JP3159928U - 壁面設置構造物 - Google Patents

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三詔 林
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Abstract

【課題】壁面に設置することができ、炭の持つ消臭効果、除菌効果、及び癒し効果を活かして、人に優しい環境を作り出すことができる、壁面設置構造物を提供する。【解決手段】壁面Wに取り付けられる壁面設置構造物1であって、室内側に向かって開口した開口空間3と、この開口空間3に着脱自在に嵌め込まれる枠体4と、を備え、枠体4の内側には、炭(91)が備え付けられている、壁面設置構造物1とした。このとき、枠体4の内側には、多数の炭片(91)が詰め込まれている壁面設置構造物1とすることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、壁面に設置される壁面設置構造物に関する。詳しくは、壁面に埋め込み又は掛設され、木炭や竹炭などの炭を備え付けている壁面設置構造物に関する。
室内空間の生活環境を整えることは、健康で快適な暮らしを実現するためには欠かすことができない。室内空間の温度や湿度を快適に調整することはもちろんのこと、近年では、家屋等の密閉率が高まって臭いがこもりやすくなっていることもあり、消臭等の必要性が高まっている。特に、病院、老人ホーム、介護施設、集会所、自宅、飲食店、その他の人の集まる場所における消臭のニーズは高い。
一方、木炭に臭い成分を吸着する作用効果があることは、古くから知られている。このような木炭の作用効果を利用して、室内の空気清浄化を図るための据え置きタイプの調度品が、下記特許文献1に記載されている。
この特許文献1には、「複数本の木炭が天然木から切り出されたままの形状で自立可能に組み合わされてなることを特徴とする木炭調度品。」が記載されており、これによって「複数本の木炭が天然木から切り出されたままの形状で自立可能に組み合わされてなるので、自然な風合いをもち、日本家屋に調和しやすくて飽きることがなく、見る者に精神的な安らぎを与えることができ、しかも木炭のもつ脱臭性能によって部屋の空気を清浄化することができる。」とある。
特開2000−190699号公報
しかし、上記特許文献1に記載された木炭調度品は、いわゆる「置物」であり、あくまで棚の上に載置することが前提のものであった。また、小さなものであるため、炭の持つ各種効果を活かすことができなかった。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたものであって、壁面に設置することができ、
炭の持つ消臭効果、除菌効果(室内の有害なホルムアルデヒドやタバコの煙に含まれる有害物質の除去)、及び癒し効果を活かして、人に優しい環境を作り出すことができる、壁面設置構造物を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の壁面設置構造物は、壁面に取り付けられる壁面設置構造物であって、室内側に向かって開口した開口空間と、この開口空間に着脱自在に嵌め込まれる枠体と、を備え、枠体の内側には、炭が備え付けられている、壁面設置構造物とした。
ここで、「壁面」には天井も含まれる。また、「炭」には、木炭のほか竹炭が含まれる。
この壁面設置構造物は枠体の内側に炭が備え付けられているため、炭の持つ消臭効果、除菌効果、癒し効果、マイナスイオンによるリフレッシュ効果を活かして、人に優しい環境を作り出すことができる。
また、湿気の多い所に置くと吸湿し、乾燥したところに置くと加湿するという、炭の持つ特徴を活かして、部屋を調湿する効果もある。
さらに、壁面に設置されることから、部屋の大きさに応じて形や大きさなどを変えることが出来て設計自由度が高い。壁面の設置には、埋め込み又は掛設等の手段を用いればよい。
またさらに、開口空間に着脱自在に嵌め込まれる枠体を備えた構成であるため、炭の交換作業がしやすい。
加えて、この壁面設置構造物は、和室、洋室を問わず、室内装飾としても好適なものである。
枠体の内側には、多数の炭片が詰め込まれることで、炭が備え付けられている、壁面設置構造物とすることができる。
