JP3159427U - 酒瓶容器の注口補助具 - Google Patents

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仁 山野内
仁 山野内
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Abstract

【課題】酒瓶から酒をガラスコップに誰でも容易に適量を注ぐことを可能とする注口補助具を提供する。【解決手段】本体部の上部に酒瓶1の口に挿入したときに所定の位置で固定できように瓶の口より大きい固定フランジ8と、固定フランジの下部には複数の抜け防止用の補助フランジからなり、補助具本体の内部には固定フランジから補助具本体の下部に通じる細孔を貫通させた貫通部を具える。さらに、貫通部に隣接する補助具本体内部には空隙を設け、補助具本体内部の空隙部の上部と中空の円筒形からなる注ぎ口6とを接続して構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、酒瓶の酒をコップに適量を注ぐことが容易な注口補助具に関するものである。
新酒、地酒等の出来栄えを競う鑑評会およびきき酒が全国各地で盛んに開催されている。鑑評会およびきき酒会は、複数の審査員が審査の対象の酒瓶からガラスコップに注いだ酒を順次口に少量含み、匂いと味を確かめて審査する方法が取られている。
鑑評会およびきき酒会では、酒が注がれたガラスコップを複数の審査員が順に口に少量含み、ガラスコップの酒が少なくなれば注ぎ足して審査を続けることから同じガラスコップを複数の審査員がそのまま使用することが繰り返されていた。
近年、感染症と呼ばれるウイルス性の病気の予防に対して関心が高まっており、また新型インフルエンザに代表されるように人々が感染した時抗体を持たない病気が発生していることから衛生面に対する人々の要求が高まっている。
ガラスコップを複数の審査員に個別に配布し、各自が酒瓶よりガラスコップに注いで審査することも1つの方法であるが、注ぎすぎてこぼしたり、少量であれば審査に支障が生じる問題がある。
適用を無理なく注ぐためには、酒瓶の瓶口部に補助具を取り付け酒瓶から酒を注ぐときに適量が注がれる補助具が求められる。吐出量を制限するためにドレッシング用容器の蓋体補助具があるが、吐出量を制限できるのみで適量が注げるものではない欠点がある。
内容物を適量取り出すことができるキャップが紹介されているが、構造も複雑であり、また継続して吐出させることができない欠点があり、適量注ぐという目的を達成できない問題がある。
実開平7−42749号公報 特開2006−181117号公報
解決しようとする問題点は、酒瓶よりガラスコップに酒を注ぐときに適量を誰でも容易に且つ確実に注ぐことができない点である。
本考案は、酒瓶の瓶口部に注ぎ口と細孔が貫通した空気供給ノズル部を供えた補助具を挿入し、瓶を傾けてガラスコップに酒を注いだ時に空気供給ノズル部内の細孔が酒瓶からの酒の吐出量を少なくしたことを最も主要な特徴とする。
本考案の注ぎ口と細孔が貫通した空気供給ノズル部を供えた補助具は、酒瓶から酒が吐出する胴管部と空気を供給する酒瓶に供給するノズル部とは隔離されており、
ノズル部の細孔から供給される空気量と酒瓶から吐出する酒の量とは比例することからノズル部の細孔の径を適切な大きさにすることにより吐出量を変えることができるという利点がある。
図1は補助具を酒瓶の口部に装着し、ガラスコップに酒が注がれる状態を示した説明図である。(実施例1) 図2は補助具の外観を示した説明図である。 図3は補助具の断面構造を示した説明図である。 図4は補助具の空気孔をシールで塞いだ状態を示す説明図である。(実施例2)
酒瓶の酒をガラスコップに酒瓶の口部から漏れだすことなく、また適量を容易に誰にでも注ぐという目的を、最小の部品点数で、酒瓶の口部から大きくはみ出すことなく
実現した。
図1は、本考案補助具7を酒瓶1に挿入シガラスコップ2に酒3を人の手5で注ぎ口補助具7の注ぎ口6から注ぐ状態を示した1実施例である。
図2は、注口補助具7の構造を示している。補助具7の内部には、空気導入孔9と中空ノズル11につながる空気導入細孔12を具えている。補助具7の上部には固定フランジ8、側面には補助フランジ10を具えている。フランジ8の中央には注ぎ口6を設けている。
図3は、注口補助具7の断面構造図である。補助具7の内部は補助具底部から注ぎ口6の注ぎ口の中空部13につながる空隙部14となっている。
注口補助具7を酒瓶1の瓶口4に挿入する。固定フランジ8が瓶口4の直径より大きいことから固定フランジ8がストッパーの役目を果たす。また、補助フランジ10が瓶口4と密着し、注口補助具7が固定され、瓶口4と注口補助具7との隙間を塞ぐことができる。
注口補助具7を酒瓶1に挿着することで空気導入細孔12から供給される空気の量で注ぎ口6の中空部13を通過して注がれる酒の量を適量に保つことができる。
図3の実施例は、注口補助具7の空気導入孔9をシール15で塞いだ実施例である。注口補助具7の空気導入孔が塞がれたことにより酒瓶1を傾けてガラスコップに酒
3を注いだ時に酒瓶1の内部に空気が供給されないことがら、注ぎ口6から注がれる
酒3は僅かになる。
酒瓶の口に挿入し使用するでき、酒瓶の口に挿入したときに所定の位置で固定できように瓶の口より大きい固定フランジと、固定フランジの下部には複数の抜け防止用の補助フランジを具たことで酒瓶の口と密着し、酒瓶を傾けてガラスコップに酒を注いだときに補助具の円筒形からなる注ぎ口から適量の酒を注ぐことができる。
1 酒瓶
2 ガラスコップ
3 酒
4 酒瓶の瓶口
5 人の手
6 注ぎ口
7 注口補助具
8 固定フランジ
9 空気導入孔
10 補助フランジ
11 中空ノズル
12 空気導入細孔
13 注ぎ口の中空部
14 空隙部
15 シール

Claims (3)

  1. 酒瓶の口に挿入し使用する補助具であって、本体部の上部に酒瓶の口に挿入したときに所定の位置で固定できように瓶の口より大きい固定フランジと、固定フランジの下部には複数の抜け防止用の補助フランジを具え、本体部の内部には固定フランジ上面から補助具本体の下部に通じる細孔を貫通させた貫通部を具え、貫通部に隣接する本体内部には空隙を設け、本体内部の空隙部の上部と中空の円筒形からなる注ぎ口を接続したことを特徴とする酒瓶容器の注口補助具。
  2. 固定フランジと、補助フランジと、補助具本体と、中空の円筒形からなる注ぎ口は透過性の樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の酒瓶容器の注口補助具。
  3. 本体部の内部に設けた固定フランジ上面の空気導入孔から補助具本体の下部に貫通したさせた貫通孔と補助具本体の下部より20mm〜30mmの位置まで伸長させた中空ノズルの細孔とを連結させたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の酒瓶容器の注口補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013052897A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Suntory Shopping Club Ltd 液体注出具
JP2015101402A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 紀伊産業株式会社 定量ポーラー

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