JP3158753U - ゴルフ用ボールマーカー - Google Patents

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昌生 黒田
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Abstract

【課題】本体が地面に対して起立するゴルフ用ボールマーカーにおいて、長期の使用によりヒンジ部分がゆるくなったとしても本体の起立姿勢を保持できるボールマーカーを提供する。【解決手段】本体表面の周囲近辺の厚さを薄くすることにより表面に凸部を形成した本体と、平面視で該凸部と略同形状の中空部を有する支持体とからなるゴルフ用ボールマーカーであって、該本体と該支持体との周囲の一部をそれぞれヒンジにより連結し、かつ該支持体が該本体凸部に嵌合した状態から該ヒンジを軸として所定角度まで回動し、それ以上は回動しない回動規制手段を設けた。本体あるいは支持体のいずれかの外周にヒンジと対称位置に直線部あるいはテーパーを有した直線部を設け、地面への接地及び本体とリング体の分離に利用可能とする。【選択図】図7

Description

本考案は本体部を地面に対して起立させて設置可能とした視認性に優れたゴルフ用ボールマーカーに関するものである。
従来、ゴルフ用のボールマーカーとして平板状のものが多く用いられてきた。しかしながらグリーン上には起伏があるため、平板状のマーカーではマーカーからプレーヤーまでの距離や角度等によっては見えづらいこともしばしばあった。
このような問題点を解消するため、例えば円形の平板を二枚重ね、それぞれ円周の一部をヒンジ等で連結させ、そのうちの一枚を起立可能としたボールマーカーが考案されている(例えば、特許第3118222号)。この種類のボールマーカーであれば、グリーン上に設置する際に平板を一枚起立させることで、遠くからでも見やすい状態を作り出すことが可能である。
特許第3118222号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された、本体の一部を起立させることにより視認性を高めたゴルフ用ボールマーカーは、使用を続けるとヒンジ等の連結部分が除々にゆるくなってしまい、次第に起立姿勢を保持できなくなってくる。また、本体の一部を起立させることができたとしても、連結部分がゆるくなっていると、風などの力が起立部分に加わることで簡単に折り畳まってしまう。そのため、この類のボールマーカーの使用耐久寿命は非常に短いものであった。
そこで本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、本体部を地面に対して起立させることができ、なおかつ使用を続けてヒンジ等の連結部分がややゆるくなったとしても起立姿勢を保持することができ、風等により簡単には折り畳まないゴルフ用ボールマーカーを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本考案に係るゴルフ用ボールマーカーは、平板状の本体と、中空部を有する支持体とを備え、該本体と該支持体の周囲の一部が連結手段により連結されており、該支持体は連結部分を軸として該本体から所定角度内で回動する回動規制手段を備えていることを要旨とする。
また、本考案に係るゴルフ用ボールマーカーは、円盤状の本体と、中空部を有するドーナツ状のリング体とを備え、該本体と該リング体とは円周の一部がヒンジにより連結されており、該リング体はヒンジを軸として該本体から所定角度内で回動する回動規制手段を備えていることを要旨とする。
また、本考案に係るゴルフ用ボールマーカーは前記構成においてさらに、該本体表面に円柱状の凸部を形成し、該凸部が該リング体の中空部に嵌合可能としたことを要旨とする。
また、本考案に係るゴルフ用ボールマーカーは前記構成においてさらに、該凸部を該リング体の中空部に嵌合させた状態から該リング体がヒンジの軸芯を回動軸として270度〜320度の所定角度まで回動し、それ以上は回動しない回動規制手段を設けることを要旨とする。
また、本考案に係るゴルフ用ボールマーカーは前記構成においてさらに、該本体に軸芯を通すための軸芯孔を有する突出部を設け、該リング体の一部を切断しリング体に両端部を形成し、該リング体の両端部に軸芯を通すための軸心孔をそれぞれ設け、該リング体の両端部を該突出部に嵌合させ、該突出部の軸芯孔と該リング体両端部の軸芯孔とを連通するよう配置し、これらの軸芯孔に軸芯を挿入することでヒンジを形成することを要旨とする。
また、本考案に係るゴルフ用ボールマーカーは前記構成においてさらに、該リング体のヒンジ側ではない先端部が直線部を有し、該リング体と本体とが角度を有して開かない状態から、該リング体がヒンジの軸心を回動軸として90度までの所定角度回動し、それ以上は回動しない回動規制手段を設けることを要旨とする。
