変更して調整する。
本考案によれば、商品情報を変更したい場合あるいは陳列商品の入れ替えがある場合であっても、係り部を含む本体部分はそのままで、カードの種類の変更及び錘の重量の変更で済み、最小限のパーツの交換で済むため、コストを低減し、在庫管理も容易となる。
1 ハンガー本体部
2 係止体
3 バー部材
10 POPハンガー
11 フック状の係り部
12 連結部
13 錘部
22 板状のカード
132 錘
131 錘収納部
133 錘収納部の蓋
A 陳列商品
2 係止体
3 バー部材
10 POPハンガー
11 フック状の係り部
12 連結部
13 錘部
22 板状のカード
132 錘
131 錘収納部
133 錘収納部の蓋
A 陳列商品
Claims (7)
- バー部材に吊り下げて使用し、該バー部材に吊り下げられた陳列商品の情報を表示するものであって、
該バー部材に架けられるフック状の係り部と、該係り部の下方に位置する錘部と、該係り部と該錘部を連結する連結部とからなるハンガー本体部と、
該フック状の係り部の一方の側面で、該フック状の係り部と一体的に取り付けられる係止体と、を備えるものであり、
該錘部は、錘と、該錘を着脱自在に収納する錘収納部とからなることを特徴とするPOPハンガー。 - 該係止体に係止される商品情報を表示した表示体を、更に有することを特徴とする請求項1記載のPOPハンガー。
- 該係止体は、L字形状又は逆L字形状のケース状物であり、該ケース状物に該表示体の一部を差し込んでなることを特徴とする請求項1又は2記載のPOPハンガー。
- 該錘収納部は、蓋付き箱状物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のPOPハンガー。
- 該表示体は、板状カード挿入口を有する4辺の縁部材で囲まれた枠体構造のカードケースと、該カードケースに挿入される商品情報が表示された板状カードからなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のPOPハンガー。
- 該表示体は、板状のカードであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のPOPハンガー。
- 該係止体に該表示体を装着し、該錘収納部に錘を収納し、該フック状の係り部を該バー部材に吊り下げた際、該表示体が正対することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のPOPハンガー。
Priority Applications (1)
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JP2010001685U JP3161065U (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | Popハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010001685U JP3161065U (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | Popハンガー |
Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2010001685U Expired - Lifetime JP3161065U (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | Popハンガー |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013113693A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Tokuee:Kk | 検針機の性能チェック用テストカード及びそれを収納する収納ケース |
JP2019010139A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社ジャストコーポレーション | 嵌め替え表示パネルとネットワークを利用した情報提供可能な嵌め替え表示パネル |
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2010
- 2010-03-16 JP JP2010001685U patent/JP3161065U/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2019010139A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社ジャストコーポレーション | 嵌め替え表示パネルとネットワークを利用した情報提供可能な嵌め替え表示パネル |
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