JP3160965U - 風船の膨らまし具 - Google Patents

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【課題】ペットボトルを足で踏み潰す時に発生する空気圧を利用して風船を膨らませ、偏平に踏み潰したペットボトルはそのままリサイクル用のゴミとして処分することが可能な風船の膨らまし具を提供する。【解決手段】円筒状の差込部3とキャップ状の連結部4とを空気流通可能に一体に連結するとともに空気流通路に逆止弁を内蔵した空気圧入具1であり、また、円筒状の差込部3とキャップ状の連結部4とを空気流通可能に一体に連結するとともに空気流通路に逆止弁を内蔵した空気圧入具1と、ペットボトルのようなプラスチック製容器2とからなる風船の膨らまし具である。【選択図】図1

Description

本考案は、ゴムやプラスチックやビニール等からなる風船の膨らまし具に関し、特に、お茶やコーヒー、清涼飲料水等の飲料用や調味料などに広く使用されるプラスチック製の容器(通称、ペットボトル)の空気圧を利用して風船を膨らませるものである。
風船は、色々な形状や色彩を有するものを膨らませて室内装飾に使用したり、或いは、手でついたり空中に飛ばして遊び具として楽しむことがある。また、細長く膨らませた風船は、数箇所をねじ曲げて色々な動物やキャラクターの形に仕上げて楽しむこともある。
家庭で親子そろって楽しむには、細長い風船や丸い風船等の口部を銜え、息を吹き込んで風船を膨らませるが、子供では息が続かずに風船を充分な大きさに膨らませることは大変である。
縁日の露店や各種のイベント、キャンペーンなどでは業者がボンベを使用して空気やヘリウム等の気体により風船を膨らませるが、ボンベを家庭で常時用意し、風船を膨らませて遊びに使用するには不向きである。
その他に風船を膨らませる先行技術としては、実開平5−74594として風船を膨らませることのできる補助具が提供されている。これは、エアポンプを操作して風船ゴムに空気を圧入し、風船ゴムを膨らませるものである。
実開平5−74594号公報
しかし、上記の特許文献1に示される特別な補助具を業者が使用するには便利であるが、一般家庭で風船の膨らまし用に購入しても日常的に使用するものではなく、そのうちには忘れられたものとなり、使用されなくなり不経済である。
多くはお茶やコーヒー、清涼飲料水等の容器としてプラスチック製の容器(以下、単にペットボトルと称する)が広く使用されている。ペットボトルには各種の大きさがあるが、ペットボトルを使用する飲料メーカーやペットボトルのリサイクル業界では、使用済みのペットボトルは偏平に踏み潰した状態で分別ゴミとして廃棄処分することを希望している。
これは、一般家庭や店頭でペットボトルを使用済みのままゴミとして出すと一個当たりの体積が大きく、かさばるため一時に大量に運搬することは困難である、という運送上の問題がある。しかし、ペットボトルを偏平に踏み潰すことで全体の体積が小さくなるため分別収集が容易であり、一時に大量のペットボトルを輸送することができるので経済的であり、また、リサイクル業界ではリサイクルのための処理がし易い利点がある。
本考案は、上記する先行技術の問題点やペットボトルの処分の問題点等に鑑み、ペットボトルを足で踏み潰した時に発生する空気圧を利用して風船を膨らませることのできる空気圧入具を使用した風船の膨らまし具を提供することを目的とする。
また、本考案は、空気圧入具とペットボトルとを結合することにより風船を膨らませることのできる風船の膨らまし具を提供するものであり、偏平に踏み潰したペットボトルはそのままリサイクル用のゴミとして処分することが可能な風船の膨らまし具を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本考案風船の膨らまし具は、円筒状の差込部3とキャップ状の連結部4とを空気流通可能に一体に連結するとともに空気流通路に逆止弁5を内蔵した空気圧入具1である。
また、本考案風船の膨らまし具は、円筒状の差込部3とキャップ状の連結部4とを空気流通可能に一体に連結するとともに空気流通路に逆止弁5を内蔵した空気圧入具1と、ペットボトルのようなプラスチック製容器2とからなり、空気圧入具1には、クリップ19を連結し、或いは、差込部3の中央外周には環状の突起21が形成してある。