この壁面設置構造物は、枠体の内側に多数の炭片が詰め込まれていることで、より一層、炭の持つ消臭効果、除菌効果、癒し効果、マイナスイオンによるリフレッシュ効果、および部屋を調湿する効果が増強される。
ここで、枠体の内部に炭が詰め込まれているため炭の交換作業がしにくいとも思われるが、開口空間に着脱自在に嵌め込まれる枠体を備えた構成においては、枠体ごと取り外して交換作業ができるため、炭の交換作業が比較的容易である。
このとき、開口空間に対して枠体が表裏何れの方向からも着脱自在に嵌め込みできるように構成された壁面設置構造物とすることが好ましい。
この壁面設置構造物は、開口空間に対して枠体が表裏何れの方向からも着脱自在に嵌め込みできるため、長期間の設置によって、炭の持つ消臭効果や除菌効果などの各種効果が低下した場合であっても、これらの効果を回復させやすい。即ち、各種効果が低下した場合には開口空間から枠体を取り出して、取り出された枠体を表裏反転させて再度開口空間に嵌め込めばよいのである。これにより、室内側に対面する炭が交換されることとなり、各種効果が回復することになる。
枠体の内側は、少なくとも一枚の棚板によって区画されている壁面設置構造物とすることもできる。
この壁面設置構造物は、デザインの自由度が高いものである。区画されている箇所の一部に炭を設置してもよいし、区画されている箇所の全部に炭を設置してもよい。
このとき、複数の枠体を備えており、各枠体は、棚板の配設構造がそれぞれ異なるものであり、複数の枠体のうち所望の枠体を開口空間に嵌め込むことができる壁面設置構造物とすることが好ましい。
この壁面設置構造物は、所望の枠体を開口空間に嵌め込むことができるため、気分等に応じて配設構造が異なる枠体を差し替えて使用することができる。
本考案により、壁面に設置することができ、炭の持つ消臭効果、除菌効果、及び癒し効果を活かして、人に優しい環境を作り出すことができる、壁面設置構造物を提供することができる。
第一実施形態の壁面設置構造物を示す一部分解斜視図である。 第一実施形態の壁面設置構造物を示す斜視図である。 第二実施形態の壁面設置構造物を示す一部分解斜視図である。 第二実施形態の壁面設置構造物に用いる枠体の別例を示す拡大斜視図である。
以下、図を用いて本考案の壁面設置構造物を例示説明する。
本考案の壁面設置構造物は、壁面に取り付けられる壁面設置構造物であって、室内側に向かって開口した開口空間と、この開口空間に着脱自在に嵌め込まれる枠体と、を備え、枠体の内側には、炭が備え付けられているという基本構成である。
まず、図1及び図2を用いて、第一実施形態の壁面設置構造物を説明する。なお、以下の実施形態はあくまで本考案を例示説明するものであって、本考案は、以下の具体的な実施形態に限定されるものではない。
[第一実施形態の壁面設置構造物]
本実施形態の壁面設置構造物は、開口空間と枠体とを備えた上記基本構成をベースに、(1)枠体の内側に多数の炭片が詰め込まれており、また、(2)開口空間に対して枠体が表裏何れの方向からも着脱自在に嵌め込みできるようになっている。以下、各構成要素について説明する。
1.開口空間
開口空間3は壁面設置構造物1の本体2に設けられており、壁面設置構造物1(本体2)を壁面Wに設置した際、室内側に向かって開口するように設けられた空間である。本実施形態では、本体2は、ステンドグラス21(図中クロスハッチングの部分)で装飾を施した左右の装飾部22と、この左右の装飾部22の間の上方に設けた化粧板部23と、前記左右の装飾部22の間の下方に設けた開口空間3で構成されている。
そして、この開口空間3には、後述する枠体4が嵌め込まれる。なお、壁面設置構造物1(本体2)を壁面Wに設置するには、埋め込み又は掛設等の手段を用いればよい。埋め込みの場合には、壁面設置構造物1を軸組の間に掛け渡すように取り付ければ、耐震補強の役目を果たすこととなる。
本実施形態では、正面視矩形形状で厚みの薄い空間を、正面視で90度回転させたような開口空間3である。換言すると、開口空間3は横(壁面Wに概ね垂直な方向)を向いた偏平な四角柱形状である。
なお、本実施形態では裏板を取り付けていないため開口空間3の背面側は壁面となっているが、これに限定されず、裏板を取り付けてもよい。
2.枠体
