JP3160080U - バッグジャケット - Google Patents

Abstract

【課題】上衣の脱衣時に、上衣がバッグとして機能を有するようにしたジャケットを提供する。【解決手段】背裏をファスナーで開口できるようにして、背表と背裏の空間を裏返すようにして、バッグの形状を作ることによって課題を解決している。気温の寒暖差のある時、雨上がりの時、または運動時に、上着を脱いでも、邪魔な手荷物にならず、ショルダーバッグやメッセンジャーバッグのように、肩や背中に背負うことで自由に手が使え、デザイン機能面でも、裏地のあるすべてのアウターに利用可能なので、通勤時・スポーツ・レジャーなど広い範囲で、より快適なスタイルが可能になる。【選択図】図３

Description

本考案は、バッグとして利用したり、上衣として着用したりできる上衣に関するものである。

従来の上衣は、脱いだ時に、たたんで別のバッグに入れたりしなければならない。

上着を脱いだ時に、バッグがなくても収納でき、かつバッグとしての機能も作り出すことを目的とする。

本考案は、上衣の背部分の広い個所を利用し、上衣の背表と背裏の空間内をバ
ッグの表部分として考え、背裏にファスナーを取り付けて、その開口部から上衣
を引き出して裏返すことで、上衣がバッグに変転し、さらにバッグとしての機能
を持たすことで、課題を解決している。

気温の寒暖差のある時、雨上がりの時、または運動時に、上着を脱いでも、邪魔な手荷物にならず、ショルダーバッグやメッセンジャーバッグのように、肩や背中に背負うことで自由に手が使え、デザイン機能面でも、裏地のあるすべてのアウターに利用可能なので、通勤時・スポーツ・レジャーなど広い範囲で、より快適なスタイルが可能になる。

バッグ ジャケット仕様の背裏外観 バッグ ジャケット仕様の背表外観 バッグ ジャケット仕様の背裏ファスナーを開口した状態 バッグにしてファスナーを開口した状態 バッグにした状態 肩紐を腰ベルトにしたデザイン上衣

上衣の背裏部分を両面ファスナーで分割し、背裏と背表の間のネック部分から腰に掛けてバッグの肩紐部分を取り付けて、上衣で着る時はそのファスナーを閉じることで収納され、ファスナーを開けて、そのファスナー口から引き出し裏返して肩紐部分を引っ張り出して、そのファスナーを開閉することで、ショルダーバッグにすることができる。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。図１は、背裏中心にファスナーを付けた上衣で、背裏の縫い線がバッグ形状となり、背全体の大きさの範囲でバッグのデザインが可能である。

バッグ形状をつくる縫い線が背裏には見えても問題はないが、図２のように背表には、背裏と同じ縫い線を見せないで、さらにバッグとしての強度機能上、背表と背裏に間にもう一枚バッグの底部分に適した素材を挟み込んで縫うこともできる。

図３のように、背裏のファスナーを開けると、バッグの肩紐が見え、その開口部から内側を引っ張り出すように、ひっくり返す。

図４のように、バッグの内側に、上衣のすべてを押し込んでさらにファスナーを止めると図５のような、ショルダーバッグになる。

ショルダーバッグとしての外部ポケットデザインは、上衣の背表と背裏の中なので、自由にデザインできる。

図６のように、デザインによっては、肩紐を取り外し可能なバックルにして、それを上衣の腰ベルトに使うこともできる。

本考案は、すべての裏地のあるアウターに利用可能で、バッグとしての機能拡大も含めて、スポーツやカジュアルライフ全般に、より快適な利便性を提供できる可能性を有している。

Claims (1)

1. 上衣の背表と背裏の空間を、背裏に付けられたファスナーを開けて、内側を裏返すことでバッグにすることを可能にした上衣。