JP3160256U - ホルダ付き眼鏡フレーム - Google Patents

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浩司 櫻井
浩司 櫻井
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株式会社アートアンドクラフト
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Abstract

【課題】外した眼鏡を携帯するときの利便性をより高めることができ、更に、お洒落や流行に敏感な若者を引き付けることができる、ホルダ付き眼鏡フレームを提供する。【解決手段】眼鏡フレーム12は、クリップから構成されるホルダ30が装着された、ホルダ付きの眼鏡フレームとなっており、智17には、リング部材20が取り付けられる取付孔17aが形成されている。ホルダ30は、一対の挟持片31と、弾性を有し、挟持片31の間に設けられてこれらを接続する付勢部材32と、一端が付勢部材32に連結され、他端にリング部33aが形成された接続部材33とから構成される。リング部材20と接続部材33のリング部33aとは互いに結合しており、これによってホルダ30が眼鏡フレーム12に係止される。【選択図】図1

Description

本考案は、外した眼鏡の携帯性を向上させることができる、ホルダ付き眼鏡フレームに関する。
外した眼鏡を眼鏡ケースに入れずに携帯する際には眼鏡ホルダを利用する場合がある。このような眼鏡ホルダとしては、例えば、一定長さの紐又は鎖と、この紐又は鎖の両端に設けられ、眼鏡のテンプル部分に係止される係止部とを備えたものが知られている(例えば、特開2002−40376号公報や特開2007−199444号公報参照)。そして、このような眼鏡ホルダでは、係止部をテンプル部分に係止して紐又は鎖を使用者の首の後ろに回し、外した眼鏡を首からぶら下げて使用する。
特開2002−40376号公報 特開2007−199444号公報
しかしながら、使用者の首に紐又は鎖を掛けて使用する上述の眼鏡ホルダには、使用者が前屈みになったときに、首からぶら下げた眼鏡が前後,左右に揺れて使い勝手が悪いという問題があった。また、このような眼鏡ホルダは、非常にありきたりであり、特に、お洒落や流行に敏感な若者に興味を持たせることができず、売り上げを伸ばし難い。
本考案は、以上の実情に鑑みなされたものであって、外した眼鏡を携帯するときの利便性をより高めることができ、更に、お洒落や流行に敏感な若者を引き付けることができる、ホルダ付き眼鏡フレームの提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本考案は、
相互に当接,離反可能に設けられた一対の挟持片を有する挟持部と、眼鏡フレームに係止されるホルダ側係止部とを備えたホルダと、
前記ホルダ側係止部によって前記ホルダが係止された眼鏡フレームとから構成されるホルダ付き眼鏡フレームに係る。
この考案によれば、眼鏡を外した使用者は、挟持部で衣服(例えば、ワイシャツの前立てや襟の部分、スーツのラペルの部分、Tシャツの首周りの部分、ワイシャツ,スーツ及びTシャツの胸ポケットの開口部分など)を挟んでホルダを付けることで、眼鏡(眼鏡フレーム)を固定し、携帯することができる。
また、上記従来の眼鏡ホルダのように、眼鏡を紐や鎖で首からぶら下げるわけではないので、眼鏡が大きく揺れることもないし、眼鏡ホルダを眼鏡とは別に持ち歩く必要もなく、使い勝手が非常に良い。更に、眼鏡フレームにホルダが装着されていて、従来にはないデザインであり、お洒落や流行に敏感な若者に興味を持たせて販売数量を増やすこともできる。
尚、前記眼鏡フレームは、前記ホルダ側係止部が係止されるフレーム側係止部を備えていても良く、このフレーム側係止部は、例えば、前記眼鏡フレームの智の部分、或いは、前記眼鏡フレームのテンプルの智側の部分、若しくは、前記眼鏡フレームのリムの智側の部分に設けられる。
また、前記ホルダ側係止部は、前記フレーム側係止部に対して着脱自在に構成されていても良く、このようにすれば、ホルダを取換可能に構成することができ、使用者は、例えば、よりデザイン性や使い勝手に優れたホルダと交換することができる。これにより、当該ホルダ付き眼鏡フレームの商品魅力を高めることができる。また、前記ホルダに装飾が施されていれば、更に優れたデザインとすることができるので、より魅力ある商品とすることができる。
更に、前記フレーム側係止部及びホルダ側係止部は、それぞれリング状に形成され、これらのリング部が結合することにより前記ホルダが前記眼鏡フレームに係止されるように構成されていても良い。
以上のように、本考案に係るホルダ付き眼鏡フレームによれば、外した眼鏡を携帯するときの利便性をより高めることができる他、お洒落や流行に敏感な若者を引き付けることができる。
本考案の一実施形態に係る眼鏡の概略構成を示した斜視図である。 本実施形態に係るホルダの使用例を示した正面図である。 本考案の他の実施形態に係る眼鏡の概略構成を示した斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る眼鏡の概略構成を示した斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る眼鏡の概略構成を示した斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る眼鏡の概略構成を示した斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る眼鏡の概略構成を示した斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る眼鏡の概略構成を示した斜視図である。
以下、本考案の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。
図1に示すように、本例の眼鏡1は、2枚のレンズ11,11と、これらのレンズ11,11を支える眼鏡フレーム12とから構成され、この眼鏡フレーム12は、クリップから構成されるホルダ30が装着された、ホルダ付きの眼鏡フレームとなっている。
