JP3160819U - 飲食用容器置き補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】コップなどの飲食用に使う容器を水切り中も、乾燥した後も、清潔にしかも安価に、かつ飲食用容器の種類や大きさに限度がなく、底を上にして、つまり、口縁を下にして置く飲食用容器置き補助具を提供する。【解決手段】縦断面が多角形や蒲鉾形である3個以上6個以下の飲食用容器置き補助具1Aを必要に応じた配置でもって受体の上面、例えば、テーブル3の上面に置き、上記3個以上6個以下の飲食用容器置き補助具の上に飲食用容器2の口縁を下にして飲食用容器を置くようにする。【選択図】図1
Description
本考案は、陶磁器製又は合成樹脂製又はガラス製又は金属製又は木製の飲食用容器を、つまり、お茶を飲みあるいはご飯を食べあるいは汁物を飲食しあるいはその他飲食用に使うわん類、重箱、徳利、猪口、コップ、カップ、グラス、ジョッキ、皿、哺乳瓶、その他飲食用に使う容器を水切り中も乾燥した後も清潔にしかも安価にしかも飲食用容器の種類や大きさに限度がなく、底を上にして、つまり、口縁を下にして置く補助具、要するに、飲食用容器置き補助具に関する。
従来は、上記飲食用容器は水切り中も乾燥した後も底を上にして、つまり、口縁を下にしてテーブルの上面又は盆の上面又は食器戸棚の棚の上面又は合成樹脂製の保管箱の底の上面等、以下、「受体の上面」と記す、に直接置いていた。あるいは底を下にして、つまり、口縁を上にして受体の上面に直接置いていた。また、哺乳瓶については哺乳瓶の底を上にして、つまり、口縁を下にして哺乳瓶を立てる哺乳瓶水切り補助具はある(特許出願人が本実用新案登録出願人と同じであり発明者も本考案者と同じである特願2009−189688号参照。)。
又、コップの口縁を下にしてコップの口縁を固定した突起により受体の上面から離隔させるコップ受けはある(実開昭61−113693号公報全文参照。)。
哺乳瓶の場合の特願2009−189688号記載の哺乳瓶水切り補助具を使用した場合は後に述べるが、従来の飲食用容器の口縁を下にして受体の上面に直接置く置き方では飲食用容器の口縁の全周が受体の上面と直接触れるため口縁に受体の汚れが移るだけでなく、飲食用容器に付着した水が受体にたれて溜まり飲食用容器の口縁を濡らすので、飲食用容器の中は汚れなくても口縁が汚れて不衛生であるという問題点がある。又、従来の飲食用容器の口縁を上にしての置き方では飲食用容器の底に水分が残ったり、塵埃や病原体等の不衛生な物質が飲食用容器の口縁を通して飲食用容器の内部に入り込みやすく不衛生であるという問題点がある。
哺乳瓶の場合の特願2009−189688号記載の哺乳瓶水切り補助具を使用した場合の哺乳瓶の口縁を下にして保管する方法であると、複雑な構造をしているので少なくとも製造費が高価になるという問題点や対象物が哺乳瓶又は哺乳瓶の蓋に限定されるという問題点がある。
実開昭61−113693号公報全文記載のコップの口縁を下にしてコップの口縁を固定した突起により受体の上面から離隔させるコップ受けの場合でも構造が複雑なので少なくとも製造費が高価になるという問題点がある。又、離隔される対象物の種類がコップに限定されるという問題点がある。更に、突起が固定されているので離隔できる飲食用容器の大きさに限度がある、つまり、飲食用容器が大きすぎればコップ受けにおさまらず、飲食用容器が小さすぎれば突起により飲食用容器をコップ受けの上面から離隔できないという問題点もある。
本考案は、このような従来の方法が有していた不衛生や高価や飲食用容器の種類や大きさに限度があるという課題を解決しようとするものである。
本考案は縦断面が多角形又は円の一部を切り取った蒲鉾形のいずれかであって陶磁器製、合成樹脂製、ガラス製、金属製、木製のいずれかからなる、3個以上6個以下を1組としたことを特徴とする飲食用容器置き補助具である。
縦断面が正三角形又はその他の三角形や正四角形又はその他の四角形やその他の正多角形又はその他の多角形や円の一部を切り取った蒲鉾形である陶磁器製又は合成樹脂製又はガラス製又は金属製又は木製の3個以上6個以下の棒状の物を、つまり、本考案になる3個以上6個以下の飲食用容器置き補助具を平行状又は放射状の配置でもって受体の上面に置き、上記3個以上6個以下の飲食用容器置き補助具の上に飲食用容器の口縁を下にして飲食用容器を置くことを特徴とする飲食用容器置き補助具を提供することで上記課題を解決する。
