JP3159326U - 聴診器ホルダー付ナースウェア - Google Patents
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Abstract
【課題】聴診器ホルダーの機能を持つ専用ポケットを取り付けることによって、聴診器を簡便に収納し得るナースウェアを提供する。【解決手段】ナースウェア本体１にイヤーピース及び耳管上部収納ポケット２と、チューブ及びチェストピース収納ポケット５を設置し、聴診器３を保持・収納する。両側解放型（トンネル状）ポケット２は両端からイヤーピース部分を挿入し、耳管部のばね４を利用して外れないようになっている。チューブ及びチェストピース収納ポケット５は従来のポケットより一回り大きく余裕をもってチェストピースとチューブが収納できる。従ってイヤーピース及び耳管上部収納ポケット２とチューブ及びチェストピース収納ポケット５が連携して聴診器３を収納することができ、聴診器の取り扱いが便利になる。【選択図】図１
Description
本考案は、看護師が着用するナースウェアに聴診器をホルダーする専用ポケットを設けたものである。
従来のナースウェアには聴診器全体を収納するポケットがなかったため、聴診器を首の後ろから肩にかけたり、首を挟むようにして装着していた。
看護師の業務において聴診器が必携であるが、従来のポケットでは聴診器全体を収納するには小さく不便であった。そのため、聴診器を首の後部から両肩を経て前胸部に垂らす方法や、首の前面から首を挟むようにして装着している。前者は姿勢の変化や動作で容易に落下しやすく、後者は耳管部分のばねがきつく窮屈で作業しにくい現状であった。従って、姿勢や動作の変化があっても携帯している聴診器が落下しないことと、必要な時に容易に聴診器が取り出せて使用が終わったら容易に収納できるように、ナースウェアと聴診器のホルダーを一体化させて前述の欠点を解決しようとするものである。
ナースウェアの右胸上部に、聴診器のイヤーピース部分及び耳管を収納する両側解放型（トンネル状）のポケットを設置し、右側腹部に聴診器のチューブ及びチェストピースを収納するポケットを設置した。従って、この２つのポケットが連携することによって聴診器を収納し問題点を解決している。
聴診器が姿勢や動作の変化によって落下せず保持され、必要な時にいつでも取り出せて使用が終了したら容易に収納できる。方法が簡単でだれでもできることと、動作時にチューブをドアノブやベッドに引っかける危険性や、落下による器具の汚染を防ぐ効果もある。
聴診器を使用するときは、両耳管部を手で少し広げることによって右胸上部のトンネル状のポケットからイヤーピース及び耳管上部がはずれ、使用者はイヤーピースを両耳に装着する。次に右側腹部のポケットからチェストピースを取り出し、対象の胸部に当てて心臓の音や呼吸音を聴く。聴診が終了したらチェストピースを右側腹部のポケットに戻し、イヤーピース部を耳からはずして右胸上部のトンネル状のポケットに戻す。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１ナースウェアの２は、３聴診器のイヤーピース及び耳管上部を収納するため、両側解放型（トンネル状）のポケットで３全体を吊り下げる役割を果たす。３は軽量であるが、素材は本体の生地より厚めでポケットの上下の縫製部分を強くし３の重量負荷に耐えられるようにしている。２の横幅はイヤーピース及び耳管上部を充分収納できる長さである。また、イヤーピース部分がポケットから外れないのは、３の耳管のばね４の力が常に内側に向いていることを利用しているからである。５はチューブ及びチェストピースを収納するため、従来より大きいポケットにした。これはチェストピースの収納は勿論であるが、チューブが長いために出現する弛む部分を大きいポケットの中で丸く曲げ、チューブがポケットからはみださないで収納されるようにするためである。
看護師が病院等で勤務する時ボールペンやペンライトなどと同様に、ナースウェアに聴診器を常に携帯して仕事ができる。従って、従来の方法より聴診器の取り扱いが便利になる。
１ ナースウェア本体
２ イヤーピース及び耳管上部収納ポケット
３ 聴診器
４ 耳管部のばね
５ チューブ及びチェストピース収納ポケット
６ 小物収納ポケット
７ 左胸ポケット
８ 左側腹部ポケット
２ イヤーピース及び耳管上部収納ポケット
３ 聴診器
４ 耳管部のばね
５ チューブ及びチェストピース収納ポケット
６ 小物収納ポケット
７ 左胸ポケット
８ 左側腹部ポケット
Claims (2)
- 本願のナースウェアは、聴診器のイヤーピース及び耳管上部を収納するため、イヤーピース及び耳管上部収納用ポケットを有している。このイヤーピース及び耳管上部収納用ポケットは、前記のチューブ及びチェストピース収納用ポケットの上方に配置されており、これらの２つのポケットが連携することによって聴診器を収納可能な位置に配置するよう構成された特徴をもつナースウェアである。
- 本願のナースウェアは、聴診器のイヤーピース及び耳管上部を収納するポケットを有し、聴診器の耳管部のばねが内側に付勢することによりイヤーピース及び耳管上部をトンネル状のポケットに収納し聴診器が保持されるように構成された特徴をもつ、請求項１に記載のナースウェアである。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009009421U JP3159326U (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 聴診器ホルダー付ナースウェア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009009421U JP3159326U (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 聴診器ホルダー付ナースウェア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3159326U true JP3159326U (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=54862609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009009421U Expired - Lifetime JP3159326U (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 聴診器ホルダー付ナースウェア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3159326U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026046A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Nagai Les-Ben Kk | 医療、看護、介護用ユニフォーム |
| JP7516181B2 (ja) | 2020-09-17 | 2024-07-16 | ナガイレーベン株式会社 | 衣服 |
-
2009
- 2009-12-28 JP JP2009009421U patent/JP3159326U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026046A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Nagai Les-Ben Kk | 医療、看護、介護用ユニフォーム |
| JP7516181B2 (ja) | 2020-09-17 | 2024-07-16 | ナガイレーベン株式会社 | 衣服 |
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