本考案は、平板状の本体と中空部を有する支持体とからなり、本体と支持体とはそれぞれ周囲の一部が連結されており、かつ本体と支持体とは連結部が所定角度までしか回動しないようにする回動規制手段を備えたゴルフ用ボールマーカーであるため、支持体を地面に接地させ本体を垂直方向から数十度後方に傾斜した状態で保持すること、あるいは連結部を頂点として本体と支持体とを山型にして、本体及び支持体の先端部を地面に接地して起立させることができる。前者は本体の後方への回動規制がなされているため起立した本体が前面より風を受ける等しても、後方へ折り畳まれることはなく、後者は本体と支持体を最大限回動させた状態で連結部を頂点として本体と支持体の先端部を地面に接地するため、地面の異なる2点において保持され、自重の作用もあり、折り畳まれることなく、形状を保持可能となる。
従って、マーカーの長期間使用することによる連結部の緩みが発生しても、本体の起立姿勢を保持することが可能となり、強風等により簡単には折り畳まれることがない。
実施例1に係るボールマーカーを示す平面図である。 実施例1に係るボールマーカーを示す底面図である。 実施例1に係るボールマーカーを示す側面図である。 実施例1に係るボールマーカー本体を示す平面図である。 実施例1に係るボールマーカー本体を示す側面図である。 実施例1に係るボールマーカーのリング体を示す平面図である。 実施例1に係るボールマーカーの使用状態を示す参考図である。 実施例1に係るボールマーカーの使用状態を示す参考左側面図である。 実施例2に係るボールマーカーを示す平面図である。 実施例2に係るボールマーカーを示す底面図である。 実施例2に係るボールマーカーを示す右側面図である。 実施例2に係るボールマーカー本体を示す底面図である。 実施例2に係るボールマーカーのリング体を示す底面図である。 実施例2に係るボールマーカーの使用状態を示す参考図である。 実施例1に係るボールマーカーの使用状態を示す参考斜視図である。
本考案に係るボールマーカーは主に薄型平板状の本体と中心に中空部を有する薄型平板状の支持体から構成され、本体と支持体は周囲の一部がヒンジ等の連結手段により連結されている。
支持体は本体の表面側に設けられてもよいし、底面側に設けられてもよい。
ボールマーカーは所定の角度以上は回動しない回動角度規制手段を有しており、支持体は例えばヒンジの軸を中心として所定角度回動する仕組みになっている。該回動角度規制手段としてはどのような方法であってもよいが、例えば本体あるいは支持体のヒンジ近辺に凸部あるいは突出した角を形成して所定角度以上回動させると他方の物体に接触するストッパーを設ける方法が考えられる。
また、支持体の回動方向は本体の表面側に支持体を設けて表面側から裏面側に270度以上回転させて、支持体を地面に接地して本体を起立させても良いし、回転角度を90度以内の角度で留まるようにし、連結部を上方にして設置しても良い。また裏面側に支持体を設けて開き、90度以内の角度で留まるようにし、連結部を上方にして設置しても良い。
前者の使用方法の場合、支持体が360度近くまで回動してしまうと、本体が起立しなくなってしまうため、本体と支持体が接触している状態から支持体を回動させる場合の側面視角度としては約270度乃至320度の範囲が好ましく、さらには約290度が最も好ましい。
後者の使用方法の場合、支持体が90度までの所定角度回動する。これ以上の角度で回動してしまうと本体と支持体とで山型を形成するようにして起立させることができなくなるからである。本体と支持体が接触している状態から支持体を回動させる場合の側面視角度としては好ましくは約30度乃至60度の範囲で、最も好ましくは約40度である。
なお、いずれの場合にも支持体あるいは本体のいずれかには接地のためあるいは支持体と本体の分離のための直線部が設けられている。
マーカー本体及び支持体の材質としては例えば金属やゴム、プラスチック等が考えられるが、容易に変形せずある程度の重量及び強度があればどのような材質でもよい。
マーカー本体及び支持体の形状としては角が生じないことから平面視円形が好ましいが、その他三角形や四角形、多角形、楕円形、星型等で形成してもよい。
なお、本体あるいは支持体に磁石を埋没させてもよい。帽子や衣服、キャディーバッグに磁性体部分があればその部分にボールマーカーを吸着させることが可能となり、持ち運びが容易となる。
また、本体表面や支持体表面に社名やゴルフトーナメント名、スポンサー名その他ロゴなどをプリント、塗装等の手段により表示してもよい。これによりボールマーカーを宣伝媒体としても利用することができる。
本考案の一実施形態を図1から図8及び図15を参照しながら説明する。