縦断面が正三角形又はその他の三角形や正四角形又はその他の四角形やその他の正多角形又はその他の多角形や円の一部を切り取った蒲鉾形である陶磁器製又は合成樹脂製又はガラス製又は金属製又は木製の3個以上6個以下の棒状の物を、つまり、本考案になる3個以上6個以下の飲食用容器置き補助具を平行状又は放射状の配置でもって受体の上面に置き、上記3個以上6個以下の飲食用容器置き補助具の上に飲食用容器の口縁を下にして飲食用容器を置くことを特徴とする飲食用容器置き補助具を提供することで上記課題を解決する。
上述したように本考案になる複数個の飲食用容器置き補助具を使用すれば、飲食用容器の口縁を下にして置くにもかかわらず飲食用容器の口縁の全周のうちのほんの一部が本考案になる複数個の飲食用容器置き補助具に接するようになる。つまり、飲食用容器の口縁に受体の汚れが移りにくくなるだけでなく、飲食用容器に付着した水が受体にたれて溜まり飲食用容器の口縁を濡らすことがなく、飲食用容器の中は汚れなくても口縁が汚れて不衛生であることもない。このようにして水切り中も乾燥した後も清潔にしかも安価にしかも、実開昭61−113693号公報全文記載の突起を固定から移動可とすることにより飲食用容器置き補助具の配置を変えるだけで簡単に、単にコップだけでなく横断面が四角形である重箱であろうと、あらゆる種類の飲食用容器を離隔できるし飲食用容器の大きさに限度がなく飲食用容器を離隔できるという莫大な効果がある。
又、飲食用容器の口縁を上にして置く場合には飲食用容器の底に水分が残ったり、塵埃や病原体等の不衛生な物質が飲食用容器の口縁を通して飲食用容器の内部に入り込みやすく不衛生であった。飲食用容器の口縁を上にして置く場合よりも本発明になる飲食用容器置き補助具を使用して飲食用容器の口縁を下にして置けば、水切り中も乾燥した後も清潔にしかも安価に飲食用容器を置くことができるという効果がある。
飲食用容器が哺乳瓶の場合は特願2009−189688号記載の哺乳瓶水切り補助具を使用する場合と比較して清潔さという点では少々劣るが実用上問題ない清潔さが確保できるうえ安価であるという点では大いに勝るという効果がある。
飲食用容器を清潔に安価に置くことができるので飲食する人は大いに喜ぶという効果もある。
以下本考案の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
本考案になる飲食用容器置き補助具としては陶磁器製又は合成樹脂製又はガラス製又は金属製詳しく述べるとステンレス鋼、軟鋼に亜鉛メッキや錫メッキをした金属、アルミニウム、アルミニウム軽合金等の金属製又は木や木に漆等の塗料を塗った木製等の物であってもよい。
図1は本考案になる縦断面が蒲鉾形である3個の飲食用容器置き補助具1Aを平行状の配置でもってテーブルの一部分3の上に配置して、上記3個の飲食用容器置き補助具1Aの上にご飯茶わん2の口縁を下にして置いた場合を示す部分立面図である。
図1では飲食用容器置き補助具の縦断面が蒲鉾形の場合で示してあるが、前述のように縦断面が正三角形又はその他の三角形や正四角形又はその他の四角形やその他の正多角形又はその他の多角形であってもよい。縦断面が円の場合は飲食用容器置き補助具が回転して移動してしまうので適していない。更に、縦断面は三角形とか五角形とか奇数角の多角形とか蒲鉾形とかが飲食用容器置き補助具とご飯茶わんとの接触が点接触になり水切れが良くなるので好ましい。
図1では飲食用容器置き補助具の縦断面が蒲鉾形の場合で示してあるが、前述のように縦断面が正三角形又はその他の三角形や正四角形又はその他の四角形やその他の正多角形又はその他の多角形であってもよい。縦断面が円の場合は飲食用容器置き補助具が回転して移動してしまうので適していない。更に、縦断面は三角形とか五角形とか奇数角の多角形とか蒲鉾形とかが飲食用容器置き補助具とご飯茶わんとの接触が点接触になり水切れが良くなるので好ましい。
図2は本考案になる縦断面が蒲鉾形である3個の飲食用容器置き補助具1Aを平行状の配置でもってテーブルの一部分3の上に配置して、上記3個の飲食用容器置き補助具1Aの上にご飯茶わん2の口縁を下にして置いたところを示す部分平面図である。
図1、図2では飲食用容器としてご飯茶わんの場合を図示したが前述のようにお茶を飲みあるいは汁物を飲食しあるいはその他飲食用に使うわん類、重箱、徳利、猪口、コップ、カップ、グラス、ジョッキ、皿、哺乳瓶、その他飲食用に使う容器であってもよい。