本考案風船の膨らまし具である空気圧入具1は、空気を一方向に送り込み可能とし、風船に圧縮した空気を圧入することで風船を膨らませることができ、また、空気圧入具1とペットボトル2とを密に連結し、空気圧入具1の差込部3に風船17の口部差し込み、ペットボトル2を足で踏み潰した時の圧力で発生した空気圧を風船17内に圧入することで風船17は必要な大きさまで膨らませることができる。
空気圧入具1には逆止弁5を内蔵しているので、ペットボトル2の踏み潰し作業を停止しても空気は逆流せず、風船17から空気が抜けることはない。ペットボトル2が偏平状態になるまで何度でも踏み潰し作業を行うことができ、一個のペットボトル2で空気量が足りない時にはペットボトル2を交換することも可能である。
更には、踏み潰したペットボトル2を空気圧入具1から取り外し、ペットボトル2を常態に復元させれば、再度、風船17の膨らまし用に使用することができ、一個のペットボトル2を何回でも使用することができる。
ペットボトル2を踏み潰すことで風船17に空気圧の供給を行うが、最終的にはペットボトル2は偏平状に押しつぶされた状態となるので、膨らむことはなく、体積を小さくしたままゴミとして処分することができ、一時に大量輸送が可能であって経済的であり、リサイクル処分も容易である。
空気圧入具1の差込部3に風船17の口部を差し込んだ後、空気の圧入に際し、風船17の口部を指で押えておけばよいが、子供が風船の口部を押え、親がペットボトルを踏み潰すようにすれば、親子で楽しむことができる。また、空気圧入具1に付設したクリップ19で風船17の口部を外側から嵌めて押えるようにすれば、手を使わずに空気圧入具1風船17を固定することができ、風船17が抜けることなく空気の圧入が容易であり、作業がし易くなる。
更に、空気圧入具1の差込部3の中間外周に環状の突起21を形成すれば、風船17の口部が引っかかるので抜けにくく、突起21の内側においてクリップ19を嵌めるようにすれば、クリップ19自体が位置ずれを生ずることがなく、風船17及びクリップ19は安定したものとなる。
ペットボトル2は大量に手に入れることができ、ゴミとして廃棄処分する前のペットボトル2を踏み潰す面白さがあり、親子そろって或いは子供だけでも楽しみながら風船17を膨らませ、環境問題の教育にも役立てることができる。特に、空気圧入具1は単価が低廉であるから、各種ペットボトル2の首部に袋や輪ゴム、テープ等で取り付ければ景品として提供でき、商品の宣伝効果を有するものである。
空気圧入具とプラスチック容器を分離した状態の斜視図である。 空気圧入具の中央拡大断面図である。 弁体と保持具の斜視図である。 空気圧入具とプラスチック容器及び風船を連結した状態の正面図である。 風船の口部をクリップで閉じた状態の正面図である。
以下、図面に従って本考案の一実施例を詳細に説明する。
第1図は、本考案風船の膨らまし具としてのプラスチック製の空気圧入具1を示し、また、空気圧入具1と、この空気圧入具1を取付けるプラスチック製の容器2との結合体を示すものである。
以下の説明においては、プラスチック製容器2として、日常、多く使用されているお茶やコーヒー、清涼飲料水等のペットボトルを使用した場合について説明するが、醤油やソース、食用油等のためのプラスチック製の調味料容器その他適度の弾性を有する容器を含むものである。また、本考案に使用する風船の種類は問うものではない。
本考案空気圧入具1は、図2に示すように、細長い円筒状の差込部3と内周にネジ溝を形成することによりペットボトル2に連結可能としたキャップ状の連結部4とを空気が流通するように一体にしたものであり、差込部3と連結部4との結合部、即ち、空気流通路内には逆止弁5を内蔵している。この逆止弁5は、空気を一方向にのみ流通させる公知のものである。
即ち、図3に示すように、この逆止弁5は、弁体6と弁体6の保持具7から成るものである。弁体6は、ゴムやプラスチック等の適度の柔軟性を有する円板8内に一部を閉じた状態で円形の切り込みを形成して開閉弁9を設けたものである。
また、図3においてプラスチック製の保持具7は、円板8とほぼ同じ径を有する一端面を押圧面10とし、この押圧面10の下部周辺を大径の嵌合部11とするとともに嵌合部11の下面には押圧面10とほぼ同径の円筒体12を連設し、押圧面10と嵌合部11のの中心には前記の開閉弁9より小さな流通孔13を貫通して形成したものである。
逆止弁5は上記の構成であり、弁体6は、差込部3の下面弁座14に押し当てる。次に、保持具7の嵌合部11を連結部4内の上部に形成した嵌合孔15に密に嵌め込めば、保持具7は連結部4内に固定され、同時に、押圧面10が弁体6の下面に当接するので弁体6は弁座14と押圧面10との間に、挟持して固定される。