本実施例に係るボールマーカー(1)は主に薄い円盤状の本体(2)と中空部(6)を有する略ドーナツ状のリング体(3)とから構成されており、本体とリング体とは円周の一部がヒンジ(4)により連結されている。本体の直径は約25mm、厚さは約3mmである。リング体の直径は約25mm、厚さは約1mmであり、中空部の直径は約20mmである。
本体(2)は図4、5に示すように、表面の円周近辺の厚さを薄くした切欠き部(11)が設けられている。これにより本体表面中央近辺には円柱状の凸部(5)が形成されることとなる。該凸部の円の直径とリング体の中空部の直径とは略等しく、かつ切欠き部はリング体の厚さ分(約1mm)だけ薄くなっているため、リング体は本体凸部に嵌合するようになっている。
なお、本考案に係るボールマーカーはこれらのサイズに限定されるものではなく、直径や厚さ等適宜変更してもよい。またリング体を本体よりも重くすることで、以下に述べるようにリング体を地面に接地させて用いる際に本体が安定してマーカー自体も倒れにくくなる。
本体(2)の円周の一部には図4に示すように略矩形状の突出部(7)が設けられている。そしてこの突出部は切り欠いておらず、本体凸部と同等の厚さを有している。また、図6に示すようにリング体の円周の一部は本体突出部の平面視下辺の長さ分だけ切断されている(切断部(15))。
そして本体突出部内部には左右に貫通した細い軸芯孔(8)が設けられている。また、リング体端部の内部にもそれぞれ切断面(16)に垂直となるように左右に貫通した細い軸芯孔(9)が設けられている。
リング体の切断部を本体突出部に嵌合させることで本体の軸芯孔(8)とリング体の軸芯孔(9)が直線上に並び、この孔に細長い鉄や鋼等の軸芯(10)を通すことでヒンジを構成し、本体とリング体とを連結することができるのである。
上記のように本体(2)とリング体(3)とを連結することにより、図7に示すように軸芯(10)を軸としてリング体は手前方向(X方向)に回動可能となる。
また、リング体を手前方向に側面視角度で約290度回動させたところでそれ以上リング体は回動しない仕組みになっている。これはリング体を回動させていった場合、リング体表面の端部近辺が、本体突出部下辺(7)と略平行を成す切欠き部端部(12)の辺の側面部分と接触することでそれ以上リング体が回動しないためである。
図8、図15の使用状態図に示すようにリング体を約290度回動させリング体の裏面を地面に接地させることにより、本体を地面に対する垂直方向よりも約20度後方側に傾斜した状態で起立させることができる。
当然ながら該最大回動角度は約290度に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。回動角度を変更する方法としては、例えば切欠き部端部(12)を平面視で上方あるいは下方に数ミリ移動させればよい。例えば290度以上回動するように変更する場合は、図8において切欠き部端部(12)を数ミリ本体上側に移動させることで、よりリング体を回動させなければ該端部に接触せず、結果として290度以上回動することとなる。
本体(2)の裏面中央には、図2に示すように円盤状の磁石(13)が埋設されている。これにより、例えば衣服や帽子、キャディーバッグ等に純鉄・軟鋼等の磁性体となる箇所があればその部分にボールマーカー(1)を磁力によって接着させて持ち運ぶことが可能となる。
磁石は具体的には永久磁石を使用するが、例えばアルニコ磁石、フェライト磁石、希土類磁石等を用いることができ、特にフェライト磁石が好ましい。
本ボールマーカー(1)は図1及び図3に示すようにリング体(3)を本体凸部(5)に嵌合させた状態でポケットに入れたり、衣服や帽子、キャディーバッグ等に接着させて持ち運ぶ。そして実際にグリーン上に設置する際は、図7に示すようにリング体を本体凸部から嵌脱させ、ヒンジ(4)の作用により軸芯(10)を軸として手前に約290度回動させた状態で図8、図15に示すように地面に設置する。
この状態では、本体表面側から背面側へと力が加わったとしても、上述したように本体切欠き部端部側面とリング体端部表面とが接着し、それ以上は回動しないようになっているため、本体が背面側へと倒れることはない。また、仮に長期使用によりヒンジがゆるくなってしまっていたとしても、同じ仕組みにより本体が背面側へと倒れることはない。
一方、本体背面側から本体表面側へと力が加わったとしても本体は背面側に約20度倒れており、本体の荷重は背面方向へとすでに加わっていることから、表面側へは非常に倒れにくい構造となっている。これはヒンジがゆるくなった場合に特に顕著に表れる利点である。仮にヒンジ部分になんら抵抗が発生しないとしても本体の荷重は背面方向にかかっていることから、背面方向から風(W)程度の力が加えられたくらいでは容易には本体が手前側に倒れない仕組みになっている。