枠体4は、前述した開口空間3に着脱自在に嵌め込まれる。枠体4の外形形状は開口空間3の大きさより若干小さな形状となっており、これによって、枠体4が開口空間3にきっちりと嵌め込まれるようになっている。また、枠体4は横を向いた偏平な四角柱形状であり、これによって、開口空間3(偏平な四角柱形状である)に対して枠体4が表41裏42何れの方向からも着脱自在で、且つしっかりと嵌め込みできるように構成されている。
3.炭
炭は、枠体4の内側に備え付けられている。本実施形態では、枠体4の内側を埋め尽くすように密に並べた状態で多数の炭片 (91)が詰め込まれている。本実施形態では炭片として木炭91を用いてある。
上記本実施形態の壁面設置構造物1は、炭(91)の持つ各種効果が低減した場合には開口空間3から枠体4を取り出し(枠体4と共に木炭91も取り出されることになる)、取り出された枠体4を表41裏42反転させて再度開口空間3に嵌め込めばよい。これにより、室内側に対面する炭が交換されることとなり、炭による各種効果が回復することになる。
[第二実施形態の壁面設置構造物]
次に、図3を用いて第二実施形態の壁面設置構造物を例示説明する。先述した第一実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、原則としてその説明を省略する。
本第二実施形態の壁面設置構造物1は、室内側に向かって開口した開口空間3と、この開口空間3に着脱自在に嵌め込まれる枠体4と、を備え、枠体4の内側には、炭が備え付けられているという基本構成では前記第一実施形態のものと共通する。しかし、枠体4の内側が、少なくとも一枚の棚板5によって区画されている点で前記第一実施形態のものと大きく異なる。
具体的には、図3に示す例では、枠体4の内側が水平に架設された一枚の棚板5によって区画されている。そして、この棚板5の上に、竹炭92を立てた溶岩容器93(溶岩を加工して容器状にしたもの)を載置してある。
また、上記壁面設置構造物1に加えて、図4に示すような、図3の枠体4とは異なる棚板5の配設構造(枠体に対する棚板の取り付け方)を備えた枠体を準備しておくことで、好みの枠体を開口空間に嵌め込むことができる。図4に示す例では、枠体4の内側が、十文字状に架設された二枚の棚板5によって区画されている。そして、図中右上の区画空間に、木炭91が置かれている。
以上、特定の実施形態を参照して本考案を説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本出願の願書に添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正が可能である。
例えば、上記実施形態では開口空間は偏平な四角柱形状であったがこれに限定されない。四角柱形状以外にも、多角柱形状、円柱形状、および楕円柱形状等の開口空間としてもよい。
また、壁面設置構造物の本体の形状についても、室内側に向かって開口した開口空間を備えておれば特に制限されない。
また、壁面設置構造物を天井に設置する場合には、枠体や炭が落下しないよう、壁面設置構造物の表面をネットで覆うなどすればよい。
1 壁面設置構造物

2 本体
21 ステンドグラス
22 装飾部
23 化粧板部

3 開口空間

4 枠体
41 表
42 裏
5 棚板

91 木炭
92 竹炭
93 溶岩容器

W 壁面

Claims (5)

  1. 壁面に取り付けられる壁面設置構造物であって、
    室内側に向かって開口した開口空間と、
    この開口空間に着脱自在に嵌め込まれる枠体と、を備え、
    前記枠体の内側には、炭が備え付けられている、
    壁面設置構造物。
  2. 枠体の内側には、
    多数の炭片が詰め込まれることで、炭が備え付けられている、
    請求項1記載の壁面設置構造物。
  3. 開口空間に対して枠体が表裏何れの方向からも着脱自在に嵌め込みできるように構成されている、請求項2記載の壁面設置構造物。
  4. 枠体の内側は、
    少なくとも一枚の棚板によって区画されている、
    請求項1記載の壁面設置構造物。
  5. 複数の枠体を備えており、
    各枠体は、棚板の配設構造がそれぞれ異なるものであり、
    複数の枠体のうち所望の枠体を開口空間に嵌め込むことができる、
    請求項4記載の壁面設置構造物。
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