前記眼鏡フレーム12は、前記ホルダ30の他、2つのレンズ11,11にそれぞれ対応して設けられ、これらのレンズ11,11をそれぞれ支持,固定する2つのリム14,14と、これらのリム14,14を接続するブリッジ15と、2つのリム14,14の外周部であり且つ互いに対峙する部分にそれぞれ設けられ、使用者の鼻に当接する2つの鼻当て16,16と、2つのリム14,14の外周部であり且つ前記ブリッジ15及び鼻当て16,16とは反対側にそれぞれ設けられる2つの智17,17とが一体的に形成された前枠13と、2つの智17,17にそれぞれ設けられた2つのヒンジ(図示せず)と、これらのヒンジ(図示せず)を介して智17,17にそれぞれ接続され、使用者の耳に掛けられる2つのテンプル18,18とから構成される。
また、前記眼鏡フレーム12の一方の智17(使用者が眼鏡1を掛けたときに左側にくる智17)には、左右方向に貫通する取付孔17aが形成されており、この取付孔17aには、リング部材(フレーム側係止部)20が取り付けられている。
前記ホルダ30は、一対の挟持片31と、弾性を有し、挟持片31の間に設けられてこれらを接続するとともに、挟持片31の先端部をこれらが互いに接近する方向に付勢する付勢部材32と、一端が付勢部材32に連結され、他端にリング部(ホルダ側係止部)33aが形成された接続部材33とから構成される。
尚、前記リング部材20と接続部材33のリング部33aとは互いに結合しており、これによってホルダ30が眼鏡フレーム12に係止されている。また、前記挟持片31及び付勢部材32は、実用新案登録請求の範囲に言う挟持部に相当する。
以上のように構成された本例の眼鏡1によれば、使用者は、眼鏡フレーム12にホルダ30が装着された状態で眼鏡1を掛け、当該眼鏡1を外したときには、眼鏡1を畳み、一対の挟持片31で衣服(例えば、ワイシャツの前立てや襟の部分、スーツのラペルの部分、Tシャツの首周りの部分、ワイシャツ,スーツ及びTシャツの胸ポケットの開口部分など)を挟むことにより当該ホルダ30を衣服に付け、眼鏡1を衣服にぶら下げる。これにより、使用者は、外した眼鏡1を固定して携帯することができる。
ここで、ホルダ30の使用例の一例を図2に示す。この図2では、一対の挟持片31でスーツのラペル部分を挟み、このラペル部分に、外した眼鏡1をぶら下げている。
また、上記従来の眼鏡ホルダのように、眼鏡1を紐や鎖で首からぶら下げるわけではないので、眼鏡1が大きく揺れることもないし、眼鏡ホルダを眼鏡1とは別に持ち歩く必要もなく、使い勝手が非常に良い。更に、眼鏡フレーム12にホルダ30が装着されていて、従来にはないデザインであり、お洒落や流行に敏感な若者に興味を持たせて販売数量を増やすこともできる。このような効果は、ホルダ30(例えば、一対の挟持片31)に装飾を施せば、更に高めることができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、眼鏡フレーム12の一方の智17に取付孔17aを形成し、この取付孔17aにリング部材20を取り付け、このリング部材20とホルダ30のリング部33aとを互いに結合させるようにしたが、ホルダ30の眼鏡フレーム12への取付方法は何ら限定されるものではない。
例えば、図3に示すように、智17の外側に半円形のリング状取付部21を眼鏡フレーム12と一体的に形成し、このリング状取付部21とリング部33aとを互いに結合させるようにしても良く、また、図4に示すように、表面に半円形のリング部22aが形成された取付板22を智17の外側に接着し、このリング部22aとリング部33aとを互いに結合させるようにしても良い。
或いは、図4乃至図6に示すようにしてホルダ30を眼鏡フレーム12に取り付けても良い。図4では、眼鏡フレーム12の一方のテンプル18の智17側の部分に、左右方向に貫通する取付孔18aを形成し、この取付孔18aにリング部材20を取り付けるとともに、ホルダ30の接続部材33のリング部33aに引き輪(ホルダ側係止部)34を結合し、この引き輪34によってリング部材20と引き輪34とを着脱自在に結合させる。
一方、図5では、テンプル18の智17側の部分の外側に半円形のリング状取付部21を眼鏡フレーム12と一体的に形成し、引き輪34によってリング状取付部21と引き輪34とを着脱自在に結合させる。また、図6では、表面に半円形のリング部22aが形成された取付板22をテンプル18の智17側の部分の外側に接着し、引き輪34によってリング部22aと引き輪34とを着脱自在に結合させる。
このように、ホルダ30を眼鏡フレーム12に対して着脱自在に構成すれば、ホルダ30を取換可能に構成することができるので、使用者は、例えば、よりデザイン性や使い勝手に優れたホルダ30と交換することができる。これにより、ホルダ30が装着された当該眼鏡1の商品魅力を高めることができる。この場合、ホルダ30自身に装飾を施しておけば、効果を更に高めることができる。
前記取付孔17a,18a及びリング部材20、リング状取付部21、取付板22は、上述した位置に設ける他、特に図示はしないが、眼鏡フレーム12のリム14の智17側の部分に設けても良い。
また、ホルダ30は、図8に示すように構成されていても良く、この場合、当該ホルダ30は、前記挟持片31,付勢部材32及び接続部材33と、接続部材33のリング部33aに結合されたリング部材35と、リング部材35に結合された、例えば、ゴムから構成される弾性リング体(ホルダ側係止部)36と、2つの輪の部分が形成されるように弾性リング体36に設けられ、この弾性リング体36上を移動可能となった締め具37とを備える。
そして、このホルダ30は、締め具37によって弾性リング体36に形成された2つの輪の部分の一方に、眼鏡フレーム12の一方のテンプル18を通した後、締め具37により当該輪の部分を締めることで、テンプル18の智17側の部分に係止することができる。この他、弾性リング体36を眼鏡フレーム12の智17の部分に係止するようにしても良い。
更に、眼鏡フレーム12やホルダ30の形状は、上述したものに何ら限定されるものではなく、また、ホルダ30の使用方法も上述したものに限定されるものではない。更に、ホルダ30に施す装飾はどのような態様であっても良い。
1 眼鏡
11 レンズ
12 眼鏡フレーム
14 リム
17 智
17a 取付孔
18 テンプル
20 リング部材
30 ホルダ
31 挟持片
33 接続部材
33a リング部