本ボールマーカー(1)は新品の状態では軸芯孔(8)(9)の孔と軸芯(10)とが擦れることで摩擦抵抗が発生するため、リング体は回動しにくい。そのため、新品の状態では本体の起立状態を容易かつ強固に保持できる。
しかしながらボールマーカーを何度も使用し続けることで軸芯と軸芯孔は磨耗し両者間の抵抗は次第になくなってくる。このような状態になったとしても、リング体を約290度回動させて土台とすることで、本体を背面側に約20度倒れた状態で起立状態を保持することが依然可能となる。
したがって本ボールマーカー(1)はヒンジがゆるくなったとしても本体を起立させて使い続けることができ、マーカーを視認性に優れた状態で長期間の使用が可能となるのである。
なお、本体(2)の突出部とは反対側の円周近辺は弧の一部が直線状に切られている直線部(14)が設けられている。これは、リング体を回動させる際にリング体と本体を分離するために、リング体のみを掴めるようにするための工夫である。すなわち、リング体が本体凸部に嵌合した状態からリング体を回動させ始める際、この直線部に指の先端をあてることでリング体の背面部分に触れることができ、そのまま手前側に力を加えることで容易にリング体を回動させることができる。
さらに、リング体を90度以内に開き、この本体の直線部を地面に接地し、本体とリング体を連結部を上方にして用いることも可能である。
また、当然ながら本体を起立させて地面に設置しなければならないものではなく、グリーン上が平坦等の理由により容易にマーカーを視認することができる場合はリング体が本体に嵌合した状態、すなわち薄い円盤状の状態で設置すればよい。
本発明の第2の実施形態について図9から図14を参照して説明する。
本実施例に係るボールマーカー(21)は図9から図12に示すように、主に薄い円盤状の本体(22)と、中心に中空部(26)を有する薄い略楕円状のリング体(23)とから構成される。そして本体とリング体とは円周の一部がヒンジ(24)により連結され、本体の裏面にリング体が設置されている。本体の直径は約25mm、厚さは約3mmである。
なお、該ボールマーカー本体のサイズはこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
図12に示すように、本体底面(32)は円周の一部が左右対称にL字型及び逆L字型に厚さが薄くなるよう切り欠いた切欠き部(25)を有する。これによりこの左右の切欠き部に挟まれた部分には略長方形状の凸部(35)が形成される。そしてこの凸部内部に軸芯を挿入するための軸芯孔(28)が貫通して設けられる。
また、この切欠き面(25’)は、図11に示すように滑らかに湾曲している。
一方、図13に示すようにリング体の円周の一部は切り欠き部が略長方形となるように凹部(30)が設けられている。該凹部は、本体底面(32)に形成される凸部(35)と嵌合するよう切り欠く。このように円周の一部を略コの字状に切抜き凹部を作ることで、凹部の左右には上側に尖った角部(27)(27’)がそれぞれ形成されることとなる。また、この軸受け部(37)は図11に示すようにリング体のその他の部分よりも厚さが厚く、切欠部湾曲面(25’)に対応するように、曲面状であり、外側に尖った角部(27)を有する。
また、図12、図13に示すように、このリング体の角部には凹部の下辺と平行になるよう左右に貫通する形で軸芯孔(29)が設けられている。この軸芯孔の直径は本体凸部に設けられた軸芯孔(28)の直径と略等しい。
リング体のヒンジ部とは反対側の先端部には、図10や図13に示すように直線状に切られた直線部(34)が形成され、図11に示すように、リング体を閉じた場合の本体側に向けてテーパー(38)がもうけられている。この工夫により、本体と直線部との間の空間(36)に指を引掛けることによりリング体を容易に開くことが可能となる。また、リング体を開いてヒンジを上向きにして本体が地面に起立可能となる。
上述の通り、本体底面円周の所定位置には略長方形状の凸部(35)が設けられ、かつリング体円周の所定位置には該凸部に対応する略長方形状の凹部(30)が設けられる。そして凹部と凸部を嵌合させ、軸芯孔(28)(29)に軸芯を通すことでヒンジ(24)が形成される。これにより本体とリング体とが連結され、リング体は軸芯を軸として回動する。
ただしリング体は側面視角度で約40度程度回動させたところでそれ以上は回動しないようになっている。回動の開始時はリング体の軸受け部(37)が本体切欠き面(25’)に沿って回動することとなるが、所定角度以上回動させると図14に示すように、リング体の角部(27)が切欠き面に接触して、それ以上回転が不可能となる。最大までリング体を開くことで約40度という開き角度を保持することができるのである。