前記の差込部3内の空気流通孔16の下部は、弁体6に設けた開閉弁9の径よりも大きくなっているので、開閉弁9は空気流通孔16内に開口するが、常態では開閉弁9は押圧面10に当接していので下方向に開口することはない。従って、空気は前記の流通孔13を通り開閉弁9を上方に押し上げ、差込部3の空気流通孔16を通って一方向に流通する。
尚、嵌合部11に連設した円筒体12は、保持具7を連結部4内に着脱するための握持用である。このため、円筒体12である必要はなく、一本或いは複数本の棒状体の突起を嵌合部11の円周に沿って下方向へ突設したものでもよい。また、嵌合部11は、断面半円状の環状体とし、嵌合孔15は嵌合部11に対応する半円状の窪みとしてもよい。
本考案風船の膨らまし具の空気圧入具1は上記の構成であり、次に使用状態について説明する。
図4に示すように、空気圧入具1の連結部4をペットボトル2の口部にねじ込んで密に連結し、空気圧入具1の差込部3には風船17の口部を差し込む。この状態で風船17の口部を指先で握って固定し、ペットボトル2の胴部を足で踏み潰し、偏平状態となるように圧力をかける。尚、風船17は一例の概略を示すものである。
その圧力衝撃でペットボトル2内の空気は、保持具7の流通孔13を通り、弁体6の開閉弁9を上方へ押し開いて差込部3の空気流通孔16から風船17内に圧入され、風船17を膨らませる。ペットボトル2を踏み潰すことを繰り返すことで大量の空気が風船17内に圧入され、必要な大きさに膨張する。
ペットボトル2は、大きな体積の容器を使用することが望ましいが、一個のペットボトル2でも必要な大きさに膨らまない場合には、数個のペットボトル2を取り替えて使用すればよい。
尚、ペットボトル2を踏み潰して風船17に空気を入れても空気量が足りない場合には、空気圧入具1とペットボトル2の連結状態を外し、ペットボトル2を膨らんだ状態に戻した後、空気圧入具1とペットボトル2とを連結してペットボトル2を踏み潰せば再び風船17を膨らませることができ、一個のペットボトル2を何回でも使用して資源を有効活用することができる。
差込部3と連結部4との間には逆止弁5を内蔵しているので、ペットボトル2を踏み潰す作業を停止しても風船17内の空気は逆流することはない。
尚、上記する逆止弁5は、一例を示すものであり、例えば、公知のボール弁のような他の逆止弁5を使用することも可能である。
図1に示すように空気圧入具1には紐18でクリップ19を取付けてもよい。前記のように差込部3に風船17の口部を差し込んで空気を圧入する時、空気圧で風船17が外れる危険性がある。そこで、差込部3に差し込んだ風船17の口部を、図5に示すように、クリップ19先端の円形挟持部20で掴むようにすれば風船17が外れることはなく、安定して空気の圧入作業ができる。
また、図1に示すように、差込部3の中央部外周には環状の突起21を形成することができる。差込部3に風船17を差し込むと、突起21に風船17の口部が引っかかり、抜けにくくなるとともにこの突起21の内側でクリップ19を嵌めるようにすれば空気圧入に際し風船17は抜けにくく、安定したものとなる。
1 空気圧入具
2 ペットボトル
3 差込部
4 連結部
5 逆止弁
6 弁体
7 保持具
8 円板
9 開閉弁
10 押圧面
11 嵌合部
12 円筒部
13 流通孔
14 弁座
15 嵌合孔
16 空気流通孔
17 風船
18 紐
19 クリップ
20 挟持部
21 環状突起

Claims (4)

  1. 円筒状の差込部3とキャップ状の連結部4とを空気流通可能に一体に連結するとともに空気流通路に逆止弁5を内蔵した空気圧入具1から成ることを特徴とする風船の膨らまし具。
  2. 円筒状の差込部3とキャップ状の連結部4とを空気流通可能に一体に連結するとともに空気流通路に逆止弁5を内蔵した空気圧入具1と、ペットボトルのようなプラスチック製容器2とから成ることを特徴とする風船の膨らまし具。
  3. 空気圧入具1にはクリップ19を付設して成ることを特徴とする請求項1または2に記載の風船の膨らまし具。
  4. 空気圧入具1の中央部外周には環状の突起21を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の風船の膨らまし具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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