更に、図1、図2では飲食用容器置き補助具1Aの上にご飯茶わん2は1個しか置いてないが、複数個のご飯茶わんを段々に積み上げて置いてもよい。
更に、図1、図2では飲食用容器置き補助具1Aの上にご飯茶わん2は1個しか置いてないが、複数個のご飯茶わんを段々に積み上げて置いてもよい。
図3は本考案になる縦断面が二等辺三角形である3個の飲食用容器置き補助具1Bを放射状の配置でもってテーブルの一部分3の上に配置したところを示す部分平面図である。
放射状の中心から各飲食用容器置き補助具1Bへの間隔を小さくしたり大きくしたりして配置することにより、図3には示してない飲食用容器の大きさが小さな物から大きな物まで飲食用容器置き補助具1Bの上に置くことができる。
放射状の中心から各飲食用容器置き補助具1Bへの間隔を小さくしたり大きくしたりして配置することにより、図3には示してない飲食用容器の大きさが小さな物から大きな物まで飲食用容器置き補助具1Bの上に置くことができる。
図4は本考案になる縦断面が五角形である4個の飲食用容器置き補助具1Cを放射状の配置でもってテーブルの一部分3の上に配置したところを示す部分平面図である。
図3の場合より放射状の中心から各飲食用容器置き補助具1Cへの間隔を大きくしてあるので、図4には示してない飲食用容器の大きさが図3の場合より大きな物を飲食用容器置き補助具1Cの上に置くことができる。
図3の場合より放射状の中心から各飲食用容器置き補助具1Cへの間隔を大きくしてあるので、図4には示してない飲食用容器の大きさが図3の場合より大きな物を飲食用容器置き補助具1Cの上に置くことができる。
図5は本考案になる縦断面が正三角形である5個の飲食用容器置き補助具1Dを放射状の配置でもってテーブルの一部分3の上に配置したところを示す部分平面図である。
図1〜図5では、飲食用容器置き補助具が3個〜5個の場合を示してある。図示はしないが飲食用容器置き補助具は6個であってもよい。
1A 縦断面が蒲鉾形である飲食用容器置き補助具
2 ご飯茶わん
3 テーブルの一部分
1B 縦断面が二等辺三角形である飲食用容器置き補助具
1C 縦断面が五角形である飲食用容器置き補助具
1D 縦断面が正三角形である飲食用容器置き補助具
2 ご飯茶わん
3 テーブルの一部分
1B 縦断面が二等辺三角形である飲食用容器置き補助具
1C 縦断面が五角形である飲食用容器置き補助具
1D 縦断面が正三角形である飲食用容器置き補助具
Claims (1)
- 縦断面が多角形や円の一部を切り取った蒲鉾形のいずれかであって陶磁器製、合成樹脂製、ガラス製、金属製、木製のいずれかからなる、3個以上6個以下を1組としたことを特徴とする飲食用容器置き補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010002801U JP3160819U (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 飲食用容器置き補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002801U JP3160819U (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 飲食用容器置き補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3160819U true JP3160819U (ja) | 2010-07-08 |
Family
ID=54863958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010002801U Expired - Fee Related JP3160819U (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 飲食用容器置き補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3160819U (ja) |
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2010
- 2010-04-27 JP JP2010002801U patent/JP3160819U/ja not_active Expired - Fee Related
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