なお、当然ながらリング体の開き角度は約40度に限定されるわけではなく、適宜変更が可能である。該角度を変更する場合、例えばリング体角部(27)の外側において上面と下面の接触により形成される角度を変更すればよい(図11参照)。
例えば開き角度を40度以上にする場合は該角部(27)の角度を大きくするとよい。この場合、リング体をより回動させなければ角が本体切欠き部を形成する斜面に接触しなくなり、結果的に開き角度を広くすることが可能となる。
また、本実施例に係るボールマーカー(21)は本体底面(32)の中央近辺に円盤状の磁石(33)を備えている。これは上述したように、衣服や帽子、キャディーバッグ等の磁性体の部分に接着させて持ち運び可能とするためのものである。
この磁石は底面に埋没させてもよいが、底面よりはリング体の厚さ分だけ突出することが好ましい。なぜなら磁石を突出させることにより、リング体を閉じた状態で磁石面とリング体の底面が略同一面となり、この状態で磁性体に接着させると磁性体と磁石との距離が縮まるためである。これにより、より強力に磁性体にマーカーを接着させることができる。
実際に本実施例に係るボールマーカー(21)をグリーン上で使用する際はリング体(23)の直線部(34)を掴み、後方へとリング体を最大角度(約40度)まで回動させる。そして図14に示すように、ヒンジ(24)を頂点として本体(22)とリング体(23)とで山型を形成するようにして地面(G)に設置する。
リング体の地面と接触する部分は図13に示すように直線状に形成されており、かつ、図14に示すように該直線部分にテーパーが設けられていることで形成される斜面(38)が地面と略平行となるよう接地するため、ボールマーカーはぐらつくことなく安定して起立することとなる。
本実施例に係るボールマーカー(21)によると本体とリング体とで山型を形成するようにして地面に設置することから、該ボールマーカーの連続使用によりヒンジ部分がゆるくなったとしても、本体表面を地面に対して起立させた状態で支持することが可能となる。なぜなら、このような態様で使用することによりヒンジ部分には引力によって真下に力が加わることで、本体とリング体が閉じようとする力は発生しないためである。
なお、当然ながら本実施例に係るボールマーカー(21)においても本体を起立させて地面に設置しなければならないものではなく、グリーン上が平坦等の理由により容易にマーカーを視認することができる場合はリング体と本体が閉じた状態、すなわち薄い円盤状の状態で設置すればよい。
1 ボールマーカー
2 本体
3 リング体
4 ヒンジ
5 凸部
6 中空部
7 突出部
8 軸芯孔
9 軸芯孔
10 軸芯
11 切欠き部
13 磁石
14 直線部
21 ボールマーカー
22 本体
23 リング体
24 ヒンジ

Claims (6)

  1. 平板状の本体と、
    中空部を有する支持体とを備え、
    該本体と該支持体の周囲の一部が連結手段により連結されており、
    該支持体は連結部分を軸として該本体から所定角度内で回動する回動規制手段を備えていることを特徴とするゴルフ用ボールマーカー。
  2. 円盤状の本体と、
    中空部を有するドーナツ状のリング体とを備え、
    該本体と該リング体とは円周の一部がヒンジにより連結されており、
    該リング体はヒンジを軸として該本体から所定角度内で回動する回動規制手段を備えていることを特徴とするゴルフ用ボールマーカー。
  3. 該本体表面に円柱状の凸部を形成し、
    該凸部が該リング体の中空部に嵌合可能としたことを特徴とする請求項2に記載のゴルフ用ボールマーカー。
  4. 該凸部を該リング体の中空部に嵌合させた状態から該リング体がヒンジの軸芯を回動軸として270度〜320度の所定角度まで回動し、それ以上は回動しない回動規制手段を設けることを特徴とする請求項3に記載のゴルフ用ボールマーカー。
  5. 該本体に軸芯を通すための軸芯孔を有する突出部を設け、
    該リング体の一部を切断しリング体に両端部を形成し、該リング体の両端部に軸芯を通すための軸心孔をそれぞれ設け、
    該リング体の両端部を該突出部に嵌合させ、該突出部の軸芯孔と該リング体両端部の軸芯孔とを連通するよう配置し、これらの軸芯孔に軸芯を挿入することでヒンジを形成することを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載のゴルフ用ボールマーカー。
  6. 該リング体のヒンジ側ではない先端部が直線部を有し、
    該リング体と本体とが角度を有して開かない状態から、該リング体がヒンジの軸心を回動軸として90度までの所定角度回動し、それ以上は回動しない回動規制手段を設けることを特徴とする請求項2に記載のゴルフ用ボールマーカー。
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