Claims (6)

  1. 相互に当接,離反可能に設けられた一対の挟持片を有する挟持部と、眼鏡フレームに係止されるホルダ側係止部とを備えたホルダと、
    前記ホルダ側係止部によって前記ホルダが係止された眼鏡フレームとから構成されるホルダ付き眼鏡フレーム。
  2. 前記眼鏡フレームは、前記ホルダ側係止部が係止されるフレーム側係止部を備えていることを特徴とする請求項1記載のホルダ付き眼鏡フレーム。
  3. 前記ホルダ側係止部は、前記フレーム側係止部に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項2記載のホルダ付き眼鏡フレーム。
  4. 前記フレーム側係止部は、前記眼鏡フレームの智の部分、或いは、前記眼鏡フレームのテンプルの智側の部分、若しくは、前記眼鏡フレームのリムの智側の部分に設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載のホルダ付き眼鏡フレーム。
  5. 前記フレーム側係止部及びホルダ側係止部は、それぞれリング状に形成され、これらのリング部が結合することにより前記ホルダが前記眼鏡フレームに係止されることを特徴とする請求項2乃至4記載のいずれかのホルダ付き眼鏡フレーム。
  6. 前記ホルダには、装飾が施されていることを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかのホルダ付き眼鏡フレーム。
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